「どうでもいい時間」を見直してみる「どうでもよい時間」の中には、テレビ視聴時間など、減らそうと思えば減らせるものもあるが、どうでもよいと思っていても、削除できない時間もある。 例えば睡眠。睡眠は削りやすいが、将来的な健康や、日中の活動の効率を考えると、やみくもに減らさない方がよい。自分に合った睡眠時間は必ず確保すべきもの。例えば食事やお風呂。食べることや清潔を保つことは、健康に生きていくのに不可欠...
一日の大半は「どうでもいいこと」で占められている「やりたくない」ことに対しては、一度は真剣に対策を考えて方がよいと思うが、実は「どうでもよい雑事」も「やりたいこと」の巨大な敵だ。というより、どうでもいいことは気づきにくいから、余計に厄介だ。 もしかしたら、生活の大半は「どうでもよい(と思っている)こと」で占められているかもしれない。 起きて、服を着替え、ごはん食べて、あれやらこれやらして、ごはん、...
考えてもどうにもならないことは考えないやりたくないことに対して、「やりたくない」という気持ちは、誰でも抱いてしまう。けれど、嫌だと思うことや悩んだりすることは、立ち止まること。立ち困っていても、時計は進み年を取っていくだけ。 将来の不安を考えることもそう。考えても未来など誰にもわからないし、不安になるばかりで楽しくないから考えない。 考えてもどうにもならないことは考えない。「悩む」と「行う」はセッ...
「やりたくないこと」はやらないやりたいことをやる人生を送りたい。それは、裏を返せば「やりたくないこと」をしない人生ということ。やりたくないこと…例えば、仕事。 それなら答えは簡単、辞めてしまえば? 転職すれば? 上司に言えば? 何とかしてそこを脱却する方法がないか考えて、実行すればよいだけの話。 一度は、本当に真面目に真剣に、それを考えてみる。できない理由など、一切考えずに。 「やりたいこと」を邪...
お金持ちならぬ「時間持ち」?「お金持ち」という言い方はあるが、「時間持ち」という言葉はあまり聞いたことがない。「時間がある」「時間がない」という言われ方はするが、それは「何かをする時間がある(と思っている)」「ない(と思っている)」ということだ。 「時間持ち」と言われないのは、とりあえず、地球に生きるすべての人は「1日24時間」を持っているからだろう。 もちろん、生まれてから死ぬまでの合計時間には差...
夢をかなえるには「何をするか」より「いつやるか」(時間を作る)
大人が夢をかなえる難しさはお金?時間?本当に些細な、「明日はおいしいパンを食べる」といった夢は比較的かなえやすいが、もうちょっと大きな夢は、即席で叶えるのは難しい。やりたいことは沢山ある、夢も色々と描いている、としても、それをすぐに実行できないのが大人。 お金がないから? 確かにある程度のお金は必要(お金がないと始められない夢は、「お金を貯める」ということが夢になる場合もある) 時間がないから?...
小説家になりたかった子供の頃の私の夢は小説家だった。 確かに小説を書くのは好きだったが、人と比べて文章力が著しく優れているとか、読書量がすごく多かったということはない。たまに作文や読書感想文で学内の賞もらうことはあったが、県内、ましてや国内のコンクールなどで表彰されたこともなかった。 しかも、小説のネタはいっぱい考えたが、それを完成させることはほとんどなかった。これまでの人生で、小説と言えるものを...
コロナで制限された「夢」「週末に意味もなくウィンドーショッピング」や「カラオケでストレス発散」のような、かつては「ちっぽけ」だった夢ですら、厄介なウイルスによって容易に叶えられなくなった時期があった。 旅に行きたい、評判のレストランに行きたい… そんな小さな夢の前に、得体の知れない疫病が立ちふさがる。多忙で叶えられない夢非常に多忙な時期があった。 考えるべきこと、決めるべきこと、すべきことが次々と...
旅人になるという夢って、スナフキンになること?50になっても、私には夢もやりたいことも沢山ある。 例えば、旅行。旅をしたい。旅人になりたい。ところで…旅人とは職業? それとも趣味? 漠然としたイメージはスナフキンだ。スナフキンは旅人というより、ムーミン谷の人々(妖精?)が冬眠するときに南へ旅立つ、という設定らしいが、あの風貌は、自分にとって旅人のステレオタイプの一つになっている。 とはいえ、旅人に...
メニューの数は多ければ多いほどよいのか?「夢を削りながら年老いていく」ことは、実は不幸とは限らない。 夢は削ったほうが、むしろよいこともある。 例えば、メニューが100種類あるレストランと、3種類の店、どちらのほうが食べたいものを選べるか。 100種類のメニューとやらを見てみたいが、結局選ぶのは1つで、実際には100種類の中から選ぶのは結構大変だ。優柔不断の私は、いつまで経っても決まらないだろう。 100種類...
描いていた未来の自分若い頃、将来の自分の姿を思い描いていた。私は、カナダに住んでいて小説家で、初恋の人と結ばれて男の子と女の子の子供がいて、年に3回くらいはいろんな国を旅していて、気の合う友人に恵まれ、傍らにはかわいい子犬もいる、という姿。一方で、私は「よくない未来」も描いていた。結婚せず、友人もいなくて、収入はようやく食べていける程度。もしくは好きではない相手と結婚して、愛情のない結婚生活を淡々...
『夢』を持たなくてはいけない…のか?「夢を持とう」「将来の夢は何?」というフレーズ、子供の頃から聞かされていた気がする。 だから、具体的に「○○になりたい」「○○したい」ということを、あえて考えなくてはいけないと、私は思いこんできた。「可能性」という名の惑いと、「夢」という名の幻の中で、悩み苦しんでいた。 具体的な夢を描いては、それらを数えきれないほど削ってきたし、その都度後悔したり泣いたり苦しんだり...
陽はまた昇る夢を削りながら 年老いていくことに 気がついた時 はじめて気付く 空の青さに 歌手・谷村新司氏の「陽はまた昇る」の冒頭の歌詞だ。 とある縁で、谷村氏の曲を高校生の頃によく聴いていた。 まだ十代、「老いる」の意味を真に理解するのにはずいぶん早い年齢で、この歌詞に恐れを抱いていた。 「老いるとは夢を削ること」。十代の頃の可能性十代は可能性の塊だ。もしも大きな失敗をして、そのこと自体は取り返し...
老人になるというのは?50代になると、つい過去を振り返って後悔だとか達成感だとかを感じたりもしたくなるが、人生はまだまだ続く。そして、これまで歩んできた年月より短い時間で、今度は「老年期」という時間にたどり着く。 大人になるために何をすればよいのか、子供の頃はずっと考え、行動してきた。勉強したり何かを身につけたり。 大人として何をすればよいのか、大人になってからはずっと考え、行動してきた。お金を稼い...
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