今日は廊下の壁にキャットステップを作った。上がりきると上に渡した板がキャットウォークになっている。 狭い廊下に取り付けたので、大きなものの出し入れがあった時の為に、壁面の板は鬼目ナットを桟に埋め込んでネジで取り外しできるようにした。
2010年頃からハイレゾ再生を行っている。そのきっかけはアキバの秋月電子から販売している小さな一枚基盤から成るDACのキットを作ったことだ。 秋月のDACキット このキット、小さな基盤にDACチップ自体は半田付けされている。DACチップは端子が細かく、何本も狭い間隔で出ているので手作業による半田付けはとても出来そうにない。スペックは16bitでサンプリング周波数は確か48kHzだったのでハイレゾ再生は出来ない。そのDACでCDのリッピングデータを再生ししてみたのであるが、その時の感想は、ただ「ふーん」という感じのものであった。それからオンキョーのDAC-1000Sというのを2年ほどパソコン再生…
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今日は廊下の壁にキャットステップを作った。上がりきると上に渡した板がキャットウォークになっている。 狭い廊下に取り付けたので、大きなものの出し入れがあった時の為に、壁面の板は鬼目ナットを桟に埋め込んでネジで取り外しできるようにした。
私の所有するお二人の著書とMJ誌の連載記事を紹介する。森川忠勇さんの本。『オーディオ真空管アンプ製作ブック』と『オーディオ真空管アンプ製作テクニック』の2冊である。 いずれも回路図に細かく注意点や解説が書き込まれていて、これは近年のこの手の本には全く見られないものであり、森川さんの真空管アンプに対する造詣の深さを示すものである。回路図も多分、手書きの原稿からインキングによるトレースを経て製版されたものであろう。これも近年のこういった技術書では全く見られなくなった手の込んだものだ。 6C33C-B OTLの製作記事 次は森川達夫さんの本。 『初めての真空管アンプ』は300Bシングルアンプを作りな…
第7回目となる「MJオーディオフェスティバル」を東京・秋葉原の損保会館にて見学した。何としても今日見たかったのは「レジェンド試聴会 森川忠勇氏の作品を聴く」というイベント。故森川さんの、EL34プッシュプルステレオパワーアンプと6C33C-BモノラルOTLパワーアンプの2作品を森川さんと交友があった黒川達夫さんと前田欽一郎さんの解説により聴いた。 試聴はゴトウユニットを使用 黒川達夫氏 6C33C-B OTLは93年のMJ無線と実験誌に掲載されたもので、その後、類似した回路は森川さんが経営する「オーディオ専科」のキットになった。ドライバー段に3A/167Mという当時でも入手の困難な球を使ってい…
第7回目となる「MJオーディオフェスティバル」を2025年6月15日(日)に東京・秋葉原の損保会館にて開催。 ということで明日は、よほど酷い雨でなければ行ってみようと思う。かえって午前の出足が鈍い方が私としては助かる。会場は広い方ではないので。 ネットの予告によると、 レジェンド試聴会、読者の試作機大試聴会、レギュラー執筆者による作品発表、出展企業によるデモンストレーション・即売などのプログラムがあるとのこと。
3月にラックスマンのNT-07(ネットワークトランスポート)を購入した。これまでハイレゾのデータ再生は、パソコン(PCオーディオ)ではノイズまみれで不安定なのが嫌だったのでDELAのHA-N1AH20/2というミュージックサーバーを長らく使っていたのであるが、このマシン、音質傾向としては若い人向けのところがあって徐々にそのあたりが不満に思えてきた。更にこれは最初期型なので今の機種に比べるとスペック的に劣るようなのだ。メンテナンスに出せばソフトの更新に対応できるとのことであるが、7万円前後は掛かりそうなので、この際だからDACと同じ(SACDプレーヤーD-10XをDACとして使用)ラックスマン初…
小平市のあじさい公園という所が「あじさい祭り」実施中という情報を目にしたので、今日は自転車で見に行ってみた。花の咲き具合は種類によりけりであったが、概ねこれからが見ごろというところだ。 今日はMマウントに改造したホロゴンのベストな使い方であるソニーαシリーズのサイレントモードを使い本格的に試してみた。 ついでにこの近くの「小平ふるさと村」というのも見てきた。 古民家 郵便局の窓口(以上、今日の写真は全てホロゴンT*16mmで撮影) 多摩湖自転車道の周りには、見物してみる価値のあるスポットが多々あるようだ。そのうち、多摩湖まで行ってみよう。
コシナ製のライカMマウント、ビオゴン21mmF2.8は数年前に新宿の中古屋さんで正月セールの時に少し安くなっていたので購入してみた。 ビオゴン21mm コントラストが高く、発色も良いその描写性は日本製ながら、さすがツァイスというものであったが、∞にヘリコイドを持ってきても二重像が合致しないという故障が気になっていた。この焦点距離なら目測で十分なのでピントが合わない、なんてことは考えにくいのであるが、私の所有する昭和10年前後のライツ社のクラシックレンズでも、これまでこのようなトラブルは全く生じたことがない。最初から狂っていたのか、使っているうちにズレてしまったのか。いずれにしても製造から数年で…
調音パネルは今のところ各面に1個だけ、側壁の1次反射位置付近に置いてみたのである。その効果のほどは何とも言い難いが、試しにこれを撤去してしまうと壁の反射のせいなのか、音に若干の濁りを感じるようになる。もっとパルを増やせば有効であると思う(今後の課題)。 なお、当初階段を上がり切ったところに設置していたネコの脱走防止のための格子戸に代わり設置したのが下記の2つの扉である。 ・第1次防衛ライン 階段下の自作の引き戸。天井のレールによる懸垂式。風通しを良くするためワイヤーメッシュ(100均のよりもしっかりした物)を取り付けている。 ・第2次防衛ライン 玄関に設置したペット用の柵で、これはアマゾンで購…
これは20数年前に作ったアンプである。回路は90年代の無線と実験誌に掲載された、藤本伸一氏による6L6ppから回路を改造してゆき、最後には2A3ppとする連載記事にあったものをベースに部品や電源部に若干の変更を行ったものである。ちょうどその回路で使用しているタンゴの電源トランスMX-280を持っていたので、この機会にと思ったわけだ。但しこのトランスは2度ほど他のアンプで使いまわしており、塗装が汚れていたため真っ赤なアクリルスプレーをかけてチョークとともに写真のように塗装してしまった。 2A3pp ドライバー段のE80CCは最近入手難 直熱式の三極管はシングルでもプッシュプルでも高域にある種のク…
30cm角程度の調音パネルをオーディオアクセサリーの広告でよく見かける。私も昨年、VentoのSQUAREという、見たところとても簡単そうな造りの拡散パネルを2個購入していたのであるが、防音工事がしてある壁にピンとはいえ、穴を開けて取り付けるのは少々憚るし、ましてや最適取り付け位置を見つけるために、あちこち穴だらけにする訳にはいかないので、Ventoに限らず、こういった製品を簡単に付け外しが出来る台を作ることにした。 右が調音パネル取り付け台 台の後ろにある黒い物はブリジストンのQonPETの余り材で作ったパネルである。 この取り付け台、階段を上がりきった所にネコの脱走防止のために付けていた格…
・ホロゴン16mmMマウント改造をデジカメに付ける 以前、ヤフオクでコンタックスG用のホロゴン16mmをMマウントに改造したレンズを手に入れた時の話。レンズガードは見事に切り落としてあり、シャッターへの干渉は無いようにしあることも魅力。 ホロゴン16mmの後ろ側 出品者の撮影事例も載っていて、ニコンのミラーレスで撮影された写真であった。なので、マウントアダプターを介してソニーα7に付けてみて早速撮影したのが下の写真である。 酷いマゼンタ被りで光量低下も著しい。これじゃα7では使えないなぁ、と今度はM10monochromeに付けてみた。何故か光量低下のグラデーションが同心円じゃなくて長方形、セ…
2010年頃からハイレゾ再生を行っている。そのきっかけはアキバの秋月電子から販売している小さな一枚基盤から成るDACのキットを作ったことだ。 秋月のDACキット このキット、小さな基盤にDACチップ自体は半田付けされている。DACチップは端子が細かく、何本も狭い間隔で出ているので手作業による半田付けはとても出来そうにない。スペックは16bitでサンプリング周波数は確か48kHzだったのでハイレゾ再生は出来ない。そのDACでCDのリッピングデータを再生ししてみたのであるが、その時の感想は、ただ「ふーん」という感じのものであった。それからオンキョーのDAC-1000Sというのを2年ほどパソコン再生…
新宿のタワレコさんに行ったらフロアの隅の方で中古CDを扱っているのを見つけ、1枚購入してみた。 これはハイテインクとコンセルトヘボウによる70年代のアナログ録音、「ドン・キホーテ」と「ツァラトゥストラはかく語りき」。元々は別のLPであったものを1枚のディスクに収めたものだ。私は特にR・シュトラウスが好き、という訳ではないのだけれど、「ツァラ・・・」の方は80年代に輸入メタル原盤により作られた国内盤LPを聴いていた。もうLPは全て処分してしまっているので、暫くぶりに聴けるなぁと、買ってみたわけだ。CDは二千年代の国内盤であるけれど、その音はデジタル化らしい分解能と繊細さ、LPでは難しい安定性があ…
西東京市の施設(西原総合教育施設)のグランドで「どんど焼き」が行われた。玄関に飾っていたお正月の小さな締め飾りを持っていき、一緒に焼いてもらった。 TANASHIソーラン会、田無卑弥鼓(和太鼓)、けやき小の6年生有志によるセレモニーのあと、太鼓の音にのせ着火。この地区に引っ越してきてから初めて地域の行事を見た。
機器の背面の写真。 機器背面のケーブル 電源廻りもすっきりしない OPPOからのアナログ出力6本分(SWは使わないがダミースピーカーへ繋ぐために用意)である。もっと配線の絡み合ったシステムをお持ちの方もいらっしゃるだろうけど、私にとっては何だか、ごちゃごちゃしていて気に入らない。 ところでマルチを始めた当初、クオリティーにおいては、それ程高い物が要求されないと思っていたのだが、2chのグレードが上がったせいか、現状では物足りないというのが本音である。
謹賀新年 新年になり暫くぶりにマルチに接続してみた。片づけるのが厄介なので暫くはこのままにしておこう。 フロント用アンプはラックスキットA3550 スピーカーコードがごちゃごちゃ、ピュアオーディオ派の人には好かれないだろう。 ラック上の球形エンクロージャがセンタースピーカー。後ろの300Bアンプはマルチに無関係。 リヤースピーカーはこんな感じ、とても小型。 左上が自作コントロールアンプ。その右がリヤー用のKT88シングルのキット(父製作)。プレーヤー設定にモニターが必要なるというのも厄介だ。 OPPOのユニバーサルプレーヤーで再生 昨年は自然災害、世界情勢、国内政局と不安な事が多い年だった。今…
ヤシカコンタックス(ヤシコン)のレンズで超有名な中望遠レンズ、プラナー85mmF1.4。以前に書いた“プラナー揃い踏み”の中では『無限で設計されているらしく開放付近でボートレート距離の撮影ではボヤボヤした描写、コントラストも低下する。ピンの山も掴みづらい。』としているが、それはフィルム時代のモデル撮影で散々使ってきた感想である。少しフレアがかった柔らかさがそんなレンズの長所でもあったものの、マウントアダプターによりデジカメで使用することになってからは、あの描写では画像を拡大して見てしまう現在ではダメだろうと、まともにこの20年間使っていなかったのである。最近、例の全東京写真連盟での撮影会で久し…
アマゾンで「DELOS(デロス)」レーベルのCDを見つけたので買ってみた。昔、LPでオーマンディー&フィラデルフィアのチャイコフスキー交響曲第6番(写真下段)を持っていたが引っ越しで全てのLPを処分してしまったので、もう我が家にこれらはない。30年ぶりでこの演奏を懐かしく聴けた。デロスレーベルなんて、まだCDであっても販売していたのか~と驚いた次第。80年代初頭のデロスは、サウンドストリーム社のデジタルレコーダーとショップスのマイクロホンを2~3本使用しているが特徴である。このレコーダー、初期の「テラーク」の録音ではお馴染みだ。この頃、マイナーレーベルは(恐らく)先発のテラーク方式を真似た会社…
9月の記事、「ビゾフレックス」に関連し、私が保有するそのレンズについて簡単にご紹介。 私のビゾフレックス用レンズは以下の3本である。 ・エルマー65mmF3.5 エルマー65mm これはマクロレンズである。発色がよく、と言ってもクリアという訳ではなくてコッテリとした味わいのある、私の知る限りではコンタレックス用のプラナー50mmF2の色彩に近い渋めの色調の気がする。少し長い焦点だけれども標準レンズとして、もっと使いこなしたいものだ。 ・テリート200mmF4 80年代以前のライカのレンズ設計、広角レンズに関してはハッキリ言って下手だった。古くは広角レンズ設計の技術を持っていなかったと言いたいく…
2022年に2チャンネルステレオのシステムを紹介したので、今日はうちのマルチのシステムを紹介する。と言ってもそれほど本格的なものではない。これまでたくさん製作した小型アンプをなるべく利用しようとして考えたものである。それにSACDマルチも入ったディスクを持っていたらマルチにはどんな音が入っているのだろうか、と誰でもその音を聞いてみたくなるだろう。 自作5.1chコントローラー 自作のコントローラーは12AU7のカソードフォロワーとしている。このため若干のマイナスゲインとなるのであるが、CDプレーヤーの出力が大きいためそれほど困ることは無い。OPPOはオーディオからすでに撤退しているけれど、今ど…
ヨドバシカメラ本店のオーディオコーナーで切り売りスピーカーコードを見ていたら、QED(このメーカーの事は良く分からない)の「PERFORMANCE MICRO SILVER」という製品の中途半端な長さの売れ残りを少々安く売っていたので試しに買ってみた。非常に高域がクリアなのが印象的だったけれど、長さが不足ぎみでアンプとの距離がやっと。それと被覆が剥きにくいのが難点だ。試しに、これより少し安価な「PROFILE79STRAND」というのもあとから買ってみたのだが、こちらは価格なりの普及機っぽい音であった。あまりアクセサリーで彷徨うのは、いけない事と思うが「乗り掛かった舟」的に何とかこのケーブル問…
私のところで使っているタンノイはアース端子が付いている。一応テスターで調べてみるとアンプに繋がるプラスマイナス端子とは導通は無い。推測だがユニットのフレーム等、回路とは違う所をアースしているのだと考えられる。普段、オーディオルーム専用のアースに繋いでいるが、今日は仮想アースとして3~4mのスピーカーコードを繋いで試聴してみた。平行コードなのでスピーカーと反対側を繋いで2倍の長さにしている。 スピーカーとラックとの間に仮想アースのコードを丸めて置く 丸めた状態 たったこれだけ タンノイのアース端子(一番下) 様々なアクセサリーメーカーが仮想アースを販売しているけれど、もっと安価にできないものかと…
アキバのパーツ屋さんや神保町の古本屋さん、近頃は日曜に営業していない店が多いようだ。18日の土曜は休めたので、アキバで少し買い物をしてから靖国通りを歩いて神保町古書店街を廻った。 光南電気さんのあった所(ラジオデパート2Fにて) 写真は先月で閉店された光南電気さんの跡地。このところアキバ電気街は行くたびに気持ちが落ち込むし、将来がとても不安になる。
・71Aシングルアンプ 昨年のPX25アンプでは、球の費用はまぁ考えないことにして、トランス類だけで約11万円もかかってしまったので、今年はパーツにお金をなるべくかけず、勿論手持ちの部品も中古を含めて活用して71Aのアンプを作ろうと、GW中の今日、アキバへ行ってひとまずトランスだけ購入した。電源トランは20年も前に購入していたノグチトランス製を使うので、今日の買い物はチョークと出力トランとヒーター用の補助トランスである。 トランス ・ラジオ技術誌 ラジオ技術は、基本的に書店販売を止めているのでアキバへ来た時に、これを扱っているラジオセンター(ガード下)の萬世書房で購入することがある。昼過ぎ、店…
カラーウルトロン50mmF1.8 GWの都内、どこへ行っても賑わっており、外国人で一杯である。今日は私も休みなので、久しぶりに銀座のレモン社を覗き旧フォクトレンダー(ローライ傘下時代)のカラーウルトロン50mmという交換レンズを買う。このレンズはVSL3Eという一眼レフボディーとともに学生の頃に愛用していたものだ。引っ越しに伴って急いでコレクション類を片づけなければならなくなり、亡くなった父のコレクションとともにライカとツァイス(ヤシカコンタックス=ヤシコン、ハッセルブラッド、ローライ二眼レフ、コンタレックス)以外の殆どを銀座の中古屋と近くのハードオフに売り飛ばしてしまった。その頃、フルサイズ…
下の写真はどちらもミュンシュ&パリ管弦楽団による幻想交響曲のCDであるが、右側はお馴染みの旧EMIや現在のワーナーレーベルによるものではなく、Grand Slamという音楽評論家の平林直哉氏が主宰するレーベルによるもので、つい先日に新宿のタワーレコードで入手したものだ。著作権の切れた市販のオープンリールテープを入手して余計な手を加えずにCD化しているそうで、その音質は無線と実験誌のソフト紹介欄などでも以前から高く評価されている。 右がGrandSlam、左がAltus(ライブ) 私は東芝EMIレーベル時代のart処理されたCD、ハイレゾ(24bit96kHz)及び「マニアを追い越せ大作戦」とい…
ラックスキットA3500、10年ほど前に父が多分ハードオフで見つけてきたものらしいが、片チャンネルが出力トランスの断線で音が出ない。反対の出力トランとチョーク内からは詰め物が溶け出している。ラックストランスは性能の向上のため独自の巻き線方法と比較的細い電線を使用したようなのであるが、当時の絶縁材が良くなかったのか、その頃のラックストランスは音の良さとともにショートや断線の話もよく耳にする。で、うちのはビス穴がぴったりという理由だけで橋本トランスに交換してしまったのであるが、プリント基板なので負帰還抵抗を弄りまわすのも面倒だったので何の調整も施していないままである。方形波測定は行ってみたけれど随…
電気街が目当てでは無かったのだがアキバを少し散策した。 ニュー秋葉原センター入口 ニュー秋葉原センター、ここは神田寄りのガード下で2000年代までは真空管屋さんやラジオ部品を扱い昭和の香りが漂う店、国際ラジオ等が残っていたが、昨年春に春日無線がラジオセンター1Fに移転して、とうとう電気部品屋さんが無くなってしまったようだ。いまはパソコンやスマホを扱う店と怪しげなブルセラショップ?らしきお店になってしまった。 お店が無くなった通路 年末にネジの西川も店を閉め、千石電商にその業務を引き継いだと聞く。まだまだ通販店や千石さんのような比較的大手のチェーン店系があるけれど、店舗を覗いて面白い物を見つけた…
秋葉原の(今は無くなってしまった)木村無線で90年頃に購入したラックスキットA3550。 ラックスキット A3550 シールド線の配線などいくつか勉強にはなったが、他の自作アンプに比べるとイマイチだったのであまり使わずにいた。引っ越しで新居が見つかるまでの間の1年程、全てのアンプが貸し倉庫行きだったとき、近くに住んでいたプロの音楽家でオーディオマニアの方に暫くお貸ししたことがある。頻繁に使っていたら、ご本人曰く「(音が)大分ほぐれてきたよ」ということであった。引っ越ししてからもさほど使用していなかったので今日は繋ぎ変えてつかってみた。始めは少々ギスギス感もあったが慣れたせいか良く分からないけれ…
ロクタル管でメタルチューブのこの球は、昔のドイツ郵政公社が通信システムの増幅に使用した5極管。電話回線の中継増幅器用なのか? シーメンスC3g とにかく信頼性が高いし、ノイズ対策も万全なはずである。外側の金属を剥がして使った例を見たことがあるが、中が見えないからと言って、そんな使い方はしたくないものだな。一般にドライバー管としての使用であるけれど、パラプッシュにして出力管としての使用もあるそうだ。
表題の古本を入手した。日本文芸社の昭和45年発行である。 購入した本の表紙 詳しく読んでみないと何とも言えないが、その内容は真空管式のラジオなどを改造してステレオアンプにする、レコードプレーヤーの自作(昔のモジュラーステレオにあったような簡易なベルトドライブにセラミック式カードリッジ)、ほんの表紙を飾っている奇抜なデザインのスピーカー(これは長岡氏のお得意分野ではないか)といったところである。私が初めて長岡氏を知ったのは1980年頃に購入したステレオ誌の記事である。この本の発行が70年であるから、その間の10年程で、ずいぶんと長岡氏の造るオーディオのグレードも世間一般のオーディオ装置も急速に発…