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2022/03/29

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  • 『お金に頼らず生きたい君へ 廃村「自力」生活記』

    お金に頼らず 生きたい君へ 廃村「自力」生活記 (14歳の世渡り術) [ 服部 文祥 ]価格: 1562 円楽天で詳細を見る 『お金に頼らず生きたい君へ 廃村「自力」生活記』(服部文祥 河出書房新社)を読了した。「14歳の世渡り術」のシリーズは、むしろ大人が読むべきなのかもしれない。著者は登山家であり、かつ作家でもあり、格好いいと思った。私はさすがに著者のような生活をしようとは思わないが、自給自足の生活に憧れるのは事実だ。できるなら賃金労働もしたくない。単なる怠け者なのかもしれないが、資本主義社会への違和感があるからだと思う。現代社会は生きる実感がなくなっているのではないか? 動物を殺すことも…

  • 『さよならの儀式』

    さよならの儀式 (河出文庫) [ 宮部 みゆき ]価格: 858 円楽天で詳細を見る 『さよならの儀式』(宮部みゆき 河出文庫)を読了した。以前単行本で読んだが、文庫で再読した。宮部みゆきさんはミステリーしか読まない。時代小説は読まない。『鳩笛草』・『クロスファイア』などのSFは、読んでいる。この作品はSFばかり収められているが、短編はあまり好きではない。長編のほうが読み応えがあり、好きだ。やはりSFよりもミステリーのほうが好みだ。それでも「母の法律」(9ページ)・「聖痕」(241ページ)は、読み応えがあった。宮部みゆきさんのファンなら、後悔はしないだろう。

  • 『獣たちのコロシアム 池袋ウエストゲートパーク16』

    獣たちのコロシアム 池袋ウエストゲートパーク106 (文春文庫) [ 石田 衣良 ]価格: 781 円楽天で詳細を見る 『獣たちのコロシアム 池袋ウエストゲートパーク16』(石田衣良 文春文庫)を読了した。単行本で読んだが、文庫になっていたので購入した。この作品は第一弾から読んでいるが、石田衣良さんの文章は、相変わらずキレがある。「タピオカミルクティの夢」・「北口ラブホ・バンディッツ」・「バースデイコールの甘い罠」・「獣たちのコロシアム」、の4つの作品が収録されている。個人的には、「タピオカミルクティの夢」が気に入った。解説は天祢涼さんが書いている。解説は文庫でないと読めないので、読んでみては…

  • 『MISSING 失われるいるもの』

    MISSING 失われているもの (新潮文庫) [ 村上 龍 ]価格: 737 円楽天で詳細を見る 『MISSING 失われるいるもの』(村上龍 新潮文庫)を読了した。『MISSING 失われるいるもの』は、メールマガジン「JMM」→雑誌→単行本→文庫と読んできた。この作品はまるで私小説のような気がした。エンターテインメントではないので、面白いと感じる人は少ないかもしれない。個人的には、『半島を出よ』のほうが好きだ。おそらく新潮文庫で刊行される、初めての村上龍の作品だろう。本体670円(税別)は安いので、買ってもいいのでは?

  • 『ゴーマニズム宣言 コロナ論02』

    【文庫版】ゴーマニズム宣言SPECIAL コロナ論02 (扶桑社文庫) [ 小林よしのり ]価格: 880 円楽天で詳細を見る 『ゴーマニズム宣言 コロナ論02』(小林よしのり 扶桑社文庫)を読了した。日本の全体主義と同調圧力は、恐ろしい。「【特別対談】 在宅緩和ケア専門医・緩和ケア 萬田診療所院長 萬田緑平×小林よしのり コロナで炙り出された日本人の死生観」(175ページ)が、面白い。勉強になった。人間が生まれたら、死ぬのは当たり前だ。もう駄目だと思ったら、潔く死んでいきたい。定価:880円は高いかもしれない。

  • 『ゴーマニズム宣言SPECIAL コロナ論01』

    【文庫版】ゴーマニズム宣言SPECIAL コロナ論01 (扶桑社文庫) [ 小林よしのり ]価格: 825 円楽天で詳細を見る 『ゴーマニズム宣言SPECIAL コロナ論01』(小林よしのり 扶桑社文庫)を読了した。紀伊國屋書店にはなかったので、しかたなく近所の書店で購入した。やっぱり新型コロナウイルスは、インフォデミックだったのかもしれない。ネットニュース編集者・中川順一郎さんによる解説(261ページ)があり、なかなか面白い。しかし文庫なのに、定価:825円は高いような気もする。そのうち文庫でも、1000円くらいするようになるかもしれない。

  • 『現代用語の基礎知識2023』

    現代用語の基礎知識 2023 [ 小泉 悠 ]価格: 1760 円楽天で詳細を見る 『現代用語の基礎知識2023』(自由国民社)を購入した。私は『現代用語の基礎知識』が好きで、毎年楽しみにしている。自由国民社は嫌いな出版社ではない。個人的には「2019」まで分厚くて好きだった。しかし「2020」からすっかり薄くなってしまった。もちろんなくなってしまうよりましだが、複雑な気分だ。『現代用語の基礎知識』は、やっぱり分厚いほうがいい。毎年出版しなくてもよいのではないか? と思う。使い方としては、暇なときにページを繰るとよいと思う。いかんせん安いので(本体1600円+税)、試しに購入してみるのもありだ…

  • 『ゴーマニズム宣言SPECIAL コロナ論04』

    【文庫版】ゴーマニズム宣言SPECIAL コロナ論04 (扶桑社文庫)価格: 880 円楽天で詳細を見る 『ゴーマニズム宣言SPECIAL コロナ論04』(小林よしのり 扶桑社文庫)を読了した。私はすでにワクチン接種したが、果たしてよかったのだろうか? よく分からない。新型コロナウイルスの流行は、日本人の特性を浮き彫りにしたのだろう。曖昧模糊とした世間に支配されている日本人は、滑稽であり、摩訶不思議だ。定価は880円だが、文庫の値段が高くなったと感じてしまう。何とかならないものだろうか?

  • 『ゴーマニズム宣言SPECIAL コロナ論03』

    【文庫版】ゴーマニズム宣言SPECIAL コロナ論03 (扶桑社文庫)価格: 880 円楽天で詳細を見る 『ゴーマニズム宣言SPECIAL コロナ論03』(小林よしのり 扶桑社)を読了した。単行本も所有しているが、やっぱり文庫は読みやすい。今から読んでも十分面白いと思う。日本人の閉鎖的かつ排他的な村意識が、新型コロナウイルスの流行で浮き彫りになったが、思わず辟易してしまう。コロナ禍のせいで、私も相変わらずマスクをしている。一体いつまでマスクをしなければならないのだろう。マスクをするのは本当に面倒くさい。

  • 『激動日本左翼史 学生運動と過激派1960-1972』

    激動 日本左翼史 学生運動と過激派 1960-1972 (講談社現代新書) [ 池上 彰 ]価格: 1012 円楽天で詳細を見る 『激動 日本左翼史 学生運動と過激派1960-1972』(池上彰 佐藤優 講談社現代新書)を読了した。とりあえず左翼について勉強したい人は、おすすめだと思う。『激動 日本左翼史』は、さすがに面白い。読み応えがある。『真説 日本左翼史』は、まだ読んでいない。労農派と講座派、黒田寛一、新左翼と共産党、中核派と革マル派など、キーワードだけでも刺激的だ。しかし当たり前だが、内ゲバは正当化できないし、よくないだろう。この本は池上さんと佐藤さんの対談本なのだが、初心者には、割と…

  • 『ルポ・収容所列島 ニッポンの精神医療を問う』

    ルポ・収容所列島 ニッポンの精神医療を問う [ 風間 直樹 ]価格: 1760 円楽天で詳細を見る 『ルポ・収容所列島 ニッポンの精神医療を問う』(風間直樹/井艸恵美/辻麻梨子 東洋経済新報社)を読了した。まず東洋経済調査報道部は、本当に優秀だと感じた。ジャーナリスト魂があるのだろう。この本を読むと、メンタルクリニックや精神科病院に、絶対に行きたくなくなるだろう。強制入院(医療保護入院)、身体拘束、向精神薬の薬漬けなど、まさしく精神科病院は収容所である。あまりの日本の精神医療のひどさに、暗澹たる思いになってしまう。果たして日本の精神医療がよくなる日は来るのだろうか?

  • 『人新世の「資本論」』

    人新世の「資本論」 (集英社新書) [ 斎藤 幸平 ]価格: 1122 円楽天で詳細を見る 『人新世の「資本論」』(齋藤幸平 集英社文新書)を読了した。前からずっと読みたかったのだが、ようやく読むことができた。「100分de名著」(Eテレ)を視聴し、斎藤幸平氏のことを知り、NHKテキストも購入し、読んだ記憶がある。新書にしてはページ数が多いが、さして難しくはないだろう。マルクスについて学びたい人は、おすすめだ。もしかしたら資本主義について、考えるきっかけになるかもしれない。

  • 『漂流日本左翼史 理想なき左派の混迷1972-2022』

    漂流 日本左翼史 理想なき左派の混迷 1972-2022 (講談社現代新書) [ 池上 彰 ]価格: 968 円楽天で詳細を見る 『漂流日本左翼史 理想なき左派の混迷1972-2022』(池上彰 佐藤優 講談社現代新書)を読了した。個人的に日本の左翼に興味があり、勉強するために読んだ。『真説日本左翼史』・『激動日本左翼史』は、まだ読んでいない。いずれ読もうと思っている。『漂流日本左翼史』は、ページ数が少なく、薄いような気がする。思い切って1冊にまとめたほうが、よかったのではないか? この本は池上さんと佐藤さんの対談なのだが、単行本のほうがよかったのかもしれない。内容は面白い。

  • 『心なき精神医療を父が裁く』

    心なき精神医療を父が裁く [ 竹内實 ]価格: 2200 円楽天で詳細を見る 『心なき精神医療を父が裁く』(竹内實 現代書館)を読了した。息子さんが精神科病院で首吊り自殺してしまい、その後の経緯を記録した本だ。精神医療のひどさがよく分かる本だ。著者が医師なので裕福だと思うので、ここまで(提訴など)抗えるのだろう。一般市民の場合、どうすることもできないだろうし、おそらく泣き寝入りだろう。著者は耳鼻咽喉科だが、精神医療に勉強熱心なのも感心する。おまけに行動力もあるし、優秀な人なのだと思う。伊藤順一郎氏との対談(第5章)も、ためになる。解説はジャーナリストの大熊一夫氏だ。

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