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2022/03/29

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  • 『「人口減少」社会とマルクス経済学』

    『「人口減少」社会とマルクス経済学』(友寄英隆 新日本出版社)を読了した。マルクス経済学に興味があり、読んだが、人口減少にはあまり関心がない。しかしどう考えても、人口が減少していく日本の未来は、暗いだろう。人口減少するのも悪くないかもしれない、と思っていたが、もしかしたら資本主義が終わるのかも……。しかし社会主義国にはならないだろう。この本は著者の力作だが、個人的にはテーマに、あまり興味が湧かなかった。日本共産党の中央委員には、さすがに優れた人がいるのだなあ……、と感心した。

  • 『資本論を読破する』

    資本論を読破する [ 鎌倉 孝夫 ]価格: 7700 円楽天で詳細を見る 『資本論を読破する』(鎌倉孝夫 佐藤優 文藝春秋)を読了した。やたら分厚い本で、驚いてしまう。本当に読めるのだろうか? と心配になるが、内容は思っているよりも平易だし、読みやすいと思う。文藝春秋が発行しているのは意外かもしれない。本体7000円+税は、やっぱり高いだろう。個人的には鎌倉孝夫先生が好きなので。『資本論』について勉強したい人はどうぞ。

  • 『現代用語の基礎知識2024』

    現代用語の基礎知識 2024 [ 小泉 悠 ]価格: 1760 円楽天で詳細を見る 『現代用語の基礎知識2024』(編集・発行 自由国民社)を読了した。私は『現代用語の基礎知識』を毎年購入している。今年は購入しようかどうか迷っていたが、結局書店で購入した。個人的には、以前の分厚い『現代用語の基礎知識』のほうがよかったような気がする。値段は高くてもいいのだが……。「科学・医療」(209ページ)、「情報・社会」(242ページ)あたりは、よく読む。

  • 『ゴーマニズム宣言SPECIAL コロナ論05Final』

    【文庫版】ゴーマニズム宣言SPECIAL コロナ論05 (扶桑社文庫) [ 小林よしのり ]価格: 935 円楽天で詳細を見る 『ゴーマニズム宣言SPECIAL コロナ論05Final』(小林よしのり 扶桑社文庫)を読了した。単行本は購入していたが、文庫になったので、改めて購入した。コンパクトになって、読みやすいのはよい。「第11章 製薬会社の闇1」(219ページ)、「第12章 製薬会社の闇2」(229ページ)は、読んで怖くなったが、納得した。まだ購入していないが、『ゴーマニズム宣言SPECIAL コロナ論総括編 コロナと敗戦/失敗の本質』(小林よしのり 扶桑社)も、機会があれば読んでみよう。

  • 『日没』

    日没 (岩波現代文庫 文芸352) [ 桐野 夏生 ]価格: 990 円楽天で詳細を見る 『日没』(桐野夏生 岩波現代文庫 文芸352)を読了した。単行本は購入したが、文庫になったので購入した。この本はディストピア小説らしいが、いかにも岩波書店らしい、と観じてしまうのは私だけだろうか? 主人公はマッツ夢井という作家だが、療養所に収容されてしまう。それにしても「文化文芸倫理向上委員会」というのは、すごい名称だ。岩波現代文庫のラインナップにあるべき作品だろう。

  • 『同和のドン 上田藤兵衛「人権」と「暴力」の戦後史』

    同和のドン 上田藤兵衞 「人権」と「暴力」の戦後史 [ 伊藤 博敏 ]価格: 1980 円楽天で詳細を見る 『同和のドン 上田藤兵衛「人権」と「暴力」の戦後史』(伊藤博敏 講談社)を読了した。めちゃくちゃ面白い本なので、ぜひ読んでみてほしい。情報量も圧倒的だし、著者の取材力はすごい。上田藤兵衛は、部落解放同盟ではなく、自由同和会の人間だ。いわゆる「同和のドン」と呼ばれている。とはいえ、差別を解消しようとしているのは間違いなく、否定できないのではないか? もちろん同和利権の問題もある。同和問題について、嫌でも考えさせられてしまう。

  • 『ブラック支援 狙われるひきこもり』

    ブラック支援 狙われるひきこもり (角川新書) [ 高橋 淳 ]価格: 1034 円楽天で詳細を見る 『ブラック支援 狙われるひきこもり』(高橋淳 角川新書)を読了した。「8050問題」は社会問題だが、やはり引き出し業者は利用しないほうが安全だ。あまりテレビ番組は、信用しないほうがいいのだろう。ひきこもり支援もビジネスなのだろう。ひきこもりは、かもとして狙われているのかもしれない。結局、資本主義社会ということなのか?

  • 『負けへんで! 東証一部上場企業社長 VS 地検特捜部』

    負けへんで! 東証一部上場企業社長vs地検特捜部 [ 山岸 忍 ]価格: 1870 円楽天で詳細を見る 『負けへんで! 東証一部上場企業社長 VS 地検特捜部』(山岸忍 文藝春秋)を読了した。やはり検察は恐ろしい。著者はプレサンスコーポレーションの創業者だが、そもそも東証一部上場の社長でないと、優秀な弁護団も結成できないし、地検特捜部に対抗できないだろう。一般人だと、免罪を晴らすことができないのではないか? この本を読むと、拘置所がつらいこともよく分かるだろう。当たり前だが、弁護士を信用することが大事だ。

  • 『被差別部落に生まれて 石川一雄が語る狭山事件』

    被差別部落に生まれて 石川一雄が語る狭山事件 [ 黒川 みどり ]価格: 2750 円楽天で詳細を見る 『被差別部落に生まれて 石川一雄が語る狭山事件』(黒川みどり 岩波書店)を読了した。思わず3回も読んでしまった。私は狭山事件のことは、ほとんど知らなかった。マスコミは、表面的なことしか伝えていないと思う。石川一雄さん冤罪なのだが、32年も獄中生活を送ることになる。原因には部落差別があり、国家権力の恐ろしさを思い知らされる。抗うためには、やはり部落解放同盟、部落解放運動も必要なのだろう。著者の黒川みどりさんは、すごいと思う。

  • 『犀の教室 マルクスの名言力 パンチラインで読むマルクス入門』

    マルクスの名言力 パンチラインで読むマルクス入門 (犀の教室) [ 田上孝一 ]価格: 2090 円楽天で詳細を見る 『犀の教室 マルクスの名言力 パンチラインで読むマルクス入門』(田上孝一 晶文社)を読了した。マルクス入門として最適だろう。20節のマルクスの言葉が掲載されている。「9 哲学者たちは世界を様々に解釈してきただけだが、大切なのはそれを変えることである。『フォイエルバッハ・テーゼ』」(129ページ)は、あまりにも有名な言葉だが、やはり格好いい。『共産党宣言』、『資本論』、『経済学・哲学草稿』などの著作から、マルクスの名言が引用されており、解説されている。『99%のためのマルクス入門…

  • 『池袋ウエストゲートパーク19 神の呪われた子』

    神の呪われた子 池袋ウエストゲートパークXIX [ 石田 衣良 ]価格: 1870 円楽天で詳細を見る 『池袋ウエストゲートパーク19 神の呪われた子』(石田衣良 文藝春秋)を読了した。「大塚ウヰスキーバブル」、「〈私生〉流出」、「フェイスタトゥーの男」、「神の呪われた子」が収録されている。表題作は、おそらく旧統一教会のいわゆる宗教2世の問題がモチーフなのだろう。相変わらず文体はスタイリッシュで、読みやすいのはよい。しかし単行本だと間が持たないので、コスパが悪いと感じてしまう。それでも石田衣良さんの作品で、「池袋ウエストゲートパーク」シリーズだけは、これからも読むのだろう。

  • 『「ひきこもり」の30年を振り返る』岩波ブックレットNo.1081

    「ひきこもり」の30年を振り返る (岩波ブックレット 1081) [ 石川 良子 ]価格: 792 円楽天で詳細を見る 『「ひきこもり」の30年を振り返る』岩波ブックレットNo.1081(石川良子・林恭子・齋藤環 岩波書店)を読了した。ひきこもりについてよくまとめてある。岩波ブックレットは薄いので、すぐに読めるだろう。個人的には、「第1章 「ひきこもり」の三〇年を振り返る」「1 「ひきこもり」史を振り返る 林恭子」(6ページ)が、マニアックでよかった。「不登校・「ひきこもり」の年表」も、30年を振り返ることができるので、役立つだろう。

  • 『私の夢はスイスで安楽死 難病に侵された私が死に救いを求めた三十年』

    私の夢はスイスで安楽死 [ くらんけ ]価格: 1540 円楽天で詳細を見る 『私の夢はスイスで安楽死 難病に侵された私が死に救いを求めた三十年』(くらんけ著 彩図社)を読了した。この本の著者・くらんけさんは、CIDP(慢性炎症性脱髄性多発神経炎)だが、もし自分がくらんけさんだったら、どうするだろう? と、考えてしまう。個人的には、人間には死ぬ権利はあると思うし、安楽死は悪くないのではないか? 「父のことば」(172ページ)、「母のことば」(189ページ)は、涙なくしては読めないだろう。

  • 「蘇る『資本論』 若者よ、マルクスを読もう 最終巻」

    甦る『資本論』 若者よ、マルクスを読もう 最終巻 [ 内田 樹 ]価格: 1980 円楽天で詳細を見る 「蘇る『資本論』 若者よ、マルクスを読もう 最終巻」(内田樹 石川康宏 かもがわ出版)を読了した。この本で、『若者よ、マルクスを読もう』は、最終巻だ。『若者よ、マルクスを読もう』(『若マル』)の1、2、3冊目と番外編も、読んでみようと思う。この本には、内田樹さんと石川康宏さんの往復書簡が収録されている。この本を読んで、『共産党宣言』、『資本論』などの本を、ぜひ読んでほしい。しかしマルクシアン、もしくはマルキストを名乗るのは、勇気がいる。

  • 『もっと悪い妻』

    もっと悪い妻 [ 桐野 夏生 ]価格: 1760 円楽天で詳細を見る 『もっと悪い妻』(桐野夏生 文藝春秋)を読了した。この本には、「悪い妻」、「武蔵野線」、「みなしご」、「残念」、「オールドボーイズ」、「もっと悪い妻」、が収録されている。桐野さんのファンは、『OUT』、『柔らかな頬』などの、短編ではない作品が好きなのかもしれない。個人的には桐野さんの作品は、やはり長編が好きだ。ファンなら読んでみてもいいかもしれない。

  • 『六十一歳、免許をとって山暮らし』

    六十一歳、免許をとって山暮らし [ 平野 恵理子 ]価格: 1870 円楽天で詳細を見る 『六十一歳、免許をとって山暮らし』(平野恵理子 亜紀書房)を読了した。『五十八歳、山の家で猫と暮らす』(平野恵理子 亜紀書房)の続編だ。平野さんはイラストレーター、エッセイストであり、山暮らししている。とうとう自動車運転免許を取得したようだ。イラストも素敵だし、エッセイも面白い。山暮らしに憧れる人は、読んでみたらいいと思う。リアルな山の暮らしが分かるだろう。

  • 『フーコーの〈哲学〉 真理の政治史へ』

    フーコーの〈哲学〉 真理の政治史へ [ 市田 良彦 ]価格: 5940 円楽天で詳細を見る 『フーコーの〈哲学〉 真理の政治史へ』(市田良彦 岩波書店)を読了した。フーコーに興味があり、挑戦してみたが、あまりにも難しすぎる……。難解すぎて、ほとんど理解できなかった。ミシェル・フーコーは、やっぱり入門書から読まねばならないのかもしれない。とりあえず『ミシェル・フーコー ―自己から脱け出すための哲学―』(慎改康之 岩波新書)を、読んでみようと思う。

  • 『寝た子はネットで起こされる!? ネット人権侵害と部落差別』

    「寝た子」はネットで起こされる!? ネット人権侵害と部落差別 [ 川口 泰司 ]価格: 1650 円楽天で詳細を見る 『寝た子はネットで起こされる!? ネット人権侵害と部落差別』(川口泰司 公益社団法人福岡県人権研究所)を読了した。この本を読めば、部落差別の実態を知ることができるだろう。インターネット上の差別について、考えさせられるのではないか? 部落差別解消推進法ができたが、インタ-ネットによる人権侵害はひどいものがある。やっぱり信頼できる本を読むことが大事なのだろう。

  • 『ハマのドン 横浜カジノ阻止をめぐる闘いの記録』

    ハマのドン 横浜カジノ阻止をめぐる闘いの記録 (集英社新書) [ 松原 文枝 ]価格: 1056 円楽天で詳細を見る 『ハマのドン 横浜カジノ阻止をめぐる闘いの記録』(松原文枝 集英社新書)を読了した。どうしても「ハマのドン」藤木幸夫さんに、魅せられてしまう。人格の陶冶など、死語かもしれないが、藤木さんには人間的魅力があるし、読書家でもある。なぜカジノ阻止にこだわるのか? 菅官房長官との闘いなど、興味がある人はぜひ一読してほしい。「第三章 藤木幸夫とは何者か?」(117ページ)が、個人的には興味深かった。私はテレビ朝日で放送された「テレメンタリー」、「民教協スペシャル」は、視聴しておらず、ぜひ…

  • 『真珠とダイヤモンド 下』

    真珠とダイヤモンド 下 [ 桐野 夏生 ]価格: 1650 円楽天で詳細を見る 『真珠とダイヤモンド 下』(桐野夏生 毎日新聞出版)を読了した。「第三章 ドリーム」(5ページ)、「第四章 フェイク」(141ページ)、「エピローグ」(274ページ)という構成だ。望月、佳那、須藤、山鼻、水矢子などの登場人物は、バブルの時代を生き、人生を狂わされてしまう。「それがよか。証券会社は男の世界ばい。女の出る幕はなかとよ」(11ページ)、という浅尾瞳の言葉が印象的だ。この作品は、テレビドラマに向いているかもしれない。最近の桐野夏生さんの作品の中では、抜群に面白かった。

  • 『千代田区一番一号のラビリンス』

    千代田区一番一号のラビリンス [ 森達也 ]価格: 2420 円楽天で詳細を見る 『千代田区一番一号のラビリンス』(森達也 現代書館)、を読了した。この作品はフィクションなのだが、天皇が登場しており、タブーに挑戦しているのだろう。しかししょせん著者の想像なので、正直言ってあまり面白くなかった。必然性はあったのだろうか? もちろん話題性はあるのだろうが……。著者である森達也さんの私小説なのではないか? というシーンもあり、ドキュメンタリータッチで楽しめた。個人的には森達也さんは、ドキュメンタリーのほうがいいと思う。しかし気になる人は、この本を読んでみてもいいかもしれない。

  • 『はたちの時代 60年代と私』

    はたちの時代 [ 重信 房子 ]価格: 2860 円楽天で詳細を見る 『はたちの時代 60年代と私』(重信房子 太田出版)、を読了した。報道のせいもあり、重信房子さんには、よくないイメージを抱いている人も多いだろう。しかし正しい、間違っているという判断は、なかなかできないのではないか? カリスマ性があり、行動力もあり、もし学生運動をしていなければ、一角の人物になっていた可能性もある。例えば政治家とか経営者とか……。明治大学に入学→社会主義学生同盟に加盟→共産主義者同盟赤軍派へ参加、と数奇な運命にもてあそばれことになるが、60年代だったからかもしれない。重信房子さんは悪かもしれないが、悪になるの…

  • 『ゼロからの『資本論』』

    ゼロからの『資本論』 (NHK出版新書 690) [ 斎藤 幸平 ]価格: 1023 円楽天で詳細を見る 『ゼロからの『資本論』』(斎藤幸平 NHK出版新書690)、を読了した。『NHK100分de名著 カール・マルクス『資本論』 蘇る、実践の書』(斎藤幸平 2021 1月)を読んでいたので、再読したような気分になった。やっぱり新書は読みやすい。「第1章 「商品」に振り回される私たち」(17ページ)、「第2章 なぜ過労死はなくならないのか」(57ページ)、「第3章 イノベーションが「クソどうでもいい仕事」を生む」(89ページ)までは、納得した。『資本論』の入門書としては、よいのだろう。私もグロ…

  • 『発達障害フリーランス 属さない働き方のすすめ』

    発達障害フリーランス 属さない働き方のすすめ [ 銀河 ]価格: 1760 円楽天で詳細を見る 『発達障害フリーランス 属さない働き方のすすめ』(銀河著 翔泳社)、を読了した。著者は上智大学を卒業し、不動産等投資をするなど、優秀なのだろう。ASD(自閉症スペクトラム障害)、ADHD(注意欠陥多動性障害)などの発達障害の人は、会社勤めではなく、フリ-ランスを目指してはどうだろう? という本だ。発達障害でなくても、フリーランスに興味のある人は、読んでみてもいいだろう。しかし会社に所属しないというのはやはり不安定だし、フリーランスになっても、順調にお金を稼げるとは限らない。当たり前だが……。

  • 『黎明 日本左翼史 左派の誕生と弾圧・転向 1867-1945』

    黎明 日本左翼史 左派の誕生と弾圧・転向 1867-1945 (講談社現代新書) [ 池上 彰 ]価格: 1012 円楽天で詳細を見る 『黎明 日本左翼史 左派の誕生と弾圧・転向 1867-1945』(池上彰 佐藤優 講談社現代新書2712)、を読了した。池上さんと佐藤さんの対談形式だが、あまり対談形式は好きではない。どうしても新書らしくない、と思ってしまう。私が古いのかもしれないが……。それにしても2人の左翼運動の圧倒的な知識には、感嘆してしまう。この本を読むと、左派のマニアックな知識を得ることができるだろう。こだわりがある人は、この本から読み始めて、『真説 日本左翼史』、『激動 日本左翼史…

  • 『ぼんぼん彩句』

    ぼんぼん彩句 [ 宮部 みゆき ]価格: 1980 円楽天で詳細を見る 『ぼんぼん彩句』(宮部みゆき 角川書店)を読了した。宮部みゆきのミステリー、SFは好きなので読んでいるが、歴史小説、時代小説は、あまり好きではないので読んでいない。現代の小説が好きなので、『ぼんぼん彩句』は、とりあえず読んでみた。この本には、短編小説が12作、収められている。俳句をモチーフにしている物語が収録されている。「あとがき」(318ページ~320ページ)が、面白い。個人的には、やっぱり『ソロモンの偽証』のようなミステリーを読みたいのだが……。

  • 『FIRE 最強の早期リタイア術 最速でお金から自由になれる究極メソッド』

    FIRE 最強の早期リタイア術 最速でお金から自由になれる究極メソッド [ クリスティー・シェン ]価格: 1760 円楽天で詳細を見る 『FIRE 最強の早期リタイア術 最速でお金から自由になれる究極メソッド』(クリスティ-・シェン&ブライス・リャン 岩本正明訳 ダイヤモンド社)を読了した。FIRE(Financial Independence Retire Early)のバイブルなのだろう。著者のクリスティ-・シェンとブライス・リャンの肩書は、「早期退職者」だ。結局賢い人は、働かなくてもお金に困らなくなる、ということだろう。お金持ちになるためには、お金のことを知ることが大事で、お金をコント…

  • 『Re Series なぜ格差は広がり、どんどん貧しくなるのか? 『資本論』について佐藤優先生に聞いてみた』

    なぜ格差は広がり、どんどん貧しくなるのか?『資本論』について佐藤優先生に聞いてみた [ 佐藤優 ]価格: 1589 円楽天で詳細を見る 『Re Series なぜ格差は広がり、どんどん貧しくなるのか? 『資本論』について佐藤優先生に聞いてみた』(佐藤優監修 Gakken)を読了した。正直言って、簡単すぎるかな……、という印象を受けた。初心者の人にはいいのかもしれない。コンパクトにまとめられている。資本主義のシステムに興味のある人は、読んでみてはどうだろう。

  • 『銃を置け、戦争を終わらせよう 未踏の破局における思索』

    銃を置け、戦争を終わらせよう 未踏の破局における思索 [ 高村 薫 ]価格: 2090 円楽天で詳細を見る 『銃を置け、戦争を終わらせよう 未踏の破局における思索』(髙村薫 毎日新聞出版)を読了した。髙村薫さんの作品は、『マークスの山』など、おおむね読んでいる。しかしやはり小説が読みたい気もする。個人的には、『我らが少女A』のような物語を読みたいのだが……。『時代へ、世界へ、理想へ 同時代クロニクル2019→2020』から、もちろん読んでいる。この時評も読んでみたが、悪くはない。しかし本体1900円(税別)は、高く感じてしまうのも事実だ。

  • 『炎上フェニックス 池袋ウエストゲートパーク17』

    炎上フェニックス 池袋ウエストゲートパーク107 (文春文庫) [ 石田 衣良 ]価格: 803 円楽天で詳細を見る 『炎上フェニックス 池袋ウエストゲートパーク17』(石田衣良 文春文庫)を読了した。単行本も読んでいたが、文庫化されたので、再度読んだ。IWGPシリーズは食傷気味なのだが、やっぱり面白い。IWGPシリーズだけは読み続けている。第17弾は、「P活地獄篇」、「グローバルリングのぶつかり男」、「巣鴨トリプルワーカー」、「炎上フェニックス」が収録されている。マッチング・サイト、ぶつかり男、フードデリバリー、ネット上での炎上など、相変わらず世相を反映している。マコト、タカシの活躍を読みた…

  • 『宇垣美里のコスメ愛 / BEAUTY BOOK』

    宇垣美里のコスメ愛 BEAUTY BOOK [ 宇垣 美里 ]価格: 1650 円楽天で詳細を見る 『宇垣美里のコスメ愛 / BEAUTY BOOK』(宇垣美里 小学館)を読了した。宇垣さんの顔が好きなのもあるが、メイクの資料になるかも? と思い、読んでみた。奥付を見ると、「STAFF」には、「人物撮影・静物撮影・ヘア&メイク・スタイリスト・撮影協力・デザイン・編集」など、たくさんの人が関わっていると分かる。「衣装クレジット」(142ページ)、「SHOP LIST」(143ページ)なども、掲載されている。興味のある人は、参考になるかもしれない。

  • 『農協のフィクサー』

    農協のフィクサー [ 千本木 啓文 ]価格: 1980 円楽天で詳細を見る 『農協のフィクサー』(千本木啓文 講談社)を読了した。中川泰宏氏のことは知らなかったが、フィクサーにまで成り上がることができたのは、資質に恵まれたからだろう。中川泰宏氏は、足に障害があったり、動物好きだったり、個人的にはシンパシーを感じてしまう。ビジネスで成功するには、「清濁併せ呑む」ことも必要なのだろう。野中広務との権力闘争も、すさまじい。権力者に負けない著者は、記者魂があるし、ダイヤモンド社も立派だ。講談社も、さすがにいい本を出版する。

  • 『MR』(上)

    MR(上) (幻冬舎文庫) [ 久坂部 羊 ]価格: 825 円楽天で詳細を見る 『MR』(上)(久坂部羊 幻冬舎文庫)を読了した。MR(Medical Representative)とは、医薬情報担当者のことだ。この物語を読めば、MRの世界を、垣間見ることができるかもしれない。著者の久坂部羊さんは、医師なのだが、なぜMRのことを書けるのだろう? 主人公は、天保薬品・紀尾中だが、おそらくフィクションの中にしかいないのだろう。この本を読み、医師が嫌いになったので、病院に行きたくなくなった。MRも嫌いになり、なるべく薬を飲まないようにしよう、と思った。もちろん良心的な医師も、MRもいるのだろう。い…

  • 『TJMOOK これで安心! スマホのセキュリティ&パスワード管理術』

    これで安心! スマホのセキュリティ&パスワード管理術 (TJMOOK)価格: 1100 円楽天で詳細を見る 『TJMOOK これで安心! スマホのセキュリティ&パスワード管理術』(宝島社)を読了した。書店でいいかも? と思い、購入した。セキュリティの本は少なく、本で知識を得るのは難しい。上級者向けではなく、初心者向けの本だが、案外いいかもしれない。ムックだから薄い本だし、定価1100円は高いと感じる人も多いだろう。情報も少ないから、物足りない人もいるだろう。しかしセキュリティの本は少ないから、重宝するのではないか? 「パスワード管理ノート」も付録だし、損はしないだろう。

  • 『学生街の殺人』

    学生街の殺人 (講談社文庫) [ 東野 圭吾 ]価格: 946 円楽天で詳細を見る 『学生街の殺人』(東野圭吾 講談社文庫)を読了した。東野圭吾作品は、正直言ってあまり読まない。『卒業』(東野圭吾 講談社文庫)、くらいしか読んでいない。『卒業』・『学生街の殺人』は、20代のときに繰り返し読んだ記憶はある。しかしネットで新古書店に売却した。この物語の主人公は光平だが、大学卒業後、企業に就職していない。光平はフリーターになるのだろうか? いわばモラトリアムだ。広美という恋人がいる。『学生街の殺人』を再度読みたくなったのは、光平に対して、郷愁を覚えたからだろう。

  • 『今、「資本論」をともに読む』

    今、「資本論」をともに読む [ 石川康宏 ]価格: 1980 円楽天で詳細を見る 『今、「資本論」をともに読む』(石川康宏 関野秀明 萩原伸次郎 山口富男 新日本出版社)を読了した。この本は、「第Ⅰ部 マルクスはなぜ面白いのか」(7ページ)と、「第Ⅱ部 座談会 新版『資本論』の完結によせて」(109ページ)から構成されている。「第1章 『資本論』の旅とこの社会 石川康弘」(8ページ)と、「第4章 新版『資本論』の刊行と今日の世界 山口富男」(92ページ)は、分かりやすく、初心者向きだろう。『資本論』の勉強ができるのではないか?

  • 『芝浦屠場千夜一夜』

    芝浦屠場千夜一夜 [ 山脇史子 ]価格: 1650 円楽天で詳細を見る 『芝浦屠場千夜一夜』(山脇史子 青月社)を読了した。なぜこの本を読み始めたのだろう。自分でもよく分からない。この本の舞台は、芝浦屠場だ。屠場に対する偏見や差別があり、気分が重くなってしまう。屠場のことはタブーだし、おそらく社会が覆い隠しているのだろう。著者は実際に芝浦で働き、根性があるし、感心してしまう。労働運動や部落解放運動のことも、勉強できるだろう。「組合事務所 ~宿題」(175ページ)を読んで、月並みだが感心した。一読してほしい。

  • 『note完全マニュアル[第2版]』

    note完全マニュアル[第2版] [ 八木重和 ]価格: 1650 円楽天で詳細を見る 『note完全マニュアル[第2版]』(八木重和著 秀和システム)を読了した。[第1版](というのだろうか?)は持っているが、正直言ってあまり違いはよく分からなかった。もっとnoteを使いこなしたいと思い、とりあえず読んでみた。このシリーズは解説が丁寧だし、分かりやすい。個人的には、「SPECIAL」(287ページ)は、必要なのだろうか? と感じた。本当に「完全マニュアル」だと思う。

  • 『MR(下)』

    MR(下) (幻冬舎文庫) [ 久坂部 羊 ]価格: 825 円楽天で詳細を見る 『MR(下)』(久坂部羊 幻冬舎文庫)を読了した。実は上巻を読んでいないので、ストーリーがよく分からない。そのうち上巻も読んでみよう、と思う。久坂部羊さんの作品は、初めて読んだ。MRとは医薬情報担当者のことだ。この物語はもちろんフィクションだが、MRの仕事の内容が分かるかもしれない。医薬業界の実情も、理解できるだろう。主人公・気尾中のようなMRは、いるのだろうか?

  • 『漫画サピエンス全史 人類の誕生編』

    漫画 サピエンス全史 人類の誕生編 [ ユヴァル・ノア・ハラリ ]価格: 2090 円楽天で詳細を見る 『漫画サピエンス全史 人類の誕生編』(原案・脚本ユヴァル・ノア・ハラリ ダヴィッド・ヴァンデルムーレン:脚本 ダニエル・カザナヴ:漫画 安原和見:訳 河出書房新社)を読了した。とにかく分厚い本だが、中身は漫画なので、読むのにあまり時間はかからないと思う。漫画なのだが、ダニエル・カザナヴのイラストがおしゃれだし、読むのに苦にならないのでは? 子供にもこの本をを薦めることができる。ユヴァル・ノア・ハラリ著の『サピエンス全史』は、やはり読まないといけない。本体1900円(税別)は、内容の割には安い…

  • 『アナーキズム 政治思想史的考察』

    アナーキズム 政治思想史的考察 [ 森政稔 ]価格: 2970 円楽天で詳細を見る 『アナーキズム 政治思想史的考察』(森政稔 作品社)を読了した。個人的にアナーキズムに興味があり、読んでみた。アナーキストは、大杉栄、バクーニンくらいは知っている。この本はなかなか難しい。「Ⅱ 先駆者たち」(79)では、W・ゴドウィン、M・シュティルナー、「Ⅲ マルクス、プルードン、フランス社会主義」(177)では、マルクス、プルードンが 紹介されており、学習できるだろう。「註」(299)、「索引」(ⅰ)も、きちんとしている。しかし定価:本体2700円(税別)は、安くはない。

  • 『漫画サピエンス全史 文明の正体編』

    漫画 サピエンス全史 文明の正体編 [ ユヴァル・ノア・ハラリ ] 価格: 2640 円 楽天で詳細を見る 『漫画サピエンス全史 文明の正体編』(原案・脚本ユヴァル・ノア・ハラリ ダヴィッド・ヴァンデルムーレン:脚本 ダニエル・カザナヴ:漫画 梶山あゆみ:訳 河出書房新社)を読了した。やはり漫画は読みやすい。「グラフィック・ノベル」と言うらしい。『漫画サピエンス全史 人類の誕生編』も、読むつもりだ。ホモ・サピエンスは、農業革命しないほうがよかったのかも? 小麦は賢い。やっぱりユヴァル・ノア・ハラリの本は、よい。『サピエンス全史』も、読んでみよう。大きくて分厚い本だが、2640円(10%税込)は…

  • 『はじめてでも今すぐできる! 50代からのLINE超入門 超最新版』

    はじめてでも今すぐできる!50代からのLINE超入門 超最新版 (メディアックスMOOK)価格: 1100 円楽天で詳細を見る 『はじめてでも今すぐできる! 50代からのLINE超入門 超最新版』(メディアックス)、を読了した。書店にはLINEの入門書はたくさんあったが、この本が一番見やすく、分かりやすかったので、購入した。「2023年7月31日発行」となっているので、情報も古くないはずだ。値段も定価1100円は高くないし、本の大きさも、ちょうどいい。LINEをまだ使っていない人には、なかなかよいのではないか。これ1冊で、一通りLINEの使い方を習得できるだろう。

  • 『月5万円を安定的に稼げる 55歳からの副業アフィリエイト』

    月5万円を安定的に稼げる 55歳からの副業アフィリエイト [ Teresaさくま かずこ ]価格: 1760 円楽天で詳細を見る 『月5万円を安定的に稼げる 55歳からの副業アフィリエイト』(Teresaさくまかずこ著 染谷昌利監修 日本実業出版社)を読了した。アフィリエイトについてはハウツー本をたくさん読んだ。著者の略歴が書いてあるが、格好つけておらず、なかなか面白い。この本はさして真新しくないが、アフィリエイトに挑戦してみようという人にはおすすめかも? しかし内容が、あまりにも楽観的すぎるような気がするが、どうだろう。実際には、アフィリエイトで月5万円を稼ぐのも、相当大変なのだが……。

  • 『今を生きる思想 マルクス 生を呑み込む資本主義』

    今を生きる思想 マルクス 生を呑み込む資本主義 (講談社現代新書) [ 白井 聡 ]価格: 880 円楽天で詳細を見る 『今を生きる思想 マルクス 生を呑み込む資本主義』(白井聡 講談社現代新書)を読了した。この本は、「第一章 思想家マルクスの誕生」(13ページ)、「第二章 『資本論』の世界」(49ページ)、「第三章 「包摂」の概念、「包摂」の現在」(99ページ)から構成されている。以前、『武器としての「資本論」』(白井聡 東洋経済新報社)を読んだ。私は改めて復習するつもりで読んだが、物足りなかった。しかしマルクスを学ぶ初心者にはよいだろう。

  • 『マンガでわかる! うつの人が見ている世界』

    マンガでわかる!うつの人が見ている世界 [ 大野裕 ]価格: 1738 円楽天で詳細を見る 『マンガでわかる! うつの人が見ている世界』(大野裕監修 NPO法人地域精神保健福祉機構監修 工藤ぶちマンガ 文響社)、を読了した。漫画なので、さすがに読みやすい。うつ病のことがよく理解できるだろう。工藤ぶちさんの漫画が、かわいいのでよい。この本は「第1章 うつの人が見ている世界」(17ページ)と「第2章 うつの人の世界に寄り添うコツ」(131ページ)、から構成されている。私にもうつのような症状があり、もしかしたら私もうつかもしれない……、と不安になった。

  • 『よしりん辻説法⑥ 恋愛論・完』

    よしりん辻説法6 恋愛論・完 [ 小林よしのり ]価格: 1400 円楽天で詳細を見る 『よしりん辻説法⑥ 恋愛論・完』(小林よしのり 光文社)を読了した。買う気はなかったのだが、書店で見つけたので、購入した。「よしりん辻説法」は、「FLASH」に掲載されており、時折読んでいた。漫画なのですぐに読めるが、文字は多い漫画かもしれない。値段は高くはないが、¥1400-(税込)は、最近はなぜか高いと感じてしまう。

  • 『ゴーマニズム宣言SPECIAL 愛子天皇論』

    ゴーマニズム宣言SPECIAL 愛子天皇論 [ 小林よしのり ]価格: 1870 円楽天で詳細を見る 『ゴーマニズム宣言SPECIAL 愛子天皇論』(小林よしのり 扶桑社)、を読了した。『天皇論 平成29年』(小学館)は、以前読んだ。『SAPIO』(小学館)も読んでいたし、『週刊SPA!』(扶桑社)も、たまに読んでいる。この本は分厚い本が、『ゴーマンズム宣言SPEIAL』は、やはり漫画だから読みやすい。「皇統問題基本用語解説」(319ページ)、「天皇系図」(325ページ)も、役に立った。値段は¥1700Eだが、損しないと思う。

  • 『本当の自由を手に入れる お金の大学』

    本当の自由を手に入れる お金の大学 [ 両@リベ大学長 ]価格: 1540 円楽天で詳細を見る 『本当の自由を手に入れる お金の大学』(両@リベ大学長 朝日新聞出版)を読了した。この本は中身がカラフルで読みやすく、値段が¥1400Eは安いのでは? これからは「貯める・稼ぐ・増やす・守る・使う」、という力が必要になるだろう。個人的には、「STEP1お金を《貯める》ー支出を減らして貯蓄を増やそうー」(23ページ)が、役に立った。おかげでお金の知識を得ることができたし、ためになった。この本を繰り返し読む必要があるだろう。ブログも見るし、YouTubeチャンネルも視聴してみようと思う。

  • 『よしりん御伽草子』

    よしりん御伽草子 [ 小林よしのり ]価格: 2750 円楽天で詳細を見る 『よしりん御伽草子』(小林よしのり 光文社)を読了した。「かぐや姫」(5ページ)、「かさじぞう」(25ページ)、「ばば汁子守歌」(43ページ)、「かちかち山」(51ページ)、「ももたろさん」(69ページ)、「うらしまたろさん」(103ページ)、が収録されている。オールカラーの絵本集なので、値段は高い。¥2500Eなので、購入する人を選ぶ作品かも? 個人的にはやっぱり、『よしりん辻説法』(光文社)、『ゴーマニズム宣言』(扶桑社)のほうが好きだ。ファンなら買ってもいいかもしれない。

  • 『精神に疾患は存在するか』

    精神に疾患は存在するか [ 北村 俊則 ]価格: 2970 円楽天で詳細を見る 『精神に疾患は存在するか』(北村俊則 星和書店)を読了した。『精神に疾患は存在するか』というタイトルが気にあり、とりあえず読んでみた。精神科診断について考えさせられる。この本は星和書店の本なので、もちろん専門書なのだが、案外楽しく読めた。医師、看護師、精神科ソーシャルワーカーなど、専門家が読んでも、面白いと思う。一般の人でも、精神医学に興味のある人はおすすめできる。値段は¥2700Eなので高いが、学術書だからしょうがないのだろう。

  • 『精神医療の現実』

    精神医療の現実(1) (角川新書) [ 岩波 明 ]価格: 1034 円楽天で詳細を見る 『精神医療の現実』(岩波明 角川新書)を読了した。以前たまたま、『精神科医が狂気をつくる 臨床現場からの緊急警告』(岩波明 新潮文庫)、を読了していた。この新書と内容が重なっており、もしかしたら読まなくてもよかったかもしれない。内容が面白くて、思わず一気に読んでしまった。精神医学のエッセイのような感じだが、読み物として面白い。発達障害のことなども書いており、タイムリーなのではないか? しかし値段のことを考えると、新潮文庫の本のほうがよかったかもしれない。

  • 『ユーチューバー』

    ユーチューバー [ 村上 龍 ]価格: 1760 円楽天で詳細を見る 『ユーチューバー』(村上龍 幻冬舎)を読了した。「ユーチューバー」(5ページ)、「ホテル・サブスクリプション」(87ページ)、「ディスカバリー」(115ページ)、「ユーチューブ」(143ページ)、の四篇が収められている。この作品は、村上龍の私小説なのだろうか? もちろんフィクションも交えているのだろう。どこか『MISSING 失われているもの』、のような感じもする。よくも悪くも、ファンなら相変わらず……、という気がするかもしれない。私は村上龍の文体が好きなので、内容はどうでもよく、かまわないのだが……。もちろんファンなら買い…

  • 『マルクス 古き神々と新しき謎 ――失われた革命の理論を求めて』

    マルクス 古き神々と新しき謎 失われた革命の理論を求めて [ マイク・デイヴィス ]価格: 3520 円楽天で詳細を見る 『マルクス 古き神々と新しき謎 ――失われた革命の理論を求めて』(マイク・デイヴィス 佐復秀樹訳 宇波彰解説 明石書店)、を読了した。著者のマイク・デイヴィスは、「訳者あとがき」(297ページ)より引用すると、「……食肉工場で働き、トラックの運転手をしながら左翼運動に係わり、……」とあり、元プロレタリアートだ(現在はカリフォルニア大学の名誉教授)。私がこの本を理解できているかは、かなり怪しい。おそらく読解力がないだけだろう。それでも、もっとマルクスについて勉強しなければ………

  • 『真珠とダイヤモンド 上』

    真珠とダイヤモンド 上 [ 桐野 夏生 ]価格: 1760 円楽天で詳細を見る 『真珠とダイヤモンド 上』(桐野夏生 毎日新聞出版)を読了した。上巻は「プロローグ」(4ページ)、「第一章 バブル」(11ページ)、「第二章 フィーバー」(241ページ)、から構成されている。萬三証券株式会社・福岡支店を舞台にした、伊東水矢子と小島佳那の物語だろう。上巻は面白くて、一気に読んでしまった。下巻から先に読んでしまい、あらすじがよく分からなかったのだが、また下巻を読んでみよう。桐野夏生さんの作品は、『日没』(岩波書店)、『砂に埋もれる犬』(朝日新聞出版)、『インドラネット』(角川書店)と購入し、読んだ。最…

  • 『障害のある人の欠格条項ってなんだろう? 資格・免許をとって働き、遊ぶには』

    障害のある人の欠格条項ってなんだろう? Q&A 資格・免許をとって働き、遊ぶには [ 臼井 久実子 ]価格: 1650 円楽天で詳細を見る 『障害のある人の欠格条項ってなんだろう? 資格・免許をとって働き、遊ぶには』(臼井久美子編著 解放出版社)を読了した。薄い本なので、読みやすいだろう。「障害や疾患のある人の運転免許はどのようになっていますか? 臼井久美子」(46ページ)、「部屋を借りるとき、どんな問題がありますか? 瀬山紀子」(65ページ)あたりは、役に立つのではないだろうか? 「ぜひ知っておきたい法律」(137ページ)、参考図書・ウェブサイトなど(138ページ)も、参考になると思う。「テ…

  • 『82年生まれ、キム・ジヨン』

    82年生まれ、キム・ジヨン (単行本) [ チョ・ナムジュ ]価格: 1650 円楽天で詳細を見る 『82年生まれ、キム・ジヨン』(チョ・ナムジュ 訳斎藤真理子 筑摩書房)を読了した。著者はチョ・ナムジュで、この本はやはりフェミニズム小説だと思う。韓国の女性の生きづらさが描かれている。女性差別については、韓国も日本もあまり変わらないのではないか? と感じた。キム・ジヨンが精神科に通うのも、現代的だろう。MeToo運動が起きるのも、むべなるかな、という気もする。『82年生まれ、キム・ジヨン』は、文庫(ちくま文庫)になっている。こちらは¥748なので、お買い得かもしれない。

  • 『絶望の自衛隊 人間破壊の現場から』

    絶望の自衛隊 人間破壊の現場から [ 三宅 勝久 ]価格: 1870 円楽天で詳細を見る 『絶望の自衛隊 人間破壊の現場から』(三宅勝久 花伝社)を読了した。なかなかショッキングなレポートである。この本を読むと、自衛隊の本当の姿が見えてくるかもしれない。著者の三宅勝久さんは知らなかったが、真のジャーナリストだと思う。自衛隊のいじめ、パワハラ、自殺は、まさに「人間破壊」なのだろう。政府の宣伝に惑わされず、やはり本を読まないと駄目だと感じた。『自衛隊員が泣いている』、『自衛隊員が死んでいく』も、読んでみようと思う。自衛隊に入ろうと思っている人は、必読です。

  • 『めざせFIRE! 知識ゼロから経済的自由を勝ちとる』

    めざせFIRE! 知識ゼロから経済的自由を勝ちとる [ ぽんちよ ]価格: 1540 円楽天で詳細を見る 『めざせ! 知識ゼロから経済的自由を勝ちとる』(ぽんちよ 主婦の友社)、を読了した。Financial Independence, Retire Early、つまりFIREを目指す人、FIREを達成したい人は、この本はおすすめだ。「PART2 投資で増やす」(27ページ)、「PART3 節約で貯める」(107ページ)、「PART4 副業で稼ぐ」(141ページ)あたりは、個人的に役に立った。この本では、節約、副業よりも、投資に紙面を割いている。サラリーマンに向いていない人、賃金労働をしたくな…

  • 『できるゼロからはじめるパソコンお引越し Windows8.1/10⇒11超入門』

    できるゼロからはじめるパソコンお引っ越し Windows 8.1/10⇒11超入門 (できるシリーズ) [ 清水理史 ]価格: 1738 円楽天で詳細を見る 『できるゼロからはじめるパソコンお引越し Windows8.1/10⇒11超入門』(清水理史&できるシリーズ編集部 インプレス)を読了した。この本は初心者向けで、とりたてて買う必要もなかったのだが、1738円(定価)支払って、書店で購入した。私はバックアップや引っ越しが苦手で、解説書が欲しくなり、この本を読んだ。さすがに分かりやすい。「第2章 古いパソコンからデータをコピーしよう」(37ページ)、「第3章 メールのデータをコピーしよう」(…

  • 『めざせサイドFIRE! 個人で生きぬく副業入門』

    めざせサイドFIRE! 個人で生きぬく副業入門 [ ぽんちよ ]価格: 1540 円楽天で詳細を見る 『めざせサイドFIRE! 個人で生きぬく副業入門』(ぽんちよ 主婦の友社)を読了した。私は著者のぽんちよさんのことは、よく知らないが、「投資系YouTuber」らしい。Financial Independence, Retire Earlyを目指す人は、読んでみてはどうだろう。この本には、せどり、ブログ、YouTubeなど、副業についてのノウハウが習得できると思う。とりあえず初心者は、ポイ活でもしないよりはよいのだろう。もちろん節約も大事だし、「NISA」や「iDeCo」などの投資も大切だ。サ…

  • 『Paso ASAHI ORIGINAL パソコンで困ったときに開く本2023 Windows11対応版』

    パソコンで困ったときに開く本 2023 (アサヒオリジナル) [ 朝日新聞出版 ]価格: 1540 円楽天で詳細を見る 『Paso ASAHI ORIGINAL パソコンで困ったときに開く本2023 Windows11対応版』(朝日新聞出版)を読了した。書店でいろいろ見比べてみたが、この本は情報量が多くてよいと思ったので、購入した。本体の価格(1540円)は、安いと思う。個人的には、「特集3 パソコンの調子が悪くて困った」(58ページ)、「特集4 バックアップで困った」(70ページ)、「USBメモリー/HDD/SSD/DVDで困った」(108ページ)、「パソコンの引越しとアップグレードで困った…

  • 『造反有理 精神医療現代史へ』

    造反有理 精神医療現代史へ [ 立岩真也 ]価格: 3080 円楽天で詳細を見る 『造反有理 精神医療現代史へ』(立岩真也 青土社)を読了した。著者の立岩真也さんは、専攻は社会学のようだが、あまりよく知らない。ブント(共産主義者同盟)、日本精神神経学会、反精神医学、レイン、サス、クーパー、ロボトミー、「赤レンガ病棟」などのキーワードは、やはり刺激的だと思う。この本はまさしく「精神医療現代史」だが、一体誰が読むのだろう? という気もする。専門家以外は関心を持たないようなマニアックな内容ではないか? しかし「精神医療現代史」について学びたい人は、おすすめだろう。「註」(355ページ)も詳しいし、参…

  • 『最新OSを使いこなす! Windows11 新機能完全マニュアル』

    Windows11新機能完全マニュアル [ 村松茂 ]価格: 1540 円楽天で詳細を見る 『最新OSを使いこなす! Windows11 新機能完全マニュアル』(村松茂著 秀和システム)を読了した。カラフルですごく読みやすい本だと思う。しかし定価1540円の割には、情報量は少ないので、残念だ。「Chapter05 Windows10からの乗り換え作業手順」(135ページ)が、参考になった。全232ページだが、さして大きくない本だから、携帯するのもあまり苦にならない。コンパクトな本だが、個人的にはムック本のほうが好みだ。とりあえず書店で現物を確認してみたらどうだろう。

  • 『賃金破壊 労働運動を「犯罪」にする国』

    賃金破壊 労働運動を「犯罪」にする国 [ 竹信三恵子 ]価格: 1650 円楽天で詳細を見る 『賃金破壊 労働運動を「犯罪」にする国』(竹信三恵子著 旬報社)を読了した。日本の労組は企業別労組であり、産業労組ではない。そもそもここが問題なのでは? と思う。日本の労働者は、あまりストライキもしない。日本で今後、ゼネストに突入することはあるのだろうか? 「全日本建設運輸連帯労働組合」(「連帯ユニオン」)について知りたい人は、ぜひ読んでほしい。マニアックな内容の本には違いない。「本書に登場する主な用語」(255ページ)は、読者に親切だろう。知っているつもりだったが、意外と参考になった。インターネット…

  • 『いちからわかる!FIRE入門 積立投資で目指す早期リタイア術 お金に縛られない!自由な生き方を手堅く目指す!』

    いちからわかる!FIRE入門 積立投資で目指す 早期リタイア術 (いちからわかる!シリーズ) [ 頼藤太希 ]価格: 1100 円楽天で詳細を見る 『いちからわかる!FIRE入門 積立投資で目指す早期リタイア術 お金に縛られない!自由な生き方を手堅く目指す!』(監修:頼藤太希 インプレス)を読了した。FIREとは、「Financial Independence, Retire Early」 のことらしい。この本は入門なだけあり、基礎知識から得られるし、初心者向けだろう。「経済的自立」と「早期リタイア」を目指す人は、読んでみてはどうだろう。mookだからページ数も少ないし、読書が苦手な人でも読み…

  • 『新しい歯の教科書 口内環境は、全身の健康につながる』

    新しい歯の教科書 口内環境は、全身の健康につながる [ 東京医科歯科大学 最先端口腔科学研究推進プロジェクト ]価格: 1650 円楽天で詳細を見る 『新しい歯の教科書 口内環境は、全身の健康につながる』(監修 東京医科歯科大学最先端口腔科学研究推進プロジェクト 池田書店)を読了した。歯医者さんには定期的に通っているが、歯の知識がないので、興味があり、とりあえず読んでみた。むし歯、歯周病などにならないため、オーラルケアが大事だと思い知らされる。口臭も気になる人が多いだろうし、やはり口腔ケアは大切なのだろう。ブラッシングや歯医者さんとの付き合い方も、学べるだろう。タイトル通り、「歯の教科書」だと…

  • 『メグさんの 男の子のからだとこころQ&A』

    メグさんの男の子のからだとこころQ&A [ メグ・ヒックリング ]価格: 1540 円楽天で詳細を見る 『メグさんの 男の子のからだとこころQ&A』(著:メグ・ヒックリング 訳:三輪妙子 築地書館)を読了した。男の子にも、むしろ男の子だからこそ、性教育は必要なのだろう。セックス、性感染症だけでなく、妊娠・出産など、コンパクトにまとめられている。「第5章 男の子も性被害にあうんだよ」(67ページ)という章があるが、驚いた。革新的だろう。「第6章 ほかにももっと聞きたいこと」(75ページ)では、ゲイの説明があり、LGBTの人たちを理解するためにもよいだろう。この本は2004年発行だが、本当によい本…

  • 『毎日がうまくいく! 働く女子のわたしらしく「書く」習慣』

    毎日がうまくいく! 働く女子の わたしらしく「書く」習慣 [ 亀山 ルカ ]価格: 1540 円楽天で詳細を見る 『毎日がうまくいく! 働く女子のわたしらしく「書く」習慣』(亀山ルカ KADOKAWA)を読了した。この本は、フリーランスで働く亀山ルカさんの本なのだが、『アフィリエイトで夢を叶えた元OLブロガーが教える 本気で稼げるアフィリエイトブログ』(亀山ルカ ソーテック社)も、もちろん読んでいる。「CHAPTER1 整理するために書く」(17ページ)、「CHAPTER2 叶えるために書く」(75ページ)は、残念ながらあまり興味が持てなかった。しかし「CHAPTER3 伝えるために書く」(1…

  • 『まんが 子どものいない私たちの生き方 おひとりさまでも、結婚してても。』

    まんが 子どものいない私たちの生き方 おひとりさまでも、結婚してても。 [ 森下 えみこ ]価格: 1430 円楽天で詳細を見る 『まんが 子どものいない私たちの生き方 おひとりさまでも、結婚してても。』(まんが 森下えみこ 漫画原案コラム くどうみやこ 小学館)を読了した。時折書店で見かけて、立ち読みしていた。私は男性なのでしょせん他人事なのかもしれないが、この本を読み、共感できたのは確かだ。薄い本だし、まんがもあり、すぐに読めると思う。子どものいない女性は悩んでいるのだなあ……、ということは理解できた。あまりにも家族イデオロギーに支配されているような気がした。子なしvs.子ありの対立は、分…

  • 『学校では教えてくれない生活保護』

    学校では教えてくれない生活保護 (14歳の世渡り術) [ 雨宮 処凛 ]価格: 1562 円楽天で詳細を見る 『学校では教えてくれない生活保護』(雨宮処凜 河出書房新社)、を読了した。生活保護制度について知りたい人は、とりあえず「第2章 生活保護ってどんなもの? ―――生活保護問題に取り組む弁護士 小久保哲郎さんに聞く」(63ページ)から、読み始めるといいだろう。「巻末資料」(224ページ)、「全国の相談先・情報サイト」(226ページ)も掲載されており、読者に親切だし、よい。著者の雨宮処凜さんは好感がもてるし、「14歳の世渡り術」のシリーズは、役に立つと思う。生活保護制度についての正確な知識は…

  • 『あなたのセックスが楽しくないのは資本主義のせいかもしれない』

    あなたのセックスが楽しくないのは資本主義のせいかもしれない [ クリステン・R・ゴドシー ]価格: 2090 円楽天で詳細を見る 『あなたのセックスが楽しくないのは資本主義のせいかもしれない』(クリステン・R・ゴドシー 高橋璃子訳 河出書房新社)を読了した。必ずしも資本主義が善であり、社会主義が悪いわけでもないのだろう。女性の経済的自立にとっては、どちらの政治体制がいいのだろう、と考えてしまう。資本主義システムに生きる我々も、プロパガンダに踊らされているのかもしれない。女性問題だけでなく、これはもしかしたら資本主義のせいではないか? と疑ってみるのも大事なのだと思う。個人的には、ローザ・ルクセ…

  • 『58歳から日々を大切に小さく暮らす』

    58歳から日々を大切に小さく暮らす [ ショコラ ]価格: 1430 円楽天で詳細を見る 『58歳から日々を大切に小さく暮らす』(ショコラ すばる舎)を読了した。ショコラさんのライフスタイルは参考になる。ショコラさんはブログを書き、ヤフオクの利用するなど、ネットリテラシーも高いので感心する。ブロガーでもあり、尊敬してしまう。離婚しても大丈夫だし、60代になっても大丈夫なのだろう。お金は月12万でやりくりしているし、一人暮らしでも幸福な生活できる。ミニマリストになるかどうかは個人の選択だと思うが、老前整理の必要性もよく分かる。ショコラさんの本だけでなく、ブログも読みたいと思う。

  • 『重度精神障害を生きる 精神病とは何だったのか 僕のケースで考える』

    重度精神障害を生きる 精神病とは何だったのか 僕のケースで考える (PP選書) [ 高見元博 ]価格: 1980 円楽天で詳細を見る 『重度精神障害を生きる 精神病とは何だったのか 僕のケースで考える』(高見元博 PP選書)を読了した。著者は郵便配達の仕事をしていたが、精神障害を理由に解雇されてしまう。結局最高裁で敗訴したが、そこまで闘ったのはすごいと思う。この本を読めば、著者が障害者運動を闘ってきた、と理解できるだろう。高見さんは、「僕の立脚点は、「精神障害者であるマルクス主義者」だ。」(212ページより引用)、と言っている。「第三章 差別の構造・資本主義社会と障害者差別」(105ページ)か…

  • 『誰も断らない こちら神奈川県座間市生活援護課』

    誰も断らない こちら神奈川県座間市生活援護課 [ 篠原匡 ]価格: 1870 円楽天で詳細を見る 『誰も断らない こちら神奈川県座間市生活援護課』(篠原匡 朝日新聞出版)を読了した。座間市生活援護課のケースワーカーは情熱があり、正直言って羨ましい。生活保護の利用者は一筋縄では行かず、やはり大変なのだろう。ケースワーカーには精神的な負担もあり、大変な仕事である。生活困窮者に対して無駄な税金が使われている、と思う人もいるだろう。しかしやはり困った人に手を差し伸べることは、必要なのではないか? ケースワーカーはさぞかしストレスがたまるだろう。チーム座間は本当に素晴らしい。

  • 『主婦である私がマルクスの「資本論」を読んだら 15冊から読み解く家事労働と資本主義の過去・現在・未来 』

    主婦である私がマルクスの「資本論」を読んだら 15冊から読み解く家事労働と資本主義の過去・現在・未来 [ チョン・アウン ]価格: 2420 円楽天で詳細を見る 『主婦である私がマルクスの「資本論」を読んだら 15冊から読み解く家事労働と資本主義の過去・現在・未来 』(チョン・アウン著 生田美保訳 DU BOOKS)を読了した。著者であるチョン・アウン氏はもちろん女性だが、女性問題については日本も韓国もあまり変わらない、と感じる。ソースタイン・ヴェブレン『有閑階級の理論』(29ページ)、カール・マルクス『資本論』(72ページ)などを読み、資本主義、家父長制というテーマについて、考察している。ジ…

  • 『新しい「田舎生活」のすすめ 「移住立国あやべ」で見つけた、ワクワクのヒント41』

    新しい「田舎生活」のすすめーー「移住立国あやべ」で見つけた、ワクワクのヒント41 [ 蒲田正樹 ]価格: 1540 円楽天で詳細を見る 『新しい「田舎生活」のすすめ 「移住立国あやべ」で見つけた、ワクワクのヒント41』(蒲田正樹 育鵬社)を読了した。たまたま書店で見かけて、一度読んでみようと思った。京都府綾部市に暮らしてみるのも、面白いのかもしれない。やっぱり田舎生活は憧れてしまう。この本は第1章~第5章で構成されているが、41のヒントからいろいろ学べるかもしれない。閉鎖的な村社会など、田舎の悪い点も書いてほしかった気もする。田舎生活したい人にはおすすめだろう。『半農半Xという生き方』(塩見直…

  • 『ゴーマニズム宣言SPECIAL ウクライナ戦争論2』

    ゴーマニズム宣言SPECIAL ウクライナ戦争論2 [ 小林よしのり ]価格: 1540 円楽天で詳細を見る 『ゴーマニズム宣言SPECIAL ウクライナ戦争論2』(小林よしのり 扶桑社)を読了した。前作『ゴーマニズム宣言SPECIAL ウクライナ戦争論』も、もちろん読んだ。「第5章 30年前からの反日カルトの侵略」(53ページ)は、以前読んだ記憶がある。再び読む日が来るとは思わなかった。「「テロに屈するな」という幼稚な標語」(73ページ)、「戦前のテロに対する考察」(83ページ)は、テロの勉強になるだろう。漫画だが読み応えがある。

  • 『真説日本左翼史 戦後左派の源流 1945-1960』

    真説 日本左翼史 戦後左派の源流 1945-1960 (講談社現代新書) [ 池上 彰 ]価格: 990 円楽天で詳細を見る 『真説日本左翼史 戦後左派の源流 1945-1960』(池上彰 佐藤優 講談社現代新書)を読了した。私は左翼史について無知だが、恥ずかしくなってしまった。新書なので読みやすく、面白くて一気に読んだ。この本は池上さんと佐藤さんの対談だが、左翼の知識のない人は、マニアックかもしれない。しかし左翼の歴史を勉強するのもよいだろう。本体900円(税別)だが、新書はいつの間にこんなに高くなったのだろう。高すぎるのではないか?

  • 『偽りだらけ 歴史の闇』

    偽りだらけ歴史の闇 [ 佐藤 洋二郎 ]価格: 1540 円楽天で詳細を見る 『偽りだらけ 歴史の闇』(佐藤洋二郎 WAC)を読了した。個人的には歴史にさして興味がなく、勉強したくもない。己の無知を実感する。この本を読み、高校で習った日本史は一体何だったのだろう? という気分になった。歴史とは、為政者によるプロパガンダなのかもしれない。天皇についても考えさせられてしまう。特に「第三章 アメリカは戦後の日本に何をしたのか」(79ページ)が、面白かった。日本は民主主義になって、よかったのだと思う。結局、歴史の真実なんて分からない。

  • 『燕は戻ってこない』

    燕は戻ってこない [ 桐野 夏生 ]価格: 2090 円楽天で詳細を見る 『燕は戻ってこない』(桐野夏生 集英社)を読了した。桐野さんの作品では、久しぶりに面白いと思った。一気に読んでしまった。テーマは代理出産なのだろうが、資本主義における格差もあるのだろう。エッグドナーのバイトをすることになる主人公・リキは不遇なのだが、強く逞しい気もした。リキは搾取されているのだろうか? 案外代理母も、社会に浸透していくのかもしれない。第一章が「ボイルドエッグ」というのは、ストレートだと思う。卵子を提供するのもビジネスになるのが、資本主義社会なのだろう。家族制度についても考えさせられる。

  • 『賃労働の系譜学 フォーディズムからデジタル封建制へ』

    賃労働の系譜学 フォーディズムからデジタル封建制へ [ 今野晴貴 ]価格: 2420 円楽天で詳細を見る 『賃労働の系譜学 フォーディズムからデジタル封建制へ』(今野晴貴 青土社)を読了した。著者はNPO法人POSSE代表だ。資本主義社会では、やはり資本家と労働者は敵なのだろうか? 階級闘争も必要なのかもしれない。終身雇用や年功序列は、日本型雇用の特徴だ。しかしブラック業や過労死など、日本の労働環境は悪い。やはり労働組合も大事だし、ストライキを打つのも必要なのだろう。労働法も、学校では勉強させないようしているのかもしれない。この本を読み、賃労働について見直していてはどうだろう。

  • 『敏感な人や内向的な人がラクに生きるヒント』

    敏感な人や内向的な人がラクに生きるヒント (Highly Sensitive Person (HSP) ) (心理療法士イルセ・サンのセラピー・シリーズ) [ イルセ・サン ]価格: 1650 円楽天で詳細を見る 『敏感な人や内向的な人がラクに生きるヒント』(イルセ・サン 枇谷玲子訳 ディスカヴァー・トゥエンティワン)を読了した。世間では内向的な人は損しがちで、外向的な人は得をする、と認識されているような気がする。私も内向的な性格だが、この本を読んで、自分の性格について知ることができた。HSPなど、自分の性格で悩んでいる人は、この本を読んでみてほしい。「プロローグ」を読めば、内向的な人について…

  • 『百歳の陽気なおばあちゃんが人生でつかんだ言葉』

    百歳の陽気なおばあちゃんが人生でつかんだ言葉 [ 佐藤 洋二郎 ]価格: 1540 円楽天で詳細を見る 『百歳の陽気なおばあちゃんが人生でつかんだ言葉』(佐藤洋二郎 鳥影社)を読了した。以前『Y字橋』も購入したが、こちらは読み応えがあった。本当に大人の小説という気がした。しかしこの本は人を選ぶかもしれない。年配者や保守的な人には、いいかもしれない。しかし若者はどうだろう。「⑭ 別れないこつは、どんなことがあっても別れないと決心すること。」(67ページ)は、疑問が残った。例えば女性がDV被害を受けていても、離婚してはいけないのだろうか? もちろん悪くはない作品なのは、確かである。佐藤洋二郎さんの…

  • 『日々我人間3』

    日々我人間3 [ 桜 玉吉 ]価格: 1100 円楽天で詳細を見る 『日々我人間3』(桜玉吉 文藝春秋)を読了した。さすがに本体1000円+税は高いと思うが、しょうがなのだろうか? 伊豆の山奥で暮らしている漫画家・桜玉吉さんだが、無性に羨ましくなってしまう。おそらく隠遁生活に対して憧れがあるからだろう。伊豆はリタイアして住むにはうってつけだと思うが、どうなのだろう。『週刊文春』で連載されているようなので、時折読んでみよう。マニアックな漫画だが、桜玉吉さんのファンにはおすすめだ。

  • 『ペットショップ無惨 池袋ウエストゲートパーク18』

    ペットショップ無惨 池袋ウエストゲートパーク108 [ 石田 衣良 ]価格: 1760 円楽天で詳細を見る 『ペットショップ無惨 池袋ウエストゲートパーク18』(石田衣良 文藝春秋)、を読了した。I.W.G.Pシリーズはすべて読んでいる。「常盤台ヤングケアラー」(7ページ)はヤングケアラー、「神様のポケット」(53ページ)は外国人労働者、「魂マッチング」(99ページ)はマッチングサイト、と話題のテーマがそれぞれ物語になっている。「ペットショップ無惨」(141ページ)は重いテーマで、ペットビジネスについて考えさせられるだろう。相変わらず文体がスタイリッシュだし、すぐに読めるはずだ。

  • 『危機の時代の精神医療 変革の思想と実践』

    危機の時代の精神医療 変革の思想と実践 [ 高木 俊介 ]価格: 2420 円楽天で詳細を見る 『危機の時代の精神医療 変革の思想と実践』(高木俊介 日本評論社)、を読了した。高木先生のファンなので、とりあえず読んでみた。第1部、第2部、第3部から構成されている。「第1部 精神医学の思想」(1ページ)は、抗精神病薬の勉強になるし、なかなか面白い。しかし興味がない人には難しいかもしれない。この本を読むと、臨床の現場のリアリティーが伝わってくる。精神科医の生の声を聞くことができるだろう。説得力があるのは当たり前だ。「第2部 こころ・からだ・社会の対話」(125ページ)は、コラムだ。コラムのほうの文…

  • 『R.D.レインと反精神医学の道』

    R.D.レインと反精神医学の道 [ ズビグニェフ・コトヴィチ ]価格: 3520 円楽天で詳細を見る 『R.D.レインと反精神医学の道』(ズビグニェフ・コトヴィチ 細澤仁・筒井亮太訳 日本評論社)を読了した。個人的にミシェル・フーコーが好きだが、ロナルド・D・レインも好きで、とりあえず読んでみた。20年以上前に読んだので、内容もあまり覚えていないが、『引き裂かれた自己』は確かに読んだ記憶がある。この本を読み、レインのことを知ることができたし、参考になった。もともと反精神医学が好きだったが、おかげでもっと好きになった。専門書かもしれないが、そんなに難しくないと思う。反精神医学に興味がある人におす…

  • 『監視資本主義 人類の未来を賭けた闘い』

    監視資本主義 人類の未来を賭けた闘い [ ショシャナ・ズボフ ]価格: 6160 円楽天で詳細を見る 『監視資本主義 人類の未来を賭けた闘い』(ショシャナ・ズボフ 野中香方子[訳] 東洋経済新報社)を読了した。ショシャナ・ズボフは、ハーバード・ビジネススクール名誉教授だ。この本を読むと、Surveillance Capitalismのことがよく分かるだろう。いかんせん606ページ+148ページある分厚い本なので、読むのに疲れてしまうかもしれない。本の価格は高く、¥6160もする。この本は、第1部~第3部、第1章~第18章から構成されている。とりあえず読んだが、あまり頭に入っていない。グーグルは…

  • 『実力も運のうち 能力主義は正義か?』

    実力も運のうち 能力主義は正義か? [ マイケル・サンデル ]価格: 2420 円楽天で詳細を見る 『実力も運のうち 能力主義は正義か?』(マイケル・サンデル 鬼澤忍訳 早川書房)を読了した。この本はハーバード大学教授のマイケル・J・サンデルの著作だが、解説は本田由紀(東京大学大学院教育学研究科教授)さんだ。果たして能力主義はいいのだろうか? 悪いのだろうか? 学歴偏重主義なのは日本も同じだろう。もしかしたら意図的に分割統治されているのかもしれない。そう考えると恐ろしい。ある意味タブーなテーマなのだが、読んでみると面白いかも?

  • 『FIRE 最速で経済的自立を実現する方法』

    FIRE 最速で経済的自立を実現する方法 [ グラント・サバティエ ]価格: 2530 円楽天で詳細を見る 『FIRE 最速で経済的自立を実現する方法』(グラント・サバティエ 朝日新聞出版)を読了した。FIREは、「Financial Independence(経済的自立)とRetire Early(早期リタイア)の頭文字。」(3ページより引用)らしい。グラント・サバティエは日本人ではないので、日本には合わない箇所もあるだろう。日本でもFIRE関連の本がたくさん出版されているが、こういうバイブル(?)を読んだほうが有意義だと思う。嫌いな仕事をしている時間は、短いほうがいい。何よりも人生の無駄だ…

  • 『はじめてのブログをワードプレスで作るための本 [第3版]』

    はじめてのブログをワードプレスで作るための本[第3版] [ じぇみじぇみ子 ]価格: 1980 円楽天で詳細を見る 『はじめてのブログをワードプレスで作るための本[第3版]』(じぇみじぇみ子[著] 染谷昌利[監・著] 秀和システム)を読了した。ドメインやサーバーをレンタルし、ワードプレスをインストールしてブログをスタートしたい人は、読んでみてはどうだろう。ワードプレスの使い方もよく分かるだろう。ただしあくまで入門書なので、物足りない人もいるだろう。お金を稼ぐ情報は、ほとんど掲載されていないのも残念だ。定価1980円もやや高めかもしれない。この本が初心者向けなのは間違いない。無料特典もあり。

  • 『心をつなぐ エッセイ集』

    心をつなぐエッセイ集 [ 一般社団法人人権問題研究協議会 ]価格: 1100 円楽天で詳細を見る 『心をつなぐ エッセイ集』(編著 一般社団法人人権問題研究協議会 牧歌舎)を読了した。一般社団法人人権問題研究協議会が公募したエッセイコンテストがある。この本は優秀な作品を集めたエッセイ集だが、なかなか読み応えがある。個人的には、「第1章 障害者・難病者の人権問題篇」(11ページ)、「第2章 生活保護受給者の人権問題篇」(67ページ)がよかった。薄い本なのだが、ずしりと重い内容だ。定価1100円だし、損はしないと思う。

  • 『マンガでわかる資本論』

    マンガでわかる資本論 [ 的場 昭弘 ]価格: 1650 円楽天で詳細を見る 『マンガでわかる資本論』(的場昭弘監修 ユリガオカ・サイドランチマンガ 池田書店)を読了した。本は比較的薄いが、内容は文句ないだろう。マンガがあるから取っつきやすいと思う。マンガも絵柄が個人的には好みだし、可愛いくてよいのではないか? おそらく本文デザインがいいのだろう。見やすいし、用語の説明もあり、初心者に親切だと思う。しかしカバーデザインが紫色なので、やや驚いてしまう。資本主義について考えてみてはどうだろう。

  • 『マンガでわかる! 100分でde名著 「マルクス資本論」に脱成長のヒントを学ぶ』

    マンガでわかる! 100分de名著 マルクス「資本論」に脱成長のヒントを学ぶ [ 斎藤 幸平 ]価格: 1320 円楽天で詳細を見る 『マンガでわかる! 100分でde名著 「マルクス資本論」に脱成長のヒントを学ぶ』(【監修】斎藤幸平+NHK制作「100分で名著」制作班 【マンガ】前山三都里 宝島社)を読了した。内容は平易だが、取り立ててマンガが多いわけでもなく、文章も多い。もしかしたら『資本論』を読む取っ掛りになるかもしれない。個人的にはすぐに読んでしまい、物足りないのだが、入門書としてはよいのではないか? 文字も大きく、分かりやすい。

  • 『note完全マニュアル』

    note完全マニュアル [ 八木重和 ]価格: 1628 円楽天で詳細を見る 『note完全マニュアル』(八木重和著 秀和システム)を読了した。秀和システムのこのシリーズ(「完全マニュアル」シリーズ)は、分かりやすいと思う。私は有料コンテンツを販売しようと思い、noteをやろうと思った。特に「Chapter08 デジタルコンテンツを販売しよう」(235ページ)、を読みたくて買った。noteの入門書としては最適だろう。本体1480円+税だが、情報量が多いし、ボリュームもあるので、高くはないだろう。紙媒体のマニュアルが必要な人は、読んでみてはどうだろう。

  • 『20歳の自分に教えたい資本論 現代社会の問題をマルクスと考える』

    20歳の自分に教えたい資本論 現代社会の問題をマルクスと考える (SB新書) [ 的場昭弘 ]価格: 990 円楽天で詳細を見る 『20歳の自分に教えたい資本論 現代社会の問題をマルクスと考える』(的場昭弘 SB新書)を読了した。マルクス研究者については、あまりよく知らない。以前『カール・マルクス入門』(的場昭弘 作品社)を読んだ記憶がある。この本を読み、的場昭弘さんは信頼できる、と感じた。個人的にはプルードンは好きではなかったが、興味が湧いた。プルードンも読んでみようと思う。ウクライナ戦争についても、なるほど! と思った。やはり西側も、プロパガンダばかりなのだろう。マルクスや『資本論』にアレ…

  • 『とめどなく囁く』(上)・(下)

    とめどなく囁く(上) (幻冬舎文庫) [ 桐野 夏生 ]価格: 825 円楽天で詳細を見る とめどなく囁く(下) (幻冬舎文庫) [ 桐野 夏生 ]価格: 781 円楽天で詳細を見る 『とめどなく囁く』(上)・(下)(桐野夏生 幻冬舎文庫)を読了した。『とめどなく囁く』は、単行本は書店で購入し、読んだ。桐野夏生さんは、『OUT』・『柔らかな頬』くらいから読み始めた記憶がある。ミステリーが好きだったので、桐野夏生さんは本当に面白かった。同時期には、宮部みゆき・髙村薫も読んでいた。桐野さんは相変わらず安定感はあるが、食傷しているのも事実だ。今回改めて文庫で読んだ。ストーリーは理解できたが、今一つ印…

  • 『巡礼の家』

    巡礼の家 (文春文庫) [ 天童 荒太 ]価格: 935 円楽天で詳細を見る 『巡礼の家』(天童荒太 文春文庫)を読了した。単行本も購入したが、文庫も購入し、改めて読んでみた。天童荒太さんの作品は、『孤独の歌声』・『家族狩り』・『永遠の仔』くらいまでがよかったと思う。個人的には、『家族狩り オリジナル版』(天童荒太 新潮社)が一番好きな作品だ。『巡礼の家』も、もちろん他の作家の作品よりはいいのだが、今一つ入り込めないのはなぜだろう。単に私に読解力がないせいもあるのかもしれない。天童荒太さんのファンでなくても、文庫で買うなら損はないと思うので、この本をおすすめしたい。お遍路が好きな人も読むといい…

  • 『維新ぎらい』

    維新ぎらい [ 大石 あきこ ]価格: 990 円楽天で詳細を見る 『維新ぎらい』(大石あきこ 講談社)を読了した。大石さんを知りたい人は、読んでみるといいと思う。面白い話が満載なので、楽しめるだろう。私も維新は嫌いだし、大石さんの前向きな性格を見習いたい。しかしこの本の内容はいいが、あまりボリュームがないのでは? おそらく1日あれば読めるだろう。900円(税別)だからしょうがないのだろうか? こういう本は本当に著者が書いているのか気になるが、実際はどうなのだろう。やはりインタビューして、ライターが書いているのだろうか? 貶めているわけではないが、どうしても気になってしまう。

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