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2022/03/05

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  • イケメンの飼い方

    イケメンの飼い方

    イケメンは香りに誘われて集まって来るとお父さんに聞いた。私はお父さんに野生のイケメンがよく出現するという海岸に連れて行ってもらい、砂浜に落とし穴を仕掛け、ずっとイケメンが現れるのを待っていた。私はイケメンを誘い出すために、いろいろな香りを用意して来た。柑橘系の香り。ココナッツ系の香り。フローラルシャンプーの香り。イケメンも個体によって好みが分かれているらしい。どれでもいいから当たればいいな。私はそう思いながら、じっと待っていた。随分長い間、待っていた。こくりこくりと私は居眠りを始めてしまった。その時、大きな音がして、はっと目が覚めた。落とし穴を見てみるとイケメンが手足をバタバタさせていた。 「…

  • お父さんの仕事

    お父さんの仕事

    「僕のお父さんは東北地方にある原子力発電所で働いています。原子力は危ないから火力発電の方がいいと言う人もいます。けれども火力発電で使う石油はいつかなくなってしまいます。お父さんはみんなが安心して電気を使えるように毎日がんばっています。僕はそんなお父さんが大好きです」 教室が不用意な発言に対する不信感に満たされるのがわかった。あなたは何もわかっていないのねという視線で先生が僕を見ていた。 「聡くんのお父さんが遠くの原子力発電所で働いているのはわかりました。それは私たちの暮らしを支える上でとても重要なことだと思います。一方で今までに世界各地で原発事故が起きていることもまた事実なのです。そして原発の…

  • 合格祈願

    合格祈願

    試験の最終科目。解答の見直しを終えて時間を確認する。あと十分で終わる。もう一度、見直しをしようと思った時に、ふいに不安になる。合格できるだろうか? 最善は尽くした。でも立ち昇って来た不安を消し去ることはできない。そっとお腹に手をやる。シャツの下にあるお守りがそこにあることを確認してほっとする。大丈夫。なんとかなるさと気を取り直す。そして最後の作業に取り掛かる。思い違いをしていないか、もう一度、確認する。やがて終了を告げるチャイムが鳴る。 「私はいいのよ。でも聡にとって今がどういう時期かわかっているの?」 父の浮気を咎める母の声がした。聞こえないようにしているつもりなのか? 聞こえるように言って…

  • 弟

    「久しぶりだな。元気にしているか? 今度、一緒にメシでも食えないかと思ってさ」 「兄さん? 本当に久しぶりだね」 帰国中の弟に電話をした。彼は今、ブンデスリーガで活躍している。日本代表にも選出されている。ちょっとした有名人だった。 「弟がサッカー選手なんです」 店にちょくちょく来るお客さんにちょっと気になった女性がいて、ついそんなことを言ってしまった。言った後に少し後悔した。 「知っています。大ファンです。会わせてもらったりできますか?」 やっぱり言わなきゃ良かった。でも、そうでも言わなきゃ相手にしてもらえそうになかった。五年前から細々とスポーツ用品店を営んでいる。日本代表の弟に比べれば、ゴミ…

  • Any time at all

    Any time at all

    見渡す限り、氷の世界が広がっている。氷の下には人々が脱ぎ捨てた古い身体が眠っている。何一つ動くものは見当たらない。そんな静止した世界に曲が流れ続けている。これはオブラディ・オブラダだ。ありきたりな日常生活の中にある平凡な喜びを飾りなく歌い上げるポール・マッカートニーの声が生き物の気配のまるでしない世界に響き渡っている。人々の陽気な笑い声が冷たい氷の世界の上を駆け抜けて行く。ここに来て、もう一年になる。あまりの退屈さに前任者が逃げ出してしまったということだった。その後任にたまたま私が指名された。別に望んでやって来た訳ではない。そんなに難しい仕事じゃない。ここでただ人々の抜け殻を見張っていればいい…

  • 画像生成AIの勉強を始めました

    画像生成AIの勉強を始めました

    連休に入ってから「画像生成AI Stable Diffusionスタートガイド」という本を見ながら画像生成AIの勉強をしています。Apple SiliconとかNVIDIA GPU搭載のパソコンは持っていないので、Google Colaboratory環境でやっています。「LoRA」と呼ばれる手法は環境に問題があるのか動かせていないですが、他はなんとなく動かせました。 一通り動かしてみて、思い通りの画像を生成するのはなかなか大変だと思いました。AIに対する支持は「プロンプト」と呼ばれる英語のテキストで行うのですが、かなり具体的な指示を与えないと意図した画像はできないようです。そこで「プロンプト…

  • アリアドネ

    アリアドネ

    今夜もダウンジャケットに身を固めて、高台にある公園にやって来た。自転車に積んで来た望遠鏡を地面に降ろす。三脚の足を延ばして高さを調整し、赤道儀を取り付ける。高度調整ハンドル、赤緯微動ハンドル、赤経微動ハンドルを取り付ける。それから鏡筒バンドを赤道儀に固定し、鏡筒を通して固定ネジで固定する。組み立てが終わったら、回転軸を合わせるため、曲軸を北極星に向ける。ファインダーで北極星をとらえてから高度調整ハンドルを回し、高度角目盛りを緯度に合わせる。望遠鏡で見たからと言って恒星の姿がそんなに変わる訳ではない。せいぜい一つに見えていた二重星が二つに見えるという程度のことだ。木星を覗いてみると縞模様があって…

  • 夢

    「僕は大きくなったら宇宙飛行士になるんだ」 正樹くんは言っていた。それは子供らしい夢だったが、彼なら本当に宇宙飛行士になってしまうかもしれないと、その時、僕は思った。正樹くんはとても運動神経が良くて、頭も良くて、誰とも分け隔てなく話ができて、おまけにひょうきんなところもあってクラスの人気者だった。だから彼が引っ込み思案の僕と一緒にいたがることを僕は不思議に思っていた。彼ならもっと賢い子やスポーツの上手な子や、あるいは彼に夢中になっている女の子たちと一緒に楽しい時間を過ごせるはずなのだ。それなのにどうして僕と一緒にいるのだろう? 僕はずっとそう思っていた。 「哲也くんは大きくなったら何になるの?…

  • ためらい

    ためらい

    「これであなたもすぐに永遠の命を手に入れることができます」 技術の進歩には目覚ましいものがあった。人類はとうとう永遠の命を手に入れたということで人々は狂喜していた。 「有機物の身体にはやがて限界が訪れてしまいます。その前に機械の身体へ移行させれば良いのです。もちろん、脳に蓄積されたあなたの大切な記憶はすべて電子データとしてシリコンディスクに移します」 担当者は丁寧に説明してくれていた。 「そうすると今のこの身体とはさよならということになってしまうのですね?」 私はチラッと相手の顔を覗き見ながら言った。 「そういうことになります」 担当者は言った。それは誰にとっても一大決心に違いなかった。永遠の…

  • 影

    中学三年の時、好きだった女の子に思い切って告白したが、あえなく撃沈した。あまりに呆然としていた私を気遣ってくれたのか、彼女は私に彼女の影をくれた。彼女の影は彼女にそっくりだった。彼女から切り離される時点で、それは彼女と同一の姿と心を持った彼女のコピーだった。成熟した女性が決して持つことのない触れてはいけないような何かしら神秘的な美しさをその時の彼女は持っていた。そして彼女の影はその美しさを引き継いでいた。私が彼女の影を見ると、うつむき加減だった彼女の影は、上目遣いに私を見た。その瞳には千年も解かれることのない大いなる謎が潜んでおり、その唇は断崖に咲いている百合の妖艶な花弁のように見えた。そして…

  • 月の夜

    月の夜

    寂しげな鈴虫の鳴き声が聞こえる。少し肌寒い初秋。人里離れた旅館にもう長いこと滞在している。縁側に座り、ぽっかりと浮かんだ月を眺めている。しばらくして女将がやって来る。和服がとても似合う清楚な女性だ。常連客ということで気さくに声を掛けてくれる。 「月が綺麗ですね」 別に口説こうとしているのではない。本当に月が綺麗だった。都会では見たことのない妖しい輝きを放っていた。もしかしたら月はずっと同じ姿を見せていたのかもしれない。私がそれに気付かなかっただけなのかもしれない。 「そうですね」 女将はにっこり笑って返事をしてくれる。その笑顔を見る度に癒される。私は少し疲れているのかもしれない。いままでずっと…

  • フェルミのパラドックス

    フェルミのパラドックス

    船は着陸態勢に入っていた。とても美しい星だった。地球と同じように緑の大地と青い海が広がっていた。海岸沿いに生命反応とエネルギー反応の高いポイントがいくつかあって、そこには近代的な建物が認められた。 「ようやく任務を果たすことができる」 彼はそう考えていた。長い旅だった。暗い宇宙空間をずっとさすらって来た。どれくらいの時間が経過したのかもよくわからなかった。故郷の星の暦に従ってモニターに日付が表示されていたが、その意味はとっくに失われていた。彼は探査計画が立案された頃のことを思い出していた。反重力エンジンが発明されてから、恒星間航行が一気に現実味を帯びるようになった。重力の開放と遮断により推進力…

  • いいね!の神様

    いいね!の神様

    先月も赤字だった。店を構えるのが昔からの夢でなんとか実現させたが、現実は甘くなかった。ラーメン屋なんてどこにでもある。過当競争に晒されている。たくさんある中で認められるのはごく僅かの店舗だ。潰れて行った店も多い。私が開店できたのも、それまで営業していたラーメン屋が潰れてしまって、その後を引き継ぐことができたからだ。その時は、自分は失敗した連中とは違うのだと思っていた。だがどうやら私も淘汰されて行く中の一人だったようだ。ぼんやりとそんなことを考えていると、扉が開いて客が入って来た。 「いらっしゃいませ」 元気良く声を掛ける。入って来たのは杖をついた老人だった。質素な身なりだが、立派な白い顎鬚を生…

  • 悔いのない人生

    悔いのない人生

    「あなたの余命はあと三か月です」 申し訳なさそうに医者は言った。さすがに自分の身体の調子が悪いことはわかっていた。もうすぐ死ぬだろうという気はしていた。死を受け入れる覚悟があるかというとそんなことはない。この世から自分が消滅してしまうことについて、言いようのない恐怖を抱いている。一方で病気の進行に伴う身体の痛みから少しでも早く解放されたいという気持ちもあった。 「もう十分、生きたと言えるのではないか?」 私は自問していた。いや、そうではない。誰か私に囁きかけて来る者がいる。 「お前は誰だ?」 「死神に決まっているじゃないか?」 なるほどと思った。死の匂いを嗅ぎつけて死神がやって来たという訳だっ…

  • 自動改札

    自動改札

    自動改札を抜ける時にピンポンが鳴った。扉は固く閉じて私の侵入を拒み、定期をかざした部分は赤く点滅している。後ろに並んでいる人たちの指すような視線が気になる。舌打ちして不快感を露わにする人もいる。隣の改札に割り込んで行き過ぎる図々しいビジネスパーソン。何で割り込んで来るんだよという目を向けつつも仕方なしに受け入れる人たち。後ろに並んでいた人たちはもういない。塞がった出口を回避する新しい秩序がすぐに構築される。人々は無言で改札を抜け、散り散りに己が目的地へと向かって行く。その無意識で規則的な行動を阻害する不届き者には一切かかわりたくない。そんな雰囲気が感じられる。通行を許可されなかった私は仕方なく…

  • キューピッド

    キューピッド

    恋は唐突にやって来た。藤堂先輩のことを考えると胸が苦しくて仕方がない。この想い、なんとか叶えることができないだろうか? でも先輩はいつもあの白鳥家のお嬢様と一緒だ。二人は恋人同士なのだと噂されている。私なんかじゃ絶対に手が届くはずがない。そう思ってあきらめようとしても、私の中の聞き分けの悪い恋心は、まるで言うことを聞こうとはしないのだった。 「どこかにキューピッドがいないかなぁ」 私はため息をついた。キューピッドの恋の矢があれば、手っ取り早く想いを叶えることができる。そんな都合の良いことがあるはずはないのだが、それくらい私は途方に暮れていたのだった。 「呼んだか?」 声のする方に振り向くと、そ…

  • 妻が巨大ロボになった

    妻が巨大ロボになった

    いつの間にか、妻が巨大ロボになっていた。いつからそうなのか、よくわからなかった。今朝、気付いたが、もしかしたら昨日からそうだったかもしれない。あるいはもっと前からそうだったかもしれない。彼女との間に良好なコミュニケーションを維持して来たという自信はまるでない。夫婦関係はいつしか希薄で空虚なものとなっていた。妻が巨大ロボになったのは、その当然の帰結であったかもしれない。あるいは彼女の無言の抵抗かもしれない。そうした軽微とは言えない状況の変化にもかかわらず、日常生活は変わりなく続いていた。私は仕事に出掛け、帰って来ると妻の作った料理を食べた。時々、妻の顔を覗き込んでみた。ひし形をした黄色い切れ長の…

  • AI百景(40)レジェンド

    AI百景(40)レジェンド

    著名なアーティストの声をAIで再現し、往年のヒット曲や自分たちの作ったオリジナル曲を歌わせることが流行っていた。大手の音楽レーベルはそうした著作権に違反する行為を見つける度に警告を発していた。見つかってしまったサイトはすぐに閉鎖されたが、一週間もすると同じコンテンツを揃えたサイトが出現するのだった。かつて新しいアルバムのリリースを待ちわび、ライブに足を運んだ人々は、古き良き時代が再来したように感じていた。生まれるのが遅すぎて、生けるレジェンドを見たことのない人たちもサイトを訪れていた。昨今の音楽は何もかもが矮小化してしまっていると彼らは感じており、何でも良いから本物に触れてみたいという思いが強…

  • AI百景(39)フェイク

    AI百景(39)フェイク

    「私はやってません!」 スーパーで万引きをしたかどでA氏は取り調べを受けていた。店内のカメラで撮影された動画が証拠として提出されていた。そこにはA氏が日用品を手に取り、次々に袋に収める様子が映っていた。A氏はそこそこ知名度のある会社で勤続二十年という真面目な人物のようだった。取り調べの担当者は、どうしてそんなつまらないものを盗んでしまったのかという半ば同情の入った視線をA氏に向けていた。きっと出来心でやってしまったのだろう。誰にでもそんな瞬間があるものだ。担当者はそう考えて自分を納得させていた。 「その時間は仕事をしていました。私であるはずがありません」 A氏は執拗に抗議していた。ここまで確実…

  • AI百景(38)ペットの気持ち

    AI百景(38)ペットの気持ち

    AIを使って動物の鳴き声を分析する研究が注目を集めていた。クジラの歌を解析している研究者の動画によるとクジラは何キロメートルも離れた相手とコミュニケーションを取っているということだった。それは警戒や注意や怒りを示すだけの鳴き声ではなくて、私たちが考えている以上に言語的なものということであり、動画を見た私はなんだか満たされた気分になっていた。その時、広告が入った。 「これであなたもペットの気持ちがわかるようになります。今なら、五十パーセントオフで購入できます。この動画を見た人だけの特別価格です」 広告はそう言っていた。気になったのでクリックすると製品の紹介ページに飛んだ。AIを使って動物の鳴き声…

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