来る20日は参院選の投票日。候補者の顔ぶれを見ると、年齢的に政治活動をするには盛りを過ぎている候補者とか、政治の経験もなく、ただテレビでの知名度に依存した候補者とか、これまでの仕事を捨て、新たな職業として政治家を目指す候補者が散見される。解散の無い参議院で、多額の歳費を受け取り、無難に政治家の肩書きと特権を利用して6年の任期を全うしたいという意図がありありと見える。1期や2期で議員を降りるような、意欲も気力もない日和見候補は、国費の無駄遣いになるから、議員になってもらいたくない。私たちは良識の府に相応しい議員を厳選しなければならない。政治家を職業と心得る見識の低い人物を、国政の場に送り込んではならない。国政を担う国会議員の言動と行動を観察していると、政治家に適した人が如何に僅少であるかということが分かる。...政治家の資質