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  • 12月(2)の散歩

    4月7日の白い花が咲くドウダンツツジ(満天星躑躅)10月31日にはかなり紅葉。11月28日、ほぼ完全紅葉のドウダンツツジ脈絡もなくいつもの井の頭公園ネタ。三角広場の神田川沿いに紙が張り出されていた。井の頭公園駅下の枯れたラクウショウを伐採するらしい。この種のことでもお知らせをしないと問合せ、苦情が殺到することがあるらしい。昔、横浜の桜が有名な公園で、桜の枝をまとめて伐採したときには、「君!“桜切るバカ、梅切らぬバカ”という言葉を知らんのかね!!」とお叱りの電話が殺到し(単に私の想像ですが)、事務所はあわてて、「桜も古木になると、古い枝を払って方が長生きするとの専門家の診断があり……」と言い訳の看板を張り出したことがあった。定点のひょうたん橋からの井の頭池。これも定点の七井橋から井の頭池の東側を。12月12...12月(2)の散歩

  • 12月(2)の花

    12月19日に届いた花翌日にはバラも十分開いて、はや最盛期?黄色いバラ3本、ピンクが2本。下は1週間後の黄色いバラ。開ききっているように見えるが、未練でしょうか、中心部にはまだ小さくなったとはいえ蕾部分が残っている。花がお辞儀をしてうなだれたとき、開き切った花びらをむしって、中心の蕾だけにして一輪挿しにさして、数日頑張ったが、もはや蕾が開くことはなかった。届いた翌日のデンファレ。上の方の蕾は明らかにもはや開かないだろうになぜか切り捨てられていない。下積みのカスミソウが主役を狙っている。ルスカス。俺だってわずか数か月このまま我慢してもらえれば、「ルスカス最後の姿」がお見せできるのだが。12月(2)の花

  • 山本文緒の略歴と既読本リスト

    山本文緒(やまもと・ふみお)1962年神奈川県生まれ。神奈川大学経済学部卒業後、OL。2021年10月13日膵臓がんにより軽井沢の自宅で死去。1987年少女小説家としてデビュー。1999年『恋愛中毒』で吉川英治文学新人賞2001年『プラナリア』で直木賞受賞2003年40歳の時にうつ病を発症して約6年の闘病生活を過ごした。2007年うつ闘病日記であるエッセイ『再婚生活』で復帰2020年『自転しながら公転する』が7年ぶりの小説で、2020年に島清恋愛文学賞受賞2021年日記『無人島のふたり』著書に『あなたには帰る家がある』『眠れるラプンツェル』『絶対泣かない』『群青の夜の羽毛布』『落花流水』『ファースト・プライオリティー』『アカペラ』『なぎさ』『ばにらさま』『残されたつぶやき』などエッセイに『そして私は一人に...山本文緒の略歴と既読本リスト

  • 山本文緒『無人島のふたり』を読む

    山本文緒著『無人島のふたり120日以上いきなくちゃ日記』(2022年10月20日新潮社発行)を読んだ。新潮社の紹介これを書くことをお別れの挨拶とさせて下さい――。思いがけない大波にさらわれ、夫とふたりだけで無人島に流されてしまったかのように、ある日突然にがんと診断され、コロナ禍の自宅でふたりきりで過ごす闘病生活が始まった。58歳で余命宣告を受け、それでも書くことを手放さなかった作家が、最期まで綴っていた日記。山本さん出世作、あのかったるい『プラナリア』を読んだ時の衝撃が忘れられない。その山本さんのうつ病の闘病日記『再婚生活』でのつらさ、その中での作家としての底力にも感心した。さらに、その山本さんの死への日記を紹介するなど私にはとてもできない。ルール違反になってしまうが、以下、長すぎる引用をご勘弁ください。...山本文緒『無人島のふたり』を読む

  • 吉祥寺エクセルホテル東急でアフターヌーンティー

    吉祥寺の第一ホテルが閉店し、2022年10月28日に「吉祥寺エクセルホテル東急」がオープンした。2階の「ラウンジ&ダイニングSORAE(ソラエ)」のアフタヌーンティーを予約した。場所は吉祥寺通りを北に東急吉祥寺を過ぎたところにあった第一ホテルの跡で、建物はほぼ変わっていない。1階に入り、エスカレータで2階に登り、フロントを正面に見て右側がSORAEだ。左側に、おしゃべりに花咲かせたご婦人方が占領する大きなテーブルが幾つかあって(ラウンジ?)、その奥がダイニングらしい。ホテルの個室から眺め下され、左手の吉祥寺通り側は吹き抜けになっている。第一ホテルの時と同じだ。頼んであったのは「ストロベリー・アフタヌーンティー」。テーブルの取り皿が華やか。皿をひっくり返すと、私でも知っている「ローラアシュレー」だ。第一ホテ...吉祥寺エクセルホテル東急でアフターヌーンティー

  • 辻堂ゆめ『二重らせんのスイッチ』を読む

    辻堂ゆめ著『二重らせんのスイッチ』(2022年4月20日祥伝社発行)を読んだ。版元ドットコムの紹介俺は犯人なのか――。強盗殺人容疑で逮捕された、桐谷雅樹。証拠は全て雅樹の犯行を示す!最注目の著者が描く、"冤罪"ミステリー。「桐谷雅樹。殺人の容疑で逮捕する。午前八時十一分」2015年2月、桐谷雅樹の“日常”は脆くも崩れた。渋谷区松濤の高級住宅地で飲食店経営者が殺害され、現金およそ二千万円を奪われる事件が起きた。凶器が購入された量販店の防犯カメラに映っていたのは、まぎれもなく自分自身の姿。犯行現場から検出されたDNA型は雅樹のものと一致する。紙で切ったはずの手の傷跡、現場付近で寄せられた目撃証言……。すべては雅樹による犯行を示唆していた。やはり俺が犯人なのか――自らの記憶、精神をも疑いはじめた矢先、雅樹の不在...辻堂ゆめ『二重らせんのスイッチ』を読む

  • 12月(1)の花

    12月5日に届いた花カーネーション3本スナップ1本白と薄紫のスイトピー端が黄色くなったクジャクヒバ大きく広がるレースフラワー2日後、このあたりが最盛期かな?11月(2)の花の末裔、サンデリーホワイト、センニチコウ、デンファレも、18日間頑張っています。12月(1)の花

  • 辻村深月『嘘つきジェンガ』を読む

    辻村深月著『嘘つきジェンガ』(2022年8月30日文藝春秋発行)を読んだ。文藝春秋の長い長い作品紹介詐欺をめぐる3つの物語。『2020年のロマンス詐欺』まさか、こんな2020年の春が待っているとは思いもしなかった――大学進学のため山形から上京した「加賀耀太」だったが、4月7日、緊急事態宣言が発令されてしまう。入学式は延期され、授業やサークル活動どころか、バイトすら始められない。そのうえ、定食屋を営む実家の売り上げも下がって、今月の仕送りが半分になるという。地元の友人「甲斐斗」から連絡が来たのはそんなときだった。「メールでできる簡単なバイト」を紹介してくれるというのだ。割の良さに目がくらんで始めた耀太だったが、そのバイトとはロマンス詐欺の片棒を担ぐことだった。早く「実績」を上げるよう脅され、戸惑いながらもカ...辻村深月『嘘つきジェンガ』を読む

  • GONZOでランチ

    私は6年以上、エスプレッソマシンを使っていて、使い捨てのアルミのカプセルをごみとして捨てるのが気になっていた。ネスプレッソ社からのメールで「リカバリーバッグ」を800円で購入すると、使用済みカプセルを自宅回収してくれて、900円のギフトクレジットをくれるとあった。さっそく購入し、現在カプセルが溜まるのを待っている最中だ。もう一つ、無料でリサイクルバッグを注文し、使用済カプセルで一杯になったら特定店舗に持参し、回収ボックスに入れる方法がある。この店舗を調べると、最も近い店が吉祥寺のGONZOというピザ屋さんだった。イントロが長くなったが、昭和通りと中道通りの間の西三条通りにあるグラニコビルの一階にあるGONZOへさっそく行ってみた。入口そばにリサイクル回収ボックスを確認。ランチに久しぶりの本格ピザを食べるこ...GONZOでランチ

  • 下高井戸 旭鮨総本店でランチ

    新宿京王百貨店の8F、下高井戸旭鮨総本店でランチした。店名に「下高井戸」が付き、各支店名に「総本店」が付くのはなぜと思い、ホームページを調べてみた。昭和2年京王線下高井戸駅際に蕎麦屋「旭家」が開店したのが始まり。昭和39年新宿京王百貨店8階食堂に出店。昭和43年社名を「旭鮨総本店株式会社」にした。11時半なので並ばずに入れてごきげん。私はにぎり鮨で、相方はちらし鮨まず、二人にサラダと茶碗蒸し。あさりの味噌汁付きのにぎり鮨。あさりの味噌汁にちらし鮨サラダ、茶碗蒸しとあさりの味噌汁付きで各2千円なら、まあそうだろうなという味でした。下高井戸旭鮨総本店でランチ

  • 12月(1)の散歩

    ツワブキ(石蕗、艶蕗)。キンギョソウ(金魚草)。GoogleLensのお告げですから確かでしょう。私にはルピナスとの差がわかりませんが、じっくり見ていると、花びらが金魚の尾のように見えてきました。名札が刺してあって、スノーサーファーという素敵な名前がありました。スーパーアリッサム(厳しい暑さの時期でも開花するように改良されたスイートアリッサム)GoogleLens様は「ミニトマト」とおっしゃっていますが、お世話になっていて申し訳ありませんが、「それはちょっとどうかな」という気がするのですが?キバナコスモスという話もありますが、葉っぱが違うんですが?いろいろな種類があるようですが、要するにピラカンサ。センリョウ。こんもりのサザンカ(山茶花)。見事な紅葉。モコモコの木。結構な大木です。12月(1)の散歩

  • 伊坂幸太郎『マイクロスパイ・アンサンブル』を読む

    伊坂幸太郎著『マイクロスパイ・アンサンブル』(2022年4月25日幻冬舎発行)を読んだ。幻冬舎の特設サイトにはこうある。見えていることだけが、世界の全てじゃない。知らないうちに誰かを助けていたり、誰かに助けられたり。失恋したばかりの社会人一年生と、元いじめられっこのスパイ一年生。二人は、さまざまな仕事やミッションに取り組むが、うまくいくことばかりではなくて……。猪苗代湖で2015年から開催されている音楽フェス「オハラ☆ブレイク」のために、伊坂幸太郎さんが毎年書き続けた短編「猪苗代湖の話」。会場でしか手に入らなかった7年分の連作短編が満を持して書籍化!失恋したばかりの社会人と、元いじめられっ子のスパイが住むまったく別の世界。二つの異なる世界の話が交互に進み、偶然に何かが揃ったときに扉が現れ、行き来できるよう...伊坂幸太郎『マイクロスパイ・アンサンブル』を読む

  • 国宝展へ

    そう言えば国宝展に行ってないと、突然思いつき、予約サイトにアクセス。アクセス集中でシステムがなかなか動かない中、かなり頑張ったが、いずれの日も予約は既に満杯。15日が翌月12月の予約開始とあったので、じっと何日も我慢で15日10時開始と同時に予約にチャレンジ。12月1日は外して、2日の9:30という早すぎる時間ならとアタックしてようやく2枚確保。通勤客に混じり朝早く出て上野駅、公園口にたどり着く。修学旅行の生徒がいっぱい。まっすぐ行けば上野動物園。国立西洋美術館を右に見て、斜めに林の中をのんびり歩く。東京国立博物館が見えてきた。まだ9時前でガラガラだと思ったら、開館前に既にチケットを持った人が長蛇の列。9時の人々が入り、30分以上並んで、結局9時半過ぎに入口に到達。何回も行列に並び待機し、ようやく入館。青...国宝展へ

  • 11月(2)の散歩

    井の頭線久我山駅北にある「久我山稲荷神社」当社は古来久我山の鎮守で、明治40年4月に字北原にあった天祖神社を合祀した。御祭神は受持命(うけもちのみこと)「明治、大正時代、村の若者がこれを担ぎ上げ、力を競って楽しんだものです。石の表にはその重さと担ぎ上げた人の名が刻んであります。古来病人ある時、これを持ち上げれば全快するとして「石占い」に由来すると云われています。この石の重さは、百二十キログラムあります。」石の上には「三十二貫目」とあり、左に〇〇太郎と刻まれている。高く聳える松。日が当たって明るい色のユリウス。シソ科と言われればそうかもと思う。丹精に育てた菊をご披露。私も30代の10年間、菊つくりに凝っていたのでご苦労様でしたと言わせていただく。ツワブキ(石蕗、艶蕗)。ピラカンサの生垣。鈴なりのピラカンサ。...11月(2)の散歩

  • 11月(2)の花

    11月21日に届いた花3日後透き通るような淡い水色のデルフィニウム。デンファレのお手入れ方法には「冬場には気温が低すぎると元気がなくなるので、適度に暖かい場所に置きましょう。しかし、暖房の風が直接当たらないように」とあった。贅沢な!白と、薄紫がある。「幸福の木」として知られているドラセナの仲間のサンデリーホワイト。深紅のセンニチコウ(千日紅)。初めて作ったドライフラワー。黄色い玉のゴールドスティックは5月9日に届いたもので、半年経過してもいまだにくっきりとした黄色を保持している。千日紅は6月6日に届いたもので、すでに5か月経過し、千日紅(紅色)が千日桃に変わってしまっているが、まだ鑑賞に堪えている。11月(2)の花

  • 夕方の富士

    このところ毎日一度は富士を拝んでいる。ようやく、間にあった邪魔物がなくなり、空気も澄んで富士が顔を出している。昨日、12月3日15時半、淡い夕焼けの影となった富士を見た。朝の真っ白な厳かな富士は気分を盛り立ててくれるし、夕方のシルエットとなった富士は「それでいいんだよ」と心をなぐさめてくれる。夕方の富士

  • 11月、夕方の井の頭公園

    井の頭公園の東端にある三角公園。大きなサザンカ(山茶花)の木。大きく広がるヤツデ。子供の頃、庭にあり、古めかしいイメージがあって好きになれない。そもそも、この白い塊が花とは思えない。気味悪い太古の世界に繁茂しているイメージだ。テングノハウチワ(天狗の羽団扇)の別名のように葉っぱを振り回して遊んだ記憶はあるのだが。いつものひょうたん橋から池を眺める。16時半なので薄暗い。七井橋手前の大木。改めて見ると大きな木だ。七井橋から東を眺めると、木曜日の16時半、ボートも遠くに少し見えるだけ。七井橋の先の狛江橋から弁財天を眺める。西の方向は木々が暗く見える。三角公園を東に帰る。石畳の上はきれいに枯れ葉が掃き清められている。公園事務所が掃いているのだろう。それとも最近では送風機で飛ばしているのか?いずれにしても、感謝で...11月、夕方の井の頭公園

  • 夏川草介『レッドゾーン』を読む

    夏川草介著『レッドゾーン』(2022年9月4日小学館発行)を読んだ。小学館による書籍の内容病む人がいるなら我々は断るべきではない。【第一話】レッドゾーン日進義信は長野県信濃山病院に勤務する内科医(肝臓専門医)だ。令和二年二月、院長の南郷は横浜港に停泊中のクルーズ船内で増加する新型コロナ患者の受け入れを決めた。呼吸器内科医も感染症医もいない地域病院に衝撃が走る。日進の妻・真智子は、夫がコロナ感染症の患者を診療することに強い拒否感を示していた。【第二話】パンデミック千歳一郎は五十二歳の外科医である。令和二年三月に入り、コロナの感染者は長野県でも急増していた。三月十四日、千歳は限界寸前の日進に変わり、スペイン帰りの32歳女性コロナ確定患者を診察し、涙を流される。翌日、コロナ診療チームに千歳が合流した。【第三話】...夏川草介『レッドゾーン』を読む

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