いとうみくさまのかわいらしすぎる猫の本。季節風春研で見本を見せていただいていました。エステラは、さかのうえにある大きなでまどのあるいえで、おかあさんとおとうさんの三人でくらしていました。・・・・あさ、おきると、おかあさんもおとうさんも、エステラに「おはよう。かわいいおひめさま」といいます。・・・・小さな小さなこがおかあさんのうでのなかにいました。「ふうちゃんよ。よろしくね。ふうちゃん、このこが、エステラ。なかよくしてね」・・・・エステラはぱっとかけだすと、おとうさんの足のあいだをくぐって、しまりかけたドアからそとへとびだしました。このあとの展開が、さすがいとうみくさま。読んだ子がほっとするような結末になります。ラストの「もしかして、ふうちゃんをまもってくれたの?おかあさんがいうと、エステラは、すんだみどり...『さかのうえのねこ』いとうみく・作よしむらめぐ・絵あかね書房