御岳のロックガーデン。散策路を少しそれて絶好の樹木を見つけた。倒木か、と思ったけれど、よく見ると、幹と同じくらい太い根っこがずんずん伸びている。みごと。静寂の森に、岩と木々の歴史が広がる。根っこ(F10)
昨年春の退職を機に、水彩画を始めました。 もっぱら地元の山や川、近場の渓谷などに出 かけて描いています。週に2回ほどをめどに 画像をアップしています。山と木々、川と岩 など、自然な風景が中心です。
立川の昭和記念公園。今年も満開時期にぶらぶらと散策に。手前に色とりどりのチューリップを、池をはさんで向こうにもチューリップ。さらに奥にチューリップ花壇。おなかいっぱいのチューリップ、春の昼下がり。チューリップの池(F6)
ちょっと遅いかなぁ、と思ったけれど、今年も青梅の梅岩寺まで枝垂れ桜を見物に。案の定、はらはらはらと小さな花びらは散りぬれど、これも風情と枝の先を見つめる。イメージをふくらませて画面にむかうと、なにやらアクションペインティングのような、ちょっと抽象的な構成になったけれど、これはこれでと筆を置く。散る桜(F6)
新青梅街道、瑞穂町の交差点角の「エコパーク」がいいらしい、という話を聞いて出かけてみた。いい、というのはボケやレンギョウの春の花が咲きほこり、なにより枝垂れ桜がみごとだという。昨年描いた、青梅・梅岩寺の枝垂れ桜と見比べると、ちょっとあれだけれど、枝垂れぐあいは悪くないし、風に舞う花びらが春ごこち♪枝垂れ桜(F8)
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御岳のロックガーデン。散策路を少しそれて絶好の樹木を見つけた。倒木か、と思ったけれど、よく見ると、幹と同じくらい太い根っこがずんずん伸びている。みごと。静寂の森に、岩と木々の歴史が広がる。根っこ(F10)
前回に続いてロックガーデンの岩と小流れ。小路を離れて、小さな流れと岩と木々がエックス型の構図になった場所を見つける。手前の岩から奥の散策路までの空間がうまく表現できるか、どうか。静寂の森が見つめている。ロックガーデン(F8)
御嶽神社の前を左折し、ずんずん進むと、巨岩天狗岩に突き当たる。今度はそこを右に曲がりさらに道をくだる。苔むした岩と小さな流れ、そして広葉樹が広がる「ロックガーデン」があらわれる。昨年の5月にも訪れたけれど、今回は休憩所をぬけて、ぐるっと岩山を一周するルートを選んだ。まさにロックな巨岩に倒木がもたれて、静寂をつくっている。#watercolor#水彩画ロック(F8)
春の昭和記念公園。ボート池の端の島に大きなケヤキが1本。季節ごとに何度か描いたけれど、来るたびに池のほとりで見つめてしまう。画面上部のぎざぎざ葉っぱが印象的なモミジバスズカケノキと、やわらかな陽光をはじく、ケヤキのやわらかな葉の対照が面白くて、今回もそそられる。孤高のケヤキ(F6)
春爛漫、立川の昭和記念公園には爛熟のチューリップ。手前に花をいれた構図で眺める。で、君の和名は、と調べると鬱金香(うっこんこう)、その匂いがウコンに似るから、と。鼻を近づけてくんくん。うーん、どうだろ。ともかく一面の鬱金香を目で味わう。君の名は(F6)
立川の昭和記念公園。今年も満開時期にぶらぶらと散策に。手前に色とりどりのチューリップを、池をはさんで向こうにもチューリップ。さらに奥にチューリップ花壇。おなかいっぱいのチューリップ、春の昼下がり。チューリップの池(F6)
ちょっと遅いかなぁ、と思ったけれど、今年も青梅の梅岩寺まで枝垂れ桜を見物に。案の定、はらはらはらと小さな花びらは散りぬれど、これも風情と枝の先を見つめる。イメージをふくらませて画面にむかうと、なにやらアクションペインティングのような、ちょっと抽象的な構成になったけれど、これはこれでと筆を置く。散る桜(F6)
新青梅街道、瑞穂町の交差点角の「エコパーク」がいいらしい、という話を聞いて出かけてみた。いい、というのはボケやレンギョウの春の花が咲きほこり、なにより枝垂れ桜がみごとだという。昨年描いた、青梅・梅岩寺の枝垂れ桜と見比べると、ちょっとあれだけれど、枝垂れぐあいは悪くないし、風に舞う花びらが春ごこち♪枝垂れ桜(F8)
なんだかこのところ、水と岩ばかり描いている。前々回に続き、これも払沢の滝ちかくの神戸岩(かのといわ)下の小さな滝の流れ。まだ水量が少ないのがあれだけれど、水音と風の流れがここちよい。この次は枝垂れ桜や新緑のきらめきを、と考えているけれど、水が豊かな鳩ノ巣渓谷や御岳もすてがたいし…。小さな滝壺(F6)
冬の終わりの鳩ノ巣渓谷。落石の影響だろうけれど、上流の白丸方面には行かれない。うーむ、と唸って、吊り橋から下流を見ると、これまで見過ごしてきた大岩と小さな滝の流れが。夏場にくらべると水量がだいぶん少なくて、流木が何本も岩場にひっかかっている。よし、と狙いをきめてスケッチ。思ったほど寒くもなくて、じっくり観察できる。鳩の巣の流木(F6)
昨年11月にスケッチした神戸岩の小さな滝。どうにも気に入らず、2月下旬に再び訪れた。陽射しの暖かい日だったから油断して、薄手のコートで出かけたのだけれど、うむ、やられた。日なたはともかく、滝のある洞窟の中はしんしんと冷え込んで、手がかじかむ。指に息を吹きかけながら、ポットのほうじ茶で暖をとる。にしても寒さがまさり、何とか2枚だけスケッチして退散。以前より水量は少なかったけれど、雰囲気は、少し出たような、もうひとつだったような…。真冬の小さな滝(F8)
青梅線、奥多摩の手前、鳩ノ巣駅を降りて長い坂道をくだると、鳩ノ巣渓谷。御岳渓谷とは異なり、川底が深く、水は青みをおびてゆっくり流れる。鳥も鳴かず、ひとけもなく静寂に包まれるひとときを過ごす。岩と水と(F6)
国立駅近くの「コートギャラリー」で18日まで開かれている高校のOB展に、今回は「三角シリーズ」の春、夏バージョンを出品。昨年の秋、冬編とあわせて、四季が完成した。いわば定点観測の風景で、そこんところがちょっとした自慢。さて、来年は…と思案どころだけれど、なんとなく構想だけはできかけていて、うーむ、どうかなぁ。三角完成
御岳渓谷。特にどうという眺めでもなかったけれど、寒々しい流れと、びくともしない岩肌のコントラストがいいな、と渓流の散策路で足を止めて眺める。水音に耳をすませる。#watercolor#水彩画冬の渓流(F6)
JR軍畑(いくさばた)駅を降り、坂道をくだるとじきに散策路の入り口。御岳の渓流を左手に眺めながらさかのぼると、やがて玉堂美術館、さらに上流にマス釣り場、もっと進むと、せせらぎの里美術館の下で路は終わる。何度もおとずれた場所だけれど、ここではカワセミも大型のトンボも目にする。そしてさらに奥に目をやると、ゆったりした流れに最後の紅葉が映える♪初冬の御岳(F6)
藤沢周平の短編「静かな木」は、老年になり引退し、釣り竿を肩にかついだ主人公が、ふと見上げたケヤキの大木に、過ぎし人生を重ねて…、という趣向の物語。そのケヤキに遭遇したのは、JR国分寺駅近くの「殿ヶ谷戸庭園」だった。師走にはいったのに、まだカエデの紅葉にはやく、うーむとうなりながら園内を歩き、出会った静かな木。もう少したつと茶褐色に色変わりして葉を落とすのだけれど、その直前の錦の輝きに目をうばわれて。#watercolor#水彩画見上げれば(F6)
昨年12月の井の頭公園。紅葉が遅く、年末でもまだなかなかの景色を見せる池のまわりの散策路を、ゆっくり歩く。向こう側のモミジが水面に錦を浮かべて、風情♪#watercolor#水彩画井の頭公園(F8)
12月初めの休み、久しぶりに井の頭公園まで出かける。終わりかけの紅葉がなかなか、という知らせを聞いていた。公園口から入り、外周の散策路を歩き、カエデと背景のメタセコイアをのぞむ。手前の枯れかけた葦原がいいアクセント、と笑みがうかぶ。#watercolor#水彩画12月の井の頭公園(B3)
前作、神戸岩(かのといわ)の滝の鎖場を抜けて、さらに奥に進むともうひとつ、小さく3段ほどの滝があらわれる。水音が静寂を呼び、ふうっと息を吐く。さらに奥の滝(F6)
檜原村の払沢の滝バス停からさらに奥に進むと「神戸岩」(かのといわ)。川下から見て右の岩は高さ100メートル、左は80メートルの硬質なチャート層で形成されている、という案内を確認してから、せまい岩窟をくぐってずんずん進む。鎖場にしっかりつかまってさらに奥に向かう。おお、巨岩をうがって滝の音♪奥の滝(F8)
山梨・昇仙峡の奇岩「石門」のトンネルをくぐって向こう側から眺める。寸止めの口づけのように、ほんの少し両者は離れている。#watercolor#水彩画石門の向こう(F4)
昇仙峡の仙娥滝を背景に、流れの手前から「引き」の構図で眺める。この川、てっきり笛吹川かと思っていたけれど、調べると荒川水系。どちらでもいいけれど、水はすみ、マイナスイオンが飛び跳ねている、気分。これまでに、たしか3枚描いている。#watercolor#水彩画滝を背景に(B4)
昇仙峡・滝上バス停から滝を横目に坂道をくだると、巨大な花崗岩に囲まれた「石門」が遊歩道をさえぎる。すきまから向こう側に抜けられるのだけれど、圧倒的な威圧感が心ゆさぶる。かぶさった先端はほんのわずか離れていて、寸止め♪花崗岩の石門(F6)
五月、久しぶりに2日の休みが取れたから、石和温泉に一泊。温泉を堪能した翌日、バスで昇仙峡まで。滝の入口の茶屋を脇目に坂道をくだると、そうそうこの光景。以前も描いた千ヶ滝に再開。どうどうと落ちる滝音を聞きながら、下流までゆっくり歩く♪#水彩画#watercolor昇仙峡・千ヶ滝(F8)
多摩川河原沿いの草むらの広場。神社までの散歩の途中に立ち寄ると、丸太がごろごろ転がっている。ひそひそ語らっているように。#watercolor#水彩画丸太ころがって(F6)
JR青梅線から歩いて10分ほどの釜の淵公園。「水の公園」の別名があり、湾曲した多摩川の河原で川遊びも楽しめる。川に張り出した桜と、流れの水音をききながら桜吹雪をあびる♪#水彩画#awtercolor青梅・釜の淵公園(F6)
JR青梅線、青梅駅のすぐ近くのお寺、梅岩寺。数年前から、桜の季節には頃合いをみはからって、撮影、スケッチに出かけている。今年もいい塩梅でしだれていた♪#watercolor#水彩画梅岩寺の枝垂れ桜(F10)
多摩川に向かう散歩道。坂道をおりると奥多摩街道。上水を渡る橋の手前に、ケヤキの大樹がそびえている。東京都指定天然記念物の案内板に、樹齢は四百年から六百年、幹周りは7.2メートル、樹高25メートルと書かれている。でもさすがに高齢の影響がほうぼうにうかがえて、特に根本。大きなうろがあり、一部はコンクリートで補強されている。それでも初夏、青々とした葉をしげらせて、元気♪#水彩画#watercolor奥多摩街道のケヤキ(F6)
国立新美術館で開かれている「マティス展」に出かけた。久しぶりの美術館。併設されている公募展などもひやかしながら、半日近く楽しむ。マティスは、晩年の切り絵に焦点をあてた展示が充実し、ヴァンスのロザリオ礼拝堂も再現されていて、圧倒的な空間を疑似体験。切り絵中心の絵葉書を10枚ほど買い込んだ。画像は先日スケッチに出かけた高尾山の山道。ここをすぎればじきに山頂なのだけれど、けっこうきつい。うむ。#watercolor#水彩画山頂へ続く道(F6)
暴徒、ではなく昭和記念公園の手漕ぎボート。天気もいいのに、何故かこの日は無人のボート乗り場。池に向かって集結したボートが、息をひそめているようで、ぶきみな昼下がり。手前の枯れた樹の枝がボートをからめとろうとするクモのようにも見えて。#水彩画#watercolorボートの群れ(F6)
今年は多摩地域にもよく雪が降る。さほどの大雪にはならないのだけれど、みなれた散歩道の雪景色はうれしい。左手に玉川上水が流れる、往復50分ほどの道程のなかばに、こんもり盛り上がった林が目印で、ひといきいれながら雪を見ていた。#watercolor雪の散歩道(F6)
雪の朝。待ちかねて、厚木で散歩道。折り返し点の「かに坂公園」から、林の裏を流れているはずの多摩川を覗いても、雪でかすんで何も見えない。でも、それが雪だから、としばらくたたずみ、ぶるぶるっと帰路に向かう。#水彩画#watercolorかに坂公園から(F4)
久しぶりに高尾に登った。といっても途中まではぶらぶらリフト。それでも薬王院を経て山頂まで歩くと、いやあ体力低下を思い知らされる。茶屋のわきの展望スペースから、遠く眺めると、ぼんやり富士山♪はかなげにそれでも威風堂々とそびえている。高尾から富士(F6)
JR国立駅近くの画廊・コートギャラリーで、今日から20日まで開催のグループ展に8号作品2点を出品。出身高校美術部のOB展として始まって、今回で何度めになるだろう。今年のお題は4つの三角に決めた、自宅近くの博物館を中景に、手前の木々と遠景の山を取りこんで季節の変化を味わったもの。実は「桜の三角」もできていて、この夏に「夏の三角」を描いて、四季の三角を完成させるつもりだけれど、さて。4つの三角
多摩川に続く散歩途中の坂道。そろそろ日が落ちる時間帯。木々のすきまから、黄昏の光の粒が落ちてくる。#watercolor#水彩画たそがれ(F4)
暮れに歩いた、久しぶりの玉川上水散歩道。左手に上水が静かに流れ、道程のなかばほどに、こんもり盛り上がった小さな丘、その斜面を冬の光が照らしている。この斜光がなにやらポエム。かな。#水彩画#watercolor上水散歩道(F4)
冬枯れの河川敷。向かいの岩肌と、手前の枯れ枝を画面におさめたら、どうだろう、と思いながら構図を考える。わずかに残る草の緑がアクセントになれば、と。#水彩画#watercolor草のみどり(F4)
晩秋の昭和記念公園。ボート池のぞむ湖岸に鮮やかな黄葉。ときおり水鳥のはばたきが聞こえて、また静寂がもどる、そんな秋の終わりのゆっくり散歩。#水彩画#watercolor黄葉の向こうに(F6)
晩秋の昭和記念公園。ボートの池の隅に回ると、紅葉が水面に映り、ゆっくり時を刻んでいる。まだ暖かい冬のはじまり。#水彩画#watercokor公園の池(F8)