chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
arrow_drop_down
  • 【愛用品】線香皿を新調した

    先日、線香皿を購入した。 私はリラックスするために一日一本くらいのペースで線香を焚いている。 (OLが焚くようなシャレオツツーケーパイオツカイデーなお香ではなく、その辺のスーパーや薬局に売っている毎日香みたいな感じのニュアンス的な雰囲気の仏壇用の線香だ) これまでは別の線香皿を使っていたのだけれど、諸行無常の理によって、同線香皿内の不燃布が消耗したのか、線香が途中で消えてしまうということが頻発してきた。 それに伴い何度も線香に点火し直さなければならず、面倒になり、線香を焚くこともなくなってきてしまっていた。 そうなると、同線香皿もそして線香も使わないまま放置することになり、そうなると我が家の整…

  • 結局日常や

    先日、木皿泉さんの『さざなみのよる』という本を読んだ。 そこに以下のような箇所があった。 最初はこんな日がずっと続けばいいと願っていたが、それが当たり前のように続いてゆくと、同じことの繰り返しが苦痛に思えてきた。 あんな子に負けてしまったのかと、利恵の心はざわついた。 毎日同じように多量のタオルをたたんだり、床に落ちた人の髪の毛を一日何度も掃いたりするのを、もし彼女が見たら、と考えると急に恐ろしくなる。自分のこの状態はもしかして、みじめなのではないか。そして、そうなってしまったのは、すべてこの店のせいであり、それはつまり清二のせいなのだ、と思うようになっていった。 私たちは日常のルーティンを繰…

  • 優劣を問題にするだけの生き方

    先日、川越宗一さんの『熱源』という本を読んだ。同書に以下の一節があった。 アイヌを滅ぼす力があるのなら、その正体は生存の競争や外部からの攻撃ではない。アイヌのままであってはいけないという観念だ。いずれその観念に取り込まれたアイヌが自らの出自を恥じ、疎み始める日が来るかもしれない。 この小説には、優秀な民族と劣等な民族、優秀な人種と劣等な人種、文明国民と野蛮な異民族というように、人種や民族を優劣で分け、優秀なものが劣等なものを支配するのが当然という価値観の中で葛藤、翻弄される人々の姿が描かれている。 優秀な者は勝って生き残り、劣等な者は負けて滅びる。 そのような価値観の中で、優秀な存在と定義され…

  • 整理習慣のおかげで安定している

    月に1度の資産のチェックを行った。 ありがたいことに資産は確実に増えている。 特に今月は株価の調子が良いのか増え幅が特に大きかったが、それも諸行無常の理によっていずれ株価が大きく下がった時に吸収され、均されていくだろう。 私にとっては資産が増大していくことそのものよりも、月々の出費が安定していることのほうが重要だ。収入内における月々の出費が安定していれば自然と資産は増えていく。資産チェックはそのために行っているようなものだ。 私は現在、独身一人暮らしで毎月10〜13万くらいの生活を送っている。 この生活において何の不自由もない。部屋も衣服も食事も十分に揃っているし、娯楽も読書と運動とサウナと日…

  • こんな感じの今日

    たまには日記みたいなものでも書くか。 今日は朝の7時頃に起床し、ブログを少し書いた。 文章を書くことによって自分の頭の中を整理することができるし、自分が大事だと思っていることを改めて書き出すことでより忘れにくくなる。とにかく書き出すとすっきりする。 プロテインとコーヒーと水で朝食をすませて、洗濯と掃除を済ませ、筋トレをした。ダンベルを使って軽く肩や腕に負荷をかける程度ではあるけれど、やり終えるとそれなりの達成感があって気持ちが良い。 明日はジョギングの日なのだけれど、明日の天気は雨らしいので、今日の内に走っておくことにした。近所の公園内をゆっくりと走った。抜群の気持ち良さだ。 帰宅後は昼食とし…

  • 身近なものを大事にするだけや

    先日、青山美智子さんの『探しものは図書室まで』という本を読んだ。同書に以下の一節があった。 蛇口をひねり、ふと鏡をのぞく。そこにいる自分の顔を、まじまじと見た。 カップラーメンやコンビニの惣菜パンばかり食べているせいで、肌がぼろぼろだった。冷蔵庫はすかすかで、とうの昔に賞味期限の切れた調味料が途方に暮れている。寝不足で顔色も悪くて、力が出ないのも当たり前だった。 食事だけじゃない。床には埃が積もり、窓は汚れてくもっている洗濯物は部屋干ししたまま、吊り下がっているものを外して直接身につけるのが習慣になっていた。棚の上には、いろんなものが散乱している。がびがびに固まったネイルの瓶、三ヶ月前のテレビ…

  • 割に合わない快楽的中傷

    先日、又吉直樹さんの『火花』を読んだ。同書に以下の一節があった。 少し長いが、引用するさかい。 「だけどな、それがそいつの、その夜、生き延びるための唯一の方法なんやったら、やったらいいと思うねん。俺の人格も人間性も否定して侵害したらいいと思うねん。きついけど耐えるわ。(中略)人を傷つける行為ってな、一瞬は溜飲が下がるねん。でも一瞬だけやねん。そこに安住している間は、自分の状況はいいように変化することはないやん。他を落とすことによって、今の自分で安心するという、やり方やからな。その間、ずっと自分が成長する機会を失い続けていると思うねん。可哀想やと思わへん? あいつ等、被害者やで。俺な、あれ、ゆっ…

  • いかに優越感を得られるかという幸福観

    先日、川上未映子さんの『夏物語』を読んだ。同書に以下のように書かれていた。 きれいさとは、良さ。良さとは、幸せにつながるもの。幸せには様々な定義があるのだろうけれど、生きている人間はみんな、意識的にせよ無意識的にせよ、自分にとっての何かしらの幸せを求めている。どうしようもなく死にたい人でさえ、死という幸せを求めている。自分というものを中断したいという幸せを求めている。幸せとはそれ以上を分けて考えることのできない、人間の最小にして最大の動機にして答えなのだから「幸せになりたい」という気持ちそのものが理由なのだと思う。 私たちは一人ひとり幸せの定義を持ち合わせているかもしれないが、私たちの幸福観に…

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、おすかわさんをフォローしませんか?

ハンドル名
おすかわさん
ブログタイトル
おすかわ平凡日常記
フォロー
おすかわ平凡日常記

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用