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  • 人を認める基準が自分を認める基準

    先日、町田そのこさんの『星を掬う』を読んだ。同書に以下の一文があった。 弥一は、『素晴らしい才覚をもって成功する自分』という輪郭のない幻のような自己像があって、それを盲信していた。 この弥一というのは、常に何かでかいことをやることを夢見て、種々様々なビジネスやギャンブルに手を出しては失敗し、金に困窮し、金に困窮しては主人公の女性のもとへやってきて、暴力を振るっては金を毟り取っていく。 彼は何らかのかたちで大金を手に入れることで頭がいっぱいで、そして彼は自分は大金を手に入れることができる能力のある人間であると思い込んでいる。 弥一にとって人生は金が全てで、彼の世界は金持ちかそれ以外かで構成されて…

  • 【愛用品】良い感じのスリッパを新調した【PANSY】

    先日、室内用のスリッパを新調した。 これまでは近所のドラッグストアで購入した700円くらいのスリッパを使っていた。灰色の布製であったため、使い込んでいくと皮脂汚れが茶色く目立ってきて、それも洗濯すれば良いのだろうけれど、底面もなかなかの汚れ具合なので洗濯する気にもなれず、いっそのこと買い換えることにした。 よくよく考えると、私はスリッパを毎日履く。 毎日使うものは大事にしやすいように良質なものであるに越したことはない。 そこで、日本製の手入れがしやすそうなスリッパを買うことにし、結局以下のスリッパを購入することになった。 このスリッパはパンジーというメーカーのもので、日本の職人さんが丁寧に手編…

  • 残業して金が貯まる日々

    3月と4月は繁忙期で、最近は残業の日々だ。 3月はほぼ毎日残業、そしてここ2週間は毎日9時過ぎまで残業している。 この業務化過多の中、4月から係長が別の部署に異動になり、新人が2人加入し、5月になると10年間業務に携わってきた超ベテラン嘱託さんが離職する(その方は子育てが落ち着いたので、正社員として働こうと転職活動を始めたところ、優秀であるが故に早速採用が決まった)。 つまり、5月からは私が係長としての業務を兼務しつつ、2人の新人(新卒者と定年退職されたばかりの方)に業務を教えながらなんとかしてやっていくしかない。 仮にベテラン嘱託さんの後任として誰かがやってきたとしてもその人も言うまでもなく…

  • 苦しい時に助けを求められない思考パッターン

    先日、西加奈子さんの『夜が明ける』を読んだ。同書に以下の一文があった。 苦しかったら、助けを求めろ。 確かにそのとおりなのだけれど、言うのは簡単、やるのは難関、みたいなことをとあるラッパーが歌っていたように、実際に世の中には苦しい時に素直に助けを求められない人が私を含めたくさんいる。 どうして苦しいのに助けを求められないのかしらん。 それは私たちの心の奥底に「価値のない人間は苦しんで当然だ」「価値のない人間は苦しむべきだ」「価値のない人間はどんなに苦しんでもいい」「価値のない人間は苦しまなければならない」という冷酷な思いがあるからだ。 そして、私たちは目に見える形であれ目に見えない形であれ日頃…

  • 「異常」を否定しながら生きている

    先日、朝井リョウさんの『正欲』を読んだ。同書の中に以下の一文があった。 ・「自覚しているもんね。自分たちが正しい生き物じゃないって」 ・「自分に正直にとか言われても、その正直な部分が終わっている。俺は根幹がおかしい」 これはいわゆる”異常性欲者”として描かれている登場人物の言葉だ。 この人物は自分の「異常性」を受容しておらず、こんな私はダメだと自分を否定している。 この小説の中にはいわゆる「正常な人」と「異常な人」が出てくる。 正常な人は正常な人なりに異常な人を異常であるとして責め立て、否定する。 そして、異常な人は異常な人なりに異常な自分を自覚し、責め立て、否定する。 このように同小説の主要…

  • 無駄に気づくための習慣1選

    結論から言うと、使っていないものは容赦なく捨てる、つまり整理を習慣にすることで自分はいかに人生を無駄に過ごしているのかを痛感し、これからの人生を大事に過ごしていこうと思えるようになる。 周囲を見渡して見ると、そこには必ず使っていないものがあるはずだ。放置されているもの、ただしまってあるだけのもの、飾っているつもりだけど普段特に眺めるわけでもないもの、いつか使うと丁寧に保管しているものなど、とにかく普段使っていないものだ。 普段使っていないものを捨てようとした時、それを捨てることに対し私たちは強い抵抗を覚える。特に、使っていなければ使っていないほどその抵抗感は強い。 例えば、買ったはいいもののほ…

  • 【愛用品】キーリングを新調した【clife】

    キーリングがボロボロになってきたので、少し前にキーリングを買い替えた。 これまで使っていたものは700円くらいの中国製のものだったのだけれど(それはそれで堅牢な作りで好きだった)、3年ほど使いさすがにボロボロになってきたので買い替えることにした。 購入したのは「clife」というファクトリーブランドのキーリング。 シンプルで日本製で上質で長く愛用できそうなのでこれにした。 私が購入したものは真鍮の上から黒の塗装を施しているため、長く愛用している内に塗装も剥がれてくるだろうが、諸行無常の理によってそれはそれで仕方がないし、それはそれで愛嬌だ。 使い始めて約2ヶ月が経つが、特段の不具合はないし、塗…

  • 優越感を得て大事にされたいという思考パッターン

    私たちには寂しいという根本的な感情がある。人から自分の存在を大事にされたい、人から自分の存在を認めてもらいたいという根本的な欲求がある。 寂しいのであれば、子供のように素直に寂しさを表現し、相手に「自分を認めて欲しい」「自分を大事にして欲しい」と伝えればいいだけなのだけれど、そう簡単にいかないのが我々凡夫だ。 相手に「自分を大事にして欲しい」と伝えようとする時、何よりも沸き起こってくのは「相手に拒否されるかもしれない」「相手に見捨てられるかもしれない」という恐怖だろう。 一番満たしたい欲求を満たしたいにも関わらず、満たされないことを宣告されるかもしれない。恐怖だ。自分から素直に相手に近づいてい…

  • イラッとしたこと

    会議のための資料を作っていた。 その会議資料は10近くのワードファイルやエクセルファイルから構成されている。 私はそれらをPDF編集ソフトを使って一つのファイルにまとめ、ページ番号を振り、必要部数を印刷しようと思っていた。 しかーし、ここで係長が以下のような指示を出してきた。 ・それぞれのワード・エクセル資料を出力し、紙の状態で順番通りに並べること。 ・並べたら、各ページの下部にスタンプを使ってページ番号を振ること。 ・出来上がったものを原本として、コピー機で必要部数印刷すること。 ・PDF編集ソフトは使わないこと(私(係長)が使えないから)。 もちろん私は係長の望み通りのやり方で資料を作成し…

  • となりの係長

    係長は何かと苦しんでいる。 詳細は割愛するが明らかに苦しんでいる。 仏教では苦しみの原因はその人自身にあると考える。 私の苦しみの原因は私自身にあり、係長の苦しみの原因は係長自身にある。 苦しみを生み出してしまうような業、わかりやすくいうとその人のものの捉え方や発想や解釈、そしてそれらに基づく行動が苦しみを生み出し、苦しみを引き寄せる。 ということは何かと苦しんでいる係長を観察し、この人はどのように世界を見ているのだろう、どのように物事を解釈する傾向が強いのだろう、どのような発想で行動しているのだろう、ということをしみじみと考えてみることで、苦しみを生み出す原因がわかってくるのではないかしらん…

  • 鬼の心できれいにしようとする心

    先日、青山美智子さんの『赤と青とエスキース』という本を読んだ。 同書に以下の文章があった。 鬼は外。鬼は外。 出ていけ。出ていけ、出ていけ。 私の中の鬼。弱くて、いじけてばかりで、疑り深くて、虚勢ばっかり張っている鬼。 これは主人公の女性が自分の弱い部分、醜い部分に気が付き自己否定している箇所である。 私たちには物事を良いものと悪いものに分ける傾向がある。きれいなものと醜いものに分ける傾向がある。肯定するべきものと否定するべきものに分ける傾向がある。その分け方は基本的に世間の価値観や周囲の人間の価値観にある程度は依存するが、結局は個々人による。 ここで重要なのは、私たちは自分が悪と見なしている…

  • 分けて否定して拘る日々になっていないか

    山本文緒さんの『自転しながら公転する』を読んだ。 同書には以下の文章があった。 何かに拘れば拘るほど、人は心が狭くなっていく。 幸せに拘れば拘るほど、人は寛容さを失くしていく。 仏教には分別心というものが教えられている。 この分別心というのは、物事を善と悪に分ける心のこと、価値のあるものと価値のないものに分ける心のことだ。 我々は物事を分けてどうするのか。 我々は物事を2つに分け、悪と見なしたもの、価値のないとみなしたものを見下したり、責めてたり、無視したり、馬鹿にしたり、損をさせたり、存在を否定したりして優越感を味わい、それを幸福とみなして悦に浸ろうとする。 そして、自分が悪にならないように…

  • 買ったものをきちんと使えているか

    私たちは日頃ものを買って生活しているが、果たして買ったものをきちんと使うことはできているだろうか? 何かを買う時、我々はそれを必要だからと思って買い、欲しいと思って買い、使うと思って買う。だけどそれは頭の中で思っただけで、現実はどうかしらん。 ここでいう現実というのは、実際に買ったものをを使っているかどうかだ。 着ようと思って買った服を実際に定期的に着ているのであれば、自分の思いと現実との間に齟齬はなかったということになる。逆に着ようと思って買った服を実際は全然着ておらず、着ないまま長らく放置しているのであれば、自分の思いと現実との間に齟齬があるということになる。 自分の持ち物の中の実際に使っ…

  • 自分勝手な思い込みの中で生きている私たち

    先日、凪良ゆうさんの『流浪の月』を読んだ。 その中に次のような一節があった。 「事実なんてどこにもない。みんな自分の好き勝手に解釈しているだけでしょう。」 私たちは「私は正しい」という大前提で生きている。そして自分なりの正しさに基づいて、物事を捉え、解釈し、判断し、行動している。 小説の中の主人公は、周囲の人間の勝手な解釈に基づく言動に苦しんでいた。ああだこうだと決めつけられ、主人公の本心の言葉さえ勝手に解釈されていた。 周囲の人間に悪意はない。これは自分の勝手な解釈にすぎない、自分にとって都合の良い思い込みに過ぎない、間違っているかもしれないという自覚なく、こうに違いない、これはこういうもの…

  • 今後の勉強計画

    仏教では「ものを大事にする」=「そのものを丁寧に保管しておく」ということではなく、「きちんと使ってあげる」ということを意味する。 それは体や脳髄も同じで、大事にするためと称してほとんど使うことがなければ、それは粗末に扱っているのと同様で、そうして粗末に扱われた体や脳髄は当然弱り、あっぱらぱーになっていく。 体も頭も適度に使ってあげて大事にしていかないとなー。 みたいな感じのニュアンス的なスタイル風の文脈で、頭の体操感覚で簿記の勉強をはじめ、コツコツと勉強していった結果、3級に受かり、つい先日2級に合格した。 簿記の勉強は丁度良い。読解力も必要だし、計算力も必要だし、実際に手を動かすことも多い。…

  • 働いていないことに悩んでいた私の思考パッターン

    私は大学卒業後、就職もせずに一時期ニートだった時代がある。 20代のうち合計4年くらいは働きもせずに暮らしたなー。 その頃の主だった心情を振り返ると気持ちは全然晴れていなかった。 今ではその理由がはっきりわかる。 それは私自身が、世間の価値観どおりに人間を働いている人間と働いていない人間に分け、働いている人間を価値がある人間と見なし、働いていない人間を価値がないと見なしていたものの、働いていない自分を価値がない存在だと思いたくないがために、働いている人間を奴隷であると馬鹿にし、見下すことによって、働いていないことをまるで善であるかのように正当化しようとしていたからだ。 端的に言うと、他人を否定…

  • 炒めの味付け4パッターン

    私は自炊の一環として肉と野菜を炒めることが多い。 味付けは以下の4パッターンを気分によって変えている。 ① 王道炒め 【味付け】塩・ブラックペッパー ★ どシンプルであるがゆえに飽きずに食べ続けられる。これだけでこんなにもうまいのかと感動さえ覚える。私は自炊を始めてから基本的にこの味付けしかしてこなかったが、正直これだけマスターしておけば十分だとさえ思う。 ② 和風炒め 【味付け】しょうゆ・みりん・すりおろしニンニク ★ しょうゆとみりんは1:1くらいの分量。すりおろしニンニクはお好み。すりおろしニンニクは面倒なので、私はチューブニンニクを使っている。ご飯がバリバリに進む。すりおろしショウガを…

  • LINEの返信が返って来ない時に見える世界

    二人でご飯を食べに行く約束をした女性(Aさん)がいる。ちなみに恋人ではない。 先日、店の予約をしてその旨をAさんに伝えたのだけれど、返信が2日ほどなかった。 その時に私が感じたことは、以下のとおりだ。 ・Aさんはもしかして乗り気ではないのではないか ・当日の予定を断る口実を考えているのではないか ・ないがしろにされている ・テキトーに扱われている ・どうでもいいと思われている ・もっと早く返信してもよかろうもん ・駆け引きされている可能性もあるな 実際問題、Aさんがどのような心境、どのような事情で返信を2日間返さなかったのかというのは全くもってわからない。実際に本人に聞いて確かめるまでわかりよ…

  • お金をかき集めても人からは大事にされない

    私は自分の資産額を毎月チェックしている。 特に難しいことはやっておらず、預金残高と投資信託の評価額を確認し、表に簡単にまとめているだけだ。 とてもありがたいことに私の資産額は着実に増加していっている。 つまり私は過去の自分と比較すると毎月これまで以上に金持ちになっている、これまで手にしたことのない資産額を手に入れている、というわけだ。 だから何だと思うだろうが、だから何なのだろうと私も思う。 ありがたいことだなー、としみじみとは思う。 決して高給取りではなかったとしても、資産額が増えていっているということは、出費が安定していて健全な家計であるということの証左だからな。 だがしかーし、資産額が増…

  • 最近買い物の満足度が高い理由

    最近買ったものを列挙してみる。 セーター ロンT 靴下 ジョギング用の手袋 ジョギング用のネックウォーマー 部屋着用のズボン プロテイン うがい薬 リップクリーム 古いものを捨てた上で買ったもの、使い切ったので追加で買ったもの、持っていなかったので買ったもの、上記の購入品はいずれかに当てはまるが、私にとってはどれも使う頻度が高いものだ。実際に最低でも週1回、ものによっては毎日使っている。 そしてどれも虚栄心のために買ったものではない。つまり、他人を見下して優越感に浸るために買ったものではない。 その結果どうかというと、買ったもの一つ一つに対する満足度がものすごく高い。 使う度毎に、いやーこれま…

  • 苦しみの原因は人を見下して生きていることにある

    私たちは日々苦しんでいるのだけれど、その苦しみの大きな原因は人を見下すことにある。優越感を求めて生きることにある。 私たちは何かにつけて人を見下そうとしている。 お金、財産、地位、権力、名声、栄誉、実績、知能、才能、美貌、健康などを手に入れ、それらを持っていない人を見下そうとしている。 あるいは、合法性、正しさ、善良さなど自分なりの正義(人はこうじゃなきといけない、物事はこうじゃないといけない、私はちゃんとしている、あの人はちゃんとしていない)を基準にし、その自分なりの基準に満たない人を見下そうとしている。 周囲を見渡せば容易にわかるように、そして何よりも自分を顧みればわかるように、みんな何か…

  • 【愛用品】ヘインズのロンTを購入した【BEEFY-T】

    先日、ヘインズのロンTを買ったのだけれど、とても重宝している。 購入したのはBeefyTのロンT。白と黒を購入した。 厚手でヘタりにくいのが特徴だ。 肌触りも良く、値段も手頃だ。 私はこれまでロンTなるものを持っておらず、強いていえばヒートテックくらいだった。 ヒートテックの上にパーカーを着る、ヒートテックの上にセーターを着るという具合だった。これだとヒートテックとパーカーやセーターの間に大きめの隙間ができて、そこに空気が入り込んできて冷えやすかった。こんなもんかなー、と思っていた。 だがしかーし、ヒートテックの上にロンTを着て、その上からパーカーなりセーターを着てみたところ、暖かさが全然違う…

  • ミスはミスだけど、ダメではない。

    先日、私は仕事で少し大きなミスをした。 そのミスのせいで、数十人の顧客に迷惑をかけてしまい、その後始末に今も追われている。 そのミスは完全に私の注意不足に起因するもので、言い訳するつもりもないし、反省している。 ミスはミスで仕方がないので今後同じミスをしないように気をつけていくしかない。 ミスをしてしまった時に、仏教的に注意しなければいけないことは、自己否定をしないことだ。つまり、「ミスをしてしまったから自分はダメだ」という思考に陥らないようにしなくてはならない。 「ミスをした、でも自分はダメではない」と考える。そうすると、ミスをしたという事実には事実として向き合うことになるし、自分はダメな人…

  • 風邪と無常

    先日、風邪を引いた。急性扁桃炎だった。 私は健康的な日々を送っているつもりで、ここ数年間は二日酔い以外の体調不良は見に覚えがなく、「私は健康な人間だ」と思い込んでいた。 仏教ではこの「私は健康な人間だ」という自分を美化するセルフイメージを我(が)と呼ぶ。 我というのは物事を固定的に捉えてしまう。このように物事を固定的に捉え、それが永遠不変のものであるかのように認識してしまうことを常(じょう)という。 つまり私は、「私は健康的な人間だ」という我を持ち、「風邪なんて引くはずがない」という常を抱いてこれまで生きていたわけだ。 だがしかーし、「私は健康的な人間だ」という我も「風邪なんて引くはずがない」…

  • 久々の風邪

    久しぶりに風邪を引いてしまった。 扁桃腺を腫らしたのは何年ぶりだろうか。 中学か高校ぶりだと思う。 ある時ふと喉に違和感を感じ、それから一夜にして喉が痛くなった。 頭は痛いし、体はだるい。 だけど熱は特になく、食欲もある。 とりあえずドラッグストアの薬で急場を凌ぎ、会社を休んで病院に行った。 細菌性の扁桃炎とのことで、コロナウイルスとは無縁だったのでよかった。 そして病院で処方してもらった抗生物質が聞いたのか、喉の痛みはなくなり、もう大丈夫そうだ(薬は飲み続けなければいけないらしいが)。 ここ数日はスマホ、読書、睡眠の無限ループで、勉強も運動もろくにできていない。というか頭が痛くて勉強も運動を…

  • イラッとしたことを反省する

    昨日の仕事中、私は係長に「台車そこに置くんじゃなくてもっと近くにもってくれば良いのに」と言われて少しイラッとしてしまった。そんな馬鹿にするような言い方しなくてもええじゃないかええじゃないかと江戸っ子風にイラッとしてしまった。 ここで通常では、人を馬鹿にするような言い方をした係長を悪者にし、係長を責めまくるというのが我々凡夫のやることであるが、仏教では他人を責めるのではなく、不愉快に感じた原因を自分に求める。 私は係長の発言を通じて、自分が馬鹿にされたと感じた。 しかし、係長が本当に私を馬鹿にするつもりだったのかどうかはわからない。 にもかかわらず、私は「馬鹿にされた」と感じてイラッとした。 現…

  • 使っていないものを捨てて残った10年以上の愛用品

    仏教では、ものを大事するということはものを使わずにとっておくことではなく、ものをきちんと使ってあげることを指す。 一事が万事で、ものの扱いは自分や他人の扱いと繋がっており、ものを粗末に扱うと自分や他人を粗末に扱ってしまうし、ものを大事にできると自分や他人を大事にすることができる。そして、身近なものや身近な人を大事にすることそのものの中に幸福はあると仏教は説く。 何かを大事にするためには、そのものに注意を払う必要があるし、時間も労力もお金もかかる。つまり、大事にできるものの量には限度がある。その限度を超えた量のものを持ってしまうと、ものを粗末に扱わざるを得なくなり、結局その粗末さは自分に跳ね返っ…

  • 大事にするための食生活

    私は優越感のためではなく、自分にとって大事なものを大事にする日々を送りたいと思っているのだけれど(実際にできているのかどうかは置いておくぜ!)、私にとって大事なものの一つに自分の体というものがある。 私たちは体を大事にしなければいけないとわかってはいても、体を大事にするということはどういうことなのか、どうすれば体を大事にすることができるのかということについては案外何もわかっていない。 正直私もそんなにわかってはいない。(健康的な生活についての本を少しづつ読んで行く必要があるな・・・) そんな私でも体を大切にするために明らかに大事だなと思えることは以下の3点。 ・睡眠 ・食事 ・運動 ここでは体…

  • 【愛用品】財布を新調した【ホワイトハウスコックス】

    先日財布を新調した。 購入したのはホワイトハウスコックスのミニ財布。 私はこれまで登山用財布として購入したミレーのミニ財布を普段遣いしていて、これはこれでものすごく使いやすくて気に入っていたのだけれど、これから30代、40代、50代、60代と長く愛用するのであれば、できれば革製の方がいいなーと思っていた。 しかしながら、革製のミニ財布は私にとっては容量不足のような気がしたので、良いものが見つかるまで、ミレーの財布を使っていく心づもりだった(繰り返しになるがミレーの財布は実に使いやすいので特段の不満はない)。 そんな時にたまたまふらっと立ち寄った店で見つけたのが、ホワイトハウスコックスの財布だっ…

  • 『悪魔の傾聴』という本を読んだ

    仏教では、大事なものや大事な人を大事にすることに幸福はあると説く。 「人の話をちゃんと聞く」という能力は、相手を大事にするために必要な能力だと思ったため、先日『悪魔の傾聴』という本を読んで、傾聴について勉強してみた。 学んだことの一部を忘れないように書き留めておこう。 大事だな思ったことは以下の3点 ①相手の話の邪魔をしない ②相手が話しやすいようにする ③相手の話を物語として楽しむ ①相手の話を邪魔しない 人は話をしたいという大きな欲望があり、話をすると気持ちよくなる。 傾聴は相手に思う存分話をして、気持ちよくなってもらうことだ。 したがって、相手の話を邪魔してしまうとそれは傾聴ではない。 …

  • 自分は自分をどう扱っているのか

    仏教は自分を大事にする教えだ。 自分を大事にするということは自分に価値を置くということを意味する。 では、自分で自分を大事にしているかどうかを判断するにはどうすればいいのか? 自分で自分に価値を置いているかどうかを判断するにはどうすればいいのか? それは自分が身近なものをどう扱っているかを観察すればいい。 例えば毎日使っている茶碗。 その茶碗を雑に扱っているのであれば、その茶碗に価値を見出していないからだ。 なぜその茶碗に価値を見出していないのかというと、その茶碗を使う人、つまり自分自身に価値を見出していないからだ。 自分に価値を置いていないから、自分が普段使う茶碗を粗末にすることができる。 …

  • 大事にする日々

    私たちは「自分はこんなに価値のある人間なんだ」ということを強化・証明・確認するために生きている。 私はこんなに有能な人間なんだ 私はこんなにきれいな人間なんだ 私はこんなに金持ちな人間なんだ 私はこんなに正しい人間なんだ 私はこんなに偉い人間なんだ 私はこんなに善良な人間なんだ 私はこんなに人気のある人間なんだ というように、私たちは不特定多数の人から認められようと、「自分はこんなに価値のある人間なんだ」ということを強化・証明・確認するために日々ネバギバの精神で頑張っている。 他人を責め、見下し、馬鹿にし、無視し、粗末に扱い、「自分はこんなに価値のある人間なんだ」ということを強化・証明・確認し…

  • 【愛用品】ランニングシューズを新調した

    先日、ランニングシューズを新調した。 今まで履いていたのは買ってから2年が経ち、もう買い替えてもいい頃合いだった。 買ったのはアシックスのエボライド2というモデル。 少し調べたところによると、最新モデルはエボライド3だそうだ。 私が買ったのはエボライド2のABCマート限定モデルで、もう生産はされていないそうだ。だからこそ、40%オフで買うことができた。ありがたいことである。 本当は黒が良かったのだけれど、サイズがなかったので、ベージュにすることにした。これはこれでいい色だ。 私は週2回、近所の公園を20〜30分ほど(約4キロ)ゆっくり走るだけなので、ランニングシューズは最新版である必要もないし…

  • 平凡なことの効力

    私たちは優越感を求めて何か特別なことをやろうとする。 何か難しい資格を取ろうとしたり 高級なものを手に入れようとしたり 特別な才能を手に入れようとしたり 特別なことを通じて自信をつけ、そして他人の上に立ち、他人を見下し、自分を認めてもらおうとする。 誰にも真似のできないこんなことができるおいどん、どやさ! みたいな感じのニュアンス的な雰囲気のことを実現しようと私たちは必死だ。 そうして私たちは平凡なことを蔑ろにし、特別なことに心血を注いでいるのだけれど、仏教は平凡なことを大事にし、特別なことは重視しない。 早寝早起きをする。 歯を磨く。 整理をする。 自炊をする。 軽い運動をする。 掃除をする…

  • 【愛用品】菜箸と雪平鍋を新調した

    菜箸と雪平鍋がボロボロになってきたので、先日新調した。 これまで使っていた菜箸は100均のもので、鍋はその辺の量販店で購入したものだったのだけれど、どちらも日本製の少し良いものに買い替えた。 私は基本的に毎日自炊をしており、毎日必ず味噌汁を作る。 つまり、私にとって菜箸と雪平鍋は毎日使う大切な日用品ということになる。 仏教では非日常よりも日常を大事にするようにと説かれている。 我々は刺激や優越感を得るために非日常に憧れるが、非日常は求めたところできりがないし、非日常による幸福感は一時的なものに過ぎない。 非日常を味わったところで、我々は必ず日常に戻らなければならない。 また、非日常は一時的にし…

  • 『AI vs.教科書が読めない子どもたち』を読んで思ったこと

    先日、知人の紹介で新井紀子さんの『AI vs.教科書が読めない子どもたち』という本を読んだ。 同書にはAIの限界と人間にしかできないことが書かれてある。 海外で採点にAIが活用されているという小論文には正解はありません。どのように採点しているかと言えば、AIに「良い論文」を学習させ、採点する論文と比較して採点しています。採点基準は内容とは関係なく、「どんな語彙をどれくらい使っているか」「一文の長さはどのくらいか」「どんな接続詞を使って書いているか」といった、外形的で数値化しやすい要素を基準にします。つまり統計です。 要約すると、AIは内容ではなく、外形的で数値化しやすい要素を採点基準にする、と…

  • それは本当の原因なのか、と立ち止まってやること2選

    先日、エリヤフ・ゴールドラットさんの『ザ・チョイス』という本を読んだ(写真は撮り忘れた)。 本書から学んだことは、以下のとおり、主に2点。 ① 不都合な現実に直面した時、他人のせいにするのではなく、その現実から今後に活かせる因果関係を導き出すほうが有意義である。 ② 妥当な原因は、一つの結果だけではなく、複数の結果を生み出す。 一つ一つ整理して、私のすっからかんな脳髄の中に落とし込んでいこう。 ①不都合な現実に直面した時、他人のせいにするのではなく、その現実から今後に活かせる因果関係を導き出すほうが有意義であること。 例えば、ある製品の納期が遅れてしまったとする。これは都合の悪い現実だ。 その…

  • 【愛用品】フライパンを新調した【双葉工業】

    先日フライパンを新調した。 これまでは量販店で購入したテフロン加工のものを使っていたのだけれど、3年以上も使ってくると、油を多めに使わなければ素材がくっつくようになってきたので、買い換えることにした。 購入したのは双葉工業株式会社のフライパン。日本製の鉄製フライパン(26cm)だ。 私は余程のことがない限り毎日自炊をしていて、フライパンを使用する頻度は極めて高い。 とは言っても、料理に凝る性格でもないので、私がフライパンで調理する料理は基本的に以下の3点に限られている。 ・焼き魚(スーパーの焼くだけシリーズの魚を焼くだけ) ・肉の塩胡椒焼き(鶏肉か豚肉に塩とブラックペッパーをかけて焼くだけ) …

  • 大事にするために最近買ったもの

    今月はこれまで使っていたものを手放し、入れ替えることが多かった。 入れ替えに伴い、新調したものは以下のとおり。 眼鏡(金子眼鏡) 1本 私服用のベルト(KARNBYZER) 1本 仕事用のベルト(TARAVAT) 1本 ボクサーパンツ(グンゼ) 9枚 どれも使用頻度の高いものだ。 仏教では「モノを大切にする」ということは、そのモノを丁重に保管しておくということではなく、「きちんと使う」ということを指す。 実際に使うモノを実際に使える分だけ持つことにより、そのモノやモノの量を通じて自分の大きさをしみじみと実感することができる。 やってみるとわかるが、実際自分には多くのものは必要ないんだな、思って…

  • 優越感のための努力ではなく

    私たちは人に認められたいという強い欲求がある。 そして、人に認められるために「私は価値のある人間なんだ」ということを示すことに心血を注いでいる。「私は価値のある人間なんだ」ということを示すために、何らかの形で優越感を手に入れようとしている。 他人よりも多くの金を手に入れて、優越感を得て認められたい。 他人よりも優れた知性を手に入れて、優越感を得て認められたい。 他人よりも優れた身体能力を手に入れて、優越感を得て認められたい。 他人よりも人気を得て、優越感を得て認められたい。 他人よりも優れた才能を手に入れて、優越感を得て認められたい。 他人よりも高い地位を手に入れて、優越感を得て認められたい。…

  • 【タバラット】スーツ用のベルトを新調した【愛用品】

    先日、スーツ用のベルトを購入した。 これまで使っていたものは中国製の人口皮革のもので、それはそれで何の不満もなく普通に使っていたのだけれど、諸行無常の理による経年劣化によって、穴の部分の裂け目がひどくなってきたので、さすがに買い換えることにした。 購入したの「タバラット」というブランドのベルトだ。 日本製で、スイスの天然皮革と日本の天然皮革(栃木レザー)が使われているらしい。 デザインもシンプルで、「誰にも何の印象も与えない」ことを服装のモットーとしている私にとっては丁度いい。 値段は1万円ほどで、これほどのベルトはこれまで持ったことがないが、仕事の時は毎回使う極めて使用頻度の高いものなので、…

  • 愛用している勉強道具3選

    私は毎日30分~1時間ほど勉強をしているのだけれど、今日は私が愛用している勉強道具を紹介していこうと思う。 1.クリップボード×コピー用紙 これは100均で購入したもので、これにコピー用紙を挟んで使っている。 私の今の勉強は簿記の問題を解くことがほとんどで、何かをノートにまとめて、書き留めたものを振り返るということはない。 コピー用紙に計算と答えを書き込み、丸付けが終わったら捨てる。おかげで余分な紙を持ち歩かなくて済む。 また、コピー用紙はノートよりも安く、気軽に使えるのが良い。サイズもA4なので広々と使うことができる。 真ん中に線を引いて、1ページを2つに分割して使うのが今のところしっくりき…

  • 一人で楽しめる人間だと思っていた

    私はこれまで自分は一人で時間を楽しく過ごせる人間であると思っていた。 作家中島らもの言葉に「教養というのは学歴などではなく、一人の時間を一人で潰せる能力のことだ」みたいものがあって、一人の時間を充実させる能力が大切だと思い、私は段違いな勘違いをして、おれは一人で楽しいどす、人といると疲れるどす、みたいな感じの京風な雰囲気で、身近な人のことを粗末に扱ってきてしまった。 しかーし、本当に一人であるという状態、本当に孤独であるという状態、つまり「自分のことを大切に思ってくれる人もいないし、自分が大切にしたいと思う相手もいない」状態では、人は何事も楽しめない。 つまり、真に孤独になると、ただただ悲しい…

  • 他人を見下すための人生だった

    私たちは常日頃から「価値」を求めて奔走している。 「価値」というのは世間の多くの人が価値があると認めるもののことだ。 例えば、金、財、権力、名声、美貌、運動神経、知識、知能、経験、肉体、才能、健康などなど・・・。 つまり、私たちはこれらの価値をどうにかして手に入れようと試行錯誤しているし、今日の経済は「こうすれば金持ちになります」「こうすれば知的になります」「こうすれば健康になります」と価値を求めて競争することを煽ることで成り立っているようなものだ。 価値を持っている人は、多くの人々から価値のある人として仰ぎ見られ、価値を持っていない人はどうでもいい存在として見下される。 我々は見下されたくな…

  • 30代独身男の健康習慣(自称)

    私は決して健康オタクではないが、20代の頃よりは健康に気を使うようになった。 以下、私の現在の健康習慣を思いつく限りあげていく。 ・早寝早起き ・1日2食 ・玄米と味噌汁が主食 ・納豆を毎日食べる ・1日20〜30分ほど運動をする(筋トレ・ジョギング) ・瞑想 ・歯磨き+フロス+口内洗浄 ・歯の定期検診 ・シャンプーと洗顔料は使わず、無添加石鹸を使用 ・風呂上がりにワセリンをほんの少し塗る ・水を意識して飲む まぁ、こんなものだ。 これらのおかげで、体の調子は良好で、日々いい感じで過ごすことができている。 どれも気軽に始められるし、お金もかからないので、これらから体のために少しでも生活を整えて…

  • 一緒に過ごしてくれる人ってありがたいわ

    東京に転勤してきて人との会話が極端に少なくなっていた。 京都にいたときは気軽に話のできる上司や同僚がいて、定期的に飲みに行っていて、それが当たり前になっていたのだけれど、東京に来てそういう機会が極端に少なくなってしまった。 そのような中で、先日久しぶりに京都でよく話していた人たちと会うことができる機会がやってきた。 一緒に外を歩き、酒を飲み、飯を食べ、べらべらとくだらないことを話す。 かつて当たり前だったことが当たり前ではなくなったことで、そういう気のおけない誰かとただただ時間を過ごせることに対し、まじでありがてぇわ、としみじみと感じた。 以前は、おれは一人でも楽しい、人との交流はなくてもいい…

  • 余裕に慣れていないと余裕を持てない

    私たちは誰もが余裕を持って暮らしたいどすと京風に思っているのだけれど、余裕を持つことはなかなか難しい。 それはなぜかと言うと、私たちは余裕ができると、余裕に慣れていないために不安になり、その余裕を積極的になくそうとするからであーる。 下駄箱がガラガラだと、どことなく物足りないような気がしてくる。そして、実際に履き回している靴は3足程度なのに、不安解消のために余分な靴を買い漁り、下駄箱をぎゅうぎゅうにする。 冷蔵庫に空きスペースがあると何となく物寂しい感じがしてくる。食料が足りなくなったらどうないしよー、と関西人でもないのに関西風に不安になる。そしてその不安解消のために食料をとりあえず買い増しし…

  • 「ああじゃないといけない、こうじゃないといけない」という自分勝手な基準

    私たちが苦しむ大きな原因は自分で「ああじゃないといけない、こうじゃないといけない」という基準を作り、その基準を満たさない人を徹底的に責めることから生じる。 例えば「働いている人は価値があり、働いていない人は価値がない」という基準を勝手に作る。「働いている人は善であり、働いていない人は悪である」という基準勝手に作る。 そして、働いていない人を見るにつけ、基準を満たしていなのだからきゃつは悪だ。悪人のきゃつは否定してもいい、責めてもいい、傷つけてもいいとして徹底的に見下して攻撃して傷つける。 そうして責めている間は「働いているおいどんは大丈夫だぽよ、価値のある人間なんだぽよ」と安心できて気持ちが良…

  • 【レッドウィング】愛用しているブーツ1選【アイリッシュセッター】

    先日ブーツを磨いた。 気温も下がってきたのでそろそろ履き始めても良い頃である。 私が愛用しているブーツはド定番のレッドウィングのアイリッシュセッターで、ソールを替えつつ、かれこれ10数年履き続けている。 情けないことに今年の春から手入れをしてあげていなかったので、乾燥気味だったのだけれど、フルメンテナンスをしてあげるとしっとりといい感じに仕上がった。 おかげで今年も履く気が満々に沸き起こってきた。 モノというのは使えば使うほどに大事なものになってくる。使えば使うほどに価値が上がってくる。 逆に使わなければ価値は下がる。それでも捨てられないのは、「価値」ではなく買った時の「値段」に執着しているか…

  • 特別な結果を目標とせずに平凡な日常を目標にしよう

    我々はつい日本電産の森永会長ばりの結果至上主義に陥り、その結果をもって自分や他人を評価する傾向にあるが、この思考は自己否定を生み、苦しみを生む。 結果主義は結果主義で否定はしないが、それは私がプレーしたいゲームではない。 結果に重きを置くと、結果が出なかった場合、今までの時間と労力とお金は何だったのだろうと徒労感を覚え、自分を責めてしまうことになる。もちろん結果を出せない他人をも責めることになる。 また、結果が出たら出たで、次の目標結果を設定し、その結果を出さなければならなくなる。諸行無常の理によって、常に結果が出続けることはないため、いずれは結果が出ず、結果を出せない自分を責めることになる。…

  • 経済的に安定する習慣――モノを減らす

    今週のお題「マイルーティン」 経済的に安定した生活というのは毎月の収支が黒字の生活のことを意味するのだけれど、毎月の収支を黒字にするためには、何も特別なことをする必要はない。 極々平凡なことを習慣にすれば自ずと月々の収支は整ってくる。 収支だけでなく、生活全般が整ってくる。 私が日々の習慣としていることの一つが「モノを減らす」ことだ。 モノを減らす時の基準は、使っているモノは残し、使っていないモノは手放す。 手放したくないモノはちゃんと使う。 使うことができないモノは手放す。 このの基準で一気にモノを減らしていくのは難しいかもしれないが、少しづつ、その基準に沿って減らせるモノがないかを探し、実…

  • 【節約】楽勝弁当の作り方【自炊】

    経済的に安定している生活というのは何も「贅沢な生活」を指すのではなく、月々の支出が月々の収入を下回っている状態のことだ。要するに毎月の家計の収支が黒字の状態である。 私は安月給サラリーマンであるため、毎月の家計を黒字にするには出費を抑える工夫が必要となるわけなのだけれど、その工夫の一つが職場に弁当を持参するというものだ。 弁当として作るものはおにぎりと味噌汁。そこに納豆を追加する。以上である。 おにぎりは、玄米(または白米)をラップで包み、整形する。 ラップを開き、塩をふりかけ、のりをまとわせる。 ラップを閉じる。 以上だ。 味噌汁は、スープジャーに長ネギ、しめじ、味噌、粉末だしをテキトーに放…

  • 【節約】楽天モバイルから日本通信SIMに切り替えた

    私のアパートには楽天モバイルの電波がほとんど入らない。さらに楽天モバイルの実質的な有料化が11月から始まってしまう。 とういうわけで、楽天モバイルから日本通信に切り替えることにした。 日本通信には合理的290プランというものがある。 だいたいの内容は以下のとおり。 ・毎月1GBまで月290円(以降、1GBにつき220円) ・docomo回線 ・電話あり(30秒で約11円) ・SMSあり(受信は無料で、送信は文字通数に応じて最低3円〜) ・解約金なし 私にとっては必要十分だ。 日本通信は初期設定のままだと通信量の上限が10GBになっているため、開通後すぐに上限を1GBに設定すれば、安心して通信料…

  • 【コンバース】愛用している雨靴1選【ゴアテックス】

    私が愛用している靴の中に雨の日用の靴がある。 コンバースのジャックパーセルのゴアテックス仕様のものだ。 ゴアテックスなので防水性は抜群で、どんなに土砂降りの時でも浸水を経験したことがない。透湿性にも優れているので蒸れもない。 雨の日でも楽勝で快適な靴があるというのは実に良い。 以前は雨靴を持っていなかったので、靴への浸水による不快感を覚悟の上で外出していたが、今は楽勝である。 ゴアテックスのなので晴の日に履いてもいいのだけれど、この靴には本領を発揮してもらいたいので雨の日にしか履かないようにしている。 雨靴はこの靴だけなので、雨の日は必ず履くことになる。仏教では、このようにものの役割を明確にし…

  • 犬の散歩に行くような感じの休日

    基本的に6時に起きる。それから少し簿記の勉強をし、ブログを少し書く。 それから家事をし、筋トレやジョギングをする。 残りの時間はYoutubeを見たり、読書をしたりして過ごす。 ずっと部屋にいると鬱屈とした気分になってくるので、近所のモスバーガーかマクドナルドに行って少し勉強して、ぼさっとする。 帰りにスーパーで買い出しをする。 まじで何てことのない日常だけれど、一日一日気分が良い。 それはおそらく、体と頭を使っているからだと思う。 以前は暇があったら買い物に行っていたが、正直何も欲しいものがない状態で人混みの中をプラプラと歩くだけなので虚無感を感じざるを得なかった。ただただ時間を流している感…

  • 【愛用品】プロテインが届いた

    先日、プロテインが届いた。 プロテインは毎朝の朝食として摂取しているので私の生活には欠かせないものだ。 プロテインを豆乳に溶かし、そこにオリーブオイルを少し加えて飲んでいる。なかなかうまい。 プロテインはいつも上記の写真のものを注文しているのだけれど、昨今の円安の影響を受けてか、値上がりのスピードがすごい。以前は1キロ2000円を切っていたのだけど、今では1キロ3000円ほどにまで値段が上がっている。 これはどのプロテインにも起こっていることだから仕方がない。それでも安く提供して頂いているので感謝である。 今回は3キロをまとめ買いしたので、割引価格で購入することができた。 朝食をプロテインで済…

  • 豊かな人と貧しい人は仏教的に発想が全然違うらしいじゃんけ

    豊かな人と貧しい人は、実際に所有しているモノやお金の量に関係なく発想が根本的に異なると仏教では説かれているという。 豊かな人は、私の世界には必要なものが十分に溢れていて、足りないものは特にない、ありがたいなーという発想で生きている。 必要とするものの量は少なく、すぐに満たされてしまう。 自分に必要なものは必要な時にすぐに手に入るという発想であるため、何かが舞い込んできても、自分に必要な分だけをいただき、残りは快く人に差し出すことができる。何か特定のものを不必要に溜め込むこともない。 一方で貧しい人は、私の世界は常に足りないという発想である。なので、あれもない、これもない、あれも必要、これも必要…

  • 愛用している玄米

    先日、私の主食である玄米が届いた。 この玄米はふるさと納税の玄米で、3ヶ月間かけて、1月に1回5キロのものが自宅に送られてくる。 ふるさと納税で節税もできるし、重い玄米をわざわざ外に買いに出なくて済んでいるので非常に助かっている(そもそも近所に玄米5キロ袋が売っているのを見たことがない)。 味もおいしく、個人的には至極気に入っているので、これからも利用させていただく所存である。 P.S. 玄米と具だくさん味噌汁生活を始めてからというもの毎日快便でびっくりぽよ。 (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a;b[a]=b[a] func…

  • 高収入生活よりもまずは経済的な安定を

    私たちは芥川龍之介並の漠然とした不安から、盲目的に高収入生活を目指してしまう。 しかーし、高収入生活はそれはそれでいいとしても、やはり順序としては経済的に安定した暮らしを実現できるようになる必要がある。 経済的安定というのは、支出が収入を下回っている状態を指す。さらに理想的なのは、諸行無常の理によって、億万長者から無一文のホームレスになったとしても、また無一文のホームレスから世界一の富豪になったとしても、月々の生活費が一定である状態だろう。 まぁ、億万長者とホームレスというのは極端な振れ幅だけれど、例えばフリーター時代であろうと、大企業の役員時代であろうと、とにかく己を取り巻く状況がぐわんぐわ…

  • 歯を大事にしていきたい

    年をとって健康面で後悔することの一つに、ちゃんと歯の定期検診を受けておけばよかった、というものがあるらしい。 歯に限らず、口内のケアをないがしろにすると虫歯や歯周病になり、歯を失ったり、歯周病から別の病気に発展していったりして、日常生活を大いに楽しむことができなくなってしまうのだろう。 自分の体をないがしろにする、大切にしないというのは仏教的によろしくない。 私も口内ケアをないがしろにしていた時期があり、その当然の報いとして虫歯ができ、何本かの歯を大きく削らなければならなくなってしまった。そしてその内の一本は神経を抜かなければならなくなり、ついにはフィステル(歯茎に膿が溜まってしまうこと)がで…

  • 【MILLET】愛用しているミニ財布【ライトウォレット】

    私はミレーのミニ財布を愛用しているのだけれど、ものすごく使いやすくて気に入っている。 以前は革製の二つ折りの財布を使っていたのだけれど、その財布は無駄にかさばるので、もっとすっきりした財布を持ちたくなってきた。 そこで登山時に使っていたミレーの財布を試しに使ってみたところ、すこぶる使い心地が良かったので完全に乗り換えることにした。そして革製の財布(約3万円ほどした)は手放した。 私の今現在の財布の中身は以下のとおり。 ・現金(1万円札×1、100円玉×11枚、50円玉×1枚、10円玉×1枚、1円玉×6枚) ・キャッシュカード×1 ・クレジットカード×1 ・交通系カード×1 ・運転免許証×1 ・…

  • 人やモノは大事にするために減らす

    仏教では身の回りの人やモノを大事にしていくことの大切さが説かれている。 では、身の回りの人やモノを大事にするというのはどういう意味なのかと言うと、大事な人やモノに時間をかける、大事な人やモノをよく見る、人であれがその人の都合を優先する、このような意味らしい。 ということは、人やモノを大事にするためには、付き合う人の数、所有するモノの数は自ずと少なくせざるを得なくなる。 大勢の人と付き合っていると、時間がいくらあっても足りないし、一人ひとりの都合を優先していたら疲労困憊してしまう。何か異変があった時に気づいてあげることができなくなってしまい、対処が遅れてしまう。 多くのモノを持っていると、それら…

  • 30代独身男のシンプルな自炊生活

    私は自炊をしているのだけれど、作るメニューは以下に限られている。 ・玄米ごはん ・おにぎり ・味噌汁 ・肉の塩焼き ・焼き魚 ・卵焼き ・スクランブルエッグ ・きゅうりの浅漬 ・納豆 基本的にこれらしか作らないし、食べない。 一週間で作るもの・食べるものが決まっているので、一週間分の食材をまとめてかうことが容易にできるし、食材を買う際にも迷わないし、食材を全て使い切ることができる(10日ほどで、うちの冷蔵庫の中身は完全に入れ替わる)。 特段凝ったものを作るわけではないため、調理時間も長くない。 どれも基本的で伝統的な庶民食なので飽きないし、ふつうに旨い。そして、金もさほどかからない。 たくさん…

  • いい感じに経済的に安定している。

    経済的安定というのは、莫大なお金がなければ手に入れられないものではなく、ただただ単純に月々の支出が月々の収入より低くければ成立する。 私の給料は決して高いものではないが、月々の支出が低いために経済的に安定した暮らしを送ることができている。 月々の支出が低いからと言って何かをものすごく我慢しているというわけでもない。 自分なりにいい感じに過ごしているのだけれど、お金が自然と貯まっていく。 仏教的観点からすると、仏教的に健全な生活を送っていると、月々の支出は安定し、一定となり、お金は貯まっていく一方なのだという。 私の生活が仏教精神に則ったものなのかどうかはわからないが、それはどうでもいいとして、…

  • 物質的に豊かになるには

    私たちはある意味で物資的な豊かさを求めて生きている側面があるが、我々の言う「物質的な豊かさ」というのは「好きなものを好きなだけ手に入れられること」、「好きなものを好きなだけ所有すること」を意味してることが多い。 しかし、仏教の視点からすると、物質的豊かさというのは「大切なモノに囲まれていること」を意味する。 仏教でモノを「大切にする」ということはモノをちゃんと「使ってあげる」ということを指す。 毎日のように使っているもの、定期的に使っているものは、それがなければ至極困るものであり、それは自然と大切なものになる。愛着が湧き、価値が高まってくる。そうして価値が高まったものは、そう簡単に買い換えよう…

  • 価値あるものを集めても価値のある人間にはならない

    私たちの心の奥底には、誰からも相手にされないことに対する根深い恐怖がある。 それは見捨てられるという恐怖、ないがしろにされるという恐怖、認められないという恐怖とも言える。 私たちはその恐怖に駆り立てられて、価値のある人間になれば、人から相手にしてもらい、人から認めてもらい、人から大切されると考える。 そして私たちは「価値のある人間」として他人から認めてもらうために「価値のあるもの」を手に入れようとする。それらは例えば、お金であり、名声であり、地位であり、権力であり、美貌であり、健康であり、知性であり、とにかく不特定多数の人間が価値があると認めるものだ。 私を含めた大多数の人が、「価値のあるもの…

  • 生ゴミはとりあえず冷凍

    私は毎日自炊をするので生ゴミがそれなりに出る。 生ゴミをゴミ箱に入れて数日間でも放置しようものなら異臭がするし小バエの楽園が出来上がってしまう(特に夏場はやばい)。 その対策として高頻度でゴミ出しができればいいのだけれど、ゴミ出し日は決められているし、さらに世知辛いことに、私が住んでいる自治体の指定ゴミ袋の値段は10リットル×20枚で400円もする。以前住んでいた京都のとある町だと90円ほどであったことを考えると、高過ぎである。 というわけで、高頻度でゴミを出しまくるというのは現実的ではない。 となると、私はこのまま蝿と異臭まみれの部屋で過ごさなければならないのか、それは嫌だ、どうしようかしら…

  • モノを大切にするということ

    最近またモノを捨てた。 本3冊。財布1つ。スニーカー2足。 仏教において、モノを大切にするということは、モノを丁重に保管しておくということではなく、毎日(あるいは高頻度で)きちんと使うことを意味するという。 モノは使われるために作られた。モノを使わずにいるということは、モノを疎かにするということであり、そのようなモノへの疎かさは他人や自分への疎かさに繋がってくる。 仏教は自分を大切にする教えであり、モノを大切にするということは自分を大切にするということを意味する。 私はあまり多くのモノをもっているほうではないが、それでも長い間手をつけずにただただ保管しているだけのモノがあった。それが本と財布と…

  • 人を見下すための努力に励む日々

    仏教を通じて自分のこれまでの努力がどのようなものであったのかを思い知らされた。 これまでの私の努力を端的に表せば、優越感を得るための努力、人を見下すための努力、人を馬鹿にするための努力、人よりも得をしようとする努力ということになる。 私は、自分はすごい人間、自分は正しい人間、自分は優れている人間、自分は力のある人間、自分はきれいな人間、自分は価値のある人間、自分は善い人間ということを多かれ少なかれ他人に認めさせることに時間と労力とお金を割いてきた。 「おれは頭のいい人間で、正しい人間であーる、だからおれは敬意は払われるべき存在であーる」、「おれの知性を人に知らしめてやる」みたいな感じのニュアン…

  • 【4Sシャツ】愛用しているワイシャツ1選【スーツセレクト】

    私は半袖・長袖ともにスーツセレクトの4Sシリーズのワイシャツを愛用しているのだけれど、3年間着てきて(今年で4年目になる)そろそろ交換しようと思い、新調することにした。 私はワイシャツを毎日選ぶのが面倒なので、白色の同じモデルを5着持つようにしている。 よって今回も、4Sシャツを5着購入した。 4Sシャツの最大のメリットはアイロンをかけなくて良いことだ。不器用で面倒くさがりな私にとってこれほどありがたいことはない。 ノンアイロンシャツはその他のメーカーからも出ているが、私にとってデザインや質感や価格が一番しっくりくる。 このシャツは税込みで1着4,180円なのだけれど、3着で11,000円にな…

  • 自分の思考の癖を知ること

    私は「自分は正しい人間である」、「自分は善い人間である」、「自分は価値のある人である」と思い込み、他人を「間違った人間」、「悪い人間」「価値のない人間」だと思い込んでいる。 だから何らかの苦しみを感じた時、「正しい自分のせいであるはずがない」、「良い自分のせいであるはずがない」、「価値のある自分のせいであるがない」と思い、その結論は常に「あいつのせいだ」、「社会のせいだ」、「あいつが悪い」、「社会が悪い」ということになり、自分を省みることが一切ない。 しかし、自分が苦しんでいるのは自分のせい、より厳密に言えば自分の思考の癖のせいであり、苦しみを減らしたければその癖に事あるごとに気づき、見直して…

  • 自分は100%正しいと思ってしまっている私

    最近仏教から学んだことは以下の1点。 1 人は自分のことを正しいと思っている。 私たちは幸福になろうとして、一人ひとり自分なりに試行錯誤して日々頑張っている。 こうしたら幸せになれるという自分なりの確信があるから人はそうするわけなのだけれど、しばしばこんなはずじゃなかったと後悔する。 結婚したら幸せになれると思っていたけれど、実際は夫からのモラハラに耐える日々でただただキツイ。 大金持ちになれば幸せになれると思っていたけれど、まだ足りない、もっと増やしたい、失うかもしれないと、ネガティブな感情が沸き起こってきて、案外と落ち着きとは程遠い日々だ。 こうすれば幸福になれると思っていたのになんか違う…

  • 『梅干しと日本刀』から学んだこと3選

    職場の人に勧められて樋口清之さんの『梅干しと日本刀』という本を読んだ。 自分の生活に取り入れたい点、印象深かったところを厳選して3つ書き記しておこう。 1 和食には先人の知恵が詰まっている。 日本人は世界に類を見ないほどに美食家であり、常に何かうまいものはないかと探求し続けてきたという。 栄養を削ぎ落としてまで旨さを求めたものの代表格が白米で、玄米は保存性も栄養面も白米より優れているのだけれど、やっぱり白米のほうがうめぇだろ! ということで白米を主食に選んだ。 そして白米のデメリットを補うかのように日本では発酵食品が発達した。味噌、納豆、漬物、塩辛。これらの発酵食品と白米を同時に食すことにより…

  • やめて良かったこと7選

    1 「実家暮らし」をやめて良かった 私は20代のほとんどをニート・フリーターとして過ごし、29歳の時に定職に就いた。 定職に就くまでのおよそ1年間を実家で過ごした。 実家にいると金銭的な負担は相当少なくて済むし、やらなくても良い家事もあるので楽と言えば楽なのだけれど、楽過ぎてなんだかある種の気だるさを感じていた。 そして、近所付き合いも面倒だ。 というのは私は当時無職で、これは自意識過剰かもしれないが、おそらく近所の人から「あいつ昼間っから何やってんだ? 働いていないのか?」と思われていたと思っていて、見栄やプライドや虚栄心がバリバリに働き、近所の人間や地元の知人に会うのがとても煩わしかったか…

  • 今年も登山という快楽の季節がやってきた。

    だいぶ暖かくなり、私にとっての登山の季節がやってきた。 私は暖かい季節の日帰り登山しかやらないようにしている。単純に荷物が増えるからだ。とは言っても、段々と宿泊登山もやりたくなってくるのだろうけれど、今のところは日帰り登山で十分である。 というわけで、先日、奥多摩へ登山に行ってきた。今年初めての登山。 登った山は、大岳山。 奥多摩駅から愛宕山・鋸山を経て大岳山を目指し、そのまま御岳山を通って下山する、というルートである。 奥多摩には初めて行ったが、ものすごく自然豊かですこぶる気持ちが良かった。 奥多摩にはその他にも多くの山があるみたいなので、今年は月に1回のペースで登山に行けたらいいと思う。 …

  • 最近捨てたもの3選、導入したもの2選。

    最近手放したものは以下の3つである。 1 本 読んだ後、売ろうと思いしまっていたが面倒臭くて方っておいた本。 別に売ろうと思えば売れたのだけれど、別に高値で売りたいわけでもないし売れるわけでもないし、売りに出すのも面倒なので、えいやとゴミ袋に放り込んだ。 ちなみにどれも面白い本で、また読みたくなる可能性もあるが、その時はその時で買えばいい(実際に『地下室の手記』は再度買ったものだ)。 2 ホットサンド用のフライパン ある日ホットサンドを食べたくなり、なおかつ自宅で作りたくなり購入し、それから1年近くはほとんど毎朝ホットサンドを作っては食べ、作っては食べの生活を送っていた。 だがしかーし、諸行無…

  • ブルシット・ジョブ対策としてのミニマリズム

    『ブルシット・ジョブ』という本を再読した。 本を再読すると自分がいかに本を読んでいないのかがよくわかる。「あれ、こんな面白いこと書いてたっけ?」と何度もいい意味で当惑することができる。 ブルシット・ジョブというのは「被雇用者本人でさえ、その存在を正当化しがたいほど、完璧に無意味で、不必要で、有害でもある有償の雇用の形態」の仕事のことを指す。 ざっくりいうとこの仕事がこの世からなくなったとしても、そこで雇用されている人間以外、利害関係者以外誰も困らないという類の仕事だ。 同書では、そのようなブルシット・ジョブ、つまり中身がすっからかんで多くの場合有害な仕事に限って給料が高く、なくなっては困る仕事…

  • 10年前の自分と今の自分の生活を少し比べてみた。

    先日、友人が東京に遊びに来て、大学時代に一緒に過ごした近辺を散策してみたのだけれど、ものすごく懐かしかったと同時にあの頃の自分と今の自分は確かに繋がってはいるのだけれど相当変わっているなー、まじで諸行無常だなーとしみじみと痛感した。 あの頃の自分と今の自分の相違点はたくさんあるが、ここでは生活習慣に絞って振り返ってみる。 1 昼夜逆転生活 学生時代は完全に夜型の生活で、午前2時や3時にならないと眠ることができず、大学の授業中は常に頭がぼーっとしており、教授の話を聞くだけの講義形式の授業はほとんど寝ていたと思う。 昼夜逆転生活を招いた原因は、ネット中毒、深夜バイト、飲酒、友人との電話などがあげら…

  • 楽天モバイルの電波が入らないのでモバイルwifiを導入した。

    私は楽天モバイルを契約しているのだけれど、東京の新居は楽天モバイルの電波がほとんど入らない。 部屋の一部にかろうじて電波を受信できるスポットが何箇所かあるくらいでそこを離れると電波が完全になくなってしまう。 それはそれでデジタルデトックスという意味ではいいのだけれど、私はYoutubeの筋トレ動画を見ながら自重トレーニングを行っているため、通信環境が悪いと筋トレがはかどらない。 ということはストレスの発散ができない。これはやばい。 ということで、モバイルwifiを導入することにした。 そして、色々と検討した結果、モンスターモバイルを契約することに至った。 契約したのは1ヶ月20GBの縛り有りプ…

  • 【筋トレ】愛用している懸垂マシン【STEADY】

    私はジムに行く代わりに自宅で筋トレをしているのだけれど、その筋トレの一環として懸垂マシンを活用している。 私が愛用しているのは「STEADY」というメーカーの懸垂マシンでかれこれ2年ほどお世話になっている。 この器具は日々の労働による肩こりを解消するために懸垂を日常に取り入れたく購入したのだけれど、価格も良心的だし、機能も必要十分で買って本当に良かった。 購入してからというもの週2回ほどのペースで同マシンを使って筋トレを行い、おかげで筋トレがはかどり、肩こりに悩まされることもなくなった。 私がこのマシンで行う筋トレは3種類。 まずはマシン下部で腕立て伏せを行う。 床で行うよりも深く腕立て伏せを…

  • 仏教から学んだ人生の大前提

    私は仏教に興味があり、Youtubeや書籍で仏教を少しづつ勉強しているのだけれど、私は今の所、仏教から以下の人生の大前提を学ぶことができた。 1 諸行無常 物事の一切は移り変わる。永遠不変のものはない。というような意味であるが、これはもう実感としてもつくづく真理だと思えてならない。 自分個人の誕生・成長・老い・病・死、これらも諸行無常の一部であるし、自分を取り巻く環境・自然も一秒一秒単位では気が付かないかもしれないが、それらは確実に変わり続けている。諸行無常を語った古典はたくさんある。 まじで変わらないものはない。 このことを知っておくだけで、調子が良い時は「この順境も諸行無常の理によっていず…

  • 【2022年4月】最近買ったもの3点

    最近、以下の3つのものを購入した。 1. 包丁 ある日、野菜を切っていると、包丁の刃が取っ手から抜けてしまった。もう寿命である。 その包丁は100均の包丁で、働き始めてから3年間ほとんど毎日使ってきたものだ。 100均のものとはいえ、切れ味も十分で、今まで一度も研いだこともない。 諸行無常の理によってその寿命が尽き、新たな包丁に買い換える時が来たというわけだ。 というわけで、近所の量販店で包丁を購入するに至った。値段は3000円ほどであるが、毎日使うのであれば安いものだ。 切れ味も抜群で、気持ちがいい。 日本製なので少なくとも3年以上はもつと思う。大切に使っていきたい。 2. プロテイン この…

  • セミリタイヤ、ありかもしれない。

    私の月々の生活費はおおよそ以下のとおりである。 家賃:5万4千円 食費:1万5千円 光熱費:4000円 水道代:2000円 通信費:2000円 日用品:5000円 車関連:0円 民間保険代:0円 娯楽費:1万円 書籍代:5000円 合計:9万7千円 日用品、娯楽費、書籍代はかなり多く見積もっていることを考えれば、実際の月々の出費はより少なくなるはずだ。 とはいえ、とにもかくにも私は1ヶ月10万ほどで楽勝で暮らしているわけだ。 月々の生活費が低いということは、満足して暮らすためにそれほど多くのお金を必要としないということを意味する。 そして、月々多くのお金を必要としないということはあまり働かなく…

  • 残業前にはナッツでも食うか

    無事に残業週間を終えることができた。 私は20代のほとんどをニート・フリーターとして過ごし、それから就職をしたが、就職をしても残業はほとんどなかった。しかし、転勤を機に職場が変わったことで残業をする機会が一気に増えた。 こんなに残業するのは期間工時代以来だ。 期間工時代は2交代制労働で、毎日平均1時間の残業があり、なおかつ2週間に一回は土曜日出勤があった。 あの頃と比べたら、今の職場での残業は至極楽なのかもしれない。 残業前には休憩を取ることができるし、ベルトコンベアーに振り回されることなく自分のペースで仕事を行うことができる。残業自体は積極的に肯定できるものではないかもしれないが、その点は本…

  • 残業週間対策

    新たな職場での一日のリズムができつつある。しかしながら、まだまだ業務について不慣れな点があるため、まだ役に立てていない部分もある。まぁ、そこは時間が経つにつれてなんとかなるだろう。 今は業務の作業工程がイマイチ把握できていないため何とも言えないが、どうもものすごく効率が悪いらしい。 改善の余地は多分にあるが、まずは自分ができるところ、できそうなところから初めていこう。そして、これを機会に、エクセルのさらなる使い方やVBAの勉強をしてみるのも面白いかもしれない。 エクセルのさらなる機能やVBA、あるいはその他のツールを使って業務を効率化できれば、他の人にも楽をさせることができる。 機械でちゃちゃ…

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