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  • 歪んでいて不確かな現実しかない

    おれの思い出は、都合よく書き換えられている可能性がある。 全て過去の映像として残されていない。 1秒前の思い出は、事実ではなく、不確かな記憶の一部でしかないんだ。 兼近大樹『むき出し』 あとに残されているのはささやかな記憶だけだ。いや、記憶だってそれほどあてにはなるものではない。僕らの身にそのとき本当に何が起こったのか、そんなことが誰に明確に断言できよう? 村上春樹『石のまくらに』 私たちは物事をありのままには捉えられない。 私たちが物事を捉える時は必ず自分のフィルターを通して捉える。 だから同じものを見ても、同じ時間や同じ場所を共有しているように見えても、実際に各人が感じていることは個々人で…

  • 自信や自己肯定感の根拠にしがちなもの

    負けなかったからこそ、成功体験を積み重ね、自信を纏い、存在価値をそこに見出す。 途中、気づくこともあったよ。 それでも唯一誇れる暴力がなくなると、俺には、何の価値もなくなると思った。 兼近大樹『むき出し』 私たちが自信の根拠にしようとしているものは基本的に不特定多数の人間が価値を認めている感じのニュアンス的な雰囲気のものだ。 例えば、お金、地位、名声、権力、職業、実績、学歴、美貌、肉体美、才能、知識、勝利、正しさ、ファッション、マンション、ポケモンカード、dポイント、経験、グルメ、旅行、恋人、結婚、子ども、高級車、高級時計、ブランド品。 というように、私たちは自分ではないもの、諸行無常の理によ…

  • 「価値のある自分像」に執着しているほど感情が乱れる

    突出して目立てるものを持ち合わせていない俺は、正義をたてにして暴力で人を支配した。 貧乏だから、頭が悪いから、不平等だから平等にするんだと多くの人を傷つける。 それは決して公平ではなく、自分が得をする行動。 喧嘩が強いと意見が通り、我儘を多く通せると理解してしまった。 兼近大樹『むき出し』 突出して目立てるものへの渇望。 この渇望は「私は他人とは違う存在なんだ」「私は他人とは違う価値のある存在なんだ」ということを証明したい思いから生じている。 「私はこんなに突出したものを持ち合わせていて、こんなに突出したことができる価値のある存在なんだ」ということを証明したいという思いが生じている。 突出して…

  • 寂しさと正しさと陰毛の関係

    小さい頃俺は、寂しかったんだ。ただ愛されたかった。その表現の仕方もわからないし、自分がどうしたいかわからなくて、暴れていた。 構って欲しくて、嘘を使い続けた。 いつしかそれが当たり前になって、自分でもなにが事実かわからなくなっていき、兎に角不幸を演じれば、誰かが声を掛けてくれた。 善と悪の判断が少しずつ出来るようになると、自分自身をも欺き、世界で一番可哀想な俺、可哀想なんだからこれくらいいいでしょう? と悪事の許容範囲を広げていき、誰にもそれを咎められなかった。 兼近大樹『むき出し』 寂しい、だから愛されたい、大事にされたい。 でもどうすればいいのかわからない。 よーし、価値のある自分像、可哀…

  • 人を記号として見る癖

    大人の男とのやりとりで学んだことは、若い女を人として見ていない奴らが圧倒的に多いことだ。 女の子達は、一人一人性格が違うのに、気にするのは太っているか痩せているか、オッパイの大きさや出来る行為。そして、写真が嘘じゃないかをしつこく聞いてくる。 兼近大樹『むき出し』 悪は世界を薄っぺらい記号の集まりとしか考えない傾向が強いけれど、善はこの世界が記号の集積でなく、存在する一つ一つにいっぱい内実がつまっていてそれらはどれも取り替え不可能であることを知っている。悪は世界を薄っぺらな記号としか思わないから、世界がパズルかゲームのようにしか感じられない。 保坂和志『人生を感じる時間』 私たち自称大人の多く…

  • 攻撃する人の心理

    なんで俺だけ……とイライラして、また人を殴る理由を探す。 それが正義だと言い聞かせて誰かを傷つけている。もう気づいているのに。 なんか俺、ダサくねぇか? 冷静になり、周りを見渡すと、誰もいなかった。一人取り残されたんじゃないかと不安になる。 兼近大樹『むき出し』 私たちは根本的な寂しさを抱えていて、誰かに注目してもらい、誰かに存在を認めてもらい、誰かに大事にされようとして「価値のある自分像」を証明しようとする。 強い自分、正しい自分、正義の自分、賢い自分、といった「こういう自分像を証明すれば人から価値のある人間として認めてもらい大事にしてもらえるだろうと思い込んでいる自分像」を証明しようとする…

  • パートナーを選ぶ基準

    人生のパートナーをまだ選んでいない人は、よくおぼえておいてほしい。パートナーが幸せになるかどうかによって、あなたの幸せの度合いは決まってくる。愛する人を幸せにしたいと思うのは当然だろうが、自分の幸せのためにも、相手に幸せになってもらう必要がある。ただ、相手が初めから幸せであれば、あるいは先に紹介したような幸福になる習慣を身につけていれば、ことは簡単だ。 不幸せな人をパートナーに選べば、あなたが不幸になる可能性が高い。どんなに愛し合っていても、自尊心のない人、希望を失った人といっしょに暮らすのは悪夢である。自分がありあまるほど幸せであれば、不幸な人を幸せにすることもできるかもしれないが、それには…

  • 何かを達成したとしても幸福になるとは限らない説

    やさしい目標を立てて成功するほうが、難しい目標を立てて失敗するより、幸福を味わうためにはいい。難関に挑んで成功すれば、世間の評判が上がるとしても、自分の幸せを考えるときに、世間の評判など気にする必要はない。達成を取るか、幸福を取るかという選択に迫られたら、迷わず幸福を取ろう。 リチャード・コッチ『人生を変える80対20の法則』 私たち自称大人のほとんどは「価値のある自分像」を証明しなければならないという強迫観念に縛られていて、それ故に生涯を通じて何かを達成しなければならないという強迫観念に縛られていて、それ故に、高い目標を立てて、それを達成し「私はこんなにすごいことを達成した価値のある人間なん…

  • 必要なのはポケモンカードではなく幸福な習慣

    われわれに必要なのは、毎日を幸福に過ごす習慣を身につけることだ。それは、運動を日課に取り入れたり、規則正しい食事をするのと同じことである。わたしが実践している七つの習慣は、次のとおりである。 ①運動をする。 ②頭の体操をする。 ③こころを刺激する(あるいは心を癒す) ④他人に親切にする。 ⑤友人と楽しいひとときを過ごす。 ⑥自分をもてなす。 ⑦自分を祝福する。 リチャード・コッチ『人生を変える80対20の法則』 幸福になるためには、幸福に過ごす習慣を身につけるしかない。 本当にそうだと思う。 今日において一般的に幸福の象徴になっている金持ちや美人やポケモンカードのレアカード保持者であったとして…

  • 多くの時間を誰と過ごすか

    毎日多くの時間をともに過ごす人たちが、幸福と健康を大きく左右する。 (中略) 毎日顔を合わせる人たちのことを考えてみよう。その人たちのおかげで、自分は幸せになっているか、それとも不幸になっているか リチャード・コッチ『人生を変える80対20の法則』 多くの時間を誰と過ごすか、これは確かに大切なことだ。 しかしながら、「周囲の人たちのおかげで、自分は幸せになっているか、不幸になっているか」という疑問を呈するのであれば、「他人は私と過ごして幸せになっているだろうか」という疑問も呈さなければフェアではない。 他人はあなたと過ごして幸せになっているかしらん? 不幸になっているかしらん? そしてそれはな…

  • 「誰にも迷惑をかけないから」という罠

    朝は好きなだけ寝坊ができるし、昼寝は思いのままだし、早寝も誰にも咎められない。一日、すっぴんで構わない。着替えるのが面倒だったらパジャマのままで過ごしてもいい。顔を洗わなくても、お風呂に入らなくても、誰にも迷惑をかけるわけじゃない。ワイドショーは見放題で、食べ物はコンビニかデリバリーで済ます。世の中には、こんなにもだらしなく暮らすという快適があったのだと知り、萌はたっぷりとそれを楽しんだ。 しかし、一週間やったらうんざりしていた。 唯川恵『肩ごしの恋人』 学生時代やニート時代やフリーター時代、私も自堕落な生活を送っていたことがあるけれど、あれは本当にうんざりだ。 確かに自由で、自堕落な生活を送…

  • 温かい人になったほうがいい理由

    必要以上に自分はダメな人間だと思うことも大きな欺瞞である。人間はいつも、自分に向かって自分のことを語りかけている。そうする以外にない。客観的な真実など、どこにもないのだから。だとしたら、自分を責めるより、自分をほめたほうがいいではないか。そうすれば、人類の幸福の総量を増やすことができる。自分が幸せになれば、幸せが周りに広がっていくからだ。 リチャード・コッチ『人生を変える80対20の法則』 自分に対して自分はこういう人間だからダメな人間だ、と決めつけることは欺瞞であり、それと同様に他人に対してあいつはああいう人間だからダメな人間だと決めつけることも欺瞞である。 なぜなら私たちの多くは物事をあり…

  • 自分の世界を作っているもの

    高名な神経心理学者はこう言っている。「新しい研究分野、精神神経免疫学の研究報告によれば、人間は統合体として行動する。……日頃の考え方や感じ方が、心身の健康に微妙な影響をおよぼす」。言い換えれば、こういうことになる。人間は一定の限界の中で、幸福になるか不幸になるか、健康になるか病気になるかを選択できる――。 リチャード・コッチ『人生を変える80対20の法則』 私たちは常に何かを考えていて、何かを感じている。 そして、自分の考え方や感じ方の外には絶対に出ることができない。 ということはどういうことなのかというと、私たちは客観的な世界の中に生きているのではなく、自分の考え方や感じ方の中に生きていると…

  • 風邪引いたぜ☆

    ここ数日風邪を引いていて、日曜日には熱も出てしまった。 「自分は大丈夫」という思い込みがあり、その自分の思い込みとは関係なく現実があり、その証左として実際に風邪を引いているわけだ。 (その証左として実際に死ぬ人もいる) 自分の思い込みと現実との間にはやはりギャップがあるんだなー、と諸行無常の理を痛感した。 ここで現実を無視し、自分の思い込みを盲信し、なんで風邪を引くんだぽよ、おかしいジャマイカ、なんで世界は私の思い通りではないんだ、あいつのせいだ、あいつらのせいだ、とネットに罵詈雑言を書き連ねても風邪は治らない。 毒矢に打たれた時、まずやらなければいけないことは矢を抜き毒に対処することであるに…

  • 【アートブラウン】愛用しているオフ用ベルト

    先日、ベルトを購入した。 私は普段から誰にも何の印象も与えない服装を心がけていて、そうなると自ずと靴は黒色になってくる。 そして男の服装の鉄則に「靴の色とベルトの色は揃える」というものがあり、そのような原則に沿った服装をした方がノイズが減り、誰かに何らかの印象を与える可能性が減り、私の服装に関するモットーを実現しやすくなる。 だがしかーし、脳髄ががらんどうな私はその原則を知らず、茶色のベルトを使い続けていた。 まぁ究極的にはベルトの色はどうでもいいが、ベルトは今後長らく日常的に使い続けていくものだし、使う頻度が高いものには少しこだわりをもったほうが大事にし続けることができ、そうして大事にする習…

  • 一旦立ち止まってみたほうがいいかも

    いくらお金が貯まっても、それだけで社会の役に立つとはかぎらないし、幸せになれるとはかぎらない。そして、投資も仕事も、それ自体が目的になってしまう危険性をはらんでいる。 (中略)成功に酔いしれると、人生でいちばん大切なものを見失うことが多い。成功の階段を息せききって駆け上がっているとき、ふと我に返って、足を止めてみたほうがいい。 そもそも何のために、仕事での成功を願い、資産を増やしたいと思ったのか。人生で一番大切なこと――それは幸福ではなかったのか。 リチャード・コッチ『人生を変える80対20の法則』 ネバギバの精神で成功を目指す、資産運用に励む、お金や高級品や高級サービスをかき集める、不平不満…

  • 毛剃って切り替えていこう

    私は下半身の毛を定期的に剃るようにしているのだけれど、次第に長さが段々と短くなってきて、最近はシェーバーで実現可能な一番短い長さで剃っている。つまりほぼゼロだ。 私が愛用しているシェーバーには長さを調整できるアタッチメントがついているのだけれど、それはもう使っていない。 基本は直刃。 金玉袋の時はガードを付ける関係上、2ミリになる。 足の指毛、スネ毛、陰毛、ついでに脇毛。 剃ったら1か月くらいは放置。 もともと体毛は全然濃い方ではないのだけれど、それでも短く刈ると気持ちが良い。 そして蒸れにくいので快適でもある。 一度やると、やらないほうが気持ち悪くなる。 フロスのようなものだ。 んじゃあ医療…

  • 【小宮商店】愛用している長傘1選【ミラトーレ】

    最近、長傘を買った。 私は働き始めてからというもの、折りたたみ傘しか持っておらず、それはそれで事足りていたのだけれど、折りたたみ傘はやはり小さく、どうしても荷物がガッツリ濡れてしまう。 折りたたみ傘は急な雨の時はすごく重宝するし、通勤カバンには常に入れているのだけれど、諸行無常の理によって朝からがっつり降り続けますという時はやっぱり長傘が便利どすなーと思い始めた。 どうせ買うのであれば長く愛用できそうな日本製がいいどすなーと思い、購入したのが「小宮商店」の傘。 シンプルで、上質で、機能的で、何よりもガチムチの職人さんがガチムチの気概で作ってくれているのが伝わってくるのが良い。 無論オムロン、そ…

  • 捨てて妄想を減らす

    (人間関係において)質と量はトレードオフの関係にあり(高い質を求めれば量を減らさざるをえず、量を増やそうと思えば質は落ちる)、われわれはつねにいちばん大切なものに十分な関心を払っていない。 何をすべきかは明らかだろう。量より質を重視することだ。もっとも重要な人との関係を強め、深めるために、時間と精力を使うべきだ。しかし、もう一つ問題点がある。人間関係は年齢に応じて変わってくるものだし、ほんとうに親しい関係を結ぶには限りがある。ここでもまた、質と量がトレードオフの関係にあることに注意してほしい。 リチャード・コッチ『人生を変える80対20の法則』 何が大事で何が大事ではないのかを見極め、大事なも…

  • 簡単にできそうなことに集中する

    簡単にできそうなことに力を集中することが大切である。お説教が大好きな物書きは、この点が間違っている。偉い先生方は、難しいことに挑戦しろと言う。しかし、昔の人たちが我慢して苦い肝油を飲まなければならなかったのは、カプセルが発明されていなかったからにすぎない。 リチャード・コッチ『人生を変える80対20の法則』 私たちの多くは「幸福=優越感を得ること」という大きな勘違いをしていて、その幸福観の下では、誰かを見下して優越感を得るために難しいことに挑戦する必要がある。 あるいは難しいことに挑戦することなく優越感を得るために、他人を批判し、ネットに罵詈雑言を書き連ねる必要があるかもしれない(これが一番楽…

  • どうしてそんなに支出が増えるのか?

    支出が増えれば、もっと働く必要が出てくる。そして結局は、金のかかるライフスタイルが出来上がり、ライフスタイルを支配するのではなく、ライフスタイルに支配されるようになる。質素なライフスタイルのほうが、はるかに多くの価値と幸せを引き出せるかもしれない。 リチャード・コッチ『人生を変える80対20の法則』 心身や日常生活や人間関係を整えてくれる活動やものというのは、数も限られており、また、一人の人間が使える時間と労力は有限であり、故に一人の人間が使えるものややれることや付き合える人には限界があるのは自明のことなのだけれど、どうしてそんなに支出が増えるのか? それは、優越感のためにお金を使っているから…

  • 幸福はお金そのものからは得られない

    お金で買える幸せもあるが、それは自分が心から望むことのためにお金を使った場合に限られる。そしてお金が仇になる場合もある。 お金が増えるほど、増える一ドルあたりの価値が低くなっていくことを想像してほしい。経済用語で言う「貨幣の限界効用の逓減」というやつだ。生活水準が上がり、その水準に慣れてしまえば、とくに幸せは感じなくなる。その生活水準を維持するのに大変な費用がかかり、その費用を賄うために、いやな仕事をたくさんやらなければならない場合は、幸せどころではなくなる。資産が増えれば、それだけ心配の種も増える。 リチャード・コッチ『人生を変える80対20の法則』 お金には価値があり、お金があることはあり…

  • 優越感を求めている限り息苦しさは続く

    ほとんどの人は、何が欲しいのかを考えない。その結果、つまらない人生を送る。われわれは正しいことをやりながら、間違った関係を結んでいるかもしれない。あるいは、正しい関係を結びながら、間違ったことをやっているのかもしれない。お金のため、あるいは達成感を求めて、懸命に働きながら、目的地に着いたとき、その勝利の虚しさに気づくかもしれない。 リチャード・コッチ『人生を変える80対20の法則』 おそらく私たちの多くが求めているのが優越感だろう。 他人と比べ、いかに自分が価値のある人間なのかを他人に証明しようとすることに人生の膨大な時間と労力を割いている。 他人との差異を根拠にして他人よりも優位な立場になる…

  • 月に一度の資産チェックをしたところ⋯

    月に一度の資産チェックをしたところ、諸行無常の理によって、ありがたいことに資産が増えている。 資産の増え方が一番大きいのは、普通預金でもなく定期預金でもなく圧倒的に証券口座の投資信託(インデックス)で、これはもう一定額以上貯まると複利の力でどうしようもなく膨れ上がっていく。 インデックス投資というのは、どの商品を買うのかを決め、あとは自動的に放って置くだけだ。 素人が一番手を出しやすく、平凡で、地味で、何の面白みもない投資手法なのだけれど、投資の神様と言われているウォーレン・バフェット氏も開口一番におすすめするほどのものなのであーる。 (個人的には、楽天証券やSBI証券などのネット証券で証券口…

  • 夜更かしの末、オーディブルを始めてみた

    諸行無常の理によって仕事が一気に押し寄せてきて、金曜日は9時過ぎまで残業を行うことになった。 それから帰宅し、夕食を済ませ、早くシャワーを浴びて寝ればいいものを、なぜかその日はYoutubeに見ハマってしまい、ふと我に返ってシャワーを浴び終わった頃には午前4時前になっていた。 普通にビッくらポン。 まぁ、やらかしてしまったものは仕方がないので、そのまま爆睡し、昼前まで眠り、家事や運動や瞑想をしてゆったりしていると、ふと「オーディブルをやってみようかしらん」と思った。 私はよくYoutubeを聴き流しながら家事をしているのだけれど(毎日2~3時間は聴いている)、その聴き流しも是非ともこれを聴きた…

  • 幸福のために必要なものは限られている

    誰もが、自分にあったバランスやリズムをもっていて、怠け過ぎたり、働き過ぎたりすれば、ほとんどの人が本能的にバランスを回復しようと思う。仕事か遊びかの二者択一ではなく、仕事をしているときは高い価値を実現できる仕事、遊んでいるときは深い満足を味わえる遊びに集中することが大切なのだ。 リチャード・コッチ『人生を変える80対20の法則』 高い価値を生み出す仕事は全体のごく一部。 深い満足感をもたらしてくれる遊びは全体のごく一部。 つまり価値のある行動やものというのは私たちが思っているほど多くはなく、基本的にはものすごく少ない、というのが80対20の法則なのだけれど、実感としてやはりこれは本当であるよう…

  • 大事にする習慣の凄まじさを実感できた黄金週間

    今年の黄金週間は少し遠方に住む恋人の家でまったりと過ごした。 たっぷり寝る。 抱き合う。 シャワーを浴びる。 筋トレをする。 瞑想をする。 読書をする。 朝食を食べる。 洗濯をする。 ぶらぶらと近所の商店街を歩く。 昼食を食べる。 ぶらぶらと歩く。 カフェでゆったりする。 夕食を食べる。 コーヒーを飲む。 シャワーを浴びる。 瞑想をする。 読書をする。 抱き合う。 たっぷり寝る。 これの繰り返しだ。 特別な観光地にもイベントにも行かず、平凡な日常を一緒に過ごした。 外食も特別なレストランに行ったわけではなく、商店街の外国料理の店(彼女がこれまで食べたことのなかったタコスやケバブやインドカレー)…

  • 「余白」に慣れていないから余裕がない

    予定帳を開き、項目ごとに、A、B、C、D……と優先順位をつけろ、と時間管理は教える。しかし、ほとんどの人は、項目の六〇~七〇%に、AかBをつける。そしてとても時間が足りないと嘆く。 時間の不足を嘆くのではなく、時間の無駄遣いを嘆くべきなのだ。「詰め込み」や「頑張り」はまったく役に立たない。そのような発想は、問題を増やすだけである。 リチャード・コッチ『人生を変える80対20の法則』 私たちは基本的に「余白」というものに慣れていない。 なぜなら余白があると、自分と向き合わなければならず、自分と向き合うと受け入れたくない自分が見える、そして受け入れたくない現実の自分が見えると、持ち前の懲罰思想(自…

  • 最近購入した整えアイテム3選

    幸福になるためには大事にする習慣を身につける必要があり、大事にする習慣の一つに体を大事にする習慣があり、体を大事にする習慣の一環として最近以下の整えアイテムを購入した。 1|エビオス錠 知る人ぞ知る整腸剤らしいのだけれど、私は知らなかった。 とにかく栄養満点で余計な添加物が入っていないのがいい。 エビオス錠なるものは、ビールを作る過程で生じる残滓物を固めたもので、それ故に安くて大量に入っている。 近所のドラッグストアで2000粒で1900円くらいで、おそらくどのドラッグストアにも売っている。 白米にしろビールにしろ、私たち人間は栄養満点な部分を不要なものとして削ぎ落とし、実質的には残り滓でしか…

  • アクセサリーとしての子ども

    「でも、親が全力で面倒みてくれんのって、わりとよくない? 楽っつうか」 「は?」桃子は少しいらっとしたような目つきで蘭を見た。「いやいや、ありえないでしょ。うちらの面倒みてるんじゃなくて、うちのママは自分のためにやってるんだから。『お嬢さんはどうしてるの?』って聞かれて、なんも答えられないのに耐えられないんだよ」 「元気ですよーってんじゃ、だめなんだ」蘭が笑った。 「は? だめに決まってんじゃん。元気とかどうでもいんだよ。『まあ、ほんと素敵ねえ』って目を細められることじゃないとだめなんだよ。意味ないの。ママにとっては世間が命だから 川上未映子『黄色い家』 人間というのは根本的に寂しさを抱えてい…

  • 少ないもので大事にできる

    八〇%の活動は情け容赦なく切り捨てる。時間でも、組織でも、取引先でも、資産でも、何でもそうだ。無駄な八〇%にかかずらっていると、貴重な二〇%に費やすエネルギーと時間がなくなる。 八〇対二〇の法則に従えば、行動を減らしたほうがいい。行動は思考を追い出す。浪費する時間があまりに多い理由はここにある。 リチャード・コッチ『人生を変える80対20の法則』 私たち自称大人はがむしゃらに色んなことを頑張ろうとし、頑張っているつもりなのだけれど、その大半が求めている成果や幸福には結びついていない。 その根本的な原因として、頑張っている方向性が「粗末にするため」というものがある。 「粗末にする」というのは、見…

  • 自分ではないものに依存している幸福は脆い

    わたしはどこか釈然としないものを感じた。不動産屋と付き合い始めたときの母親はやっと自分にも幸せが巡ってきたんだと言って本当にうきうきして、母親が嬉しそうなのを見てわたしもそれなりに嬉しかったし、そうなったらいいなと思っていた。 でもなにも誰もあてにはならないのだ。金のあるやつと一緒になったからといってその金が自分のものになるわけではないし、広い家に住んでいるやつと一緒に暮らしたからといってそれが自分の家になるわけではない。家でも金でもなんでもいいけど、仮にその誰かのものを自分のもののように遣えるような状況になったとしても、それはあくまで遣わせてもらっているだけのことなのだ。 川上未映子『黄色い…

  • 幸福とシンプルさ

    企業もまた、人生と同じように、放っておけばどんどん複雑になっていく傾向がある。あらゆる企業が、大きくなり、複雑になるほど効率が悪くなり、無駄が多くなる。やるべきことに的を絞らない。顧客、あるいは潜在的顧客に喜んでもらうのが、企業の使命のはずだ。この使命を果たさない活動はどんなものであれ、非生産的と言うしかない。それなのに、ほとんどの大企業が、無駄なカネをかけて、非生産的なことを呆れるくらいたくさんやっている。 リチャード・コッチ『人生を変える80対20の法則』 日常は放っておけばどんどん複雑になっていく傾向がある。あらゆる日常が大きくなり、複雑になるほど効率が悪くなり、無駄が多くなる。やるべき…

  • 【愛用品】メガネのシャンプー

    私はネガネをかけていて、毎晩寝る前にネガネを洗っているのだけれど、その際に愛用しているのが「メガネのシャンプー」だ。 これを使うときれいさっぱりメガネの汚れが落ちる。 メガネというのは毎日長時間身につけるものなので、もはや自分の身体の一部のようなものだ。 そしてメガネというのは一日の終わりには案外と汚れているものだ。 日中何度かメガネ拭きで拭くこともあるが、それでも一日の終わりには汚れている。 (油が跳ねるような料理をしたり外をジョギングした日は特に) そういった自分の身近なものをきれいにしてあげるととても心地が良い。 なので、「夜にメガネを洗う」というのはここ数年間の毎日の習慣になっている。…

  • 口座やクレジットカードの整理

    単純で標準化されたもののほうが、複雑なものより、はるかに生産性が高く、コスト効率が高い。単純なメッセージほど、人の心をとらえ、深い真実を含んでいる。構造とプロセスが単純なほど、魅力があり、同時にコストもかからない。 リチャード・コッチ『人生を変える80対20の法則』 私は基本的にシンプルな生活が好きで、なるべく日常の諸々を複雑にはしたくない。 自分の生活を振り返ると、もう少しシンプルにできそうな部分がある。 例えば、預金口座や証券口座やクレジットカード。 かつては使っていたけど、今は使っていない。 そういうものは手放してすっきりさせたほうがいい。 月に1度、資産チェックをする際にいくもの口座を…

  • 集めているもの

    「どうもこうも、ぜんぶが自分のためなの。人も金も物もぜんぶ、自分のためにあると思ってるんだよ。見栄をはるためだけに生きてるような人なの。素敵な家ですね、素晴らしいご家族ですね、お金持ちですね、さすがですね、羨ましいですって言われるのが生き甲斐みたいな人なの。あたしら物心ついたときから『あなたたちは特別な才能がある人間なんだから、特別な才能のある人間らしく振るまいなさい』とか超意味不明なこと言われ続けて。訳わかんない習い事とか死ぬほどやらされて、いろんなとこ連れていかれて、きもい家庭教師とかつけられて、ださい高級服とか着せられて育ったの。馬鹿みたいでしょ」 桃子はカップラーメンをぐるぐるほぐして…

  • 色々と減らした

    (八〇対二〇の法則では)通常、原因と投入と努力は二つのカテゴリーに分けられる。 ◆ほとんど影響力がない多数。 ◆圧倒的な影響力をもつ少数。 結果と産出と報酬は、それを生み出そうとした原因と投入と努力のほんの一部から引き出されることが多い。したがって、原因と結果、投入と産出、努力と報酬の関係は通常、不均衡になる。 リチャード・コッチ『人生を変える80対20の法則』 私たちは通常、1の努力に対し1の結果が得られると思い、それ故にやればやるほどその分だけ多くの結果が得られると思ってしまい、ネバギバ精神で何もかもをやりまくってしまうのだけれど、この世の原理原則からすると、それは違うらしい。 結果の八〇…

  • 全部自分の解釈

    同じ「謎めいたゲーム」から、張良は「張良の規則」を発見し、私は「私の規則」を発見します。それが同一のものである必要は少しもありません。というか、同一であってはならないのです。謎から学び取り出すことのできる知見は人間の数だけ存在するということこそが、学びの豊穣性を担保しているからです。 内田樹『先生はえらい』 上の引用をラッパーのようにサンプリングし、以下のように少し書き換えてみる。 同じ「事象」から、張良は「張良なりの解釈」をし、私は「私なりの解釈」をします。それが同一のものである必要は少しもありません。というか、同一であってはならないのです。同じ事象に関する解釈は人間の数だけ存在するというこ…

  • 「誤解」の中に生きている

    コミュニケーションとは本質的にメッセージの「聞き損ない」であり、人間を理解するというのは、その人の本性を「見損なう」ことであるということを身にしみて経験した人が(会社に入って「課長! オレどこまでもついていきます」とすがりついたり、結婚したりすると、すぐに骨身にしみてわかります)「大人」となるわけです。 別に「大人」になったからといって、いきなり賢くなるとか、世の中の仕組みが洞察できるようになるかということはありません。 とりあえずわかるのは自分のバカさ加減だけです。 内田樹『先生はえらい』 私たちは物事をありのままに見ているわけではなく、自分なりのフィルターを通して見ている。自分の思い込みで…

  • 整える習慣には金がかからない

    最近、平日は残業、休日は予定が詰まっていて疲れがたまっていたのだけれど、直近の土日で一気に整えることができた。 んじゃあ、疲れて乱れている自分をどのようにして整えたのかというと、たっぷり寝て、ゴミを捨てて、掃除をして、洗濯をして、軽く運動をして、ゆっくりコーヒを飲んで、靴を磨いて、本を読んで、炊事をして、風呂に入る、つまり、睡眠と家事と運動と読書と入浴だ。 睡眠、家事、運動、読書、入浴。 これだけで心身は整い、日常空間も持ち物も整う。 自分を整えるために必要なものや活動に大金は必要ない。 自分を整えるために必要なものや活動というのはどうしようもなく金がかからない。 逆に自分を乱したり疲弊させた…

  • 「正解を知っている人」がやらかしてしまうこと

    人間の定義は「コミュニケーションするもの」ということです。つまり、「コミュニケーションしない人間」は人間じゃないということです。コミュニケーションにおいて、「正解」というものを決めてしまうと、ほとんどの人間は存在理由を失って、人間じゃなくなってしまいます。 内田樹『先生はえらい』 私たち自称大人の中には、自称「正解を知っている人」というのがいる。 その手の自称大人は自分は正解であり、自分の正解とマッチしない人間を「間違った人」としてみなし、まぁそれだけであれば百歩譲って良いとしても、間違った人を否定する、攻撃する、責める、馬鹿にする、見下す、つまり「分けて否定する」ということをやらかしてしまう…

  • わからないから聴ける

    私たちが話をしている相手からいちばん聞きたいことばは「もうわかった(から黙っていいよ)」じゃなくて、「まだわからない(からもっと言って)」なんですね。 「わかる」ことは、コミュニケーションを閉じる危険とつねに背中あわせです。 私たちが話をしていて、つまらない相手というのがいますね。こちらの話をぜんぜん聴いていない人です。 なんで私の話を聴いてくれないかというと、先方にはこちらの言うことが全部わかっているからです(少なくともご本人はそう思っているからです)。 その人にとっては、私は「いなくてもいい人間」なんです。だって私の話はもうわかったから。 内田樹『先生はえらい』 私たち自称大人は、陰毛が生…

  • 原因と結果の取り違え

    人間はほんとうに重要なことについては、ほとんど必ず原因と結果を取り違える、ということです。 コミュニケーションはその典型的な事例です。 私たちに深い達成感をもたらす対話というのは、「言いたいこと」や「聴きたいこと」が先にあって、それがことばになって二人の間を行き来したというものではありません。そうではなく、ことばが行き交った後になって、はじめて「言いたかったこと」と「聴きたかったこと」を二人が知った。そういう経験なんです。 内田樹『先生はえらい』 私たちは本当に重要なことについては、ほとんど必ず原因と結果を取り違える。 このことを念頭において、今自分が「この結果の原因はこれである」としている因…

  • 聴く用意のある人

    (自分が誰であるか)それを聴く用意のある人間に出会うまで、私たちは自分の「ほんとうに言いたいこと」をことばにすることができません。そういうものなんです。 言う気がなかったことばが、どんどんわき出るように口からあふれてくる。自分のものではないようだけれど、はじめてかたちをとった「自分の思い」であるような、そんな奇妙な味わいのことばがあふれてくる。 気分のよい対話では、話す方は「言うつもりのなかったこと」を話して、「ほんとうに言いたいことを言った」という達成感を覚えます。聴く方は「聴くつもりのなかった話」を聴いて、「前から聴きたかったことを聴いた」という満足感を覚えます。 内田樹『先生はえらい』 …

  • 誰かに何気ないエッピソードを話せてもらえているか

    「だから、どうなんだ」「それがどうしたの?」というようなエピソードが、実はしばしばあなたのその後の人間関係やものの考え方感じ方を決定づけた経験だったりするのです。 あなたがそれを思い出したのは、どうしても自分のことを分かってもらい、自分のありのままに触れてほしいと思う人に出会ったからです。 内田樹『先生はえらい』 誰かとリラックスして話している時、確かにどうでもいいようなエッピソードを思い出して、それについて話していたり、話されていたりする。 んじゃあどうしてそのようなどうでも良さそうなことを話すことができるのかというと、そこにはこの人からは否定されないという安心感があり、なおかつ相手に自分の…

  • 正しい人は学べない

    教師は同じことばを語り、同じ情報を伝えているつもりでも、ひとりひとりが受け取るものは違います。生徒たちが一人の教師から同じ教育情報を受け取るということはありえないのです。 生徒は自分が学ぶことができること、学びたく願っていることしか学ぶことができません。 「自分は正しい」ということを前提にした「学び」というものは成立しません。 内田樹『先生はえらい』 何かの情報を受け取った時、私たちはそれを自分なりにフィルターをかけ、編集し、再構築し、それを自分なりの理解、自分なりの解釈としてしてしまう。 フィルターのかけかた、編集の癖、再構築の傾向が一人一人どうしようもなく異なるために、一人一人の理解なり解…

  • 世界は感想でできている

    恋愛というのは、「はたはいろいろ言うけれど、私にはこの人がとても素敵に見える」という客観的判断の断固たる無視の上にしか成立しないものです。 先生は同じことを教えたのに、生徒は違うことを学んだ。 そういうことが起こるのです。 内田樹『先生はえらい』 私たち自称大人は陰毛が生え揃っていることにあぐらをかき、自分は正しい客観的判断の中に生きていると思い込んでいる傾向がある。 だがしかーし、私たちの多くが生きているのは無色透明の客観的事実の中でもなく、正しい判断の中にでもなく、自分なりの解釈、自分なりの思い込み、自分なりの想像、自分なりの推測、自分なりの憶測の中でしかない。 私にはこう見える、私にはこ…

  • 「上」とか「良い」とか

    通常のセールスも売らない売り込みも、最終的な目的はサービスだ。だがここでいうサービスとは、(中略)さらに広範で、深淵で、卓越した意味のサービスだ――他人の人生を向上させること、同様に世界を向上させることだ。人を動かすことによって生まれる最大の効果は、単なるリソースの交換以上に大きく、継続的なものだ。 自分が売ろうとしている相手がそれに合意した場合、その人物の人生は向上するだろうか? そのやり取りが終了したときに、世界は当初よりよりよい場所になるだろうか? ダニエル・ピンク『人を動かす、新たな3原則』 自分が何かをやろうとする時、それは自分や他人の人生を少しでも向上させることになるのか、世界を少…

  • 「固定化する」という癖

    ある程度の親密さを感じずに聴くことは、本当に聴いていることにはならない。それでは受動的で対処的であり、自発的に、積極的に関わってはいない。真に聴くという行為は、雨で濡れた高速道路の運転に少しばかり似ている。スピードは命取りだ。 会話の相手は、一文一文を本当に最後まで終えているか? あなたに邪魔されることなく、自分の意見を完全に表しているか? あなたがまくし立てる前に、相手は一呼吸入れる余裕があるか? スピードを落としたほうが、遠くまで行けることもある。 ダニエル・ピンク『人を動かす、新たな3原則』 私たちは人の話を聴かずに途中でぶった切ってしまうことが多いが、人の話を途中でぶった切ってしまうと…

  • 「少ないほうが豊かになれる」ということ

    選択の幅を狭めて選択肢をフレーミングすることにより、選択肢の多さに圧倒されずに、その内容をもっと明快に理解できるようになる。建築家のミース・ファン・デル・ローエが建物の設計について語った言葉は、そのまま人間にもあてはまる。少ないほうが豊かになれる。 ダニエル・ピンク『人を動かす、新たな3原則』 少ないほうが豊かになれる、というのは本当なのだけれど、私たちの多くは所有物の多さに憧れているところもある。 なぜかというと、自分と自分ではないものが区別できず、自分ではないもので自分の価値を決めようとしてしまうからなんじゃ。 持ち物=自分の一部だと思い込んでしまう。 そして持ち物の量で自分の価値を決めよ…

  • 不平や不満や不足感の本質

    革新的なリーダーであるための条件の一つに、興味を引きつける形で問題を構成する能力があげられる……解決しようと問題に飛びつく前に、問題の本質を理解する必要がある ダニエル・ピンク『人を動かす、新たな3原則』 衣食住、特に何不自由ない暮らしをしているのにずっと不平不満ばかりを言っている人がいる。そのような時間と労力があったら、自分や身近な人を大事にしたり整えたりするために使えばいいと思うのだけれど、延々と誰かや何かを攻撃し続けている。 (その人が捉えている誰かや何かはその人自身の解釈や思い込みでしかなく、その解釈や思い込みは他人や何かそのものではなく不平不満者自身であるため、何かを攻撃し続けるとい…

  • 整う習慣|鼻うがい

    友人に勧められて鼻うがいを朝の習慣として取り入れてから約10ヶ月が経つ。 結論から言うと、鼻うがい習慣はめちゃくちゃおすすめだ。 最初は若干の恐怖があるが、慣れると気持ち良くて、やらないと何となく物足りなさを感じる。 鼻というのは体においてある種の空気フィルターのような役割を果たしていて、吸い込んだ空気からホコリや雑菌やウイルスや花粉等を一手に引き受け、空気をなるべくきれいにした状態で肺へ送り込んでくれている。 鼻っちゅうのは、鼻毛や鼻くそまみれで汚い感じがするが、実はめちゃくちゃいい奴なのであーる。 これから死ぬまでの間、鼻とはワンチームとして一生付き合っていくことになる。 にも関わらず、私…

  • 幸福から遠ざかるための努力

    特定の人だけではなく誰もが情報を豊富に入手できる現代社会では、(中略)自分の問題を正確に把握していれば(中略)たいていは誰の助けも借りずに、自力で必要な情報を探して決断を下せるものだ。一方で、本当の問題を取り違えているとき、はっきり把握していないとき、あるいは皆目見当がつかないときに、他者の助けは大いに役立つ。そのようなとき、人の心を動かすために重要なのは、他人の問題を”解決”する能力よりも問題は”発見”する能力なのである。 ダニエル・ピンク『人を動かす、新たな3原則』 私たちの多くは漠然とした不安や恐怖に苛まれていて、不安や恐怖を解消しようとして、こうでなければならない、ああでなければならな…

  • 無力感を感じる理由

    環境に対する支配をすっかり奪われるという状況を長期間にわたり経験すると、すべてをあきらめてしまう人がいることを、セリグマンの研究は実証したのだ。たとえ正常な状況に戻ったとしても、利益を追求する力や苦痛を回避する力を再び得られとしても、その人は行動を起こさなくなってしまう。無力であることを学習したからだ。 ダニエル・ピンク『人を動かす、新たな3原則』 楽勝で変えられることなのに、自分には変えられないという無力感に苛まれて何もしなくなる。これはいわゆる学習性無力感というものなのだろう。 この世には自分が直接働きかけて変えられるものと変えられないものがある。 まずはそれを見極めてから、変えられるもの…

  • 整えアイテムを一気に調達した

    我が家の整えアイテムが重なってなくなったり、なくなりかけたりしたので一気に調達した。 シャンプー(オクト) トリートメント(MARO) 洗顔オイル(菊正宗) スキンケアクリーム(UNO) ボディクリーム(ニベア) ハチミツ エビオス錠 洗剤(さらさ) オクト以外はどれも初めて使うことになる製品なのだけれど、どんなものなのか楽しみだ。 使っていないものは基本的に手放し、使っているものに集中する。 大事なもの(自分の身体・心・持ち物・身近な人)を大事にすることに集中する。 このことを心がけていくと、地味で平凡な日常が普通に楽しくなってくる。 これといった特別なものを欲しいとは思わなくなってきて、普…

  • 怒る、逃げる、ということ

    ネガティブな感情は次第に人の視野を狭め、当座の生存を目的とした行動へと駆り立てる(怖いから逃げる。頭に来たから闘う)と、フレドリクソンは言う。対照的に、「ポジティブな感情はこれと相反する方向に働く。ほかにどのような行動が可能か着想する力を”拡張し”、意識を幅広い思考に向けて開放させ……わたしたちの受容力と創造力を高める」。 ダニエル・ピンク『人を動かす、新たな3原則』 何かが自分の思い通りにならなかった。 誰かが自分の思い通りにならなかった。 つまり自分の正しさと現実が食い違った。 世界は自分の正しさの通りに成り立っていない、ということを突きつけられた。 その時に、現実を受け入れられず、怒り散…

  • 今日で連休が終わる

    今日で年末年始の連休が終わる。 連休のほとんどは友人や知人や恋人と非日常的に過ごした。 関西へ旅行し、昼間から酒を飲み、ご馳走を食べ、買い物をし、サウナに入り、睡眠リズムもバラバラだった。 楽しかったけれど、疲れた。 疲れたけれど楽しかった。 これはあくまでも非日常であり、楽しいけれど日常ではない。本質ではない。 これから本質的な日常にまた戻っていく。 私たちの人生のほとんどは日常であり、その日常が穏やかで整えっていれば、非日常だけではなく日常も楽しくなり、人生全般が価値あるものにある。 そして自分の日常が穏やかで整うかどうかは、政治家や芸能人や上司や子どもや恋人といった他人の一挙手一投足では…

  • 最近購入した整えアイテム(R8.1.4)

    毎日使うものは少し値段が張っても使いやすいものを買ったほうが良い。 そうすると結果として長く快適に使うことになり、そのものが自分にとって大事なものになり、大事なものは大事にしたくなり、そういう大事にしたいという思い自体や大事にすること自体が自分を幸福にしていくことになる(というか、常に大事にしたいという思いが起こり続けている状態が幸福な状態ということになる)。 ということで最近購入した整えアイテムは以下のとおり。 1|マウスとキーボード 職場ではパソコンを1日中使う。 そして当然、マウスとキーボードも1日中使うのだけれど、同マウスと同キーボードは会社からテキトーに配布されたもの(パソコン導入時…

  • 自分と他人の色眼鏡

    情報を持っているという強みは、権威を通じて命じる能力を、ときには強要して操る能力を売り手に与える。だが情報の優位性が失われるにつれて、かつて売り手に授けられた力も失われつつある。その結果、人を動かす能力は、今や正反対の力、すなわち人の視点を理解して、その人の頭のなかに入り込み、その人の目を通して世界を見る力を拠りどころとするようになった。 他者を動かすという点に関していえば、共感よりも視点取得のほうが効果的だ。研究者らが指摘するように、最終的には、「相手の頭のなかに入り込むほうが、自分自身の心のなかに相手を入れるよりも、利益をもたらす」のだ。 ダニエル・ピンク『人を動かす、新たな3原則』 私た…

  • 力への渇望

    わずかでも力を付与された感覚を味わった者は、ほかの人の観点に同調しにくくなる(それに、おそらくできなくなる)ということだ。 力は、適切なダイヤル調節を妨げて、受信するシグナルを撹乱させ、明快なメッセージをとらえづらくする。 ダニエル・ピンク『人を動かす、新たな3原則』 私たちは日々力を求めている。 金や地位や権力や名声や美貌や筋力。 これらは力の一種で、んじゃあ、どうして力をそこまでして渇望しているのかというと、力があれば他人を無視して他人を無理やり動かせるからだ。 力をもってして他人を威圧し、私の方が上、私の方が強い、私の方が価値がある、だからああしろ、こうしろと人を自分の思い通りに動かした…

  • 大事な人にそれはできるか、という自問

    「思いやりは訓練では身につきません」。ダーヴィッシュにとって理想的なセールスパーソンは、「自分の母親がここに腰かけて修理を受けようとしている、あるいは車を買おうとしているなら、自分はどんな判断を下すだろうか?」と自問する人だ。 ダニエル・ピンク『人を動かす、新たな3原則』 何かをやる時、何かを作る時、それは自分の家族や友人にも自信をもって勧められるものかしらんという自問。 今自分がしていることは、自分にとって大事な人にもおすすめできるかしらんという自問。 このような自問は心の平穏のために極めて重要になってくる。 例えば、特殊詐欺によって日々生計を立てている人がいる。 その人たちも諸事情があって…

  • 「ちょっといいこと」を積み上げていくだけ

    他人の人生に”ちょっといいこと”を起こすことに、注意とエネルギーを集中してみてほしい。そうすれば、成功はおのずとついてくる。 アダム・グラント『GIVE&TAKE 「与える人」こそ成功する時代』 私たちは何か特別なこと、何か偉大なことに異様に価値を見出し、特別なことができる人や偉大なことを成し遂げた人のことしか認めない傾向がある。 だから誰かに何かをしてあげる時に、特別なことでなければ価値がないと思ってしまうし、他人から平凡でも価値があることをしてもらったら、それは当たり前のものとして軽く流してしまう。 言い換えると、至極平凡なことの価値を無視する傾向がある。 特別なことや偉大なことにはもちろ…

  • 最近手に入れた整えアイテム4選(R7.12.07)

    最近手に入れた整えアイテムは以下の通り。 1|玄米 少し前に友人から白米を10kgいただき、ここ数ヶ月は白米を食べていた。 その白米がなくなったため、これまで通り玄米に戻すことにした。 別に白米だろうと玄米だろうどちらでもかめへんし、どちらもありがたいのだけれど、特にこだわりがないのであれば、栄養価の高い玄米のほうがええじゃまいかと思っている。 確か玄米は白米に比べて食物繊維が6倍も多く含まれているらしく、確かに白米を食べている間は玄米生活時に比べて快便というわけではなかった。まぁ出ることは出るのだけれど。 体づくりにおいて最も大切なことは、「主食を正しくとる」、つまり白米のような精製した炭水…

  • 行動によって信念が変わる

    誰かを変えようとするとき、(中略)相手の信念を変えることからとりかかり、同じ行動をさせようとする。(中略) しかし多くの心理学の研究から、この推論は逆効果であることがわかっている。これと正反対のアプローチをとるほうが、はるかに効果的に影響をおよぼすことができるのだ。つまり、最初に人びとの行動を変えれば、信念もあとからついてくるのである。 アダム・グラント『GIVE&TAKE 「与える人」こそ成功する時代』 幸福な状態というのは、自分が自分のことを大事に思えていて、自分が自分を大事にする行動を習慣的に行えている状態のことをいう。 自分を大事にするための代表的な行動の1つに運動があるのだけれど、こ…

  • 大事にすればするほど、ますます気分がよくなる

    与えれば与えるほど、ますます気分がよくなる。気分がよくなればよくなるほど、ますます与えることが容易になっていく アダム・グラント『GIVE&TAKE 「与える人」こそ成功する時代』 「与える」という行為は「大事にする」という行為の一環と言うことができる。 よって、上記のフレーズは、以下のように言い換えることもできる。 大事にすれば大事にするほど、ますます気分がよくなる。気分がよくなえばよくなるほど、ますます大事にすることが容易になっていく 私たち自称大人は基本的に人を見下して粗末に扱える状態になることを幸福だと思っている。 自分を価値のある人間として他人に証明し、価値がないとみなした人を見下し…

  • 何のためにそれをやっているのか?

    はるかに重要だったのは、「人助けをする理由」だったのである。目的意識をもって楽しいから人助けをした日は、かなり元気が増したように感じていた。この理由から人の役に立つことをすると、自律心や達成感、他人との結びつきが高まるため、元気がでるのだ。 アダム・グラント『GIVE&TAKE 「与える人」こそ成功する時代』 日々の行動理由については大きく2つある。 粗末にするためと大事にするためだ。 例えば掃除をするにしても、自分はこんなにも「きちんとした人間なんだ、ちゃんとした夫なんだ、ちゃんとした妻なんだ」ということをアッピールし、価値のある人間として認めてもらいたくて掃除をしているのか、自分の身近な日…

  • しがみついているもの

    テイカーは、弱みをさらけ出せば、自分の優位と権限を危うくすることになると心配する。かたやギバーは、それよりずっと楽に自分の弱さを表に出す。 アダム・グラント『GIVE&TAKE 「与える人」こそ成功する時代』 テイカーというのは「価値のある自分像」というものに執着しているタイプの人で、自称テイカーではない自称大人の私たちの多くも実は「価値のある自分像」に執着している。 強い自分 完璧な自分 優秀な自分 正しい自分 善良な自分 かっこいい自分 執着しているということはそれ以外の部分が見えていないということで、現実が見えていないということになる。 自分のことを強い自分と思い込んでいても、実際には弱…

  • 他人に証明したい価値のある自分像=エゴ

    自分を中心に考えると、エゴを守ろうとすることによって決断が歪められるだけでなく、考えうるあらゆる局面に適した選択を選択をしようと悩むことになる。 テイカーは、優位を獲得することに魅力を感じるし、それを得意にもしている。できるだけ多くの価値を手に入れようと努力するなかで、とにかく他人よりも勝ろうとするからだ。 優位を確立するために、確信をもって自分をアピールし、実績を強調し、信念とプライドをかけて売り込む。 両腕を広げ、眉を上げ、威圧的なポーズをとって、必要とあらば、怒りや脅しも織り交ぜながら、力を誇示する。テイカーは言葉によるよらないに関係なく、強力なメッセージを送って、会話を自分の思う方向に…

  • ものを捨てて、ものを大事にするから金が貯まる

    (埋没費用の誤謬(サンクコスト効果)の)もっとも強力な要因は三つ目の「エゴの防御」だった――「この投資を成功させることができれば、私が正しかったことを、自分自身にも他人にも認めさせることができるに違いない」。 アダム・グラント『GIVE&TAKE 「与える人」こそ成功する時代』 幸福になるために大事にする習慣を身につける必要がある。 そして大事にする習慣を身につけるためには、使っていないものを手放して身の回りのものを使っているものだけにし、普段使っているものを大事にすることを心がけていく必要がある。 ものを使うためには必ず時間と労力が必要になり、私たちの時間と労力は限られているため、ものを多く…

  • 「正しい自分」に執着しているということ

    協力関係において、テイカーが「視点のズレ」を考慮することはまずない。自分の観点からしか物事を見ようとしないので、ほかの人が自分のアイデアや意見にどんな反応を示しているか、結局気づかない。 調査では、他人の視点から見るといっても、たいていの人は自分のものの考え方からでることはなく、「この場合、『私』ならどう感じるだろうか」と自問する傾向があることがわかっている。そうやって贈り物をすれば、自分が選んだ品を自分が受けとった喜びはイメージできる。 ただし、これは受けとる側が経験するのと同じ喜びではない。受けとる側は好みが違っているからだ。 人を真の意味で助けるためには、自分のものの見方の外に出なければ…

  • 相手のことはちゃんと見えない

    人間は「他人がしてくれたこと」より、自分が「してあげたこと」に関する情報をより多く手に入れる。自分がした努力はすべて分かっているが、パートナーの努力については一部を目撃するにすぎない。 アダム・グラント『GIVE&TAKE 「与える人」こそ成功する時代』 私たちは相手のことをあたかも全てわかっているかのように決めつけ、賛辞を送ったり誹謗中傷したりするのだけれど、実際問題、私たちには相手のことがよく見えていない。 相手の言動の一時的な一部分を見て、ただそれだけで相手のことを決めつけているに過ぎない。 それは実際の等身大の相手ではなく、相手の言動の一時的なごく一部を材料に自分なりの解釈を加え、自分…

  • 自分ではないものを自分の価値の根拠にする生き方

    テイカーは、自分がほかの人より優れていて、別格の存在だと考える傾向がある。だから他人に頼りすぎると、守りが甘くなってライバルに潰されてしまうと思っているのだ。 アダム・グラント『GIVE&TAKE 「与える人」こそ成功する時代』 テイカーというのは言い換えると、優越感を主軸にて生きている人のことだ。 いかに優越感を得られる人生を送ることができるのか、これが人生の目的になっていて、自分が上位であることに切実にこだわる。 テイカー自身の中では、何が上で何が下なのか、何が価値があるということで何が価値がないということなのかという定義があるのだけれど、基本的にその上や下や価値のあるなしは自分自身ではな…

  • 幸福な人は大事にすることが習慣として身に付いている

    価値を交換するのではなく、リフキンはひたすら価値を「増やす」ことを目指している。彼はあるシンプルなルールにもとづいて、人の役に立とうとする。それが「五分間の親切」だ。「五分間もあればできる親切を、”誰にでも”喜んでしてあげるべきなんです」 初対面の人に会うたびに、リフキンは相手にいくつか質問して、「五分間の親切」を実行するチャンスを探す。いまどんな仕事に取り組んでいるのか。何か困ったことはないか。意見やアドバイス、誰か紹介してほしい人はないか。 アダム・グラント『GIVE&TAKE 「与える人」こそ成功する時代』 私たちは自分の中に一定の基準なり条件を持っていて、その基準なり条件を満たしていな…

  • 優越感のために生きる

    研究チームはさまざまな組織で、従業員に互いの交流を、「非常にエネルギーを奪われる」から「非常にエネルギーを与えられる」までの各段階に分けて評価してもらった。そうしてできあがったエネルギー・ネットワーク・マップは、なんと銀河系のモデルにそっくりだったのである。 テイカーは、まるでブラックホールのように、周囲の人びとからエネルギーを吸いとっていた。ギバーは太陽のように組織中にエネルギーを注入していた。ギバーは自分の考えを押しつけたり、手柄を独り占めしたりすることなく、仲間が活躍できる機会を作っていた。また、提案に異議があるときでも提案者をけなすことをせず、敬意をもって接する。 アダム・グラント『G…

  • 自称大人が日々囚われているもの

    テイカーは、ナルシスティックな、実物以上によく見える自分の写真を投稿していた。(中略)投稿している情報は、押し付けがましく、自己中心的で、もったいぶっていると見なされ、使っている引用も、傲慢な印象を受けると評価された。テイカーはまた、フェイスブックの「友だち」がやたらと多かった。自分をよく見せるために、上辺のだけのコネクションをせっせとつくり、頼み事ができるように連絡を保っているのである。 アダム・グラント『GIVE&TAKE 「与える人」こそ成功する時代』 「イメージ」「外見」「外向け」といった言葉が、邪悪な人たちの道徳性を理解するうえで重要なものとなる。彼らには善人たらんとする動機はないよ…

  • 幸不幸は習慣が10割

    テイカーが権力を手にすると、部下や同僚にどう思われるかを気にしなくなり、利己的な目的を追求し、できるだけ多くの価値を手に入れる権利があると感じるようになる。やがて、同僚や部下を冷遇したせいで、彼らとの人間関係は壊れ、自分に対する評価もガタ落ちになる。 テイカーは自分のことで頭がいっぱいなので、三人称の代名詞(私たち)より、一人称の代名詞(私)を使うことが多い。 アダム・グラント『GIVE&TAKE 「与える人」こそ成功する時代』 私たちは根本的に大事にされたいと思っている。自分の存在が肯定されたいと思っている。つまり寂しさを抱えている。 そして、価値のある人間になれば大事にされると思い込んでい…

  • 最近購入した整えアイテム5選

    幸福になるためには「分けて否定する」という習慣を離れて、「大事にする」という習慣を身につける必要があり、日常をそういう軸で過ごせば、自ずと幸福になっていく。 その一環として最近購入した整えアイテムは以下のとおり。 1|浄水器(クリンスイ) 体を大事にするために水分補給はこまめにしたほうがいい。 聞くところによると、水は1日2リットルくらいは摂取したほうが良いらしい。 そして、水は毎日摂取するものであるため、なるべくきれいなものを使ったほうがいい。 大分の水道の質がどの程度のものかワケワカメだが、浄水器を通したほうが間違いはないと思われる。 クリンスイの浄水器はかれこれ7年ほど愛用していて、料理…

  • テイカーは分けて否定する

    テイカーは部下に対しては支配的になるが、上司に対しては驚くほど従順で、うやうやしい態度をとる。有力者と接するとき、テイカーはまさにペテン師になる。 イギリスの辞書編集者のサミュエル・ジョンソンはかつてこう書いたといわれる。「自分にまったく利益をもたらさない人間をどう扱うかで、その人がどんな人間かがはっきりわかる」 アダム・グラント『GIVE&TAKE 「与える人」こそ成功する時代』 私たちは「価値のある人間は大事にされる」「価値のない人間は大事にされない」という根強い思考パッターンの中に生きている。 だからこそ、私たちは人から大事にされたくて自分はこんなに価値のある人間なんだということを必死に…

  • ものを循環させる

    引っ越しも終わり、ようやく大分での日常が始まった。 私の日常は基本的に家事・運動・読書・瞑想・労働・アウトプット(ジャーナル・ブログ・Youtube)で、やはりいつものこれらがいい感じのリズムで揃うと一日一日が整って実に心地が良い。 引っ越しに伴い、カーテンを買い替えたり(サイズが部屋に合わなかった)、照明器具を買ったり(部屋に照明器具がなかった)、電気会社を変更したり(東京で契約していたものは九州は非対応だった)と、これまでの日常を構成していたものを再編成する必要が出てきたのだけれど、まさに諸行無常という感じでいい気分転換になる。 私たちは自分ではないものを自分であると勘違いし、ものに執着し…

  • テイカーかギバーかという軸を別の言い方で表すと

    テイカーが自分を中心に考えるのに対し、ギバーは他人を中心に考え、相手が何を求めているかに注意を払う。テイカーなら、得られる利益が損失を上回る場合にかぎり、相手の有利になるように協力する。一方ギバーなら、いつ何時も、損失より「相手」の利益のほうが上回るように手を差し伸べるのだ。 アダム・グラント『GIVE&TAKE 「与える人」こそ成功する時代』 私たちには「分けて否定する」という傾向が強く、何事も区別し線を引きたがる。 その線引の一つにテイカーかギバーかというものがある(マッチャーというのもある、成功するギバー、失敗するギバーというのもある)。 テイカーかギバーかという軸を別の言い方で表すと「…

  • 話を聴けない思想

    論理的に説明することはできないが、たくさんの人のたくさんの場面に立ち会ってきたからこそ確信することがある。 相手の幸せを真剣に願った人から生まれた問いには、ものすごい力がある。 偶然のようで、必然の問い。その場でしか生み出されない問いというものが、聴くという場にはある。 櫻井将『まず、ちゃんと聴く。コミュニケーションの質が変わる「聴く」と「伝える」の黄金比』 気分のよい対話では、話す方は「言うつもりのなかったこと」を話して、「ほんとうに言いたいことを言った」という達成感を覚えます。聴く方は「聴くつもりのなかった話」を聴いて、「前から聴きたかったことを聴いた」という満足感を覚えます。言い換えると…

  • 必死に自分の正しさにしがみつく

    「この発言や行動にも肯定的意図があるのだろう」 「この人にはどんな景色が見えているのだろう」 と想像力を働かせてみるだけでも、聴く技術は維持されるだろう。 櫻井将『まず、ちゃんと聴く。コミュニケーションの質が変わる「聴く」と「伝える」の黄金比』 ある人の言動にはどのような意図があるのか、どのような思いがあるのか、どのような考えがあるのか、その人には世界がどのように見えているのか、そしてそれはなぜなのか。 相手としかと向き合うためには、上記みたいな感じのニュアンス的な雰囲気っぽいことを考える必要があるのだけれど、私たち自称大人は自分は正しいという前提に立ち、自分が感じたとおりに相手はあると思い込…

  • 責めるから悪く見える

    自分の観察によって下される判断(聴くと伝えるの選択)が適切でない時があるかもしれないという前提からスタートすることはとても大切だ。 事実を解釈し、判断を下しているのは、あなたの価値観や信念というフィルターだ。 それらは、あなたの過去の経験(主には強い成功体験・失敗体験)からつくられるものであり、常に正しい答えを導き出せるフィルターではない。 櫻井将『まず、ちゃんと聴く。コミュニケーションの質が変わる「聴く」と「伝える」の黄金比』 ずっと愚痴や不平不満や文句を言っている人がいるのだけれど、それはそれでまぁ個人の自由なので良いとして、どうして愚痴や不平不満や文句が延々と出てくるのかというと、責める…

  • 今日も虚構を生きる

    自信過剰型とは、自分の理想や周りの期待を、自分が超えていると考えている状態だ。「自分はできている」と思っているが、周りから見ると「本当にそうかな」と見えているケース。現状と理想には負のギャップがある。 これまでの自分を否定する必要はないし、その場に最適な判断をしていることも多々あるだろう。しかし、自分の観察力に建設的な懐疑心を持っていることはとても大切だ。 自分はどんな判断をする癖があるのか、その癖を生み出している自分の価値観や信念(思い込み)がどんなものなのか。このようなことに意識的になっていくことが、聴くと伝えるの選択の精度を高めていく。 櫻井将『まず、ちゃんと聴く。コミュニケーションの質…

  • ホテル暮らしの日常

    東京の部屋を明け渡し、赴任先の大分へ向かっている。 部屋の荷物が到着するまで数日ホテル暮らしになる。 ホテル暮らしになっても基本的に日々のルーティンは変わらない。 起きたら白湯を飲んで、散歩をして、体を軽く動かして(ストレッチとスクワット)、冷水シャワーを浴びて、瞑想をして、書く。 特に欲しいものや行きたい場所もないので、日中はぶらぶらと散歩をするか、コーヒーを飲みながら本を読む。 夜は部屋で筋トレ、瞑想、読書。 誰かと一緒でない限り酒は飲まない。 自炊ができないと外食になり、外食になると栄養のバランスが取りにくい。 外食時に食べすぎないように気をつけ、またスーパーで果物を買って意識的に摂取す…

  • 寂しいから必死にアッピールする

    特に「一般的には」「普通は」「客観的に見たら」「みんな」「他の人も」といった言葉が頭の中に浮かんできたら気をつけたほうがよい。自分の意見がいかに正しいかを、それらの言葉を利用して説得しようとしているだけのケースが多い 櫻井将『まず、ちゃんと聴く。コミュニケーションの質が変わる「聴く」と「伝える」の黄金比』 私たちは今現在の主観からは絶対に抜け出せない。 今現在捉えていることは今現在の自分の心のフィルターによって必ず歪められていて、自分が捉えていることはあくまでも自分なりの解釈でしかない。 「自分にはこう見える」ものでしかなく、「自分にはこう感じられる」ものでしかなく、それは万人に共通する正しい…

  • 実現しようとしているイッメージ

    人間は、「脳内にイメージしたものを実現しようとする」生き物だ。「肯定後と否定語を区別できない」という言い方をされることもある。 ポジティブフィードバックであれ、ギャップフィードバックであれ、基本的には指摘すればするほど、そのことに意識が向くことで、その事象の発生頻度が上がっていく。これがコミュニケーションの基本原則だ。 櫻井将『まず、ちゃんと聴く。コミュニケーションの質が変わる「聴く」と「伝える」の黄金比』 人からこういうところは良いところ、と言われたらそのことに意識が向いて、その良いことの発生頻度が上がる。 人からこういうところが悪いところ、と言われたらそのことに意識が向いて、その悪いことの…

  • 2種類の自称大人

    相手を俯瞰的に、客観的に捉える視点ではなく、相手の主観的な視点で、相手が見ている景色を一緒に見ようとする。相手が感じていることを一緒に感じようとする。(中略) もちろん、全く同じ景色を見ることはできない。しかし話し手は、聴き手が自分の見ている景色を一緒に見ようとしてくれていると思うと、安心して話せるのだ。 櫻井将『まず、ちゃんと聴く。コミュニケーションの質が変わる「聴く」と「伝える」の黄金比』 自称大人になり年齢を重ねてくるとおそらく人は大きく二つのタイプに分かれてくる。 自分は正しいと思い込む自称大人と自分の愚かさに気がついている自称大人。 前者の自称大人は、現実は自分が見ているとおりに存在…

  • 10月が楽しみだ

    10月からの転勤することに伴い、8月中旬からここ最近まで送別会ラッシュが続いている。 今日から大分の新居に入るまでも何だかんだで夜は誰かと食事をすることになっていて、当然その席では酒を飲むことになる。 送別会を開いてくれるのはありがたいし、楽しいことなのだけれど、食生活や睡眠リズムが乱れがちになっているのも否めない。 非日常というのはやはりほどほどにしておかないと心身を大事にすることはできない。 先日、大分に業務の引き継ぎと部屋を探しに行ってきた。 部屋は職場から近いところにした。 徒歩で5~10分ほどだ。 近所にスーパー、ドラッグストア、本屋、カフェ、温泉がある。 気持ちよく散歩やジョギング…

  • 一つという思い込み

    自分の中にある多面性を認め、それぞれを大切にする。つまり、それぞれの肯定的意図を自分自身がちゃんと聴く。すると、それぞれの自分の違いを活かし合い、補い合う選択ができるようになる。 それができるようになると、誰かの話を聴く時にも「相手の中にも複数の人格がある」ものとして関われるようになる。 自分の中の多面性を認められない人には、本当の意味で多様性を認めることはできないと私は考えている。 自分のある一面を悪者扱いし、見てみないふりをして押し殺す。「痩せたいんだから、おやつを食べたい自分はダメなヤツ。そんな自分は自分の中から追い出してやる」という発想は、他者との関係性において「私の考えが正しいから、…

  • 否定の否定としての肯定

    人は否定語を受け取るのが難しい。 言葉としての指示を理性的に判断し行動するよりも、脳内にイメージしたことを実現しようとする習性のほうが、強く働くことがあるのだ。 この人間の習性を上手に活用するのが、会社のビジョンであったり、コーチングで未来をイメージする、という行為だ。 望む未来をありありとイメージすればするほど、その実現可能性は高まると言われている。 櫻井将『まず、ちゃんと聴く。コミュニケーションの質が変わる「聴く」と「伝える」の黄金比』 何かをイッメージすること、何らかのビッジョーンを持つことはとても大切なのだけれど、そのイッメージなりビッジョーンの根本的な出どころを考える必要がある。 そ…

  • 「自分は正しい」と思い込んでいるから聴けない

    相手が悪い行動をした時や、自分とは異なる意見や考え方の話を聴く必要がある時がある。ここで行動と意図が切り分けられず、悪い行動をした人は、悪い意図を持っているに違いないという前提に立つと、ちゃんと聴けない。 櫻井将『まず、ちゃんと聴く。コミュニケーションの質が変わる「聴く」と「伝える」の黄金比』 幸福になるためには、自分が自分を大事にする必要があり、自分を大事にするための一環として他人も大事にする必要がある。 しかしながら、私たちには懲罰思想というものがあり、それが自分や人を大事にすることを妨げる。 懲罰思想というのは、自分なりの基準(常識、正しさ、価値観)の中で「悪」や「価値がない」と見なした…

  • 「自分なりの現実」しかない

    一言で現実を呼ばれるものを理解するのは、やさしいことではない。世界の現実とか世の中の現実などとあっさり言うが、そこには事象の断片が散らかっているだけだ。とりとめもない現実のなかで、一人ひとりの人生も散漫になっていく。 辺見じゅん『収容所から来た遺書』吉岡忍「解説」 私たちが「現実」と呼んでいるものは、「自分なりの現実」でしかなく万人共通の現実というものはない。 なぜかというと、私たちは物事をありのままに捉えておらず、必ず自分の心のフィルターを通して捉えており、その見え方は日々の習慣、思考パッターン、過去の経験により必ず歪められ、その歪み具合は人それぞれ千差万別だからだ。 このことを理解できてい…

  • 道義、誠、まごころ

    また君達はどんなに辛い日があらうとも、人類の文化創造に参加し、人類の幸福を増進するといふ進歩的な思想を忘れてはならぬ。偏頗で矯激な思想に迷ってはならぬ。どこまでも真面目な、人道に基づく自由、博愛、幸福、正義の道を進んで呉れ。 最後に勝つものは道義であり、誠であり、まごころである。友だちと交際する場合にも、社会的に活動する場合にも、生活のあらゆる部面において、この言葉を忘れてはならぬぞ。 人の世話にはつとめてならず、人に対する世話は進んでせよ。但し、無意味な虚栄はよせ。人間は結局自分一人の他に頼るべきものが無い――という覚悟で、強い能力のある人間になれ。自分を鍛えて行け! 精神も肉体も鍛へて、健…

  • 自分は正しいという大前提の下

    漱石の如きは四十二歳の時、 『小生はこれまで神仏など信じた事は無き之候。唯自分といふのだけを信じて暮して居り候。所が近頃その自分といふものがつくづく当にならぬことに気がつき申候。この上は何を信ずべく候』と述べた。後になって学者の間では『之こそ東洋哲学の道の自覚者だ』と云々した 辺見じゅん『収容所から来た遺書』 夏目漱石先輩クラスの規格外の知性をもってしても自分というものに確信が持てないのだけれど、おそらく知性なり賢さが一線を超えた人というのは、自分は間違っているのかもしれないという茫漠とした境地に居続けることができるのだろう。 それ故に、何かを探求し続けることができるし、柔軟に考えを改めること…

  • 結局、温かさ

    「野本さん、釈迦はね、世界最大のセンチメンタリストなんだよ。キリストは詩人なんだ。ぼくはね、なんのとりえもない凡人だけど、どんなときでもセンチメンタリストでありつづけたい。結局ね、パトスだけがわれわれ人間にとって最初の審判者であり、また最後の審判者なんだ。そう思えてきたよ」 辺見じゅん『収容所から来た遺書』 ここでいう「パトス」というのは「感情」や「思考パッターン」で「センチメンタリスト」や「詩人」というのは「温かい」や「寛容」ということだろう。 ゴータマ・シッダールタ先輩やキリスト先輩を始めとする異次元の賢者たちは「温かい感情」や「寛容な思考パッターン」を体得していて、それ故に、他人や自分を…

  • 無色透明なものを解釈しているだけ

    写生といふ事を皮相に解釈してなんでもかんでも見たままの事実を句にして万事事了れりとする初心者が多い。事実より真実へ、現象より本質へとゆかねばならぬのである。正しく言えば事実を通じて真実を、現象を通じて本質であらう。 辺見じゅん『収容所から来た遺書』 ある現象や出来事や発言や行動が、事実として起こる、発生する。 例えば、誰かが自分の目の前を通り過ぎる。 その事実に対して、ある人は無視されたと感じる、ある人はきれいな人だな感じる、ある人はなんだあの目つきはと感じる、ある人は何も感じない、ある人は邪魔だなと感じる。 誰かが目の前を通り過ぎるという一つの事実に対して人それぞれ解釈をする、色をつける。 …

  • 自分の世界の振り返り

    他人の死は数え切れないほど見てきた。「死」の痛みにさえ鈍くなっていた。ましてやシベリアの空が美しいなどと考えもしなかった。第一、空をしみじみと眺めてみるような心の余裕などなかった。不思議な人物もいるものだという驚きとともに、「そうか、シベリアにも青空があったのか」という、思いがけないものでも見つけたようなほろ苦い気持が広がった。 辺見じゅん『収容所から来た遺書』 過酷な状況におかれても美しい空を見いだせる人とそれに気がつかない人がいる。 同じ状況に直面しても、そこから何を見出すのか、それに対してどう反応するのかというのは一人ひとり異なる。 こう反応しなければならない、ああ反応しなければならない…

  • 大事にすることは楽しいこと

    お客さんを喜ばせる、困った人を助ける、これは一言で言えば他人を愛するということだ。でも、僕たちにとって愛は、それを口にするのも恥ずかしいくらい「道徳的」で、「しなければならないこと」になっている。だからこそ多くの人は、人を愛することを「楽しむ」習慣がないのだろう。でも僕たちにとって本当は人を愛することは楽しくて気持ちのいいことで、経験を通してその気持ちを大きくしていく 水野敬也『夢をかなえるゾウ2』 愛するということは、大事にしてあげる、整えてあげるということで、実際に何かや誰かを整えることというのは楽しいことだと思う。 これは実際に自分の日常を整え、自分の体や心や持ち物や身近な人を大事にする…

  • やっぱり心なんだよな、まじで

    お金持ちになるか、貧乏のままでいるか、それは心が決めるんです。心が変わって、行動が変わって、その結果が世界に反映されます。 お金で買える喜びはすべて――素敵な服も、おいしい食べ物も、優雅な部屋も、豪華な旅行も――他人が作ったものです。でも、どんなにつらい状況でも、それを楽しもうとする気持ちさえあれば、人は、自らの手で喜びを作り出すことができます。お金がなくても、人は幸せになることができるんです 水野敬也『夢をかなえるゾウ2』 金持ち=幸福という図式が嘘であるの間違いない。 金持ちなのに日常生活が悲惨、人間関係が悲惨、精神衛生が悲惨な人というのはたくさんいるし、調べると枚挙に暇がない。 金持ち=…

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