会社の労働法違反を訴えるため、労働基準監督署に申告をした頃のことです。 「ハローワークに訴えたら、求人を止めることができるらしい」という話を耳にしました。 調べてみると、ハローワークでも法律に違反している企業に対するペナルティがあるようです。 詳細はこちら。「ハローワーク等での求人の不受理」 それならば。 当時、会社はハローワークに求人を出していたので、これを止めることで会社にダメージを与えることができるのではないかと考えました。 そこで、担当となった労働基準監督官さんに質問したところ。 「管轄が違うので、労基で法律違反と認定としても、ハローワークでも同じように認定するとは限りません」「こちら…
当事者尋問のリハーサルの時。 裁判所でのやり取りの練習だけではなく、トークタイムもありました。 弁護士さんがおっしゃった中で印象に残った言葉がこちら。 「会社が業務委託を使うのは、100%お金ですから」 はっきり言い切っておられました。 業務委託契約なら、自分の頑張り次第でいくらでも稼げる、とよく言われます。実際、私も言われました。 しかし、その裏では、次のようなことができるようになっています。 ・労働法の適用を受けないので、長時間勤務や、最低賃金に満たない報酬となってもかまわない。・社会保険関係の負担をしなくていい。・年末調整などの事務負担を減らせる。・有無を言わさず、いきなり契約終了させる…
労働者性を認められる条件の一つが、時間拘束。 これを言葉通りに解釈すると、出勤&退勤時刻を指定されるシフト制の店舗勤務は業務委託契約では成立しないんじゃないかと考えるようになりました。 勤務時間を指定されることと、時間拘束を受けないことは明らかに矛盾していますものね。 「業務委託で始める個人事業主開業ガイド!開業届や確定申告方法」というサイトの説明を確認してみると、 業務委託契約で働く方には報酬を得るために関係のない仕事、例えばリラクゼーションサロンであればトイレ掃除や閉店・開店作業などの雑務について行わせる事が出来ません。また業務委託で働くセラピストさんには拘束した時間に対して報酬を支払って…
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