研究室にこもる日々。気づけば週末も実験、学会前は泊まり込み。社会との接点はほとんど論文査読者──そんな生活を続けていると、ふと気づく。 「そろそろ結婚とか考えたいんだけど、出会いが、ない…」 研究者にとって「婚活」は、意外と大きなテーマだ。研究に打ち込みすぎて恋愛を後回しにしてきた人も少なくない。この記事では、そんな研究者の婚活事情と、幸せなパートナーシップに向けたヒントを探ってみたい。 ① 研究者はなぜ婚活に苦戦しやすいのか? まず、研究者が婚活でつまずきやすい理由は大きく3つある。 ■ 出会いが少ない そもそも、研究室という環境が非常に閉じている。学生・院生・教員…関係性が固定されており、…