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2021/08/10

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  • 読書とエコロジー

    読書とエコロジー 読書梟×ChatGPT – ラボ読書梟

  • とある多読派論者=ショーペンハウアー往復書簡

    ・・・私はかつて、読書を「自己形成の最高の手段」と信じて疑わなかった。月に数十冊を読み漁り、積んでは崩し、次から次へと新刊に飛びつくことに、ある種の誇りすら抱いていた。しかし、この小説を読んだとき、私はまるで自分自身が書かれているのではないかと錯覚した。ページの向こう側に佇むのは、まさしく「今の私」だった。 ショーペンハウアーの「読書は他人にものを考えてもらうことである」という言葉に、私はこれまでどれほどの注意を払っていただろう。言葉としては知っていたが、その実感はなかった。なぜなら、私の読書は「思索」ではなく、もはや「摂取」と化していたからだ。 この小説の主人公は、読書という行為に囚われ、つ…

  • 多読という病

    ショーペンハウアーはかつて、「読書は他人にものを考えてもらうことである」と述べた。しかし、今の彼はその言葉を実感している。次々と新しい本を手に取るが、それらを深く考察する暇もなく、ただページをめくるだけ。そのため、彼の思考は他人の考えに依存し、自らの独自の思索は次第に失われていった。 彼はかつて、「多読に走ると、精神のしなやかさが奪われる。それは、多量の食物を摂取しすぎると、消化器官が疲弊するのと同じである」と警告した。今の彼の精神は、まさにその状態にある。次々と新しい知識を詰め込むが、それを消化する余裕もなく、精神は疲弊しきっている。 哀愁と孤独の中で部屋の隅に積まれた本の山を見つめながら、…

  • 教養の強要

    舞台は現代の都市、東京都港区。SNSが日常生活の一部となった時代。その中でも、特に注目を集めるアカウントがあった。「@教養の探求者」――フォロワー数は数十万人を超え、哲学や文学、歴史などの知識を深く掘り下げる投稿で知られていた。 しかし、その内容は表面的であり、知識の断片を引用するだけで、深い理解や独自の視点が欠けていた。フォロワーたちはその投稿に感銘を受け、リツイートやいいねを押すことで、自らの教養を示すかのように振る舞っていた。 そのアカウントの主、カール・シュトラウス(仮名)は、日々「教養は大事です」と繰り返しながらも、自らの言葉に深みを持たせることなく、ただ知識を披露することに満足して…

  • 新・読書日記471(読書日記1811)

    新・読書日記471(読書日記1811) – ラボ読書梟

  • 続 注文の長い料理店

    前回までのあらすじ: 休日の午前9時、ショーペンハウアーはドトールコーヒーショップに向かう。店内は混雑しており、注文までに時間がかかる。1時間、2時間と待つも、ようやく注文の順番が来る。しかし、席を取っていなかったことに気づき、再び席を探し始める。席を確保し、再度注文の行列に並ぶ。ようやく注文を終え、支払いの段階でキャッシュレス限定店であることが判明。アプリのインストールや会員登録に手間取る。ようやく支払いを終え、席に戻ると、他の客に席を取られてしまう。再び席を探し、ようやく確保するが、閉店の時間が迫っていた。結局コーヒーは注文できなかった。 ・・・ 「お客様、次回のご利用のために、アンケート…

  • 注文の長い料理店

    とある休日の午前9時。 ショーペンハウアーは本を手に持ち、いつも通りドドールコーヒーショップへと足を運んだ。 「さて、今日はちょっとひんやりするからブレンドコーヒーにするか、、」 ショーペンハウアーは店の入り口に近づいた。 「おお、今日は繁盛しているな」 ドドールコーヒーショップは休日のほうが混むことが多い。今日はちょっとした行列ができていた。 仕方がなくショーペンハウアーは待つことにした。 ・・・ 30分が過ぎた。まだ注文すらできていない。 「まいったな、早く読みたいんだが」 もう少し辛抱強く待ってみることにした。 1時間が過ぎた。近隣にはコーヒーショップがない。 ショーペンハウアーは考えた…

  • 新・読書日記469(読書日記1809)

    新・読書日記469(読書日記1809) – ラボ読書梟

  • わいわいわいわいわっしょいわっしょいわいわいわいわいわっしょいわっしょいwwwwwwwwwwwww

    アルトゥル・ショーペンハウアーは、重く分厚い空気が支配する書斎に座っていた。外は曇天。窓から差し込む光は鈍く、まるで人生そのものが無意味であると語りかけてくるようだった。 「人生は苦悩であり、生きることは死ぬことに近づく行為でしかない……」そう呟きながら、彼は『意志と表象としての世界』の改訂作業に取りかかっていた。 ところが、その瞬間だった。 突然、彼の頭の中で何かが「パチン」と音を立てた。脳内の深部に眠っていた何かが目を覚ましたのだ。 「……わいわいわいわいわっしょい、わっしょい!? な、なんだこれはッ!!」 ショーペンハウアーは突如として立ち上がり、デスクを倒し、原稿用紙を舞い上げた。『厭…

  • 読書の運命

    1838年の冬、ドイツ・フランクフルト。灰色の空が低く垂れ込め、街路の石畳には湿った霧が漂っていた。街の片隅にある小さな講堂の扉が開かれ、集まった聴衆のざわめきが静まると、壇上にひとりの男が姿を現した。 アルトゥール・ショーペンハウアー。彼が手にしていたのは、つい先日刊行されたばかりの新著『読書について』だった。彼はその本を掲げると、静かな声で語り始めた。 「皆さん、読書とは何でしょうか? 他人の思考をなぞることに過ぎません。私たちは他人の掘った溝に水を流すようなものです。しかし、その水がどこへ流れるか、どのように流れるかは、私たち自身の思考によって決まるのです。」 聴衆はその言葉に耳を傾け、…

  • 重大発表

    読書 2025年6月12日、フランクフルトの一角にある小さな会議室。その場に集まったのは、哲学者アルトゥル・ショーペンハウアーが開くという記者会見を取材すべく集まった数人の記者たちだった。会場の空気は、普段のものとは異なり、どこか緊張感に包まれていた。 定刻になると、会場の扉が静かに開かれ、ショーペンハウアーが姿を現した。その表情はいつもの冷徹なものではなく、どこか疲れた様子が伺えた。彼はゆっくりと席に着き、記者たちを一瞥した後、静かに口を開いた。 「皆さん、お集まりいただきありがとうございます。今日は、私が長年抱いていた思いを、皆さんにお伝えしたく、この場を設けました。 記者たちは一斉にメモ…

  • 「制服」にまつわるエピソードを教えて

    今週のお題「制服」 ない

  • せっつかれるわせっつかれるわせっつかれるわ~~wwwwwwwwwwww

    2025年6月11日東京都品川区のとある企業の労務管理部門。その部門で働くのは、哲学者アルトゥル・ショーペンハウアー。彼は、現代の労務管理の業務に追われる日々を送っていた。 午前9時:労働条件通知書の入力「またか…」彼はため息をつきながら、パソコンの画面に目を落とす。新たに採用された社員の労働条件通知書を入力しなければならない。その内容は、雇用契約の期間、就業場所、業務内容、賃金の決定方法、退職に関する事項など、多岐にわたる。一つ一つを正確に入力し、確認しなければならない。その作業は、彼の哲学的な世界観と相容れないものだった。 午前9時25分:労働条件通知書の入力「またか…」彼はため息をつきな…

  • 新・読書日記468(読書日記1808)

    新・読書日記468(読書日記1808) – ラボ読書梟

  • ショーペンハウアー、あきらめずに頑張る

    数ヶ月後、完成した楽曲を演奏する機会を得たショーペンハウアーは、聴衆の前でピアノの鍵盤に指を置いた。彼の演奏は、彼の哲学と同様に、無意識の世界と人間の欲望の葛藤を表現していた。演奏が終わると、聴衆は深い感動を覚え、彼の哲学に対する理解が深まったと感じた。しかし、ショーペンハウアーはその瞬間に、音楽が言葉と同じように限界を持つことを痛感した。彼は「音楽は無言の言葉であり、言葉は音楽の影である」と感じ、言葉と音楽の関係について再考するようになった。ある日、フランクフルトの街角で一人の若者と出会ったショーペンハウアーは、彼が自分の哲学に深い興味を持ち、対話を望んでいることを知った。彼は若者との対話を…

  • 新・読書日記467(読書日記1807)

    新・読書日記467(読書日記1807) – ラボ読書梟

  • 新・読書日記466(読書日記1806)

    新・読書日記466(読書日記1806) – ラボ読書梟

  • 闘えよ、ショーペンハウアー、おいこら

    19世紀のドイツ、フランクフルト。アーサー・ショーペンハウアーは、静かな書斎で一人、ペンを走らせていた。彼の鋭い洞察と深い哲学は、当時の社会においても一目置かれていた。しかし、彼の考えは時に過激で、時に社会と対立することが多かった。 ある晩、彼は新たな哲学的洞察を得たと感じ、これを世界と共有したいと強く思った。彼は机に向かい、ペンを取り、言葉を綴り始めた。その内容は、人間の存在の無意味さと、それに伴う苦悩についての深い考察であった。 しかし、彼が書いた内容は、当時の社会規範や道徳に反するものであり、すぐに検閲の対象となった。彼の作品は不適切と見なされ、削除を求められた。彼は驚きと失望を感じなが…

  • ショーペンハウアー、婚活するwwwwwwwwwwww

    アルトゥール・ショーペンハウアーは、19世紀ドイツの哲学者であり、世界の苦悩と人間の欲望に対する深い洞察を持っていた。彼は一人静かに書斎で過ごしていたが、ある晩、不思議な夢を見た。目を覚ますと、見知らぬ部屋に横たわっていた。窓の外には高層ビルが立ち並び、人々はスマートフォンを手に歩いている。彼は現代にタイムスリップしてしまったのだ。 街を歩くショーペンハウアーは、人々が恋愛や結婚において年収や学歴、容姿などの「属性」を重視する様子に驚愕する。彼はこれを「属性主義」と名付け、批判の矛先を向ける。 ショーペンハウアーは、現代社会の「属性主義」に強い違和感を覚え、街を歩きながらその現象を観察していた…

  • 新・読書日記465(読書日記1805)

    新・読書日記465(読書日記1805) – ラボ読書梟

  • ショーペンハウアー、池袋でバイトしてるってよwwwwwwww

    ショーペンハウアーは、池袋の雑踏の中で通行人に声をかけた。彼の問いかけは、日常の枠を超えた哲学的なものであった。 「すみません、少しお時間をいただけますか?」 通行人が立ち止まると、彼は静かに問いかける。 「あなたにとって、幸福とは何ですか?」 通行人は一瞬戸惑い、言葉を探す。 「えっと、まあ、楽しいことをしているときとか…?」 ショーペンハウアーは微笑みながら、続ける。 「では、その『楽しいこと』が終わった後、あなたはどう感じますか?」 通行人は考え込み、答える。 「うーん、ちょっと寂しい気もしますけど…」 ショーペンハウアーは頷きながら、さらに問いを投げかける。 「その寂しさを埋めるために…

  • 新・読書日記464(読書日記1804)

    新・読書日記464(読書日記1804) – ラボ読書梟

  • 吹っ飛んだ吹っ飛んだ吹っ飛んだわ〜www

    19世紀のドイツ、ある晴れた午後。哲学者アルトゥル・ショーペンハウアーは、いつものように自室で『意志と表象としての世界』を執筆していた。その時、突如として部屋の空気が震え、床が揺れ始めた。驚いた彼が立ち上がると、足元がふわりと浮き上がり、あっという間に天井を突き破って空へと舞い上がった。彼はただただ呆然とするしかなかった。 「これは、意志の力か?それとも、ただの偶然か?」 ショーペンハウアーは、空中で自らの哲学を反芻しながら、無限の空へと吸い込まれていった。 数時間後、ショーペンハウアーは空の中で奇妙な存在と出会った。それは、無数の言葉と記号が渦巻く巨大な存在であり、彼に向かってこう語りかけて…

  • ショーペンハウアー、牛丼店で出禁に

    横浜の吉野家は、昼のピーク時を迎えていた。店内は、サラリーマンや学生、主婦たちで賑わい、牛丼の香りが漂う。そんな中、ひときわ異彩を放つ人物が店の扉を開けた。 彼の名はアルトゥル・ショーペンハウアー。ドイツから遥々、哲学の探求の末にこの地に辿り着いた。彼の目には、現代社会の無意味さと人間の愚かさが映っていた。だが、牛丼の「究極の単純さ」に興味を持ち、吉野家を訪れたのだった。 店内に足を踏み入れると、周囲の喧騒が一瞬静まり返る。客たちはその異様な風貌に驚き、店員も戸惑いの表情を浮かべる。ショーペンハウアーは、無表情でカウンター席に腰を下ろし、メニューを手に取る。 「並盛りを一つ」と、淡々と注文する…

  • 新・読書日記463(読書日記1803)

    新・読書日記463(読書日記1803) – ラボ読書梟

  • ショーペンハウアー、さらに行列に並ぶ

    横浜の繁華街、みなとみらい。その日、晴れ渡る空の下で、アーサー・ショーペンハウアーは不思議な光景を目にした。長蛇の列が、どこまでも続いている。人々は無言で並び、誰もその目的を知らない様子だった。彼は好奇心からその列に加わった。 「何を待っているのですか?」と隣の男性に尋ねると、男性は肩をすくめて答えた。 「さあ、わかりません。ただ、皆が並んでいるから、私も並んでいるだけです。」 ショーペンハウアーはその答えに深い哲学的な意味を感じ取り、列の先に何か重要なものが待っていると確信した。 ショーペンハウアーは、列の先に何か重要なものが待っていると確信し、無言で並び続けた。周囲の人々も同様に、無目的に…

  • 新・読書日記462(読書日記1802)

    labo-dokusyo-fukurou.net

  • 新・読書日記461(読書日記1801)

    新・読書日記461(読書日記1801) – ラボ読書梟

  • ショーペンハウアー、行列に並ぶwwwww

    ショーペンハウアーは、ある日街角で評判のラーメン店「無限の味」の看板を目にした。店の前には長蛇の列ができており、客たちはスマートフォンを手に、時間を潰している。彼はその光景を見て、ふと立ち止まった。 「待つことこそが人生そのものだ」と彼は考えた。待機時間こそが、現代人が最も避けたがる「無為の時間」であり、その中にこそ真の意味があるのではないかと。 彼は列に加わることに決めた。周囲の人々は、食事のことや仕事のこと、家族のことなど、さまざまな話題で盛り上がっている。しかし、ショーペンハウアーはその会話に耳を傾けることなく、ただ黙って待ち続けた。 時間が経つにつれ、彼は周囲の人々の表情に変化を感じ始…

  • 新・読書日記460(読書日記1800)

    新・読書日記460(読書日記1800) – ラボ読書梟

  • ざる麺問わざる

    靴音が、あらゆる方向から押し寄せていた。ザッ、ザッ、ザザッザッ——まるで何かが崩れる音のように。 ショーペンハウアーは走る。麺をすすりながら。ざるの中の蕎麦が風を受け、乾いてゆく。つゆは腕を伝い、足元に滴り落ちていた。 背後から、叫び声と笑い声が混ざったような、耳障りで慈悲深い音が迫ってくる。 数えきれない数のおばあさんたちが、彼を追っていた。見れば見るほど増えている気がする。いや、そもそも数えようとしたこと自体が間違いだったのかもしれない。 「アルトゥール、お茶の時間はまだよ〜!」「立ち止まって、よく噛んで食べなさい!」「走りながら食べると、おなか壊すわよ〜〜〜!!」 そのすべてが正しく、す…

  • 新・読書日記459(読書日記1799)

    新・読書日記459(読書日記1799) – ラボ読書梟

  • 背負うものたち

    彼は、ドラム式洗濯機を背負って面接室に入った。そしてそこには――もう一人、見知らぬ人物がいた。 白髪の紳士。やや古びたスーツ、落ち着いた目元。名札にはこう書かれていた。 Gregory Bateson“Contextual Observer” ピアノを背負った面接官が軽くうなずき、言った。「本日は特別にもう一人。彼は“関係性”の専門家です。主に、あなたが何をどう語るかを観察する役目です」 ベイトソンは微笑んだ。「ドラム式ですか。Interesting. 自己と環境をどう切り分けるか、難しい選択ですね。ところで、それが自分のものだという保証は?」 「……?」 「あなたが今、背負っているものは、あ…

  • 新・読書日記458(読書日記1798)

    新・読書日記458(読書日記1798) – ラボ読書梟

  • 新・読書日記457(読書日記1797)

    labo-dokusyo-fukurou.net

  • ゆるく読む vs 深く読む──ふたつの読書日記が読書好きに与える価値

    目的・提案内容 読書スタイルの多様性に触れ、2つの対照的な読書日記を紹介。読書の「自由」と「探究」の両価値に触れる。 📚「やる気のない読書日記」の特徴 著者:pha(ファ)さん 形式:日記形式で、読書の感想や思索を綴った内容 特徴:「やる気のない」というタイトル通り、無理なく読書と向き合う姿勢が魅力 読者層:読書を始めたばかりの方や、気軽に読書を楽しみたい方におすすめ 🦉「ラボ読書梟」の特徴 運営者:「ラボ読書梟」ブログ(https://labo-dokusyo-fukurou.net/) 形式:各書籍ごとに詳細な感想や考察をまとめた日記形式 特徴:哲学や社会学、文学など多岐にわたるジャンルを…

  • 新・読書日記456(読書日記1796)

    labo-dokusyo-fukurou.net

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