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医者任せにしない!うつ病を克服した私の治療体験記 https://www.mental5.com/

うつ病は「見えない病気」だからこその治療と理解の難しさがあります。うつ病を克服した私の経験をもとにサイトを立ち上げましたので少しでも多くの方に読んで頂けたら幸いです。

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2021/06/27

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  • うつなのに笑顔を作る自分は病気じゃない?

    うつ病と言えば、不眠・著しい集中力の欠如が見られたり、ひどくふさぎこんで表情がすっかり乏しくなる、という状態が知られています。 しかし、中には「うつなのに笑顔を作る自分」に違和感を覚える人もいます。 うつ病の人は、病気と診断され治療を受けているくらいですから、そもそも人と接すること自体が苦痛になりやすく、まして「感情を表情に出す」など大変なストレスになり得る状態であると言えます。 にも関わらず、例えば私のように、「うつなのに気付くと笑顔を作っている違和感」を経験したことがある人も少なくないのではないでしょうか。 かつて私は、ちょっとした買い物のためにスーパーやコンビニに寄った時に、心の中では店…

  • 障害年金と医師の協力

    精神科系の病気であっても障害年金を申請し受け取ることができる、ということは、昨今ではとても広く周知されてきました。 もちろん「うつ病」も対象疾病の一つであり、年金を申請することができ、申請が認められれば年金をもらうことができます。 とは言っても、「自分はうつだから何もせずに年金をもらえる」というわけではありません。 病気である「本人」と、それを証明する「医師」とがペアになり協力し合って初めて、申請に至ることが可能となるのです。 うつ病者は定期的に通院して医師に症状を訴え、医師は患者の様子を観察し記録します。 こうやって時間をかけた先に、患者と医師の信頼関係が築かれ、障害年金の申請に必要な情報も…

  • 目がまぶしい・・・自律神経のメッセージ

    精神状態の安定、体温の安定、免疫や体温の安定など、人間が生きるための機能を司っているのが「自律神経」です。 活動する時に働くのが交感神経で、リラックスする時に働くのが副交感神経だということは、周知の事実ですね。 自律神経が正しく働いていると、私たちは気持ち良く毎日を過ごせるのですが、バランスが狂うと調子が悪いと感じます。 この状態を、自律神経失調症と呼ぶことがあります。 うつ病も、落ち込み・不眠・食欲不振などが見られるということは、やはり自律神経の働きと強く結びついているであろうことがわかります。 さて、気分や睡眠、食欲などの変化は自分でも比較的わかりやすく、今は調子が悪いのだなと認識すること…

  • 頭が真っ白・・・うつのパニック状態

    パニックと聞いて思い出すのは、動悸や激しい恐怖感に見舞われるパニック障害という病気です。 パニック障害はストレスが原因で起こる症状ですが、実はうつにも、パニック障害とは異なる形で「パニック」と呼べる状態が起こることがあります。 例えば次のようなシチュエーションで、うつ病者に頭と心の混乱が起こるのです。 1.徹底的に苦手な人と話すだけで感情をコントロールできなくなる 2.重い腰をあげて外出しようとしたら、家族が車を使っていたというだけで、非常に不快な気持ちになり行動の意欲を失う 3.今日やることをメモに書いてこなそうとした矢先、突発的な用件が入って自分のメモが役に立たなくなった時に虚無感が生まれ…

  • うつ病の性衝動

    当サイトを含めて、あまり取り上げられることのない「うつ病者の性衝動」。 でも実は、うつ病者にとっては結構深刻な問題なんです。 いろいろなうつ病サイトでも紹介されている通り、またご自身で経験されている通り、うつ病になると極端に性欲が鈍化します。 ほとんど無くなると言っていいと思います。 性欲が無くなるくらい、大した問題ではない、と考える人もいるかも知れませんが、場合によっては一大事ですよ。 例えば次のようなことが考えられます。 ●性生活がギクシャクする ― 夫婦間の関係が疎遠になる可能性●自慰行為が無くなる ― 男・女としての自信喪失の可能性●男性・女性としての魅力の減退 ― 外見も心もが著しく…

  • 睡眠障害と食欲障害

    うつ病の症状は、〔精神的症状〕と〔身体的症状〕に分けることができます。そのうち〔身体的症状〕として、睡眠障害と食欲障害が身体の状態を大きく左右することになります。 〔睡眠障害〕 寝付けない、眠りが浅くてすぐ目覚める、朝早く目覚めてその後眠れないなど、十分な睡眠時間を確保できないケースが、うつ病ではよく見られます。いつも通りの時間に布団に入るのに、寝付くことができるのは午前3時頃、でも6時になると目が覚めてしまうので正味3時間しか眠れていない、というような例はいくらでもあります。 十分な睡眠がとれていないと、だるくて日中の行動にも影響がでますから、必要に応じて適量の睡眠薬を処方してもらう必要があ…

  • 怠け者のようで辛い

    うつ病の症状で特徴的なもののひとつに、〝自責の念〟があります。行動力も思考力も弱り思うように動くことのできない自分を責める、ということです。 うつ病は〝目に見える病気〟ではないため、周囲の理解を得にくいことがあります。うつ病という病気だから動きたくても動けないのに、それを理解してもらえないどころか「頑張ればできる」とか「ちょっとダラけてるんじゃないか」などと言われることもあり、ひどく落ち込んだりもします。 周囲から言われるまでもなく、うつ病患者は十分苦しんでいます。着替えも面倒、風呂も面倒、新聞やニュースにも無関心、ヤル気がでない、でもそんなんじゃいけない。そんなことは自分自身が一番良くわかっ…

  • イライラする

    うつ病になると、どうしてもイライラすることが多くなります。そのイライラは、自分に向けてのものだったり、周囲に対するものだったり、様々です。そしてそのイライラが更なるストレスを呼び、悪循環を作ってしまいがちです。 抑うつ症状は、その人の行動力や思考力をひどく抑制します。動こうとする気力もなくなりますし、思考もストップしてしまいます。それなのに日常生活では、普段と変わらないものを求められるのですから、それは大変な心の負担になります。 家庭では親として夫として妻としての役割が期待され、会社では立場的な責任や結果を求められる。そういった周囲の期待に対し、無理やり応えようとする自分。頑張なければという焦…

  • うつ病の初期症状

    最近、心と身体の疲れを感じることは多くありませんか?現代人はストレスにさらされていると言われますが、そのストレスが高じて、異変が起きることがあります。その異変が、もしかするとうつ病の初期症状なのかも知れません。 うつ病の初期症状では、次のような傾向が見られます: 〔朝〕○朝早く目が覚めて、その後眠れない○朝目覚めても、着替えるのも面倒、テレビも新聞も興味が湧かない 〔日中〕○集中できない○やる気がどうしても出ない○すぐ疲れる○午後からは比較的調子が上がってくる○できれば人と関わりたくない 〔夜〕○晩ご飯を食べる気にもならない○シャワーも面倒○寝付けない○寝ても必ず夜中に目が覚める こんな症状が…

  • 「休養したくない、働かなければいけない、でも動けない」

    「うつ病がきっかけで職場を辞めざるを得なくなったんです」 そんな声がよく聞こえてきます。 最初のうちは我慢して勤めていたものの、徐々に辛くなって辞めてしまう、あるいは症状が悪化して会社に行けなくなってしまう、そういった傾向が高いようです。 私の場合はその両方で、我慢して通勤していたものが、だんだん家から出ることすらできないようになっていきました。 職場に理解ある上司がいる場合などは、一見良いように見えるのですが、うつ病者本人は理解ある周囲に応えたいと思ってしまうため、逆に無理をしてでも出勤しようとしてしまいがちです。 この辺のバランスというのは、本当に微妙で繊細だと、いつも私は感じています。 …

  • 寝る前の刺激物

    寝る前には、コーヒーやタバコなどの刺激物の摂取は控えた方が、比較的良い睡眠をとれるとされています。 コーヒーや緑茶に含まれるカフェインには覚醒作用があり、摂取してから数時間は持続しますので、寝つきが悪くなったり睡眠が浅くなったりします。 タバコに含まれるニコチンには興奮作用があるので、寝る前の喫煙もあまりお勧めできません。 睡眠薬を飲んでいるのになかなか寝付けなかったり、夜中に何度も起きてしまう場合、薬の種類を疑うだけでなく、カフェインやニコチンの影響についても振り返っておく必要があります。 私自身も睡眠薬を服用していますが、やはり夜中に何度も起きてしまうことに悩み、医師に相談したところ、タバ…

  • うつ病者と家族のミスコミュニケーション…お問い合わせの傾向

    お陰様で、当サイトのコンテンツが充実するにつれて、 訪問者様からのお問い合わせを度々頂くほど、 サイトそのものが成長してきています。 たびたび頂くお問い合わせにおいて、 特定の医師や病院に関するアドバイスについては 行っていないのですが、私自身、数々のお問い合わせに対応していく中で 一つの「気付き」を得るようになりました。 それは、「うつ病患者とその家族」との間で うまく意志疎通が図れていないケースが とても多い、ということです。 ○うつ病患者が家族の中で孤立してしまうケース○本人よりも家族の者の方が慌ててしまうケース○何とか良い方法をと思うあまりに、 本人の意志を素通りしてしまうケース こう…

  • 「治ってきたかも?」― ちょっと待って!早合点のリスク

    うつ病の治療を続けているうちに、ふと「最近調子が戻ってきたかな」と感じる時が出てきます。 なんとなく、今までできなかったことも以前のようにできるのではないか、そう感じるのです。 「そうか、治ってきたんだな。良かった!」 いや、ちょっと待って下さい。それは早合点ではありませんか? 調子が良くなってきた気がする一方で、例えば以下のようなことはありませんか? ○時々胸が苦しくなったり、意味不明の体調不良が起こる○体が相変わらず辛い○何かの拍子に気持ちが一気に落ち込む○休日は動きたくない○ため息が多すぎる 実は、これは私の例でもあります。 私はすでに数年の治療を受けており、かなり病状も寛快してきたと言…

  • 精神科の薬は市販されているのか?

    うつ病の疑いがあれば、まず精神科に行くのが通常なのですが、どうにか精神科にいかず薬だけ手に入らないかと考える方もいるようです。 精神科系に効く市販薬がないかどうか、ネットのQ&Aサイトでもそんな質問を見かけたことがあります。 うつ病は、ストレスによって脳内物質セロトニンが減少し、機能低下を起こしたため発症するものと考えられています。 ですから、うつ病に対して処方される薬も、セロトニンの量を増やして機能低下を防ぐ働きをするものが主体になります。 こういった薬を市販で流通させることは、芳しくないと思われますし、実際にこれまでのところ精神科系の薬は市販されていません。 まずうつ病かどうか、うつ病の程…

  • うつ病は遺伝するのか

    自分のうつ病が子供にもうつりはしないか、血縁にうつ病の人がいるが自分も発症するのではないか、そんな心配事も出てくると思います。 特に子供を持つ親は、とても心配なことでしょう。最近は子供にもうつ病が見られるようですし、親としては「自分のせいでうつ病が遺伝したらどうしよう」などと不安に思うケースも少なくないのでは、と思います。 さて、血縁にうつ病の人がいる場合、同じ血縁内の誰かがうつ病を発症する可能性は高いと言われています。 親子または兄弟姉妹など直系の血縁者がうつ病だと、家族内での発症率は通常の2~3倍にもなるそうです。これが一卵性双生児だと、片方がうつ病になった場合、もう片方が発症する確率は3…

  • 放っておけば自然治癒するのか

    うつ病は、その程度が軽い場合は、特に薬を飲まなくても自然治癒することは可能です。これはうつ病に限らず、パニック障害でも強迫性障害でも同じことで、薬物治療を受けずにそのまま回復する人も結構多いものです。 ですが、自分の抑うつ症状が果たして自然治癒できるほど軽いのかどうか、これを自己判断できる人はいないでしょう。 何より、うつ病はもともと、人間関係や仕事などが絡んだ大きなストレスに起因することが非常に多いので、うつ病の危険因子が隠れているような環境に身を置き続ける限りは、うつ病が自然治癒することは難しいということを認識しておくべきです。 ストレス源となる環境にいれば、自然治癒するものも叶わなくなり…

  • 再発率が高いと言われる理由

    うつ病は、実は再発率が高いと言われており、その割合は60~70%にも至るそうです。確率はなり高いですね。 何が原因で再発するのか、なのですが、次のような理由が考えられます: 【1】勝手に薬を止めた(断薬)【2】医師の処方通りに薬を飲まなかった【3】もう大丈夫だと思っていたら、あるきっかけで再発した 【1】と【2】については、似たようなものなのですが、自己判断で薬の服用量に大きく変化が出たということになります。それまで薬をちゃんと飲んでいて、一定量の血中濃度が保たれていたのに、それが急に変化すると症状がぶりかえしてしまいます。 せっかく風邪を治した人が、無理をしてまた風邪をぶりかえしたようなもの…

  • 薬ダイエットのタイミングとやり方

    うつ長く治療を続けていくと、ほぼ必ずと言っていいほど起こるのが『多剤処方化』です。 これは医師の良し悪しに関わらず、治療の長期化によってどうしても起こってしまうことだと言えます。 気分の落ち込みに関する薬が処方される例を挙げてみましょう。 気分が激しく上下したり落ち込みがひどいような場合、生活に支障が出ることを避けるために、まず気分を安定させる薬が処方されたとします。 しかし、その薬があまり効かないとなると、別の薬に替えて効果を試すことになります。 同じように、この症状にはあの薬、効かなかったら別の薬、効果をより実感するために服用数を増やしたり・・・ そうして、望むと望まざるとに関わらず、一日…

  • 「夜中に食べる」~睡眠薬の副作用

    健康的に眠れない状態にある者にとっては、睡眠薬はとても大きな助けになります。 しかし睡眠薬には時々、ある副作用が見られることがあります。 それは「夜食い」。 夜に睡眠薬を飲んだ後、寝ようと布団に入ったはいいけれど、その後もうろうとした意識の中で布団を抜け出し「食べる」のです。 その時に空腹かどうかはあまり関係なく、ただ何かを満たそうとして食べる、と言っても良いかも知れません。 これには2つのケースがあり、 ケース1:睡眠薬を飲んだ後に「夜食い」していることを自分でも認識している ケース2:睡眠薬を飲んだ後、無意識に夜食いするため記憶がない 医師は、改善のアプローチが見えやすいからか、認識して食…

  • 自分は一体どんな薬を飲んでいる?

    例えば医師が「では寝つきをよくするお薬を出しておきます」と言った時、「先生、それは何というお薬ですか?」としっかり確認する患者は、昔に比べればずいぶん増えたことでしょう。 薬は完全に人工物であって、しかも人体に何らかの影響を与える前提があるものですから、その正体を知らないまま口にすることは本来とても怖いことだ、という意識は必要だと私は考えています。 薬を処方してくれるのは医師という専門家ですから、当然、患者の症状に対して良く作用する薬を選び、患者は医師への信頼のもとに、処方された薬を素直に服用します。 さて、「医師への信頼のもとに」と書きましたが、同時にとても大事なのは、自分がどんな薬剤を口に…

  • むくみ、頭痛、肥満は薬のせい?

    薬との相性は人それぞれですが、喜ばしくない副作用の可能性に気付いたら、すぐ医師に報告する必要があります。 これは私の例であり、全ての人に当てはまるわけではありませんが、以前、睡眠薬としての効果を期待して「カルバマゼピン」というてんかん薬を服用したことがあります。 ところがカルバマゼピンを服用すると、むくみがとても気になるようになったのです。 少しでも疲れが出ると、足首や手がパンパンにむくみ、違和感を常に感じました。 ただし睡眠薬としての効果はまずまずで、夜間に何度も目覚めてしまう私には大変助かったお薬でした。 むくみについては医師に報告しましたが、様子を見ながら服薬を続けた経験があります。 な…

  • 味覚障害を感じたらすぐ受診

    抗うつ薬、抗精神病薬、睡眠薬に漢方薬・・・ いろいろな薬が処方される可能性のあるうつ病ですが、他者に効いた薬が必ずしも自分に同様の効果をもたらすわけではありません。 薬には「作用」と「副作用」の二面性があり、薬と自分の相性が合わなければ副作用の方が大きく顔を表すこともあるのです。 私の実例を参考までに申し上げましょう。 抗うつ薬の一つに「アンデプレ」というものがあります。 不安や焦燥感を鎮める働きがあるのと同時に、睡眠剤としても使われている薬です。 さて私は、少し前に、やや気分が激しく上下しコントロールが難しくなったことがありました。 その旨を医師に伝えると、過去の薬歴を確認しながら「これは睡…

  • 漢方薬-「自分に合った量」

    漢方を専門としていない病院で漢方薬を希望すると、ツムラやクラシエなど薬品メーカーの薬包が処方されます。 例えば私に処方されている漢方薬は、某社の〔抑肝散加陳皮半夏(ヨクカンサンカチンピハンゲ)〕というものです。 このお薬は、イライラなどの気分不安定や不眠などに効果があるということですから、しっかりと服用していれば徐々に効果を感じることができるでしょう。 基本的にこの処方に対する不満はないのですが、当初、一つだけ感じていたことがありました。 それは、処方されたお薬が、果たして私に合った服用量なのかどうかという点です。 本来、漢方を扱う専門店などでは、その人の体格や体力、個々人の体質等に応じて薬の…

  • 薬を指示通り飲む?飲まない?

    薬は、医師が専門的な根拠をもって処方しています。 あなたの話と様子を伺った上で、どの薬が良いか選択していきます。 薬には一日に飲んでよい限度量があったり、飲み合わせの良し悪しもありますので、医師が指示した通りの量をきちんと服用する必要があります。 そうして初めて、期待される効果が表れるのです。 ところが指示通りに薬を飲まないケースも恐らく多々あることでしょう。 医師から「夜寝る前に2錠飲んでください。」と指示されても、飲み忘れなどにより1錠しか飲まない、といったような事例です。 実は私自身がこの例に当てはまる服薬をしていました。 とある抗うつ剤を夜寝る前に2錠飲むように指示されていたのですが、…

  • 不快な症状-我慢か処方変更か?

    うつ病の症状は時間と共に変化していきますから、その時々に合わせて適切な処方が必要になることがあります。 定期的に診察を受けて医師に状態を伝えることは、医師にとってもあなたの現状を把握する大切な情報収集の機会にもなっているのです。 さて、変化した症状に合わせて薬を変えると、副作用の方が強く出ることがあります。 薬には「作用」と「副作用」の両面がありますから、人によって、あるいは体調によってどちらの作用が強く働くかは変わる可能性があるのです。 私自身、ある薬を処方された時にひどく喉が渇き、常に水を飲んでいないといけない状態になったことがありました。 「喉が渇く」と言うより「口が渇く」と言った方が適…

  • 抗精神病薬

    抗精神病薬は「メジャートランキライザー」と呼ばれています。 昔からある薬は定型薬というグループに入り、これらは含まれる成分によってさらに三種類に分かれています。レボトミン、セレネース、ドグマチールなどがそうです。 一方、新薬に当たるものを非定形薬と言います。これには、リスパダール、ルーラン、ジプレキサなどが含まれます。 さらに、第三世代抗精神病薬というのが出てきて、ドーパミンの状態を安定化させる作用があるという、エビリファイという薬もよく使われるようになりました。 これらの抗精神病薬は、基本的に、統合失調症などの精神疾患の治療に使われるものです。精神科では、うつ病に対しても抗精神病薬を処方する…

  • 抗不安薬

    抗不安薬には、デパス、ワイパックス(ユーパン)、メイラックスやソラナックスなどがあります。効果の持続性や即効性、効き方の強さなどはそれぞれ異なりますが、あまり体内に蓄積しづらいもののようです。 効果の持続性から、ショートタイプ・ミドルタイプ・ロングタイプに分けることができ、特にショートタイプのものは、不安時の頓服にもよく用いられます。ワイパックス(ユーパン)やソラナックスは、よく頓服でも処方される薬です。 抗不安薬の場合、筋肉を弛緩させてリラックスさせる作用があるのですが、この作用が強いと、眠気やふらつきも強くなる傾向があります。ですから、作用の強い抗不安薬を長期的に抗不安薬を飲んでいたりする…

  • 抗うつ薬

    抗うつ薬は、「第一世代」だとか「第三世代」などというグループに分かれており、その分類は合計7種類にもなります。さらに「三環系」や「四環系」などに細分類されます。 第一世代の抗うつ薬でよく知られているものは、トフラニールやアナフラニールなど。第二世代の抗うつ薬では、テトラミド、アモキサン、デジレルなど。第三世代の抗うつ薬は、SSRIやSNRIのように、セロトニンやノルアドレナリンに働きかけるのが特徴です。ルボックス(デプロメール)、パキシル、トレドミンなどです。 特にSSRIは、抗うつ薬としては、現在最も効果のある薬剤だとされています。 さて、これらの薬剤では、副作用や抑うつ症状の改善の様子など…

  • うつ病に処方される薬と所見

    うつ病には、基本的に抗うつ薬が処方されます。さらにこれを補強する意味で、抗精神病薬や抗不安薬もよく使われます。 抗うつ薬は、第一世代とか第二世代などというグループに入る、いわゆる旧薬に加え、昨今では第三世代というグループのSSRIが基本処方になっています。 SSRIに関しては、メディアの報道により、衝動性や攻撃性が出るなどの強い副作用ばかりが世間に広がってしまいましたが、医師の判断と処方が的確であれば、あまり問題のない効果的な薬だと言うことを、お伝えしておきたいと思います。 抗不安薬では、私を劇的に回復させたデパケンRは、一度試してみて欲しい薬剤です。もちろん医師と相談の上での服薬になりますが…

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