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  • 幻影の涸沢・秋日和

    この秋、石垣島と沖縄の山仲間を錦秋の涸沢に案内しようと計画を立てていたのだが、ちょうど涸沢に泊まる日が土曜日に重なってしまったのか、予約開始日の電話がどうしても繋がらず、その宿はすぐに満員となってしまい計画はご破算となった。ただ、彼らとは運よく徳本峠と蝶ヶ岳の小屋で穂高の大展望を望む予定を立てたので期待したい。数年前、沖縄の旧知のランナー仲間たちと「第1回松本マラソン」を走るべく松本に集まるまえに涸沢ヒュッテを訪れたのは、同じく9月末だったか。正直、色づきは2012年を超えるものではなかったが、それでも秋の涸沢の風景には感動した。涸沢の秋。2012年の10月7日に当時ランナー仲間だったK君と初めて訪れて訪れて、そのときは「10年に一度の美しさ」とうたわれるほど、素晴らしい彩度だった。k君と独立したテントに...幻影の涸沢・秋日和

  • 共有しよう!平出さんの「遺書ビデオ」

    先月27日、チャレンジしていた世界第二の高峰K2西壁登攀中に、相棒の中島健郎さんとともに一本のロープ(昔のわれらはザイルと称す)につながったまま滑落遭難した平出和也さんの遺書ともいえるビデをメッセージが今Youtubeに公開されている。20代で眺めたパキスタン・カラコラムの7000メートル峰シスパーレの鋭鋒に魅せられて、15年ほどの歳月を要し4度のチャレンジで成功したこと。人生の目的は、この世界で人がまだ辿ったことのないルートを登ってみたいこと。そしてそこからの風景は、まだ人類が見たことのない風景であり、その風景をすべての人に届けたいこと。一つの未踏峰に登れば、その山頂から新たなより高く美しい頂を眼にすることができ、そこの未踏ルートにさらに挑もうとしていたのだろうし、それがK2西壁だったのだろう。そのルー...共有しよう!平出さんの「遺書ビデオ」

  • 18きっぷで行く富士山

    酒の飲みすぎも一因したのかもしれないが、あのチチタケとタマゴダケ入りの蕎麦汁で蕎麦をいただいた翌朝から、38度程度の高熱が続き、熱は二日ばかりでおさまったが、腹は痛くないのに得体のしれない下痢が三日ばかり続き、ようやく今日になって通常に戻った。チチタケもタマゴタケもそのような毒性が報告されておらず、一緒に入れた少しばかりのヒラタケも無毒なのであり、間違って猛毒のツキヨダケと間違った可能性もない。高熱の際は、一瞬「コロナ」に感染したのかもとも思ったが、高熱は二日ばかりで収まったし、頭痛ものどの痛みもなかったのでそうではあるまい。今度また、.同じようなキノコの組み合わせで食べてみて同じような症状がでたら気を付けなければならないとおもうが、単なる飲みすぎと夏風邪だったと信じたい。盆過ぎに「18きっぷ」を購入して...18きっぷで行く富士山

  • 山でいただくコーラ、家でいただくキノコ蕎麦

    家でカチンカチンに凍らせたアクエリアスのパック(じつは家でOS-1に詰め替えた使いまわしパック)とその日の朝に駅の売店で仕入れたコーラ500mlをモンベル製クーラーバックに並べて山に向かい、汗をかきかき、我慢をしながら山頂付近まで登り詰めて、見晴らしのいい場所に着いたら、座り心地のよさそうな岩に腰かけて、そのクーラーバックのジッパーをおもむろに開き、ギンギンに冷えていたコーラをグググイと飲み込む。これ、夏山の至福のひと時なるかな。そして、夏の低山歩きで夢中なのは栃木県民(だけ?)がこよなく愛するというベニタケ科のチチタケ探し。おおむね6時間の山歩きをしながら血眼?で登山道の脇をチェック。昨日は、まだ虫の入っていない6本ほどをゲット。下山中に見つけたテングダケ科のタマゴダケとヒラタケ科のウスヒラタケとつけ汁...山でいただくコーラ、家でいただくキノコ蕎麦

  • 2万円のスマホでも野山でしっかり働いてくれそう

    昨夜届いた2万円のアンドロイドスマホの機種変更手続きを無事終える。4月にスマホを亡くした時には、「ラインのトーク」や「おサイフケータイ」のバックアップができていなかったので、だいぶ被害を受け、回復に時間を要したが、今度は事前にバックアップやおサイフお預かり機能などができたのですんなりいった。例えは悪いが、やはり「突然死」と「余命宣告を受けての死」のどちらを選ぶかと選択されれば、「残された者」?にとっては後者のほうが混乱もなく相続ができるのである。ただし、死する側の立場に立てば前者が精神的に楽なのである。(ああ、例えが悪かった。)で、2万円のスマホは、スマホを使いこなす若者にとっては、その劣位は明らかなのあろうが、「突然死と余命宣告」を気にしているジジイにとっては、そんなことは知る由もない。逆に、この十数年...2万円のスマホでも野山でしっかり働いてくれそう

  • 人生〇代目のスマホ君にわずか4か月でお別れを・・

    この4月、宮城蔵王の山域でズボンのポケットに入れていたスマホを、山菜の女王といわれるタラの芽採取に夢中になっている間に、どこかの草むらに紛失した。紛失に気付いた直後からヒメギフチョウの観察もそこそこに懸命に捜索したが現れてくれなかった。幸い家の者が同機種を購入していて使用していないのがあったので、SIMといわれる通信チップをそいつに挿入するだけの被害で、おおむね現状を回復し、しばらくは平穏の日々を送らんと過ごしていたのだが、先週の朝目覚めて、いつものように枕元に置いていたそのスマホ君を開いたら、なんと画面中央に鮮やかなピンクの縦の線条が数本輝いていたではないか!何も悪いことをした覚えはないというのにだ・・・・(〇〇教の信者だったら、お盆に先祖をお参りしていないせいだと咎められたかもしれない)再起動しても、...人生〇代目のスマホ君にわずか4か月でお別れを・・

  • キノコを学びながら夏を乗り切る

    1年前の山歩きスタイルと比べたらすごいぜ。ザックにクマ鈴を二つ、ホイッスルと防犯ブザー(ただしヒャッキンの小学低学年生用)を括り付け、肩にかけたサコッシュにクマよけスプレーと虫よけ用ハッカ油スプレーと液体ムヒ、プラス、ザックのヒモに携帯蚊取り線香とノーマット(ヒャッキン)と夏の低山歩きの完全装備のいでたちなのだ。そこまでして、どうして出かけるかというと「キノコ」にハマっているからである。1年前までは「夏キノコ」という言葉さえ、そして食べられるキノコの名前さえ知らなかったのである。去年の秋から今年の夏まで採取していただいたキノコの名前。秋、「ムキタケ」「ヒラタケ」「ウスヒラタケ」「マスタケ」「アイカワタケ」夏、「タマゴタケ」「チチタケ」「ヤマドリダケモドキ」「アカヤマドリ」と全く1年前まで名前さえ聞いたこと...キノコを学びながら夏を乗り切る

  • ペルセウス流星群とTJARのお茶の間ウォッチ

    今年のペルセウス流星群の極大となる日と時間帯が本日12日の23時ごろから13日未明にかけてだと天文観測手帳の情報を得ていたので、昨日と今日の二泊尾瀬のキャンプ場に予約を入れておいたのだが、間が悪いことに台風5号が東北地方を横断するとの2,3日前からの予報を受けて、この予約はキャンセルとした。ほんとに運の悪い男である。その台風ときたら北東北方向を横切り、仙台は12日昼現在、まったくのそよ風と小雨程度であり、沖縄で台風を何度も経験した者にとって、何らあの怪物的な気配をもった台風の雰囲気がみじんも感じられず、肩透かしを食ってしまった。「登山天気アプリ」をのぞいたら、尾瀬の燧ケ岳は晴れマークも見せており、キャンセルせずに行っていれば、あるいは「1時間に60個も期待できる」とされていた流星に目を見張っていたかもしれ...ペルセウス流星群とTJARのお茶の間ウォッチ

  • 夏の山で飲むゼロビール

    家の冷蔵庫の冷凍室でペットボトルの水やスポーツドリンクを凍らせておき、朝、山に出発する前にモンベルのクーラーバックに入れておけば、午後まで氷がすっかり解けることなく、ギンギンに冷えた水分で乾いた喉を潤すことがわかったので、昨日はこのバックにノンアルコールのビール350m缶を秋空間に入れて泉ヶ岳に出かけたが、山頂に至る前に体がビショビショになるほど.汗をかいてしまったので、途中の休憩場所で我慢できずいただいてしまった。山で乾いたとき「ガンガンに冷えたビール」を飲む快楽を知っているだけに期待したが、ギンギンと冷えてはいるが「う~ん、いまいちの味」、やはりビールにアルコールが含まれないと、なにか体が楽しまない。多少罪の意識を抱えながら、山頂で飲むビールじゃないとビールの存在感を受け止めることができない。ただし、...夏の山で飲むゼロビール

  • 夏空・沢音・セミの歌・・・ 故郷の山と空をながめて

    パキスタン・カラコルム山脈のK2峰で仲良く永遠の旅に出かけようとしている二人にとって、故郷の山の風景はどんなだっただろう。平出さんは長野県育ち、八ヶ岳や南アルプス北部の山々が心の残っていただろうか。中島さんは奈良県育ち、吉野や紀伊の山並みが目に焼き付いていただろうか。雪と氷と岩の世界に魅入られて、そこを人生の舞台に選んだ二人であっても、故郷日本の青い山並の四季の風景、沢の音、小鳥やセミの歌声、高原を渡るさわやかな風の匂いは忘れることはなかったろう。オイラの故郷の山の一つといってもよく、何度も登っている泉ヶ岳の頂上付近の岩に腰かけて、雲間から現れる夏空とその下方に広がる北蔵王の山並みを眺めながら、そんなことをぼんやり考えていた。「ギィ・・・・・・・・・・♪」抑揚もなく単調な音ではあるが、エゾゼミの歌声を聞く...夏空・沢音・セミの歌・・・故郷の山と空をながめて

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