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点の記録 https://achelou.hatenablog.com/

点と点をいつか線で結びたいと思っているが、一向に線を引くことができないでいる男の書評と日常。映画、音楽についてもこっそり。

Achelou
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2021/05/07

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  • 『夫婦・カップルのためのアサーション』──自分のためか、相手のためか、両者のためか

    「君はとても口が悪い。死ねとかすぐに言うのはとても不愉快だ。僕の前では言わないでほしい」 これは僕が以前お付き合いしていた女性に対し、付き合って3ヶ月目あたりで僕が口にした言葉だ。このとき、確か彼女は仕事先の愚痴(だったと思う)を言っていて、気に食わない人に対して、何気なく罵る言葉を使っていた。言い方も怨嗟に塗れた言い方ではなく、カジュアルな悪口といった雰囲気だった。 にもかかわらず、僕はそれをマジガチベタに受け取って、過剰に反応したのだ。そしてボロクソに否定したのだ。その後しばらく、その女性との関係性は悪化した。最終的に向こうの大人な態度によって、あるいは僕の怒りの収まりによって事態は収束し…

  • 憧れの書評スタイルは、「日常から始める書評」

    現実の事象や、自分が普段考えている問題意識、体験したことなどから、それについて書いている本に結びつけ紹介する、というやり方に憧れがある。 「日常から始める書評」だ。 「本書は~」から始まるのではなく、「そう言えば昨日、Twitterでこんな人を見つけた」とか、「この映画を見てたらこんな疑問を感じた」とか、「友人と話していていたらこの本を思い出した」みたいにして、自然な導入から入っていくパターンだ。 まず、このスタイルで前提になるのは、僕の人生経験だ。 エピソードトークだ。 だが、究極の出不精(理由はコロナ禍、病気、貧困など)なので、パターン化された単純な人生を送っている。憧れのスタイルで書評す…

  • 『格差は心を壊す 比較という呪縛』

    僕のうつ期のネガティブ妄想にはパターンがある。代表的なものが、「なぜ俺はこんな病気になってしまったのだ」という、考えてもどうしようもない問題だ。比較的正常な精神状態である今ならば、「そんなの、考えたって仕方ないっしょ」と一笑に付すことができる。 僕が双極性障害になった原因は、自分にも、環境にも、対人関係にも、金銭面にも、社会全体にも見出そうと思ったらいくらでも見いだせる。見出した所で、自分でどうにかできるのは自分の認知パターンや健康状態くらいだ。その他の、自分ではどうしようもない部分に原因を求めて、それに責任を押し付けても仕方がない部分がある。 とはいえ、そうなると責任の比重が自分に偏るように…

  • まあまあ論理的になるための「誤謬チェック」

    「論理的である」ということを、僕のような論理的思考に欠ける人間は、いまいちピンと来ない。 帰納法、演繹法、三段論法、ロジカルシンキング、トゥールミン・ロジック……論理的な考え方とはどういうことなのかをインターネットで調べると出現する数々の思考パターン。目についた情報を手に取り、とりあえずそれを真似しようにも、果たしてそれが正解であるのかということをチェックするには、他者からのツッコミ待ちを期待する以外に、手段があまり無い。 すこし話はそれるが、読みつがれている文章読本に、岩淵 悦太郎の『悪文』というのがある。マスメディアや広告などに綴られた「悪い文章」をレビューすることで、「やってはいけないこ…

  • 2022年

    これから先の人生、西暦が表示する4桁の数字に慣れることは無いと思う。あまりにも未来な感じがする。精神的な西暦は2008年頃でストップしている。なぜ体内時計がバグっているのかといえば、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』を観たからだと思う。 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズに心動かされた人間は、パート2に登場した2015年は、途方もなく未来であると思っていたはずだ。丸みを帯びた車や、電光掲示板が空を飛び、正確無比な天気予報が実現され、靴紐自動調整機能がついたスニーカーが当たり前になり、宙に浮くキックボードで遊ぶ子どもが街に見られ、ジョーズ19が公開されている劇場のホログラムに驚かされる未…

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