chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
arrow_drop_down
  • 「先生」という呼称

    近頃とみに視力が視力が衰えてきました。疲れる、霞む、ぼんやりする、注意力が続かない、老化現象とあきらめてはいるけれど。その退歩した目でも、よく目を通す新聞記事に、朝日新聞の「声」欄があります。それを集めたどう思いますか、コーナーも興味を持って読みます。自分の考えを述べた投書、それを読んだ人のさまざまの考えの投書。面白いし、こんな考え方もと、世界が広がる気がすることもあります。17日には、「先生」という呼称についての様々な意見に興味を覚えました。「先生」は敬称の一つで、自分のことを呼ぶのにはふさわしくない、教壇から生徒に話す時に使うべきではないという考えから、生徒の身分と先生という立場とでは、もちろん先生が敬われる立場です。それだけのものを身に付けていらっしゃるのです。それを教えるために、自分のことをあえて...「先生」という呼称

  • 亀さんもお散歩

    公園に新しいお友だちが出来ました。お散歩に来るペットたちです。今日は亀さんが草原でのんびりしているのに出会いました。亀の国でも、イクメンパパがお散歩係のようです。パパは、小さな椅子をご持参。カメさんがごそごそと楽しんでいる間、座って日光浴をしながら読書のようです。「こんにちは。写真撮らせていただけますか」「どうぞ」ちょっとぶっきらぼうな返事です。ばあさんの図々しさで一枚とり、強引にインタビュー。「この亀さん、ずいぶん大きいですね。甲羅の長さが50センチは超えていますね」「始めは小さかったのです、5・6センチもあったでしょうか。もう10年飼っています」「あら~大きく育ちましたね。何を食べさせるのですか」「これは陸亀ですから、草食です。こうして草原で草も食べますが、冷蔵庫にある、レタスやキャベツ食べますよ」暫...亀さんもお散歩

  • イチローさん、お気の毒、

    今朝の日経新聞広告欄に、モデルとしてイチローさんが載っていました。ページ一杯に彼の胸から上の写真です。大谷フィーバーで一頃のように彼の姿を頻繁には見られませんが、昨日は、若いライバルが、彼の記録に並んだとかで名前を聞いたところでした。ところがこんな写真なのですよ!!新聞を縦横半分、四つ折りにしたところが、その折り目の真ん中が、彼のお顔の真ん中ではありませんか。お気の毒!!写真には肖像権があって、本当はこういう風に流用してはいけないのでしょうか。でも肖像権があるのなら、大事なお顔を台無しにするこの位置に、お顔を持って来るなんて、なにか禁じられてはいないのでしょうか?広告を載せようとしたスポンサーにせよ、こんなお顔を使うつもりはなかったはず。ページのどこに載せるか、検討つけてという配慮はしないのでしょうか。何...イチローさん、お気の毒、

  • 5ー5=0

    今日も数学研究の道に進んだ。(2023/5/30)ある日学校で学校で「5から5をひくと0になる」と教わってびっくりした』・・・吉田洋一数学者鷲田清一氏の解説文で、吉田氏のその時の考え方が書かれている。林檎5つを全部食べたら何も残らない。だから、答えは無い、と思う。違うのか?また、1を3で割ると割り切れない、という。半紙はきちんと3つに折れるのにと訝しんだ。分数で説明されても馬鹿にされたみたいだったと。こんな子どもだったけれど、数学研究の道に進んだ。当たり前のことが当たり前でないことに心が騒いだ。数学者に、ならなかった、いや、なれはしなかったに違いない・・・おせっちゃんは、既にさっぱり忘れてしまっているけれど、兄から(どの兄だったかな?)0は、とても大事な考え方なんだ。インドの学者が、ゼロを考え付いたんだけ...5ー5=0

  • 絵本「どうぞのいす」

    古い新聞の切り抜きを整理しました。昨年の1月4日、の折々のことばに心惹かれました。ほんわか温められるような気がしました。お福分けいたします。『でもからっぽにしてしまってはあとのひとにおきのどく』絵本・(どうぞのいす)兎が木の椅子を作り「どうぞのいす」と書いての野原に置く。通りかかったロバはドングリの籠を椅子に置き、木陰でお昼寝。熊が来てそれを頂き、お礼に蜂蜜を置いていく。次に狐がパンを、リスが栗を置いていく。目を覚ましたロバはドングリは栗の赤ちゃんだったのかと驚く。見知らぬ人の好意だけれど、途切れることなくつながっていく。この絆あってこそ、たくさんの人々がうまく手をつないで、暖かな社会を作っていけるのか。解説の文は(鷲田清一)こんな言葉でくくられている。『国の財布が空になると預かった人はどう言うのかな』。...絵本「どうぞのいす」

  • 絶好調の時が・・・横綱 曙関

    外国出身の初めての横綱でした。とにかく「大きな人」との印象でした。ニュースで振り返れば、身長は2メートル越え、体重は230キロあったとのこと。体重によるランク付けのない勝負の世界のこと、小兵の力士はさぞ怖かっただろうと今になっても思うおせっちゃんです。元大関貴ノ花の息子二人、曙とは好敵手で、出世を争っていましたが、曙が一歩抜きんでた。兄弟も横綱に、横綱に、相撲界は賑わったのでした。曙は確か「徹子の部屋」だったと思うが、力士時代を振り返ってこんな言葉をしみじみ語っていました。「絶好調の時が、一番危ない。何か抱えている時が、良い成績が残せると思った」と。絶好調と思った時は、「勝てる⇒勝ちたい」という雑念がどこかから湧くのだろうか。曙は、豪快な突き押しで優勝11回を果たしました。肉体と肉体のぶっつかり合いです。...絶好調の時が・・・横綱曙関

  • 90年前の橋

    元旦の夜、大きな地震が能登半島・輪島近辺を襲いました。遅ればせながら、お亡くなりになった方々のご冥福と家、財産を失った方々のご苦労をお見舞い申し上げます。新聞記事に、こんなニュースを見つけました。地震は、日本だけではなく、台湾東部沖を震源として、落石などかの地にも被害を与えたのでした。その落石で交通の要所にも当たる地で、橋が崩落したのです。橋がなければ、台北に向かう最短ルートは途切れてしまうのです。技術者たちが、復旧に、なにかの手段は無いかと頭を悩ませている時、付近に長さ10メートルほどの古い橋を見つけたのです。「これが使える!」この橋は日本植民地時代に作られた古い橋だったのです。今は利用されていない橋でしたが、補強工事によって、短期間で通行可能になったのです。もしこの橋が使えなかったら、10時間は遠回り...90年前の橋

  • 独りぼっちのオオカミ・・・折々のことば

    『オオカミらしくなくて、ほんとうによかった。みんなとちがうって、なんてすばらしいの』解説の鷲田清一氏の解説によれば、科学教育者の絵本「独りぼっちのオオカミ」にある言葉のようです。解説文は続きます。『取っ組みあいも猟ごっこもできず、群れに入れないオオカミの子は、早くオオカミらしくなりたかった。あるひ、見知らぬ生きものと出会う。その子が掌をオオカミの頭に乗せた。思いがけない対面。やがてオオカミとヒトは種を越え仲間になった』。多様性が大切なことと考える世の中になってきています。それを意識して書いた、絵本でしょうか。権力を持ったある人の言葉で、皆が同じになることを強制される世の中は御免だとえほんで何気なく教えるのでしょうか。偶然でしょうか、ほとんど同じ日の日経新聞「全面広告」のページにこんな目立つ広告がありました...独りぼっちのオオカミ・・・折々のことば

  • 青山ゆみこの言葉。土曜日に続いて

    『言葉になる前にすでにあった思いのようなもの。それに触れてくれるのはぼつぼつと語られる、自分ではない誰かの言葉』読み返してみても、能力が足りなくて言葉がくみ取れないのです。私にはむしろ、解説氏の鷲田清一氏の書き加えられた言葉の方が理解できました。『雑談のようなおしゃべりの機会に随分と救われた。自分では言葉に出来ないものをそのままそこに置けた。天秤は揺れることでバランスを保っている。人もまた、自分が揺れることを、否定的に考えなくてもいいんだと』たびたび、ブログに書いていますが、もう20年も越えるほど続けて、パソコン教室に通っています。古くに一緒に通った友人にたまに出会うとまだ通っているの?とあきれられることもあります。まさに青山氏のおっしゃる通り、パソコンの今日の課題以外のこと、また、全く関係ないおしゃべり...青山ゆみこの言葉。土曜日に続いて

  • やり直す と 立て直す

    今朝の「折々のことば」。人生を『やり直す』ことはできないが、生活は『立て直す』ことはできる。青山ゆみこ(フリーの編集者・ライター)鷲田清一氏は、解説文に青山氏の言葉を加えている。青山氏は急カーブで転倒して、長く心身の不調のどん底を這いまわった人ということです。それから、キックボクシングを始めた。少しずつ手抜きをすることを覚え、ゆっくりと回復していった。「身体が頭を諦めさせたのだ」という。この後、また不調に陥っても、きっと身体が教えてくれるだろう、と語る。人生の進む道、努力しても、元に帰って、やり直すことはできない。今まで暮らしてきた時代時代で、あなたはどの地点に帰りたいか、インタビュアーがよく尋ねる問ですね。帰れません!!そうか、今までの生活を良く顧みて、立て直すことはできるのだ。ブログにもう幾度も書いた...やり直すと立て直す

  • 祭りが消える

    昨日の朝日新聞のいわゆる三面記事に、「最後の?狐火」の見出しで京都・高台寺近辺の祭りが記事になっていいました。え?!最後?また伝統の祭りが消えるのか?寂しさに、小さな怒りにも似た感情を押さえて、目を通しました。日本古来の伝統のお祭りではありませんでした。20年ほど前に、観光客を呼び込む目的と、その方々を楽しませようとして始まったものらしい。伝統のものではないとはいえ、地域の人たちが力を合わせて盛り立ててきたお祭りには違いない。やめる理由は、ここも、ボランティアの高齢化が大きな壁のようです。東北地方、黒石寺の、裸まつりは、、あまりに激しい、男の祭りということで、作ったポスターの男性が、原始的で肉体を晒し過ぎていると、協力企業がポスター貼りに反対して、、その人気は逆に煽られて有名になりました。蘇民祭です。身を...祭りが消える

  • 物を捨てる際の心構え

    日経新聞の「春秋」にこんなことが書いてありました。(4月3日・朝刊)『片付けが不得手・自室も、職場の机の上も、混乱の極み。物を処分できない性分が大きい要因だと思う。「人生がときめく片付けの魔法」という、世界的ベストセラーがある。(近藤麻利絵著)。引き出して読んでみた。近藤氏によれば、物を捨てる際の心構えは「一気に、短期に、完璧に」だそうである。理想の暮しをイメージして一つ一つのものの役割を考える。そうすると散らかった状態には戻らない』春秋氏は、ここから発して、派閥の政治資金の話に移っていくのであるが、今日は片付けのここ迄をお借りしよう。そう。日々の暮らしに、必要か、不必要か、潔く一気に決めて、迷わず、未練心が出ないうちに短期に棄てしまう。やり始めたらここまで・・・と中途でやめず完璧に。だろうか。誰だったか...物を捨てる際の心構え

  • オオカミ少年にならないように・・・四兄の思い出

    めずらしく、2度寝をしてしまい、10分ほどで8時になるという時間に目覚めました。遅い朝食を食べながら、いつものように点けっぱなしのワイドショーを見るともなく見ていました。キャスターが、「え?!どうしたの、なにかニュースがはいったの?」と慌てた声を伝えていました。台湾近くで、津波のおそれもあるという大きな地震が起きたと言います。緊急速報・注意報に切り替えられました。津波も特に悪影響は無く、実害はなかったようです。緊急速報が、注意報に替わった時、私の目は、沖縄の高台でほっとした顔の人々を見ました。ドキンとして、高台まで走った人々にはお叱りを受けるかもしれませんが、こうした心配が、空振りに終わってしまうことは、良いことなんだけれど、それを繰り返しているうちに「オオカミ少年にならないかしら、真剣な訓練と思って、よ...オオカミ少年にならないように・・・四兄の思い出

  • 4月のマイカレンダー お見せいたします

    はや、4月に突入です。1年12か月、もう4分の1終わったことになります。年より臭く、痛いの痒いの言っている間に月日は経ちます。昨年末いろいろ工夫して作ったマイカレンダー、もうすこし長く飾っておきたいと思うほどあっという間にめくる月初めがやって来ます、4月は、写真は、いつもの写真家、伊藤信男さんの作品を使わせていただきました。この度は、写真をきちんと並べる技法をを学びながらの作成でした。印刷は、専門の業者に出します。「A3伸び」という大きさでお願いするものですからこのくらい並べても結構大きく画像が配置できますが、その同じものを使って「2L」の卓上カレンダーにすると伊藤さんん折角の写真が、よく見えなくなります。残念ですが、虫眼鏡を使ってでもご覧になってください。4月のマイカレンダーお見せいたします

  • 言葉の音・言葉の響き

    今年の桜は早いぞ、3月中に散るかもしれない、などとそのつもりでいました。ところが、いつまでも居座る寒さ、桜は開き始めた蕾を固く閉じてしまうし、人間様は、冬物の選択をためらって、落ち着かなかった。昨日、急に春の女神さまが目を覚ましたか、28度も越える気温院りました。水着で海遊びをする子供たち。この気候の変化が、老いの進んだおせっちゃんには重荷です。昨日は、どうせまだ満開にはまだ遠いからと、花みにもいかず、引っ込んでいました。今朝新聞を取りに出てみてびっくり、我が家の楓が赤ちゃんのおててにも似た初々しさでかなり大きく緑で枝w包んでいました。生まれた赤ちゃんの名前を考える時、発音を重視して決められた、若い高校教師の話を先日書きました。3月23日の天声人語には、言葉の音・響きを主題に人語氏が書いていました。「春」...言葉の音・言葉の響き

  • 紅麹サプリメント と 私の場合

    初めにお断りしておきますが、今から書くことは全く的外れのことの方が大きいと思われる、おせっちゃんの勝手な思い込みです。すでにブログにも簡単に書きましたが、先月半ばだったか体調を崩して、掛かりつけのH医者に駆け込んだりしたことがありました。2・3日前からニュースで紅麹を使ったサプリメントが原因で、腎臓を悪くして、死者が出たり、多くの入院患者が出たりして問題になっていますね。ワイドショーなどでそれに対する専門医などが解説をしているのを聞きました。え?!これ、症状がおせっちゃんの不調とそっくりではないの?使っている生協の配達品の中に問題の紅麹を使ったものもあって、回収しているとも言っています。画面に出た商品は、私は食べていませんが、・・もしかして、他のもので、紅麹が使われているものもあったりしないか??私は持病...紅麹サプリメントと私の場合

  • 詩人になる時

    今日も「折々のことば」。2月4日、ずいぶん前の言葉です。そうだなと肯いて、いつか紹介しようと思いながらしないままになっていました。『人生の中で/誰もが一度だけ詩人になると/聞いたことがあった/生まれてくるこどもの名前を考えるときである』文筆家平川克美「隣町珈琲」店主解説者の鷲田清一氏は続いてコンな文を取り上げている。「今まさに生まれ出ようとしているものに、幸あれと祈りつつ名を与える。それこそ詩の本質ではないか」と。テレビニュース、新聞紙上、様々な方の名前にお目にかかる。中で、不幸にも人の道を踏み外した人の名前を見る時、悲しくなる。あなたに名前を付けたご両親。どれだけ考えて、どれだけの親の愛をこめて、あなたの歩む道が幸せであるように祈り、これぞ…とお決めになったに違いない、名前なんだよ。こんなことで人々の目...詩人になる時

  • さくらはまだかいな

    予報どおりお日様は顔を出さないらしい。少し早起きして、ごみを捨てに門を出るが、おやみなく小雨が降っていました。今日は夫がリハビリに行く日、お迎えの車に他の人を待たせないように、ちゃんと時間通り送り出すのに神経を使う。疲れる。やっと送り出して、一寸テレビ。大谷さんと桜標準木の咲き具合とが大問題。「世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけからまし」と詠んだ人の心が分かるような気がします。今年は、暖冬、暖冬と言われ、桜は一段と早く咲くだろうと予想されていました。ところが冬に逆戻りの日々が多く、開花宣言は3度4度先延ばしになっています。「焦らなくても咲きますよ、これで普通の年に近づいたのよ。私達が子どものころ、桜は4月、入学式を飾る花と決まっていたじゃあないの。これでもまだ早すぎるくらい」わざと落ち着き払って自...さくらはまだかいな

  • 半分眉毛と父の思い出

    今朝、朝仕事を終えて遅い化粧をしていて気がつきました。先日のリフォームで洗面台を取り換えましたので家じゅうで一番きれいな場所です。ピカピカの鏡に映ったのは、リフォーム不可能のしわシミ婆さんですが。つくづく見ていて気がつきました。私独特の半分眉毛です。姉・妹と3人姉妹、(兄が5人いますが)揃って母から貰った半分眉毛です。それぞれが独特の形をしていますが、とにかく化粧の私は黛で書き加えるのですが、左右うまく描けた例がありません。ああ、今日は眉毛の形を書くつもりではありませんでした。不揃いの眉毛の中に、左右一本づつ、それもデザインしたように右は白髪、左は黒い毛がピロンと長く生えて(育って)るのを見つけたのです。オヤオヤ、お父ちゃんの長生きの印の眉毛だよ~。もうかなり長生きしていると思うけど・・・鏡に向かって無言...半分眉毛と父の思い出

  • マルハラ??

    ハラスメントを省略して、「ハラ」。セクハラ・パワハラなどという言葉が駆け巡っています。それはまあ、意味のある言葉として認めるとしても、最近言われ始めた・・・私が知らなかっただけかもしれませんが・・・「マルハラ」はどう考えてもおかしな屁理屈だと思います。文章の中に「。」を使うと、その文が威圧感を持ち、相手の人に不快な思いをさせるというのです。もうかなり前でしたが、「マルハラ」という言葉がこんな議論に盛んに言われるようになる前に、私が言われたことがありました。なんだか結婚式のお祝を送るときの文には、「。」はつけてはいけないのよね、というのでした。私はさっぱり意味が分からなくて黙って話題をそらしたことがあるのです。その時から、「。」は、意味もなく使用禁止の意味合いを持って語られていたのですね。そもそも「。」と「...マルハラ??

  • 菜の花とミツバチ・・・伊藤信男さんの写真

    マイカレンダー作成の時、写真を使わせていただく伊藤信男さんの最近の写真です。彼は自分を自然写真家と名乗って花や動物を撮るのがお好きです。少しお年を召され、大きなカメラを持って歩くのが苦になってと作品の数は減っているようですが、これと思ういい写真ができた時は、焼いて我が家の郵便受けに入れてくださるのです。花動物専門家と思ったら、近頃、電車が面白くなってと、「撮り鉄」よろしく頑張ってもいらっしゃいます。短いメモが一緒に入っていました。公園の隣に都会には珍しく、かなり広い畑が残っています。そこにわずかですが、菜の花が咲いていて、温かさに恵まれた日(3月15日)ミツバチが蜜をあさっていたのだそうです。桜の花の開花宣言、このところの寒さに遅れるようですが、もう咲くでしょう。桜と一緒に菜の花の花見もなさって下さいませ...菜の花とミツバチ・・・伊藤信男さんの写真

  • 僕を導いた言葉・・・清塚 信哉

    家にいる時は「徹子の部屋」は必ずと言っていいほど見ます。いろいろな人生を歩んだ人が呼ばれて出演します。それぞれが聞く価値のある人生修行者で、教えられます。2・3日前、出演者はピアノ演奏家の清塚信也さんでした。お母様の勧めでピアノを習いだしたようですが、それはそれは厳しい母親であったようです。子供の健康を心配するより「倒れるまで寝るな倒れるまで練習せよ」という母だったとのことです。氏には二人のお子さんがいらっしゃるようですが、二人にはピアノはやらせていない、あれだけ厳しい練習をしなければならないものを、子どもにやれとは言いたくないと。そうなんですよね。一流のプロになる人はみな、こんな思いを乗り越えられた人なんですよね、と思うことでした。歩んだ道で、ありがたい人だった、あの人のおかげでここまで来られたと思う人...僕を導いた言葉・・・清塚信哉

  • 仲良く・・を壊すもの

    昨日、意味のない、やり取りこそ、という伊藤雄馬さんの言葉を借りてブログを書きました。私も確かにこうした何気ない言葉がお付き合いの雑念を取り払って、ごく温かい仲間を作ると感じました。と同時に、こうした何気ない会話に含まれる温かさを、ある時から「プライバシー」という言葉が壊してしまっているのではないかと思っていることをかいておこうとおもいました。。★子供が初めてのお友だちを連れてきました。「あら、よく来てくれたわね。仲良くしてね」「はい」「お名前は?何丁目に住んでいるの?」「それはプライバシーにふれますから、言いたくありません」4年生の子供の答えですよ。びっくりしてしまいました。これは単なる子供のジョークでしょうか。それとも日頃から家族で決めていることなのでしょうか。ただびっくりしました。★町会を脱退したいと...仲良く・・を壊すもの

  • 仲が良くなる秘訣

    『人間は意味のないことをやり取りする時こそ、仲が良くなる』折々のことば・3月15日・伊藤雄馬・言語研究者(タイの少数民族の研究者)「どこいくの?」という挨拶は声を掛け合うこと自体に意味があって、正確な情報を求めているのではない。むしろ返答は「テキト―」な方がいいのであるという。解説者の鷲田清一氏は若い頃、こんな会話をしていたという。「どちらへ」「ちょっとそこまで」「はようおかえりやす」などと。本気で、どこに行くのか、、知ろうとするのではない。自分の行き先をまともに答える必要性は無いと思っている。ただ朝、お互い元気に今日一日を進み始めたことを納得するのでしょう。(おせっちゃん)何年前からのことでしょうか。こんな言葉を聞いてびっくりしたのは。お互いの無事を確かめ合う、軽い挨拶。それによって醸し出されるご近所様...仲が良くなる秘訣

  • 春2番?

    昨日の5月連休かと思われるほどの温かさを感じた身には、寒い!冬に逆戻りと思ってしまう今日の気温です。いえ、気温はさして低くは無いのですが、北からの風がなんとも荒々しく感じられます。「春2番?」。言葉は面白いものですね。春一番はいかにも冬を乗り越えて、まちに待ってた春を迎えた喜びにふさわしい言葉と思うのだけれど、春2番は確かに1に次ぐ言葉だとは思うけれど、少しも美しくもないし、可愛くもないし。やっぱり「1」でなければと思うのです。この季節になると父を思い浮かべます。幼い私とらい太にいい聞かせるのです。「さむうなったり、あつうなったり。冬の神様と春の神様とが綱引きをしちょってんよ。三寒四温ともいうて、春先にはあっちが勝ったりこっちが勝ったり、定まらんからのう。春風邪をひかんようにせんと」。風邪をことさら恐れる...春2番?

  • 青竹踏み

    もう6年ばかりの月日が経ちましたが、救急車で搬送されたことがありました。脊柱圧迫骨折でした。5週間入院をし、痛みが全く取れていないのに、ここは救急病院で、急患のためにベッドを空けなければならない、退院せよと追い出されてしまったのでした。それからの紆余曲折はすでにあちこちに書きました。今は、公園で出会ったワンちゃんママが紹介してくださった理学療法士の保険外のマッサージに頼っています。その若い療法士さんが、なかなか優秀で、こちらの質問にもよく答えてくださるし、マッサージをしながら得た、私の身体が発する信号を良く読み取り、合った体操を指導してくださるのです。最近の先生のお考えおせっちゃん、ぼくは医者ではないから診断はできませんが、考えていることを話しますね。今までの医者から、狭窄があって、それが神経に障るからと...青竹踏み

  • 歳月が磨く

    昨日は木曜日、週1回のパソコン教室の日でした。もう20年近く通い続けた4名のクラスです。もう何度か書きましたけれど、授業は勿論ですが、合間の質問から始まるあれこれのおしゃべりが無駄なようで、そうではなく、時に授業より老いの道に差し掛かったおばさん(お婆さん?)の宝物になっているのです。昨日は、音楽コンサートのことから始まって、ドラマや、映画、新旧の俳優さんの動向など、話に花が咲きました。切っ掛けになった映画の題名も、俳優さんも、私は知らない方でしたが、こんな言葉が盛り上がりをより強くしました。「○○は、ずいぶん歳をとったけれど、私、今の顔の方が好きだわ」「そう。歳月が磨いたのよね」「確かに、真剣に生きた人は顔のしわ一本にも味があり、深みを感じさせ、人に対する温かみを増し、言うに言われぬ魅力をつけていくのよ...歳月が磨く

  • 指も旨い

    『そして、気づいた。指も旨い。』・・・阿部了・・・折々のことば2月3日おにぎりを食べながら、指についたご飯粒を食べる。あの感じだ、と。カメラマンの阿部了はインドに渡った。ある家庭で弁当の御裾分けに預かった。彼らは指で味わう。『箸は使わず手で、指で口に運んでいたのだろう。他人に作ってもらったという思いをありがたく思ったのだろう‥・おせっちゃん)弁当箱を開けた途端、今日はは誰が作ったのかが分かるのだという。それがお昼の楽しみなのだろう。私は、料理が苦手な人間です。料理らしい料理を、母からあまり習っていない。戦後の食糧のない時代に重なるから、ちゃんとしたものは手掛けていないのだと思います。だから思い違えたまま、下手な料理をそのままわが家の食事にしたのだと思います。まずお結び。同様に、「ぎゅっころぎゅっころぎゅっ...指も旨い

  • むくみ腸

    皆さん、「むくみ腸」という病名をお聞きになったこと、おありですか。どんな症状の病気かご存じですか私はつい先日、見るともなく見ていたテレビで初めて聞きました。気象の変化が病を引き起こすことがあると、昨年くらいからでしょうか、「気象病」とか「お天気病」とか呼ばれるようになってきていますね。その日のお医者様はこの病気の専門家でいらっしゃるようでした。もう時間切れという時、もう一つ是非話しておきたいと、早口で話されました。「温度差、気圧差が、自律神経を狂わせ、それが原因で体調を崩す方が多いとお話しましたが、それ以外にもむくみ腸と呼ばれる不調があります。夜と昼の温度差が大きいとよく発症すると言われますが、腸の不調を引き起こすのです。水分を腸に近い下腹にため込むのです」と。わたしは、「これだ!!」と思いました。脊柱圧...むくみ腸

  • 中身より箱

    おなじみの「折々のことば」(3月2日にあった言葉。)『贈られる物は中身でなく、その箱であるかのようだ』。ロラン・バルト・・・フランスの批評家鷲田清一氏の解説によると日本を訪ねた時、人々の贈答行為、特にその包装に印象を受けたのだと言います。木や紙や紐などからなり、折り目結び目もつけられて包装じつぃが一つの品になっているささやかな中身とは不釣り合いな外装の重ね。中身にふれる楽しみのときをひきのばしつつ、世の秩序を暗に支える。私が思うに、解説の2行は、水引、熨斗、キチンと角々を合わせた美しい包み紙、そしてそれを見事に手際よく一つの美術品の様にしてしまう日本人の繊細さなどに感心したのだと思いました。子供Maが社会人1年生、Kが大学4年生の夏休み、アメリカの女子高校生を10日ばかりホームステイしたことがありました。...中身より箱

  • エイゴンことわざ

    冬休みを長く取ったり、我が家のリフォームで休まざるをえなかったり。ブログを休んでいるうちにも、日にちはどんどん「お先に」と行ってしまいました。「折々のことば」も、古くなっています。2月24日に載ったのは、私の苦手な英語の言葉です。解説の言葉が、私の思っていることと同じだと切り抜いたようです。ご紹介します。『Emptyvesselsmakethemostsound』「空の入れ物が一番大きな音を立てる」。「空樽は音が高い」。頭が空っぽの奴ほどがなり立てる。良く知りもしないことを自慢げに話す。思慮ある人は穏やかに語る。話しかける相手への敬意がある。何をどこまで言えるか常に吟味している。ここまで読んで、悲しいかな、NHKの国会中継を思い描いてしまった。声を荒げて、相手の弱点を突きつける。もっと静かに話し合えないも...エイゴンことわざ

  • 子供の金銭感覚 3

    Kが中学生の時です。私共は夫の転勤で北九州市小倉に越していました。わが家は単身赴任は考えず、家族が揃って引っ越したのです。運動会が行われました。カメラを持った父兄が、考えもなく、写真を撮りまくる弊害をなくするためでしょうか、写真屋を入れて撮ってもらい、後に掲示して、それを見てほしい写真に代金を添えて頼む方式になっていました。写真申し込みの日を前に、Kも幾枚か希望を出したいようでした。自分の部屋に籠ってごそごそやっていました。しばらくして、しょんぼりと部屋から出てきました。見ると目が潤んでいます。どうしたのかと思っていると「これだけはぜひ欲しいのだけれど、お小遣い足りないの」というのです。はあ?泣くことかいな。あなたは無駄遣いもしないようだし、もともと大した金額をあげてるわけでもないし、どうしてもいるものな...子供の金銭感覚3

  • 子供の金銭感覚 2

    昨日に続いて我が家の話を書いてみます。Kが小学3年生の頃だったと思います。お友だちとのお付き合いも広がってきたのでしょうか、「お小遣いが欲しい」といい始めました。PTAで知り合ったママたちと話しでも、そろそろ責任をもって自分で使うお金を持たせてもいいかなと思いました。ママたちの話を聞いてみると、「100円×学年」が目安のようでした。子どもたちと、話し合ってその標準の額を渡すことにしました。あげたからには、これはあなた方の自由になるお金です。でも、無駄遣いはしないように、お父さんが毎日働いてもらってくるお金です。お金を手に入れるということは難しいことなのですよ~」と言い聞かせました。あなたのものですから、お母さんがいうことを守れとは言いませんが、お友だちも大抵の人がこう言い聞かされていると思います。お小遣い...子供の金銭感覚2

  • 子供の金銭感覚

    びっくりするというより、あきれてしまったというか、表現する言葉を失ってしまいました。中学生が、90万を超える額のお金をやり取りしていたと。時の流れの中で、もはやおとぎ話に属するかもしれませんが、我が家の・・おせっちゃんが子どものころのこと、わが子に私たち夫婦が教えたこと、などを書いてみようと思います。すでにブログで細切れに書いたことはあったかと思いますが。日本の敗戦の昭和20年は国民学校1年生の夏休みでした。今の時代に生きる人たちには想像もできない、貧しい日本の戦後でした。父は軍人でしたから、敗戦の日からは、追放され、職業も奪われ、小さい地主として、コメは小作の人が納めてくれていた生活は、農地改革で取り上げられたのです。8人の子供と父母・10人が食べるものも不自由する状態に激変したのです。というと、まこと...子供の金銭感覚

  • 国会議員の不倫騒動

    ウトウトしていた夫が目が覚めたとみえ、テレビをつけた。午後のワイドショウが写った。白熱した(??)嫌に興奮した国会中継か、と思ったら、不倫騒動を週刊誌にすっぱ抜かれた女性議員のお詫び会見らしい。こんな時の御手本のようなありきたりの朗読、そして、涙涙である。くだらない!!ワイドショーもワイドショー、コメンテーターも巻き込んでの自分はこんな愚かなことはしないとばかり、躓いた同じ女性をここぞとばかり批判する。国会の審議はどうなったのだろう。それにしても芸能人の同様の不倫騒動の時も同じ考えに怒りを覚えるのだが、不倫は法的な罪ではない。公共の電波を使って、大事と思われる国会審議もそっちのけに報道する価値があるのだろうか。個人として、行動を誤っていたと思えば、速やかに辞職するべきだし、これを機会に大いに反省して一皮む...国会議員の不倫騒動

  • 本人でなければ・・・

    先日来,取り掛かっていた我が家のリフォーム、家全体の半分ほどだけれども、不満なところが見事に治りました。小さなことでもご不満なところは遠慮なくおっしゃってください。と親切。カーテンやさんも橋渡ししてくれるようです。先週請求書が届きました。見積もりを取っていますので、大体の費用は分かっていました。昨日やってきたむすこKと私どもと、三者会談、円満に支払いを決めました三人の支払額を取りまとめ、最終的にはKが業者に振り込むという手順も決めました。ごく普通に暮らしている私にとっては、かなり大金です。夫と私分を、纏めてKの口座に振り込むという作業なのですが、やりつけないこと、オタオタ。夫は今は、ほとんど外出もしない、出来ない老人です。お金は当座のものはM銀行にあるようです。私はへそくりを郵便局(というのも可笑しいので...本人でなければ・・・

  • ビ昼

    週末です。何かしゃきっとした文章で締めたいのですが、テーマが尽きてきました。お助けのように日経新聞の広告欄に面白い言葉を見つけました。今日はそれでご勘弁。今日はではないだろう、いつものこと!!とヤジラレそうですげが。広告にとった紙面の一番下に小さく「KADOKAWA」とありますので、本の広告だと思います。下は横書きですが、実物は縦書きです。●生ビ昼●昼ハイ●芋焼昼昼と酒、実は相性が良い。朝ご飯が終わって、そのまま食卓で新聞を読んでいた夫が「生ビ昼」を指して「これ読める?」と訊く。はいはい、あなたには一番大事なものでしょう。読めないなんて・・・。「生ビール」でしょう。「チュウハイ」「イモ焼酎」。ああそうか、上手いこと当てるねえ。こうしたダジャレの言葉遊び、私は慣れています。学生時代のボーイフレンド・今ではじ...ビ昼

  • 3月のマイカレンダーお見せいたします

    うかうかしているうちに今日から3月です。歳とともに、ますます日々の過ぎ去るスピードは速くなるようです。1年の6分の1が過ぎたことですからね。3月の今日、昨年末に作ったマイカレンダーをお見せいたします。お雛様は、もう4半世紀は前のことでしょうが、昨年末亡くなった次兄の妻(義姉)とらい太と三人で長野の小布施に雛祭りを観に行ったことがありました。商人でありながら、お殿様も自宅へ招くほどの力を持った旧家の雛飾りは見事なものでした。飾り付けるのに1週間、片付けるのには3週間はかかるという大きなりっぱな雛飾りでした。写真は禁止でしたから、この享保雛は頂いたパンフレットをスキャンしたものだったと思います。小布施は北斎が晩年住んだこともある街で、作品も楽しく感激しながら楽しんだことでした。楽しんでいただければ幸いです。3月のマイカレンダーお見せいたします

  • ドラえもん

    ブログを休んでいる時のある日、「今日はやけにドラえもん関係の記事が多いなと感じた日がありました。我が夫婦が漫画に興味を持つ頃は子どもの親にとっては漫画は本の中で一段劣ったもので、子どもには与えるべきではないという意識があったような気がします。経済的にも余裕のないわが家でしたから、漫画を買うということはなく、従って私より年上の兄たちが残していった漫画というものもありませんでした。だから、子供を通じてドラえもんが我が家を訪問してくれたのが、我が家の漫画事始めだったかもしれません。わが家で漫画が話題に上る時、決まって登場する一つ話がありました。母の実家の従兄たち、その母親の会話です。漫画に夢中の従兄たちを叱って伯母が注意していた時のことです。やめさせようと説教をしていた伯母が、教育のためにもと少し読んでみたのだ...ドラえもん

  • こんなこともありました

    リフォームをしている間に、こんな事件(?)がありました。時々このブログに登場してくる、妹・らい太の長男はアメリカ・カルフォルニアに暮らしています。向こうで生まれ育った二人の子供(らい太からは孫)は、日本語より英語の方が得意な子どもに育っているようです。毎年お正月には、家族の写真に、その暮らしぶり、成長ぶりなどを詳しく手紙にして年賀状として送ってくれます。それに対して、私は自作の年賀はがきに一筆添えて送ることにしています。アメリカ式の宛名書きもたどたどの私ですが、今まで日本の年賀はがきに、少々運賃の切手を貼り足してポストに入れるとちゃんと届いたようでした。それが・・・2月も半ばだったでしょうか、我が家の郵便受けに見覚えのある自分の賀状が舞い戻ってきていました。あれ・れ・れ・・・よく見ると当て先の住所の上に下...こんなこともありました

  • こんな言葉も聞きました

    休んでいる間のテレビから、こんな考え方を聴きました。堺正章さんの言葉です。物の置き場も生活場所もがらりと様変わりしてしまった家で、職人さんが2時間ほどはここは通れませんよ~、と声を掛けてくるという生活が続きました。ちょうど、気温の変化の激しい時で、私の気象病はかなり重体です。でも、倒れるわけにはいきません。頑張りました。職人さんが引き揚げたのち、夕ご飯をしたくし、その片付けをしたら、欲も得も無く転寝に落ち込む日々でした。10時を回った頃に、ふっと目が覚めます。テレビはつけっぱなしで、夫も寝込んでしまっています。オヤオヤと消そうとすると、画面には堺正章さんが出ていました。同じバラエティには、何とか坂の女の子たちが出演です。女の子グループのトップの子でしょうか、堺さんに教えを乞うています。「この生き残りの厳し...こんな言葉も聞きました

  • 思わず長くサボってしまいました。

    今日からまたぼつぼつ始めたいと思います。お見捨てなく、よろしくお願いいたします。まず小手調べに、日曜日、日経新聞の広告欄で見つけた言葉のご紹介から始めます。相も変わらず、他人の何とかで・・・ですが、お許しください。『何をやってもうまくいかないと感じた時には、思い出そう。飛行機は追い風ではなく、向かい風によって離陸することを。』ヘンリー・フォード・・・フォードモーター・カンパニーの創設者の言葉だそうです。彼は、デトロイトで失読症、失敗、破産、と戦いながら、自分の道を突き進んだ人だったようです。ちなみに、今、失読症をネットで調べました。ご参考までに記します。「学習障害のひとつで、会話能力にも問題はなく、眼にも異常がないにも関わらず、文字の読み書きや文章を読むのに困難を抱える読字障害。脳が言語を処理できないこと...思わず長くサボってしまいました。

  • しばらくブログお休みします

    住んでいる家をリフォームすることにしました。いえいえ、横文字で言うほどのことではありません。ほんの修理です。子供たちが大学受験の頃、夫は転勤先の北九州小倉から東京に転勤しました。舅から受けついだ土地を兄弟で分け合てそれぞれが家を建てたのです。それから、40年が経ったのです。新築の家に暮らし始めたという意識は変わらず、生きているうちに家のことで悩むことは無いと思っていましたが、月日はどんどんたつのですね。住人が年寄りになるのと同時に、家も古くなります。あちこちガタが目立ちます。我慢するだけでは切り抜けられないようなのです。どうしようもないところだけ手を入れてみようということになったのです。いろいろ問題はありましたが、とにかく最小限のリフォームをすることになったのです。期間中、どこかアパートでも借りてという方...しばらくブログお休みします

  • 節分にはクジラ肉

    昨日、今年ももう1か月が過ぎたと恐れいってしまいましたが、そこからまた日にちは過ぎ、明日は節分、明後日は立春です。昨夜から、急に寒波がやって来てしまいましたが、春も目の前です。この寒波も長続きはしないで、また暖冬傾向に推移すると言っております。梅は咲いたが、桜はまだかいな、待ち遠しいことです。今朝のニュースショーでは、各地の節分の様子を取り上げていました。中に、山口からの中継もありました。それを見て、私の古い節分風景の記憶は間違ってはいなかった、確かな記憶だったのだと今では遠くなった故郷を懐かしく思いかえしたことでした。ふるさと山口では、(我が家では)ヒイラギの葉を飾りつけたり、鰯の頭を魔除けに飾り付けたりはしませんでした。今朝の番組で、山口では、何を食べるでしょう。お分かりですか?と質問していました。ゲ...節分にはクジラ肉

  • マイカレンダー(2月)お見せいたします。

    ああ、もう2月?!2024年ももう1か月過ぎたのですね。歳末のあわただしさ、やはり嬉しかった古くからの友人知人の年賀状、ゆっくりぼんやり、でも興奮して見た箱根マラソン。石川を中心とした大地震、日航機の炎上、いっぱいいっぱい詰まった一か月が飛ぶように過ぎたのですね。怖いくらいのスピードで。暖冬です。時に、大寒波が襲来、そして再び平均気温より随分暖かい日が。。。東京の晴れた日が、なにか、北陸の方々に申し訳なく思えるのです。近くの公園では、もう梅が見頃です。せたがや梅まつり、いつもより早く咲き誇って、祭の間保ちますか?去年の年末、パソコン教室で、頑張ってデザインしたカレンダーがを、一枚めくりました。作者を知りませんが、錦絵だと思います。日経新聞金曜日(いや、土曜日かな?)のおまけ紙面に載っていた梅です。使わせて...マイカレンダー(2月)お見せいたします。

  • 持って生まれたものか、教育か

    先日(1月26日だったかな?)パソコン教室の休憩時間のおしゃべり会で、こんなことが話題にありました。すでに私が筆頭の85歳、次が10歳若い方、また次は干支で数えるほど違った方々ですが・・・、皆すでに子育ては終わった年代なのです。それでもちょっとしたことで、子どもと意見が合わなかったり、孫の教育でお嫁さんと意見が合わなかったり、それなりに、波乱はあるようです。まあ、こんなことで、愚痴を言い合える仲間がいて、貶すまな板に載せる子・孫がいること、幸せなことです。とそんなことが切っ掛けで、子・孫育て、この歳になっても難しいと思うわね・・・から始まって話が続きました。「子供って、生まれて時、既に性格として生きていく道すっじを持っているのかしら?それとも導けば変わるものかしら?」と疑問を投げかけた人がいました。少なく...持って生まれたものか、教育か

  • Miちゃんを迎える日

    昨日、嫁ぐ前夜の豊かな幸せに感じ入った詩人の言葉を書きました。わが家にも、初々しい喜びを、はち切れそうな若さで伝えてくれた娘(息子の嫁になる人)が来てくれました。わが家は、娘Mと息子K、に恵まれていました。時はちょうど、皇室で、皇子お二人が結婚なさる、喜びに満ちた年のことでした。春のある夜、Kは、それからすぐに上司のお供でアメリカに出張することになっていましたがその出発までに、式を挙げておきたいというのです。この案にはまずMiちゃんのご両親が反対でした。大事な娘を嫁に出すのに、そんな慌ただしさは反対だ。、アメリカから帰ってにしなさい、ということのようでした。わが家は特に反対はしませんが、姉のMaがまだ一人でいます。「逆転の結婚ははやりだよ~」とKは言い、「Maもそんなのどっちでもいいよ~」とのんきでした。...Miちゃんを迎える日

  • 折々のことば・・・石垣りん

    昨年末、ブログ冬休み中の言葉。細やかな情緒など持ち合わせない私。日々単純に飯炊きババアをやっていると涙など縁なく暮らす日々です。そんな私が、この日の折々を読み終わったら、なぜか涙ぐんでいる自分を発見しました。今日は、そのままお伝えしたく、スキャンして載せます。この女性、明日お嫁に行く、ひかえめの女性の身体全体から立ち上る幸せ感を感じて、頼まれて襟足を剃る役を感謝して受け入れたのです。これ以上付け加える言葉がないほどその時間が私を包んできたのです。私が書くのは蛇足に過ぎませんが、この若い女性、もしかしたら、親御さんを早くに失い、質素な生活を、それでも力いっぱい誠実に生きてきた人だろう。真摯に歩む人は運が開ける。やはり生きることに真剣な誠実な青年に巡り合ったのだろう。特に派手な披露をする人もいない。ただ二人の...折々のことば・・・石垣りん

  • やって止めるか、止めて食べるか

    つい最近のことです。徹子の部屋に、ひと昔、ふた昔、今の若者から言わせると、昭和の人という人が再放送されていました。「入江たか子」という女優さんです。私が、文化から遠い、田舎で育ったからか、生活に余裕がなく、映画など見に行かなかったからか、近い時代を生きた人なのに、よく知らない女優さんでした。何でも高貴なお生まれの方のようですが、子供を抱えて苦労もなさった人のようです。仕事のためならと、少しも自分を卑下することなく、化け猫役もなさり、それを「苦労とは思わなかった」とおっしゃっていました今日の話に関係ありませんが、私が結婚して、今の場所に住み始めた時、最寄りの電車の駅の北側、小高いところに新しいお家が建っていました。線路が南側ですから、とても日当たりがよく、立派な家に見えました。夫が「化け猫役の入江たか子の家...やって止めるか、止めて食べるか

  • 折々のことば・・・松岡亮子(児童文学者)

    『心の中に、ひとたびサンタクロースを住まわせた子は、心の中に、サンタクロースを収容する空間を作り上げている』・・・松岡亮子昨年末から長々とブログをさぼった時の「折々のことば」です。児童文学者はこんなことを言っていると、解説の鷲田清一氏は書いています。子どもたちにサンタクロースの話をするのは、「見えないものを信じる能力を養うためだと」。サンタの話を聞いた子供の中には、サンタがいなくなってもサンタのいた空間は残る。「不思議の住める」この空間は、「のちに一番崇高なものを宿すかもしれない」そんな心の場所なのだと。私が子どもだったころは、少なくとも私のふるさとの村ではクリスマスを祝い、心にサンタクロースを住まわせた子供も家族もいなかったと思う。でも、そんな不思議が住む心の場所はあったと思います。遠浅の澄み切った瀬戸...折々のことば・・・松岡亮子(児童文学者)

  • 折々のことば・・・横尾 忠則

    今冬一番の低温が攻め寄せるとの予報に恐れをなしていましたが、今朝も、それほどと思わずに生きながらえました。自分のことよりも、能登半島の方々の生活を思いやって、なにか自分が悪いことをしているような、申し訳なさを感じてしまいます。どうぞ、お身体にお気をつけて下さい。永らく、中高生の「私の折々のことば」をお借りして、ブログを続けましたが、今日は、朝日新聞朝刊一面の定位置から切り取ったものを載せます。美術家の、横尾忠則さんの言葉です。『健康でいたい、そのためには何をすればいいか、という課題は全てストレスになります。・・・健康を害しています』解説者・鷲田清一氏は、横尾さんの言葉を引用していらっしゃいます。おせっちゃんもそれをそのままご紹介します。歳がいくと、目はかすみ、耳は遠くなり、すぐに息が切れる。ハンディキャッ...折々のことば・・・横尾忠則

  • 私の折々のことば 5

    『お金よりも、見てほしいねん。いろいろな人に』・・・父の言葉・・・Z会賞の中学生原爆ドームと、広島平和記念資料館を見学した。資料館は中学生以下は無料だ。私は思わず「やすっ」と言ってしまった。その私に父が言った言葉。見学後戦争の恐ろしさに震え、頭から離れなかった。その時、父の言葉の意味がやっと分かった。わが家の話です。子供が高校生の時だったかな。沖縄に家族旅行をしました。観光に先立てて、平和を祈ることから始めようとの約束だった。戦火から身を隠した”がま”。子供と同じ年ほどの生徒たちの資料館、亡くなった子供の写真。子供たちの顔が変わっていった。食い入るように遺影を見ては、涙ぐんでいるようだった。母親が子どもに伝えておかなくてはいけないことをまず第一にしたこと、意義のある家族旅行だったと思いました。(おせっちゃ私の折々のことば5

  • 私の折々のことば 4

    『理由は無いよ、したいだけ』・・・人生を変えてくれた親友・・・朝日中高生新聞賞中学部門小学4年生の時、髪を茶色に染めた自由奔放な女の子に出会った。染めた理由を訊いたらこの言葉が返ってきた。したいことを言いだせない私にはまぶしかった。今私は、リレーのアンカーや、クラスの代表など、したいことができるようになっている。彼女は、今、私の大親友だ。おせっちゃん婆さんがそんな時代、生徒手帳というものがあり、校内郊外での行動が事細かに規制されていました。よく言われることですが、野球部の部員は、丸坊主でなければいけない、というのだった。長髪なんぞ、たるんどる!という精神論でした。女の子は、セーラー服のスカート丈が膝上(下)何センチでなければならない。前髪は、眉毛にかかってはいけない、などなど、事細かに決められていました。...私の折々のことば4

  • 孫・H君に教えられた

    時々このブログに登場する、孫H君が昨日来ていました。彼は、老いたじいじばあばの様子を見るためか、それとも上昇しているホテル代を浮かせたいからか、少しの暇を見つけては、訪ねてくれます。昨日は、勤め先のお正月休みが取れたからと、来てくれたのでした。例によって、高いところの作業、重いもの、その他手伝うことあったらするよ~と言ってくれました。初めから、夕ご飯、何でもいいから食べさせてもらえると嬉しい、ということだったのです。夕方になりました。「今日、夜中の最終電車迄おらせてもらえるかな。最終で羽田に行き、明日の朝いちばんの早朝飛行で台湾に行ってくる」とのこと。一人旅行だとのこと。勿論いいよいいよということで、私には、サッカーの名解説者になってくれました。「台湾」ということで思い出して私の思い出話を始めました。舅が...孫・H君に教えられた

  • 私の折々のことばコンテスト 3

    『人生はアイスクリームのよう。急いでなめると頭が痛むよ』・・小学生時代の同級生・・栄光ゼミナール賞友人が詩に書いた言葉。人生急ぎ過ぎるとストレスがふえる。この言葉はより豊かな人生を楽しむための指針となっている。以来、人生のアイスクリームをゆっくり味わいながら進むように努力している。そうだね。あまりに先へ先へと急げば、途中の道端に、見逃すものも多いかもしれないね。余裕をもっていろいろなことを味わう余裕が必要かもしれないね。あなた方はまだお若い。広く、視野を広げる時間が必要なのでしょうね。でも婆さんはこんなことを思い出しました。「光陰矢の如し、月日は人を待たず」。何もできないうちに、日が暮れ、週が進み、月が走り去り、一年が過ぎてしまうのよ。思い残すことがないように、有意義に暮らすには、急がねばならないこともあ...私の折々のことばコンテスト3

  • 私の折々のことばコンテスト

    私がブログネタとして勝手に使わせてもらっている新聞記事に「折々のことば」・解説者鷲田清一さんという朝日新聞のコラム記事があります。人生いろんな道を究めていく人を中心に、その人の発した言葉を取り上げています。そのコラムにちなんで、この時期、中・高校生の心に響いた言葉のエピソードを作文にしたコンテストが行われているのです。1月5日の朝日新聞に、入賞者とその言葉が載せられていました。z世代とか名づけられて私共昭和世代とはかけ離れた考えもしばしばあり、びっくり婆さんになることも多いのですが、また同じ感動に嬉しくなることもあります。今日から、少しの間、入賞者の作文に触れてみたいと思います。ブログ記事の作文は、おせっちゃんが勝手に短く切り取ってしまったところもあります。お許しを。★最優秀賞・中学生部門『今日一番楽しか...私の折々のことばコンテスト

  • 伊集院 静さんの最期の言葉

    毎年成人の日にはサントリーが彼の詩(若者に与える詩)を大きく載せます。成人式を4回も迎えるほど生きた私にも、気合を入れてくださり、励ましてくださる詩で、ほとんど毎年、ブログに使わせていただいた。今年は、彼は亡き人の世界へ旅立っていた。この詩は、まだ生きていらっしゃる10月に自筆で書き置かれたものだそうです。彼は私の母校・山口県立防府高等学校の後輩です。一度もお会いしたこともない方だが、誇りに思っていた。サントリーが詩の終わりに、長年の功績を書いていた。若者たちの可能性を信じ、2000年から新成人に向けて厳しく、温かいエールを送り続けてくださった伊集院静さんへ心より感謝と敬意を表します。親愛なる伊集院静さんの残した言葉を大切にしながら歩み続けますとの言葉を添えた。誇り新成人おめでとう。今日から君は新しい道を...伊集院静さんの最期の言葉

  • 火起こし…原始人になれない

    新年を祝ったとばかり思っていたが、今日はもう1月の半ばです。なんとも駆け足の毎日です。私のふるさと語で言うと、1月15日は「どんど焼き」の日です。住んでいる東京では何というのでしょうか。お正月、年神さまをお迎えするために、飾り付けた正月の縁起物をしまい。松などは焚き上げて始末をするのです。わが家の属する町会はD八幡様が氏神様ですが、ここでは氏子たちのためのどんど焼きはしないようです。お隣の氏神様のH神社が「お焚き上げ」と表現して、15日10時からと案内をしていました。神様は、地図の線引きで差別はなさらないだろうと、我が家は住み始めてすぐから、このH神社に持って行くことにしています。昨年は15日が、確か大雪だったか冬の嵐だったか、出かけるのをあきらめたのでした。1年間、ビニール袋という仮住まいで、お過ごし願...火起こし…原始人になれない

  • 医者の言葉・・・阿川佐和子・徹子の部屋

    つい先日、阿川さんのことは「さ・し・す・せ・そ」で書きましたが、同じ出演で、もう一つ私の記憶に刻まれた言葉がありました。今週はこの言葉で笑って(もしかしたら寂しいことかもしれませんが)閉めましょう。佐和子さんの父上は猛烈な怒り爆発人物だったようです。父上亡き後、佐和子さんがその思い出話を書かれて、私も読んでブログに書きましたけれど、その爆発ぶりはなかなかのものでした。妻である佐和子さんの母上は、結婚してすぐ「お前は着物が似合う、というか、しか似合わない、俺の前では着物で過ごせ。洋服は許さん」と命じられ、佐和子さんの記憶では、守り通した人だったようです。93歳まで生きて、天寿を全うされたのだそうです。晩年は、認知症を患われ、佐和子さんは病院に付き添うことがあったようです。その病院での話です。医者は母上がその...医者の言葉・・・阿川佐和子・徹子の部屋

  • 「無茶苦茶」という言葉

    お正月(1月1日)、まだ、大事件は起こってなくて、のんびりと息子家族が来るのを待っていました。孫娘が結婚し、外地に暮らしていますので、お客は3人です。お屠蘇をいただき、私の手作りのお節と、お雑煮、で今年一年の無事を祈るのが決まりです。2日・3日は箱根マラソンをテレビで見るのが恒例です。今年は、まさかと思う青学の頑張りでした。区間賞を取った青年、記録を出した若人、誇らしげにインタビューに答えます。今年そこで、不思議なことに気がつきました。走る若人は、インタビューに答えるのに、「無茶苦茶」という言葉を使わないのです。これは、監督の指導でしょうか。なら、ますます尊敬しちゃう。今世の中は、無茶苦茶が無茶苦茶多いのです。普通の青年だけではありません。言葉で生きていると思われるアナウンサーまでが,無茶苦茶というという...「無茶苦茶」という言葉

  • ヨーデル話法・・・タモリさん

    年末最後の徹子の部屋はタモリと決まっています。彼にかかっては、真面目な話も、笑い話も、広い彼の知識に裏付けられながら、どこかすっとぼけた、思わず笑って許して、心が軽くなる話題になるのです。今回も、自分の売り出しの頃の話、物まね、声帯模写、真似て歌う楽しさ、30分、年末のせわしなさを忘れて笑いました。終わり近くになって、タモリは面白いことを言いました。「最近の若者の話し方に僕はヨーデル話法と名付けているのですよ。特に若い男性社員に多いような気がします」「顕著なのは、商品などの売り込みをする社員言葉です」「売り込むべき商品の性能の説明などで顕著です。ここぞという時、急に声が高くなり、早口になるのです。(ここで声帯模写)」「そこがヨーデルに似ていると思うのです。可笑しいほどみんなやるんですよ」ここから先は、おせ...ヨーデル話法・・・タモリさん

  • 相手を満足させる「さ・し・す・せ・そ」

    冬休み明けには、その間に得た知識で。「徹子の部屋」・・・阿川佐和子さんお二人、日頃から仲良しらしく、話が弾んでいました。阿川さんは、最近出版した、会話を盛り上げる方法を話していました。半分笑いながら、「殿方は、この、さしすせそで、相槌を打てば、大抵上機嫌になってくださるようですよ」とのこと。さ・・・さすがぁ!し・・・信じられな~い!!す・・・すばらしい!!せ・・・センスいい!!そ・・・そのとおり!!なるほど、まず相手をいい気分におだてるか。自分の話が尊敬されて、受け入れられたと思うと人は(男性は)、自分が偉くなったような気がして、話に弾みがついてくるか。会話がポンポンと弾むようになればしめたもの、インタビューは成功するのだろうか。なるほどなるほど。(おせっちゃん)相手を満足させる「さ・し・す・せ・そ」

  • 冬眠から覚めることにしました

    今日からまた少しずつ書いていこうと思います。よろしくお願いいたします。まず小手調べの小さな写真から。小さな小さな写真です。小さな画面に大きな大きな、物が入っています。ほとんどの日本人が、誇りをもっているものです。堂々と、冬の青空にどっかりと場所を占めています。そうです、富士山です。そうなんです。私が、ウオーキングをする世田谷区立羽根木公園からは、富士山が見えるのです。ふるさと山口県から、本籍も移して、世田谷区民として暮らし始めたのはコロナ前だったと思います。今でも、ふるさとは・・・と聞かれると、山口の風景と両親の顔が思い浮かぶのですが、もうそこには籍もありません。東京人になたのですね。ビルが、どこも高くなっています。富士山の見える場所がだんだん減ってしまっています。それでも2月には梅まつりで賑やかになる、...冬眠から覚めることにしました

  • 神様。お静まりを!

    新しい年を穏やかに迎えたと思っていたら、なんと大地震。神様、何をお怒りですか。お静まり下さい。北陸の方々に、正月早々に悲しみを背負わさないでください。関東に暮らす私も、心からお願いいたします。ご被害に会われました方々、寒さに加えての避難所暮らしなど、どうぞお大事になさってくださいませ。遅れながらも、新年のご挨拶をさせていただきます。こんな時ですが、年賀状らしき画像でご挨拶いたします。どうぞ今年もよろしくお願いいたします。そして、今年もマイカレンダーを月初めに見て頂きたく、載せます。朝焼けの富士に,手製の辰で、誤魔化しました。手抜きですね。お許しを。神様。お静まりを!

  • 冬休みにします。

    今年最後はきちんとまとめて、冬休みに入るつもりでした。出来るような気がしていました。いわゆる病気ではないのでしょうが、気力体力が無くなりました。気温の急激な変化、汗ばむほどの一日から、真冬の寒さ、お天気も急変、いわゆるお天気病・気象病の自立神経が暴れているのかもしれません。ばあさん、無理はやめようと弱気になりました。お許しください。昨日今年最後のパソコン教室に行き、仕上がったカレンダーを持って帰りました。おいおい月初めにお目にかけます。その1月のデザインで賀状は仕上げました。今日は朝から、昨日出来上がったA3の壁掛けカレンダーを流用して、2Lの卓上カレンダーを作り増し、学生時代からのボーイフレンド(じいじフレンド)に送ってやりましょう。年末の主婦仕事、最小限にカットすることにしました。年明け間もなく、家の...冬休みにします。

  • 美容師さんの災難

    やっと取れた美容院の予約、今日行ってきました。金曜日に、予約電話した時、断る口調が何だか変、と思ったのでしたが、マダムが災難に巻き込まれていたのでした。「火傷しちゃってね。今写真見せるわ」スマホの写真。右足の指の付け根が大きな水膨れ。半透明の凸凹の水膨れで、見るからに痛そう。「どうしたのよ、尋常ではないわね」「パーマのお客様に、サービスのコーヒーを入れていたの。ちょっとお客様の方に神経が行って、カップを外して熱湯をかけてしまったのよ」「それでどうしたの」「どうって、お客様はパーマが途中だし、火傷みたいだけど、ちょっと見には赤くなっているだけなのよ。やめるわけにはいかないわよ、痛みをこらえて続けました」「夕方、最後のお客様を済ませて、患部を見てびっくり。赤みが増し、腫れて来て、痛みは増すばかり」「それで」「...美容師さんの災難

  • 内耳を刺激‥・自律神経の調整・・効くかな?

    13日のブログにマッサージの先生から教えられた、耳たぶ刺激法を書きました。半信半疑ながら思い出すと耳たぶを引っ張ったりしていました。これは効いてる!!とまでは確信が持てませんが、昨日からの急激な温度下降、お天気の崩れにいつもほど害が出ていません。次に書くような影響はありましたが、いつもの悪影響とは違うようです。実は昨日は、とても忙しい日でした。急に寒くなったということで、まだ出していなかった冬物衣料を夏秋ものと交換したのです。夫と二人分、結構手間がかかりました。門前は、落葉に埋まっていました。わが家の楓の木の葉です。中腰で履く作業は、最後には涙が出そうになるほどに腰に来ました。午後、電車一駅離れた美容院が予約してありました。正月迎えに、パーマネントをかけてもらいに。引き続き、夫の薬のストックが無くなりかけ...内耳を刺激‥・自律神経の調整・・効くかな?

  • 週末を明るく

    木曜日のパソコン教室でカレンダーを仕上げ、今日は自分の力で年賀状作成をしました。途中でインクが切れて、渋谷まで往復という余分が入り、ブログ投稿がこんな時間になってしまいました。今夜から、宛名書きです。さてそんなわけでネタがない。どうしよう。夕食の片づけをして、ごみを捨てるのに、カラス対策で、古新聞に包んで捨てる約束になっていますのでやっていましたら目につきました。他人様のもので誤魔化しますが、お許しを。笑って今週を締めましょう。朝日新聞に、「いわせて、もらお」という、投書の笑い話のコーナーがあります。これが私は好きなのです。というわけで、下に2・3紹介します。★一字の違い・・・大学生の娘は最近、ダイエット目的でご飯を少なめにしている。「食べるのををがまんしていると『拒食症』になるよ」と注意したら「食品売り...週末を明るく

  • まだまだ余地があります

    先日来気に掛かりながら後回しにしていた仕事を、午前中やり終えました。「なにしたの?」声が聞こえるような気がします。そうです、台所の物入れの中の整理です。劣等生主婦が、年末いよいよ追い詰められたのです。台所に、半間の押し入れがあります。棚も何もないので、使い勝手は悪く、目につかないように不用品などを入れておく、劣等生がますます劣等婆さんになる原因の押し入れです。気になっている段ボール箱から取り掛かります。扉があるからいいようなものの、引っ越しに使った古い段ボールに、あふれんばかりのビニール袋です。どうしてこうなったのよ!!何年前だったでしょう?地球温暖化の原因になる、ビニール袋(代表的にはお店で入れてくれるレジ袋)を廃止しようというお達しが発せられました。主婦の大多数の人が「困ったな。ゴミ捨てはどうするのよ...まだまだ余地があります

  • 折々のことば・・・ソール・ライター

    めずらしく、英語の言葉のご紹介です。横文字に全く弱い私にも、どうにか読み取れる言葉でした。Aperson'sbacktellsmemorethanthefront.「人の背中は正面より多くのものを私に語ってくれる」と解説者の鷲田清一氏は約してくれています。また、ソール・ライター氏は米国の写真家だと。背中は自分では見ることができず、無防備に晒されるほかないもの。でも正面の顔だって実は同じだ。顔はよりによって自分だけが見ることができない。そんな顔から他人は情報をたっぷり得る。怖いこと。日本には、後ろ姿で教えるという考え方がある。私が親になって、自分の子供に対するころ、子育ての疲れで常にイラついて、叱ることが多い母親を演じてしまっていた。そんな時、先輩の親から、幾度も幾度も、「子供は見ているんだから」と何度も諭...折々のことば・・・ソール・ライター

  • お天気病・気象病に対して・・・効くかな?

    圧迫骨折の尻尾がなかなか退治できないで苦しんでいることはあちこちに書いたりしています。もはや痛みやむくみ、だるさ、ひいては眩暈など、本当に原因が圧迫骨折なのかも定かには分からなくなっています。どうも、痛み止めの薬がその原因になっているような気もするし、見てくれていた整形医は、高齢でご自分が倒れられたり、リハビリの若者は退職してしまうしで、通院をやめてしまいました。薬も思い切って内科医でもらう降圧剤のみを飲むまでに減らしました。その代りに、公園でワンちゃんを通じて知り合った方の推薦で、マッサージ師にかかり始めたことはすでに話しましたね。新しく掛かり始めたKマッサージ先生は、2週間に一度行き、その2週間の様子を話し、気になる症状に効く治療を受け、次の2週間、自分で体操をするように習って帰るペースです。K氏は薬...お天気病・気象病に対して・・・効くかな?

  • 新刊本の広告から・・運命に従え

    わが家では夫が現役のころの必需品だった日経新聞をそのまま取っています。老化の進んだ夫は、それでも朝食時に食べながら目を通します。人間の習慣というものはなかなか変わらないものですね。私はほとんど読みません。読むとしても、主婦向けの投書とか、有名人のエッセイとか、そんなものです。日曜日朝刊は朝日新聞を読んだ後、昼食づくりまでに少し時間が空きました。そこで日経をめくったのです。先に述べたように主婦感覚での目です。新刊本の大きな広告が目に飛び込みました。「厨房の哲学者」。その横に、私の頭にも入ってくる強い言葉。でも、私は本文を読んだわけではありません。ただ、広告の大きな文字が目に入っただけです。それでもなんだかメモしたくなったのです。切り取りました。そして今、ブログ記事として書いておくのです。もしお目にとまって、...新刊本の広告から・・運命に従え

  • コロナワクチン(7回目)接種ご報告

    9月のことだったでしょうか、異常な暑さに加えて、収まったかに思えたコロナがあちこちで少しずつ、再び三度・・・8波と言っていましたっけ・・・勢力を伸ばし始めた恐れが伝えられていました。ワクチンの追加接種、少し間に合いかねているのではないかと、心配事が一つ増えたような気がしていました。世田谷区からは、予約受付の報せが来ました。それを受け取った時には、まだ蔓延の方角への勢力はそれほどではなく、6回目をやったのは7月だったと思うよ、ちょっと早すぎるのではないか、少し様子を見ようと思ったことでした。かかりつけの医者にも相談しました。そうだねえ、もう少し間を開けたほうがいいかもしれないね。うちでも接種を引き受けることになっているけれど、まだ詳しい予定は言ってきていないよ。とのこと。足弱の夫を連れていくのは難しいし、先...コロナワクチン(7回目)接種ご報告

  • 高年齢化⇒伝統の祭りが消える

    午前中リハビリに出かけた夫を待ちながら、テレビの大下容子ワイドスクランブルを見ていました。千年の伝統を持つ地域の祭りが来年の祭りで終止符を打つという話題が取り上げられました。岩手県、大石市の「蘇民祭」です。何年前でしょうか、その祭のポスターに地元の青年が、締め込み姿・胸毛強力・顔鬚だらけ・激しい行事参加に大声を出しているのであろう口。それはそれは迫力満点、野性を取り戻したような男の姿が吠えているポスターでした。この迫力と野生が、あまりに激しすぎる、不快な感情を持つ人もいるのではないかと問題になり、駅に掲示するのを拒まれたことで、賛否両論全国区で有名になった祭でした。それから時は流れ(1000年に比べれば短い時ですが)、日本はますます老齢化が進んできました。地方の農村では若者が少なく、高齢者社会にますます進...高年齢化⇒伝統の祭りが消える

  • 折々のことば・・・横尾忠則

    昨日(12月5日)の「折々」は面白く読めました。老人の健康の秘訣というか、開き直りというか。『健康でいたい。そのために何をすればいいか、という課題は全てストレスになります。ーーー健康を害しています』横尾忠則歳がいくと、目も耳も息も、ハンディキャップだらけだ。健康を取り戻そうとするのは、そもそも老いる体への反逆。そこで「ハンディこそ僕の自然体」と思うことにした。目的など掲げず、シンプルに「快食快便快眠」、そして絵を描くこと。きっと横尾氏もいろいろやってみた挙句、老いの老いていくスピードには勝てないと投げ出されたに違いない。やけっぱちに達した結論が、「快食快便快眠」と自分のこよなく好む絵を描くことだけでこの先生きていこう!と思い定められたのでしょう。とは言いながらやっぱり未練はあって、体操など試みたりはしてい...折々のことば・・・横尾忠則

  • 空気が変わる

    土曜日、おせっちゃんの「折々のことば」として、物事を極めた人の美しさを書きました。生きてきた長い道のりですが、その折々に感動を覚えたこと、数々ありました。今日はそこから連想的に思い出した一瞬のことを書いておきます。ブログにろくでもない、拙い文ですが、思い出をつづっています。書いてみるとそれは戦後の貧しい、そして、片田舎の生活が多いのに気がつきます。私の人格の大本はここにあるからでしょう。駅弁大学と揶揄される田舎の大学ですが卒業して、3年間、教職につきました。教えるという立場より、学生の続きをやっているような、プロ意識の全くない3年間でした。結婚しました。夫が勤務している福島まで、山口から移動するのが、新婚旅行でした。主婦らしく振舞うこともぎこちない田舎娘でした。様子を見に、舅が訪ねてきました。東京に連れて...空気が変わる

  • 折々のことば・・・おせっちゃん

    11月23日に、幸田文さんの「くろうとはどの道の人も、みなあと片付けがうまい」という言葉をご紹介いたしました。幸田文さんの文章が、高校の国語の教科書にあり、露伴との父娘の厳しくも暖かな生活のありさまが心に残ったことを書きました。その授業を受け持ってくださったM先生の現代国語は、私のだいすきな時間でした。そんなことで、文さんの言葉を書いてから、しばらく、その言葉に惹きつけられていました。そして、こんな言葉を自分の言葉にしてしまいました。「その道を究めた人の身のこなしは、美しい」魚を食べた後始末を厳しく指導してくださった、お茶の先生。お点前の流れるような動作は。お辞儀一つも、どこか違う。今年は各種のスポーツで、日本の強さが際立ちましたね。最高の動作こそが最高の結果を生むのでしょうか、最高の動作あってこその最高...折々のことば・・・おせっちゃん

  • 黄落

    ウオーキングに行く区立の公園、紅葉・黄葉、樹々たちの最後の華やぎが美しい。いつもの周回路が工事中通りぬけ禁止で、一寸近道になるけれど、5月には鯉のぼりが団体で泳ぐ広場を通り抜けました。いつも歩く時には、この銀杏並木は美しいと思うのですけれど、いざカメラを向けると光線がうまく当たらず,撮るのをやめていたのです。このアングルが気に入りました。空の、まだ秋めいた雲も。並木道を挟んだ広場は、ユリの木の場所ですが、いつもは大きな葉が、次第に色づき、そして保育園児が競争で拾う大きな落葉になる見事な広場なんですが、今年は、あまりその過程を楽しませてくれることなく、早々と散り落ちました。銀杏並木を見ていると、同じ並木の木なのに、早々黄色に染まった樹がある一方、仲間に遅れて青々している木もあります。これも個性か、と思いなが...黄落

  • 12月のマイカレンダーお見せいたします

    今日から12月です。師走ですよ~!!残暑とも言えそうな夏から続く高気温があったりして、師走とはどうしても思われません。いつもの追いかけられるような切迫感は無く、のんびりしているうちにどんどん日にちが経っています。今朝壁掛けカレンダーの最後の一枚に替えましたが、のんびりした気持ちとは真反対に、なんと速く過ぎ去る一年と思うことです私が子どものころは、クリスマスなんていう物は家庭にありませんでした。正真正銘の明治人の両親は、「あんな耶蘇教の祭り」と言っていました。そんなわけで12月のカレンダーは、題材に困ります。お見せするものは下3分の1はいつもの写真家伊藤信男さんのものです。上のクリスマスツリーは、どこか忘れましたが、印刷物にあったものをスキャンしておいたものです。組み合わせが唐突のようですね。全体を赤クリス...12月のマイカレンダーお見せいたします

  • 失敗!!・うっかりミス!!

    先入観ですっかり思い間違いをしてしまった。うっかりミスと書いたが、うっかりどころではない。丸々完全な思い間違え。今日は木曜日。木曜日と言えば、パソコン教室の日。忘れるはずのない楽しみの日なのである。それを間違えた!!。勇んで1時5分前に教室をのぞいたら、電気はついていない、上天気なのに窓は締めっきり、もちろんにこやかに迎えてくださるはずの先生はいらっしゃらない。あれ~?!ばあさんまちがえたな。間違えてきたと思わせては、先生にお気を使わせるばかりだからと、逃げるように道の角を曲がる。私の頭の中では、今日は第5週だということは承知していた。23日がお休みだったから、今日・5週はあるはずと一人合点に思い込んだのだった。角を曲がって、カバンの中の日程表を見る。5週は休み、と赤字で書いてある。ああ~、おせっちゃんの...失敗!!・うっかりミス!!

  • わずかばかりだけれど

    わが家は郵便の配達がかなり遅い地域らしい。今朝、朝刊を取ろうとしたら、昨日配達の郵便物がはらりと落ちた。日本ユニセフ協会から寄付を募るものだ。う~ん、このところ私の管轄の生活費は押してきて、「残りはおせっちゃんのお小遣い」の部分は減る一方だ。どうせ寄付したとしてもわずかばかり、この度はスルーしようかな、と思ってしまう自分。振込用紙とともに入っている貧しい子等の、それでも無邪気そのものの笑顔が引き止める。病を得た夫の昼食代が健康の頃より増えてきているけれど、私は、幸か不幸か、出かけない、お付き合いは無い、従って着るものも要らない、・・・どうにでも一万円はひねり出そう。その向こうに生きている子どもたちより、自己満足の、偽善者満足をするために、と振込用紙をきちんとしまう。偽善という言葉に、始めはたじろいたことも...わずかばかりだけれど

  • 奥ひろし・・・洗面台

    夫が父親から相続した土地に木造2階建ての家を建てて住み始めたのは、子どもたちが短大・高校生の時でした。それからあっという間に月日は流れ、古びてガタの来た箇所が目立つようになってきました。手を入れなければ・・・と言い始めてからも先延ばし、先延ばし。床が歩くたびに沈む、我慢の出来ない状態になって、この度思い切って最小限だけれど手を入れようということになりました。新築の時任せた大手の業者にという考えもありましたが、この度は、大手の業者と、近所の小さな業者とに見積もりを出してもらって、そのあまりの値段の違いに小さな業者を使うことに決めました。私の友人の息子さんが社長をしている業者で、信頼も置けそうです。いろいろ取り決めなければいけないことがあり、これが見本と、ド~ンと厚さ8センチもあると思われる見本帳を置いていき...奥ひろし・・・洗面台

  • 折々のことば・・・柚木沙弥郎(染色家)

    26日日曜日の折々のことばです。浅学の私は柚木氏を知りませんでしたが、言葉はどうにか容易く理解できるような気がしました。★『”明るく”あきらめるのがいいね』続いてこんなことを言っていらっしゃるようです。歳をとると、いろんな事が出来なくなる。散歩も風呂も、大好きな餅を食べることも。でも其れを辛いとは思わず生きてきたと。人生は楽しくなくっちゃ、いけない。自分の出来ることを変えていけばいいのだ、と。出来なくなったらなったで、出来ることを見つけてそれを楽しむことがコツなのかな。私が脊柱圧迫骨折を患って痛みにさいなまれ、少し回復したらしたで、楽にはなったけれど元には帰っていない、万全には遠い、と焦っていた時期がありました。ある時、親しい友人が、「おせっちゃん、あんた万全というけれど、どうなったら満足なの?それは無理...折々のことば・・・柚木沙弥郎(染色家)

  • お茶時の後で

    子供二人が同じ年に結婚して、独立して家から出て行きました。自分では空の巣症候群などにはなっていないと思ていましたが、やはり気が抜けたようになっていたのでしょう。なんだかぼんやり暮らす自分に嫌気がさし、お茶のお稽古に通い始めました。ご指導は、母・娘2代で教えていらっしゃる、いわゆる玄人の方でした。その先生が、怒りを押し隠し、悲しそうに弟子たちに苦言を呈されたことがありました。ご自宅を開放して、お茶事に招いてくださったのでした。塗りの器に簡単な食事つきのお茶会でした。「びっくりしてしまいました!」若い方々に手伝わせて、塗りの器を片付けました。弁当箱状態の器の蓋を取って、思わず声をあげてしまいましたよ。器の底に、魚の骨が、乱暴に散らかされていたのです。常識と思って指導しなかった、私たちも悪いのですが、こんな無作...お茶時の後で

  • 折々のことば・・・幸田文

    ★『くろうとはどの道の人も、みなあと片付けがうまい』幸田文は、あの幸田露伴の娘です。高校の国語の教科書に、露伴が、厳しく娘に雑巾がげを教え込む、二人の姿を描いた文があったような記憶があります。桶の水で雑巾を洗って絞る加減、階段を横にすっと滑らせ、壁に当たる直前に紙一重で止める奥儀。達者な文の文とともに記憶しています。その文の見つけた人物評です。くろうとが片付けがうまいとは真実かもしれませんが、片付けがうまくできない、しようとしないような人は、くろうととは言えないのではあるまいか。文も当然この意を含んで書いた文に違いありません。くろうとの代表として、文はこんな言葉も残しています。花の先生が生け終わった時、不要になった枝を、3寸ほどに切りそろえて、纏めた。その様を見た時、塵さえいとおしく見えた。また、経師屋さ...折々のことば・・・幸田文

  • 時代の流れかなあ?

    先日、おべべを着せた、出来上がりの辰をお見せいたしましたが、20日と、今日22日がその木目込みの講習会でした。15年を超える長寿人気講座です。木目込みを始めた頃は、ちゃんとした資格を持った先生をお招きしておりましたが、ご老人の介護が始まり引き受けられないと断られ、結局、コミュニティ―委員で研究しながら、教えようということになりました。一番年長者の私、委員はすでに退いておりますが頼まれて、烏滸がましくもしゃしゃり出て、2日間講師を務めてまいりました。中一日、家庭での作業を挟んで、今日、大体の方が、仕上げることが出来ました。自分の体力の衰えをつくづく感じました。一日3時間、立ちん坊で、教えながら机間巡視すると正直なところ座り込みたくなります。まあどうにかこなしましたが。講座を受講なさる方の、ちょっとした言動に...時代の流れかなあ?

  • 息子Kのコートの話

    短い秋が終わったのかと思っていたら、昨日今日、落葉とともに晩秋の趣を感じさせてくれています。ただ、今年のお天道様は尋常ではない。週末は、大寒波襲来、ぐっと気温が下がると言います。今朝も老いの身でもしのぎ難いほどの冷え込みは無く、天気予報のおじさんのコート姿が少々大袈裟なような気がしました。コートと言えば、我が家にはお決まりの笑い話があります。息子Kは中学生の前半までは、小柄で、顔色も悪く、寒がりで痩せた身体にあるだけのものをまとって、その上に学生服を着て通学していたのです。それが何が原因なのか、今に分かりませんが、精神的にも強くなり、大学生になった頃には、ボート部に入って、自宅・学校・戸田を巡るのが一日の生活ということになり、だんだん逞しくなってきました。ある夏の日です。姉のMaが見ると、汗びしょになった...息子Kのコートの話

  • これ、詐欺?。下手な文章!!

    木曜日に障子貼りの手伝いを終えて帰って行ったMaから、金曜日ラインが入りました。『近くのコンビニでAppleカードを何枚か買って来てほしいんだけどいいかな?』コンビニで買えるものなら自分でで買えばいいだろう。それに、「買って来てほしい」は遠く離れた二人に使う言葉ではない!これは変だ。馬鹿な作文!暫くほおっていると再度ライン。こんなカードだと写真入りで、『お金は明日上げるよ。今買って来てもらえるかな。10万円分のを2枚買って来てほしい。現金で買ってから、その中のカードを取り出します。カード上の16桁のコードの写真を撮って、Lineでおくってください』『いま必要なの!お願い!』ばあさんを馬鹿にしているのか、軽くだませると思ったのか、いくらなんでもこんな下手な文章でだまされる馬鹿婆さんではないわい。それにしても...これ、詐欺?。下手な文章!!

  • 裸の辰、おべべ着ました

    10月16日のブログで来年の干支・辰を裸で連れ帰ったことを書きました。その後、気にかけながらほおっていたのです、区民センターの講習会が月曜日に迫り、仕上げました。すでにお話しましたように、私はすでに干支一回りは揃えているのです。12種揃えばもういいと思うのですが、長くやっているということで講師に呼ばれたのです。12年やっても、腕は上がっておらず明日、恥じをかきながら教えることになります。どうやらできた辰をお目にかけます。今年のウサギさんなどはできあがるとかわいい!と嬉しくなるのですが、辰は・・・裸の辰、おべべ着ました

  • 主婦業、応援団・・・MaとMちゃん来訪

    3・4日おやすみいたしました。泊り客を迎えていたのです。といってもB級客、娘のMaとその娘Mちゃんです。すでにどこかに書いたかもしれませんが、私の主婦業を助けに来てくれたのです。わが家は築40和風家屋です。勿論洋風な部屋もあるのですが、普通の同年齢の持ち家としては床の間、押し入れ、畳敷きというような昔風の部屋が4部屋ばかりある家なのです。暖房も、畳の部屋に、オコタという暮らしなのです。従って、建具も障子が何枚もあるのです。コロナ前に張り替えた(?)障子が見にくくなってきていまして、この年末は張り替えたいと思っていたのです。実は、コロナ前、一度思い立って、張り替えたのです。万全な身体でない私が、一人で思い立ったのです。圧迫骨折の余波で眩暈があり、途中で卒倒して倒れたりしたのです。先日、何とかというのライブの...主婦業、応援団・・・MaとMちゃん来訪

  • こんな、折々のことば

    今日は、昨日感動を覚えた言葉を書きます。おせっちゃんの友人の「折々のことば」です。昨日12月並みという寒さの中、最寄りの商店街に夕方の買い物に行きました。商店街の中で、息子Kが幼稚園に通っていた時の、お顔なじみの方に出会いました。当時は子どもを通じてかなり親しくお付き合いしましたが、その後小学校は別になり、我が家は小学校を終えると九州小倉に越したりしましたので、出会っても、軽く一言声を掛けるか、会釈するか、で、それ以上お付き合いすることもない方です。関係でお別れしましたお別れしました・・・最寄りの商店街は、スーパーとコンビニと、ドラッグストアがまあまあの大きさ、あとは、シャッターが下りていたり、お年寄りが店番をしていたリの寂れた買い物街です。お別れした私はスーパーで買い物をし、今度は郵便局まで歩いていまし...こんな、折々のことば

  • ちょっとした心遣い

    急に気温が下がると、前々から予報は聞いていましたが、あまりに暑さに慣れたからか、さて冬物・・と言っても現実味を感じないで、準備が遅れていました。今朝起きてみると、気温の低下に加え、風も激しく、いやいやこれは来まさなければと慌てた落第主婦でした。やっとのことで冬着を出し、昼前に最寄りの買い物コースを回ってきました。その道で考えたこと。(書き始めて、すでに一度書いたことがあったような気がしてきました)今日、土曜日は住んでいる町内では、資源ごみの回収日です。前日、金曜日の夕方、缶と瓶の二つの箱が、ゴミ出し場所に配られます。そこにそれぞれが入れて、回収車が箱ともども持って行ってくれるのです。段ボールも。親子でしょうか、中年の男性が車を運転、まだごく若い男性が、車の先を行き、出された箱を整理していきます。そこで、お...ちょっとした心遣い

  • 時の流れはこんなところにも

    二人の子供が同じ年の春と秋に結婚し、私の主婦業も一段落。ほっとしたと自覚することもなかったと思うのですが、なんだか時間を持て余す気がしていました。以前から見知っている先生にお願いしてお茶とお花の弟子の末席に加わったのです。先生は、長年その道を究めていらっしゃる見習うことの多い方でした。その先生が、ずいぶん興奮した声と態度で、「おせっちゃん、聞いて聞いて、こんな事ってあるかしら」とおっしゃるのです。「孫のお嫁さんがね、私の手からもぎ取るようにスプーンを取り上げたのですよ。『おばあさま、虫歯菌が移ったらどうします!』今後一切禁止です」というのよ。お味噌汁の中のお豆腐をフーフーして、厚くないか唇で確かめて、スプーンで与えようとしただけなのに!!」目上の方には逆らわないと育った私には、聞けても、今のお若いお嫁ちゃ...時の流れはこんなところにも

  • 人間を愛さなくなった自分・・・長新太(絵本画家・イラストレーター)

    ★「草花を愛して、人間を愛さなくなっている自分を発見して、驚くこともある」酷く悲しいことばです。でも、一読しただけでは何故なのか、おせっちゃんは理解できなかったのです。長新太は次のような言葉を続けています。★「人間はこんな事さえできるのか。そしてその可能性がまぎれもなく自身にもあることに気付き、人間であるということに絶望することがある」。何度か読んでいると悲しいかな、確かに自分も・・・と気づいてきました。身近な日常生活においても、生きんがためとはいえ、人間以外の生き物を殺して、食べている。必要最低限ではなく無駄食いにも。「いただきます」の感謝の気持ちさえ持たずに。ニュースを見ていれば、この悲しい人間の性、近親の争いごとから、戦争まで、画面いっぱい、殺しあいです。人間以外の生き物が、わが子を虐待して殺すだろ...人間を愛さなくなった自分・・・長新太(絵本画家・イラストレーター)

  • わが家の家訓…神木隆之介

    2・3日前の徹子の部屋。失礼ながらお顔は見たことがあってもお名前は知りませんでした。今年が30歳代の最後の年になるとのこと。徹子さんの質問に、じっくり考えながら、誠実に答えてくださる方だなあという印象をうけました。子役時代から俳優の道を歩んだのだそうです。その過程での、お母様との関係がとてもいいお話でした。★先ず、家で守るようにしつけられた家訓について。①、素直でかわいい人になりなさい。②、実るほど首を垂れる稲穂かな、を胸に生きよ。③、自分と真反対の考えでも、一度はそうかなと受け入れてみよう。大人に混じって役を与えられて、その時々に、高慢に生きないよう、指導なさったのか。★大病子どものころ大病をした。命の瀬戸際まで行くほどの大病だった。運良く、命長らえたことが、母親にはトラウマとして残っているに違いないの...わが家の家訓…神木隆之介

  • 唾を3回

    今朝の「折々のことば」は、とても分かりやすい言葉でした。日々読んで、引き写しのような記事を作り上げていますが、読解力なく、人生経験もごく狭いもので、こうしてアップすることに後ろめたさを覚えるのです。としおらしく謝りながら、今日も・・・★「感情が波立っているうちに言いかえしてはいけません。‥‥・母はよく唾を3回のみ込みなさい、というとりました」。石井哲代(元小学校教員)続けて次のような言葉も。「要はちょっとした間を作って、心を落ち着かせること」。「同じ一生なら機嫌よう生きて如何そんじゃ」と自分に言い聞かせてもいる」。心は自分で育てるほかないからと。たった3年間、学生生活の続きのような感覚で、勤めに出たわたし。親となって二人の子供産み育てはしましたが・・・。この手の話題が出ると身を縮めて、ひたすら反省するより...唾を3回

  • 苦労が水の泡

    書きにくい題材だったからか、苦労してやっと書き上げましたのに、投稿したら消えちゃった!!書いている時から変換したら違う行に入り込んだり、打てていなかったり、随分ご機嫌が悪かった。もう一度書く元気なし。今日はお休み、ごめんなさい。苦労が水の泡

  • 傍にいること‥・宮島達夫(現代美術家)

    「わからなくていいからそばにいて」(折々のことばから)現代美術家の宮島達夫さんの言葉だそうです。「現代アートは分からない」とよく言われるけど・・・につづいて言った言葉のようです。一緒にいたいという思いだけで一緒にいると段々その人が見えてくるものだけれど、美術も同じ、だと言う。友人関係でも、特に相手を理解しようと話あったり、議論し合ったりしないで、じっと静かに一緒にいたら次第に、自然にその人の好さが感じ取れるのかもしれませんね。立場が逆になるかもしれませんが、向かい合っていて、一番心が休まるのは、理解しようという意志が強くある人よりは、ただ黙って静かに同じ時を過ごしてくれる人の態度からかもしれませんね。傍にいること‥・宮島達夫(現代美術家)

  • 妻が一番好き・大事・・・毒蝮三太夫

    2・3にちまえの「徹子の部屋」に毒蝮三太夫が出演していました。これは私の個人的な、そして深くは知らない彼のことを、ただ自分の印象で述べるものですから、全く真実からは遠いものだったのでしょう・何だかこわもての、厳つい人のような気がしていました。ニコニコ、気負うことのない姿勢で入場。徹子さんとの語り口も、親しく、暖かいものでした。結婚60年、金婚式になるのだと言います。徹子さんは、細かく話の順序や時間配分を描いた時間割にしたがって話を進めるはずだったようです。ところが、会った途端のビビット片思い、思いを上手く伝えられないまま月日が過ぎていき、ついに思いのたけを・・という長話に変更を決心したようで面白かった。その愛妻に、誕生日を始め月に2・3度今でも自筆のハガキを出すことを生活のリズムにしているとのこと。のろけ...妻が一番好き・大事・・・毒蝮三太夫

  • 11月のマイカレンダーお見せいたします

    今日から11月なんですね。お節の広告、年賀状の案内、いやが上にも気ぜわしくさせてくれます。その上、今日から4・5日夏日にもなる異常な季節の変わり目だとか。ばあさんは、老いの身、気温・気圧の変化に順応しきれません。気象病とやらに、いててててと立つのも座るのも。恒例にしたがって、今月のマイカレンダー見てやってください。例によって、自然写真家・伊藤信男さんの写真を使わせてもらっています。いいよとお許しのでている写真の中に雀がかなり登場しています。11月にふさわしいものをと探して、この2枚を載せました。飛び立つ瞬間の羽ばたき。何かを狙ったのでしょうか。もう一枚は捥がないままに熟してしまった柿を目当てに群がる雀さんです。熊さんでなくって良かった!写真の背景はおせっちゃんがデザインしました。今、通っているパソコン教室...11月のマイカレンダーお見せいたします

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、おせっちゃんさんをフォローしませんか?

ハンドル名
おせっちゃんさん
ブログタイトル
おせっちゃんの今日2
フォロー
おせっちゃんの今日2

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用