コミカルなキャラがゆるーく会話しながら日本語を勉強していくサイト。 普段何気なく使っている言葉が実は誤用だったり、わかりそうでわからない言葉の由来を調べたり、ゆるく読みながらも言葉の雑学が学べるサイトです。
万引きとは「買い物客を装い、商品をさがすふりをして盗むこと。また、その者。」という意味の言葉である。万引きの由来は「間引き」という言葉で、商品を間引いて盗むことからそう言われるようになった。そのほかにも諸説ある。
「にやける」とは本来「男が変にめかしこんだり、色っぽいようすをしたりする。なよなよしている。」という意味であった。しかし、「俗に、にやにやする。口許がゆるんで笑顔になる。薄笑いを浮かべている。」という意味で使われることが多くなった。
「窮鼠猫を嚙む」とは「追いつめられた鼠が猫にかみつくように、弱い者も追いつめられると強い者に反撃することがある。」という意味のことわざである。この言葉には「弱いものを侮ってはいけない」「追い詰めすぎてはいけない」という二つの意味があると言われている。中国・前漢時代に桓寛がまとめた書物である「塩鉄論(えんてつろん)」の中の「死すれば再びは生きず、窮鼠も狸を噛む」という記述に由来している。
「曖昧模糊」とは「はっきりせず、ぼんやりしているさま。あやふやなさま。」という意味で使われている四字熟語である。どちらも不明瞭な様を表しており、この二つの言葉を組み合わせることで、より強調した言葉となっている。
「臍を嚙む」とは「後悔する。すでにどうにもならなくなったことを悔やむ。」という意味で使われている言葉である。「臍」とは腹にあるへそのことであり、自分のへそを噛もうとしても届かない、悔しい、という気持ちからそう言われるようになった。また、中国の歴史書「春秋左氏伝」の故事に由来している。
「鯖を読む」とは「実際より多く言ったり少なく言ったりして数をごまかす。」という意味で使われている言葉である。サバは特に傷みやすいため、水揚げしたサバを出荷する時は急いで数えていたのでよく数え間違いしていたからという説と、魚市で早口で小魚を数えることを「いさばよみ」といい、それが省略されたという説など、由来には諸説ある。
「ブログリーダー」を活用して、たぬき辞典さんをフォローしませんか?
指定した記事をブログ村の中で非表示にしたり、削除したりできます。非表示の場合は、再度表示に戻せます。
画像が取得されていないときは、ブログ側にOGP(メタタグ)の設置が必要になる場合があります。