コミカルなキャラがゆるーく会話しながら日本語を勉強していくサイト。 普段何気なく使っている言葉が実は誤用だったり、わかりそうでわからない言葉の由来を調べたり、ゆるく読みながらも言葉の雑学が学べるサイトです。
「山を張る」とは「万が一の幸運をねらって物事をする。そうなるであろうと予想して準備する。」という意味の言葉である。由来については諸説あるが、山師からという説と、山本勘助からという説がある。「山を張る」は「山を掛ける」ともいう。
「うだつが上がらない」とは「地位・生活などがよくならない。ぱっとしない。」という意味の言葉である。「うだつ」は漢字で「梲」もしくは「卯建」と書き、日本家屋の屋根に取り付けられる小柱、防火壁、装飾のことを指す。「うだつ」を上げるために、けっこうな費用が必要だったことからという説と、梁と棟木の間に立てる柱を「うだつ」といい、「うだつ」が上から押さえつけられているように見えることからという説がある。
「さわり」の本来の意味は「見どころ・聞きどころ。話や文章などで最も感動的、印象的な部分。要点。」である。しかし最近は「話などの最初の部分のこと」という意味で使われることも多い。
「勝手口」とは「台所の出入り口、外から台所に通じる出入り口」または「茶室で、亭主や客が出入りする口」のことである。由来は諸説あり、台所や茶室で茶の湯をしまっておくところを「勝手」ということから、家の者が人目につかずに出入りする口ということで言われたという説。もう一つは弓道に由来しており、左手の「押手(おして)」は弓を押さえていて自由が利かないが、右手の「勝手」は自由が利き、都合よく動かせることからという説である。
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