昨年夏にチェロの弦をすべてPirastro社のEvah Pirazzi Gold に換えて弾いていました。 そろそろ1年経過し、特にA線の音が劣化してきた感じがするので弦を交換することにしました。7月から定価値上げの弦が多くなりそうだったのも後押し。 motoazabu-diary.com 「次はRONDOに」と考えていた通り、Thomastik Infeld社の RONDO に全交換しました。発売当初よりも定価は値下げになっていましたが(2022年4月1日より 税込60,800円から税込55,330円に)、なかなかお高い弦であります。 透き通った音 交換してすぐ弾いてみて気づくのは、「透明感…
しばらくご無沙汰しておりました。 前回ワクチン3回目の接種から3カ月・・・副反応が長かったわけではなく(多少熱は長引きましたが)、仕事の忙しさ&チェロの練習も佳境に入り、ブログが止まってしまいました。3~5月とチェロのレッスンは各月2回計6回+ピアノ合わせのレッスンが1回ありました。 3カ月ぶりのブログは、いきなりチェロ発表会。 会場は森を背景にしたステージが印象的なギャラリー。 プログラムの最初が小学生の演奏(上手かった!)なのでチェロ椅子が小さくてかわいいです。 自分の演奏は・・・特に緊張することもなく「あぁピアノと合わせて弾くと気持ちいいなぁ」と気分良く演奏することができました。あの空間…
ファイザー・ファイザー・モデルナ 3月3日に3回目のワクチン接種、ブースター接種をしてきました。3並びなのは偶然。 今回は「モデルナ」。最初の2回はファイザーだったのでファイザー・ファイザー・モデルナの交互接種ということになります。 今回は予約が殺到している、ということもなくスムーズに自治体の集団接種を予約することができました。しかも夜間。21時まで最寄りの接種会場で受けることができます。会社帰りにワクチン接種を受けてきました。 モデルナワクチンの接種量は1・2回目の半分なのだそうです。(50μg)今回も前回同様左腕に。 はじめてのモデルナ、副反応は強め 接種当日。20時に接種。 接種3時間:…
「弾きやすい楽器」になった 前々回のレッスンの際に、今の楽器を先生に弾いてもらう機会がありました。 スラースタッカートの弾き方を習う際、「ちょっと楽器貸してみて?」と先生。 「こんなふうに弾くんですよ」と弾きながら「うわー、この楽器弾きやすくなったねぇ!」と驚いていました。 (そうなのか!)ずっと自分の楽器しか弾いていないので変化がよくわからなかったけれど、弾きやすくて鳴らしやすい楽器になっているようです。 楽器の購入から1年3ヶ月、どれくらいお金が掛かったかまとめてみました。 楽器本体・弓・ケースのお値段 2020年12月 楽器:Anton Prell#3 495,000円 島村楽器 弓:A…
チェロレッスン24回目の後半、ブラームス チェロソナタ第1番ホ短調編です。 今日は第一楽章の後半、再現部からの譜読みです。 ピアノ伴奏部分を先生のチェロが弾いて二重奏で合わせていきます。なんだか贅沢。 最初の譜読みの際のレッスン音声。譜読みに必死な感じの演奏、音程も微妙です・・・でも伴奏と合わせるのは楽しい。 「かなり弾けてきているのでさらに上を目指していきましょう。」ということで、曲作りを意識した演奏法の指導が多くなりました。 ・”先を見通したフレージング”を意識しましょう。 ・[9]の5小節目のスラーの切れ目にブレス ・2段目、ハ音記号の上昇音型は「指板を強く抑えすぎない」フワッと。 ・[…
24回目のチェロレッスン。 札幌は今年例年の2倍以上の積雪で、3月に入り暖かくなりいわゆる「生活道路」は雪が溶けてシャーベット状の砂浜のような状態に。タクシーや郵便配達車、果てはパトカーまで住宅街の道路のあちこちで埋まりまくっていました。 車で通う際は埋まらないよう注意! 先生からレッスン生宛に「車で来る際は、教室周辺のこの辺りが埋まりやすいから気をつけてね(意訳)」の地図付きメールが配信されました。 ちなみにこの写真の日は歩道に積もった雪に阻まれて駐車場から車を出すことができず。駐車場は屋根無しのため車の上だけ雪が積もります。駐車場の路面はヒーティングされているので積雪はありません。 デイム…
23回目のチェロレッスンの後半。 Suite Ⅱ Prelude・・・(一旦)修了 ・すごくよく弾けています。 ・最後の重音、弾いている方の弦側に「体重を乗せ替える」イメージで ・重音は「下の音から取る」 ・アナバシス/カタバシスをよく感じて。 ・臨時記号が付いている音は「味わい深く」弾く ・21小節目から「走らない」ように ・44小節目くらいからフェルマータ(48小節目)を意識しましょう Brahms Sonate E-mol Op.38 前半からの「譜読み」今日は「9」の再現部の手前まで。 ・2段目4小節目はネックに親指。 ・3段目2小節目の4拍目Fisは1の指で ・「6」の5小節目のアウ…
23回目のチェロレッスンでした。 シュレーダーのスラースタッカート練習曲に苦戦しています。手首だけで弾こうとしてしまう。 「身体全体を使って」+柔軟なボウイング。 【A.Schroeder】 No.40 Allegro / C.Schroeder, Op.48,No.10 ・スラースタッカートの手前の四分音符から少し余裕をもってスラースタッカートに入る(「‘(カンマ)」を入れる) ・スラースタッカート最初の「弓の引っ掛かり」を意識する。 ・「弓の引っ掛かり」のためにはしっかり身体で重心移動、手首だけで弾かない。 【C.Schroeder Vol.3】 90番 ・H音の人差し指位置、親指に少し潜…
「映像の世紀」は1995年から96年にかけてNHKスペシャル枠で放送されたドキュメンタリーの名作です。米ABCとの共同制作。2015年には続編として「新・映像の世紀」、スピンオフとして「映像の世紀プレミアム」が昨年末まで放映されている、息の長い企画です。 全編にわたる加古隆の劇伴音楽も非常に印象的で名曲となりました。音楽がこのドキュメンタリーの魅力をさらに高めています。 この「映像の世紀」シリーズで使われた加古隆の音楽を、加古隆のピアノ、オーケストラによる演奏、当時のNHKアナ、山根基世のナレーションでコンサートのために再編集された映像と共に上演するという贅沢な企画。 札幌コンサートホール K…
スマートウォッチを身につけたい 巷間で流行りの AppleWatch や FitBit をはじめとするリストバンドタイプのフィットネス・トラッカー、ここ数年で、着けている人が増えているように感じます。機能面では「なんだか良さそう!」と非常に気になるのですが、個人的に「腕には好きな時計をつけていたい」ので興味を持たないできました。 まあ、「右手に機械式腕時計、左手にスマートウォッチ」という荒業もありますがちょっと現実的ではありません。ちなみに、雑誌GQの編集長、鈴木正文氏(かつて二玄社NAVI誌の編集長)は時計好きが高じて両腕に時計をすることがあるそうです。 Oura Ring(オウラ・リング)…
古いセイコーの機械式時計 ③45キングセイコー(4502-7001)
キングセイコーがSEIKOのレギュラーラインで復刻されるとのこと。 www.seikowatches.com 140周年記念で復刻された44KS(KSK)がレギュラーライン化されたのですね。 motoazabu-diary.com 去年の7月にネットオークションでKSKとは違う「手巻きのキングセイコー」を手に入れていました。デイト付の45KS、Ref.4502ー7001という機種です。 手巻きのキングセイコー 45KS 45系キングセイコーは、1968年から亀戸(第二精工舎)が製造した手巻きの腕時計。ちなみに自動巻きは諏訪の56系。 翌年1969年にはセイコーが世界初のクオーツ腕時計を市販しま…
22回目のチェロレッスンの後半。 今回でバッハの第一組曲はひと通り弾けるようになりました。メヌエット1と2を7月から始めて半年。1曲/1ヶ月ペースと考えると密度の濃いレッスンだったなぁと感慨深いです。 このレッスンから発表会の曲、ブラームスのチェロソナタ第1番ホ短調の第一楽章に取り組んでいきますが、その前に大好きな無伴奏の「第2番のPrelude」をレッスンしてもらうことに。全編にわたって憂いを帯びた深い旋律、この曲を弾けるようになりたいのです。 第1組曲の練習でも個人的にすごく参考ににしたKim Jin-Kyung氏の動画。ちょうど第2組曲もアップされており、今回も曲の作り方を学ぶことができ…
通算22回目が2022年最初のレッスン。 年末のレッスンからひと月以上時間があったので、たくさん練習できました。 シュレーダーの「半跳ばし」は音が取れるようになるまで時間がかかりました。 前回レッスンの譜読みの際に先生に言われた 「跳ばしは意外に”弾く”」 「弓は跳ねるけど、毛は跳ねない」 を意識して練習しました。 【A.Schroeder】 No.39 Allegro / C.Schroeder, Op.48,No.9・・・終了 ・いいですね。ほとんど合格です。 ・指板に置いておくべき右手「2の指」が離れてしまうことがあるので、気をつける。 ・弓元→弓先 のスタッカートをスムーズにできるよう…
発表会の曲として「ブラームス チェロソナタ第I番 ホ短調 作品38 第一楽章」に取り組むことになりました。音源と楽譜でしっかり自習、そして動画でお勉強。 motoazabu-diary.com 学生時代、オケの曲の動画などほぼ無く、たまにN響の演奏がテレビに出ればビデオに録画して、パートメンバーみんなで食い入るように見ていたものでした。弓順くらいしかわからないような画質で。 今はレッスン動画も4K画質で公開されている。いい時代になったものです。 毛利先生のレッスン動画。素晴らしい。 www.youtube.com 毛利先生の指導は楽譜に書かれている演奏記号の細かなニュアンスを非常に大切にしてい…
12月のある日、チェロの先生からメールが。 「教室のチェロ発表会を6月に開催します!」 先生からは「レッスン生のみんなにも緊張する場がないとね!」とのこと。 早速メールに返信して参加表明しました。 年末最後のレッスンの際、発表会の曲決めがありました。 先生から「この一年でかなり進んだので、とりあえず好きな曲何でも弾けるようになると思いますよ..."ドヴォコン"とかは厳しいけれど。笑」 と。また、「今回の発表会ではまだ"ブラームスの1番"(ソナタ)が決まっていません。どうですか?」とのお誘い。 無伴奏の1番はまずまず弾けるようになったので、いよいよチェロソナタです。ブラームス。 師の見立てを信じ…
大移動編 ① の続き。 車室にクルマを収めて、出航までの間に晩ごはんをいただきます。 2021年の年末は20年の年末より人が出ていました。家族連れも多い印象です。 洋上ディナー 「さんふらわあ」は夕食も翌朝食もバイキング。 ・消毒 ・使い捨て手袋での取り分け ・ソーシャルディスタンス で感染症対策もばっちりです。 ボリューム満点、ガッツリ系のバイキングです。 年末なので、ごはんは「ちらしずし」。「年越し?そば」もありました。 外海へ出ても波は穏やか。機関音もほとんど感じることなく、滑るように太平洋を進んでいる感じです。大きな船特有の長い周期のローリングもなく非常に快適でした。 陸側の船室にする…
年末年始は東京で過ごしておりました。 チェロ持参、クルマで自走しての本州上陸。 といっても、実家があるわけではなく、友人たちと年末年始を過ごすための東京行きです。 大洗行きフェリー 今年は商船三井フェリー「さんふらわあさっぽろ」で苫小牧から大洗へ。 昨年(2020年末)もフェリーで本州へ渡りましたが、その際は「東日本フェリー」での仙台行きでした。 年末の札幌市内は大雪の後。除雪が追い付いておらず、高速に乗るまでに30分以上かかりました。いざ苫小牧港へ。 苫小牧は北海道でも太平洋側のため、雪が少ない地域です。札幌を離れるにしたがって雪が減っていきます。 出航は18時45分。16時には苫小牧港フェ…
昨年末、京都の南座へ行ってまいりました。 京の都の年の瀬の恒例行事「吉例顔見世興行」 第二部 「三人吉三巴白浪 大川端庚申塚の場」 孝太郎・隼人・芝翫 「新古演劇十種の内 身替座禅」 仁左衛門・隼人・千之助・芝翫 芝居の後は、鍵善良房でくずきりを。 夕餉はアジェでホルモンを少々。 泊まりは大阪、中之島。 と、ここまでが年末の芝居見物お決まりコースなのでした。
年末は移動が結構多くて、ブログの更新が止まってしまいました。 レッスン忘備録も21回目のレッスンの途中でした。 COURANTE ・いいですねえ。良き弾けていると思います。 ・出だし、軽やかに。 ・5小節目からの「3拍目だけスラーが切れている」パターンはバッハ頻出フレーズ。 スラーの切れている3拍は丁寧に弾くのがコツです。3拍目で「落ち着く」感じ。 ・14小節目、少し音量を落とす。 ・22小節目、Hから落ち着いてアップの音階を。 ・31小節目から、4の指を離さない。 ・34小節目の最後のG音と35小節目の最初のC音はしっかり。 ・36、37小節目は弓元で弾く。 ・左手の親指に力が入りすぎている…
今年の年末は少し人の移動も増えて、仕事上挨拶回りや忘年会で急に忙しくなっています。チェロの練習も細切れの時間を寄せ集めて練習している感じです。 21回目のチェロレッスン、今年最後のレッスンでした。 【A.Schroeder】 No.38/ Dotzauer, Op.120,No.4(後半)・・・終了 ・いいですね。良く弾けています。 ・D線からG線跨ぎのC線への移弦もしっかり腕を下げて弾けているので良いです。 ・ハーフポジションからの拡張形もしっかり音が取れています。 以下を注意するともっとよくなります。 ・スタッカート、もっと歯切れよく。 ・クレッシェンドの頂点は駒寄りを弾くように。 【C.…
楽弓の良し悪し 楽弓にも「量産品」と「分業の手工品(工房作品)」、「作家の手工品」があり、作家の手工品が最も価値があります。楽器と一緒ですね。 弦楽器の楽弓、フロッグと呼ばれる持ち手の部分は一般的にエボニー(黒檀)が使われます。 弓の本体、長いスティックの部分はフェルナンブコと呼ばれるマメ科の常緑高木が最上級とされます。楽弓の良し悪しはスティックのフェルナンブコの品質がほぼすべてのようです。 象牙・べっ甲 ヴァイオリンの弓では、フロッグ部分が「べっ甲」や「象牙」のものを見かけます。特に出来の良い弓が製作される際、本体だけでなく部品の材質も「奢って」やろう、ということなのでしょう。金属部分も通常…
先週、札幌市内も初積雪。 市内は一気に真っ白になりました。 これ、街中にある大通公園なんですが、原野感ありますよね。ちょっと遭難しそうな感じです。 とはいえ、翌日から暖かくなってこの積雪は消えました。根雪にはならなかったようです。 市内の積雪は融けてなくなりましたが、さすがに週末に車のタイヤ交換をしました。 年末感、ひしひしと感じます。
帝国ホテルへ2連泊しました。 今日のお部屋は「ジュニアスイート」。56㎡の広さ。 大型のベッドエリアだけでなく、ソファーがしっかり設られていてくつろげる広さが確保されています。 ホテルの客室の大まかな広さを把握するのに「天井のスプリンクラーヘッドの数」を確認することにしてます。 スプリンクラーヘッド(SPヘッド)は客室の床全てを散水消火できるように1つのヘッドの防護範囲が13㎡以下と決められているので、SPヘッドの数×10㎡くらいで大まかな広さを把握できます。 実際の客室には天井が折上になっていたり梁型が出ていたり、間取り上散水障害となる部分には多くSPヘッドが設置されるので範囲は13㎡より小…
国際楽器社さんのHPを眺めていたら、こんな情報が。 kokusaigakkisha.co.jp "2022年、全世界に先駆けて日本先行発売の予定"とのこと。 Leatherwood Bespoke は愛用の“神”松ヤニ。CRISP(クリスプ)とSUPPLE(サプル)2種のうちSUPPLEを使っています。 motoazabu-diary.com 国際楽器社さんの情報をつぶさに観察すると、松ヤニを包んでいる革のカバーは、これまでのヌメ革に代わって黒いレザー。高級感ありますね。箱の写真には“CONCERTO”の文字が見えます。ソリスト用?なのでしょうか。 ちょっと試してみたくなる松ヤニです。 いま使…
歌舞伎座「吉例顔見世大歌舞伎」第二部を観劇しました。 感染症対策で歌舞伎座はまだキャパの半分以下の客席しか使用していません。 最前列は使用禁止、の中で2列目という良席。名優たちが演じる空間を息がかかるような距離で感じることができました。 歌舞伎の愉しさ、豪華さが凝縮された『寿曽我対面』 第2部の演目は 十世坂東三津五郎七回忌追善狂言として『寿曽我対面』 enmokudb.kabuki.ne.jp 三津五郎(大和屋)の長男・巳之助が初役で挑む曽我五郎に、先日文化勲章を受章した菊五郎(音羽屋)、時蔵(萬屋)、松緑(音羽屋)、雀右衛門(京屋)、左團次(高島屋)という豪華な顔ぶれ。内容も非常に豪華で歌…
学生時代に弾いていたチェロ(ペゾルト604A)はフランス製の棺桶のようなハードケースに入れていました。ハードケースだけで5㎏くらいあったように記憶しています。 今使っているハードケースはカーボンマックのCFCー3。ケースの重さが3.4㎏。ずいぶん軽くなりました。背負う用のストラップもついているので便利です。 www.maccorp.co.jp 軽くなったとはいえ、移動はレッスンに行くぐらい。車で先生のところへ通っているのでケースを担いで長右距離歩くようなことはありません。 学生時代使っていたケースにはウゴウゴルーガの「シュールくん」のマスコットをつけていました。 www.ugougo.cc ち…
帝国ホテルのタワー館地下にあるフレンチ。 1983年の創業ということは、帝国ホテル・タワー館の開業から変わらずにあるレストランなのですね。 www.imperialhotel.co.jp コロナ禍で1年ほど休業していたのですが、この11月に営業を再開。待ってました!と宿泊の際の夕食をラ・ブラスリーで予約したのでした。 帝国ホテルにはメインダイニングの「レ セゾン」がありますが、こちらは正統派の高級フレンチ。「ラ ブラスリー」は同じフレンチでももう少しカジュアルで肩ひじ張らずに料理が楽しめます。 「ラ ブラスリー」のメニューには村上信夫氏をはじめとした歴代の総料理長の名物料理が多くあります。例え…
アラジン デラックス ブルーフレームヒーター シリーズ16前期型
アラジンブルーフレームヒーターを出しました。北国は冬支度です。 英国製の開放型石油ストーブ。 現在販売されている国産の「アラジン・ブルーフレーム」のおおもとにあたる純英国製。「シリーズ16の前期型」というタイプです。 アラジンブルーフレームヒーターの歴史 1930年代初め、米国アラジンは燃焼効率の高い青炎式灯油ランプの特許を取得し、販売を開始していた。これをイギリスで製造しヨーロッパで販売するために英国アラジンが設立された。英国アラジン社長のジャック・インバーはこれを石油暖房器具に応用することを考えつき、インバー・リサーチを設立して本体外装が燃焼筒となる対流式石油ストーブの雛形とも言える構造を…
【JGC Life Mileage】JALの「緑亀タグ」が来た
JGC会員 飛行機をたくさん利用すると「お得意様」となる“マイレージ上級会員”になれます。ANAだとSFC(スーパーフライヤーズカード)、JALだとJGC(JALグローバルクラブ)。制限エリア内のラウンジが使えたり優先搭乗ができたりする特典があります。 地方空港を使うことが多く東亜国内航空、日本エアシステム時代からの流れでJALに乗ることが多かったのでJGC会員になっています。 JGC Life Mileage JGCには「ライフマイレージ」という制度があり、マイレージ会員になった日からの生涯フライト実績が積算されて、一定以上の搭乗回数・搭乗マイルで記念タグがもらえるという特典があります。ある…
多様な働き方時代のカバンとは 在宅勤務と出社が交互に続くと、会社で使うノートパソコンを持ち歩くことが多くなります。これが結構重い。 電源アダプターやコーヒー用の大きめのタンブラー、モレスキン、筆記具・・・かさばったり重さがあったりするものが多く、通勤用のカバン選びに悩んでいました。 通勤用のカバンに求める個人的な条件、だいたい次の3つが大きな条件であることがわかりました。 ①大容量 普段の荷物が多いので収納力は必要。できれば1泊程度の出張も一つで済ませたい ②キチンとした形 客先へ出ることがあるので、スーツでも不自然にならない、カジュアル過ぎない形 ③丈夫な素材 重たくなっても型崩れしないこと…
SuiteⅠ ALLEMANDE 「ずいぶん練習してきましたね!アルマンドは今日で終わらせちゃいましょう。」 ・最初の4小節、音形に沿ってもっと抑揚をつけて良いです。 ・4小節目、下降音形で「少し落ち着く」感じ。 ・9小節目、10小節目のアタマ、しっかり弾く。流れないように。 ・17小節目の重音は十分響かせる。 ・26小節目、27小節目、28小節目の冒頭3音は「大・中・小」 ・29小節目の重音からCODAに向かう勢いを。 例のアレ 「どうしても音を裏返らせられない場所ってありますよね。」と、14小節目冒頭の開放D音を「指ではじき」ながら弓で弾きました。音の裏返りを防ぐ、「例のアレです」と。 確…
20回目のチェロレッスンでした。新しい教則本に入ります。 【A.Schroeder】 No.38/ Dotzauer, Op.120,No.4(前半) ・2小節目、スムーズなポジション移動のため、親指はネックに「触れる」程度。 ・4小節目、Fisの拡張形の親指の位置注意。 ・22小節目、重音は「上の音3割・下の音7割」 ・拡張形の親指位置。 ・ハーフポジションの親指位置。 ・1の指が離れないように注意。 「2の指が離れてしまう状態を昔は「ベム手になる」って言っていましたが、今では通じないですね」と先生が笑っていました。 ベム手とは・・・2の指が離れている状態 『妖怪人間ベム』ですね。 再放送で…
気が付くと加速度的に枚数が増えていたレコード。いま40枚ほどになっているのですが、収納をどうしようか悩んでいました。 オーディオラックの空いているスペースに立てていたのですが、低い位置なので探しづらく、ワイン箱に立てて入れるのはどうだろう?と考えていました。 ヘラクレスパウダー ワイン箱、20年前ならエノテカでも一箱500円くらいで詰んであった記憶があるのですが、最近は梱包も省資源化されていてワイン屋さんでは売っていないイメージ。 そんなある時、近所のアンティークショップで良さげな木箱を見つけました。 “Heracules Powder”とプリントがあります。 アメリカンヴィンテージやミリタリ…
祝 開店!Blanc @大宮 は予約が取れない名店になりそうな予感
大宮へ移転したフレンチレストランBlancのグランドオープンにお伺いしました。 ブーランジェリーの“Blanc a la Maison”、その左隣、10月オープンしたパティセリ “masayuki nakamura by blanc” の隣にひっそりとした入口があります。 ボタンを押して、木戸を開けてさらに奥の扉をくぐると静かな、いかにも居心地の良い空間が現れます。 ディナーコースのみ。完全予約制、カウンター6席・テーブル2席。 ゆるくカーブしたカウンターと見るからに座り心地の良さそうな椅子。 料理が映えるカウンター、オープンキッチンなのでシェフの動きが美しく見えます。 このカウンターの造形が…
毎年10月も末になると札幌市内の木々が色づき始めます。 北海道自体が大自然なのでどこへ行っても紅葉が見事なのですが、北大構内の紅葉は特に素晴らしい。 もともと北海道開拓前から自生する原生林が残っていることに加え、明治期にアメリカに範を採った計画的なキャンパスプランニングで並木や構内街路樹も美しいのです。 水辺もある。工学部名誉教授の名をとって「大野池」と呼ばれています。学生時代はこの横でよくバーベキュー(という名のたいていはジンギスカン)してました。
Suite I prelude イイじゃないですか。相当イイですよ。preludeは合格にしましょう。 曲を覚えて余裕をもって弾けるようになったことで、多少脱力して響きも出るようになりました。 Suite Ⅰ Allemande アルマンドの譜読み。 トリルが頻出しますが、「バロックのトリルは」 モーデント・逆モーデント 8小節の頭のFisに付いてる抵抗記号みたいな記号は「モーデント」という装飾記号の一種。 「一回だけトリル」するという意味。 この場合、Fis ↗︎G ↘︎Fis のトリル一回だけ。 モーデントにはモーデント記号に縦線が入った「逆モーデント」もあり、逆モーデントの場合は、Fis…
チェロレッスン19回目 ①WernerとSchroeder編
ウェルナー修了 10ヶ月間、駆け足で初級段階をクリアしました。 「修了証書」をいただきました。 「チェロの基礎的な技能を習得」 先生のお墨付きであります。 次回から新しいエチュード集へ LEE,40 Melodic Studies for Cello Op.31 セバスチャン・リー「40の旋律的な練習曲 作品31」 Leonard Rose編のIMC版。 このエチュード集、Schot版は見つかるのですが、IMC版はなかなか見つからず、下記の楽譜専門書店で見つけました。 sasaya.gakufu.net C.Schroeder,Violoncello Method Vol.3 カール・シュレー…
先日、Eテレ『美の壷』はテーマが「一杯の至福 コーヒー」。 コーヒー好きとしては見逃せないテーマなだけでなく、「焙煎の名人」として大坊勝次さんが紹介されていて「大坊珈琲店」を大変懐かしく思い出しました。 大坊珈琲店が閉店してもう8年も経つのですね。 www4.nhk.or.jp 表参道の交差点から青山通り沿いを外苑西通りに向かって少し歩いたところの「薄い雑居ビル」の2階にその珈琲店はありました。現在の金子眼鏡店のある場所。 最初に行ったのは学生時代。96年くらいだったでしょうか。もう25年も前になるのですね。 当時よく通っていた札幌の喫茶店のマスターが「ここのコーヒー豆は素晴らしい」と絶賛して…
18回目のチェロレッスン、無伴奏チェロ組曲編。 プレリュードのレッスン2回目。 Suite Ⅰ Prelude 「相当イイですよ。アマチュアでこれくらいバッハのプレリュードきちんと弾ける人はそうはいないですよ。」と“べた褒め”いただきました。 褒められて伸びるタイプを目指します。 その上で、さらに音楽的な表現を身につけて曲としての完成度を上げるレッスン。 ・小節の頭のG音を響かせる=A線が出すぎないように。 ・1小節のフレーズにある2つ目の八分音符の最初の音はたっぷり目に弾く。 H-D-H-Dの最初のH音。 フレーズの基本形は一つの小節に8分音符の4連桁が二つ。この8つの音の弾き方を厳格に弾き…
チェロレッスン18回目 ①WernerとSchroeder編
18回目のチェロレッスン。 今年の初め、1月後半から月2回ペースでレッスンに通い始めて10ヶ月。 もともと学生オケで6年弾いていて、社会人になりぱったり弾かなくなってしまったチェロ。20数年分のブランクを埋めるリハビリとして通い始めた個人レッスン。なんだか駆け足で練習しまくってきたような気がしますが、何よりも良い先生に教えていただけて感謝。 第4ポジション以降のハイポジションは、学生時代のレッスンでもそれほどちゃんとやっていなかったので、今は学生の時よりも"弾けるように"なっている感じがします。音程の取り方やポジション移動、フレージングとか、音楽的な技量は学生オケの時より遥かに「正しく」なって…
弦楽器店 シャコンヌさんの展示会へ行ってきました。 楽器の調整や弓の毛替えもやって頂けるとのことだったので、会場に楽器を持ち込んで、調整と弓の毛替えをお願いしました。 魂柱を交換する シャコンヌさんが研究の末に生み出した弦楽器の「新しいセッティング」を試してみました。 また、魂柱の材質や長さも新しいセッティングには合わなそう、とのことだったので、魂柱も交換していただきました。 これが交換した元の魂柱です。「意外に長い!」というのが第一印象。太目の鉛筆くらいの長さです。針葉樹でできていて、両側は楽器の表板・裏板の曲線に合わせて斜めに削られています。 驚いたのが魂柱の「音」です。机に落とすように置…
いつも聴いている無伴奏チェロ組曲はピエールフルニエが弾くArchive版です。清潔感のある、楽譜に忠実な、美しい演奏。 music.amazon.co.jp アナログ盤はロストロポーヴィチとトルトゥリエ(EMI盤)を持っています。 motoazabu-diary.com 動画も無伴奏チェロはプロアマ問わずたくさんアップされています。玉石混交といった感じです。 まずは巨匠たちの演奏。巨匠すぎて参考にならないほど圧倒的な演奏ばかり。 www.youtube.com チェロと一体化したようなマエストロ。これでもかと寝かされた楽器と恍惚とした表情に目が行きがちですが左手の指先が精緻で美しい。 www.…
17回目のチェロレッスン、無伴奏チェロ組曲編です。 レッスンを録音していた効果は絶大で、細大漏らさず記録できていて忘備録が捗ります。音声データとしてクラウドにアップロードして、iPhoneからイヤーレシーバーで聴いて復習しています。いい音(音質)で録音されているので、聴いていてさほど苦痛ではありません。 Suite Ⅰ Gigue・・・修了 「いいですね。2週間でよくここまで持ってきましたね。」とお褒めいただきました。 ・6/8拍子の強拍・弱拍。弱拍は意識的に弱く弾くことで音楽性が生れます。 ・「隊長・副隊長・兵隊」の弾き分けを。 ・息を止めないこと。(=リラックス・脱力) ひととおりの指導の…
チェロレッスン 17回目 ① WernerとSchroeder編
17回目のチェロレッスンでした。 今回からレッスンも録音することにしました。 「なるべく上から音を録った方がいいですよ」と、先生がアップライトピアノの上にレコーダーを置きます。マイクのセッティングは左右がわかりやすいようA-B方式で録ります。 「いいですよねPCM録音…」ノリノリでレコーダーをセッティングする先生、聞くとSONYのジデタルデンスケ(DAT)所有者でありました。ヘッド交換していまでも現役で使えているのだとか。さすがオーディオマニア。話が早いです。 motoazabu-diary.com レッスン忘備録 (WernerとSchroeder) ボウイング 弓の持ち方が不安定になること…
チェロレッスン 17回目 ① WernerとSchroeder編
17回目のチェロレッスンでした。 今回からレッスンも録音することにしました。 「なるべく上から音を録った方がいいですよ」と、先生がアップライトピアノの上にレコーダーを置きます。マイクのセッティングは左右がわかりやすいようA-B方式で録ります。 「いいですよねPCM録音…」ノリノリでレコーダーをセッティングする先生、聞くとSONYのジデタルデンスケ(DAT)所有者でありました。ヘッド交換していまでも現役で使えているのだとか。さすがオーディオマニア。話が早いです。 motoazabu-diary.com レッスン忘備録 (WernerとSchroeder) ボウイング 弓の持ち方が不安定になること…
チェロの練習用にデジタルレコーダーを買いました。 TASCAM DR-07X という機種。手ごろな価格ですがリニアPCM方式のデジタル録音ができます。 いかにも高性能そうなマイクの姿。クワガタみたいな左右のマイクは向きを変えられるので、広がりをもったステレオ効果を出せるA-B方式、ソロ音源や(歌)声にフォーカスできるX-Y方式の2通りの録音形式に対応します。 録音機が遊び道具だった子ども時代 まだ小学校に上がる前、幼稚園児のころに、祖父からナショナル製のマイクロカセットテープレコーダーを「遊び道具」として与えられました。一人っ子で兄弟もなく、家には大人ばかり。ひとりで遊ばせるには好都合だったの…
「THOMASTIK の新しい弦、試してみましたか?」 前回のレッスンの際、先生に聞かれました。(もちろん、試してませんw) チェロの先生が所属するオーケストラで、先日チェロパートの方が「人柱」になり、THOMASTIK の Rondo を購入、オケの練習時に弦を付け替えて試してみたそうです。 「メチャクチャ鳴る!」という感想で、 「ちょっと、バカ鳴り?ってくらい鳴りすぎて」びっくりしたそうです。 「でも、私の楽器には、今の(Jargar)で良いかなあ。」とも。 プロの場合、「いい音が長持ち」することが重要だそうで、弦の状態がベストで、楽器へのフィッティングも落ち着いてその弦の性能が最高に発揮…
16回目のレッスン、無伴奏チェロ組曲編。 最近、バッハを習うようになってから、改めて感じているのは、「楽譜どおりに弾ける」ことと「音楽にする」までの道のりがレッスンの中身であり、練習して「音楽にする」過程が大切だということです。 もちろん、技術的に未熟な部分や課題は多く、譜面どおりに弾けるまでにはなかなか時間がかかります。 エチュードの場合は、演奏技術の習得に主眼が置かれれているので「楽譜どおりに弾ける」ことを目指して、ひとつひとつのエチュードで習得すべき演奏技術を「身につける」感覚で練習しています。 しかし、バッハは「楽譜どおりに弾ける」ところは大前提で、その先の音楽表現、楽譜を読んで演奏と…
チェロレッスン 16回目 ①WernerとSchroeder編
16回目のチェロレッスンでした。 シュレーダーの34番(Dotzauer, Op.120,No.5)は重音特訓曲。無伴奏も重音が出てくるので重点的に練習・・・というか、重音むずかしい! youtu.be チェリストAlexandra Moiseeva の動画。美しい重音。重音でビブラート。こんなふうに弾けるようになりたい。 重音がカッコよく弾けない 最初は重音がなかなか音になりませんでした。正しい運指(左手)、正しいボウイング(右手)でないと美しい重音が響きません。 まずは開放弦で隣り合う弦同士を2弦ずつ弾きます。C/G、G/D、D/A。5度の重音。響きを殺さず、一定に。余計な力はかけない。 …
アナログ盤 「ザ・キングトーンズ &マリエ/レゼレクト –銀河からの帰還−」
初販は1978年のエキスプレスレーベル(東芝)。ザ・キングトーンズ & マリエ名義のアルバムです。 ジャケットには「えっ...ラッセン?!」と見紛うようなスペーシーな背景のイルカ。 ほぼ全曲の作詞は「大阪しぐれ」「天城越え」「さざんかの宿」で有名な”演歌の大御所”、吉岡治氏。 どうもコンセプトが迷走しているような気がしないでもないですが、時代の空気とでもいうのでしょうか、70年代末期の雰囲気ではあります。確かに全編、詞はスペーシーというか宇宙とか銀河とか壮大なスケールを感じさせるもの。 帯には、 吉岡治の優愛詞と梅垣達志/山下達郎のロスの熱いウェーブにのせて新成キングトーンズ&マリエが今、鮮烈…
いま使っているターンテーブルはVICTOR JL-B77 という48年前に作られたターンテーブル。 motoazabu-diary.com ダイレクトドライブという、ターンテーブルをモーターで直接回す方式で、レコード再生用の低速でスムーズな回転を実現するため20極60スロットという手の込んだモーターが採用されています。 スムーズで安定した回転のフォノモーター、精巧に作られたトーンアーム、積層盤のキャビネット、ダストカバーもアクリル自体が分厚く、透明感も高いコストのかかったものです。オーディオブームの黄金期の製品は非常に誠実に作られていることが実物を見て、使ってみて、大変よくわかります。 VIC…
レッスン15回目、無伴奏チェロ組曲編。 今回は(も)バッハを弾くためのノウハウがてんこ盛りのレッスンでした。 音楽修辞学 先生「バッハを弾く上で、2つの重要ポイントがあります。このポイントを抑えれば、バッハらしく聞こえます。」 ① 強拍は強く。(弱拍が強くなることはない) ② 上昇音型は明るく、強く。下降音型は暗く、弱く。 ②は「音楽修辞学」。レトリックの音楽版ですね。修辞学でいうフィグーラ(文の彩)は音楽では「表現する内容を聴き手に伝えるために用いる特別な音の使い方や音型のことを指す」そう。 この音楽におけるフィグーラがいくつかある中で、下記の2つは有名で”使える”フィグーラのようです。 ア…
チェロレッスン 15回目 ①WernerとSchroeder編
チェロレッスンも15回目。 C/G線をエヴァピラッツィ・ゴールドに替え、エンドピンも新しくして初めてのレッスン。 先生から、楽器の見た目が「プロっぽくなった」と言われました(笑) 弦は総張り替え、テール交換、エンドピンソケット、テールピン交換...量産楽器であるアントンプレルⅢの部品はほぼ交換していました。 細部の見た目の違いですが、弦のテールの色が揃ったのと真鍮のエンドピンの影響が大きいような気がします。プロっぽい楽器に見える要因。 弾いてみると「めちゃめちゃ音量出るようになりましたね!」と。さらに音量がパワーアップしたようです。 確かに、最近練習していてもビブラートの後の残響や余韻が楽器全…
「ひばりジャズを歌う」と同時発売になったもう一枚の美空ひばりの復刻版ジャズアルバム。オリジナルは1961年。 motoazabu-diary.com 美空ひばりの歌唱と、「原信夫とシャープス・アンド・フラッツ」の演奏。ビックバンドのゴージャスな演奏をバックに、お嬢の伸び伸びとした歌唱が光ります。 美空ひばりとジャープス・アンド・フラッツの関係や美空ひばりにとってのスタンダード・ジャズについて考察は数多の評論がありますが、最近のこの記事は秀逸でした。 www.arban-mag.com A面 1.虹の彼方 2.クライ・ミー・ア・リバー 3.ククルクク・パローマ 4.アイ・ラブ・パリ 5.ジャスト…
新しいエンドピンを購入、交換してみました。 見附精機工業製「鉄入り真鍮・先端まで鉄・8mm」 先端まで鉄芯入りの真鍮エンドピン。 殺傷能力ありそうな尖りっぷりは、ほぼ凶器。 先端は真鍮に圧入された鉄芯が鉛筆のように見えます。 上端部に製品名(素材名)と MITSUKE のスタンプ。 どんなふうに梱包されてくるのか楽しみだったのですが、ごく普通の箱に入ってきました。 デフォルトの8mmエンドピンの重さは197g この鉄入り真鍮エンドピンは201gと差は僅か。 チェロの先生は「チタン入り真鍮」を使っており、レッスンの際に使わせていただきました。 「チタン入り真鍮」はずっしりと重心が下がったような音…
"お嬢" 美空ひばりが亡くなって33年も経つんですね。昭和は遠くになりにけり。 お嬢の33回忌となる6月24日に発売されたアナログ盤です。オリジナルは1965年(昭和40年)リリース。 ジャケットデザインや解説、盤面レーベルまで当時のオリジナルコロムビア盤が復刻されているようです。帯のフォントももしかすると当時のデザインでしょうか。 A面 1.スターダスト 2.ラヴ 3.魅惑のワルツ 4.歩いて帰ろう 5.トゥ・ヤング 6.ペイパー・ムーン B面 1.恋人よ我に帰れ 2.プリテンド 3.月光価千金 4.慕情 5.ロンリー・ワン 6.夕日に赤い帆 アナログ盤で聴く美空ひばりの歌声が素晴らしい。 …
ファイザー2回目接種後、24時間経過しましたが発熱が続いていて怠いです。 朝 37.5℃ 昼 38.1℃ 夜 38.2℃ ただただ熱が高いだけで、咳や鼻水のような症状もありません。 地味に高めの熱が続くので、頭痛が出てくる程度です。 さすがに仕事は無理な感じ。怠くて何もできません。休暇にしといて良かった。 少し上がり気味なのでカロナール飲んで大人しくしてます。
1週間延期になったのち、3日早まった2回目のワクチン接種。 motoazabu-diary.com 無事接種終了しました。 前回同様、左腕に。 motoazabu-diary.com 外が暑いからなのか、副反応なのか判然としませんが、初回よりも接種部位が熱を持っているような感じ。 接種から3時間経過しましたが、36.9℃とやや発熱が出てきました。(16時) 接種してくれたクリニックで処方してくれる(商売上手!)カロナールとアレグラ飲んで安静にしています。
ヤーガ―のC/ G線 最初からこの楽器についていた弦(たぶんスピロコア)は、跳ね返りが強く発音がいまいちだったので、やわらかい弦に替えたのです。 ヤーガ―に替えると確かに「跳ね返り」はなくなりました。「やわらかい弦」で弾きやすさはあるのですが、音も柔らかくなりすぎてぼわぼわした、籠った音になってしまいます。 開放弦では低弦らしい、やわらかく深い音が出るのですが、弦を押さえると途端に響かなくなります。4ポジションまで上がるとその症状は顕著になり「がさごそ」「ぼそぼそ」した音質になってしまいます。音程も不安定になり、なんだか音痴な感じに。 すべてエヴァピラッツィ・ゴールドに揃えてみる チェロの弦で…
チェロレッスン、14回目の無伴奏チェロ組曲編。 エチュードと違い、楽曲のレッスンはのびのびと弾けるような気がして非常に愉しいです。昔のフィギュアスケートでいう、コンパルソリーの後の自由演技、というか。(ネタが古い) フレージングを意識して、力まず、チェロの良い音を響かせるように弾いていきます。 Menuet Ⅰ・・・修了 ・3小節目 重音手前のDを響かせる。次小節の重音につなぐように歌う。 ・8小節目 最後の2音、A→Dは余韻を重視。 ・12小節目 低いAは大事。エモい音で。 ・16小節目 Eも大事。エモく。 「エモい音」出ました。楽譜に「エモ」ってメモります。(後から楽譜を見ると意味不明) …
7月8日に1回目のワクチン接種から3週間、今日は2回目の接種予定でした。 「でした」なのは延期になったから。 接種の翌週にクリニックから電話があり 「ワクチンの入荷予定がずれ込んだため、2回目予定(7月29日)の翌週(8月5日)に延期させてほしい。」 とのこと。 「国から自治体へのワクチン供給が減らされる」というニュースが流れていた翌日だったので、「ほんとに減らされるんだ」とやけに感心してしまいました。 www.nhk.or.jp www.sankei.com それにしても、クリニックの方々は大変です。他の多くの2回目接種予定の方にリスケの電話をしなければならず、恐縮してリスケのお願い連絡を行…
チェロレッスン 14回目 ①WernerとSchroeder編
14回目のチェロレッスンでした。 前回から60分のレッスン時間になり、やはり密度が濃い。情報量が多いです。 先生とは対面でレッスンを受けます。 まずはソロで弾いて、細かく指導を受ける。 先生と一緒に弾く時には、先生の弾き方を見つつ自分の弾き方をチェック・・・なかなか忙しいです。 指導内容はしっかりメモ。(ですが、忘れる部分も多く課題です。) いろいろ外の状況は騒がしかったり、不安感があったりと落ち着きませんが、だからこそチェロの練習の時間は心を落ち着ける意味でも非常に有意義な時間。 音楽を聴くことも心が落ち着きますが、無心に楽器を弾くことで些細な気持ちのモヤモヤとか吹っ飛びます。 レッスン忘備…
ジャンボジェット機が日本の空から退役してもう10年以上経ちます。 写真を整理していたところ懐かしいデータをみつけました。 JALの747-400D型機の、羽田ー千歳定期路線ほぼ最後の頃の写真。 国内線専用の400D型機は1991年初飛行。ローンチカスタマーもJALでした。 2011年2月18日の那覇発羽田行きのJL914便を最後に定期便としての運航を終了。 羽田便でたぶん747-400に登場するのは最後だろうというタイミングで降機の際に写真を撮らせていただきました。 Exifを確認すると2010年12月20日の日付。 クラスJの先頭窓側1Aから6Kまで(うち5D/G、6D/Gは中央通路側席)の…
レッスンの密度と情報量が増えたのでレッスン忘備録も2回に分けました。 ②はバッハ無伴奏編。 やはり楽譜の音程は出せるが、音楽にするための訓練が必要なようです。 4小節毎のフレージング、歌う音はどこか、楽曲の中でどういう位置付けなのか…楽曲全体の完成形をイメージしながら弾く必要があります。もちろん、そのための表現の技術の習得も。 レッスン忘備録 (無伴奏チェロ組曲) 【Bach Six Suites】 BWV 1007 Suite Ⅰ Menuet Ⅰ ・ウェルナーでしっかりボジションを習得した成果が出ています。 ・音程は問題ないので、音楽的な部分、表現をつけていきましょう。 ・最初のGは「響か…
チェロレッスン 13回目 ①WernerとSchroeder編
中級者コースはじまる 今回から中級者コース。 一回40分のレッスンが60分になります。 (といっても、初級コースの時も一時間くらいのレッスンになっていましたが…) 交換したばかりのJARGARのC/G線も音が落ち着いてきました。 「良いですね。チェロらしい低い音が出ています。今の楽器に合っていると思いますよ」と先生からもお墨付きを頂戴しました。 中級者コースになり、レッスン時間も伸びて、レッスンの密度と情報量が格段に増えました。 楽曲を「音楽」としてどう「表現」していくか 楽譜の音程を正確に弾くことは(ある程度)できる前提で、楽曲を「音楽」としてどう「表現」していくか、というレッスンのポイント…
コンステレーションCの純正ブレスレット、なかなか単品で見つけられなかったのですが手頃な中古品をオクでようやく見つけました。 いかにも60年代なデザインのブレスレット。 いわゆる「巻きブレス」のようですが、両側面のコマは無垢な質感があります。中間のコマは巻き形状でよく動きます。装着感が良いです。 スクラプも板状のものでパチンと嵌め込む昔ながらのタイプ。スクラプにオメガの刻印。 しかし、当時のものにしてはセイコーの巻きブレスのように軽くありません。割とずっしりとした質感があります。シャラシャラしないのはさすがオメガ純正。 純正ブレスレットにすると素材の一体感が出ますね。クッションケースであることが…
ファイザーのワクチン、1回目を接種してきました。 まず、接種券が届かない 居住自治体のワクチン接種はまだ一般接種ではなく、優先接種の段階。 「接種順位の上位となる対象グループ」のうち「基礎疾患を有する」グループでの接種です。「基礎疾患」の認定範囲が割と広く、早めに接種券が交付されました。 つぎに、接種券は届いたが予約ができない 大規模接種会場では予約がいっぱいでした。WEB系での予約は9月くらいまで予約枠が埋まっている状況でした。接種券がある程度多数発行されて、大規模接種センターに予約が殺到したようです。 じゃあ、近隣医療機関での接種には余裕がある? 次なる手段は「かかりつけ医での接種」。接種…
テールピースとエンドピンを交換して楽器の状態も落ち着いてきました。 総じて音のレスポンスが良くなったのですが、C線・G線の低弦の跳ね返りが強くなり弓圧を意識的に大きめにしないとしっかり響く音になりません。 C線・G線は購入当時の標準でついていた弦のままだったので、交換することにしました。 先生から「柔らかめの弦」をお勧めされたので今回はJAGARのミディアムにしてみました。 C線はさすがに迫力の太さ。 弾いてみてまず、発音が良くなりました。通常の弓圧で低弦が鳴ってくれます。弓で弾いた感触がソフトで、これまでよりずっと響きが出ます。特にG線で顕著です。 C線は弾き始めに発音がぼやける残る感覚があ…
歌舞伎のストーリーを世界感の表現として「○○物(○○もの)」と表現することがあります。 『桜姫東文章』は「清玄桜姫物」と「隅田川物」そして江の島の「稚児ヶ淵伝説」が綯い交ぜとなった世界観の上で上演されます。通底するのは吉田家のお家騒動としての「隅田川物」。 四代目鶴屋南北の作。 その世界感は倒錯しているというか、退廃的というか、かなりエログロナンセンスなプロット。 稚児愛、転生、破戒、怪談、殺し、濡れ場・・・エンターテインメントとしてありとあらゆる俗悪なプロットが盛り込まれています。 そんな、ちょっとありえないような設定や筋書きが、とにかく美しい役者たちの美しい演技で演じられます。 「桜姫」の…
虎ノ門 Blanc は2016年オープンのビストロ。 美味しい料理とワイン、そして料理に合うパン。 オープン当初からお気に入りのお店でした。 bread-lab.com toyokeizai.net 虎ノ門での営業を6月で終え、大宮へ移転するというので、最後の 虎ノ門 Blanc での晩餐を愉しみました。 東京での生活圏にこういうビストロがあったのは本当に幸せなことでした。 この店でお会いした、大谷シェフやスタッフ、食事の趣味もお酒の趣味も合う友人たちとは、公私に渡り仲良くさせていただきました。 ちょっと大げさかも知れないけれど、この歳になって、こんなに拡がりのある人間関係ができたことは得難い…
12回目のチェロレッスン。先生の所へ通い始めて半年過ぎました。 テールピースとエンドピン交換、その後 テールピースとエンドピンを交換して、楽器の音がどんどん良く「鳴るように」なっていますが、毎日弾いていて、少しづつ楽器の調子というかコンディションが違うのがわかるようになりました。楽器のレスポンスがよくなった感じ。 ちなみにウルフトーンが出るようになったので、G線にウルフキラー復活です。 「この楽器は幸せですねえ。どんどん鳴るようになってる。」と、ハイドンのチェロ協奏曲をひとしきり弾きはじめる先生。 あぁ、イイ音だ。というか、こういう風に弾けるようにならなければ、と思いを新たにするのでした。 チ…
先日の東京行きには「グランプリオリエントスペシャル」を着用していったのですが、どこかで風防が外れてしまったようで、気づいた時には風防なしの状態。プラ風防を落としてしまったようです。 motoazabu-diary.com 身につけていたものが急に無くなるとどうも落ち着きません。 ちょうど日比谷にいたこともあり、銀座和光に立ち寄ることにしました。 とりあえずのお手軽な時計があれば買おう、と。 和光の並びに SEIKO DREAM SQUARE という SEIKO5スポーツ や プレザージュを扱うコンセプトショップがあります。 直営店だけあって、セイコーの各ブランドがフルラインナップで実機を見るこ…
先日東京行きにはグランプリオリエントスペシャルを着用していったのですが、どこかで風防が外れてしまったようで、気づいた時には風防なしの状態。プラ風防を落としてしまったようです。 motoazabu-diary.com 身につけていたものが急に無くなるとどうも落ち着きません。 ちょうど日比谷にいたこともあり、銀座和光に立ち寄ることにしました。 とりあえずのお手軽な時計があれば買おう、と。 和光の並びに SEIKO DREAM SQUARE という SEIKO5スポーツ や プレザージュを扱うコンセプトショップがあります。 直営店だけあって、セイコーの各ブランドがフルラインナップで実機を見ることがで…
Luxman MQ-60 Customはパワーアンプです。各種の音源をプリアンプ(コントロールアンプ)で統合、音質を調整します。パワーアンプはプリアンプから出力された信号をスピーカーを動かすためのさらに大きな信号に増幅するためのアンプです。 現在のオーディオ構成 いつの間にかCDを全く聴かなくなりました。CDを再生する機器すらありません。音源は現在下記の3つ。 ・デジタル音源(配信等)・・・Marantz NR-1200(DAC) ・アナログ音源 レコード・・・Victor JL-T77 ・アナログ音源 チューナー・・・Marantz Model 125 これらの音源をプリアンプ(コントロール…
今日の羽田線、B777-200ER、国際線機材でした。 クラスJはビジネスクラスの座席。SKY SUITE Ⅲ というフルフラットになる個室ライクな席。 JALのCクラスは2007年にシェルフラットタイプの747-400に乗った思い出があります。 シカゴ-成田線。懐かしい。 いつでも軽食オーダーもできるようになっていたので、ラーメンやら何やらずっと食べ続けていた記憶があります。 千歳羽田間は70分くらいのフライト。フルフラットにしている時間はあまりありません。 一応フルフラットにしてみましたが落ち着かないです。 フルフラットにしたときに見える景色 個室感があるので流石にゆったりできます。国内線…
ついに真空管アンプを チェロの先生(真空管アンプ所有)には 「アンプはね、真空管ですよ」 「(真空管アンプ買うのは)時間の問題ですね」 「ヤフオク調べ出したら・・・買うでしょ。」 等々、言われていましたので、予定通り(?)の購入です。 これから暑い季節になるのに盛大に発熱する真空管アンプ、はじめました。 Luxman MQ60 Custom 1974年に発売されたラックスマン社(当時はラックス社)の真空管パワーアンプです。 同社の真空管プリメインアンプの人気機種であった SQ38F のパワー部を独立させた構成。 当時、ラックスマンには負帰還アンプのMQ60、同キットのKMQ60、無帰還アンプの…
楽器のカスタマイズ第一弾として、テールピースとエンドピンの交換。 楽器の発音・音離れが良くなり、音の表情や表現がコントロールしやすくなりました。弾きやすい楽器に生まれ変わった感じです。 特にC線とG線の鳴りっぷりが大きく変わったのですが、これまでG線のF~Fisで出ていたウルフトーンが消えたようです。 G線につけていたウルフキラーも外してみました。G線についていたわずかな”異物感”がなくなり、発音がより軽くなって響きやすくなった感じです。 しばらく弾き込んでいくうちにまたウルフトーンが出現するかもしれませんが、まずはウルフキラーを外して様子見です。 にほんブログ村 にほんブログ村
テールピースとエンドピンを交換 チェロの先生もいつも調整でお世話になっているという楽器工房さんにお願いしました。 さすがプロ御用達の楽器工房だけあって、作業迅速。 1時間程度で交換が完了しました。 もともとのテールピースは樹脂製(Akusticusでした)。 エンドピンは抜けないタイプのカーボン調の10mmパイプ、エンドピンソケットはエボニー(黒檀)でした。 交換したのは、 エボニーのテールピース(イングリッシュタイプ) 独ULSAのエンドピン(スチール) ローズウッドやボックスウッドのテールピースも華やかで良いですが、ペグも同材質に揃えるのが常識的なところだそうで、まずはベンチマークとしてエ…
先日、ある番組で女優の本上まなみさんがよく本を読まれること、本が家にあふれているさまを拝見しました。その中で見覚えのある表紙の文庫本がありました。 伊丹十三『ヨーロッパ退屈日記』 もう何度読んだか分からない。そしていつ読んでも愉しい。「座右の書」というほど堅苦しくなく、カジュアルに、いつでもどこでも読みたい、伊丹十三の珠玉のエッセイ。 このブログのタイトルも「退屈日記」を使って伊丹十三のスタンスに少しでも近づきたいもの、という願いを込めています。 物心ついたときは、いつもカンフー服を着て、味の素のCMに出ている娯楽映画「伊丹映画」の監督であるところの、不思議なおじさん、伊丹十三でした。彼が国際…
北海道中川郡池田町にある十勝ワインの「町民用ロゼワイン」。町民用とありますが、町外でも売られています。北海道内ならコンビニでも売っています。 「十勝ワイン」の設立は1963年(昭和38年)。日本で初めての自治体運営によるワイナリーです。 いまでこそ国内にはたくさんのワイナリーがあり、栽培技術が進んで北海道でもカベルネ・ソーヴィニヨンをはじめとしたボルドー原産の長熟型のブドウが栽培されていますが、かつては北海道で産出されるブドウは低温でも育つドイツ系が主で「酸っぱい白」というイメージがありました。 そんな、昔ながらの酸っぱい系のワインを彷彿とさせる十勝ワインのロゼは、今飲むと懐かしくもあり、同時…
帝国ホテルの会員になると、会員誌 IMPERIAL が季刊で送られてきます。 2020年に開業130周年を迎えたということで、帝国ホテルの生みの親「渋沢栄一」の特集。 流石に読み応えのある内容と執筆陣。 先日宿泊した際にも、ホテル内のギャラリーに渋沢栄一コーナーがありました。 これはワインのコルクで描いた栄一の肖像画。 130年の節目に周辺再開発の合意の発表がありました。 内幸町再開発の一街区として帝国ホテル本館・タワー館の建て替え計画が発表されています。 「内幸町一丁目街区」におけるまちづくり方針の合意について ※お問い合わせ先は当社とは異なります。 ニュースリリース (2020年度) …
Jo Maloneのフレグランスは2008年の日本出店当初から使っているお気に入りです。 ライム・バジル&マンダリンやポメグラネート・ノアール等、定番の香りも良いですが、シーズン毎に限定で出されるフレグランスは個性的で”ツボな”香りが多くチェックが欠かせません。英国らしさが感じられる多彩なコンセプトも魅力。 今年の夏の限定コレション、「マーマーレード・コレクション」が良かったので買ってみました。 タンギー・ルバーブ・コロン 手作りジャムにインスピレーションをえたコレクションだそうです。ルバーブとかほんとに英国っぽい。パッケージデザインもキッチンに並んでいそうな容器のイメージ。 トップノート:ル…
Ref :168.017 Cal.564 コンステレーションCと呼ばれる自動巻のクロノメーター機です。 ジェラルド・ジェンダによるラグとケース一体型のデザインは、この時代の腕時計デザインの流行をつくりました。 ラグとケースが優美でモダンな曲線で一体となった、”Cライン”と呼ばれるデザイン。見た目だけでなくつけ心地も良いです。 アワーマーカーやOMEGAロゴ、コンステレーションの星印はアプライド。1968年頃に製造されたモデルですが、同年代の国産機械式時計よりも仕上げや細部のディテールが上等です。 裏蓋にはクロノメーター機であることを示す天文台メダリオン。 薄型でありながら精度の良いキャリバー。…
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 BWV.1007-1012(全曲) 1991年、仏ヴェズレー、サント=マドレーヌ大聖堂(Basilique Sainte-Marie-Madeleine)でのレコーディング。ちなみにBasilique Sainte-Marie-Madeleine はロマネスク建築の至宝と評される、世界遺産の美しい教会建築です。 無伴奏チェロ組曲 全曲 LP盤4枚に収録されています。 60歳になるまで無伴奏の録音はしない、と明言していた巨匠の64歳での「最初で最後」の無伴奏全曲レコーディング。 大聖堂での無伴奏チェロ組曲。 LP盤を一枚一枚聴き進んでいくうちに、巨匠がチェロを通…
そろそろ無伴奏チェロ組曲 11回目のチェロレッスン。 先生から「Lowポジションもひと通りマスターしてきたので、そろそろバッハやりましょうか。」のお言葉が。 バッハ! 思ったより早く無伴奏チェロ組曲に取り組むことになりそうです。 「まずは第1番から。Menuett → GIGUE → SARABANDE ・・・の順番でやっていきましょう。」 教室ではベーレンライター版が指定されています。 すでに入手済みです。 運指・弓順等、先生の楽譜を写して予習していきます。楽しみ! レッスン忘備録 【Werner】 p59 Moderato「第一,第三と第四ポジション」・・・完了 ・リテイク後の8分音符のス…
アナログ盤で弦楽器を聴くのが心地よく、チェロのレコードが増えてきました。 クラシックを聴くときはオルトフォンのカートリッジで。 「デュ・プレの伝説的録音集」5枚組のアナログ盤です。 没後30年で企画された2017年発売のもの。 《LP1》 エルガー チェロ協奏曲ホ短調 Op.85, 他 [録音]1965年8月, ロンドン、キングズウェイ・ホール LP2 1) ハイドン:チェロ協奏曲第1番ハ長調 Hob.VIIb-1, 2) ボッケリーニ:チェロ協奏曲変ロ長調(グリュツマッヒャー改訂) [録音]1967年4月, アビー・ロード・スタジオ LP3 1) シューマン:チェロ協奏曲イ短調 Op.129…
旭川で作陶されている工藤和彦さんの器。 「白樺ホワイト」と名付けられた粉引の器です。 茶碗は刷毛目が美しいです。 粉引の独特の表情は眺めていて飽きません。 日常使いの食器を気に入った器にしたい、と少しづつ集めています。
帝国ホテルに「ミュージックルーム」という部屋があります。 宿泊者なら空きがあれば誰でも利用できます。 www.imperialhotel.co.jp チェロ持参で宿泊していたのでミュージックルームを利用してみました。 ホテルの方に聞いたところ、もとはスイートルームだったのを防音設備を整え、グランドピアノを入れ「ミュージックルーム」として使っているそう。 スタンウェイのグランドピアノ 廊下から部屋への扉は通常の客室扉でしたが、ポーチを入った内扉はグレモン錠を使った防音扉。床レベルも廊下より上がっていたので浮き床仕様でしっかりした防音室になっているようです。 パヴァロッティのサイン。この部屋を使っ…
都内で宿泊する際のお気に入りは帝国ホテル。一泊でもよいけれどできれば連泊したい。 都内には外資をはじめ高級ホテルは数多あります。 帝国ホテルは、いまや特段豪華なわけでも設備が最新なわけでもありませんが、ホテル全体のほっとする安心感と心地よいもてなし、各所に感じる気遣いがなんとも居心地の良いホテルなのです。 エレベーター内に薔薇の一輪挿し。 帝国ホテルには「インペリアルクラブ」という会員組織があります。 1973年発足の日本のホテル会員組織の草分けだそう。 www.imperialhotel.co.jp メンバーには各種特典がありますが、「クラブラウンジ」が利用できることが大きな魅力です。 日比…
このエントリーを書いた翌日、Apple music によるロスレスオーディオの配信がスタートしました。 motoazabu-diary.com しかもサブスクリプションの追加費用はなし。Amazonmusic HD に真っ向勝負。 www.apple.com 黙ってはいられないAmazon側も「Amazon Music HD」を、「Amazon Music Unlimited」ユーザーへ追加料金なしで提供することを発表しました。 www.amazon.co.jp Spotifyも年内にはハイレゾ対応するとのことで各社、配信楽曲の高音質化が進みそうです。 メインマシンが iMac 、スマホがiP…
1992年、ロストロポーヴィチのチェロリサイタルのプログラムです。 1992 JAPAN TOUR MSTISLAV ROSTROPOVICH 今は解体された北海道厚生年金会館でのロストロポーヴィチのソロリサイタル。 当時大学一年、大学オケでチェロを弾き始めの頃です。 バッハ 無伴奏 第1番 ベートーヴェン チェロソナタ第3番 シューマン アダージョとアレグロ グリーグ ソナタ イ短調 トルトゥリエ・エンドピンをつけて、これでもかと楽器を寝かせて弾くロストロポーヴィチ。 あたかも楽器と一体化して音楽を奏でているような姿が強く記憶に残っています。老境のロストロポーヴィチは一切の力も入れず、魔法の…
憧れのクルマのカタログ XJ40は発売当時から“憧れのクルマ”でした。 英ジャガーカーズの創業者、サー・ウイリアム・ライオンズが晩年、最後にデザインを承認したジャガーです。 マイナーチェンジ後の1992年のカタログが手許にあります。 バブル時代だけあって、紙質も豪華。箔押しのJAGUARロゴ、中表紙は和紙調です。 このカタログ、当時高校生だった自分がNAVI誌のジャガージャパンの広告を見て資料請求したものです。 当然郵送されてくるものと思っていましたが、ジャガージャパンのセールス担当が実家に持参してくださいました。 資料請求した本人は高校生。当時、実家に免許を持っている家族はおらず、クルマを置…
普段はストリーミング再生で音楽を聴いています。 最初は Spotify が楽曲数も多くUIも使いやすかったので利用していました。 何より、以前使っていたアンプ M-CR611 が Spotify connect に対応していたので操作がしやすかったのです。音質も満足していました。そう、Amazon music HDを知るまでは。 Amazon music HDがULTRA HDというハイレゾ音質で配信していることを知り、試しに同じ曲(チックコリア Now He Sings Now He Sobs)でSpotifyとAmazon HDを比べてみたのです。 「こんなに違うのか!」 Amazon H…
中古レコードは状態が様々なので、中にはノイズが酷いものがあります。 大半はパチパチ音。盤が帯電してしまっていてレコードクリーナーを吹き掛けて埃を除去してもノイズが消えません。 あまりレコードクリーナーをかけすぎるのも良くないとのこと。 色々探してみて、効果ありそうだったこれを導入してみました。 トラスコの静電気除去シート。 パッケージデザインにお金をかけない、中身の品質で勝負!な感じ、嫌いじゃないです。 シートは不織布のような素材です。質感はメガネ拭きに似ています。 ターンテーブルに合わせて円形にカット。 薄い布状なのでターンテーブルの高さにも影響ありません。 レコードをかけてみるとどうでしょ…
グレッチェン・パーラトはドラマの挿入歌で知りました。 現在放映中の関テレ制作のドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』。 TVドラマはあまり観ない方なのですが、このドラマは面白くて欠かさず観ています。 www.ktv.jp 脚本:坂元裕二 音楽:坂東祐大 演出:中江和仁 池田千尋 瀧 悠輔 プロデュース:佐野亜裕美 坂元裕二脚本、佐野亜裕美プロデュースは2017年のTBSドラマ『カルテット』のコンビ。 流れるような群像劇と絶妙な人物描写、要所で効くセリフがスタイリッシュな映像と合わせて愉しめるのは「カルテット」を彷彿とさせます。 グレッチェン・パーラトが歌うこの挿入歌がドラマのイメージにとても似合っ…
音響機材用につくられた「大きめの電源タップ」です。 古いTOAのPA用電源。ドフで数千円で入手しました。 PA機材の電源供給のため、ラックマウントできる形状になっています。 NR1200の下にあるのがパワーディストリビューター。 オーディオは、レコードやネットワーク音源等のプレーヤー側(音の源流に近い側)から電源を入れる、という決まりごとがあります。そうしないと、スピーカーから大きなポップノイズが発生し、スピーカーの故障につながりかねません。 例えば、 電源ON時は ①チューナー・プレーヤー→②プリアンプ→③パワーアンプ の順番 電源OFF時は ①パワーアンプ→②プリアンプ→③チューナー・プレ…
EMPIREのカートリッジ Victorのアナログプレーヤーがとても良い音を出すので、オルトフォンだけでなく、他のメーカーのカートリッジとの違いを確かめたくなりました。 エンパイア社のカートリッジ。1000 ZE/X 1971年から77年ころまで製造された米国製カートリッジ。 1971年の発売当時、スイングジャーナル誌での評価は次のようなものでした。 エンパイアのオーディオ製品にみられるサウンド・ポリシーはひとくちにいって、いかにも米国調らしいといい切れる。JBLの新大陸的な明快さと、清澄な迫力とを併せ持っている。ヨーロッパ調の格式ある控えめな品の良さはないが、フィラデルフィア・オーケストラの…
セイコーの振り子時計。鐘がなる様子からボンボン時計なんて呼ばれたりもします。 振り子時計は、腕時計のように型式やムーブメントの種類がまとめられておらず、いつごろ製造されたものなのか、よく分からず、推測の域を出ません。 文字盤は全数字。12時位置にSeiko のイタリック文字。6時位置に“21Days”表示があることから、「21日巻き」であることがわかります。 チャイムバーが3本、左側がチャイムのゼンマイ、右側が時計のゼンマイをまく部分があります。 木製の箱型、シンプルなデザインです。 デザインテイストから60年代後半のようにも見えます。当時はもう30日巻の時計が全盛。21日巻は廉価版だったのか…
南仏でハンドメイドでつくられているフレグランス。 store.doubleh.jp 天然の素材と職人の手から生み出される「不完全な美」 MAD et LEN(マドエレン)は、南フランスの小さな村「サン・ジュリアン・デュ・ヴェルドン」で生まれたフレグランスブランドです。 物語を天然素材で表現した独創的な調香と、職人の手で生み出された無骨な鉄器はアートのようであり、世界中のフレグランスファンの嗅覚と視覚を魅了しています。 友人宅にあった実物がとても素敵で香りも良かったので自宅にも導入しました。 無骨で味わい深い風合いの鉄製の容器もモロッコ職人の手によるハンドメイド。 中のポプリと香りが選べます。 …
これは完全にジャケ買いです。 「太陽にほえろ!」のサウンドトラックのベスト盤。 井上堯之バンド。 4周年記念盤ということは、1972年放送開始なので1976年(昭和51年)の発売。 ボス(石原裕次郎) 山さん(露口茂) テキサス(勝野洋) ゴリさん(竜雷太) ボン(宮内淳) 殿下(小野寺昭) 長さん(下川辰平) 帯に隠れていたのは殿下と長さんでした。 針を落として聴いてみると、イイ! ボスや山さんやロッキー、殿下のあのシーンやらこのシーンやらが鮮明に浮かんでくる。(ちなみのこのアルバムが出た時はまだロッキーいません) 一曲一曲の音楽としての完成度が高い。 もちろん演奏もグルーヴ感抜群で、劇中イ…
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