隠居間際のおやじです。何の素養もありませんが 歴史に興味を持ち 今後歴史の本を読んだら 概要と感想をブログに書いていこうと思います。大きなストーリーのある歴史が好きだなあ。。。
【目次】序章:格差の何が問題なのか第一章:学校制度の隠された機能第二章:遺伝・環境論争の正体第三章:行動遺伝学の実像第四章:平等の蜃気楼第五章:格差の存在理由第六章:人の絆第七章:主体という虚構終章:偶然が運ぶ希望 【感想】ブログ45の著者による最新”虚構”シリーズ。ではあるが前著で主体が虚構であることは良く理解できたがなぜ格差が”虚構”なのかが本を読んでも良くわからない。生活に満足してくると少しの差異が気になる=嫉妬心という人間の本性からして格差(という主張)はなくならないという理屈はわかるがそれならば虚構ではないように思う。それりょりも「能力という虚構」じゃないかなあ。。。社会では人間には能力差があるので格差は仕方がないと言われているが実際には格差ができている結果を見て「それは能力に差があったのだ」と言って...49.格差という虚構を読む
【目次】1.序2.文化的起源3.国民意識の起源4.クレオールの先駆者たち5.古い言語、新しいモデル6.公定ナショナリズムと帝国主義7.最後の波*****ここまで何とか読む****8.愛国心と人種主義9.歴史の天使10.人口調査、地図、博物館11.記憶と忘却旅と交通ー「想像の共同体」の地伝について【感想】有名な本なので”いっちょ読んでやるか!”と思って手に取ったが私の好みではない”文学的こねくり回した表現”が多く読み切れなかったよ。序にある「過去2世紀にわたり数千万、数百万の人がかくも限られた想像力(”国民”という概念のこと)のために殺し合い、あるいはむしろ進んで死んでいった」のはなぜか?ということを知りたかったのだが読んだ範囲では「国民」という概念が出来上がる歴史についての記載がほとんどであり「なぜその意識がそ...48.想像の共同体を途中まで読む(挫折の記録)
【目次】序章:民主党の歩みと三年三か月の政権第一章:マニフェストーなぜ実現できなかったのか第二章:政治主導ー頓挫した「五策」第三章:経済と財政ー変革への挑戦と挫折第四章:外交・安保ー理念追求から現実路線へ第五章:子ども手当ーチルドレン・ファーストの蹉跌第六章:政権・党運営ー小沢一郎だけが原因か第七章:選挙戦略ー大勝と惨敗を生んだジレンマ終章:改革政党であれ、政権担当能力を磨け 【感想】2009年~12年の民主党政権はなぜ”失敗”したか?という話。いろいろと記載はあるがまとめると以下の二点1.総論、理想ばかり議論してきて各論、具体策、実務をどうやるかをまったく確立してこなかった。2.政権の長期展望が無いので「今目立っておかなかなければ!」という目立ちたがり屋が多く実務、裏方で汗をかけると言う人が非常に少なかった。...47.民主党政権失敗の検証を読む
【目次】第一部:個人第一章:個人的危機第二部:国家ー明らかになった危機第二章:フィンランドの対ソ戦争第三章:近代日本の起源第四章:すべてのチリ人のためのチリ第五章:インドネシア、新しい国の誕生第六章:ドイツの再建第七章:オーストラリアー我々は何者か?第三部:国家と世界ー進行中の危機第八章:日本を待ち受けるもの第九章:アメリカを待ち受けるものー強みと最大の問題第十章:アメリカを待ち受けるものーその他の三つの問題第十一章:世界を待ち受けるものエピローグ教訓、疑問、そして展望【感想】国家の危機のとその乗り越え方について著者の12観点すなわち1.国家が危機にあるという世論の合意2.行動を起こすことへの国家としての責任と受容3.囲いを作り解決が必要な国家的問題を明確にすること4.他の国からの物質的支援と経済的支援5.他の...46.危機と人類を読む
近代社会では「主体性を持った、自律した行動には責任を伴う」という考え方が強く信じられているが実は「主体性を持った、自律した行動」というのは虚構である というストーリー。 メインの内容は2つ1.科学が示す事実として人間は外界の情報に強く影響される他律的存在であることが示されている。また意志や意識は行為の出発点ではないということも示されている。2.官僚制・分業体制により「責任転嫁・正当化」が行われているのが現実の社会である。アイヒマン。。「私は命令に従っただけだ」死刑。。「私は判決を下しただけだ」 ホロコーストの本当の恐ろしさはあからさまな暴力性にあるのではない。逆にむき出しの暴力をできるだけ排除したおかげで数百万にも及ぶ人間の殺戮が可能になったという指摘は恐ろしい。ブログNo.40の「エルサレムのアイヒマン」と...45.責任という虚構を読む
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