chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
琉球史と絡む先祖調査の記録です https://blog.goo.ne.jp/yononushi

琉球が三山時代であった北山王の次男と言われる沖永良部の島主「世之主」 当家のご先祖様であるという伝承をもとに、ご先祖調査をしており、その内容をブログに記録しています。

yononushi
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2021/02/12

arrow_drop_down
  • Vol.414 島伊名重の書から⑤文面の謎が少し解けたような、、、

    1913(大正2)年に屋号シマクルの9代目であった島伊名重が書き残した文書があります。この文書は紙の破損部分があり全体の正確な内容が分からないのですが、ざっくり読んでみると、当家の7代目であった平安統惟雄について(伊名重の実祖母が惟雄の姉)尊敬の念があったことや、宗家が北山王次男の真松千代王子(世之主)の次男の子孫であること、示現流が強かった4代目の平安統惟貞のエピソードなどが書かれています。伊名重はこの文書では「満翠」と名乗っていますが、恐らくペンネームだと思われます。まずは原文から。島満翠文書(大正二年)原文凡例一、環境依存文字は新字に改めた。一、誤字は正しい字に改め、()に元の字を表記した。一、解読できない文字は□で表記した。一、文書の破損個所は「……」を付した。不肖伊名重沐浴盥漱(かんそう)シ敢(...Vol.414島伊名重の書から⑤文面の謎が少し解けたような、、、

  • Vol.413 島伊名重の書から④屋者の謎とシマクル屋敷

    なぜ琉球からやってきたノロのトップが屋者にいたのか?最大の謎ですが、先日お話を聞いた島家のご当主の話ですと、屋者のすぐ隣にある芦清良(あしきょら)にウジジ浜と呼ばれるところがあり、その浜は昔は琉球と島を結ぶ港であったようだということでした。屋者真三郎は琉球からやってきた人だという説もありますので、少なくともこの屋者の地が琉球と関りの深い場所であったのは間違いないようです。屋者真三郎は伝説では世之主と同じ時代に生きた人であり、四天王の一人でした。世之主亡き後は、もしかしたら島の統治の中心は、この屋者であった時代もあったかもしれませんね。それで島のノロを束ねるトップのノロが、屋者に派遣されていたのかもしれません。眞加戸以前に屋者に赴任していたノロがいたのかについては、残念ながら伝承や情報は聞くことができません...Vol.413島伊名重の書から④屋者の謎とシマクル屋敷

  • Vol.412 島伊名重の書から③屋者のこと

    1600年代に琉球からやってきたノロの眞加戸。沖永良部島にいつやってきたのかは分かりませんが、眞加戸は1665(寛文5)年7月18日に52歳で他界したと伝わっているそうです。生まれは1613年ということになり、20歳ころに島に赴任してきたとしても1633年の頃で、時代は1609年薩摩侵攻後の世です。この頃には島にはまだ薩摩の代官所は無く、徳之島の代官所の方で管理されていたので、まだ完全な統治ではなく旧琉球の体制や文化が色濃く残っていた時期だったのでしょう。ノロには琉球王府からの辞令書が発行され、その任に着きます。この眞加戸も恐らく辞令書の発行があったのでしょうが、現在にはもう残されていないようです。もし辞令書が残っていれば、奄美地方では徳之島の深見家のご先祖にあたるマナベダル宛の1600年正月24日付の辞...Vol.412島伊名重の書から③屋者のこと

  • Vol.411 島伊名重の書から②島家のご先祖様は

    屋者の屋号シマクルと呼ばれていた島家ですが、まずは沖永良部島での島家の始祖となった眞加戸という人物についてです。この眞加戸というのは女性で、寛文5(1665)年7月18日、行年52歳と伝わっているそうです。知名町誌にも記載がありましたが、眞加戸はノロとして琉球の泊村ノロ殿内であった島袋家から赴任したといいます。赴任したのは1635年(22歳)頃ではなかったかと考えられています。そしてこの眞加戸の実家である島袋家は、なんとなんと、あの泊宗重が始祖になるのでした。あの泊宗重といいますのは、我が宗家の先祖としてお爺さまが書き残していた宗重という人物になる可能性があるのです。泊宗重(生年不詳-1514(正徳9)10月13日)は、琉球の第一尚氏時代の7代国王(在位1461-1469年)であった尚徳王の時代の人物です...Vol.411島伊名重の書から②島家のご先祖様は

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、yononushiさんをフォローしませんか?

ハンドル名
yononushiさん
ブログタイトル
琉球史と絡む先祖調査の記録です
フォロー
琉球史と絡む先祖調査の記録です

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用