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  • 冬の東北道に、彗星を見た。

    (上野発の夜行・・・バス@上野駅前)今回の津軽行き、行きは弘南バスの「パンダ号(青森港フェリーターミナル行き)」にしてみました。前回は横浜駅から弘前~五所川原行きの「ノクターン」にしたんですけど、3列夜行のノクターンに対してこの「パンダ号」はオールドタイプの4列シート。いわゆる普通の観光バスの設えなのですが、その分値段はお安くて、ノクターンの9,000円に対してパンダ号は5,500円。首都圏からストレートで弘前に向かう交通機関としては恐らく最安値ではないだろうか。まあ、値段の部分ももちろんあったんですけど、自分としては時間帯ですねえ。いくら新幹線が速い言っても、始発の新幹線で行ったかて新青森乗り換えで弘前10時半になっちゃうから。このバスは上野20:30発で弘前が定刻だと5:45で、朝6時前から現地で動け...冬の東北道に、彗星を見た。

  • 童達 行く末いずこ 鰐の道。

    (いつもの朝を、いつまでも@弘南鉄道大鰐線・鯖石駅)「津軽」という土地の名前のイメージを、一般的にはどう想起するだろうか。それは、春の弘前の桜であったり、夏のねぶた祭だったり、秋を彩る実りのリンゴだったりもするのだろうけど、何と言っても冬の厳しさを想起する人が多いのではないかと思われる。去年の夏、津軽を旅して改めて思ったこと。勿論、夏は夏でその季節なりの良さがあったのだが、「津軽はやはり冬に行きたいよな」ということだった。去年の夏は暑さを求めて九州まで馳せ参じたが、冬は冬らしく凍てつく寒さを求めたい。そんな当たり前のことが、だんだんと季節感のなくなって行く四季の国ニッポンの正しい楽しみ方だと信じてやまない。折しも去年の暮れからJPCZ(日本海収束寒気団)の度重なる発生で津軽地方は災害級の大雪に見舞われてい...童達行く末いずこ鰐の道。

  • さよならだけが人生だ。

    (雪を蹴立てて・・・@鯖石~石川プール前間)大鰐線の東急7000系。大鰐線は、弘南線と違ってちゃんと原形顔の東急がやってくるのがいいところ。ちなみにこの写真を撮影したのは2019年(平成31年)の冬のことなので、もう6年も前の話になる。私が初めて弘南電車にお邪魔したこの冬はまだコロナの前だったから、厳しいと言っても今ほどではなかったんですよねえ。この時間の流れの中で、やっぱりコロナによって失われた3年間というのは地方の鉄道事業者には大きな痛手でしたよね。2019年から現在までに変わったところといえば、弘南線では朝の学生向けの4連が廃止、コロナ禍と従業員不足からの日中30分→1時間ヘッドの大幅拡大があって、大鰐線では初電の繰り下げ、朝夕の本数の削減、そして2024年秋の正式廃止表明ですからね。変わるにしても...さよならだけが人生だ。

  • 津軽へ。

    (降る雪に眠る@津軽大沢駅)弘南鉄道・大鰐線の廃線。昨年の秋に発表されてからというもの、日増しに募る津軽への思い。そして、年末からの津軽は大変な大雪で、何度も何度もレールを閉ざされながらも、何度も何度も除雪をおこなっては道を切り開き、津軽の人々の足たらしめんとする奮闘の姿がなおさらその気持ちを駆り立てている。大鰐線のキ105こそ、相棒のED221の不調によりこの冬はご隠居を決め込んでいるが、弘南線のキ104&ED333のコンビはこの年末年始の豪雪を切り裂きながら連日獅子奮迅の活躍であるという。雪というものの難しさ、降り過ぎれば電車は走らないし、ダイヤがない中で辛抱強くラッセルを待つゲリラ戦を強いられる。けれども、力強く雪を跳ね飛ばすその姿を一目見た日から魅了されてしまった津軽の黒き化身。出るか出ないかは天...津軽へ。

  • 黄金差すホームにて。

    (午後の陽射し、雪凍る築堤にて@男鹿高原~会津高原尾瀬口)午前中に鬼怒川温泉へ下った後は、昼の運用を東武から直通のリバティに任せ、午後遅くなってから会津高原へ戻って来る6050系。昔は日中も浅草からの東武快速が1時間に1本程度は直通してきてくれたものだが、東武側から普通列車の野岩直通が切られた2年前の大減便は大きくこの付近の鉄道での行動範囲を狭めてしまった。東武側の6050系の後継である20400系は未だに野岩線内の運用実績がないように思うのだが、入線試験もしなかったというあたりに何となく察せられるところがある。大減便ダイヤは、もちろんコロナで需要が減退してしまった・・・ということもそうなんだろうけど、東武から乗り入れて貰って走らせることによって発生する東武からの車両賃料を圧縮したいという思惑もあったので...黄金差すホームにて。

  • ネットワークと原点回帰。

    (老兵、黙して・・・@会津高原尾瀬口駅)始発電から線内列車として2往復、少々のインターバルで会津高原尾瀬口に佇む6050系。ちょうど浅草からやって来た500系リバティ会津が到着して、雪の山里に里帰りのお客さんと少々のスキー客が下車して行きます。会津高原尾瀬口の駅は、今でこそ電化されて南会津と首都圏を繋ぐルート上にありますが、かつては国鉄会津線の会津滝ノ原という名前の寂しい終着駅でした。会津若松から会津田島までの開通が1936年(昭和9年)、そして滝ノ原まで開通したのが1953年(昭和28年)のこと。駅前を流れる荒海川の上流に、八総(やそう・はちそう)銅山という黄鉄鉱を産出する鉱山があって、戦後は住友金属鉱山によって開発され、ここから産出される鉱石を運び出すために鉄道が敷設されたのだそうです。かつては浅草か...ネットワークと原点回帰。

  • 道の駅、湯船で眺める大鉄橋。

    (鈍色の湖面に姿映して@中三依温泉~湯西川温泉間)現在でこそ第三セクターで運営されていますが、現在の野岩鉄道会津鬼怒川線は、かつては国鉄の野岩羽線計画として日光線の今市から遥か米沢まで建設されるはずの地域間横断路線でした。野岩線の中でも車窓風景の白眉とも言える湯西川の大鉄橋は、いかにも鉄建公団線らしい連続トラスの美しい造り。冬の朝陽が男鹿の山々を赤く染めても、深山幽谷を行く野岩線のレールには未だ光届かず・・・五十里湖の鈍色の湖面にはうっすらと薄氷が張っている。氷の幕を壊さぬように壊さぬように、静々と列車は湖上の長い鉄橋を渡って行く。普段は2連の6050系か、3連の特急リバティしか通らない鉄橋ですから、4連となるとそれだけでもなかなかの迫力がありますねえ。かつての6050系で運行されていたかつての会津快速で...道の駅、湯船で眺める大鉄橋。

  • 戊辰の道、雪の轍を踏んで。

    (マイナス5℃の静謐な朝@上三依塩原温泉口駅)正月からgooブログを所管するNTTドコモが大規模なサイバー攻撃に遭ったそうで、このブログも2~3日全く繋がらなかった。NTTドコモも正月から災難な事だが、このWeb空間に置いている私のブログも何だかんだと積み上げて20年くらいになっているので、これが消えたら流石に凹むな。写真なんかはHDDに保管してあるけれども、文章はさすがに何も保存していないのでね。バックアップを取るという意味も含めて、どこか他のブログへ一旦文章データだけでもお引越ししておいた方がいいのかな・・・と思わなくもない。思えば、2025年というのは「Windows95」から30年目の節目の年。情報資産の取り扱い、というものに改めて思いを致す年の始めである。正月休みの時間のある時にブログでも書き溜...戊辰の道、雪の轍を踏んで。

  • 謹賀新年

    (4パン全上げ、2025出発進行!@野岩鉄道・会津高原尾瀬口~男鹿高原間)野岩鉄道から朝帰りした大晦日は、昨日は蕎麦を食ってから一本ビールを飲んで、部屋で横になってからの後の記憶がない。紅白もゆく年くる年も何もなく、夢の中で迎えた年の暮れ。そんなこんなで元日は朝4時に目覚めてしまい、ゆっくりと沸かし直した新年の初湯に入ってから、とりあえず録り溜めておいた「ドキュメント72時間年末スペシャル」と「孤独のグルメ2024大晦日スペシャル」を見て周回遅れの大晦日を年またぎで終わらせる。本当であれば、年始は初日の出と初詣を拝むために早朝から出掛けていたのだが、親がこんな調子で完全に時間軸の外れた正月を迎えているのと、息子も今年が受験シーズンで正月となくやれ塾の冬期講習だ模擬試験だとやたらと忙しくしていることもあり、...謹賀新年

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