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あめんぼ通信(農家の夕飯) https://terayama2021.blog.fc2.com/

料理・ハンセン病文学・護憲・・・等。還暦のころから自然と料理を作るようになりました。

あめんぼ
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2021/02/05

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  • 栗生楽泉園 松本茂子さん

    療園に行くなと泣きし子供たちも今はそれぞれ親になりたり面会に来し娘の話つきせぬに時計は夜の十二時打ちぬ麻痺の手に絞りきれず干す肌着よりいまだに雫滴る音す弱き眼に見えるは白衣の姿のみ挨拶すれど誰か解らぬ格子柄あかるき色の炬燵掛に親しみながら一人のわが日日夢かとも思ふ療園の様変わり鉄筋コンクリートの部屋にわが住む母よりも二十年永らえし我なるかただ病に苦しみ日日を過ごして新しき足の補装具我が履きて畳の上...

  • 栗生楽泉園 古川時夫さん(4)

    わが友は傷の癒ゆるを待ち得ずに残雪の北海道へ帰りて行きぬ雪混る風に真向い探りつつ盲導鈴ひびく坂を登りぬ桜桃の熟しておらんふるさとの会津に似たる風の匂い来配分する品に番号の札をつく盲人一九三名に届きたる服幾年も充員運動続けおるにわれらのたのむ医師は去りゆく八百の入園者がいるわが園に七つの宗教と六つの教堂盲いわれ七つの花の鉢守りて高原の冬ようやく越しぬ蕗の薹は咽喉に効くよとともどもに咽喉痛みし友は摘み...

  • カブの甘酢漬け

      カブ750gはスライスして塩をふってもみ、何回かもみながら30分以上してカブがしんなりしたら、さっと水で洗い流し、水気をしぼりながら瓶(コーヒーの瓶を使っている)に入れる。その間に甘酢を作る。180CCの水を鍋に入れ、出汁の素を入れ、煮立ったら50gの砂糖を入れ、砂糖が溶けたら120CCの酢を入れ、冷めたらユズ1個の皮をすりおろし、瓶のカブに注いで出来上がり。一晩経過すれば食べれる。常温...

  • 栗生楽泉園 板倉峰次さん

    ハンセン病文学全集4「記録・随筆」P405~P408を抜粋しました。いばら義務奉仕作業や特別監房のことがわかりやすく書かれています。(ハンセン病文学全集の1ページは21行×25字=525字)です。私が発病したのは昭和二十年の正月早々でした。一寸したいたずらが過ぎて、右手を大きくやけどしてしまい、それが中々なおらず、あげくに顔一面にハンモンが出て非常に困りました。ちょうどその頃は戦争の真最中で、毎日の...

  • 気に入った10曲

       (9)The Cinema Show (Remastered 2008) 2030年 農業の旅→...

  • 郷原信郎の「日本の権力を斬る!」

     【パーティ券裏金受領疑惑「逆ギレ」谷川弥一氏、20年前の長崎での「思い出」】郷原信郎の「日本の権力を斬る!」2030年 農業の旅→...

  • 栗生楽泉園 名和あいさん

    遠き日にオルガン弾きしわが手萎えて今かつがつに鉄琴を打つ今は亡き母が縫いくれし白足袋を包紙替えてまた仕舞いたり寄贈されし栗色の木琴弱き眼に見やすき窓辺にわれは据えおく今日逝きし人の布団が時雨の雨かかれるままにまだひろげあり癩者の遺体拭い給うリー教母にわれも手伝いて仕合せなりきわずらわしき雑居ぐらしを語り合うことも時には慰めとなるわれの足断ちしを母に告ぐるなと兄ヘ便りせし遠き日思おゆ伸びしわが植毛の...

  • 栗生楽泉園 古川時夫さん(3)

    谷越えて友が摘みきし鈴蘭を甕(かめ)にさしたり溢るるばかりらい園に病みつぐわれは給食のアイスクリーム食いぬ二十年ぶり大いなる拡張管の挿入に二人の医師はまどえるごとしせばまりし気管容易に拡がらず今年に入りて十五たびの手術かぐわしく春は匂えり掌に乗せてもらいし楤(たら)の芽料理カニューレをはずす手術を明日にひかえ看護増員の闘争に加わる塞ぐよと声をかけくれて先生はわれの気管を縫いはじめたりわが咽喉に十七...

  • ダイコンの味噌煮

    熱した鍋に油を入れ、ニンニク1片の粗みじん切り、さっと湯通しした豚肉100g、乱切りしたダイコンの順に炒め、ひたひたに水を入れ、砂糖、酒、醤油を少し入れ、煮立ったら弱火にして20分ほど煮て、味噌をみりんで溶いて入れ、ユズ1個の皮をすりおろして出来上がり。ホウレンソウのおひたし ネギと練り製品の煮物鍋に醤油、砂糖、酒、みりんと水を入れ、煮立ったら練り製品を入れ、生姜1片をすりおろし、ざく切りした...

  • 栗生楽泉園 金 末子さん

     ハンセン病文学全集4「記録・随筆」P653~P655を抜粋しました。つつじ公園にて草津白根山の麓、草津温泉の湯畑は広く人に知られている。雪の降る寒い日、立ち昇る湯気は煙のように見え、ホカホカした温もりをさえ感じさせる。痛んだ卵にそっくりの湯気の香り。けれど「草津よいとこ一度はおいで」の唄の文句に、私は異質な感じを抱くのである。それは終生療養をしなければならない定めにあるためかと思う。どちらを向...

  • 気になった記事

     東京新聞 12月13日 21面本音のコラム 斎藤美奈子「ちょっと待ってくださいよ。ぼくたちって営業マンなんですか」新人秘書のAは不満だった。議員秘書になったつもりだったのに、政治資金パーティ券、略してパー券の販売ノルマを命じられたからだ。先輩秘書はいった。「いいかい、これは仕事なんだ。うちの先生を大臣にしたいなら、1枚でも多く売る。そして派閥内での実力を示す」1口2万円、ノルマは100口で、...

  • 気に入った10曲

      (8)Genesis - Just A Job To Do (Official Audio) 2030年 農業の旅→ ...

  • 飛騨の山猿 マーベリック新聞

     【不定例記者会見】れいわ2030年 農業の旅→...

  • 栗生楽泉園 川坂忠勝さん

    秋風に明水さんと坂道を農園先まで散歩せし思い出病癒えラジオテレビで日日を学び得る今を幸いとせりたそがれに庭に降りたち杖と手でまさぐりみれば草丈伸びぬ妹も風邪ひきいるに夜中まで熱に苦しむ吾をみとりくるるわが部屋へ父が来たれる夢を見き然も弟も連れて来たりて生れ出でて生かされてきて生きてきて今日は私の誕生日なり廊下をばから拭きしたりわが体ようやく昔に戻りし如し歌を学び療養つづけかにかくに四十年を過ぎて来...

  • 栗生楽泉園 古川時夫さん(2)

    咽喉切れば三年の生命と人云えどプロミンうちてわれは生きおりらい古りて年寄の如く見えるわれの若き齢に女医はおどろく大雪の積りて今朝の細き道盲導線に杖のとどかぬわが母の収容されしらい園に転出もむなし病み古りおれば故郷に近きを願い東北のらい園に入りし老い給う母わが母のらい園に収容さるるまで病みいしことをわれは知らざりき足うらの腐りし骨を切りとられ血は膿盤にしたたり落つる盲眼の垂れし瞼を縫い閉じよと友はし...

  • お好み焼き

       黄金のレシピと思う。キャベツを太めの千切り200g、薄力粉100g、豚肉100g、水150CC、溶き卵1個ボールにキャベツを入れ、薄力粉を入れて混ぜ、水を入れて混ぜ、さっと湯通しした豚肉100g、溶き卵1個を入れて混ぜる。熱したフライパンに各大さじ1の油を入れ、具材を入れ、弱火で裏表7~8分ずつ焼いて出来上がり。ウスターソースで。2030年 農業の旅→...

  • 多摩全生園 津田せつ子さん

    わが恩人療養生活三十年を過ぎんとしている私は、その闘病生活の中で、内面的なことはともかく、肉体的に受けた苦しみはそう深いものではないかも知れない。現在まで盲目にならず、自分の足で歩け、不自由ながらも日常のことをあまり人の世話にならずにできるからである。だが、私の肉体が病弱ながらも小康を保って日常を過ごせるのは、昭和18年の秋に、池尻先生に盲腸を手術していただいからではないかと、時折思うことがある。...

  • 気に入った10曲

     (7)Second Home By The Sea2030年 農業の旅→ ...

  • 大竹のもっと言いたい放題

     河野太郎大臣、マイナカード義務化を示唆【武田砂鉄】2023年12月12日(火)2030年 農業の旅→...

  • 栗生楽泉園 古川時夫さん(1)

    カニューレをはめいる咽喉の腫れおれば枕低くして今宵は臥しぬ秋毎に身不知(みしらず)柿を送り来ぬ父なき後は兄が代りて種子もたぬ身不知柿を食いながららい病むわれの生命思ほゆ夜よるに乾きて痛む盲眼を閉さぬ瞼の手術受けたり支給さるる月二百枚のちり紙は気管切開(きり)おるわれには足らずカニューレをはめいるわれは喋らんと友等の声の静まり待ちぬ唇のよく合わさらぬ口の中に冬のつむじ風の砂が吹きこむゴールデンウイー...

  • 栗生楽泉園 山下ハツさん(2)

    待ちまちし秋雨清し顔を洗い義眼を外し丹念にすすぐ火葬場跡熊笹なかに長き歳月さらされて居し療友のみ骨雪どけの坂ゆきなずむうしろより友の声ありその掌にすがる山霧に頬は冷たくぬれながら一つの傘に夫に添いゆく束の間を乳ふくませて別れにき侘しくも吾の乳房老いたり朝な朝な手萎の夫のボタンかけて吾が生甲斐を覚ゆるものを手の萎えし夫の入歯を洗いつつ我亡き後はと思う厨に母さんと吾子が呼ぶ声幾とせを待ちわび居りしその...

  • ハクサイとチヌの煮物

     一昨日焼いたチヌの残り1匹は、ハクサイと煮た。無水鍋に醤油少々と酒、みりんを入れ、水を少し入れ、煮立ったらざく切りしたハクサイを入れ、チヌを置き、もらったユズ味噌をところどころにふり、2分ほどで再度よく煮立ったら極弱火にして10分煮て火を消し、15分ほど放置して出来上がり。歳暮でもらったハム裏表4分ほどずつ焼いた。ゆで卵 ダイコンおろし    2030年 農業の旅→...

  • 長島愛生園 宮島俊夫さん

    ライ園には深い友情もあったが、それとは逆に患者同士の深い反目や対立もあった。それは一般社会と同様であるが、閉ざされた空間であるだけに、より顕著に現れたであろう。宮島俊夫さんは「金看板」を書かれて1年もたたない1955年(昭和30年)2月に亡くなられている。宮島さんの著作はこの他に「癩夫婦」、「檻のなかに」、「猫の目」がハンセン病文学全集に掲載されているが、この「金看板」を残してくれてありがとうと言...

  • 飛騨の山猿 マーベリック新聞

     検察が動くまで裏金疑惑を1年放置したマスコミの弱腰 報道されなかった自民党の”政治と金”疑惑を総まくり2030年 農業の旅→...

  • 気に入った10曲

      (6)Mama (Remastered 2007) 2030年 農業の旅→ ...

  • 栗生楽泉園 山下ハツさん(1)

    吾が貧しきさまを憐れみ面会の義姉は着て来し衣もおきゆく骨になりても帰るすべなき夫と吾骨堂に聞かん松風の音繰返す菌の検査に陰性と言はるるも空し今は盲ひぞ数十年を経なば癩者の骨堂のみ寒き松原の丘に残らんクロッカスの芽はいでぬかとまさぐれば土の中より囁ききこゆ丘に遊ぶ盲いのさまはけものらに似たりと言うに吾逆わず母われの乳房も知らず育ちたる子の肩幅の広きをまさぐる優しき嫁にわが寄りて肩を背を探りその髪型に...

  • 栗生楽泉園 山本たみさん

    片手なき夫が林檎の皮むきて風邪寝の我に食べよとすすむセーターの編替へを友に頼みたり手首なき右袖三寸短かく一枚づつ畳の表替へられて盲ひの吾が座移されてゆく悲しみが諦めとなる真夜中に吹雪の音の静まりて来ぬ山本たみさんの略歴大正5年9月生まれ。昭和13年11月栗生楽泉園入園。昭和38年2月没。『山霧』(昭和41年・故人) 2030年 農業の旅→ ...

  • 初物 ブロッコリー

     初物のブロッコリーは、太い茎は薄切りして30秒、その後花つぼみを入れ、2~3分茹でて、湯切りして出来上がり。マヨネーズで。バターナッツナンキン焼き 裏表7分ほどずつ焼き、醤油をまわしかけて出来上がり。紫水菜と厚揚げ炒め 紫水菜(サラダ水菜)はざく切りする。熱したフライパンに油を入れ、ニンニク1片の粗みじん切り、厚揚げ、紫水菜の順に炒め、醤油とオイスターソースで味付けして出来上がり。ダ...

  • 長島愛生園 宮島俊夫さん

    ハンセン病文学全集4「記録・随筆」のP418~P421を抜粋しました。猫の目「この病者は、生きているうちに二度死ぬっていうんです。一度はライになった時、二度目は失明した時です」と、藤本トシさんが書かれているが、宮島俊夫さんも左眼を失い、失明一歩手前の右眼にすがりながら、数々の作品を残された。ライ園の夫婦には、夫の断種手術(ワゼクトミー)のため子供ができないので、昔から子代りに、小鳥や猫を飼うことが盛...

  • 気に入った10曲

      (5)Dodo / Lurker (Remaster 2007)2030年 農業の旅→ ...

  • 長周新聞

    経団連の「社会貢献」 2030年 農業の旅→...

  • 栗生楽泉園 森 芳治さん

    失明せし籠れる日日をアララギの歌聞きて学ぶ妻に読ませて舌先にて点字読むことの困難も吾のうつつの慰めとする落葉松の萠え軟かき葉にふれて視覚なき吾の親しみてをり病棟につづく梅林のこの道を五年通ひき亡き妻のみとりに森 芳治さんの略歴栗生楽泉園。『山霧』(昭和41年・故人) 2030年 農業の旅→ ...

  • 栗生楽泉園 古井経智さん

    傷む者あれば語るをはばかりて氷柱の先の雫を見てをり人に知られず命断たむとしたりしか其の夜の如く除夜の鐘なるいのちあらば離りをりともよしと言ひ妻は縋りき薬服む手にわが癩をひたすら秘めて里の母に出入り断たれしを妻は言はざりき古井経智さんの略歴栗生楽泉園。『山霧』(昭和41年)2030年 農業の旅→ ...

  • サトイモとチヌの煮物

      姉にもらったチヌ(近くの海で息子が釣った)をいつも通り焼き、1匹をサトイモと煮た。醤油、砂糖、酒、みりんと水を鍋に入れ、煮立ったら乱切りしたサトイモを入れ、焼いたチヌを入れ、生姜1片をすりおろし、落し蓋をして、2分ほどで再度煮立ったら極弱火にして20分煮て火を消し、20分ほど放置して出来上がり。ホウレンソウのおひたし レタス炒め  熱したフライパンに油を入れ、弱火にして先日...

  • 繰り返しの重用

    ジェネシスを聞いて思うのだが、このグループの歌は「繰り返し」が多い。というか1曲の中で5回以上、繰り返しのような気がする。でも、それが自分の感性にとても合う。今日の東京新聞朝刊の1面下の広告に、10品を繰り返し作りましょう 大和書房わたしの大事な料理の話(ウー・ウェン)家庭料理の決定版! もう献立で悩まない!第10回料理レシピ本大賞受賞基本の10品をマスターすれば100品だって作ることができる!・・・...

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      (4)Abacab (2007 Digital Remaster)2030年 農業の旅→ ...

  • 郷原信郎の「日本の権力を斬る!」

     大川原化工機事件 警察が嘘の報告書なぜ?2030年 農業の旅→...

  • 栗生楽泉園 平田政道さん

     スピーカーにて吾子と同じ名呼びをれば新患の子を我は見にゆきぬ我が癩に効くとしきけば火葬場に真夜中行きて骨を盗みき声高く話す医師と口寄せて話す医師とありき耳遠き吾に妻子らと夢に会ひゐしなさかにて布団直しくるる巡回の看護婦さん襲い来る台風に雷も加われば怖ろしくなり補聴器はずす療養呆けのあたまを鍛えんと広辞苑をめくる鷲手の指に花芽つきし沈丁花の鉢を思いきりきびしき霜に幾度もさらす小春日の光さし入る...

  • 栗生楽泉園 川島多一さん(3)

    新藁に方苞納豆を灯の下に詰めいし母の面影顕ちくる再会を共に喜び桑子先生は萎えし我が手を包む如く握る姪甥らに話聞きおれば夢の如く時は過ぎ汝らは帰り支度始む友の手に洗いし墓碑は湯の沢当時の明星団の人の暮らしという麦畑の続く農道にて高高と奴凧揚げし少年の記憶甦る川島多一さんの略歴大正2年生まれ。昭和9年栗生楽泉園入園。「高原」に出詠。『山霧』(昭和41年)『棕櫚の葉』(昭和53年)『冬の花』(昭和53年...

  • リメイクしてカレー

       昨日の根菜の蒸し煮に、歳暮でもらったハムをいつも通り焼いて、小口切りして加えた。水を1カップ余り入れ、ルーを1個入れ、煮立ってきたらハムを入れ、ルーが溶けたら極弱火にして、時々混ぜながら10分余り煮込んで出来上がり。キャベツの酢醤油炒め熱したフライパンに油を入れ、ニンニク1片の粗みじん切り、トウガラシ1個の小口切りを入れ(レシピではトウガラシのみ)を入れて炒め、ざく切りしたキャベ...

  • 長島愛生園 本田 稔さん(2)

     ハンセン病文学全集4「記録・随筆」P717~P718を抜粋しました。一すじの絹雲(九月といえば台風、台風といえば曙団地、団地といえば今は亡き高島重孝先生。この点と線を切り離すことのできない私である。昭和五十一年九月の台風十七号による集中豪雨は、四日間で九百六十七ミリの雨量、そのため狭い山肌に建てられていた患者住宅は、山からの土石流に押しつぶされた。部屋へ土石流が流れこみ、部屋は押しつぶされたが...

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    (3)In Too Deep (Remastered 2007)2030年 農業の旅→  ...

  • 週刊金曜日

     週刊金曜日編集後記週刊金曜日オンライン2030年 農業の旅→...

  • 栗生楽泉園 斎藤アキ代さん

    寒菊にスカーフ着せて盲ひ我枕辺に置きぬ冷えしるき夜は雛飾りつつ我は恋ほしもふる里のたよりは絶えて二十五年経ぬ明暗をかすかにわかつ我の目に今日の没り日の光かがよふ食堂の窓辺に立てば山百合の匂ふ朝かも霧は晴れつつ吾が熱と今日も闘う病室に暑き西日が長長と射すベッドより右へ十歩と盲い吾の手を引きトイレを教えくれたり盲眼にかくも明るく差す月の光よ今宵は満月ならん千両の赤きつぶら実の枝垂りて新年の吾が個室を飾...

  • 栗生楽泉園 川島多一さん(2)

    蛇口よりほとばしる寒の水をのみ今朝も廊下の体操にいでゆく我がことを村人たちに隠し隠し惨めに死にし母の恋おしも納屋にかくれ機械を踏みて縄ないしかなしき日日は今も忘れず古里を出でしかの日の記憶悲し水塚のかげに若竹茂りいき病むわれに会うために兄は善光寺に詣ずと嫁にいつわりて来しわが杖の音を覚えしと目の見えぬ姪は寝台に坐り待ち居つ名を呼びつつ探り寄るベッドに応えなく姪の面に白布かけあり若き日の写真美しと聞...

  • 根菜の蒸し煮

      キクイモ、新ジャガ、ニンジンは同じくらいの大きさに切り、キクイモと新ジャガは3分ほど水にさらした。醤油、砂糖、酒、みりんと大さじ5の水を無水鍋に入れ、煮立ったらシイタケを入れ、キクイモ、新ジャガ、ニンジンを入れ、生姜1片をすりおろし、カツオブシをふり、蓋をして強火で2~3分煮て、再度よく煮立ったら極弱火にして15分、火を消して20分ほど放置し、混ぜて出来上がり。ネギと卵の煮物 醤油...

  • 長島愛生園 本田 稔さん(1)

    ハンセン病文学全集4「記録・随筆」P721~P722を抜粋しました。昭和62年5月 開拓者の足あと愛生園は、昭和5年十一月二十日に開園している。開園当時に建てられたものは本館など二、三は残っているが、そのほとんどの建物は改装されている。私の散歩道沿いに当時のままで残っていたただひとつの建物である共同便所が、昨年ショッピングセンター移転のため取り除かれてしまった。歴史を語る建物が、つぎつぎと姿を消すのは淋し...

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    (2)Domino Medley (Remastered 2007) 2030年 農業の旅→  ...

  • ちきゅう座

     汚染水放流という非常識2030年 農業の旅→...

  • 栗生楽泉園 川島多一さん(1)

     松葉杖つきあゆむ身は傘さし得ず今日はプロミンの注射休みぬ飾りもなき不自由者室に借受けし一鉢の白きバラの花匂ふ竝べある二足の靴に顔寄せて白きボタンの目印を探す玄関に梔子(くちなし)と沈丁花持ちこみて共にきびしき冬を越えんとすお歳暮よと言われて朗らに頂きぬ二週間分の薬の袋炬燵の上に置きたる鉢の沈丁花眠らんとするわれに匂いくる風邪熱の落ちたる今日は玄関の花木に急須の水注ぎやる閉じぬ眼の涙に汚れしわ...

  • 栗生楽泉園 臣木 至

    義妹母子のみづから死にし原因にはわが強制収容のことも関はりありき双手にて鋏持ちつつ摘み落す葡萄の房を妻は籠に受くうす墨の色に暮れゆく浅間山見馴れて古りぬ齢もやまひも手術室より運ばれてくる妻の足短かくなりしは衣にかくれゐし冬の日のまだあるうちに夕餉して咳こみあぐる長き夜となる妻の骨二つの壺に納むるに箸持てぬ我は手にて拾いぬ二級一種の障害者手帳手に受けて束の間にしてさびしくなりぬ人の足わずらわせ鯉一尾...

  • サツマイモの煮物

     醤油、砂糖、酒、みりんと大さじ5の水を無水鍋に入れ、煮立ったら乱切りしたサツマイモを入れ、2分ほどで再度よく煮立ったら極弱火にして15分、火を消して余熱5分で蓋を開け、混ぜて出来上がり。ホウレンソウのおひたし ホウレンソウと卵炒め  熱したフライパンに油を入れ、ざく切りしたホウレンソウを炒め、削り節を入れ、溶き卵1個を入れ、卵に火が通ったら醤油で味付けして出来上がり。チマサンチュ...

  • 友情 佐治早人さん

    ハンセン病文学全集4「記録・随筆」P437~438を抜粋しました。友情療養生活も拾年を過ぎると、めったに便りが来ない。ところが昨日、それこそ半年ぶりぐらいに、郷里の父から便りがあった。それも例によって直接ではなく、町に住んでいる兄を経由してである。飛びつく思いで開封し貪り読んだ。書かれてあること一つ一つがなつかしく、中には予期した結果のものでも、こうして改めて知らされると、今更の如く時の流れという...

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    (1)Genesis - Dreaming While You Sleep (Official Audio)2030年 農業の旅→ ...

  • くろねこの短語

    被害者救済法案が衆議院通過・・・「財産保全」否決された骨抜き法案で統一教会の思う壺!! 2030年 農業の旅→...

  • 栗生楽泉園 内田よしさん

    手さぐりに冬日もとめて黄梅の鉢を持ち出し水やるわれは面会の母に被せむとわが夫はふくれし布団を日にかへしをり萎えし手に絞り足らざるほし物の凍りて夜半の風にガラス戸叩く長病みの妻に逝かれし隣室の友が点字打つ音かすかなり指曲り固く冷たき左手より杖持つ右手は二センチ太し別れ際に眠りいる子を抱きあげて抱かせくるる嫁はためらいもなくわが義眼知らぬ幼な孫写真帳を抱えきたりて見よと差出す内田よしさんの略歴大正10...

  • 栗生楽泉園 長谷川史郎さん

    癩の身も末期となりて二十五の我にはすでに性慾わかず癩治療薬プロミン予算を獲得すべく吹雪猛るあさ絶食祈祷に入る入室以来微熱つづきて読みかけし現代詩講座つひに返しぬ結節潰瘍に日日臥りつつプロミンの使用順番を率直に待ちぬ長谷川史郎さんの略歴大正13年3月生まれ。昭和17年2月栗生楽泉園入園。昭和24年5月逝去。『盲導鈴』(昭和32年) 2030年 農業の旅→...

  • ハクサイとニンジンの蒸し煮

      醤油、砂糖、酒、みりんと大さじ2の水を無水鍋に入れ、練り製品を少し入れ、煮立ったらざく切りしたハクサイと薄切りしたニンジンを入れ、豆腐を入れ、生姜1片をすりおろし、所々に味噌を入れ、カツオブシをふり、3分ほどで煮立ったら極弱火にして12分ほど煮て火を消し、20分ほど放置して出来上がり。ダイコンおろし   歳暮でもらったハム 2030年 農業の旅→...

  • 続 癩院記録(4) 北條民雄さん

    ハンセン病文学全集4「記録・随筆」P560~P562を抜粋しました。癩院にはどこの療養所でも親子、或は兄弟が揃って入院しているのが少なくない。と言うよりも半数以上は親兄弟を持っており、これによっても如何に家族間の伝染が激しいかを思わせられる。一体癩菌が結核その他の慢性病に較べてずっと伝染力が弱いということは医学でも言われていることであるし、また患者数の激増等のない点から考えても頷けるが、やはり家族...

  • 気に入った10曲 (その2)

    (10)Genesis - Alien Afternoon (Official Audio) 2030年 農業の旅→    ...

  • くろねこの短語

     統一教会関連団体トップとの記念写真で笑顔のヘタレ総理・・・面談をセットしたのは安倍晋三!!&検察のターゲットは下村、松野、西村、高木の安倍派事務総長経験者か!?2030年 農業の旅→...

  • 栗生楽泉園 沼尾神四郎さん(2)

    わが病誤診と言いて憤りし父もあわれ今は世に亡しオリオンのぺテルギウスやリッゲルや仰ぎ見し眼が吾にもありし盲目われ右ひだりより支えられ障害度調査医の前に据えらる朝な朝な時計に向い聴力を振子の音に確めてみるスピーカーより流るるわれの歌声のよくぞ似しかな亡き父の声に引き出しは素直ならねど想い出のこもる机といたわり使う故郷には甥のその子が農を継ぎ癩を病みいる我を知らぬなりかくも醜く容貌かえし癩なれば世の偏...

  • 栗生楽泉園 横山石鳥さん(7)

    夜が来れば妻は勤めにいでてゆきわれは子のため積木はじめる親子三人散り散りに暮すほかなしと言いゐし妻は早く眠りぬ療園の近くに妻子が棲みてよりわが寮の庭菜畑となるらいを病むゆえの悲しさ犬ゆきてあと往くもののなき道とほる戦後九年園の民主化なるといへど守衛の壁に手錠掛けてある独立家屋の居住権めぐる諍ひも約(つづま)りは此の園にて生命終へむためわが病この白き指をも蝕ばむのか瞬時に殺さるるよりも怖ろし病重けれ...

  • 新ジャガ(秋ジャガ)の蒸し煮

         掘り上げて1週間ほどなら、ジャガイモの皮をむく必要がない。まだ薄皮だから。醤油、砂糖、酒、みりんと大さじ5の水を無水鍋に入れ、シイタケと練り製品を入れ、煮立ったら食べやすい大きさに切った新ジャガを入れ、再度煮立ったら極弱火にして20分ほど煮て火を消し、余熱5分で蓋を開け、オイスターソースを入れ、混ぜて出来上がり。厚揚げとピーマン炒め熱したフライパンに油を入れ、ニンニク...

  • 続 癩院記録(3) 北條民雄さん

    ハンセン病文学全集「記録・随筆」P558~P560を抜粋しました。重病室には、健康者では全然想像もできないような病人がいる。また凡そこの地球上どこを探しても見当たらないような奇抜なものがある。ここへ来て一番最初に吃驚させられたのは、いのちの初夜という小説の中にも書いて置いたが、咽喉癩にやられノドに穴をあけた男を見た時である。が、その次になんとも奇妙な感じがしたのは、眼球はどろどろになり果て、頭髪は抜...

  • 気に入った10曲 (その2)

      (9)Small Talk (2007 - Remaster)2030年 農業の旅→ ...

  • くろねこの短語

     政調会長時代にヘタレ総理が統一教会関連団体トップと自民党本部で面談・・・朝日新聞が満を持してのスクープ!!2030年 農業の旅→...

  • 栗生楽泉園 沼尾神四郎さん(1)

    盲ひわれに盲ひの友が唇にてさぐりつつ足袋を履かせてくれぬ癩園にわが果てゆかむ日思ひつつ卵売りし銭は箱にためおく鶏小屋をなほすと妻が釘うつ音盲ひし大工のわれはききをり鼻落ちてゆがみし面貌もおのれには見えざるを幸と思ふことあり特重病者我ら演奏せし郭公ワルツ癩予防デーの朝ラジオより流るる義弟夫婦がわれに面会に来るといふ理解ありてか好奇心持ちてか他人の思惑窺ひ居ては何も出来ぬ盲杖持ち直し舗装路歩む病歴に必...

  • 栗生楽泉園 横山石鳥さん(6)

    思ふだにかなしけれどらいの子を妊りし妻の産む日近づくらい病は遺伝にあらねば妊りし子は産むべしとわが言い切りぬらいの子と蔑むことなくわが妻の出産を看とりてくれし人びと不幸なき戦争なき世を祷るべしわが嬰児の日日育ちゆくふるさとに老いたる母が綿のもの縫ひて賜ひぬわがみどり児に何時しからい園残酷史に折込みて告げゐつ恋遂げるまでの五年を一心にわれの瞳を見詰めゐる吾がみどり児は物見えそめし妻の胸に眠らんと乳首...

  • ハクサイとツナ缶の煮物

      醤油、砂糖、酒、みりんを鍋に入れ、半カップの水を入れ、煮立ったらざく切りしたハクサイを入れ、ツナ缶の油をよく切ってほぐしながら入れ、ハクサイが少ししんなりしたら混ぜ、弱火にして7分ほど煮て水加減を確認し、さらに5分ほど煮て火を消し、20分ほど放置してできあがり。カブの甘酢漬け(現在進行形)  白カブは皮をむき、赤カブは外観の悪い所だけ皮をむき、スライスしてボールに入れ、塩をふっ...

  • 続 癩院記録(2) 北條民雄さん

    ハンセン病文学全集4「記録・随筆」P565~P566を抜粋しました。まだ明け切らない朝まだき、或はようやく暮れかかった夕方などに、カアン、カアンと鐘の音が院内に響き亘ることがある。すると舎の人々は、「死んだな。誰だろう。」「九号の斎藤さんだろう。もう十年も前から、補助看護がついていたから、昨夜行って見たらもう死にそうだった。」そしてその死人の入信していた宗教と同宗の者、または近しく交渉のあった者な...

  • 気に入った10曲 (その2)

     (8)Genesis - Congo (Official Audio) 2030年 農業の旅→ ...

  • 新・定年オジサンのつぶやき

     自民党が分裂する時がいつかはやってくる2030年 農業の旅→...

  • 栗生楽泉園 秩父君代さん

    ペニシリン塗りし眼帯かけて寝る閉ぢぬ瞼の乾き恐れて吾が夫の舌読すべき点字聖歌集春の日差にさらして置きぬ手萎え吾が炊きたる飯を鬢白き義兄はさりげなく食べて下さる梅の花咲けりと言へば朝朝に幾つ咲きしと吾に問ふ夫生残りし一匹の金魚わが友が置きてゆきしをいたはりて飼ふ性強き君も最後は素直なりきみ骨となりて人に抱かる秩父君代さんの略歴大正10年1月2日生まれ。昭和23年7月19日栗生楽泉園入園。昭和25年4...

  • 栗生楽泉園 横山石鳥さん(5)

    肌に泥ぬらるる思ひに目つぶりぬ乱れし旅館にはたらく妻よ妻と二人の糧を求めて今日はゆく雪限りなく凍る野の町寝るときに枕に海の音するを山の村に育ちし妻がまたいふ機織を見習ふ妻の冷えし手が浅きねむりのふところにありわがやまひうつるをひそかに怯るれど腕(かひな)にまきて眠りたりけり新妻と棲みにし五十幾日は病みさかりきてまぼろしに似るたはやすく死はある故に生きるべし離れ住む妻よ相逢はむ妻よ朝の霜踏みゆく妻よ...

  • 味噌汁

     4カップの水を入れ、もらったシイタケと、エビ、アゲを入れ、最初から弱火で、煮立ってきたら薄切りしたニンジンを入れ、少し後に細切りしたハクサイを入れ、7分ほど煮て味噌を入れ、ユズ1個の皮をすりおろして出来上がり。クルミ飯  3合の白米を洗って水を入れ、酒50CCと塩少々を入れ、水を加えながら3合の目盛りに合わせて混ぜる。クルミ10個を割って実を取り出し、水洗いして炊飯器に入れ、炊けたら...

  • 続 来院記録(1) 北條民雄さん

    ハンセン病文学全集4「記録・随筆」P564~P565を抜粋しました。また時とすると親子が揃って入院することもある。 前記少年から半年ばかり遅れた頃、ハルちゃんという女の子が父親と二人で這入って来た。年はまだ九つであるが、大柄で世間ずれがしているせいか十二三には見え、それに非常にきれいな顔をしていて、この子が来ると暫くの間院内中がこの噂でいっぱいになったくらいである。病気は軽症であるに加えて神経型の...

  • 気に入った10曲 (その2)

    (7)Genesis - Dancing With The Moonlight Knight (Official Audio) 2030年 農業の旅→ ...

  • くろねこの短語

     安倍派のパー券裏金疑惑は自民党崩壊の兆しとなるか!!&二階派にも裏金疑惑・・・党ぐるみが濃厚に!!2030年 農業の旅→...

  • 栗生楽泉園 近間 治さん(2)

     弟も癩に侵されて死にしこと八年を経て吾は知りたり癩の身になし得る抗議はただ一つ安保反対の署名あるのみ知覚残る唇のあたりより汗垂りて濡れし点字書舌先に辛し手術して視力僅かに蘇る眼に草の緑を飽かずみつむる十年ぶりに読書の意欲湧きてきぬ点字五十音舌読し得て広島原爆犠牲者に黙祷す舌読中の点字書ひざにおきて癩と肺身に病みながら盲ひ吾れ死の灰の降る世に生きむとす近間治さんの略歴大正13年9月17日生まれ...

  • 栗生楽泉園 横山石鳥さん(4)

    このほかのいかなる形を愛となさむ抱けば海の音絶えてなしゆくゆくの思ひおそろし汝もか目を開きしまま抱かれてくる恋人をも殺す冷たき眼といへり永き虐たげに堪へ生きて来にしを人の忌む病も君はこととせず或る夜妻のごとく泊りゆく三峡の七里吹雪にふかれつつ来りし汝か病むわれの為に火のそばに寄りゐる汝よわが妻にあらねば帰さむ吹雪の中を愛しつつ傷つきゆくのか吾のらい云ひつつ汝の嗚咽をやめず家追はれもはやよるべのなく...

  • ホウレンソウを使った3品

    ホウレンソウ炒め熱したフライパンに油を入れ、1分湯通しして水にとった小魚を炒め、ざく切りしたホウレンソウを入れ、ホウレンソウがしんなりしたら溶き卵1個(砂糖を少し入れた)を入れ、卵に火が通ったら大さじ1の酢を入れ30秒後に醤油を入れ、30~60秒炒めて出来上がり。ホウレンソウ蒸し茹でずに、蒸してみたが、蒸すのは、強火、弱火、余熱のタイミングが難しく(短時間だから)、普通に茹でて水にとる方法がいいと...

  • 癩院記録(5) 北條民雄さん

    ハンセン病文学全集4「記録・随筆」のP553~P554を抜粋しました。じめじめと湿ったむし暑い日が続いたり、急に寒くなったりして、気温の高低が激しく変転すると、定って腕や足がしくしくと痛み始める。癩性神経痛が始まったのである。気温の変転は病体を木片のように翻弄する。神経痛の来ないものには急性結節(熱瘤と患者間に呼ばれてい、顔面、手、足などに赤く高まったぐりぐりが出来る。押すとびいんと痛み、化膿する...

  • 気に入った10曲 (その2)

     (6) It's Gonna Get Better (2007 Remaster)2030年 農業の旅→...

  • くろねこの短語

     安倍派座長がキックバックを認めるもすぐ撤回・・・地検特捜部が立件も視野に!!&前原新党「教育無償化を実現する会」の泡沫感がハンパない!!2030年 農業の旅→...

  • 栗生楽泉園 近間 治さん(1)

    衰へゆく視力なげきて朝床に障子の桟を吾は数えつ生きてまた逢い語る日のありやいなや六十五の父と癩古りし吾と幾百の針あと硬化せる静脈にプロミン射ちつつ果つる命か殺人用原子力研究は進めども未だ癩菌の培養ならず社会保障費をへらして作りしジェット機か療舎の玻璃戸ふるわせてとぶ見えぬ眼なら縫ってしまえと言われおり痛む眼の手当されつつ忌み嫌はるる癩者に体売る女生きゆくためとさりげなく言ふ手術后の眼を近づけてまじ...

  • 栗生楽泉園 横山石鳥さん(3)

    乳色に曇をすきて差すひかり臥処にとどかず寒き立春躄(いざり)にて盲目の君よしばしおもへ今庭染むる茜の夕映(松崎水星氏)いざりとは、座ったまま(しりを下につけ、またはひざがしらで)進むこと。屋根裏に雪の吹きこむ音ききて壁のへに寝る長き夜となるらい園の重監房にて罪なしに果てし幾人よ我等守りくれよ草津の重監房は全国の療園で「草津送り」と恐れられた。すべての療園に「監房」はあったが、「草津送り」は死と隣り...

  • ダイコンの味噌煮

     熱した鍋にゴマ油を入れ、ニンニク1片の粗みじん切り、さっと湯通しした豚肉100g、乱切りしたダイコンの順に炒め、ひたひたに水を入れ、砂糖、醤油、酒を少し入れ、煮立ったら弱火にして20分ほど煮て、味噌をみりんで溶いて入れ、ユズ1個の皮をすりおろし、20分ほど放置して出来上がり。キャベツの酢醤油炒め 熱したフライパンにトウガラシ1個の小口切りを入れ、ざく切りしたキャベツを炒め、キャベツに火が...

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