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2021/01/19

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  • 花々の彩り、初夏の尾瀬ヶ原1日目(2014年7月12日)

    去年もそうだったように記憶しているが、ここのところ5月中から梅雨模様の天気が続いている。温暖化の影響だろうか。その分早く梅雨が明けてくれればありがたいのだが、そうも都合よくは運ばないようだ。このブログを振り返ってみたら、なんどもいった割には尾瀬の記録が少ない。もう11年前だが、妻と7月の尾瀬を歩いたときの記録をあげておこう。お互いに60歳代後半を迎えていたが、妻も元気だった。11時ころに戸倉の駐車場に到着。そこからシャトルバスで鳩待峠にむかった。峠近くのバス折り返し場にもたくさんのバスがとまっていた。7月上旬は、天気さえよければ花もたくさん咲いていて、夏の尾瀬としてはベストシーズンだ。峠から山の鼻へむかって続く木道をくだった。緑と光があふれる中を歩いていると、太い大きなブナの木に出あった。山の鼻もおおぜい...花々の彩り、初夏の尾瀬ヶ原1日目(2014年7月12日)

  • 鹿俣山ブナの新緑(2025年5月14日)

    一週間前の7日に行った魚沼の当間山。そのブナ林の美しさに関東のブナの名所、玉原高原の様子が気になってきた。玉原高原は5月の下旬から6月上旬ならブナに限らず、新緑まっさかりとなる。しかし、それより早い時期のブナの葉はもっと透き通る美しさがあるのではと思ったのだ。朝5時半に出発し、8時すぎに玉原スキー場の駐車場に到着。支度をしてから、スキー場のわきにあるペンションが立ち並ぶところから鹿俣山の登山道へとむかった。ここは春の残雪の頃、雪遊びで何度か来たことがあるところだが、すっかり雪の融けた今、足元はクマザサに覆われている。森に入る手前の空き地にフキノトウが出ていた。ペンションのすぐ裏からブナの森が広がっている。残雪の3月なら、自由に歩きまわれるところだが、いまは登山道にそって歩くだけだ。このあたりのブナは、太い...鹿俣山ブナの新緑(2025年5月14日)

  • ブナの新緑を見に当間山、途中撤退(2025年5月7日)

    新潟の魚沼丘陵に当間(あてま)山という山がある。この山のことは、前にも紹介した打田さんの「藪岩魂」で知った。ブナの美林があるという。いずれその時期に行ってみたいと思っていた山だ。そんなとき、いつもの山仲間からブナの新緑がみたいと声があがったので、一も二もなくこの山をあげた。魚沼丘陵の下部、信濃川の河岸段丘の上が広い範囲で当間リゾートとして開発されている。そのリゾート地の奥まったところ駐車スペースがあり、そこが出発点だ。ところがついてみると、予想外なことに、その駐車場の付近も道路以外はまだ残雪で真っ白だった。足元の道路端にフキノトウがたくさん顔を出している。GW直後なのだが雪国ではまだ春のはじめだ。舗装の道を歩き出すと、もっとたくさんのフキノトウがあった。道端だけではない。空き地一面がフキノトウでおおわれて...ブナの新緑を見に当間山、途中撤退(2025年5月7日)

  • シーズン別インデックス

    ●1月1月3日袖平山と姫次(2021年1月3日)1月4日新年に6人で日の出山へ(2023年1月4日)1月5日新春ハイキングは子の権現へ(2024年1月5日)1月6日雪の筑波山(2022年1月6日)1月12日冬の陣馬山から景信山へ(2015年1月12日)1月13日経ヶ岳から仏果山、高取山(2021年1月13日)1月14日唐沢山で軽ハイキング(2022年1月14日)1月17日足慣らしに日和田山から物見山へ(2024年1月17日)1月17日小川町側から笠山へ(2020年1月17日)1月18日名郷から大持山へ(2025年1月18日)1月24日横瀬二子山へ(2025年1月24日)1月28日笹尾根(笛吹峠~浅間峠)2022年1月28日●2月2月1日関八州見晴らし台へ黒山三滝から(2023年2月1日)2月3日雪の小仏城...シーズン別インデックス

  • 北奥武蔵の釜伏山(2025年4月30日)

    4月は、私の都合と天候がかみあわず山に行く回数が減ってしまった。昨日30日、久しぶりに出かけることができ、以前から歩いてみようと計画しておいた東秩父村の内手から秩父の野上までのコースを歩くことにした。まず、二本木峠に登り、登谷山、釜伏山などをめぐっていくコースだ。ところが武蔵野線から東武東上線に乗り換えるとき、同じ行き先の準急電車に間違えて乗ってしまい、次の志木駅で乗り換えようとしたら、予定の電車は快速急行で志木駅はとまらない。さて困ったと携帯で調べ始めたが、思いついて逆コースを調べてみたら、20分後の急行で秩父鉄道の野上へ行けることがわかった。計画変更!野上駅ではほかにハイキング姿の数人が下りたが、この人たちは長瀞アルプスに行くようだった。私は、踏切を渡って荒川の方に向かった。荒川の端から正面に2つのピ...北奥武蔵の釜伏山(2025年4月30日)

  • 城山から高尾山のスミレ(2025年4月9日)

    先日歩いた小仏城山から高尾山のハイキングで見かけたスミレを集めてみた。スミレの季節は1年に1回なので、調べても忘れてしまう。そこでまとめておこうと思う。といってもわからないもののほうが多い。とりあえずわかった範囲で小仏バス停から小仏峠までタチツボスミレこれもタチツボスミレ小仏峠から城山までナガバノシミレサイシンタチツボスミレ城山から高尾山までの稜線タチツボスミレエイザンスミレ葉が少し違うように思えるがやっぱりタチツボスミレかな。高尾山山頂付近マルバスミレ4号路のスミレナガバノスミレサイシンヒナスミレ。峠からの道にもあったが写真がぴんぼけに。これもナガバノスミレサイシンかな?ナガバノスミレサイシンタチツボスミレナガバノスミレサイシンタチツボスミレナガバノスミレサイシン1号路ケーブル駅間ナガバノスミレサイシン...城山から高尾山のスミレ(2025年4月9日)

  • 小仏城山から高尾山へ、新緑とサクラそしてスミレ(2025年4月9日)

    9年前に行った小仏城山から高尾山へのハイキング花の名山高尾山(2016年4月10日)が、新緑とヤマザクラで印象深かったので、近所の山友もう一度同じ時期に行ってみようと話していた。今年の東京でのソメイヨシノの開花と9年前がほぼ同じなので、計画も同じ時期にしてみた。高尾から小仏行きのバスは混みあうので、高尾には少し早めにつくように設定したのだが、バス停にはすでに20人くらいが並んでいた。そして私たちの後ろはみるみる列が伸びていった。平日なのにこれでは1台では乗り切れないなと思っていたら、もう1台がやってきた。さすがに浅川沿いの梅は終わっていたが、バスの窓から見上げる山の斜面の新緑は、ヤマザクラの白をまじえてなかなか美しい。小仏峠へとむかう道にはニリンソウの群落もあるのだが、今回はまだほとんど花が見られなかった...小仏城山から高尾山へ、新緑とサクラそしてスミレ(2025年4月9日)

  • 残雪の一切経山(2012年4月16日)

    昨日までの暖かさが嘘のような寒い日になった。サクラの便りとともに「寒の戻り」などとニュースが伝えている。数年前までは雪の便りを聞くとからだがうずうずしたものだが、このところスノーシューともご無沙汰だ。東北の残雪の山を歩きたくて福島の吾妻連峰に一切経山に出かけたことがある。もう13年も前の話だ。2012年の4月16日、磐梯吾妻スカイラインの開通をまって、一人で出かけた。まだ暗い中、埼玉を出発し、9時ころからスカイラインにさしかかった。雪解けが進んで、木々の黒と残雪の白のパッチワーク状態だった。9時40分、浄土平の駐車場に到着。駐車場はきれいに除雪されていた。目の前には雪の消えた吾妻小富士。歩道のところだけ白く雪が残っている。これが目指す一切経山。中腹には噴煙をあげる噴火口がある。目の前に広がる雪原に気分が高...残雪の一切経山(2012年4月16日)

  • 大賑わいの景信山(2025年3月22日)

    娘を戸倉三山の臼杵山に誘って22日に行くことになった。ところが、当日いろいろあって、行く先が二転三転。最終的に小仏から景信山に行くことになった。高尾からのバスは、土曜日とあって同時に3台運行という状態。それでも発車時刻近くについた私たちは座れなかった。裏高尾の梅林は結構有名だが、もうシーズン終わりと思っていたら、まだまだ見ごろで、途中の梅林入口のバス停では十数人が下りて行った。盛りは過ぎた感じとはいえ車窓からも結構楽しむことができた。小仏で下車し、景信山の登山口に向かう途中、日当たりのいい道端にオオイヌノフグリがたくさん。この日は予報通り気温があがって、コートを脱いでシャツ姿になって歩いた。舗装の道が大きく迂回しているところが景信山の入り口。道路の擁壁の縁を登っていく。しばらくは急な道が続くが、やがて歩き...大賑わいの景信山(2025年3月22日)

  • 長瀞アルプスから宝登山へ(2017年4月16日)

    今日は天気予報通りに雪が降ってみるみる積もっていった。家の屋根も車も白くなったが、午後から日差しももれ始めたので春の雪の宿命で長くはもたないだろう。これから訪れる花の季節を先取りして、2017年4月に行った長瀞アルプスハイキングを投稿しよう。最初にルートを紹介しておこう。私たちは、野上駅から出発し宝登山を経由して長瀞駅へとくだった。この時は仲間とその孫2人を加えてのハイキング。出発点の野上駅ではもう散り始めたサクラが出迎えてくれた。野上駅から長瀞アルプスの一番北の入口へとむかう。山沿いの民家や畑地にある花木が赤、ピンク、黄色とどれも花盛り。長瀞アルプスの道標に導かれてお寺の脇を山へとむかう。長瀞アルプスは宝登山から北にのびる尾根を歩くコースで、北のはずれから徐々に高度をあげていく。だから急な登りはなくて、...長瀞アルプスから宝登山へ(2017年4月16日)

  • 芦ヶ久保の丸山へ(2025年3月14日)

    芦ヶ久保の二子山になんどか通ううちに反対側にある丸山にも行ってみたいと思うようになった。2020年に、車で日向山のすぐ近くまであがってそこから歩いたことがあるので、今回は駅からきちんと歩いてみよう。2020年の記録はこちら奥武蔵の展望台、丸山へ(2020年4月23日)9時8分に芦ヶ久保の駅を出発。二子山へ向かう道とは違って日差しをあびた南向きの斜面を登っていく。今日は暖かくなるという予報だが、まだ朝なので空気はまだ少し冷たい。シジュウカラがお出迎え。3月はじめの五日市ではまだ梅が咲いていなかったが、2週間たつので山里でも満開だ。車道をそれてショートカットの山道を登る。かなり登ってきたので向かいの武甲山がよく見えるようになってきた。そのあたりで道標に導かれて少し細いけど車が通れるような道へとはいる。ここが丸...芦ヶ久保の丸山へ(2025年3月14日)

  • 花の名山高尾山(2016年4月10日)

    そろそろ桜の開花予想が出され始めた。気象予報士の予想などを見ると3月20日前後になりそうだ。今年も4月にヤマザクラのきれいな小仏城山から高尾山を歩こうと計画中だ。2016年に山仲間で出かけた小仏城山が花盛りにドンピシャだった。この年の東京のサクラの開花日が3月20日ころだったので、今年も4月10日前後がいいのではないかと予想している。ここでその2016年の記録を投稿しておこう。超満員で増便の小仏行きバスに乗り、終点の小仏で降りるとさっそくヤマザクラと新緑のお出迎え。気分が高揚してくる。バス停で出発の準備をしながらあちこちパチパチ。9時50分ごろ小仏峠にむかって歩き始めた。サクラもきれいだったけど、足元の花々も咲き競っている感じで写真を撮るのに忙しい。ニリンソウの群落。タチツボスミレが、透明な妖精のようだ。...花の名山高尾山(2016年4月10日)

  • 4人で五日市金比羅山へ(2025年3月1日)

    年寄り仲間で早春の里山歩きをしようと五日市の金毘羅山にでかけた。武蔵五日市駅から駅裏の方向へ三内川の流域を歩き、その後金毘羅山にのぼるという計画。このコースは、以前に妻をともなって歩いたことのあるコースだ。五日市金比羅山ふたたび(2020年2月28日)参照その時の経験から梅が見ごろを迎えているころだと予想していたが、今年は少し早すぎたようだ。駅の北口から出て住宅街を抜け、三内川をみおろす道を歩いて深沢にむかう。第一の目標は、深沢の「山だきの大かし」だ。咲き始めの梅はあったもののほかの木はまだつぼみが堅そう。この日はポカポカ陽気だったが、2日前までは寒い日が続いていたので開花が遅れているのだろう。そのかわり、三内川の流域の谷にはロウバイがたくさん咲き残っていた。一軒の家の前の道端にフクジュソウが咲いていた。...4人で五日市金比羅山へ(2025年3月1日)

  • マイナーコースで小仏城山、景信山を歩く(2021年3月24日)

    (以前の投稿に手を入れたものです)交通の便のよい高尾付近の地図を見ていて、まだ登ったことのない小仏城山東尾根と景信山東尾根を利用してみようと思い立った。2021年3月24日、平日なのに高尾駅からのバスは増便で2台だったのに満員だった。日影で降りて高尾山へむかう。林道を少し歩いた駐車スペースの手前に赤リボンが2つあって、そこが東尾根の入口だった。沢を飛び石で渡って、対岸は水流でえぐれた背丈ほどの崖になっていたが、木の根につかまってわけなく登れた。小さな看板があって、少し滑りやすい土質の道をのぼり始める。日当たりがいいので足元にはたくさんのスミレが見られた。道は左へと斜面を迂回し始める。歩きやすくて雰囲気もなかなかよい。高尾山は杉木立のイメージだが、この尾根は落葉樹と常緑の潅木が多くて明るい。標高が低いこのあ...マイナーコースで小仏城山、景信山を歩く(2021年3月24日)

  • 板碑製作遺跡と仙元山、ついでにセツブンソウ(2025年2月22日)

    昨日、埼玉歴史と民俗博物館を見学して、板碑の製作遺跡が小川町の仙元山のふもとにあることを知った。今週は、どの山に行こうか迷っていたので即決で小川町に行くことにした。仙元山は、以前にグループで春に登って、ふもとにあるカタクリの里でカタクリを見た。カタクリの里はちょうど遺跡にむかう道の途中にある。カタクリはもちろんまだだけど、セツブンソウが咲いているとの情報もあったので、セツブンソウを見て、その後遺跡見学にむかうことにした。小川町駅からバスに乗り、伝統工芸館前でおりて、カタクリの里へとむかった。適当に歩いたのだけど、うまい具合に丸木橋のところに出た。カタクリの咲く場所は、この槻川の対岸にある。下草を刈って整備してある中に古いお墓が並んでいた。ご覧のようにこのあたりの古いお墓は、板碑に使われている緑泥片岩という...板碑製作遺跡と仙元山、ついでにセツブンソウ(2025年2月22日)

  • 今は立入れない草津白根でスノーシュー(2008年2月19日)

    今年は大雪が続いている。雪国はたいへんだ。私は、今年は雪山とは縁がなさそうだ。車のタイヤも替えていないし。で、18年も前の草津のことを投稿してみる。ちょうど今頃の季節、妻と温泉でもと思って、埼玉まで迎えのバスがでる草津のホテルを予約した。ホテルでは、無料のスノーシュー体験会を開いていて、裏の林の中を歩き回った。あとは雪の温泉街を散策してすごした。その翌日。2月19日は、この季節の上越国境にはめずらしい無風快晴という天気だった。これは、またとないチャンスなので、ホテルのスノーシューを借りて、ゴンドラで草津白根山に登ることにした。草津白根は、その後火山噴火でリフトに乗っていた人が死亡する事故が起き、現在も火山の噴火警戒が解けていない。ゴンドラも廃止になってしまった。このときは、バスでゴンドラ乗り場へ行き、ゴン...今は立入れない草津白根でスノーシュー(2008年2月19日)

  • 二子山のヒメネズミと山頂からの眺め

    3回目の二子山の山頂でヒメネズミに出会いました。二子山雄岳の山頂で丸太に座って休憩していたら、脇においたリュックの下から小さなヒメネズミが出てきて、私の足元をチョロチョロ。リュックの留め具と比べてわかるようにとても小さい。尻尾をのぞく体は親指くらいかな。そのうちリュックの下に隠れて姿が見えなくなりました。リュックをどかしてみると座っていた丸太の脇に小さな穴。それがヒメネズミ家の玄関のようでした。この日は空気が澄みわたって遠くまで見えていたので、山頂から見えた雪山を。浅間山。これは雪山じゃないけど、両神山。そして両神山の左には、八ヶ岳。どうやら赤岳(左)と横岳らしい。奥武蔵や秩父の山からは場所によって八ヶ岳が見えるけど、この季節は真っ白になっているのでよくわかる。1回目、2回目も探したけどわからなかった。3...二子山のヒメネズミと山頂からの眺め

  • 奥武蔵の展望台、丸山へ(2020年4月23日)

    このところ芦ヶ久保に通っている。今日も二子山に登ってきた。3週連続だ。今回は、兵ノ沢から登って馬酔木尾根を下った。変わり映えのしない投稿になってしまうので同じ芦ヶ久保の丸山のことを書いておこう。芦ヶ久保の駅のすぐ北には、広い南斜面に農家が点在していてとてもいいところだ。そのすぐ上には日向山635mがあり、山仲間とハイキングしたことがある。そして、その奥には奥武蔵の展望台といわれる丸山960mもある。この時は車でのんびりと出かけたので、芦ヶ久保についたのは11時をまわっていた。国道から日向山へと登るとヤマザクラの木の向こうに武甲山が。日向山の登山口にあたるところに無料の駐車場がある。ここに車をとめた。もう11時半近い。うらやましいように見晴らしのよいところに民家が点在する中を山へとむかう。別荘風の建物もある...奥武蔵の展望台、丸山へ(2020年4月23日)

  • 奇岩巨岩の瑞牆山(2020年11月18日)

    (ブログを始めたころの投稿を写真を追加し文章に手を加えて再投稿する)須玉インターを降りて、国道141号線を若神子で右折し、瑞牆山への道に向かう。この日は息子と二人だ。道は塩川の谷を遡っていくが、この谷は明るく開けていて、斜面には棚田と集落が見渡せる。いいところだ。谷は一旦狭まって塩川ダムとなるが、さらに登ると再び開けて神戸や御門という集落が現れた。車をとめてゆっくりと眺めたいと思ったほどの日本の山村だ。信州川上村に抜けるこの道から、黒森という集落の先で右にわかれて、いよいよ瑞牆山のふもとへと入り込んでゆく。両側はカラマツ林となり、みずがき山荘の少し先にある無料の駐車場に車を留めた。この谷の道は最後まで空が広くて明るかった。登り始めの道も広くゆるやかな斜面で、枯れ葉で埋まっているので道型も定かではない。コナ...奇岩巨岩の瑞牆山(2020年11月18日)

  • 馬酔木尾根(仮称)から二子山へ(2025年2月7日)

    またまた芦ヶ久保の二子山に出かけた。前回出会った打田さんの教えにしたがって馬酔木尾根(仮称)から登ってみたのだ。朝、目覚ましよりだいぶ早く目が覚めてしまったので、予定より早く出かけた。7時24分、芦ヶ久保に到着。例の氷柱は朝が早いのでまだ始まっていない。閉まっているチケット売り場のわきから西武線のトンネルに入ったらそこに大きなツララが。天井から人の背丈ほどもあった。最初の峠で尾根に入る。しばらくは急登が続くが、木々の間から朝日を浴びた芦ヶ久保の南斜面がみえているので気分は明るい。打田さんのいうとおり、馬酔木が多い。それで打田さんはこの尾根を仮に馬酔木尾根と呼ぶことにしたといっていた。峠から180mほどあがると最初のコブになる。このあたりはスギ林だ。コブの先、ゆるやかな尾根をしばらく進むとふたたび急登がはじ...馬酔木尾根(仮称)から二子山へ(2025年2月7日)

  • 奥武蔵(新柵山~ブナ峠~飯盛峠~大築山)周回コースを歩く(2021年3月17日)

    (古い投稿に手を加えて再度投稿します)少し前に、奥武蔵の秩父往還と四寸道をつかった周回コースを紹介したことがあるが、今回はそのコースに隣接した新柵山や日向根集落のある尾根をたどり、ブナ峠、飯盛峠をへて大築山のある尾根へと周回するコースを歩いてみた。これといった名のあるピークがあるわけでもなく、ただ周回コースが組めるという理由だけで選んだようなものだ。出発点は、奥畑農民センターのとなりにあるときがわ町市民農園駐車場。広い駐車場で無料。駐車場から少しもどったところに全長禅寺入口という立派な石碑が立っている。その道をのぼり、すぐに右手に農家の入口の道があってその先右側が山の擁壁になる。その擁壁にある急な坂道が登山道入口だ。9時50分登山開始。まずは太いモミの木が数本。しばらく急登が続き、道の中央が雨水でえぐられ...奥武蔵(新柵山~ブナ峠~飯盛峠~大築山)周回コースを歩く(2021年3月17日)

  • 大展望の秩父破風山へ(2025年2月1日)

    2月1日、秩父の皆野町にある破風山(はっぷさん)に出かけた。この日は、箱根の金時山に行く予定だった。でも神奈川方面は、この日は曇りの予報。富士山が見えない金時山ではつまらない。前日にあれこれ調べて、ここに決めたのだ。8時に出発。でも土曜日とあって関越道が渋滞し、目的地に着いたのは10時半をはるかにまわってしまった。山麓にある満願の湯の少し奥に町営の駐車場があり、トイレも設置されている。10時50分、遅い出発。駐車場から林道を山上集落である風戸へと登る。途中にロウバイが咲いていた。長瀞の宝登山のロウバイもそろそろ見頃だろう。20分ほど歩くと道のわきに大きな岩が。この岩の表面には光沢があるので鏡岩と呼ばれ、その光沢は断層による摩擦でできたと考えられている。そのあたりが風戸地区の最上部だ。こうした山上集落には必...大展望の秩父破風山へ(2025年2月1日)

  • 小川町側から笠山へ(2020年1月17日)

    5年前の2020年1月に小川町の笠山に登った。笠山はさいたま市からも三角形の特徴のある姿が確認できる。この時は、小川町の側から笠山神社への昔の参道をたどって登ってみた。小川町駅からバスに乗り、9時半に切通しでおりて蛇行している槻川にそって笠山へとむかう。谷の正面に三角形の笠山がよく見える。谷を30分ほどさかのぼっていくと、右手に分かれ道があらわれ、そこに笠山歩道と書いた手作り看板があった。看板にしたがって右の道にはいる。この道は古くから笠山の山頂にある笠山神社への参道だったらしい。古い石碑もあったが、字はとても読めない。すぐに山道となったが、山仕事のために林道として広げたらしくて昔の道ではない。少し奥まで行くと枯れ枝がたまり、下草も伸びている。あまり人が歩いていない感じだ。下草をかき分けるように歩くところ...小川町側から笠山へ(2020年1月17日)

  • 横瀬二子山へ(2025年1月24日)

    大持山を歩いた後、若いころに名郷から武川岳、二子山を縦走して芦ヶ久保に出たことを思い出した。武川岳は何年か前に名郷から登っている。そこで次の山行を芦ヶ久保から二子山に登ることにした。この日は、目覚ましをセットしていたのに寝過ごした。でもなんとか予定の電車に乗れて、芦ヶ久保駅に到着。ところが、ご覧のように観光氷柱のために予定した浅間神社コースは通行止めだった。計画では尾根道である浅間神社コースをのぼり、岳の沢コースを下るつもりだった。「通行止めはないだろう」と思ったが、仕方がない。氷柱会場への道の途中から西武線のトンネルをくぐり岳の沢へとむかう。すぐに斜面を登り始め、日陰のこちらに対して日向の反対斜面が明るく輝いている。氷柱のためにこの日陰の谷を歩くはめになってしまったではないか。まずは小さな峠をこえて岳の...横瀬二子山へ(2025年1月24日)

  • 五日市金比羅山ふたたび(2020年2月28日)

    先週の18日に奥武蔵の大持山に出かけたが、その後軽い筋肉痛になったのは久しぶりに6時間半も歩いたせいでそれは予測の班内なのだが、そのあとになって右ひざの裏側の筋が痛み出して、しばらくびっこを引くはめになった。いやはや歳には勝てないな、あまり長くは歩けなくなったのかと悩んでしまったが、今朝になったら嘘のように痛みはなくなっていた。まあ、一安心。今回の投稿は、早春の計画を考えていた時、妻をさそって歩いた五日市の金毘羅山のことを思い出したのでそれを投稿することにした。実は妻を誘って出かける2週間前に一人で歩いてみた。早春の里山、五日市金毘羅山(2020年2月12日)その時のことはすでに投稿済みだが、季節的には少し早すぎた。2月末のこの日ならいいだろうと妻を誘ったのだ。武蔵五日市駅の裏側の高台にある住宅地の中を抜...五日市金比羅山ふたたび(2020年2月28日)

  • 名郷から大持山へ(2025年1月18日)

    大持山には2016年12月に、武甲山から縦走で歩いたことがある。秩父の名峰武甲山から大持山へ(2016年12月24日)この時は武甲山の登山口一の鳥居から武甲山、小持山、大持山と歩いて妻坂峠から一の鳥居に戻った。大持山周辺のハイキング地図を見ていると、大持山の南、妻坂峠と鳥首峠分岐から鳥首峠にむかう尾根に「ブナの巨木」と書いてある。大持山から鳥首峠のあいだはまだ歩いたことがない。そこで今回は、名郷を起点に鳥首峠、大持山、妻坂峠をめぐる周回コースとしてみた。まだ真っ暗なうちにさいたま市を車で出発。名郷には7時半に到着した。名郷には、バス停のすぐ裏手に有料駐車場がある。夏場以外は、土日700円、平日500円。実は、もう少し奥にキャンプ場があり、そこの駐車場もあるが、平日700円m土日は1000円だ。それにどこに...名郷から大持山へ(2025年1月18日)

  • 足利市の行道山(2019年1月5日)

    今年の冬はインフルエンザが大流行している。私は、インフルエンザではないが、鼻かぜが長引いて鼻詰まりの気持ち悪い日を送っている。今回の投稿は、2019年の正月5日に出かけた足利の行道山だ。行道山は足利市街の北西にあり、その山中にある浄因寺には、江戸時代の浮世絵にも描かれた清心亭があることで有名だ。東武の足利市駅から行道山行きのバスで、終点の行道山で降りた。そこには山神社の鳥居があって登山口の目印にもなっている。そこから舗装の山道を登っていく。30分近く歩くと舗装の道が終わって、広い駐車場があった。その奥から浄因寺への参道でもある山道がはじまる。でもその脇にみかん山などでみかけるモノレールがあった。人が大勢出るような日には参詣者のために運行するらしい。この日は正月の5日ではあったが運行されていなかった。モノレ...足利市の行道山(2019年1月5日)

  • 正月の御岳山、長尾平とロックガーデン(2014年1月5日)

    11年前の正月には、ハイキングの会として奥多摩の御岳山に出かけた。御岳神社に初詣し、長尾平で昼食後ロックガーデンを歩くという計画。長尾平というところがあることは知っていたが、それまで気にもとめずに通り過ぎていた。でも今回、グループで休憩する場所を物色していて、あらためていい場所だということに気が付いたのだ。午前10時すぎにJR御嶽駅に到着。ここからバスでケーブル駅へとむかう。写真をみたら、正月5日からマットレスを背負ったボルダリングの人が写っていた。北向きの谷間にあるケーブル駅は、まだ日陰で寒々としている。それに引き換え、山頂駅は明るい日差しにあふれていた。元気がでるぞ。この年は、正月早々奥多摩にも積雪があった。御岳の家々の屋根にはまだ雪が残っていた。まずは、御岳神社への初もうでをと神社の急坂を登っていく...正月の御岳山、長尾平とロックガーデン(2014年1月5日)

  • 大蔵高丸とハマイバ丸(2004年12月6日)

    4年近く前の投稿に手を入れて再投稿します。かなり昔になってしまうが、2004年12月に南大菩薩の大蔵高丸とハマイバ丸を天目温泉を起点に周回したときのことを記録しておく。最初にコースを地図で示しておく。車をやまと天目温泉の駐車場にとめて、7:50出発。焼山沢真木林道を歩いて、途中湯ノ沢峠登山口からは山道を歩いて湯ノ沢峠へとあがった。温泉から湯ノ沢峠までは車で上がれてしまうのだが、ハマイバ丸から米背負峠道をくだってもどるためにテクテクと舗装された道を歩いて登った。車は通らない。誰にもあわない静かな道だった。約1時間で湯ノ沢峠登山口。ここからは沢沿いの登山道を使って峠へとむかう。道はゆるやかだし歩きやすい。空も広くて開放感の感じられるいい道だ。道路の水が凍っている。明るく開けた沢で気分がいい。沢は勢い良く流れて...大蔵高丸とハマイバ丸(2004年12月6日)

  • 初登りは日和田山、初もうでは高麗神社(2025年1月5日)

    2025年の初登りは、奥武蔵入り口の日和田山だ。ついでに聖天院と高麗神社に初もうでという企画。地元の高齢者?グループでのハイキングだ。高麗川駅から飯能行きのバスで巾着田で下車。そこから高麗神社への道を少し歩いたところが登山口への入り口。ここが登山口。10時10分。入り口周辺は日高市がふるさとの森として整備しており、公衆トイレもある。登り始めればすぐにながめが広がる。前後には学校入学前の幼いこともを連れた家族の姿も。今日は日和田山だけなので急ぐ必要は全然ない。のんびり歩く。ここが一の鳥居。ここから男坂と女坂に分かれるが、すでに男だ女だという年はとっくに過ぎている私たちはすなおに女坂へ。こちらの道は幅もたっぷりあって歩きやすい。ただ一か所だけこの山をつくっているチャートと呼ばれる固い岩が露出しているところを登...初登りは日和田山、初もうでは高麗神社(2025年1月5日)

  • 納めの山行は箱根の明神ヶ岳へ(2024年12月30日)

    2024年の納めの山行は、箱根の明神ヶ岳にした。娘といっしょだ。早朝、新宿の小田急連絡通路前で合流し、6時50分発の小田原行きで出発。箱根は埼玉から遠いし、観光地でもあるので山歩き目的で出かけたのは、昔、家族で金時山に行って以来だ。小田急、箱根登山鉄道と乗り継いで、箱根湯本から桃源台行きのバスにのり、9:24、宮城野橋で降りた。バス通りから登山口方向へ入ると正面にめざす明神ヶ岳が見えてきた。建物のあいだを登っていくと道路わきに湧水があった。バス停から15分で登山口に到着。登山道とはいっても、しばらくは左側がずっと別荘地だ。この道は紅葉したカエデの葉がたくさん落ちていた。11月下旬ころならかなりきれいなんだろう。30分ほどで別荘地の最上部に到着。ここまでは車であがれるということだ。別荘地をはなれ、沢をわたっ...納めの山行は箱根の明神ヶ岳へ(2024年12月30日)

  • 腰越城跡から官ノ倉山へ(2024年12月27日)

    またまた官ノ倉山を歩いてきた。今度は、まだ歩いたことがない腰越城跡がある尾根から石尊山、官ノ倉山へと歩いた。朝の雑事を片付けてからなので出発は8時半過ぎ。小川町でいつものアケボノで太巻きと薄皮饅頭を買いこみ、和紙の里行のバスに乗り込む。腰越城跡に近い「木落し」というバス停でおり、城跡入口の道標を探した。この山が城跡らしい。道標は県道の脇に大きなものがあってすぐにわかった。道は民家の間を抜けて山にむかってまっすぐに続いている。少し入ってから入り口の方向を振り返る。山の斜面が近づくと道標があり、左側の斜面を登り始める。史跡の入り口だからだろう、道はきちんと整備してある。城跡と官ノ倉山をむすぶ稜線に近づいた。私は、地図の上のほうにある赤い線から入り、二の郭、本郭とみて歩いた。下の方が南で、腰越の切通しの方向だ。...腰越城跡から官ノ倉山へ(2024年12月27日)

  • 新緑の鎌北湖から桂木観音まで(2019年5月18日)

    奥武蔵の山はもっぱら冬に歩いているが、新緑のころもいいのだろうとまだ歩いたことのない鎌北湖から桂木観音までの尾根を歩いてみた。武州長瀬に8時前について、そこから毛呂山総合公園まで40分ほどかけて歩いた。総合公園の入り口から鎌北湖へと車道をはなれて畑の中の道を歩いているとメスのキジが畑を歩いていた。このあたりは大八木地区と呼ばれているが、3月下旬から4月上旬はウメやサクラ、ハナモモなどが花盛りでとてもきれいなところだ。これはのちに2021年3月27日に訪れたときの写真。とてもいいところでしょう?もちろん5月には花は終わっていて季節は新緑へと移っている。鎌北湖に近づくと林間の静かな散策路になる。古い石碑などもみられる。たしかハルゼミが鳴いていたような気がするが、はっきり覚えているわけではない。この道は、鎌北湖...新緑の鎌北湖から桂木観音まで(2019年5月18日)

  • 相模湖のすぐ南、石老山(2024年12月18日)

    中央線の相模湖駅の南に石老山という山がある。中央線の電車で藤野あたりからみると周囲が500m以下の山々の中で一段高く盛り上がって見える。山裾はそれなりに急傾斜だが、山頂付近は平らで、全体としてずんぐりとしている。昔むかしに登ったことがあるのだが、山の様子についてはまったく記憶がない。以前からもう一度歩いてみようと思っていた山だ。12月18日、埼玉を6時半前の電車で出かけた。武蔵野線は朝早くから長距離通勤の人で混んでいた。相模湖駅前にはすでにバスが待っていた。そのバスも、登山者は数人であとは通勤の人々だ。石老山へむかうバスは、本数が結構あるので便利だ。駅から7分、240円なり。石老山入口で降りて、登山口にある顕教寺をめざして歩き出す。相模湖湖畔からかなり登ってきたので朝の空気が冷たい。道を山の方に入るとすぐ...相模湖のすぐ南、石老山(2024年12月18日)

  • エリア別インデックス

    ●北アルプス立山と奥大日岳(2018年8月13・14日)コロナ禍の白馬岳、第1日白馬大池まで(2020年8月11日)コロナ禍の白馬岳、雨になってしまった第2日(2020年8月12日)白馬岳から八方尾根へ(1975年7月19日~20日)表銀座から槍ヶ岳へ(1978年8月)43年前の蝶ヶ岳と穂高岳の写真発見(1979年8月)兄と登った奥穂高岳(2010年7月25日~27日)●八ヶ岳・霧ケ峰その周辺天狗岳2日目(2024年8月8日)またも常念に嫌われ北八ヶ岳天狗岳へ(2024年8月7日)1日目大失敗で目標変更、美ケ原近くの三峰山へ(2022年8月10日)八ヶ岳(赤岳・横岳)縦走(2006年8月29日・30日)北八ヶ岳のにゅうへ(2006年8月4日)新雪の天狗岳から硫黄岳(1980年5月2日)雷雨に遭遇、北八ヶ岳...エリア別インデックス

  • 上天気の官ノ倉山(2024年12月14日)

    和紙の里から官ノ倉山(11月13日)の投稿で書いた通り、12月14日が官ノ倉山ハイキングの本番だった。でも師走の土曜日とあってかいろいろ予定が重なったりして今回は私を含め3人だけとなった。でもこの日は上天気。少し風が冷たいが日差しは暖かで申し分ない。今回のコースは、お手軽な官ノ倉山でも一番短いコースだ。小川町駅からバスで安戸にむかい、そこから歩きはじめる。この日も、小川町駅前の饅頭を仕入れた。ほかのメンバーはおにぎりも買った。安戸で下車してさっそく山へとむかう。小さな川の脇の舗装の道を歩く。正面の2つのピークがそうだ。左が官ノ倉山、右の電柱と重なっているピークは石尊山だ。あたりはかつての畑だったらしい広い草原が広がって、点々と家が建っている。最近は、山里といっても建物は今風のきれいな建物になっている。舗装...上天気の官ノ倉山(2024年12月14日)

  • 桐生の吾妻山(2024年12月6日)

    桐生の街からすぐ西にある吾妻山に登ってみた。この山は、このブログでも紹介した足利の両涯山足利の裏山天狗山と両崖山(2019年2月22日)のような町直結の裏山的存在で、実際多くの市民が散歩のように登っている。ただ、桐生は足利と違って埼玉からのアプローチがよくない。東武線を使って新桐生駅に向かうのが普通だろうが、新桐生駅は渡良瀬川の南にあり、かなり距離もある。そこで、今回は東武線の足利市駅から両毛線の足利駅まで歩き、そこから両毛線で桐生駅に出てみた。桐生の山には何年か前に一度来たことがある。観音橋というところまでバスを使って、大形山に登り、稜線を歩いて吾妻山まで歩いて桐生の町へとくだった。そのとき、午後から散歩がてら登ってくる人たちを見てうらやましく感じたものだ。今日は吾妻山だけなので朝はゆっくりだ。桐生駅は...桐生の吾妻山(2024年12月6日)

  • 袋田の滝と紅葉の月居山へ(2024年12月2日)

    前々から晩秋から初冬の茨城の山はいいらしいと聞いていたので、一度時期を選んで行ってみたいと思っていた。いつもの山仲間に声をかけ、なんとか日程調整をして12月2日に出かけた。電車では時間がかかりすぎるのでマイカーで出かけたが、月曜日だからなのか外環道が渋滞し時間がかかってしまった。6時にさいたま市を出発したのに、着いたのは9時20分。3時間20分もかかってしまった。上の写真が月居山。右が月居城跡がある山頂だ。無料駐車場から袋田の滝へと歩く。正面に色づいた木々に包まれた生瀬富士。ここにも機会があったら登ってみたい。同行者の一人は袋田の滝を見たことがないということなので、300円を払って鑑瀑台へ。さすがに有名な滝だけに迫力があって美しい。昔むかし、海底に堆積した砂岩の上を水が縞模様をつくって流れ下っている。月居...袋田の滝と紅葉の月居山へ(2024年12月2日)

  • 高取山と仏果山(2020年12月27日)

    (手を加えての再投稿です)2020年の納めの山歩きとして、妻と友人を誘って東丹沢の高取山と仏果山に行ってきた。この辺は電車やバスでは埼玉からのアプローチが悪く、行ったことがなかった。車で行くとなると駐車場が問題だが、仏果山山麓には愛川ふれあい村という施設があって大きな駐車場がある。大体はここを起点に歩くようだが、なんと新型コロナの第3波拡大で12月12日から登山客の駐車はお断りとなってしまった。しかたがないので、中津川の対岸にある県立あいかわ公園に駐車してそこから高取山、仏果山と周回することにした。ただし駐車料金は500円。公園の中の遊歩道を歩いて風の丘に登ると目の前に宮ヶ瀬ダムが大きく見えてきた。なかなか大きなダムだ。途中、芝生でサルが何頭かくつろいでいた。日差しが暖かだ。ダムの堰堤を対岸に渡って、ダム...高取山と仏果山(2020年12月27日)

  • 鉄五郎道で大塚山へ(2024年11月29日)

    御岳山のおとなりの大塚山に鉄五郎道というルートがあることをだいぶ前に知った。一度歩いてみたいと思っていたので出かけてみた。大塚山への入り口古里駅で降りると駅前の道を少し奥多摩方向に歩く。道が大きくカーブした先で旧道にはいった。旧道を500mほど歩くと分岐があり、鉄五郎道へはここを下って多摩川を渡る。日陰の水面に青空がきれいに映し出されていた。橋を渡って登り始めると車道からわかれてショートカットの道があった。そこをあがっていった。住宅が点在する河岸段丘上の道をしばらくあるくと分岐点にわかりやすい標識があった。標識に導かれてこの道を進む。道に車止めの鎖があるところから右下におりていく。ここが鉄五郎道への入り口だ。古里駅から30分だ。その先にもしっかりした標識がある。とても行き届いているので間違える心配がない。...鉄五郎道で大塚山へ(2024年11月29日)

  • 妻と最後に歩いた多峯主山(2024年11月22日)

    6月に先だった妻と最後に歩いた山が多峯主山だ。ちょうど1年前の11月22日。京都同じようによく晴れて暖かい日だった。前からこの日は多峯主山を歩こうと決めていた。妻と一緒の時は東飯能駅から登山口までタクシーを使ったが、今日は飯能駅から街中を歩いてきた。前回と同じように天覧入りの谷から入った。奥の谷内田の跡を抜け、高麗峠方面に向かう道で尾根へとむかう。少し前を保育園児のグループが歩いていた。ほんとうに日差しが暖かい。去年より今日の方が暖かいような気がする。山頂へ向かう分岐をすぎて、今回も雨乞池のほうにむかった。一人だとすたすたと歩いてしまうので山頂までもうわずかだ。雨乞池に落ち葉が浮いている。そのすぐ上にある阿修羅の石碑。妻と来た時に気が付いたものだ。今日も花が飾られていた。今日も山頂は多くの人が休んでいた。...妻と最後に歩いた多峯主山(2024年11月22日)

  • 奥武蔵、大霧山(2024年11月16日)

    官ノ倉山に出かけたあと中2日おいて、ハイキングの会の行事として奥武蔵の大霧山に出かけた。前日から天候がくずれ、この日は曇り。でも昼間は大丈夫そうなので決行とした。小川町についてバスを待つ間に、駅前のお店で薄皮饅頭や草餅を買い込んだ。小川町に来ると私はいつもこの店で饅頭を買う。私が勧めたのでみんなもそれぞれ買い込んだ。白石車庫行のバスを橋場で降りて、高原牧場に続く舗装の車道を歩き、途中からショートカットの山道に入る。ふたたび舗装の道にでたところで急に雨が降り始めた。あわてて傘をさし、合羽を着こんだ。でも雨が降ったのはこの時だけで、それのほんの数分間。バス停を出てから45分ほどで登山道の入り口に到着。傘や合羽をしまい込む。このあたりは栗和田というところで、緩やかな山の斜面に農家が点在し、観光トイレもある。しば...奥武蔵、大霧山(2024年11月16日)

  • 和紙の里から官ノ倉山

    11月13日、今日も穏やかに晴れ上がって暖かな日になった。そこで、12月に計画しているハイキングの目的地である小川町の官ノ倉山に出かけた。下見を兼ねたものだが、せっかくなので和紙の里から奥沢へ歩き、神社の所から臼入山421mを経由して官ノ倉山をめざした。道の駅和紙の里は工事をしているらしく、バス停が臨時の場所に移してあった。そこから登山口の奥沢まで歩いたが、一つ先の中学校前のバス停の方が近かった。旧道に入っていくと奥沢神社の石柱がたっていた。ここが登山口になる。ところで旧道に入る手前に看板があって、十返舎一九の東海道中膝栗毛の続編に安戸宿とこの旧道が出てくると書いてあった。この道から粥仁田峠を越えていったらしい。まずは神社の石段登りから。神社の建物の左手から山道に入る。途中にあった白っぽい岩にポットホール...和紙の里から官ノ倉山

  • 東尾根から伊豆ヶ岳へ

    11月8日、およそ1か月半ぶりに山歩きに出かけた。目的の山は奥武蔵の伊豆ヶ岳。3回ほど登っているが、いつも正丸からだったので、今回は西吾野から東尾根を歩いてみた。東尾根は山頂から東にほぼ直線的に3kmほど伸びている。西吾野駅を8時30分に出発。国道に出て少し子の権現の方向に歩くと小さな橋がある。ここから入るのだが、奥で伐採の作業をしているらしく橋の反対側は柵がしてあったので、脇を抜けてはいった。作業用の林道がつくられているが、そちらには行かず古い山道をたどる。斜面の林に入るところに小さな標識がつけてあった。本陣山は、これから登る峠の北にある442mのピークだろう。これでこれから越す峠が森坂峠というのだとわかった。わずかな登りで峠に到着。峠にも小さいがきれいな標識がつけてあった。上の写真は、峠道から反対側の...東尾根から伊豆ヶ岳へ

  • 奥武蔵物見山、東吾野から高麗川へ(2024年9月25日)

    大菩薩から2週間近くたった。彼岸が過ぎてようやく涼しくなってきたので久しぶりに奥武蔵を歩くことにした。bこの日の計画は、東吾野駅から吾那神社の尾根をつたってユガテへ。そこからエビガ坂、スカリ山をへて北向地蔵、物見山をめざす。ここが吾那神社の入り口。東吾野駅から出て高麗川を渡ればはすぐだ。吾那神社という名前は吾野という地名と関係があるのかわからない。神社の正面右手にお稲荷さんが祀ってある。その赤鳥居のわきが登山道入り口だった。「ユガテ」の案内標識もある。道は、急なところはジグザグになっていたりして歩きやすかった。倒木にびっしりとキノコが。ここのところ雨が多いので針葉樹林の中は湿っぽい。神社を出て25分ほどで送電鉄塔があった。それほど大きなものではない。送電線の切り開きのおかげで武甲山がみえた。鉄塔からほんの...奥武蔵物見山、東吾野から高麗川へ(2024年9月25日)

  • 石丸峠から旧大菩薩峠へ(2024年9月13日)

    まだまだ酷暑が続く9月13日、大菩薩峠を訪れた。大菩薩は妻とも4回以上登っている。結婚前と結婚後、そして30年前の夏と秋に。最初の計画は電車とバスを利用するつもりだったが、甲斐大和を出るバスは9月になると平日は運行していなかった。しかたなくマイカーで出かけた。上日川峠についてみると平日だというのに駐車場は満杯だった。これなら平日でもバスを運行できるのではないかと思ったほどだ。第2駐車場に最後の一台として留められたが、まだ奥には第3駐車場もあるようだ。今回のコースは、上日川峠から石丸峠、熊沢山をこえ大菩薩峠へ。その後賽の河原から雷岩を経て上日川峠に戻るという計画。8時38分、上日川峠から下る道へと入る。ほとんどの人が唐松尾根か大菩薩峠へとむかうので、石丸峠への道は静かだ。いい雰囲気の落葉樹林のなかの道をたど...石丸峠から旧大菩薩峠へ(2024年9月13日)

  • 前武尊山(2024年9月6日)

    8月後半は、長雨と台風で山に行く機会がずっとなかった。9月に入ってようやく天気が回復したので、6日金曜日、群馬の前武尊山に出かけた。この山には18年前の10月に登っている。紅葉と岩の前武尊山(2006年10月19日)今回が2回目なので、コースを変えてオグナほたかスキー場からのコースを使ってみた。さすがにスキー場があると山奥まで道がよく整備されている。手前のペンションや民宿が散らばるエリアにはテニスコートやサッカーグラウンドなどがあった。スキー場の駐車場に車を止め、8時25分歩き始める。さっそくブナやコナラなどの落葉樹林の急登がはじまった。20分ほどで広い稜線に出た。かなり大きな木も点在する豊かな森の道を歩く。いい感じだ。ところが15分もするとスキーコースに出てしまった。地図を見た時、このコースは、上の方は...前武尊山(2024年9月6日)

  • 鳳凰三山縦走2日目(2015年8月14日)

    鳳凰三山・夜叉神峠から広河原へ1日目(2015年8月13日)の続きです。2日目、5時前にご来光を見に小屋を出た。下界は雲海でおおわれ、上空には点々と雲が浮かんでいる。まず上空の雲が赤く焼けてきた。目の前に流れてきた雲も赤く染まる。太陽が昇り、雲海がうすくピンクに染まってきた。今日も、北岳の稜線は雲に隠れていた。5時20分、薬師岳小屋を出発。最高峰の観音岳、オベリスクのある地蔵岳と歩き、その後高嶺を越えて白鳳峠から広河原へとくだる予定だ。薬師岳付近は白砂の斜面が大きく広がっている。すばらしい景色だ。背景となる南アルプスの稜線が見えてほしい。最高峰の観音岳へとむかう。上空は青空も広がってきた。妻にとってもこの風景はとても印象的で、深く心に刻まれたようだった。ホウオウシャジン。イワシャジンの変種で、名前からして...鳳凰三山縦走2日目(2015年8月14日)

  • 鳳凰三山・夜叉神峠から広河原へ 1日目(2015年8月13日)

    鳳凰三山を縦走したのはもう9年も前のことになる。今年先立ってしまった妻とその友達と私の3人だった。前の晩に夜叉神峠下の駐車場で車中泊し、縦走して広河原に下り、バスで夜叉神に戻る計画だ。5時前には起きだし、支度をして5時半には峠へと登り始めた。妻のペースにあわせるために先頭を歩いてもらう。天気はよくなくて、途中から雨が落ち始めた。雨に降られながら夜叉神峠に到着し、仕方がないので小屋に入って朝食をかねた休憩をとった。休憩中に雨は上がったが、あたりには靄がただよい、木の枝先から雨のしずくがぽたぽたと落ちていた。そんな中、小屋を出発し杖立峠へむかう。雨上がりだし、体からも水蒸気が立ち上るのでカメラのレンズが曇ってしまう。しばらくすると稜線越しに朝日が差し込みだした。天気は回復の方向らしい。杖立峠への道はずっと樹林...鳳凰三山・夜叉神峠から広河原へ1日目(2015年8月13日)

  • 天狗岳2日目(2024年8月8日)

    これはまたも常念に嫌われ北八ヶ岳天狗岳へ(2024年8月7日)1日目の続きです。高見石小屋では、夕食後小屋の様子などをカメラにおさめると早々に寝床にはいった。夜中に目覚めると天窓がときどき台形に浮かび上がる。雷雨のなごりの稲光だ。ふたたび目が覚めると天窓がうっすら明るんでいた。時刻を確かめたかったが、携帯は消耗しないよう電源をおとしていたのでそのままにした。天窓から目をそらすとまだ漆黒の闇だ。頭の上に積んであるふとんの輪郭さえ見えない。まだ地平線の下にいる太陽からの光が、地球を包む大気の中で乱反射し、そのほんの一部が小屋の天窓に届いている。そんなことを考えながら明るくなるのを待つが、30分ほどたったと思う頃でも小屋の天井や壁さえ見えない。もはや十分に寝たので少しも眠くはない。ただただ明るくなるのを待った。...天狗岳2日目(2024年8月8日)

  • またも常念に嫌われ北八ヶ岳天狗岳へ(2024年8月7日)1日目

    2回の足慣らしをへて、いよいよ常念岳へ出かけた。一昨年のリベンジだ。ところがだ、いいかげんなナビ設定で道を間違えたうえ、かなり遅れてたどりつけば、なんと一の沢林道は道路崩壊で車は通行止め。ゲートのところから歩いたらどんなにがんばっても5時になってしまう。そんなわけであわてて常念小屋に電話を入れキャンセル。急な行先変更で頭に浮かんだのは北八ッ岳の麦草峠だ。足慣らしコースとしてそこから縞枯山や雨池をまわる計画をつくったので頭に残っていたのだろう。ナビで調べたら12時半には到着できそうだ。高見石小屋に当日の予約をいれ、急いで麦草峠へとむかった。縞枯山と雨池のコースでは日帰りでいけるので、天狗岳まで往復してみることにした。予定どおりのタイムで峠に到着。峠一帯は夏の花盛りだった。ハクサンフウロ、アキノキリンソウ、シ...またも常念に嫌われ北八ヶ岳天狗岳へ(2024年8月7日)1日目

  • 足慣らし第2弾は浅間隠山へ(2024年7月31日)

    前回の水ノ塔山から1週間、足慣らしの第2弾として浅間隠山に登った。今回は、山仲間がいっしょだ。どこか計画しろとせっつかれていた。浅間隠山は標高1757mあるし、登山口の二度上峠は1300mを超えている。ここなら暑くなくて快適なハイキングが楽しめそうだ。高速を高崎インターで降り、高崎市内を突っ切って、国道406号線を西北西へと走る。途中、倉淵の道の駅で小休止後二度上峠をめざした。二度上峠の少し手前、浅間隠山登山口の少し先のカーブのところが駐車スペースになっていて、工事現場などにあるような仮設のトイレも設置されている。あたりは夏の日差しをあびて緑がきらきら輝いている。でも風が吹き抜けて涼しい。10時15分出発。登山口からカラマツ林の谷間の道へと入ると山道は伸びきった草におおわれていた。でもそこここに花が咲いて...足慣らし第2弾は浅間隠山へ(2024年7月31日)

  • 天気を見て変更、水ノ塔山へ(2024年7月24日)

    ほぼ半年ぶりの山歩き。常念岳を実現するためにブランクを解消したいと梅雨明けを待っていた。本来は麦草峠から北八ヶ岳の縞枯山と雨池を歩くつもりだった。ところが信越道の横川付近から雨になってしまった。急遽佐久平パーキングで車をとめ、空をみると八ヶ岳方面も雲が厚くかぶっている。でも走り始めてみると途中で浅間山や高峰高原の山がきれいに見えてきた。そこで小諸インターから高峰高原に登り、まだ登ったことのない水ノ塔山をめざすことにした。車坂峠にある駐車スペースに車をとめた。ここはすでに2000m近い標高。涼しい。雨はほとんど降っていない。駐車場の近くの草原にヤナギランやニッコウキスゲが。車坂峠から湯ノ丸へ抜ける未舗装の車道を歩いて、スキー場のゲレンデを横切り、水ノ塔山へと向かう。この白いキク科の花がわからず、変えてから調...天気を見て変更、水ノ塔山へ(2024年7月24日)

  • この夏は常念岳に再チャレンジ

    安曇野から眺められる北アルプスの名峰常念岳。私はまだ登っていない。実は一昨年登る予定だった。車で出発し、一の沢登山口まで行ったのだ。だが・・・。登山靴を車に積み忘れた。足には履いていたのはサンダル。これじゃ無理。てなわけで行き先を変更し、美ヶ原近くの三峰山を歩いた。サンダルで。大失敗で目標変更、美ケ原近くの三峰山へ(2022年8月10日)今年こそ、リベンジを果たすぞ、と今計画中。本当は、常念岳に登った後、大天井岳を経て燕岳をまわって中房温泉にくだる2泊3日コースにしたい。これだと、入山と下山が違うところになるので、行は夜行の登山バス、帰りは電車ということになるなぁ、などと思案。計画しだすとついつい欲が出てしまう。でも、去年から今年、妻の介護の関係であまり長い距離を歩いていない。歳も歳だし、無理して人に迷惑...この夏は常念岳に再チャレンジ

  • 鳥海山と月山(2019年8月11日~13日)後半

    これは鳥海山と月山(2019年8月11日~13日)前半の続きです。鶴岡に泊まった翌朝は鶴岡駅前6時発のバスで月山へ向かった。このバスは、途中羽黒山に寄ってから延々と走り、月山八合目まで行く。そのバスには、前日鳥海山にのぼってこれから月山へという私と同じ穴のむじな、しかも同年配の男性が2人もいた。バスは長距離を走るので羽黒山の山頂で15分の休憩。バス停から羽黒山神社までは320mくらい。急げば、バスをおりて羽黒山神社まで往復してくることも可能。月山八合目まではさらに1時間10分もかかる。駅からだと休憩含めて2時間15分。たいへんな長距離路線バスだ。八合目の駐車場からは昨日のぼった鳥海山が雲海の上に姿を見せていた。乗ってきた登山者たちはゆっくりと支度をしながら、次々に山へと向かう。この日は月山頂上をめざし、そ...鳥海山と月山(2019年8月11日~13日)後半

  • 鳥海山と月山(2019年8月11日~13日)前半

    2019年の夏、お盆休みを利用して鳥海山と月山に登った。台風の合間を縫う感じで11日朝新幹線で新潟へ、特急いなほに乗り継いで山形県の遊佐から乗合タクシーを利用した。乗合タクシーは予約さえすれば1人でも料金は同じ。この日も私一人だけだったが、駅まで出迎えてくれて気持ちよく鉾立まで送ってくれた。象潟口の鉾立から御浜小屋に泊まり翌日鳥海山頂へという計画。鉾立到着時はすっかりガスに覆われていたが、食堂でカレーライスを食べ、歩きだす頃にはだいぶ見通しがよくなってきた。鉾立から鳥海山への登山道は、昔からの信仰登山の人がたくさん利用してきただけに、スタートはしっかり舗装された遊歩道だ。展望台をすぎると今度は石敷きの歩きやすい道になっていた。あたりはすでに背の高い木は見当たらなくなっている。登山道の左側は、奈曽川の深い谷...鳥海山と月山(2019年8月11日~13日)前半

  • 夏の苗場山(2014年8月13日~14日)

    10年前の8月に山仲間5人で苗場山に登った。苗場山は新潟と長野の県境にあり、一時期登ってみたい山ナンバーワンに輝いたこともある人気の山だ。なんといっても山頂台地の広大な湿原がすばらしい。この時は、車1台に5人を詰め込み、かぐらスキー場のかぐらゴンドラの山頂駅より手前にある駐車場から出発した。かぐらメインゲレンデの中間にあるレストランの近くが駐車場になっていて、トイレも設置されている。ここからゴンドラ山頂駅まではゲレンデの中の道を歩くこともできるが、私たちは登山道を使った。でもゲレンデを歩いたほうがよかったかもしれない。足元が赤土で湿っているところもあってあまり歩きよくはないのだ。なかなかきれいなヤマアジサイが。今回はこの5人のメンバー。もちろんカメラマンの私は写っていない。途中にオカトラノオの大群落があっ...夏の苗場山(2014年8月13日~14日)

  • 妻と歩いた夏の八方尾根(2010年8月4日)

    八方尾根は白馬村の中でも人気ナンバー1の有名観光地だ。標高1850mの八方池山荘までゴンドラとリフトを使って楽々あがれる。そこから標高2000mを越える八方池までは、樹木の生えていない展望抜群の尾根道が続く。夏ならば高山植物の天国でもある。そこを妻と二人で歩いた夏の八方尾根ハイキングを投稿しよう。埼玉から私の運転する車で白馬村へ。午後からゴンドラとリフトを使って八方尾根にあがった。この日はいい天気ではあったが、やはり午後になると3000mの稜線は雲に隠れてしまっていた。まずは尾根通しの岩交じりの道を登る。目の下に兎平のリフト終点と八方池山荘。高い樹木のないのではるか下界までみはらせる素晴らしい展望だ。8月のはじめなのでたくさんの高山咲いていた。バックに山を取り込んだりできるので楽しく写真を撮っていった。八...妻と歩いた夏の八方尾根(2010年8月4日)

  • 父母と子ども2人を連れて木曽駒ケ岳(1981年8月24日)

    父母とまだ小さかった子どもたちを連れて木曽駒が岳に登ったときの写真を探してデジタル化した。1981年8月24日と25日にかけ、今の宝剣山荘に泊まって宝剣岳と木曽駒ヶ岳を歩いた。2日目の写真はないと思って投稿していたが、見つかったので訂正して再投稿した。飯田線の電車の前で記念撮影。この時の父は68歳、母は63歳。今の私よりずっと若い。子どもたちはこの前年、1980年8月に奥多摩の大岳山に、その年の暮れには高尾山を高尾山口から相模湖までのコースで連れて行っていた。子どもたちは、山登りより電車に乗れることの方がうれしそうだったけど。飯田線から伊那谷の車窓風景。カモシカのはく製の前で。たぶんロープウェーの駅だったと思う。このころはすでに中央自動車道が完成していたが、萱の台のバスセンターなどはなく、駒ヶ根駅からバス...父母と子ども2人を連れて木曽駒ケ岳(1981年8月24日)

  • 西上州の岩山毛無岩(2003年12月4日)

    これは21年前の12月なので季節外れなのだが、前回のと同じ岩山つながりということで投稿する。西上州には岩山が多いが、その中でもひときわ立派な岩峰が毛無岩だ。その姿は、堂々としたバットレスをめぐらして、ヨセミテのエルキャピタンを思わせる。といってもヨセミテ行ったことないけど・・・もちろん実際のスケールでは比較にならいないだろうが、写真だけならどうだ。ヨーロッパの古城のような風格があると思うのだがいかがだろうか。毛無岩があるのは、荒船山の南東。荒船山の最高点、行塚山から黒滝山へと東へ伸びる稜線の上。荒船山の北東端の岩場に行けば稜線上に飛び出した姿を見ることができる。この毛無岩に、南の道場から沢ルートで登り、尾根ルートでくだった。21年前の12月だった。自宅を5時ごろにでて、7時すぎ下仁田にむかう途中、鹿岳、四...西上州の岩山毛無岩(2003年12月4日)

  • 今は使われていない信仰の道で両神山西岳へ(2020年5月29日)

    (4年前の記録に手を加えて再投稿)山の経験豊富な友人から、秩父の両神山へ行こうと誘われた。一般ルートではなくて、尾ノ内沢をたどって西岳に登るという。昔の人が夢のお告げに従うためにこの尾ノ内沢を伝って西岳の一角にある岩峰に祠をたてて神を祀ったそうで、その後年に一度は尾ノ内の人々が祭礼のために登っていたルートだそうだ。今はほとんど使われていない。7:15尾ノ内沢にはいる地点に龍頭神社があった。西岳にある祠はこの神社の奥社らしい。背後にはこれから登る両神山から東に延びる天武将尾根の天理岳らしい山が見えていた。秩父の神社の常だが、狛犬はオオカミだった。7:30出発。尾ノ内からしばらくは林道があり、その終点付近の沢には冬場氷柱が観光目玉とされているらしい。そこまでは遊歩道が整備されている。この吊り橋付近で冬場、氷柱...今は使われていない信仰の道で両神山西岳へ(2020年5月29日)

  • 道志の森キャンプ場から畦ヶ丸山へ(2006年5月31日)

    一時期、道志川の谷から西丹沢にせっせと通って、檜洞丸、大室山、加入道山などに登った。神之川林道の奥の長者舎から出発することが多かった。何回か通ううちにもう少し奥の山を歩いてみたくなって、2006年5月に道志の森キャンプ場から入って畔ヶ丸山を往復した。神奈川県から山梨県道志村に入ってしばらく走り、キャンプ場の案内に導かれて国道からわかれて三ヶ瀬川にの谷に入る。車は、キャンプ場の手前にある広い駐車スペースを利用した。キャンプ場の奥で谷は二股にわかれ、右の谷は、菰釣山に源流がある。私は左の谷にはいって城ヶ尾峠をめざす。水の流れも細くなるが、きれいに澄んでいる。林道を2kmほど歩くと、林道が大きくまわりこんでいくところに城ヶ尾峠登り口の標柱がたっていた。少し登ると展望が開け、すぐ下に歩いてきた林道の続きの部分がみ...道志の森キャンプ場から畦ヶ丸山へ(2006年5月31日)

  • 地理院の地図に誤り発見

    先日投稿した百蔵山に登ったころの話し。そのころ山に出かけるときは国土地理院の5万分の1の地形図を使用していた。今はほとんど2万5千分の1を利用しているが、そのころは発行されているエリアも限定されていた。百蔵山は5万分の1地形図の「都留」図幅にはいる。右上の隅の方だ。私の図幅は、明治21年測量、昭和48年編集のものなのだが、この地図では百蔵山の百の字のふりがなが「とつ」となっていた。拡大した写真をご覧いただきたい。権威ある国土地理院の地図なので、私は歴史的理由があって「とつくらやま」と呼ばれているのかと思った。でも、ほかではそういう呼び方を目にしないし、耳にもしない。そのうち2万5千分の1が主流になったので「大月」図幅を買ってみたら、なんのことはない百の字には「もも」とフリガナがふってある。間違いだったのだ...地理院の地図に誤り発見

  • 富士山展望の一等地、百蔵山へ(1995年12月23日)

    前回投稿した秋の大菩薩と同じ年の年末に同じメンバーで猿橋駅の北にある百蔵山にでかけた。この時の記録をもとに書いてみる。百蔵山には、私は前に一度登っている。その時は猿橋から登って扇山へと歩き四方津駅へとくだった。そのとき、百蔵山からの富士山の眺めが素晴らしかったことや山頂に桜が植えてあったことを思い出した。埼玉から武蔵野線経由で高尾発8時24分の電車に乗った。12月なので山歩きの以外の行楽客の姿はほとんどない。相模湖駅でかなり大勢が降り、その後も藤野、上野原や四方津でぱらぱらと降りていく。猿橋では十数人が降りた。その大部分が百蔵山に登るのだろう。風もなくおだやかに晴れ上がった青空にこれから登る百蔵山がすっきりと仰ぎ見られる。途中の日当たりのいい石段で小休止し、おにぎりを食べて腹ごしらえ。そこから山に近づくと...富士山展望の一等地、百蔵山へ(1995年12月23日)

  • セッカニワゼキショウ(雪花庭石菖)

    私の好きなヒトリシズカやイカリソウ、ニリンソウの花が姿を消し、葉を旺盛に茂らせてきた。季節は移って5月。ニリンソウと同じ場所に違う草が花をつけた。アメリカフウロだ。ニリンソウやイカリソウより少し背を高く伸ばし、その先に白い5弁の小さな花をつけている。こちらはアマドコロ(甘野老)。でももう写真を撮るには手遅れだったみたい。花がしおれている。日当たりのいい場所のものはすっかり花を落としてしまっていた。そっくりなものにナルコユリがあるので念のた茎にさわって確かめた。角がある。アマドコロだ。芝生の中に白い小さな花が目についた。白いニワゼキショウ。森昭彦さんの本で調べるとセッカニワゼキショウというらしい。漢字ににすると「雪花庭石菖」。花の中心(ノドというらしい)がレモン色をしている。ほとんど手入れをしていない小さな...セッカニワゼキショウ(雪花庭石菖)

  • 妻姉妹3人を連れて秋の大菩薩へ(1995年9月30日)

    同じ年の7月に妻と出かけた大菩薩が楽しかったので、妻の姉妹やそのパートナーに声をかけ、秋の大菩薩を再訪した。姉のパートナー氏は仕事が忙しくて参加できなかったので女性三人と私というメンバーになった。このときは埼玉を5時半すぎに出発し、環八から調布インター経由で中央道。勝沼から上日川峠にむかう。ぶどう畑で小休止したが、曇っていて南アルプスも見えなかった。7月に来た時にはまだ工事中だった建物は完成目前だった。峠から福ちゃん荘への道を歩く。この道は舗装されていて車もあがる。福ちゃん荘から峠に向かう道から分かれカラマツ尾根にはいる。樹林帯ではあるが足元には秋の花々が。視界が開けてきたころ振り返ると低くたなびくもやのかなたにうっすらと富士山の姿が。右手に目をやると重なりあう山なみが幾重にも浮かび上がっており、その先に...妻姉妹3人を連れて秋の大菩薩へ(1995年9月30日)

  • 妻と夏の大菩薩へ(1995年7月2日)

    前回は、妻とその姉妹といっしょにいった秩父の二子山を紹介した。このころは、そのメンバーで大菩薩や猿橋の百蔵山にも登っている。順次紹介していこうと思う。そのために写真を見返していると妻と登った大菩薩の写真が目に留まった。このときの思い出しながらいったん投稿したのだが、調べたら記録がみつかったので少し手を加えて再投稿する。写真は、印画の写真をスキャンしたものだ。1995年というのは、なんと29年前だね。車で日川峠にあがって、そこから出発した。大菩薩は、学生時代に先輩と塩山から入り、介山荘に泊まって小菅にくだったほか、一人でも登った。その後結婚直後に妻とも登っていたが、それ以来20年近く来ていなかった。ガイドブックを見ていて、今は上日川峠まで車で上がれることがわかった。思い返してみると、以前に登った時にもすでに...妻と夏の大菩薩へ(1995年7月2日)

  • 石灰岩の岩山小鹿野の二子山(1997年12月28日)

    ちょうど20年前の2004年5月に秩父の二子山に登った。一人で出かけたのだが、写真を見ても細かい所があまり思い出せない。実は二子山にはその7年前の1997年の年末に妻やその姉妹といっしょに登っていて、その時の記録が残っていたので、季節外れだがそのときのことを書くことにする。1997年の年末、妻とその姉妹を山に誘ったらみんな喜んで、行くという返事だった。そこで秩父の山をいくつか候補にあげ、当日に最終決定することにしていた。当日になってみると風もなく晴れ上がった絶好の登山日和。そこで大展望が期待できる秩父の二子山に行くことにした。西武線の芦ヶ久保の近くにある方ではなく、小鹿野町の奥、群馬県との県境にあるほうの山だ。武甲山同様にはるか太平洋のかなたからやってきた石灰岩の岩山なのでスリルも味わえる。国道299号線...石灰岩の岩山小鹿野の二子山(1997年12月28日)

  • ヤシオツツジ咲く岩峰、西上州三ッ岩岳(2008年5月1日)

    まもなくゴールデンウィーク。花と新緑の季節だ。今回は2008年、今から14年前に登った西上州、南牧村にある三ッ岩岳を紹介しよう。この山に初めて登ったのはそのまた5年前、2003年の5月2日。この日はすばらしい天気で、山頂直下の岩場に咲き乱れるアカヤシオと西上州の山のいい写真が撮れた。これがその時の写真。このすばらしい景色を妻にも見せたいと思って5年後の5月1日に訪れたのだ。三ッ岩岳があるのは、下仁田から南牧村に入り、村役場の近くから県道をはずれて南の大仁田川の谷にはいる。谷を詰めたところに大仁田ダムがあり、そのダムの下が登山口だ。ダムの下はきれいに整備され、駐車場やトイレもある。登山道の入り口には、天狗の面をまつった祠がある。10時11分出発。季節なのでたくさんの花が見られた。あれ、これは先日の三頭山でみ...ヤシオツツジ咲く岩峰、西上州三ッ岩岳(2008年5月1日)

  • 中学生も連れて三頭山へ(2024年4月14日)

    山に行けない、行けないとつぶやきつつ、実は14日の日曜に三頭山に出かけた。1ヵ月ぶりに山歩きだった。以前から山経験のない知人に山に連れていけと言われていたので計画しておいたものだ。ある程度高さがあってかつ安全に歩けるところと考え、奥多摩の三頭山を都民の森から歩くことにしていた。日曜日とあって武蔵五日市駅を出るときは2台満員。我々は最後尾でようやく乗れたという感じだった。それでも途中でパラパラと降りていくので途中で座れ、数馬から乗り継ぎのバスにはちょうど座席が埋まる程度になった。一緒に歩いたのは、私を最高齢として、60台が一人、40台が一人、30台が一人、中学生が2人というバラエティに富んだチームだった。都民の森の駐車場から歩き始め、階段に差し掛かると脇の斜面にカタクリが咲いていた。1000mを超えているの...中学生も連れて三頭山へ(2024年4月14日)

  • フタリシズカも芽を出した

    投稿もしないでもたもたしていたらもう2週間が経過。季節はすすみ、フタリシズカが芽を出した。ヒトリシズカのように白い花などはついていない。地味なものだが、やはり仲間なので姿がよく似ている。ニリンソウも花が増えてきた。タツナミソウが2色のコラボレーション。フタリシズカも芽を出した

  • 山に行けないので近所で野草の花をめでる

    花の季節が到来した。なかなか山に行けないので、庭や近くで野草の花をみつけて楽しんでいる。姿をあらわしたばかりのヒトリシズカが好きだ。可憐だし、まだ赤んぼのくせに一人前に白く薄くしい花をつける。草むらになんだか光っているような感じで咲くタツナミソウ。花びらを開いて顔をあげ気味のスミレは少ない。前の葉っぱがじゃまなんだけど・・・こちらは光がすけていい感じに撮れた。山に行けないので近所で野草の花をめでる

  • 雪の小仏城山から高尾山(2016年2月3日)

    エリア別インデックスやシーズン別インデックスをつくってみて、高尾山の投稿がないことに気がついた。あまりにも有名なところなので書いていなかったのだけど、やはり穴が開いたようで気になる。そこで2015年末から2016年にかけてなんども歩いていたので、その中から雪をねらって出かけた時のことを紹介してみる。この時は、朝早めに家を出て、バスで小仏に向かい、城山から高尾山を周回した。早朝に出かけて、高尾駅7時20分のバスを利用。小仏で降りると道端には雪がかなりある。予想通りだけどうれしい。山道になっても道にはほとんど残っていない。旧甲州街道を歩いて小仏峠へとむかう。落葉樹林の地面はまだ真っ白。途中、展望が開けて東京の方が見えてきた。ちょうど東の方向なのでスカイツリーや高層ビル群がシルエットになって見えていた。小仏峠。...雪の小仏城山から高尾山(2016年2月3日)

  • アカヤシオ満開、前日光薬師岳、夕日岳(2016年4月30日)

    今年は暖冬で、桜の開花も早まると予想されていたのに、ここのところの冷え込みで東京でもまだ開花宣言されていない。でも、明日くらいには開花しそうだ。それよりも短い花の季節、どの山にいくか悩ましい。4月には奥多摩の三頭山と奥武蔵の大霧山にグループで行くことが決まっている。さてそのあとどうするかと過去の記録を調べていたら、2016年4月30日に前日光の夕日岳に行っていた。ここはアカヤシオがたくさんあってきれいだったし、道もよくて山頂からの展望もよかった。その記録を投稿することにする。この時は義兄と二人で出かけた。車で日光から日足トンネルの上の細尾峠にあがり、路肩に駐車した。8時15分出発。ようやく芽吹き始めた木々の下、笹におおわれた斜面を登っていく。さっそくアカヤシオだ。ちょうど満開、大当たりだ。独特のやわらかな...アカヤシオ満開、前日光薬師岳、夕日岳(2016年4月30日)

  • 花が咲き乱れる山里ユガテ(2014年4月22日)

    前回は、まだ花には早すぎた低山歩きだった。でもそろそろ花も咲き始めているはず。それで過去の写真を調べていたが、やはり見ごたえのある時期は4月になってからかもしれない。今回投稿するのは、もう10年も前に、ハイキング仲間で出かけた飯能のユガテだ。この時は、西武線の東吾野から歩き始め、山上の楽園といわれるユガテを通って奥武蔵グリーンラインの通る尾根上にある北向地蔵へ。当初の予定は、日和田山まで抜けて高麗駅に戻る予定だったが、高齢のメンバーに疲れが見えたので、途中から終点を武蔵横手駅に変更した。駅から歩きはじめると色鮮やかの木々の花が目を楽しませてくれ、山の斜面も新緑の明るい薄緑に包まれていた。一段と鮮やかなピンクの花をつけた木があった。黄色ならマンサクみたいだがと思って調べてみたら、トキワマンサクというらしい。...花が咲き乱れる山里ユガテ(2014年4月22日)

  • 誕生日に草戸山へ(2024年3月13日)

    3月13日は私の誕生日だった。もう76回目だ。この日は、いつもの仲間で、高尾の草戸山を歩いてきた。橋本駅からバスで峯の薬師入口へむかい、そこから草戸山へ。帰りは高尾山口へとおりた。この日は前から山へ行く約束をしてあり、私は秩父の大持山にしようと考えていた。しかし、その間に2回も雪が積もった。高架の駅から見ると多摩や丹沢の山が白い。大持山だとかなり残っているだろう。雪はいやという仲間のために、低山陽だまりハイクに変更した。このコースは以前に歩いたことがあり、花がたくさん見られたのだ。今回は、季節が早すぎたが、もしかしたらとの期待もあった。橋本駅から三ヶ木行きのバスに乗るとき同じ行き先のバスが2台同時にならんだ。一つは峯の薬師は通らないはずなので、運転士に確認して乗車した。峯の薬師入口で降りると少し高台になっ...誕生日に草戸山へ(2024年3月13日)

  • 牛頭天王と八坂氏のこと

    低山を歩いているとたくさんの神や仏と出会う。山の頂上にはたいてい小さな祠が祀られている。道端には地蔵があり、峠や山道では馬頭観音をよくみかける。このブログでもなんどもふれているが、里山には金比羅山という名の山がたくさんある。実際、その山には金比羅神社か琴平神社が祀られている。私は信心はしないので神様や仏様そのものにはあまり興味がなかったが、それを祀る人間には興味がある。だれが、何のために祀ったのだろうということ。金比羅山のことを調べてブログにまとめてみたいと思っているがなかなか。でも、先日歩いた奥武蔵の竹寺に牛頭天王が祀られていたので、山の神とは少しずれるのだが、ここから始めてみようとおもう。飯能市の山奥に竹寺と呼ばれる寺がある。正式には医王山薬壽院八王寺という。ここの祭神が牛頭天王だ。寺の一番奥のお堂に...牛頭天王と八坂氏のこと

  • 赤城山で雪遊び(2012年3月27日)

    今朝は雪だ。今週2度目の積雪。少し前だったら雪山を歩きたくなってうずうずしたところだが、最近はなかなかそうはならない。寒いからねぇ。で、10年以上前、スノーシューを始めたころの記録を補強して投稿する。2012年2月に裏磐梯で2回目のスノーシューを体験し、スノーシューが欲しくなってしまった私は、ネットで安いものを見つけて購入した。そうなるとさっそく使ってみたくなって、息子を誘って赤城山の覚満淵周辺を歩いてみることにした。スノーシューはもちろん1台しかないので、一人はかんじきで、交換しながら歩いた。3月下旬なので暖かく、しかも上天気にめぐまれた。赤城公園ビジターセンターに車をとめ、まずは覚満淵へむかった。覚満渕は大沼と小沼の間に広がる湿原の沼だ。結氷していたが、もう3月末なので周辺部で少し足を踏み入れただけで...赤城山で雪遊び(2012年3月27日)

  • 竹寺から子の権現そして飯能アルプスへ(2024年2月28日)

    2月28日、一人で奥武蔵の竹寺、子の権現、飯能アルプスを歩いてきた。いつものように週間天気予報をにらんでいると、強風大荒れの天気が続いたばかりだというのに木曜日以降また天気がくずれそうだ。そんなことを口実にまた一人で山歩きというわけ。気が弱い私は、一人で計画することにはついつい口実や言い訳が必要になる。朝の雑事をかたづけるため少し遅めの出発。歩き始めの名栗の小殿には電車とバスを乗り継いで10時10分の到着。名栗へのバスは久しぶりに乗ったが飯能から長いこと長いこと。バスに乗っている間、いつもなら次第に期待感が膨らんでくるのに、この日はなんだか意気があがらない。昨夜のお酒も控えめにしておいたのに、朝血圧を測ると上が160もあったのだ。同期の友人がついこの間脳出血で倒れたばかり。なんとなく気にかかる。まっ、歩い...竹寺から子の権現そして飯能アルプスへ(2024年2月28日)

  • 奥武蔵の大霧山へ(2,024年2月17日)

    17日の土曜日、翌週の天気が悪そうなので急遽奥武蔵の大霧山へでかけることにした。一人で行くと仲間に文句を言われるので、ラインで「来るものは拒まず」と送ったが、案の定、予定があって行けないとの返信。しめしめ。当初の計画は、仲間の参加も想定して、7時台の出発にし、コースも旧定峰峠にあがって粥仁田峠から下るというものだったが、一人と決まったので6時台に出発し、白石峠から定峰峠、旧定峰峠と縦走して大霧山に向かうことにした。バスの終点、白石車庫で下車し、橋の反対側にあるトイレで用を済ませたら、白石峠にむかって出発だ。山里のロウバイがほのかに匂っていた。斜面の畑をたがやしている人の姿があった。春の準備だろうか。今日は、寒くはないのだが、空は雲におおわれている。暖かい日が続いたのでウメももう五分咲きくらいになっている。...奥武蔵の大霧山へ(2,024年2月17日)

  • 春の気配を探しに五日市金毘羅山へ(2020年2月12日)

    2月になって庭の梅が咲き始めた。7日には仲間を誘ってハイキングの計画があったのだが、大雪で中止。それほどの山に行くわけではなかったのだけど、初めての人もいたので大事をとることにしたのだ。私の妻は、今日から3日間にわたる抗がん剤の点滴を受ける。午後の3時か4時ころまで病院にいて2種類の薬の点滴を受け、その後3種類目の薬の点滴チューブをぶら下げて帰ってくる。それを外すのは明後日の午後になる。さて、妻の迎えの時間までこの季節の山の記録を投稿するとしよう。4年前のこの時期に、奥多摩五日市の里山を歩いた。武蔵五日市駅の北西に金比羅山がある。日ノ出山から伸びてきた金比羅尾根の先端にあたる。里に近い山に金毘羅の名が付いた山がたくさんある。山の名前が金毘羅山でなくても里を見下ろす山や尾根の先端には金比羅神社が祀られている...春の気配を探しに五日市金毘羅山へ(2020年2月12日)

  • 湯の丸高原池の平スノーシュー(2017年3月16日)

    2014年に雪の湯ノ丸高原池の平を体験した3年後の3月、友人2人を誘って少しコースを変えてスノーシューで歩いた。2人のスノーシューはスキー場でレンタルした。最初にコースを紹介すると、第6ゲレンデの高速リフトを利用していきなり1960m地点へ。その後夏道には向かわず、まっすぐに池の平湿原の外輪山にあたる雲上の丘をめざした。雲上の丘から見晴岳をへて湿原へとくだり、湿原を横断したあと帰りは夏道と湯ノ丸高峰林道を利用してから第6ゲレンデへと戻った。この日はいい天気で、霧氷がかがやいて見えた。リフトをおりると、第3ゲレンデへの連絡コースを少し下ったところから山に入って池の平湿原の外輪山である雲上の丘をめざした。リフト建物の真裏までまわりこんで尾根筋を登ると上部が藪になって歩きづらくなることが3回目の時にわかった。偶...湯の丸高原池の平スノーシュー(2017年3月16日)

  • 籠ノ登山と池の平湿原(2014年3月29日)

    2024年も早くも2月になってしまった。雪の季節。雪の中を歩きたい。でも今はがまん。そこで10年前の雪山体験を投稿することにした。大好きになって何度も出かけた湯ノ丸高原池の平の初体験のときだ。浅間山の西に連なる山々は、高峰高原や湯ノ丸高原を含み、スキー場もあってスノーシューには好適なエリアと思ったので出かけてみた。スキー場があると山道の除雪が完璧に行われているので安心だ。この日は湯ノ丸スキー場の第6ゲレンデにあるリフトで1965mまであげてもらった。このスキー場にはほかにも第4ゲレンデのリフトがスノーシューでも利用できるようだ。リフトを降りるとはるかに北アルプスの白い山並みが見えた。今日はいい天気にめぐまれた。リフトを降りてから池の平への車道の方向にスロープを少しくだってから林の中に踏み込んだ。かなり下っ...籠ノ登山と池の平湿原(2014年3月29日)

  • 寒かった山梨の小楢山―琴川ダムから(2020年12月16日)

    4年前、冬の展望を満喫できる山に、ということで山梨の小楢山に出かけた時の記録。子なら山への一番楽なコースは焼山峠からの往復だが、10日から林道は冬期閉鎖になっていた。林道は管理者が責任を取りたくないせいか、早めに閉鎖してしまうように思える。でも、調べてみると、新しくできた琴川ダムからルートがあることがわかったので、そこから往復することにした。ダムサイトには駐車場があり、トイレもある。それにしてもこの日は寒かった。ダムの堰堤を渡って、向こうの山を階段で登る。そこがダムと乙女湖の展望台になっていた。堰堤にはられたロープは車止めなので歩行者ははいれる。でも向こうの階段の入口にもロープが。ここも管理者の都合で立ち入り禁止にしているようだが、ここしかルートがないし、特に危険な理由も見当たらない。禁止ではなくで、自己...寒かった山梨の小楢山―琴川ダムから(2020年12月16日)

  • 戸隠高原古池スノーシュー(2014年2月12日)

    西高東低の冬型が強まって冷たい風が身に染みる。これは10年前の雪遊びの記録。今年は出かけられそうもないのでタイヤ交換もしていない。2014年の2月、妻を伴って戸隠の樅木山荘に泊まってスノーシューをした。1日目は宿の近くの越水ヶ原や戸隠神社参道付近を歩いて、2日目に黒姫山の南山麓にある古池をめざして歩いてみた。妻は宿で用意してくれたスノーシューを借りた。越水ガ原から車で移動し、戸隠牧場の北のはずれ、鳥居川を渡る大橋のたもとの駐車スペースに車を留めた。そこから少し歩いた古池の入り口から歩き始めた。上の写真は戸隠山の姿。曇っているし、雪も落ちて黒々としてる。静かな雪の疎林の中へと踏み込んでいく。目標は北にそびえる黒姫山。そのふもと近くまで歩く。道にはトレースができていたが、この日はだれにも会わない。積もった雪が...戸隠高原古池スノーシュー(2014年2月12日)

  • 足慣らしに日和田山から物見山へ(2024年1月17日)

    この週末は冬にしてはめずらしく2日とも雨になるという予報だ。子の権現に出かけて2週間になろうとしている。そろそろ体を動かさなくっちゃ。そこで、風もなく穏やかな天気となった17日、日和田山とその奥にある物見山を歩いてみた。一人で足慣らしの運動のためにはこれまでよく越生に出かけた。でもそろそろコースも登りつくした。日和田山を選んだのは、さいたま市からだと川越線を使って高麗川駅からバスを利用すれば巾着田に出られるからだ。この周辺は人気のハイキングコースなので、歩くコースがたくさんありそうだ。巾着田でバスを降りると目の前がコンビニなので、そこで昼食とお茶を仕入れた。そしてほんのわずか歩いて、ここが登山口。日和田山には妻と孫をつれて来たことがある。冬枯れの暖かい色の森が広がっている。このあたりは日高市のふるさとの森...足慣らしに日和田山から物見山へ(2024年1月17日)

  • 静けさ求めて父不見山へ(2021年2月5日)

    (手を入れての再投稿です)秩父の小鹿野町と群馬県の神流町との境界に父不見山という山がある。秩父側では「ててみえず」、神流町側では「ててみぇーじ」と呼ぶらしい。2月、冬の静かな山歩きを求めてこの山に登ってみた。あまり人の行かない山だ。なにしろアプローチが不便。標高も1047mしかない地味な山なので静かな山歩きが期待できるが、電車とバスで神流町の万場まで行くには埼玉から3時間もかかる。そこで今回の計画は、マイカーを万場の駐車場に留め、歩いて生利(しょうり)から秩父の吉田町へ抜ける県道を使って杉ノ峠北登山口をめざす。杉ノ峠から父不見山、長久保の頭と歩いて坂丸峠から小平へと下る。小平からはバスで万場へと戻るという計画だ。道の駅万葉の里に留めて周回する人もあるようだが、バスを利用する場合は、バスが万場で運転士の休憩...静けさ求めて父不見山へ(2021年2月5日)

  • 新春ハイキングは子の権現へ(2024年1月5日)

    2024年は、元旦からの能登半島大地震であけ、航空機の事故もおこった。大津波警報が出され、テレビの画面にくぎ付けにされたが、翌朝、明るくなってからの報道で建物や道路の惨状に驚かされた。さて、そんな新年だが、計画していた子の権現へのハイキングを5日に実施。西吾野駅を出発し、秩父へ抜ける国道をはなれるといきなり急な登り。日陰の寒々しい谷間へと入っていく。その谷の奥にある民家の庭に梅の古木が。どう見てもこれは龍の頭。特に看板などつけてはいないけど、この家の主は龍を意識して仕立てていると思われる。立派に龍に見えるので、ちっとは宣伝してもいいのでは?その少し先、谷の奥まったところに静之神社があり、ここから山道にはいる。杉林の少し薄暗い感じの中を登っていくが、道は良く踏まれていていい。そんな中ではあるが、杉林のあちこ...新春ハイキングは子の権現へ(2024年1月5日)

  • 花盛りの古賀志山(2020年4月15日)

    年末年始、時間が取れたのでどの山行を投稿しようか迷ったが、少し季節外れの古賀志山を記録しておこうと思う。季節は4月中旬、低山は花の季節だ。一人暮らしの息子を誘って車で出かけた。車を留めたのは宇都宮市森林公園の駐車場。9時30分出発。しばらく公園内を歩く。赤川ダムによってつくられた池のぐるりはサクラ並木になっているようだ。山沿いだからか、まだ満開には早いくらいだった。公園を抜けて北コースを山へと入っていく。しばらく林道を歩いた。エイザンスミレ。林道の終点から登り始めると大きな岩壁の間の岩がゴロゴロした斜面を登っていく。足元にはカタクリが咲いていた。ここにもエイザンスミレ。稜線に出た。富士見峠という。ここか稜線を南へとむかう。岩と木の根の急な尾根を100mほど登る。10時50分、古賀志山山頂。季節も天気もいい...花盛りの古賀志山(2020年4月15日)

  • 便の良いところで年末山行?吾野の天覚山へ

    年の瀬には、年末山行として雲取山や丹沢へ山小屋泊まりで出かけたこともあったが、最近はなかなか。それでもできるだけ自分で納得できる計画を練って日帰りで出かけていた。今年はそうはいかなかった。遅めの出発でできるだけ早く帰れるコースにしようと、28日、秩父線の沿線の大高山と天覚山に出かけた。7時半過ぎに家を出て、吾野駅には9時16分の到着。この駅の裏が登山口なので超便利。この地下道で駅裏にでられるのだが、私は気づかず踏切にまわってしまった。ここが登山口。斜面を開いてつくられた大きな墓地の片隅。しばらく杉林の急登が続く。道はいいが、角ばった小石が多い。周囲は手入れの行き届いた杉林。登山口から40分ほどで稜線の前坂に到着。この稜線は伊豆ヶ岳から子の権現を経て天覚山へと伸びている。伊豆ヶ岳はなんども登っているが、この...便の良いところで年末山行?吾野の天覚山へ

  • 丹沢の袖平山と姫次を歩く(2021年1月3日)

    3年近く前の丹沢北部の山歩きの記録。この年、新年の5日に予定していたハイキングの会の筑波山は、年末の予想を超えるコロナ感染拡大を受けて中止とした。団体行動は難しいので個人で出かけることにし、丹沢でまだ歩いたことがない袖平山と姫次を結んで周回コースとした。家を早めに出て、青根の黍殻山登山者用駐車場を7時23分に出発。夜明けがもっとも遅くなる季節だし、山の北側なので当分日が差してこない。寒い。今回は周回コースとするために、登りは登山地図には出ていないコースで直接袖平山をめざす。袖平山に向かうには、駐車スペースの少し下にある林道の分岐を右に進み、沢を渡った先の台地状のところに向う。このあたりは神奈川県の水源の森林に指定されていて、山の整備がおこなわれている。林道がかなり上部まで伸びているのでそこをたどることにな...丹沢の袖平山と姫次を歩く(2021年1月3日)

  • アカヤシオの仙人ヶ岳から赤雪山へ(2021年3月31日)

    2021年春の投稿に手を入れて再度投稿する。山の情報を調べていたら、足利市の仙人ヶ岳のアカヤシオがもう満開だという。今年はどこも花が早い。まだ登ったことがない山なので、花が見られる一番良い季節に登ってみようとさっそく行ってみることにした。仙人ヶ岳は、栃木県の足利市と群馬県の桐生市の境にある山で、標高は663m。小俣川を遡った一番奥、岩切地区に駐車スペースがあるが、行ってみたらすでに満杯。近くの旧道の路肩を使わせてもらった。写真は登山口。「生不動」「仙人ヶ岳」の案内の方向、小俣川の谷を遡って、帰りは尾根伝いに猪子峠からくだるつもりだ。歩き始めると民家はすぐに途絶え、細い舗装の道になった。谷は新緑にあふれていた。そして暖かい。舗装の道も終り、山道になると道は川の渡渉を繰り返しながらさかのぼっていく。沢沿いなの...アカヤシオの仙人ヶ岳から赤雪山へ(2021年3月31日)

  • 初冬の生藤山、上岩から和田へ(2023年12月13日)

    めずらしいことに、いつもの山仲間とスケジュールが一発で決まり、13日山にでかけた。目的地は上野原から生藤山。以前にこのメンバーで登り、笹尾根の浅間峠から下山したことがあるので、今回は登りのルートも変え、下りは東へ向かって山の神から和田に下ることにした。(前回の時の記録は生藤山から浅間峠へ)上野原から8時36分のバスで上岩の石楯尾神社前まで。バスは、山梨県から神奈川県にはいる。ちょうど県境の川にそって走るのだ。前回は、終点の井戸から登ったので今回は一つ手前から歩いて佐野川峠をめざすことにした。天気予報では暖かくなると言っていたが、冷え込んだ朝の空気が肌を刺し、息が白くなった。枯葉が発酵しているのか湯気が立ち上っていた。峠に向かう里の道のわきには広々とした土地が広がっていた。畑地とも思われない。しかしきれいに...初冬の生藤山、上岩から和田へ(2023年12月13日)

  • 乾燥に耐える雑草の赤ちゃんたち

    15日前の投降後、暖かいけど雨の降らない乾燥した日が続いている。数日前に例の並木の根方を覗いてみたら、顔を出した雑草の芽は、乾燥に耐えながらほんの少し成長している感じ。まだ根もそれほど長く伸ばせていないだろうから、地表面付近の土はかなり乾燥しているだろうに。今晩から明日にかけて待望の雨が降る予報なので一息つけるだろう。でも、今顔を出している以外の草も顔を出してくるかもしれないな。乾燥に耐える雑草の赤ちゃんたち

  • 奥武蔵の展望台、弓立山(2023年12月6日)

    早く帰れる近場を歩こうとときがわ町にある弓立山に行ってみた。標高426mの低山だけど山頂の展望がいいらしい。今日は武蔵嵐山からバスでせせらぎバスセンターへ。ここを出発点にまずは弓立山をめざす。ときがわは木材の産地。すぐそばにある里山の紅葉がいい。バスセンターから西へ20分ほど歩くと登山口。ちゃんと標識もある。男鹿岩、どんなところだろう。いきなり階段。でもこれは取りつきのところだけ。針葉樹と広葉樹がまじりあっている感じ。道はよく踏まれていてあるきやすい。とにかく、だらだらと登り続ける。登山口から50分ほどで男鹿岩。だれかいる。反対側に回り込めばしっかりした足場もあって簡単に岩の上に立つことができた。ときがわ町の中心あたりが見えているのかな。上側から岩を写すとこんな具合。岩の上も平らで割と広いのでだれでも登れ...奥武蔵の展望台、弓立山(2023年12月6日)

  • 晩秋の城峰山、男衾登山口から南尾根へ(2023年11月29日)

    秋も終わりの11月29日、秩父の城峰山に行ってきた。旧吉田町の石間(いさま)の谷奥の男衾登山口から城峯神社の参道を登って、帰りは南尾根をたどって石間の交流館近くに出た。車は石間交流館の駐車場を利用させてもらった。ちなみに、石間交流館は学校跡を利用して、秩父事件にかんする資料を展示してある。見学には予約が必要。上吉田の県道から石間川の谷を4kmほどさかのぼる。駐車場から出発するとすぐに水車小屋が目に入る。観光用らしく新しくて立派だ。わきにある神社のカエデが真っ赤。そしてその近くに湧水が引いてあり「天恋の水」と称していた。「テンコイ」ではないよね。やはり「アマゴイ」と読ませるのかな。水受けの人工芝の緑に彼落ち葉が・・・さて登山口めざして谷の道をさかのぼる。ふと道端をみるとハキダメギクがたくさん咲いていた。谷の...晩秋の城峰山、男衾登山口から南尾根へ(2023年11月29日)

  • 芽が出てきた

    20日ほど前、除草されていまうという雑草の宿命を紹介した並木の根方。暖かい日が続いてもなかなか芽を出さなかったのに、寒くても一雨降ったら・・・いっせいに顔を出し始めました。気温じゃなくて水が必要だったんだね。芽が出てきた

  • ツワブキ

    我が家の北側のすきまにツワブキの花が咲いた。黄色で大きな花なのですごく目立つのだが、周りが日陰でほかに色どりのものがないせいか、華やぎという感じがしない。今まであまり気にしていなかったが、花の形に2種類ある。調べてみたら、園芸植物として人の手が加えられたせいらしい。つまり品種の違い。めしべをアップで見てみたら、やはりキク科らしい形をしている。もう少し日当たりがいい場所にはフキもある。こちらは季節には収穫しておいしくいただいている。そして日当たりのいいところでは菊がまっさかり。ツワブキ

  • 妻を誘って多峯主山へ(2023年11月22日)

    8月末の入院以来、抗がん剤の化学療法を繰り返してきた妻は、もう丸々3か月以上山歩きをしていない。それどころか、体のだるさもあって近所での買い物以外外出も極端に少なくなって、家に閉じこもる生活となっている。本当は、5回の点滴は終わっている時期なのだが、白血球の減少があって途中お休みした分を12月にやることになった。その前に少し気分転換と運動のために軽く歩ける山に誘った。飯能にある多峯主山(とうのすやま)だ。本人も自信がなくて、だいぶ躊躇していたが、昨日の22日はおだやかな晴れで気温も上がってあたたかいというので行く気になってくれた。気分転換もあるので車ではなく、電車で出かけたのだが、これが裏目に出てしまった。川越線が乱れて八高線との直通運転をとりやめていた。予定の時間にまにあわなくて、バスではなく、東飯能駅...妻を誘って多峯主山へ(2023年11月22日)

  • サルギ尾根から大岳山(2017年11月25日)

    今日から妻は4回目の化学療法に入る。これで今回は一段落の予定だ。そんなわけで、またまた過去録の投稿となる。今回の投稿は、5年前の奥多摩、大岳山に、サルギ尾根というマイナーな尾根から登った時の記録だ。サルギ尾根は、大岳山と御岳山の中間にある芥場(あくば)峠から東南東に伸びる短い尾根で、途中に高岩山がある。武蔵五日市から8時20分ころの上養沢行きのバスに乗り、終点の一つ手前、大岳鍾乳洞入り口でおりた。そこは上養沢方面と大岳鍾乳洞方面の分岐点で、神社があった。いっしょに下りた人のほとんどは大岳鍾乳洞のコースから大岳山をめざすようだった。その神社には登り龍のの石の彫り物があった。神社の建物に木の彫り物があるのはよく見かけるけど、石のものはめずらしい。神社の裏からすぐに尾根への樹林帯の登りが始まる。足元は落ち葉で埋...サルギ尾根から大岳山(2017年11月25日)

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