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2021/01/19

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  • 石灰岩の岩山小鹿野の二子山(1997年12月28日)

    ちょうど20年前の2004年5月に秩父の二子山に登った。一人で出かけたのだが、写真を見ても細かい所があまり思い出せない。実は二子山にはその7年前の1997年の年末に妻やその姉妹といっしょに登っていて、その時の記録が残っていたので、季節外れだがそのときのことを書くことにする。1997年の年末、妻とその姉妹を山に誘ったらみんな喜んで、行くという返事だった。そこで秩父の山をいくつか候補にあげ、当日に最終決定することにしていた。当日になってみると風もなく晴れ上がった絶好の登山日和。そこで大展望が期待できる秩父の二子山に行くことにした。西武線の芦ヶ久保の近くにある方ではなく、小鹿野町の奥、群馬県との県境にあるほうの山だ。武甲山同様にはるか太平洋のかなたからやってきた石灰岩の岩山なのでスリルも味わえる。国道299号線...石灰岩の岩山小鹿野の二子山(1997年12月28日)

  • ヤシオツツジ咲く岩峰、西上州三ッ岩岳(2008年5月1日)

    まもなくゴールデンウィーク。花と新緑の季節だ。今回は2008年、今から14年前に登った西上州、南牧村にある三ッ岩岳を紹介しよう。この山に初めて登ったのはそのまた5年前、2003年の5月2日。この日はすばらしい天気で、山頂直下の岩場に咲き乱れるアカヤシオと西上州の山のいい写真が撮れた。これがその時の写真。このすばらしい景色を妻にも見せたいと思って5年後の5月1日に訪れたのだ。三ッ岩岳があるのは、下仁田から南牧村に入り、村役場の近くから県道をはずれて南の大仁田川の谷にはいる。谷を詰めたところに大仁田ダムがあり、そのダムの下が登山口だ。ダムの下はきれいに整備され、駐車場やトイレもある。登山道の入り口には、天狗の面をまつった祠がある。10時11分出発。季節なのでたくさんの花が見られた。あれ、これは先日の三頭山でみ...ヤシオツツジ咲く岩峰、西上州三ッ岩岳(2008年5月1日)

  • 中学生も連れて三頭山へ(2024年4月14日)

    山に行けない、行けないとつぶやきつつ、実は14日の日曜に三頭山に出かけた。1ヵ月ぶりに山歩きだった。以前から山経験のない知人に山に連れていけと言われていたので計画しておいたものだ。ある程度高さがあってかつ安全に歩けるところと考え、奥多摩の三頭山を都民の森から歩くことにしていた。日曜日とあって武蔵五日市駅を出るときは2台満員。我々は最後尾でようやく乗れたという感じだった。それでも途中でパラパラと降りていくので途中で座れ、数馬から乗り継ぎのバスにはちょうど座席が埋まる程度になった。一緒に歩いたのは、私を最高齢として、60台が一人、40台が一人、30台が一人、中学生が2人というバラエティに富んだチームだった。都民の森の駐車場から歩き始め、階段に差し掛かると脇の斜面にカタクリが咲いていた。1000mを超えているの...中学生も連れて三頭山へ(2024年4月14日)

  • フタリシズカも芽を出した

    投稿もしないでもたもたしていたらもう2週間が経過。季節はすすみ、フタリシズカが芽を出した。ヒトリシズカのように白い花などはついていない。地味なものだが、やはり仲間なので姿がよく似ている。ニリンソウも花が増えてきた。タツナミソウが2色のコラボレーション。フタリシズカも芽を出した

  • 山に行けないので近所で野草の花をめでる

    花の季節が到来した。なかなか山に行けないので、庭や近くで野草の花をみつけて楽しんでいる。姿をあらわしたばかりのヒトリシズカが好きだ。可憐だし、まだ赤んぼのくせに一人前に白く薄くしい花をつける。草むらになんだか光っているような感じで咲くタツナミソウ。花びらを開いて顔をあげ気味のスミレは少ない。前の葉っぱがじゃまなんだけど・・・こちらは光がすけていい感じに撮れた。山に行けないので近所で野草の花をめでる

  • 雪の小仏城山から高尾山(2016年2月3日)

    エリア別インデックスやシーズン別インデックスをつくってみて、高尾山の投稿がないことに気がついた。あまりにも有名なところなので書いていなかったのだけど、やはり穴が開いたようで気になる。そこで2015年末から2016年にかけてなんども歩いていたので、その中から雪をねらって出かけた時のことを紹介してみる。この時は、朝早めに家を出て、バスで小仏に向かい、城山から高尾山を周回した。早朝に出かけて、高尾駅7時20分のバスを利用。小仏で降りると道端には雪がかなりある。予想通りだけどうれしい。山道になっても道にはほとんど残っていない。旧甲州街道を歩いて小仏峠へとむかう。落葉樹林の地面はまだ真っ白。途中、展望が開けて東京の方が見えてきた。ちょうど東の方向なのでスカイツリーや高層ビル群がシルエットになって見えていた。小仏峠。...雪の小仏城山から高尾山(2016年2月3日)

  • アカヤシオ満開、前日光薬師岳、夕日岳(2016年4月30日)

    今年は暖冬で、桜の開花も早まると予想されていたのに、ここのところの冷え込みで東京でもまだ開花宣言されていない。でも、明日くらいには開花しそうだ。それよりも短い花の季節、どの山にいくか悩ましい。4月には奥多摩の三頭山と奥武蔵の大霧山にグループで行くことが決まっている。さてそのあとどうするかと過去の記録を調べていたら、2016年4月30日に前日光の夕日岳に行っていた。ここはアカヤシオがたくさんあってきれいだったし、道もよくて山頂からの展望もよかった。その記録を投稿することにする。この時は義兄と二人で出かけた。車で日光から日足トンネルの上の細尾峠にあがり、路肩に駐車した。8時15分出発。ようやく芽吹き始めた木々の下、笹におおわれた斜面を登っていく。さっそくアカヤシオだ。ちょうど満開、大当たりだ。独特のやわらかな...アカヤシオ満開、前日光薬師岳、夕日岳(2016年4月30日)

  • シーズン別インデックス

    ●1月1月3日袖平山と姫次(2021年1月3日)1月4日新年に6人で日の出山へ(2023年1月4日)1月5日新春ハイキングは子の権現へ(2024年1月5日)1月6日雪の筑波山(2022年1月6日)1月12日冬の陣馬山から景信山へ(2015年1月12日)1月13日経ヶ岳から仏果山、高取山(2021年1月13日)1月14日唐沢山で軽ハイキング(2022年1月14日)1月17日足慣らしに日和田山から物見山へ(2024年1月17日)1月28日笹尾根(笛吹峠~浅間峠)2022年1月28日●2月2月1日関八州見晴らし台へ黒山三滝から(2023年2月1日)2月5日静けさ求めて父不見山へ(2021年2月5日)2月12日早春の里山、五日市金毘羅山(2020年2月12日)2月12日戸隠高原古池スノーシュー(2014年2月12...シーズン別インデックス

  • エリア別目次(インデックス)

    ●北アルプス立山と奥大日岳(2018年8月13・14日)コロナ禍の白馬岳、第1日白馬大池まで(2020年8月11日)コロナ禍の白馬岳、雨になってしまった第2日(2020年8月12日)白馬岳から八方尾根へ(1975年7月19日~20日)表銀座から槍ヶ岳へ(1978年8月)43年前の蝶ヶ岳と穂高岳の写真発見(1979年8月)兄と登った奥穂高岳(2010年7月25日~27日)●八ヶ岳八ヶ岳(赤岳・横岳)縦走(2006年8月29日・30日)北八ヶ岳のにゅうへ(2006年8月4日)新雪の天狗岳から硫黄岳(1980年5月2日)雷雨に遭遇、北八ヶ岳ニュウ(2023年7月28日)●南アルプスとその周辺鳳凰三山の前衛、千頭星山(2020年7月15日)山梨の日向山へ(2022年11月9日)若い人と甲斐駒ヶ岳へ(2016年8月...エリア別目次(インデックス)

  • 花が咲き乱れる山里ユガテ(2014年4月22日)

    前回は、まだ花には早すぎた低山歩きだった。でもそろそろ花も咲き始めているはず。それで過去の写真を調べていたが、やはり見ごたえのある時期は4月になってからかもしれない。今回投稿するのは、もう10年も前に、ハイキング仲間で出かけた飯能のユガテだ。この時は、西武線の東吾野から歩き始め、山上の楽園といわれるユガテを通って奥武蔵グリーンラインの通る尾根上にある北向地蔵へ。当初の予定は、日和田山まで抜けて高麗駅に戻る予定だったが、高齢のメンバーに疲れが見えたので、途中から終点を武蔵横手駅に変更した。駅から歩きはじめると色鮮やかの木々の花が目を楽しませてくれ、山の斜面も新緑の明るい薄緑に包まれていた。一段と鮮やかなピンクの花をつけた木があった。黄色ならマンサクみたいだがと思って調べてみたら、トキワマンサクというらしい。...花が咲き乱れる山里ユガテ(2014年4月22日)

  • 誕生日に草戸山へ(2024年3月13日)

    3月13日は私の誕生日だった。もう76回目だ。この日は、いつもの仲間で、高尾の草戸山を歩いてきた。橋本駅からバスで峯の薬師入口へむかい、そこから草戸山へ。帰りは高尾山口へとおりた。この日は前から山へ行く約束をしてあり、私は秩父の大持山にしようと考えていた。しかし、その間に2回も雪が積もった。高架の駅から見ると多摩や丹沢の山が白い。大持山だとかなり残っているだろう。雪はいやという仲間のために、低山陽だまりハイクに変更した。このコースは以前に歩いたことがあり、花がたくさん見られたのだ。今回は、季節が早すぎたが、もしかしたらとの期待もあった。橋本駅から三ヶ木行きのバスに乗るとき同じ行き先のバスが2台同時にならんだ。一つは峯の薬師は通らないはずなので、運転士に確認して乗車した。峯の薬師入口で降りると少し高台になっ...誕生日に草戸山へ(2024年3月13日)

  • 牛頭天王と八坂氏のこと

    低山を歩いているとたくさんの神や仏と出会う。山の頂上にはたいてい小さな祠が祀られている。道端には地蔵があり、峠や山道では馬頭観音をよくみかける。このブログでもなんどもふれているが、里山には金比羅山という名の山がたくさんある。実際、その山には金比羅神社か琴平神社が祀られている。私は信心はしないので神様や仏様そのものにはあまり興味がなかったが、それを祀る人間には興味がある。だれが、何のために祀ったのだろうということ。金比羅山のことを調べてブログにまとめてみたいと思っているがなかなか。でも、先日歩いた奥武蔵の竹寺に牛頭天王が祀られていたので、山の神とは少しずれるのだが、ここから始めてみようとおもう。飯能市の山奥に竹寺と呼ばれる寺がある。正式には医王山薬壽院八王寺という。ここの祭神が牛頭天王だ。寺の一番奥のお堂に...牛頭天王と八坂氏のこと

  • 赤城山で雪遊び(2012年3月27日)

    今朝は雪だ。今週2度目の積雪。少し前だったら雪山を歩きたくなってうずうずしたところだが、最近はなかなかそうはならない。寒いからねぇ。で、10年以上前、スノーシューを始めたころの記録を補強して投稿する。2012年2月に裏磐梯で2回目のスノーシューを体験し、スノーシューが欲しくなってしまった私は、ネットで安いものを見つけて購入した。そうなるとさっそく使ってみたくなって、息子を誘って赤城山の覚満淵周辺を歩いてみることにした。スノーシューはもちろん1台しかないので、一人はかんじきで、交換しながら歩いた。3月下旬なので暖かく、しかも上天気にめぐまれた。赤城公園ビジターセンターに車をとめ、まずは覚満淵へむかった。覚満渕は大沼と小沼の間に広がる湿原の沼だ。結氷していたが、もう3月末なので周辺部で少し足を踏み入れただけで...赤城山で雪遊び(2012年3月27日)

  • 竹寺から子の権現そして飯能アルプスへ(2024年2月28日)

    2月28日、一人で奥武蔵の竹寺、子の権現、飯能アルプスを歩いてきた。いつものように週間天気予報をにらんでいると、強風大荒れの天気が続いたばかりだというのに木曜日以降また天気がくずれそうだ。そんなことを口実にまた一人で山歩きというわけ。気が弱い私は、一人で計画することにはついつい口実や言い訳が必要になる。朝の雑事をかたづけるため少し遅めの出発。歩き始めの名栗の小殿には電車とバスを乗り継いで10時10分の到着。名栗へのバスは久しぶりに乗ったが飯能から長いこと長いこと。バスに乗っている間、いつもなら次第に期待感が膨らんでくるのに、この日はなんだか意気があがらない。昨夜のお酒も控えめにしておいたのに、朝血圧を測ると上が160もあったのだ。同期の友人がついこの間脳出血で倒れたばかり。なんとなく気にかかる。まっ、歩い...竹寺から子の権現そして飯能アルプスへ(2024年2月28日)

  • 奥武蔵の大霧山へ(2,024年2月17日)

    17日の土曜日、翌週の天気が悪そうなので急遽奥武蔵の大霧山へでかけることにした。一人で行くと仲間に文句を言われるので、ラインで「来るものは拒まず」と送ったが、案の定、予定があって行けないとの返信。しめしめ。当初の計画は、仲間の参加も想定して、7時台の出発にし、コースも旧定峰峠にあがって粥仁田峠から下るというものだったが、一人と決まったので6時台に出発し、白石峠から定峰峠、旧定峰峠と縦走して大霧山に向かうことにした。バスの終点、白石車庫で下車し、橋の反対側にあるトイレで用を済ませたら、白石峠にむかって出発だ。山里のロウバイがほのかに匂っていた。斜面の畑をたがやしている人の姿があった。春の準備だろうか。今日は、寒くはないのだが、空は雲におおわれている。暖かい日が続いたのでウメももう五分咲きくらいになっている。...奥武蔵の大霧山へ(2,024年2月17日)

  • 春の気配を探しに五日市金毘羅山へ(2020年2月12日)

    2月になって庭の梅が咲き始めた。7日には仲間を誘ってハイキングの計画があったのだが、大雪で中止。それほどの山に行くわけではなかったのだけど、初めての人もいたので大事をとることにしたのだ。私の妻は、今日から3日間にわたる抗がん剤の点滴を受ける。午後の3時か4時ころまで病院にいて2種類の薬の点滴を受け、その後3種類目の薬の点滴チューブをぶら下げて帰ってくる。それを外すのは明後日の午後になる。さて、妻の迎えの時間までこの季節の山の記録を投稿するとしよう。4年前のこの時期に、奥多摩五日市の里山を歩いた。武蔵五日市駅の北西に金比羅山がある。日ノ出山から伸びてきた金比羅尾根の先端にあたる。里に近い山に金毘羅の名が付いた山がたくさんある。山の名前が金毘羅山でなくても里を見下ろす山や尾根の先端には金比羅神社が祀られている...春の気配を探しに五日市金毘羅山へ(2020年2月12日)

  • 湯の丸高原池の平スノーシュー(2017年3月16日)

    2014年に雪の湯ノ丸高原池の平を体験した3年後の3月、友人2人を誘って少しコースを変えてスノーシューで歩いた。2人のスノーシューはスキー場でレンタルした。最初にコースを紹介すると、第6ゲレンデの高速リフトを利用していきなり1960m地点へ。その後夏道には向かわず、まっすぐに池の平湿原の外輪山にあたる雲上の丘をめざした。雲上の丘から見晴岳をへて湿原へとくだり、湿原を横断したあと帰りは夏道と湯ノ丸高峰林道を利用してから第6ゲレンデへと戻った。この日はいい天気で、霧氷がかがやいて見えた。リフトをおりると、第3ゲレンデへの連絡コースを少し下ったところから山に入って池の平湿原の外輪山である雲上の丘をめざした。リフト建物の真裏までまわりこんで尾根筋を登ると上部が藪になって歩きづらくなることが3回目の時にわかった。偶...湯の丸高原池の平スノーシュー(2017年3月16日)

  • 籠ノ登山と池の平湿原(2014年3月29日)

    2024年も早くも2月になってしまった。雪の季節。雪の中を歩きたい。でも今はがまん。そこで10年前の雪山体験を投稿することにした。大好きになって何度も出かけた湯ノ丸高原池の平の初体験のときだ。浅間山の西に連なる山々は、高峰高原や湯ノ丸高原を含み、スキー場もあってスノーシューには好適なエリアと思ったので出かけてみた。スキー場があると山道の除雪が完璧に行われているので安心だ。この日は湯ノ丸スキー場の第6ゲレンデにあるリフトで1965mまであげてもらった。このスキー場にはほかにも第4ゲレンデのリフトがスノーシューでも利用できるようだ。リフトを降りるとはるかに北アルプスの白い山並みが見えた。今日はいい天気にめぐまれた。リフトを降りてから池の平への車道の方向にスロープを少しくだってから林の中に踏み込んだ。かなり下っ...籠ノ登山と池の平湿原(2014年3月29日)

  • 寒かった山梨の小楢山―琴川ダムから(2020年12月16日)

    4年前、冬の展望を満喫できる山に、ということで山梨の小楢山に出かけた時の記録。子なら山への一番楽なコースは焼山峠からの往復だが、10日から林道は冬期閉鎖になっていた。林道は管理者が責任を取りたくないせいか、早めに閉鎖してしまうように思える。でも、調べてみると、新しくできた琴川ダムからルートがあることがわかったので、そこから往復することにした。ダムサイトには駐車場があり、トイレもある。それにしてもこの日は寒かった。ダムの堰堤を渡って、向こうの山を階段で登る。そこがダムと乙女湖の展望台になっていた。堰堤にはられたロープは車止めなので歩行者ははいれる。でも向こうの階段の入口にもロープが。ここも管理者の都合で立ち入り禁止にしているようだが、ここしかルートがないし、特に危険な理由も見当たらない。禁止ではなくで、自己...寒かった山梨の小楢山―琴川ダムから(2020年12月16日)

  • 戸隠高原古池スノーシュー(2014年2月12日)

    西高東低の冬型が強まって冷たい風が身に染みる。これは10年前の雪遊びの記録。今年は出かけられそうもないのでタイヤ交換もしていない。2014年の2月、妻を伴って戸隠の樅木山荘に泊まってスノーシューをした。1日目は宿の近くの越水ヶ原や戸隠神社参道付近を歩いて、2日目に黒姫山の南山麓にある古池をめざして歩いてみた。妻は宿で用意してくれたスノーシューを借りた。越水ガ原から車で移動し、戸隠牧場の北のはずれ、鳥居川を渡る大橋のたもとの駐車スペースに車を留めた。そこから少し歩いた古池の入り口から歩き始めた。上の写真は戸隠山の姿。曇っているし、雪も落ちて黒々としてる。静かな雪の疎林の中へと踏み込んでいく。目標は北にそびえる黒姫山。そのふもと近くまで歩く。道にはトレースができていたが、この日はだれにも会わない。積もった雪が...戸隠高原古池スノーシュー(2014年2月12日)

  • 足慣らしに日和田山から物見山へ(2024年1月17日)

    この週末は冬にしてはめずらしく2日とも雨になるという予報だ。子の権現に出かけて2週間になろうとしている。そろそろ体を動かさなくっちゃ。そこで、風もなく穏やかな天気となった17日、日和田山とその奥にある物見山を歩いてみた。一人で足慣らしの運動のためにはこれまでよく越生に出かけた。でもそろそろコースも登りつくした。日和田山を選んだのは、さいたま市からだと川越線を使って高麗川駅からバスを利用すれば巾着田に出られるからだ。この周辺は人気のハイキングコースなので、歩くコースがたくさんありそうだ。巾着田でバスを降りると目の前がコンビニなので、そこで昼食とお茶を仕入れた。そしてほんのわずか歩いて、ここが登山口。日和田山には妻と孫をつれて来たことがある。冬枯れの暖かい色の森が広がっている。このあたりは日高市のふるさとの森...足慣らしに日和田山から物見山へ(2024年1月17日)

  • 静けさ求めて父不見山へ(2021年2月5日)

    (手を入れての再投稿です)秩父の小鹿野町と群馬県の神流町との境界に父不見山という山がある。秩父側では「ててみえず」、神流町側では「ててみぇーじ」と呼ぶらしい。2月、冬の静かな山歩きを求めてこの山に登ってみた。あまり人の行かない山だ。なにしろアプローチが不便。標高も1047mしかない地味な山なので静かな山歩きが期待できるが、電車とバスで神流町の万場まで行くには埼玉から3時間もかかる。そこで今回の計画は、マイカーを万場の駐車場に留め、歩いて生利(しょうり)から秩父の吉田町へ抜ける県道を使って杉ノ峠北登山口をめざす。杉ノ峠から父不見山、長久保の頭と歩いて坂丸峠から小平へと下る。小平からはバスで万場へと戻るという計画だ。道の駅万葉の里に留めて周回する人もあるようだが、バスを利用する場合は、バスが万場で運転士の休憩...静けさ求めて父不見山へ(2021年2月5日)

  • 新春ハイキングは子の権現へ(2024年1月5日)

    2024年は、元旦からの能登半島大地震であけ、航空機の事故もおこった。大津波警報が出され、テレビの画面にくぎ付けにされたが、翌朝、明るくなってからの報道で建物や道路の惨状に驚かされた。さて、そんな新年だが、計画していた子の権現へのハイキングを5日に実施。西吾野駅を出発し、秩父へ抜ける国道をはなれるといきなり急な登り。日陰の寒々しい谷間へと入っていく。その谷の奥にある民家の庭に梅の古木が。どう見てもこれは龍の頭。特に看板などつけてはいないけど、この家の主は龍を意識して仕立てていると思われる。立派に龍に見えるので、ちっとは宣伝してもいいのでは?その少し先、谷の奥まったところに静之神社があり、ここから山道にはいる。杉林の少し薄暗い感じの中を登っていくが、道は良く踏まれていていい。そんな中ではあるが、杉林のあちこ...新春ハイキングは子の権現へ(2024年1月5日)

  • 花盛りの古賀志山(2020年4月15日)

    年末年始、時間が取れたのでどの山行を投稿しようか迷ったが、少し季節外れの古賀志山を記録しておこうと思う。季節は4月中旬、低山は花の季節だ。一人暮らしの息子を誘って車で出かけた。車を留めたのは宇都宮市森林公園の駐車場。9時30分出発。しばらく公園内を歩く。赤川ダムによってつくられた池のぐるりはサクラ並木になっているようだ。山沿いだからか、まだ満開には早いくらいだった。公園を抜けて北コースを山へと入っていく。しばらく林道を歩いた。エイザンスミレ。林道の終点から登り始めると大きな岩壁の間の岩がゴロゴロした斜面を登っていく。足元にはカタクリが咲いていた。ここにもエイザンスミレ。稜線に出た。富士見峠という。ここか稜線を南へとむかう。岩と木の根の急な尾根を100mほど登る。10時50分、古賀志山山頂。季節も天気もいい...花盛りの古賀志山(2020年4月15日)

  • 便の良いところで年末山行?吾野の天覚山へ

    年の瀬には、年末山行として雲取山や丹沢へ山小屋泊まりで出かけたこともあったが、最近はなかなか。それでもできるだけ自分で納得できる計画を練って日帰りで出かけていた。今年はそうはいかなかった。遅めの出発でできるだけ早く帰れるコースにしようと、28日、秩父線の沿線の大高山と天覚山に出かけた。7時半過ぎに家を出て、吾野駅には9時16分の到着。この駅の裏が登山口なので超便利。この地下道で駅裏にでられるのだが、私は気づかず踏切にまわってしまった。ここが登山口。斜面を開いてつくられた大きな墓地の片隅。しばらく杉林の急登が続く。道はいいが、角ばった小石が多い。周囲は手入れの行き届いた杉林。登山口から40分ほどで稜線の前坂に到着。この稜線は伊豆ヶ岳から子の権現を経て天覚山へと伸びている。伊豆ヶ岳はなんども登っているが、この...便の良いところで年末山行?吾野の天覚山へ

  • 丹沢の袖平山と姫次を歩く(2021年1月3日)

    3年近く前の丹沢北部の山歩きの記録。この年、新年の5日に予定していたハイキングの会の筑波山は、年末の予想を超えるコロナ感染拡大を受けて中止とした。団体行動は難しいので個人で出かけることにし、丹沢でまだ歩いたことがない袖平山と姫次を結んで周回コースとした。家を早めに出て、青根の黍殻山登山者用駐車場を7時23分に出発。夜明けがもっとも遅くなる季節だし、山の北側なので当分日が差してこない。寒い。今回は周回コースとするために、登りは登山地図には出ていないコースで直接袖平山をめざす。袖平山に向かうには、駐車スペースの少し下にある林道の分岐を右に進み、沢を渡った先の台地状のところに向う。このあたりは神奈川県の水源の森林に指定されていて、山の整備がおこなわれている。林道がかなり上部まで伸びているのでそこをたどることにな...丹沢の袖平山と姫次を歩く(2021年1月3日)

  • アカヤシオの仙人ヶ岳から赤雪山へ(2021年3月31日)

    2021年春の投稿に手を入れて再度投稿する。山の情報を調べていたら、足利市の仙人ヶ岳のアカヤシオがもう満開だという。今年はどこも花が早い。まだ登ったことがない山なので、花が見られる一番良い季節に登ってみようとさっそく行ってみることにした。仙人ヶ岳は、栃木県の足利市と群馬県の桐生市の境にある山で、標高は663m。小俣川を遡った一番奥、岩切地区に駐車スペースがあるが、行ってみたらすでに満杯。近くの旧道の路肩を使わせてもらった。写真は登山口。「生不動」「仙人ヶ岳」の案内の方向、小俣川の谷を遡って、帰りは尾根伝いに猪子峠からくだるつもりだ。歩き始めると民家はすぐに途絶え、細い舗装の道になった。谷は新緑にあふれていた。そして暖かい。舗装の道も終り、山道になると道は川の渡渉を繰り返しながらさかのぼっていく。沢沿いなの...アカヤシオの仙人ヶ岳から赤雪山へ(2021年3月31日)

  • 初冬の生藤山、上岩から和田へ(2023年12月13日)

    めずらしいことに、いつもの山仲間とスケジュールが一発で決まり、13日山にでかけた。目的地は上野原から生藤山。以前にこのメンバーで登り、笹尾根の浅間峠から下山したことがあるので、今回は登りのルートも変え、下りは東へ向かって山の神から和田に下ることにした。(前回の時の記録は生藤山から浅間峠へ)上野原から8時36分のバスで上岩の石楯尾神社前まで。バスは、山梨県から神奈川県にはいる。ちょうど県境の川にそって走るのだ。前回は、終点の井戸から登ったので今回は一つ手前から歩いて佐野川峠をめざすことにした。天気予報では暖かくなると言っていたが、冷え込んだ朝の空気が肌を刺し、息が白くなった。枯葉が発酵しているのか湯気が立ち上っていた。峠に向かう里の道のわきには広々とした土地が広がっていた。畑地とも思われない。しかしきれいに...初冬の生藤山、上岩から和田へ(2023年12月13日)

  • 乾燥に耐える雑草の赤ちゃんたち

    15日前の投降後、暖かいけど雨の降らない乾燥した日が続いている。数日前に例の並木の根方を覗いてみたら、顔を出した雑草の芽は、乾燥に耐えながらほんの少し成長している感じ。まだ根もそれほど長く伸ばせていないだろうから、地表面付近の土はかなり乾燥しているだろうに。今晩から明日にかけて待望の雨が降る予報なので一息つけるだろう。でも、今顔を出している以外の草も顔を出してくるかもしれないな。乾燥に耐える雑草の赤ちゃんたち

  • 奥武蔵の展望台、弓立山(2023年12月6日)

    早く帰れる近場を歩こうとときがわ町にある弓立山に行ってみた。標高426mの低山だけど山頂の展望がいいらしい。今日は武蔵嵐山からバスでせせらぎバスセンターへ。ここを出発点にまずは弓立山をめざす。ときがわは木材の産地。すぐそばにある里山の紅葉がいい。バスセンターから西へ20分ほど歩くと登山口。ちゃんと標識もある。男鹿岩、どんなところだろう。いきなり階段。でもこれは取りつきのところだけ。針葉樹と広葉樹がまじりあっている感じ。道はよく踏まれていてあるきやすい。とにかく、だらだらと登り続ける。登山口から50分ほどで男鹿岩。だれかいる。反対側に回り込めばしっかりした足場もあって簡単に岩の上に立つことができた。ときがわ町の中心あたりが見えているのかな。上側から岩を写すとこんな具合。岩の上も平らで割と広いのでだれでも登れ...奥武蔵の展望台、弓立山(2023年12月6日)

  • 晩秋の城峰山、男衾登山口から南尾根へ(2023年11月29日)

    秋も終わりの11月29日、秩父の城峰山に行ってきた。旧吉田町の石間(いさま)の谷奥の男衾登山口から城峯神社の参道を登って、帰りは南尾根をたどって石間の交流館近くに出た。車は石間交流館の駐車場を利用させてもらった。ちなみに、石間交流館は学校跡を利用して、秩父事件にかんする資料を展示してある。見学には予約が必要。上吉田の県道から石間川の谷を4kmほどさかのぼる。駐車場から出発するとすぐに水車小屋が目に入る。観光用らしく新しくて立派だ。わきにある神社のカエデが真っ赤。そしてその近くに湧水が引いてあり「天恋の水」と称していた。「テンコイ」ではないよね。やはり「アマゴイ」と読ませるのかな。水受けの人工芝の緑に彼落ち葉が・・・さて登山口めざして谷の道をさかのぼる。ふと道端をみるとハキダメギクがたくさん咲いていた。谷の...晩秋の城峰山、男衾登山口から南尾根へ(2023年11月29日)

  • 芽が出てきた

    20日ほど前、除草されていまうという雑草の宿命を紹介した並木の根方。暖かい日が続いてもなかなか芽を出さなかったのに、寒くても一雨降ったら・・・いっせいに顔を出し始めました。気温じゃなくて水が必要だったんだね。芽が出てきた

  • ツワブキ

    我が家の北側のすきまにツワブキの花が咲いた。黄色で大きな花なのですごく目立つのだが、周りが日陰でほかに色どりのものがないせいか、華やぎという感じがしない。今まであまり気にしていなかったが、花の形に2種類ある。調べてみたら、園芸植物として人の手が加えられたせいらしい。つまり品種の違い。めしべをアップで見てみたら、やはりキク科らしい形をしている。もう少し日当たりがいい場所にはフキもある。こちらは季節には収穫しておいしくいただいている。そして日当たりのいいところでは菊がまっさかり。ツワブキ

  • 妻を誘って多峯主山へ(2023年11月22日)

    8月末の入院以来、抗がん剤の化学療法を繰り返してきた妻は、もう丸々3か月以上山歩きをしていない。それどころか、体のだるさもあって近所での買い物以外外出も極端に少なくなって、家に閉じこもる生活となっている。本当は、5回の点滴は終わっている時期なのだが、白血球の減少があって途中お休みした分を12月にやることになった。その前に少し気分転換と運動のために軽く歩ける山に誘った。飯能にある多峯主山(とうのすやま)だ。本人も自信がなくて、だいぶ躊躇していたが、昨日の22日はおだやかな晴れで気温も上がってあたたかいというので行く気になってくれた。気分転換もあるので車ではなく、電車で出かけたのだが、これが裏目に出てしまった。川越線が乱れて八高線との直通運転をとりやめていた。予定の時間にまにあわなくて、バスではなく、東飯能駅...妻を誘って多峯主山へ(2023年11月22日)

  • サルギ尾根から大岳山(2017年11月25日)

    今日から妻は4回目の化学療法に入る。これで今回は一段落の予定だ。そんなわけで、またまた過去録の投稿となる。今回の投稿は、5年前の奥多摩、大岳山に、サルギ尾根というマイナーな尾根から登った時の記録だ。サルギ尾根は、大岳山と御岳山の中間にある芥場(あくば)峠から東南東に伸びる短い尾根で、途中に高岩山がある。武蔵五日市から8時20分ころの上養沢行きのバスに乗り、終点の一つ手前、大岳鍾乳洞入り口でおりた。そこは上養沢方面と大岳鍾乳洞方面の分岐点で、神社があった。いっしょに下りた人のほとんどは大岳鍾乳洞のコースから大岳山をめざすようだった。その神社には登り龍のの石の彫り物があった。神社の建物に木の彫り物があるのはよく見かけるけど、石のものはめずらしい。神社の裏からすぐに尾根への樹林帯の登りが始まる。足元は落ち葉で埋...サルギ尾根から大岳山(2017年11月25日)

  • 雑草の宿命

    私の仕事場のそばの通りはプラタナスの並木だ。そこを歩くときは、並木の根元に生えるいろいろな草をみながら歩く。しかし、そこが突然にきれいになってしまった。定期のお手入れの時期となって、みごとに引っこ抜かれてしまったのだ。並木は当然何本もあるので、そこに生える雑草は、さまざま。そのうち4つほどは、最近はハキダメギクの天下だった。かなり前からこのいくつかの個所にはハキダメギクがほかの草とともにあったのだが、最近はほぼ独占状態だった。手入れがあるときれいに取り払われるのだけど、いち早く芽を出して占有率をたかめて、しかも一年になんども花を咲かせて増えていたのだ。別の個所にはコミカンソウが群生していた。これは今年になって目につくようになったけど、今回のお手入れできれいに片付けられてしまった。イヌホウズキも花の盛りだっ...雑草の宿命

  • 夏日の秋

    上天気で暖かい日が続いています。昨日、今日は25度越えの夏日になってしまった。湿度がないので、あまり暑くていや、という感じはないが、やはり異常だ。山に行けないので、家の近くをブラブラして秋の花を写してみた。これは花じゃないけど・・・モフモフ・・ウフフ・・ヒメムカシヨモギだとおもうけど、ごくごく小さな花だが、ちゃんとキク科の姿をしているね。引っ付き虫。でもしっかり秋色だ。今日は、庭に咲くフジバカマを。キク科でヒヨドリバナの仲間だそうだ。やはり筒状花なんだね。茎も赤くて、葉にも赤い縁取りがあってなかなかきれいだ。なんの手入れもしていないキクが咲き始めた。枝分かれし、地を這うように広がっているので、そのうち色とりどりの花で庭を埋め尽くしてしまうだろう。キバナコスモスもまだまだ長持ち。そろそろ店じまいしてもらって...夏日の秋

  • 旧秩父往還と四寸道(高山街道)を歩く(2020年11月29日)

    古い投稿に手を加えて再投稿します。2020年11月29日の日曜日、前から気になっていた奥武蔵の秩父往還と四寸道を結ぶ道を歩いてみた。秩父往還という古道はほかにもあるが、この往還は越生から秩父へ抜ける尾根道で、四寸道は別名高山街道、吾野の高山不動と越生を結ぶ尾根道だ。越生を起点に秩父往還をたどり、飯盛峠をへて高山不動の上にある関八州見晴らし台をへて四寸道へと前から考えていたルートだ。朝の雑事をすませて越生から黒山行き10:20のバスに乗る。麦原入口で降りて秩父往還にむかった。もちろん昔の往還なのでせいぜい馬で荷物を運べる程度の道だったはずだ。でもこういう道は、尾根の急なところはジグザグになっていて尾根も深くうがってあったりして歩きやすいものだ。実際もそのとおりなかなか歩きやすいコースになっていた。麦原入口で...旧秩父往還と四寸道(高山街道)を歩く(2020年11月29日)

  • 下吉田駅から杓子山(2019年9月27日)

    富士山の北側には、御坂山塊など富士山の展望台として楽しめる山がたくさんあるが、その中でも杓子山は富士山はもちろんその周辺を含め360度の展望がある山だ。2019年の9月に富士急の下吉田駅から往復したので、その時のことをご紹介。吉田町は、今は富士山駅と名前を変えたかつての上吉田駅とその2つ手前の下吉田駅のあいだに細長く連なっている。富士講で栄えた町で、下吉田はその入り口にあたる。9:12下吉田駅におりた。駅には外国の観光客が結構な人数いた。日本人観光客ならまっすぐ富士山駅に向かうところだが、外国の方々には富士講の歴史も興味深いのだろう。たしかに、駅から町の中へとむかうと浅間神社など富士信仰にまつわるものが見られる。小室浅間神社の鳥居の前を通って、吉田町のちょっとレトロな雰囲気の商店街へと歩く。途中で左に折れ...下吉田駅から杓子山(2019年9月27日)

  • 2か月ぶりの山歩きで本社ヶ丸へ

    2か月ぶりに山歩きに出かけた。中央線の笹子駅から本社ヶ丸に登った。化学療法が1回休みとなったので、副作用が少し軽くなったのか、妻の方から「しばらく山に行ってないね」と促してくれた。そこで大菩薩から丸川峠をまわって塩山にでる行程をたてて出発したのだが、なんと途中の電車が遅れて所定の中央線電車に乗り遅れてしまった。甲斐大和からバスに間に合わない。そこで急遽、駅から直接歩いて登れる本社ヶ丸に登ることにしたのだ。笹子駅には昔々よく来たものだが、本当に久しぶりに降り立った。昔登った時は、甲州街道を西に向かい巨大な東山梨変電所のわきを通って清八峠から登ったのだが、今回は逆回りで登ってみようと思った。駅前からすぐに南の山沿いの道に入り、笹一酒造を見下ろしながら船橋沢という沢へと入っていく。この付近の南斜面はほとんどが杉...2か月ぶりの山歩きで本社ヶ丸へ

  • 30年前の北八天狗岳(1993年7月30・31日)

    今から30年前に、当時中学1年生だった娘と北八ヶ岳の天狗岳に登ったことがある。記録の文章は残っているのに写真がないと思っていたら、大きなアルバムに貼りこんであった。スキャンしようと思ったがしっかりと張り付いてしまってはがせない。しかたがないのでカメラで撮りなおした。文章は、その時の記録を書き直してみた。1993年の梅雨は雨が多く長引いた上に梅雨明け前に相次いで台風がやってきた。ようやく梅雨明けになって山行きを計画したら、またも台風が接近。しかし、ほかに日程が取れそうもなかったので計画通り実行した。この時は中学1年の娘と二人で、娘にとっては初めての山小屋どまりの登山だった。喜ばせようと少し欲張った計画で、渋の湯から天狗岳に登り、黒百合ヒュッテに泊まって次の日は、ニュウから白駒池、高見石をまわって渋の湯に戻る...30年前の北八天狗岳(1993年7月30・31日)

  • コセンダングサ

    妻の3回目の化学療法は、中止になった。白血球の数値が低くなりすぎていたのだ。これまでと違って「だるい」「きつい」と繰り返していたのは、薬のがんに対する増殖抑制効果が白血球の増殖も抑えてしまっている。副作用の強さが、がんの抑制効果にも比例しているといいのだが。近所にみなれない草が増えてきたと思って調べてみたら、コセンダングサという外来植物だった。最近生息領域を拡大しているらしい。花を見るとキク科の特徴をそなえている。同じ場所でも去年はまったく様相が違っていた。今は空き地でも、すぐに草が刈られ舗装されて駐車場になってしまう。環境の変化とともにそこに暮らす草も変わっていく。コセンダングサ

  • 花見ヶ原森林公園から黒檜岳(2020年10月13日)

    今日から私の妻は3回目の化学療法だ。先ほど病院まで送ってきた。帰りは午後3時過ぎになるだろう。病院からは点滴のセットを首からぶら下げて帰ってくる。そのままあさっての昼頃まで自宅で点滴が続くのだ。もちろん当人は歩いたり食事をしたりは自由にできるのだが、力仕事はできない。私は迎えの時間まで自宅待機。そんなわけで、また古いものに手を加えて投稿する。今回は3年前の秋に赤城山に行った時のものだ。紅葉が美しい北関東の山々の中でも赤城山は特に人気がある。土日には結構な登山客が集まっているはずだ。そこで私は人が少なくて静かそうな花見ヶ原からのコースを選んだ。最近の10月は天候が思わしくない。そこで気象庁のホームページで、天気分布予報のページでチェックした。ここの情報は前日にならないと出ないので、行けそうな日には、違う地域...花見ヶ原森林公園から黒檜岳(2020年10月13日)

  • セイバンモロコシに占拠された公園

    近くの公園。この夏草刈りをしなかったらしく、セイバンモロコシが大繁茂。定期的に草刈りをしているときは、ほかにも何種類かの草が混ざって生えていたが、今は完全にセイバンモロコシに占拠された。優に2mは超える草丈。これじゃ圧倒されてしまうよね。穂に花が咲いているのかな。むかし、セイタカアワダチソウが繁茂して、日本中が占拠されてしまうのではなどと騒がれたが、今は所々で見かけるにすぎなくなった。このセイバンモロコシは、アワダチソウのようには花が目立たないけど、やはりすごい繁殖力のようだ。この草は、これからどうなっていくのだろう。でもそのうち草刈りが入って状況は一変してしまうだろうけど。セイバンモロコシに占拠された公園

  • 小金沢連嶺縦走(2018年4月28日)

    妻は現在、2週間ごとに5回繰り返す化学療法を受けている。今回のオニバイドは、妻にとってはこれまでの中で一番副作用が強いようだ。強いだるさと食欲不振、下痢が続いている。これが終わるまでは、私も山どころではなくなった。そこで過去の山旅を秋の季節のものをブログにまとめてきたが、そろそろ種切れぎみ。そこで季節を問わずに印象深かったものをまとめていくことにしてその第一弾。大菩薩峠から南へ長ーい尾根が伸びている。小金沢連嶺と呼ばれる、小金沢山、牛奥ノ鴈ケ腹摺山、黒岳、湯ノ沢峠、大蔵高丸、ハマイバ丸、大谷ヶ丸を経て滝子山まで続いている。滝子山はなんども訪れ、湯ノ沢峠から南の山々も歩いたことがあったので、この時は、大菩薩峠の一つ南隣にある石丸峠から湯ノ沢峠までを日帰りで歩いてみることにした。帰りは湯ノ沢峠から桑西へおりる...小金沢連嶺縦走(2018年4月28日)

  • 会津駒ヶ岳登山(2018年10月2日・3日)

    (これはブログを始めたころに投稿したもの2018年の記事に写真や文章を追加して改定したものです。)朝に埼玉を出発した車は予定通りの時刻に桧枝岐に着いた。登山口の少し手前に登山者用駐車場の看板を見つけてそこに車をとめた。十月に入っているが、山麓は紅葉にはまだ早いようだ。支度を終えた私たち三人は、国道を少しだけ桧枝岐集落のほうに歩いて駒ケ岳登山口の看板を見つけ、舗装された林道を登りはじめた。同じ道を戻るのなら、この林道を詰めたところにも駐車場はある。しかし、今回は駒の小屋に泊まり、稜線を縦走して大津岐峠からキリンテに下るので国道脇に留めてそこから歩き始めたのだ。林道脇を流れる滝沢の豊富な水が岩を洗って気持ちのいい音をたてている。舗装の林道をずっとたどっていくのだと思っていたら、すぐに山道があって「近道」の表示...会津駒ヶ岳登山(2018年10月2日・3日)

  • ガスと強風の蔵王熊野岳(2020年9月28日)

    2020年9月28日に東北の早い紅葉を楽しもうと日帰りで蔵王熊野岳に出かけた。この日は天気がいいことを確認して出かけたのだが、新幹線が米沢を出て、山形盆地に入るとなんと蔵王は雲の中。山交バスで蔵王ターミナルにつくと雨こそ降っていないが道路が濡れていた。蔵王は観光で刈田峠から御釜をのぞいたことはあるが、山としては初めて。わざわざ新幹線で来たのにとちょっとがっくり。でも下界は晴れているようなので好転もあるかもしれないと予定通り歩き出す。温泉街を少し歩いて蔵王ロープウェー山麓線で樹氷高原まであがり、そこから歩くことにした。地蔵山直下の山頂駅まであがってはさすがにもったいない。天気がよくないので観光客も少ない。ここが樹氷高原駅。もちろんスキーゲレンデの中にある。そのゲレンデの中を少し登ってから山道にはいる。観松平...ガスと強風の蔵王熊野岳(2020年9月28日)

  • ヒガンバナの季節

    今日は気温が少し下がりましたが、ムシムシ感はまだまだ。今年もヒガンバナの季節となって庭の片隅で咲き始めたけど、なんだか数が少ない。猛暑の影響でしょうか。余りの暑さとやぶ蚊を恐れて覗いてさえいなかった片隅のヤブレガサ。秋には花がこんな白い穂になるんだ。知らんかった。ヒガンバナの季節

  • 紅葉と岩の前武尊山(2006年10月19日)

    まだまだ暑い日が続いている。今日も埼玉は34度まであがるという。でもあと数日でこの猛暑も一区切りつくらしい。これまで9月末から楽しめる那須の紅葉を紹介してきたが、今回は群馬の武尊山にしよう。武尊山は沼田市の北東にある標高2158mの沖武尊を最高峰とする古い火山で、南の川場村から入ると谷の奥にある沖武尊を中心に右に前武尊山、左に剣が峰山と左右に尾根を広げている。独立した火山なので、南、西、東とたくさんの登山ルートを持っていて楽しめる。今回は、川場村から前武尊山へ登った時のことを紹介しようと思う。川場村から地元で奥利根ゆけむり街道と称している道を花咲へと向い、途中から前武尊山の二つの尾根の間にある川場野営場へと車をすすめる。一番奥の野営場の駐車場に車をとめた。近くに避難小屋もたっていた。10月も19日なので、...紅葉と岩の前武尊山(2006年10月19日)

  • 乳頭山の田代平へ(2018年6月25日)

    これは前回投稿した花の秋田駒ケ岳の翌日に行った、乳頭山の北西、1200m付近にひろがる田代平を歩いた記録。この日も妻を連れての山歩きだったので、できれば乳頭山頂上まで行きたかったのだが、妻が疲れてしまったので田代平まで引き返した。宿の大釜温泉をでて、10分ほどで乳頭山の田代平コース登山口に到着。登山口のすぐ奥が孫六温泉だった。泊まるならこちらのほうがよかったなぁなどと思いつつ登山開始。すぐにブナの深い森へと入っていく。入り口には鉄パイプが置いてあって、熊さんにこれから山に入るよと知らせるためにこれを鳴らした。湿り気をおびたブナ林の林床にはいろいろな花が咲いている。さっそくギンリョウソウがお出迎え。30分ほどのぼると沢の反対側の斜面が見渡せたが、一面がブナの純林だ。丸っこい樹冠がもこもこと広がっていた。すご...乳頭山の田代平へ(2018年6月25日)

  • 花盛り、6月の秋田駒ケ岳(2018年6月24日)

    秋の秋田駒ケ岳から7年後の6月、今度は妻をともなってふたたび秋田駒ケ岳を訪れた。この時はJRの大人の休日俱楽部パスを利用して乳頭温泉に泊まった。その1日目がこの秋田駒ケ岳だった。実はこの時は、パスの有効期間4日を生かすために、期間初日は一人で八幡平を日帰り往復した。そのときのことは6月の八幡平(2018年6月22日)に投稿済みだ。そしてその2日後、秋田駒ケ岳訪問となった。前回来た時に、熊見平を越えて乳頭山から乳頭温泉まで歩いてみたいと考えたが、今回は妻同伴なのであきらめた。コースは2011年秋と変わらない。なのでここでは花の紹介を中心に投稿する。八合目にバスが付いたときは山の上部はガスにおおわれていた。でも基本的に悪天候ではないので回復を期待して予定通り歩き始めた。秋田駒ケ岳は火山がいくつも隣り合い重なり...花盛り、6月の秋田駒ケ岳(2018年6月24日)

  • 大震災の年,紅葉の秋田駒ケ岳(2011年10月9日)

    千葉に住む兄から、秋田駒ケ岳はどのくらいで歩けるか、というメールが入った。ちょうどテレビ番組で花の秋田駒ケ岳があった直後なので、それを見て自分でも歩きたいと思ったのでしょう。たしかに、八合目までバスを利用すればリハビリ中の兄でも十分に歩けそうです。でもこちらにもまだ登っていなくて行きたい山がある。悩ましいところです。私は2011年10月9日に日帰りで秋田駒ケ岳に行ったので、その時のことを投稿します。2011年は東日本大震災があった年だ。秋に秋田駒ケ岳に行ってみようと考えたのは、大震災で東北のことが気になっていたこともあった。立てた計画は新幹線を利用しての日帰り。こんな計画では、JRが儲かるだけで東北の役に立つわけはない。田沢湖駅発10:05の八合目行きのバスの時刻にあわせてこまちを利用。新幹線は、もう少し...大震災の年,紅葉の秋田駒ケ岳(2011年10月9日)

  • 緊急事態解除後の那須茶臼岳(2021年10月2日)

    ※これは作成途中のまま仮投稿してそのまま忘れていたものに手を入れて完成させ再投稿するものです。那須連山のなかで登り残していた茶臼岳にのぼってきた。娘が山に行きたいというので、楽に登れるけどまだ登っていないということで選んだのだが、当日が緊急事態宣言解除後の最初の土曜日だということをうっかりしていた。ロープウェーの山麓駅につくと駐車場は満車。その先の峰の茶屋の駐車場も満車。娘と合流するために出発を遅めにしたことも裏目に出てしまった。しかたなく下の大丸園地の大きな駐車場に留めてロープウェー駅まで歩いて行った。ロープウェー駅までの遊歩道にはアザミや秋の花が咲いていてさっそく山の気分にさせてくれた。ロープウェーは10分ごとの運行なので密にならず、行列もできていなかった。下界はいい天気なのだが、那須岳の上空は雲がお...緊急事態解除後の那須茶臼岳(2021年10月2日)

  • 耳のお掃除は必要

    ひさびさの難聴での投稿です。この間、ずっと快適に過ごしてきたわけではありません。よく聞き取れるときもかなりありましたが、一方で不調で聞き取りにくい時期もありました。夏場になって、山歩きなどのあとは、やはり汗の影響でしょうか、不調になりやすい感じです。ところで、この猛暑の夏を乗り切ってきて、8月下旬からまた不調になってきました。補聴器屋さんでみてもらい、掃除と調整をしてもらってもあまり改善しません。補聴器屋さんにも一度耳鼻科で見てもらった方がいいといわれ、今日、かかりつけの耳鼻科に行ってきました。やはり、耳の奥にかなりよごれがたまっていました。補聴器を使っているとやはりこうなってしまうようです。耳鼻科で耳浴薬を処方してもらいました。数日間耳穴に垂らして耳垢をやわらくしてからときれいにします。医者には、少なく...耳のお掃除は必要

  • 秋の日光白根山(2014年10月1日)

    前回は28年前の日光白根山を投稿したので、今回は9年前、10月1日に登った時のことを投稿する。この時は、娘と義兄を誘って3人で、ロープウェーを使って登った。ロープウェーを使うと駅からは2時間半の行程だ。この日は曇りだが、雨が降る心配はなさそうな日和。スキー場の中を登っていく。8時半に歩き始めた。さっそく赤い鳥居と紅葉のお出迎え。深田久弥の百名山では、昔は群馬側が表の登山口だったが、地名に残るだけで道は跡形もないと書いてあるが、ロープウェーができたことでその表の登山道が復活したわけだ。この鳥居もロープウェーにあわせてつくられたものだろうと思う。静かな林間の道を歩いて行く。ここはロープウェーからの散策コースとして整備されていて、標識も完備している。まわりの人は完全装備の雨支度だ。針葉樹林のむこうに色づいた落葉...秋の日光白根山(2014年10月1日)

  • 28年前の日光白根山(1995年8月27日)

    男体山に登って日光白根山の記録も残しておこうと思っていつ行ったのか調べてみた。1995年8月だった。もう28年も前、48歳の時だ。もちろんデジカメの時代ではないのでプリント写真のアルバムを探してみたら見つかった。スキャンしてデジタル画像に変換。この時は、前夜菅沼登山口の駐車場で車中泊。8月とあって夜中まで走る車の音とライトでよく眠れなかった。歩いたコースは菅沼から座禅山のふもとをかすめて弥陀ヶ池、白根山、前白根、金精山とめぐり、金精峠から菅沼に戻った。結構がんばって歩いている。まあ、まだ若かったし、早朝出発で時間的にも余裕があった。夏の駐車場。ほかにもとまっている車がたくさんあった。夏も終わりの8月27日だったけど、花がたくさん。マルバダケブキが一面にみられた。弥陀ヶ池。池のほとりから山の斜面までマルバダ...28年前の日光白根山(1995年8月27日)

  • 絶好天の男体山(2023年8月25日)

    8月25日、好天を見定めて、日光の男体山に登ってきた。ここの所、猛暑とあって連日あちらこちらで雷雨が起こっている。でも昨日はかなり安定した晴れが期待できた。男体山は初めて。これまで何度も候補にあげてきたのに、その都度ほかに間だ登っていないいい山があると後回しにしてきた。朝4時起きで4時半には出発。中宮祠には7時ちょうどについた。二荒山神社の登山者用駐車スペースは満杯。でもよく見るとその奥の参集殿の駐車場が登山者の臨時の駐車場とされていたのでそこに駐車した。まずは受付で1000円支払う。男体山登山と記された守護札を渡される。つまり入山料。ここは朝6時に開かれるそうだ。いきなり階段!最初は広い山すそをゆっくりと歩けるのだと思っていた。社殿の敷地を確保するために平地を切り開いた分、最初は階段になってしまうという...絶好天の男体山(2023年8月25日)

  • 富士山、吉田口を六合目から山下り(2011年8月12日)

    今年の夏は富士山が大混雑だそうだ。弾丸登山とか転んで救助される人とかいろいろ話題を提供している。私は高校1年のときに登ったことがあるが、山頂はそれ以来ご無沙汰。でも山頂以外なら2回登っている。一番最近は、おととし、2021年8月に宝永山に登ったし、そのまた10年前の2011年には吉田口五合目から御庭、六合目をまわって馬返しまで山下りをしたことがある。宝永山のことはすでに投稿していあるので、今回は、12年前の山下りの様子を報告したいと思う。富士急富士山駅からバスで五合目まであがった。10時30分。五合目は、登山者や大勢の観光客でごったがえしていた。南側の新五合目とは違って、観光客向けのたくさんの建物もたっている。すぐに喧騒をはなれて、まずは御庭をめざして歩き始めた。この道は、お中道といわれて、富士山の五合目...富士山、吉田口を六合目から山下り(2011年8月12日)

  • 戦場ヶ原散策のち雷雨(2023年8月19日)

    私の妻の話。彼女は、質の悪いガンのサバイバーで、手術はうまくいったものの、その後肺への転移を繰り返していて、再手術、化学療法、抗がん剤の服用などを続けている。先日主治医の診察で、腫瘍マーカーの値があがってきているので、9月には入院して、肺静脈へのカテーテル設置の手術を受けることになった。少々へこんでいたので、外に連れ出して気分転換をさせたいと思うのだが、この暑さ続きで、本人の気が乗らないようだった。そこで、久しぶりに奥日光の戦場ヶ原に行ってみようと言ったら、ようやくその気になってくれた。土曜日の今日、車で出かけた。天気予報では、山沿いは雷雨の可能性。でも少しくらい降られてもいい。赤沼の駐車場に車を留めて湯川自然研究路を歩いた。日向は少し暑いくらいだったが、樹林の中に入れば気持ちいい。湯川にそそぐ小さな流れ...戦場ヶ原散策のち雷雨(2023年8月19日)

  • 暑かった山の日の谷川岳(2023年8月11日)

    今年は「山の日」から始まる3連休からお盆休みが始まる。高速道路は大渋滞、新幹線も満席が予想される。加えて、13日からは台風が本州に上陸しそうだ。天気を見るとやはり11日の「山の日」が最適らしい。あれこれ調べているうちに、上越新幹線の「たにがわ」越後湯沢行きがすいていることに気が付いた。これを利用して天神平から谷川岳を往復することにした。朝の大宮駅。「たにがわ」の前にでる「とき」は、自由席に乗り切れない客が指定席車両へと走ってきて乗り込む騒ぎ。でも「たにがわ」は大丈夫だった。上毛高原から谷川岳ロープウェー駅までのバスは2両仕立てでどちらも満席。ロープウェーの切符売り場も長蛇の列。でもゴンドラは次々出発するので無事天神平に到着。でもそれほど涼しくないぞ。天神平では家族連れの避暑客などが遊んでいる。リフトに乗っ...暑かった山の日の谷川岳(2023年8月11日)

  • 暑さを避けて赤城山地蔵岳でリハビリ登山(2023年8月2日)

    先日登った赤城山の鍋割山の写真をLineで送ったら、兄から、赤城山なら登れそうだから連れていけとの依頼。兄はリハビリ中だが、最近は高尾山などに一人で出かけているという。今は低山は暑すぎて体によくないが、赤城山なら大丈夫だろうと。大沼で1300mを超えているから、そこから地蔵岳なら涼しいはず。どうせならと一人暮らしの娘を誘ったら行くという返事。朝7時半に近くの駅に集合してもらい、私の車で出発。10時30分、ほぼ予定通りに到着。いい天気で、しかも上空に適度に雲があって日差しを弱めてくれて、これは快適。ビジターセンターに車をとめ、まずは覚満渕の木道から鳥居峠へむかう。水がかなり少なくなっていた。ここの木道はもう限界。ぼこぼこに朽ちて、傾いているのをベニヤを貼ってごまかしてある(笑)。ヒヨドリバナかな。クガイソウ...暑さを避けて赤城山地蔵岳でリハビリ登山(2023年8月2日)

  • 雷雨に遭遇、北八ヶ岳ニュウ(2023年7月28日)

    いつもの山仲間と北八ヶ岳の白駒池ちかくのニュウ2352mに出かけた。連日の猛暑なので出発地点をできるだけ高いところにしてみたのだ。白駒池入り口の駐車場で2000mを少し超えている。「涼しい!」と叫ぶほどではないが、日向でも暑くはない。夏の観光地として人気スポットなので大型バスもとまっていた。幅広く板が敷き詰められた道を登っていくと、びっしりとコケにおおわれたコメツガの森となる。倒木の上にはたくさんの実生の幼木。白駒荘との分岐を左に折れて白駒池を時計回りにまわる。青苔荘の前で池のほとりに出てみた。対岸に白駒荘の建物が見え、その奥には高見石や丸山のやわらかな稜線が見えている。コケの森を楽しむ観光客とすれ違いながら、ニュウへの分岐点へ。木道が終わって、丸い岩がゴロゴロの道をすすむ。土のところは水がたまったり、泥...雷雨に遭遇、北八ヶ岳ニュウ(2023年7月28日)

  • 立山と奥大日岳(2018年8月13・14日)

    5年前の記録だが、夏を迎えるこの時期、手を加えて再投稿する。立山の雄大な景色が好きだ。それなのに相性が悪いのか雨にたたられる。以前に兄夫婦と私たち夫婦で夏に訪れ一の越までハイキングしたのだが、ふだんなら梅雨が明けている時期なのに雨だった。今回は、夜行バスを利用し、前回と同じ雷鳥沢ヒュッテに泊まって、雄山、大汝山、富士の折立をめぐり、翌日は奥大日岳を往復する計画をたてた。それなのに、1日目は雨。それもかなり強く降る雨だったのだ。夜行登山バスは、夜間閉鎖の立山道路が開くのを待って登り始めた。雄大な弥陀ヶ原をみながら徐々に高度をあげていく。室堂には7時20分に到着した。しかし、天気はよくない。雨は落ちていないものの山は姿をみせてくれない。でも雨さえ落ちていなければ、そんな山も悪くはない。ガスに煙る残雪の山裾の広...立山と奥大日岳(2018年8月13・14日)

  • 涼しかったけどガス、赤城鍋割山

    赤城山に登ってきた。主峰の黒檜山ではなく、前衛の鍋割山。今日はつれあいを連れ出そうと高峰高原散策を予定していたのだが、朝になったら、当人はよく眠れなかったのでやめるという。がっかり。でもそこでめげてはいない。一人でも高峰高原から黒斑山にでも行くかと考えたが、赤城の地蔵岳の登山口、新坂平に自転車をデポしておき、荒山高原入り口の姫百合駐車場から荒山高原、荒山から地蔵岳をまわって自転車で姫百合に戻るという計画を実行してみた。土曜日の渋滞を心配していたが、それほどのことはなく赤城山に到着。でもガスが濃い。フロントグラスに水滴もついてきた。しかも姫百合の駐車場がほぼ満車状態。とりあえず自転車のデポ地点である新地平へむかったが、そこもかなり濃いガスだ。しかたなく方針を変更。大沼の北側にある五輪尾根を歩いてみることにし...涼しかったけどガス、赤城鍋割山

  • 暑さと痛みの川苔山(2023年7月7日)

    梅雨の晴れ間の猛暑日となった7月7日、川乗谷から川苔山に登ってきた。川苔山はこれで6回目くらいになるのだが、川乗谷から入るのは初めてだ。今回の登山では、登りの途中で股関節まわりの大殿筋に痛みが生じてしまい、苦しい一日となった。奥多摩駅から鍾乳洞雪のバスは満員。そしてその大部分が川乗橋で下車。さすが人気のコースだ。差し込む朝の光で渓流の水が白く輝く。40分少し歩くと林道は大きく迂回して反対の斜面に登っていく。ここが細倉橋。ここから川乗谷の渓流にそった山道がはじまる。木陰に入り水の流れが近くなったので涼しい風が体を冷やしてくれる。鉄骨の橋げたの上に立派な木の橋がかけられている。大きな岩盤がせまる渓谷は滝が多い。そんな中を山道は右岸から左岸へ、また右岸へと渡りかえしながら沢を登っていく。流れの近くが岩盤で通れな...暑さと痛みの川苔山(2023年7月7日)

  • 三頭山(大茅尾根から・2017年5月4日)

    6年前の5月4日みどりの日、新緑を求めて上野原からバスで入って三頭山に登った。一般的には、バスの終点、鶴峠から登るのだが、私は、大茅尾根を使ってみようと考えた。上野原8時10分の鶴峠行きは増発で2台。連休とあってバス待ちの人の長蛇の列。私は鶴峠の手前、飯尾で降りて、大羽根峠から大茅尾根を登った。地理院の地形図には途中まで破線が入っているが、登山地図にはコースとして載っていないのでバスを降りたのは私1人。まずは古い西原の集落を結ぶ古い峠道を大羽根峠へ。今は使われていないので沢筋では崩れていたり、峠の切通しも倒木が放置され、斜面の土も崩れていた。尾根に取りつくと巨木が2本あった。樹種はわからない。こちらはモミだろうか。その後は笹をつかんで登るような急登。すぐに伐採跡に出て向かいの坪山が見渡せた。954mの三角...三頭山(大茅尾根から・2017年5月4日)

  • 雨上がりの戦場ヶ原(2023年6月30日)

    蒸し蒸しと暑い梅雨時には、あまり汗をかかずに歩ける戦場ヶ原に行こうと友人と約束していたけど、雨で2回延期。とうとうクリンソウやズミの時期は終わってしまった。でも3度目は、小雨決行と30日に3人で出発。ほんとうはつれあいも含めて4人のつもりだったが、つれあいはやめるという。遅めの7時半にさいたま市を出発し、戦場ヶ原には10時に到着。でも、残念ながら雨が降っていた。私は予定の範囲内と思っていたが、友人たちのモチベーションがあがらない。そこで赤沼を通過して、湯ノ湖に行って湯滝見物。傘はささなくても大丈夫な程度の雨の中、湯ノ湖と湯滝を見物。湯ノ湖では、湖に入って釣りをしている人がいた。その後赤沼に戻って、せっかく来たのだし、戦場ヶ原の一部でも歩こうと空身で自然研究路を歩いた。次々と小学生の団体に出会う。昔の林間学...雨上がりの戦場ヶ原(2023年6月30日)

  • ハゼラン

    庭の花壇に一株だけこの花がある。細い枝の先にいくつもの赤い球をつけて風にゆらゆらゆれている。ハゼラン。ふと見ると、ピンクの小さな花がついていた。そして数日後には姿を消してしまった。今朝確認してみると、開いている花はないものの、ピンクのつぼみがついている。赤い球は、花と同時につく実らしいけどこのあとどうなっていくのだろう。これまでじっくり見たことがなかったので少し観察してみようと思う。ハゼラン

  • 大山、日向薬師から蓑毛まで(2023年6月21日)

    梅雨のさなか。友達と山行を約束していても天気がままならない。21日はこの週最後の好天なのだが、逆にまわりの都合があわない。そこで、一人で出かけることにした。行き先は丹沢の大山。これまで2回登っている。そこで今回は、ケーブルなどは使わず、日向薬師から入って、ヤビツ峠経由で蓑毛まで歩いてみることにした。8:50終点の日向薬師で下車。最後まで乗っていたのは私一人だけ。こちらから登る人は、マイカーで来て、登山口の近くの駐車場にとめて登るのだろう。バス終点からてくてく歩いて30分。日向は蒸し暑い。木陰の道になり少し涼しい風も吹いてきた。しきりにホトトギスが鳴いている。9:20に九十九曲がりの登山口に到着。この日向川の谷には、日向薬師をはじめ、多くの寺が点在している。江戸時代盛んだった大山詣では、阿夫利神社から登る人...大山、日向薬師から蓑毛まで(2023年6月21日)

  • 榛名神社から掃部ヶ岳、杏ヶ岳周回(2019年6月13日)

    5年前の6月の記録をリメイクして投稿する。梅雨入り前の緑の山を満喫しようと電車とバスを利用して榛名山へでかけた。榛名神社を起点に榛名湖畔から掃部ヶ岳に登り、その後杖の神峠をへて杏が岳へ。そこから今は使われていないらしい破線道をたどって榛名神社へと周回してみようという意欲的(それとも年寄りの冷水的というべきか?)プランだ。高崎駅から1時間に1本出ているバスの時刻にあわせて早朝出発。高崎駅7時25分のバスに乗っても神社到着は8時40分。やはりバスは時間がかかる。春名神社の参道には大きな赤い鳥居、両側には茶店のような建物が建ち並んでいた。その奥に山門があり、くぐると沢沿いに道が続いている。なかなか雰囲気のある参道だ。秋の黄葉のころもいいのだろうと思う。平日なのであまり人影はない。途中、右手にブリッジ状の岩が見え...榛名神社から掃部ヶ岳、杏ヶ岳周回(2019年6月13日)

  • 雨上がり庭の小さな花たち

    今年の梅雨はほんとうにしっかりと振ってくれる。今日も雨の予報だったが、朝から真っ青な空が広がった。もうかなり暑い。これは数日前に撮ったジャノヒゲ。またの名をリュウノヒゲ。背が低くて小さな花なので写真に撮らないとしっかり見ることができない。けっこう花らしい花だ。こちらはすっかり花が終わったシモツケ。先端に白いものがついているが、めしべなのかな。こちらはハゼンランというのかな。つれあいがもらって花壇に植えている。今朝は、芝生にネジバナが咲いているのを見つけた。ピント合わせが難しい(-_-;)ネジバナも下から開花してくのだね。雨上がり庭の小さな花たち

  • 雨上がりの鶴寝山、奈良倉山(2023年6月7日)

    事実上の梅雨入り。本当に大量の雨が降った。でも今日は、朝方雨が残っていても回復するという予報。そこで前から温めていた計画を実行した。山梨県の小菅村の南にある鶴寝山と奈良倉山を歩いた。このコースは、土日にバスで鶴峠を出発し、奈良倉山、鶴寝山を歩いて小菅村に下る人が多い。でも平日にはバスがないので難しい。そこで自転車を利用してみることにした。行きに鶴峠に自転車をデポし、車は小菅の道の駅に止めて小菅の湯から鶴峠へ周回するというプラン。私は折り畳みのできる自転車を持っているのでそれを車に積んでいった。7時50分、小菅の湯を出発。天気の読みはバッチリ。良すぎて少し暑い。小菅の湯の前を通って舗装された林道を登っていく。ウグイスはあちこちで鳴き、ここではホトトギスを聞くことができた。オオルリらしい大きく華やかな声も聞こ...雨上がりの鶴寝山、奈良倉山(2023年6月7日)

  • ヤブレガサが開花

    一昨日の金曜から土曜にかけて、大雨が続いた。台風による南風に刺激された梅雨前線に線状降水帯が発生したということのようで、ガラス越しにみる近所の家の屋根に、風にあおられた雨のしぶきが舞っていた。そんな悪天候も台風とともに去ったようで、今朝はいい天気だ。庭にでて、気になっていたヤブレガサを除いたら、この数術のあいだに開花していた。筒状花の先端が開いておしべ、めしべが顔を出していた。めしべの特徴のある姿が、なにやら人の手による飾り物のようでかわいらしい。今日、明日は晴天。その後はふたたび梅雨らしい天気に戻るようだが、蒸しむしした天気の時は、あまり汗をかかず、開けた景色の中で花を楽しむ湿原歩きなどがいいのではと、いろいろ物色している。久しぶりに奥日光の戦場ヶ原もいいのでは。奥日光は、これまで真夏か冬にしか言ったこ...ヤブレガサが開花

  • コアジサイロードには早かった堂平山

    先日、越生の大高取山でコアジサイを見ることができたので、5月27日、今度は堂平山に出かけてみた。笠山との間にある笠山峠から堂平山の間にコアジサイがたくさんあるということなので見に行ってみたのだ。この日はシーズンの土曜日だったのでいい時間帯に1本しかない白石車庫行のバスは超満員。どうなることかと思っていたら、途中の皆谷まで臨時バスが出て、2台での運行となり、ようやく乗り込むことができた。後続のバスからは、皆谷で1台目に乗り継ぐことができる。予定通り白石車庫を10時に出発。歩き始めた直後、民家の手前の小川の土手にユキノシタが満開なのを見つけた。アップで撮ることもできた。林道から笠山峠への山道に入ると足元にヒトリシズカがたくさんあった。実をつけたものもあった。もう少し登ると今度はフタリシズカを見つけた。こちらは...コアジサイロードには早かった堂平山

  • シモツケとラベンダー

    今朝は、曇り空。気温は朝からちょうどいい感じ。庭にはラベンダーとシモツケガ並んで植えられているが、どちらも今が盛りか。4日日前に撮ったこの写真では、花頂付近にわずかにつぼみが残っている。今朝見ると、そんなつぼみも全部開花していた。おとなりのラベンダーには数匹の蜂が小さな花を訪れている。やはり香りにさそわれるのだろうね。今日はこのあと出かける用があるので、それまで山の写真を整理しながら投稿の原稿でも書こうかな。シモツケとラベンダー

  • コアジサイを探しに越生へ

    あまりにもいい天気なので、お昼近くなってから越生にコアジサイを探しに行くことにした。駅前のスーパーでおにぎりと大福を買い込み、お水はペットボトルに水道の水ですませることにした。先日、大高取山を歩いたとき途中の看板でどのあたりに咲いているか見当はついていた。でもせっかく来たのだから、直接向かわずに、脇道などまだ歩いたことのないところを選んで歩いた。いったん虚空蔵尊への下りの道に入るが途中からふたたび登山道を登る。この沢沿いの登山道の途中で見られるのだろうと予想していたのになかなか現れない。結局、尾根にむかってヒノキ林の中をすすむ道に入ってきた。ここまできてようやく見つけることができた。予想に反して、木漏れ日がもれる林床にあった。最初に見つけた株は、小さくて背も低く、地面のそばに咲いていたので、なあんだここの...コアジサイを探しに越生へ

  • ノビルが開花

    今朝は、気持ちよくはれ上がって、これぞ五月という感じ。さっそく庭の隅々をのぞいてみた。あっ、ノビルが開花していた。雨で2日間見ないでいたあいだにあっさりと。去年はほんの数本だったのが、今年はずいぶん家族を増やしたようだ。やはり線香花火を連想する、さかさまだけど。ヘビイチゴも赤い実をつけた。朝の早い時間にアジサイを撮ってみた。おやっ、見たことがないやつがいるな。あんただれなの?縦長のハート形の葉。茎のところに花がついている。そして先端はながくツル状に伸びている。フッキソウがまだらに群れている中に一人だけすまして立っている。いまならのんびりしゃがみこんでいられるけど、梅雨時になるとやぶ蚊に刺される。今の季節だけの楽しみ。ノビルが開花

  • 笹子雁が腹摺山(2015年5月22日)

    新緑が次第に高い山へと移り、近場の山はすでに葉も青々と濃さをましてきた。この季節はどの山に行っても気持ちよく歩けるが、8年前、同じ季節に一人で笹子雁が腹摺山から米沢山、お坊山とめぐり大鹿峠から景徳院へ下った時のことを記録しておこうと思う。歩いたコースは上の地図の通りで、笹子駅を起点に甲斐大和駅まで。笹子雁が腹摺山とお坊山では、富士山や八ヶ岳、南アルプスの展望を楽しむことができ、なかなかいいコースだった。朝の5時過ぎには家を出て、笹子には7時半ころについた。平日だったけどかなりの登山客が下りた。笹子から登れる山は笹子雁が腹摺山以外にも滝子山、鶴ヶ鳥屋山、本社ヶ丸などたくさんある。車の行き交う国道である甲州街道を笹子峠にむかって歩き、新中橋というところから旧街道に入る。入ってすぐに山道にとりつくのだが、この時...笹子雁が腹摺山(2015年5月22日)

  • コンロンソウだった

    数日前の茂来山の投稿で名前がわからないとして紹介した花は、コンロンソウだった。花後の形がナズナのようなアブラナ科のようなのでヤマケイの「春の野草」を調べてみたら出ていた。谷川沿いなどに多いという点も一致している。崑崙草というエキゾチックな名前から、こんな場所で見つかるなんて想像していなかった。コンロンソウだった

  • 初夏を横溢する庭の花たち

    真夏日が連続したあと雨になって、先走っていた季節が少しもとに戻った感じ。今朝は、まだ少し小雨が残っている。一気に気温が高くなったせいか、咲き始めたシモツケがもう8分咲き。これは4日前に撮ったもので、この時はまだ先始めの雰囲気だったのに。隣のラベンダーも開花をはじめた。つれあいが母の日にアジサイをもらうので庭にいろいろなアジサイが開花しだした。ムラサキツユクサもヒルザキツキミソウとともにまだまだ元気。近いうちに奥武蔵のコアジサイを見に行こうと思う。堂平山でたくさん見られるらしいが、もう少し便のいいところ、越生あたりにしようかと思う。初夏を横溢する庭の花たち

  • 植生豊かな初夏の茂来山(2023年5月17日)

    山仲間の「たまにはしっかり歩いてみたい」との希望にこたえ、茂来山に行ってきた。茂来山は、数年前の秋に登ったことがあったが、豊かな森の雰囲気が気に入っていたことと、その時は雲が出て山頂の展望にめぐまれず、リベンジの機会をと考えていた。朝6時半に埼玉を出発。関越から信越道、そして現在はまだ無料の中部横断道を利用して八千穂町へとむかった。連れのメンバーはこの山は初めてということなので、コブ太郎などがいる霧久保沢ルートを選び、駐車場へ。9時50分、出発。まずは丸太橋渡りから。沢から斜面を登り始めると、知らない花がお出迎え。ヒノキの林の林床にはヒトリシズカ。ほとんどは花を終えていたが、たった一輪だけ白い花穂を残していた。これはうちの庭にもあったが、名前がわからない。林道の合流点へ向かって鳥の声を聞きながら、のぼって...植生豊かな初夏の茂来山(2023年5月17日)

  • シモツケガ開花しだした

    庭のシモツケが開花しだした。ほとんどがまだ固いつぼみだが、付け根の部分から開花し始めている。この株が一番開花がすすんでいる。バックは妻の誕生日にプレゼントしてもらったラベンダーを地植えしたもの。つれあいは昨日の飯山白山でヤマヒルにやられ、足の甲から出血し、靴下が一部赤黒くなってしまった。帰ってからもしばらく出血が止まらなくて絆創膏をはってしのいでいた。埼玉からわざわざ車で神奈川まで遠出したのにとんだ災難だった。でも適度な山歩きのおかげで、体調もよく気分もいいようなので、これからは近場の越生にちょくちょく連れていくことにしよう。シモツケガ開花しだした

  • ひっヒルが出た!飯山白山(2023年5月12日)

    おとといは一人で越生で軽い山歩きをしたが、つれあいがどこか歩きたいというので、今日は厚木にある飯山白山に出かけてみた。以前に圏央道を利用して相模原市半原にある仏果山に出かけたあと、この付近の地形図を買い込み眺めていて、仏果山、経ヶ岳などがある山脈の南のはずれに白山と書いてあるのを見つけた。標高わずか254m。山麓に長谷寺(長国寺)という寺があり、つれあいと歩くには手ごろの感じだ。そこでネットで調べてみるとこの山の東側の斜面一帯が「飯山白山森林公園」となっており、ハイキングコースも整備されていたので、ここに行ってみることにした。長谷寺の参道を登って山門の手前を右に入るとそこが森林公園の駐車場。駐車料金は一日500円。トイレもある。初めて来たのだし、せっかくだから山門から入ってみた。山門は、最近建て替えられた...ひっヒルが出た!飯山白山(2023年5月12日)

  • 運動不足解消に大高取山へ

    5月4日に権現山に行ったおかげだと思うが、腰の調子がよくなった。やはり、山歩きはからだにいい。しかし、しばらくさぼっていたつけだろうか、山を歩いてきても体重が75kを切ってくれない。そこで、今日も歩きに行くことにして、毎度おなじみ、便のいい越生の大高取山に出かけた。今回は、越生の一つ手前の武州唐沢から歩いてみた。前回の経験から、山中では花は見られない時期だと判断して、山麓の民家のまわりで花の写真の練習。人が植えたもの、自然のもの選ばずに撮ってみた。小川が流れていて、傍らにある林からひときわ高らかにさえずる鳥の声。その姿をさがして林に近づくとニセアカシアに似た葉を繁らせ、黄色い花をたくさんつけた木があった。帰ってからネットで調べるとどうもこれはアカシアに似ている。大高取山の姿が見えた。もう少しで虚空蔵尊とさ...運動不足解消に大高取山へ

  • 中央線猿橋から権現山へ(2023年5月4日)

    4月29日には、4人で奥多摩の高水三山を歩いたが、連休中にもう一度一人で出かけようと思っていた。最初は、笹子から本社ヶ丸へと考えたが、朝5時半の出発がちょっと億劫だったのと、腰に痛みが残っていることを考慮して、猿橋から権現山にいくことにした。権現山は一度、上野原からバスで初戸に行き、雨降山、権現山、浅川峠、浅川へと歩いたことがある。今回は、猿橋からバスで浅川に行き、浅川峠、権現山へ。下りは西へと尾根をたどって葛野川流域の吉平に下る計画だ。6時台の電車で高尾に向かい小淵沢行きに乗り換えてみると車内の席は埋まっていた。さすが連休だ。四方津駅で特急の通過待ち。まどの外にはツバメが飛び交っていた。猿橋では3分の待ち合わせで浅川行きのバスがくる。写真の奥に見える山は扇山。バスには私を含めて6人。藤野や上野原からのバ...中央線猿橋から権現山へ(2023年5月4日)

  • なんだろうこの草?

    いいお天気が続いている。乾いた空気で、朝方などは仇寒く感じるほどだ。外に出るのが気持ちがいいので、カメラを持ってうろうろしていたら、妻に笹の駆除を命じられた。隣の敷地から侵入してきた笹が、敷地境界にそって広がり、次第に内部へと広がり始めている。妻が管理している家庭菜園の中にまで侵入してきているのでこのまま放置はできない。硬い体をむりにへし折ってしゃがみこみ、鎌で笹を刈っていった。ずっとは続けられないので、休み休みやるのだが、ついでにあちこちのぞいていたら見慣れない草に気が付いた。今はフタリシズカが大きくなって2つ3つの花をつけているが、おやっ、これは葉っぱが6枚だ。写真の左上の光沢のある4枚の葉は、ヒトリシズカ。この6枚の葉のものは、フタリシズカによくにた花穂をつけている。葉の形はヒトリシズカによく似てい...なんだろうこの草?

  • ヤブレガサの花芽が伸びてきた

    ヤブレガサの花芽が伸びてきた。数日目を離していたあいだにずいぶん伸びてしまった。これが4月12日現在のヤブレガサ。まだ花芽は見えない。これは4月17日。わずか5日のあいだに姿をあらわした。たった5日でと驚いたけど、葉をどかしてみたら、傘の柄にあたるところから脇芽として花芽がのびていた。12日の時点ですでに葉の陰にはあったのだろうと思われる。ちゃんと確認しておくべきだった(反省)。またフタリシズカの写真にもチャレンジ。残念ながらやや後ピン。狭いところで低い姿勢なのでなかなかピントの確認ができない(泣)。話は変わって、4月28日はいい天気だったので、妻をつれて見沼自然公園へ。園内に樹木全体に白い花を咲かせた一本の大きめの木があった。よく目立っていたので近くによって名札を見ると「ナンジャモンジャ」。ヒトツバタゴ...ヤブレガサの花芽が伸びてきた

  • 久しぶりの高水三山

    2か月ぶりの山歩きだ。コースは、娘が3,4歳のとき家族そろって歩いて以来の高水三山縦走。ゴールデンウィーク初日の4月29日とあって、登山口の軍畑駅前は大勢の登山客で大賑わい。トイレは長蛇の列。スマホで調べると30分ほど歩いた高水山の登山口にもあるようなので列をはなれて歩き始めた。平日の山は、我々のようなリタイア組が多いが、休日なので若い人のグループが多い。子ども連れも何組かいた。とにかく新緑が光をあびてまぶしい。道沿いの沢をのぞき込むといろんな花が咲いている。これはヤブデマリ。近くでこんなにきれいに咲いているのは初めてみた。途中の民家の庭にも色とりどりの花が咲いていて、中でもフジが濃厚な香りをただよわせていた。道端に祠があって不動様を祀ってあった。二体の童子が付き従っている。あちらにもこちらにも、ヒメウツ...久しぶりの高水三山

  • ヒルザキツキミソウ

    昨日の投稿では、前日の長雨に打たれて水に濡れた紙のように少しクタクタだったヒルザキツキミソウ。今朝見たら、生まれたばかりのようにしゃんとしてきれいになっていた。やはり、生き物なのだなぁと実感する。レンガタイルの隙間にもしっかりと根を伸ばして花をつけている。野草のたくましさ。ところで前に投稿していたこの植物。アマドコロかナルコユリかわからなかったが、アマドコロと判明。見た目ではなかなか区別できないが、茎にさわってみれば、角ばっているのがアマドコロだそうだ。うちのは角ばっている。ナルコユリは丸くてつるっとした感じだそうだ。早くから花をつけたスズランもまだまだきれいだ。なんとか連休中も咲き続けてくれそうだ。さあ、明日は久しぶりの山歩きだ。楽しみ~♪ヒルザキツキミソウ

  • フタリシズカとヒトリシズカ

    昨日は一日中雨。久しぶりに一日中読書ですごした。たっぷりと振ってくれたおかげで今朝は快晴だ。庭に出てみると、北の風が少し冷たいが、それほど肌身に沁みない。庭の片隅に育っているフタリシズカのその後が気になってのぞいてみたら、白い花穂が二つ並んで「ああ、やっぱりフタリシズカだね」という姿になっていた。ヒトリシズカとは逆に緑の穂がでて、ある程度大きくなってから白くなるようだ。ヒトリシズカの小さなブラシを思わせる姿とは違って、ちょうどいま咲いているスズランを思わせる丸っこい形の花が並んでいる。ヒトリシズカのその後の姿をみると花の終わった後は緑に結実していた。ヒルザキツキミソウが一気に咲きそろってきたが、昨日の雨で少し傷んでいる感じだ。さて、そろそろ山にも出かけよう。フタリシズカとヒトリシズカ

  • スズラン

    もうスズランが咲いていた。春が駆け足ですぎて、初夏に近づいている。気になっていたヤブレガサに花芽がついていた。フタリシズカも立派に葉を広げている。この花の確認はまだできていない。もたもたしていると花がおわってしまうなあ。スズラン

  • タツナミソウ

    我が家の庭のタツナミソウがかなり増えてきた。紫色のものと白のものとが少しエリアを分けて咲いている。割と接近している部分もあるけど、混ざり合って咲いているところはない。縄張りがあるのか?以前に投降したヤブレガサが大きく育って破れ傘らしくなってきた。去年花のほうはこれから花芽を伸ばし始めるのだろう。タツナミソウ

  • アオダモの花

    アオダモの名前を覚えたのは数年前、妻と孫を連れて日和田山に登ったときだ。休憩していた近くの木に白い綿のような花がついていた。近づいてみると綿とは違い白い細い花弁がたくさんついている。帰ってから、図鑑を調べたらアオダモだった。そしてその木が庭にもあることに気がついた。その庭のアオダモが満開の花を咲かせている。青空に白い房が風に静かに揺れている。青空が似合う。花は近くでみれば花びらの細い普通の花だが、少し離れるとほこり落としにつかう白い刷毛のよう。こちらは、道端でみかけた草。去年はこんな黒いシートは敷かれていなかったので、この空き地は雑草の天国だった。近所から苦情でも持ち込まれたのか、去年の秋、一面シートで覆われてしまった。でも、小さな穴から芽を出し、ちゃんと花をつけている。アオダモの花

  • フタリシズカ発芽1週間(2023年4月7日)

    1日に芽が出たことを報告したフタリシズカ。ヒトリシズカと違ってなかなか花芽が確認できなかった。今朝のぞいてみると開き始めた4枚の葉の中心から花芽が確認できました。緑色をしている。これは目立たないわけだ。4月4日に撮ったものが下の写真。うまく撮れていないが、まだ葉が開ききっていない。たぶん、花芽もまだ伸びだしていないのだろう。同じ仲間のはずなのに、花芽の目立ち方も出てくる順番もヒトリシズカとフタリシズカではずいぶん違うようだ。これは前にも投稿したヤブレガサの近くで芽を出したばかりのヒトリシズカ。ヒトリシズカは、最初から花芽と葉がそろっている。花芽も白くて目立つ。マユヒキバナの別名もうなずける。発芽の時期もフタリシズカのほうが2週間ほど遅い。そして花芽が緑で目立たず、葉が開いてから花芽が出てくる感じ。今日は午...フタリシズカ発芽1週間(2023年4月7日)

  • フタリシズカが芽を出したのか?

    去年フタリシズカを見つけたところを毎日チェックしていたら、今朝どうもそれらしい芽が顔をだした。雰囲気がヒトリシズカに似ているけど、あきらかに違う。たぶん、フタリシズカに間違いないだろう。ヒトリシズカのようにいきなり白い花穂を見せるわけではなさそうだ。ニリンソウのアップにもまた挑戦。今度はピント、露出もうまくいったけど、朝日の影が強すぎるかな。う~ん。フタリシズカが芽を出したのか?

  • 鳥沢駅から高畑山、倉岳山をめぐって梁川駅へ春の山旅(2018年4月4日)

    なかなか山に行く暇がない。かわりに庭の野草の花を写真に撮って楽しんでいる。今日は、午後少し時間がとれたので、この季節に行った山の記録を投稿してみる。2018年4月4日に中央線の鳥沢駅から高畑山と倉岳山を歩いて梁川駅に戻った。春らしい風のない暖かな日だった。中央線沿いのここらの山は足の便がいいので助かる。この日も駅を出たのは9時50分ごろだった。鳥沢駅は、駅らしくない近代的な箱型の建物になっていた。駅を出てから甲州街道を500mほど東に歩くと右手の道にはいって踏切を渡る。途中に石造りの動物が並べてあった。石屋さんが商売物を並べているのだろう。2度ほどT字路を右に折れて、桂川を橋で渡った。小篠の集落から山に入るところには動物除けの柵があった。谷に入るとすぐにため池の堰堤があり、サクラが満開だった。地図を見ると...鳥沢駅から高畑山、倉岳山をめぐって梁川駅へ春の山旅(2018年4月4日)

  • ニリンソウが咲いた

    庭のニリンソウが咲いた。今のところ3つだけ。昨日、咲き掛けと報告したものも、昼間にはひらいていたものと思う。手持ち撮影だといまいちピントが合わないし露出もオーバー気味なので調整したら全体的に暗くなってしまった。これもピンボケ。花は露出オーバー(-_-;)もう一度三脚つけて取り直そうと思ってのぞいたら、もう閉じていた。まだ4時すぎなのに、早くもお休みの態勢だ。うらやましい(笑)ニリンソウが咲いた

  • ニリンソウはまだ咲かない

    少し前に投降したニリンソウ。連日の雨と冷え込みが戻ったせいか、今朝はまだ花を開かない。よく見れば、もう開きかけているようにも見える。昼過ぎには開いてくれるかもしれない。タチツボではないスミレ。なんだっけ?1年たったらもう忘れている(笑)。ヤブレガサはヤブレガサらしく、ヒトリシズカはヒトリシズカらしくなってきた。毎度いうけど、「一人静か」ではないよね。ニリンソウはまだ咲かない

  • ニリンソウに花芽

    イカリソウと一緒にいるニリンソウが葉を繁らせてイカリソウの花を覆い隠し始めてしまった。今朝になってそのニリンソウに花芽が出ているののに気がついた。これから次々に咲き始めるだろう。朝の楽しみが増えた。ニリンソウに花芽

  • ヤブレガサが顔をだした

    今日はあたたかい。朝布団から手足を出しても寒くなく、むしろ布団の中が暑く感じたほどだ。天気予報が、今日は5月上旬の陽気になると告げていた。朝食を終えて庭の隅々を見て回ると、ヤブレガサが顔を出しているのを見つけた。庭石に寄り添うように芽を伸ばしていた。風もあたらず、日差しが石に反射して暖かい場所なのだろう。そばにヒトリシズカも芽をだしていた。5日前に投稿した方のヒトリシズカはもう一人前の姿になっていた。やや濃い目の緑の葉に深い葉脈がきざまれ、葉の縁はギザギザしている。去年見つけて投稿したフタリシズカのほうはまだ姿を見せてくれない。梅の木の根方にが淡いうす紫のタチツボスミレ。この透明感のある色合いをみると私の頭には「妖精」という言葉がうかんでくる。それにしても暖かい。ツツジまでがもうつぼみをつけ、気の早いもの...ヤブレガサが顔をだした

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