花冷えもよしや花見が長くなり仙台堀川公園今年の花冷えは、「冬戻り」というような寒さの日々が続いています。来週は高校母校の入学式。お天気予報では晴れて気温も今現在の9℃から20℃の春の陽気になるとのこと。正門の桜の一木が後輩たちの入学式に彩りを添えてくれるかも・・・花冷え
日々の生活、旅先での出逢い・思いを俳句、写真、文にした徒然日記です
学びの足跡:高校までは全て東京都足立区内、大学で初めて地方生活(仙台)を経験 実社会で大阪、横浜、取手、ニューヨークを転々、今、終の棲家か?江東区
白雲の巨大守護神秋の夕荒川土手よりこの巨大白雲からの連想は;神社の阿吽の狛犬、竜顔、更には古代エジプトの守護神・・・白雲の守護神
皮一気むきし大梨みづみづしまっことジューシーでした!この大梨、一人では食べきれませ~ん(^-^)ジューシーな大梨
大梨を皮一枚でむきにけりこの大きな梨の名は、わが娘と同じ「かおり」です。ずっしりと重く、剥きながら淡い水蜜がたっぷりだな、と思いました。皮が一、二度切れそうになりましたが、無事一枚むき!梨の皮むき
秋天や筑波嶺目指しティーショットJGMやさと石岡GC筑波嶺
秋晴れややんちゃボールがフェアウェイにJGMやさと石岡GCゴルフボールは、人によっては素直な子であったり、暴れん坊であったり・・・私には残念ながらいまだ「やんちゃ坊主」です。これからが、いまだ未熟なアプローチ・・・でも、お天気は満点、良き一日でした。やんちゃなゴルフボール
秋天のゴルフ白雲船団とJGMやさと石岡GC背後に聳える山は筑波山です。私はこの白雲を「秋の夏雲」と称しています。頭上に低く大きな塊となって浮かぶ多数の白雲はいろいろな形に見え、いつしか親しみを感じながらゴルフを楽しんでいました。白雲と秋天ゴルフ
九月末やっと秋天ゴルフかなJGMやさと石岡GCこの日は、今年は9月末になって初めての秋らしい一日でした。1週間前の真名カントリー倶楽部でのプレイは猛残暑の中でしたので、「これが秋だよな~!」と友人と語りながら今年初の爽やかゴルフを満喫しました。秋天ゴルフ
やうやくに秋きたるらし五浦沖五浦観光ホテルより東京を出る前にインターネットで五浦の気温を調べましたら、最高が20度とのこと。念のため長袖のカーデガンを持っていきましたが大正解。五浦の地で今年初めて、「秋」を実感しました。やうやく秋
明治の大家偲ばる秋の五浦かな五浦観光ホテルより明治31年(1898年)に日本美術院を設立した岡倉天心は、明治39年(1906年)にその絵画部門を茨木県北茨木市大津町五浦(いずら)に移転します。天心の弟子で、のちに近代日本画の大家となる横山大観・菱田春草・下村観山・木村武山らも同地に転居し、研究と制作に専念し、日本画の新しい境地を開きました。天心は、「ミレーなどの風景画家が集まり、『画家たちの村』と称されるフランスの」バルビゾンに倣い、五浦の地を「東洋のバルビゾン」と呼んでいたとのことです。写真の右端にある小さなお堂のような建物は「五浦六角堂」で、天心が自宅敷地内に思索の場所として自ら設計したものです。このホテルの部屋から打ち寄せる波の音を聴きながら六角堂を眺めていますと、日本画大家たちの血気盛んな若き頃の...五浦の秋
雲の峰縁取る秋の夕日かな荒川土手より雲の峰は夏の季語ですが、このような雲を暦の上の秋に見る異常さを感じつつ、秋の日の入りが創る静謐な光景の美しさにしばし見惚れていました。雲の峰のシルエット
マンションに迫る不気味な秋の夏雲このような光景は昨年の秋以前にもあったのかも知れませんが、私には初めて見るものでした。厚く巨大な白雲がマンションに迫る様子は少し不気味でした。マンションに迫る白雲
連想がわくワク楽し秋の夏雲荒川土手にてこの猛残暑はいつまで続くのか、とふと心配も・・・秋の夏雲と連想
白雲を光(ひかり)縁取り秋の日の入る荒川土手より自然に関する知識が今よりも少ない、例えば、平安時代の人がこのような空の光景を見れば、西方浄土を思い浮かべ、頭を垂れ手を合わされていたのかもしれないと思いました。神々しくも静かなひと時でした。秋の日の入り
秋の夕日に巨大白雲神々し荒川土手より中秋の西方に見えた巨大な白雲と夕日の一瞬の組み合わせ、神秘的でした。秋の巨大白雲と夕日
名月や気温気になる式部の頃のヴェランダから今日は中秋の名月と奥さんに言われてヴェランダに出ましたら、それは見事なお月さんでした。お月さんはこの1000年間も地球を見られていたわけで、十二単の宮廷生活を描かれている紫式部さんご存命の西暦1000年前後の気温はどのようなものだったのかな、とふと思いました。今室温は30.3度です。中秋の名月
孫よりの敬老プレゼン心新たに2024年9月16日この日、孫からプレゼントをいただき、改めて「敬老の日」の意義を考えました。「国民の祝日に関する法律」を読み、子と孫に敬愛され、感謝され、そして長寿をお祝いされるにふさわしい老人にならなければ、と心新たにしました。鬼瓦は奥さんのインテリアです。敬老の日
分刻み千変万化秋の夏雲荒川土手にて秋の夏雲千変万化
飛行機追ふ動物らしき秋の夏雲荒川土手にて千変万化の夏雲を眺めているのは楽しいものです。この瞬間の雲の形は何に見えるでしょうか?この飛行機の航空会社は?秋の夏雲と飛行機
驕るなと秋の夏雲言ふやうな荒川土手にて地球環境破壊との関係で、この異常気象、とりわけ先進諸国の消費生活ぶりに警鐘を鳴らしているような・・・秋の夏雲と警鐘
美にして脅秋の夏雲延々と荒川土手にて秋に見る巨大な夏雲の延々と続く様は、美しくもあり自然の力の巨大さに圧迫されもします。この秋の猛暑、産業革命以降の人類による地球環境破壊の報いを突き付けられている思いがします。今の室内温度計は32.2度・・・秋の夏雲と地球
ド迫力猛暑の秋の夏の雲ヴェランダより秋の夏雲のど真ん中を点のような飛行機が飛んでいます。ド迫力の秋の夏雲
街おほふ九月半ばの夏の雲ヴェランダより暦の上ではとっくの秋ですが、雲は夏雲。朝夕は僅かな涼しさの中に秋の訪れを感じますが、深夜も30度前後、猛暑日は依然続いています。地球の温暖化、熱帯化から、今や国連のアントニオ・グテーレス事務総長が表現された「地球沸騰化」が現実のものとして感じられる今日この頃です。自分ができる温暖化、沸騰化対策は・・・秋の夏雲
物干しに祭衣装の風に舞ひ祭の夜が明け、晴天の清々しい朝です祭の翌朝
日傘一人ゆく参道や九月入り深川不動尊平日のお昼ということもあり、カンカン照りの参道前は人もまばらで、両側のお店の日影もありません。前を行くご婦人の九月の日傘が印象的でした。九月の日傘
九月でも低き白雲熱帯化江東木場公園建物に覆いかぶさるような巨大な白雲。私の季節感では、秋雲は空高く薄く展開、夏雲は地上に近く巨大で威圧的。さて、九月のこの雲は・・・。前日は空高く薄き白雲が広がっていました、プールへの途上でカメラがなく残念な思い。地球天候の異常化を感じます・・・九月の低き白雲
水掛けに雨盛り上がる神輿かな東砂天祖神社例大祭水を掛けられ、雨にも濡れ続けていますと、さすが寒気も感じますが、神輿を担ぐと体は温まります。日常生活では味わえない一種の爽快感があります。この歳でこのようなことを体験できる健康に感謝です。雨の水かけ祭
消防団天へ放水神輿へと東砂天祖神社例大祭消防団も日ごろの訓練の成果の発揮どころでもあります。水かけ祭と消防団
水をかけ掛けられ高揚大神輿東砂天祖神社例大祭昨日は、朝8時から夕の5時半まで水掛祭に行ってきました。迷走台風の直撃もなく、曇り、晴れ、大雨、雷雨、稲妻、雷鳴とお天気模様のオンパレードでしたが、所詮水を掛けられますので、大雨の中でも気にせず担ぎ、歩いていました。雨の中、水を掛けられますと担ぎ手は一層高揚します。人間の奥深くに押し込まれている現代人の野生本能が頭をもたげるのかもしれません。昨日の歩数は21586。一夜明けても、身体は大丈夫そうですが、明日か、明後日に故障が出てくるかもしれません。水かけ祭
「ブログリーダー」を活用して、秀山さんをフォローしませんか?
花冷えもよしや花見が長くなり仙台堀川公園今年の花冷えは、「冬戻り」というような寒さの日々が続いています。来週は高校母校の入学式。お天気予報では晴れて気温も今現在の9℃から20℃の春の陽気になるとのこと。正門の桜の一木が後輩たちの入学式に彩りを添えてくれるかも・・・花冷え
親に謝す「花の下にて」生まれしを花冷えや喜寿ありがたくかみしめて仙台堀川公園小生の好きな西行さんの和歌に掛けました;願わくは花の下にて春死なむその如月の望月のころ小生の誕生日には毎年桜が咲いてくれていますが、こんな「花冷え」の日は記憶がありません。「花の下にて」
密やかに咲く源平桃の可憐かな隅田公園直立する一枝に小さな2輪、更に少し裂け始めた蕾一つ。曇り日だったこともあり、静寂さの中に可憐な美を感じました。源平桃
寝ころびて蒼天花見も乙なもの仙台堀川公園神輿の会のお花見では話も弾み、お酒も進み、眠気も忍び寄り、結果、寝ころびて蒼天花見。今朝の寒さからの気温の上昇と共に、一気に花開いた感じです。蒼天花見
お花見も本場カレーで盛り上がり仙台堀川公園一昨日の墨田川でのお花見に続き、今日は地元仙台堀川公園で、お神輿の会・陶法睦のお花見でした。お天気は一昨日同様、場所取りの8時頃は8度前後の寒さでしたが、会が始まるお昼ごろにはお日さまも出る蒼天のお花見日和となりました。我らの神輿の会にはインド人の方がおられ、朝早くから本場インドカレーを手作り。手作りの辛めの本場カレーを堪能しつつのお花見、なかなか乙なものでした。お花見
ヒヨドリと共に楽しむ花見かな隅田公園友人が、鳥がいると言われて指さしてくれるのですがなかなかわが目に見えず。分かったときは嬉しい気持ちになりました。ヒヨドリとお花見
雨露に色艶はえる若桜仙台堀川公園雨が止んですぐの仙台堀川公園では若桜に出会いました。若いが故の色艶が雨露に一段と映えています。可憐な美なるかな、でありました。雨露の若桜
源平桃美なるもその名悲哀かな隅田公園源平桃の名の由来は、源氏の白旗、平氏の赤旗に見立てたとか・・・。美しいお花ですが、壇ノ浦の戦いとかを連想しますともののあわれを覚えます。源平桃
お花見も下にかはゆき小花かな墨田川堤マーガレット、チューリップ・レディジェーン、カラスノエンドウ。これらの花よりも一段と小さなお花は画像検索してみましたが、アメリカフウロでしょうか?もう一つ同じ写真の隅に写っている青いろのお花は画像検索するも名前が分かりません。お花見と小花
数え年皆喜寿元気観桜会隅田公園・墨田川堤3月28日は浅草集合10時半頃には雨も上がり、5時間の日程、高校同期の方々とお花見散策・昼食会を楽しみました。喜寿観桜会
雪の無人駅列車来にけり定刻に会津鉄道会津線塔のへつり駅雪の無人駅で、列車を待つは我一人。帰路はこれからバスへの乗り換えも含め2時間余り。日暮れ前には宿に帰りたいと思っていましたので、遠くに列車の灯が見えた時、正直ほっとしました。雪の一人旅
猫作品を踏んじゃったあ選定中孫の書の作品のうちから一点を選ぼうとしていましたら、いつの間にか猫さんが忍び入り、作品の上を歩き始めました。選定者は皆一瞬どきりとしましたが、猫もさるもの、本当に軽々と踏み歩いてくれたお蔭で、作品は皆無事でした。座ったのが彼女が選定した作品と思われますが、人間さまの選定したものとは異なりました。ところで「猫ふんじゃった~」の歌では、猫が踏まれたことになっていますが、ここでは猫が作品を「踏んじゃったあ」でありました。猫と作品選定
父母席に謝辞一斉に卒業士都立足立高校卒業式母校の卒業式にはここ10数年、毎年参列していますが、今年も在校の2年生は送辞の中で3年生に「より良い学校にしていきます」と誓い、卒業の3年生は答辞の中で「これからの足立高校をよろしくお願いします」と後輩に託していました。私は半世紀以上も前に卒業した同窓生ですが、卒業式という大きな人生の節目に、送り、送られる後輩たちが母校の発展を常に心に留め、それが今日まで脈々と先輩から後輩に受け継がれていることに今年も改めて嬉しい気持ちになりました。今年の式で、終了間際に感動したことが二つありました。一つは男女ほぼ半々の273名の卒業生による式歌「旅たちの日に」の三部合唱でした。ハーモニーが実に美しく、感動しました。歌の途中から目頭を押さえる卒業生もいました。後輩たちは卒業後、ク...卒業式
親父超ゆ長兄卆寿の弥生かな東京マラソン卆寿祝のつまとなり深川不動尊前江戸深川鮓にしち私は5人きょうだいの末弟で平均年齢は84歳。お蔭様で皆、とりわけ今年卒寿の長兄が元気です。親父は明治39年生まれで数え年の米寿でこの世を去りました。今頃は、おふくろと一緒に「皆元気だな」と笑いながら見てくれているような気がします。卆寿祝の昼餉のこの日、たまたま東京マラソンの日で、しかも門前仲町の永代通りがコースでした。観光の人もマラソンを走っいている人も外国の方が多いのには驚きました。三月は旧暦の「弥生」。「弥(いや)」は「いよいよ」、「生(おい)」は「生い茂る」の意とのことです。まさに草木芽吹く月・・・。長兄の卆寿を祝うにはふさわしい月です。万物に感謝です。祝卆寿と東京マラソン
雪見散策昼に熱燗客一人妙雲寺隣の日本料理・松本妙雲寺でも我一人でしたが、感じの良い小料理屋の松本でも私だけ。メニューには昼定食しか載っていませんでしたが、「熱燗で一杯やりたいので、おつまみできますかね?」と遠慮がちに訊きましたら、「今はお客さんがお一人ですので、夜のメニューでもいいですよ」とのことで、お刺身を造ってくれました。雪の寒さに熱燗、なかなか粋な気分でした。雪見の熱燗
木漏れ日に雪の山道古石仏那須塩原妙雲寺境内ここでも我一人で、細い雪の山道を登っていきますと、広い墓地があります。その道沿いにいくつかの古石仏が佇み、祈りの心がそこにあるように感じました。雪の山道古石仏
お地蔵さんうたた寝雪の陽だまりで那須塩原妙雲寺門前いい表情で、こちらの気までほっこりします。雪の陽だまり
迷う怖さ知りし雪原鳥のゆく会津田島より上三依塩原温泉口への車窓より昔、大雪の取手駅に終電で到着しました時、長いタクシー待ちの列を見て、田んぼ道を歩いて帰ることにしました。途中から足下の道は見えるものの回りは真っ白で家への方角が分からず、少し恐怖を覚えました。遠くに水戸街道・6号線の車のライトがチラッと見えた時はほっとしました。車窓から見える雪原の下は田んぼだろうなと思いつつ、当時の怖さが蘇りました。そんな時、広い雪原を鳥が横切っていきました。怖い雪原
雪原に鳥居ぽつねん清々し塔のへつりから会津田島への車窓より雪原の鳥居
丸太りの鮎に熱燗雪見茶屋「塔のへつり」眼前のお店このお店でも私一人。お昼時で体も冷え切っていましたので暖かいお蕎麦を頼みましたら、ないとのこと。「あるものは」と訊きましたら「鮎の塩焼きなら」と言われ、「それなら熱燗も」・・・。出てきた鮎は写真のごとくで、実に美味でした。鮎に熱燗
山水の賜物山葵瑞々し浄蓮の滝にて修善寺駅前の「紅ほうずき」で戴いた「わさび三点盛り(わさび茎甘酢漬、わさび漬け、わさび海苔)」が美味で、しかも山葵(わさび)の葉を初めて食べたこともあり、その翌日、予定になかった山葵田を観に、道の駅「天城越え」と浄蓮の滝に行きました。滝も見事でしたが、山葵はその滝から流れる清らかな水を満々と湛える田んぼで育てられています。この澄んだ水に溶け込んでいる山の栄養分をたっぷりと与えられている山葵の葉は美味なはず、と納得しました。山葵
新緑を眺めつ初の牡丹チャーハン道の駅天城越えこの新緑の眺めに圧倒されました。猪肉は食べたことがありませんので、即「ゴロゴロ猪肉と茎山葵のチャーハン」を注文。猪肉は別名「牡丹肉」とも。新緑と牡丹、最高の組み合わせ。硬いお肉を想像していましたが柔らくて美味でした。新緑と牡丹肉
新緑の湧き溢れ入る車窓かな西伊豆から天城山へのバス車中より新緑からは本当に元気をいただきます。伊豆の新緑
新緑の湯に風にのる海の香も妻の疲れもかろくになりぬ土肥温泉わが奥さんは自分の教室の「遊びま書展」準備で疲れ気味でしたが、こちらの新緑と温泉、そして大海原のお蔭か、東京にいるよりは眠れ、少しは疲れも取れ始めているようです。新緑の湯
わさび三点盛りをおともににごり酒初に食む山葵の葉美味酒に合ふ修善寺駅前紅ほうずき伊豆は山葵(わさび)が美味と聞いていましたので、即、「わさび三点盛り」を注文。お酒は壁の張り紙に「年に一度の入荷」と書かれている万大醸造の「にごり酒」。このにごり酒とおともの山葵味が絶妙に合いました。山葵の葉が美しく柔らかそうでしたので、「食べられますか」とお店の人に訊きましたら、「食べられないことはないけど湯を通した方が・・・」とのこと。毒ではなさそうなので初めて食べましたら、少し苦みのある乙な味。修善寺ならでは経験でした。わさびの葉
ひと房の藤蒼天に昼の半月南砂町駅前公園気品ある淡き藤色のひと房、その奥深き蒼天に半月薄き白雲と高きを流れる鳥影都会にもある春のひとコマ・・・都会の春
桜の季〆は重厚八重櫻仙台堀川公園ソメイヨシノ、オオシマザクラで始まった桜の季も重厚な八重桜で〆られようとしています。地に落ちたこの花を白磁の器の水に浮かべるとまた美しく、花の季の終わりのもの寂しさも感じます・・・八重櫻
さて次は北上何処花筏仙台堀川公園花筏に乗って列島北上、次の桜の見どころに行って観たい気分・・・花筏で北上
満開の桜に楓芽吹き初(そ)む高崎仁叟寺満開の美しい枝垂れ桜の後ろに控えし楓は、枝一杯に赤味帯びた黄色に芽吹いています。高崎の春、木々の主役が重なりつつ代わって行くような・・・桜芽吹く楓
相応の妙やアイリス鍾馗さんアイリス一輪鍾馗さん
育てられしアイリス見惚(と)る鍾馗かな奥さんのお誕生日お祝いにと、生徒さんが手ずから育てられたジャーマンアイリスを持ってきてくれました。水墨画の鍾馗さんは奥さんの作品で、指で描かれています。こわもて顔の鍾馗さんが見惚(と)れる美しく上品なアイリス。アイリスと鍾馗さん
雨に映ゆ楠の新緑地の枯葉南砂町駅前常緑樹の楠が桜咲く春のこの時に枯れ葉を落としています。この時期にしか見られない新緑と枯れ葉の組み合わせが春雨に映えていました。新緑と枯葉
盛大に咲き観られ散る国の花仙台堀川公園桜散る宵
盛大に咲き観られ散る国の花仙台堀川公園高校母校の入学式に向かう雨降る朝1つの種の花木(かぼく)を道に沿い、あるいは公園や山の一か所に集中的に植え、育て、その下で国中が花見の宴を張るというのは日本独特の文化のような・・・。この花の一斉に咲き散る様が、日本人の心性に相通じる面があるような・・・。桜散る朝
五年振り人湧き出づる花見かな仙台堀川公園開花が大幅に遅れていた東京は、昨日だけが晴れたお花見日和。近所の公園は、コロナ禍明けから五年振りのお花見で賑わいました。消防団のOBである私も、少し昭和調、レトロ(?)な団のお花見に声をかけていただき、青空の下、若い方とお酒をたくさんいただき、楽しい時を過ごしました。五年振りのお花見
のどけしや木の節人の顔に見え鎌倉葛原岡神社どなたかが手を少し加えたのでしょうか?人か動物の顔に見えました。雨も上がった春の青空の下で出逢った一場面。楽しい思い出となりました。のどけしや
春日影となりて戯る七十路ら鎌倉葛原岡神社桜の花びらもひらひらと舞い落ちていました。春日影
影宿す真白桜や山の道建長寺から葛原岡神社へ日の影を宿す真白の花びらと緑の葉との組み合わせに魅了されます。桜餅の葉のオオシマザクラ・・・影宿すオオシマザクラ
山道に雨滴ののこる菫ひそやか建長寺から葛原岡神社への山道午後から晴れた山道で、ふと足元の菫(すみれ)に気付きました。小柄で、気品ある色合いと優雅な容姿に優しく光る雨滴。ひそやかな小世界です。山道の菫
遅れた分桜一斉弾けけり仙台堀川公園今年の東京の開花は当初の予報より大幅に遅れました。ちなみに、昨年の開花日は3月14日、今年は3月29日です。昨日の昼間はあちらこちらで咲き始めてはいましたが、今日のお昼過ぎにギターレッスンを受けに自転車で仙台堀川公園を走りましたら、桜並木は一斉に開花し、いたるところに花の天井ができているのには驚きました。おそらく、桜の木々の中では寒さで開花が遅くなった分、花のエネルギーが貯まりにたまって、昨夜から今日にかけて爆発したのではないでしょうか!桜一斉に弾ける