chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
読樹庵 https://yuukimasiro.hatenablog.com/

ブログ開設二年目の、主にラノベの感想を日々綴るブログです。興味がありましたら、是非どうぞ。

真白優樹
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2021/01/02

arrow_drop_down
  • 読書感想:義理の妹と結婚します2

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:義理の妹と結婚します - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻で義妹系ヒロインに対する「怒り」を元に創り出された主人公、タクローは義理の妹であるヒロイン、トーコをぐいぐいと狙っていく、という宣言をしたわけであるが。この作品、作者様の前作品のように、神々の生まれ変わりであるわけでもなさそうだし、世界の崩壊が絡む気配も現状ない。つまりこの作品は、何処までいっても、義妹ギャルなヒロインと、気の置けない仲間達との日常のお話なのである。

  • 読書雑記:発売日前新刊紹介なお話。角川スニーカー文庫、HJ文庫、講談社ラノベ文庫編。

    こんばんは。つい先日健康診断があって、結果が怖い真白優樹です。さて本日は明日から発売予定の三レーベル分の新刊の中から、このブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 読書雑記:六月初旬から中旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。 - 読樹庵 (hatenablog.com) 一部作品は上記の記事で少しだけ深堀しておりますので、宜しければご覧ください。 角川スニーカー文庫編 ・極めて傲慢たる悪役貴族の所業 ・著:黒雪ゆきは先生 絵:魚デニム先生 最初の作品はこちら。こちらは上記の記事でも少しだけ深堀しております作品です。果たして最強の力を持った貴族の生き残りのための策はどうなるのか。楽…

  • 読書感想:恋は暗黒。3

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:恋は暗黒。2 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、この作品は想星とくちなという、二人の暗殺者の暗黒に過ぎるラブコメであるというのはこの作品を読まれている読者様であればご存じであろう。死なないだけの想星、殺してしまうくちな。そんな二人のラブコメは中々にもどかしく、じれったい。その理由の一員として、やはり二人は何者かの「駒」でしかない、というのもあるだろう。そんな二人のラブコメは意外と、薄氷の上、であるというのが分かるのが今巻なのである。

  • 読書感想:ゾンビ世界で俺は最強だけど、この子には勝てない2

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:ゾンビ世界で俺は最強だけど、この子には勝てない - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、バイオハザードな世界でラブコメ、という中々類を見ないラブコメも二巻を迎えた訳であるが、前巻で言うまでもないが今までの社会規範は崩壊し、生き残る為には何でもしなければいけなくなった、というのは画面の前の読者の皆様もご存じであろう。そして、今巻ではこのバイオハザードの裏に隠された何者かの思惑にも焦点を当て、推測ながらも巨悪が見えてくるのである。

  • 読書感想:俺にトラウマを与えた女子達がチラチラ見てくるけど、残念ですが手遅れです 3

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:俺にトラウマを与えた女子達がチラチラ見てくるけど、残念ですが手遅れです2 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻でようやく雪兎を取り巻く状況はフラット、ゼロの地平に持ち込まれた事で、ラブコメと言う意味でも本当に始まる事となった訳であるが。前巻までを読まれた読者様であれば、未だ一人リスタートしていない人物がいるのもご存じであろう。そう、姉である悠璃である。彼に対する負い目と愛を同時に抱え、矛盾する感情を抱え込み。彼女は未だ、歩き出せていないのである。

  • 読書感想:オタク知識ゼロの俺が、なぜか男嫌いなギャルとオタ活を楽しむことになったんだが

    さて、ありのままの自分でいると言うのは大切であり、ありのままの自分を見せると言うのもまた大切である。まぁ何が言いたいという訳であるが、自分へ対する設定は盛り過ぎてはいけない、という事である。例えばネット上やSNS上であれば自分に対するステータスはいくらでも盛れる事であろう。だが、それをやるという事は嘘をつくという事である。それでいつか首を絞められないようにするため、ありのままの自分でいると言うのは大切な事である。

  • 読書感想:魔王と勇者の戦いの裏で 3 ~ゲーム世界に転生したけど友人の勇者が魔王討伐に旅立ったあとの国内お留守番(内政と防衛戦)が俺のお仕事です~

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:魔王と勇者の戦いの裏で2 ~ゲーム世界に転生したけど友人の勇者が魔王討伐に旅立ったあとの国内お留守番(内政と防衛戦)が俺のお仕事です~ - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、この作品の主人公はヴェルナーであるが、ゲーム的にはマゼルが主人公である。故にW主人公のような体勢になっている訳であるが、画面の前の読者の皆様、こうは思われた事はないだろうか。ヴェルナーにとってのヒロイン、いなくね? と。マゼルにはラウラがいる、しかしヴェルナーにはいない。それも仕方のない事かもしれない。ゲーム中で彼は死んでしまうから。

  • 読書雑記:六月初旬から中旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。

    こんばんは。そろそろ六月、梅雨の季節。ラノベが濡れるのだけは避けたいですね、真白優樹です。さて本日は六月の初旬から中旬にかけて発売される新刊の中から、個人的に要注目の作品についてお話したいと思います。 読書雑記:五月中旬から下旬にかけて個人的要注目な新刊のお話。 - 読樹庵 (hatenablog.com) 前回記事は上記となります。 角川スニーカー文庫編 ・極めて傲慢たる悪役貴族の所業 ・著:黒雪ゆきは先生 絵:魚デニム先生 それではまず最初の作品はこちら。こちらはカクヨムで人気の作品の書籍化作品となります。ラノベのパターンでいうと、破滅する悪役と言うのはそこまで才能を最初から持っていない印…

  • 読書感想:灰の世界は神の眼で彩づく 1 ~俺だけ見えるステータスで、最弱から最強へ駆け上がる~

    さて、この世界には色と言う物が存在している訳であるが、もしこの世界から特定の色がなかったら、それこそモノクロであったのなら。この世界はどう見えていたであろうか。色があるからこそ世界は美しい。しかし全頁カラーの漫画はやり過ぎている、そう思われる読者様もおられるかもしれない。

  • 読書感想:攻撃力ゼロから始める剣聖譚 1 ~幼馴染の皇女に捨てられ魔法学園に入学したら、魔王と契約することになった~

    さて、突然ではあるが画面の前の読者の皆様は、メリクリウスとヴァイエイトというガンダムシリーズの機体をご存じであろうか。知らぬと言う読者様の為に簡単に解説すると、前者は防御力に重点を置き後者は攻撃力のみを追求した機体なわけであるが、前者の機体も火力は低いが多少は攻撃用の武装を持っていた訳であり。つまり何が言いたいかであるが、例え防御に重きを置いていたとしても、多少は攻撃力が無ければ戦闘においては役に立たぬかもしれぬ、という事である。

  • 読書感想:現役JKアイドルさんは暇人の俺に興味があるらしい。 1

    さて、アイドルと言えば現在世間は某超大手アイドル事務所が隠していた闇に関する話題で局所的に揺れている訳であるが、そもアイドルと言うのはラブコメにおいてヒロインになるとどんな存在として描かれるであろうか。例えば高嶺の花、身分違い。そんな印象を持っておられる読者様もおられるだろう。しかしそんなアイドルだって一人の人間。ファンが神秘性を以て神聖視する事はあろうとも、そこにいるのは普通の「一人」なのである。

  • 読書感想:魔女と猟犬4

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:魔女と猟犬3 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻よりおよそ一年の間を開け刊行される今作品、前巻までのストーリーは上記の記事を参考していただくとして。前巻までは三つ巴のお話を描いた今作品、今巻では何を描いていくのか、という訳であるが。今巻はがらりと色を変え、ミステリー風味に。四年前、エイドルホルンという村で捕縛され火刑に処され。そして今、復活したと噂される「お菓子の魔女」(表紙)を巡るお話なのである。

  • 読書感想:たかが従姉妹との恋。2

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:たかが従姉妹との恋。 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、この作品は「青い」ラブコメなのであり、前巻では幹隆を中心に舞台説明に終始した、と言えるかもしれない。では今巻は一体どんな動きをしていくのか。それははっきり言ってしまえば、本格的なスタートである。一つの行動がまるで蝶の羽ばたきのように、連鎖的に何かを呼び。幹隆を中心としたラブコメが、一気にギアをあげ始まっていくのが今巻なのだ。

  • 読書雑記:発売日前新刊紹介なお話。MF文庫J、ダッシュエックス文庫、オーバーラップ文庫編。

    こんばんは。五月もそろそろ終わる中、暑い日が増えてきていると言う事実が嫌になる真白優樹です。暑くなるのは二か月ほど早い気がしますが。さて本日は今週木曜日ごろに発売される新刊の中から、このブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 読書雑記:五月中旬から下旬にかけて個人的要注目な新刊のお話。 - 読樹庵 (hatenablog.com) 一部作品は上記の記事で少しだけ深堀しておりますので、宜しければご覧ください。 GA文庫編 ・モスクワ2160 ・著:蝸牛くも先生 絵:神奈月昇先生 それではまず最初の作品はこちら。こちらはGA文庫からの作品です。果たして近未来の夢がない町で、掃除屋の青…

  • 読書感想:貴族令嬢。俺にだけなつく2

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:貴族令嬢。俺にだけなつく - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻で転生を果たした事で日本人らしい謙虚な考え方を手にしたことで、実に日本人らしい考え方を手にしたベレトであるが。まずは一番近くにいるお付きのメイドであるシアを魅了し、更には才女であるルーナを魅了し、と来ている訳であるが。一人周回遅れ、かと思われるであろうかエレナの事は。そんな事もない、と分かるのが今巻である。

  • 読書感想:妹が女騎士学園に入学したらなぜか救国の英雄になりました。ぼくが。3

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:妹が女騎士学園に入学したらなぜか救国の英雄になりました。ぼくが。2 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻であっという間に自分の領地を併呑し、更に反乱も一人で制圧してしまった我らが「兄さん」であるが。前巻で一行に加わった謎の少女、うにゅ子とは何者なのか。その正体を知る為に外国に行くのが今巻であり、国内を飛び越えて国外へ兄さんの偉業が浸透していくのが今巻なのである。

  • 読書感想:魔女と傭兵

    さて、突然ではあるが異世界に転生、ならばともかく異世界に転移しても言葉が通じるというのは一種のチートであろう。その辺りを突き詰めてしまえば、まず言語理解と言う所から始めねばならないのだ。そう考えてみると、異世界で重要なのはまずは言語と言えるのかもしれない。

  • 読書感想:放課後はケンカ最強のギャルに連れこまれる生活 彼女たちに好かれて、僕も最強に!?

    さて、つい昨日のあたりに富士見ファンタジア文庫のかの伝説的作品、「フルメタル・パニック」が原作の二十年後程後の時間軸を舞台に「家族」という題材で書かれた新刊を刊行する、というニュースが出て私は狂喜乱舞したわけであるが。それはともかく、かの作品の舞台となった高校にも、不良的な生徒は存在していた訳である。しかし不良そのものが題材となった話は短編集くらいにしかなかった訳である。それは何故か。やはりヤンキーと言うネタは、ラノベでは中々見かけぬ題材であるからなのかもしれない。

  • 読書感想:霧桜に眠る教室で、もう一度だけ彼女に会いたい

    さて、某MF文庫Jにはたんもしこと、「探偵はもう、死んでいる」という作品が存在している訳であるが、物語が始まる前にヒロインが死んでいるという作品で一番有名なのは、かの作品ではないだろうか。ヒロインが既に死んでいる、という状況は何を齎しどんな問題を持っているのだろうか。恐らくもたらされるのは切なさであり、問題と言うのはそれだけヒロインの強さがなければいけない、という事なのかもしれない。SF的な要素が絡んでくるのなら、ヒロインが蘇生すると言う展開もあるかもしれない。しかし、基本的に死んだ人間は蘇らない。それこそ魔法でもない限り。

  • 読書感想:どんなことでも褒めてくれて、過保護で溺愛してくる大魔法使い様

    さて、この世の中には「コウペンちゃん」という何でも褒めてくれて偉いと言ってくれるペンギンの赤ちゃんのキャラがいる訳だが、やはり人は褒められると嬉しいものである。スパルタで叱られて伸ばされるよりは、のびのびと褒められて伸びていきたいと言う読者様も、画面の前におられる事だろう。という訳でこの作品は、大魔法使い様であるレイミア(表紙)が師匠となり、どんなことでも褒めてくれて溺愛してくるお話なのである。

  • 読書感想:最強にウザい彼女の、明日から使えるマウント教室3

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:最強にウザい彼女の、明日から使えるマウント教室2 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、千里を時にウザがりつつ、環奈に惚れられ。少しずつ周りに友人の輪が出来てきたこの作品の主人公、零であるが。前巻の最後、天使のようなクラスメイトである翼に見えた謎の、人にはあり得ないもの。それが一体何なのかが明かされる巻であり、いきなりミステリの方向に舵を切るどころかぶっ飛ばしていくお話なのである。

  • 読書感想:公務員、中田忍の悪徳6

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:公務員、中田忍の悪徳5 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻でアリエルの我が儘に押し負け、自分の信条を曲げて彼女が望んだ悪徳を続けることを選んだ我らが主人公にして公務員、中田忍であるが。先にあとがきの内容に触れてしまうと、この作品はあと二冊、八巻で完結するらしい。ではここからは何に迫っていくのか、最終章が始まる今巻から。それは「ナシエル」と便宜上名付けられた存在の正体。敵か味方かも分からぬ存在の正体へと迫っていく事となるのだ。

  • 読書雑記:発売日前、新刊紹介なお話。富士見ファンタジア文庫編。

    こんばんは。気温のジェットコースターに体力を削られそうな真白優樹です。さて本日は明日発売予定の富士見ファンタジア文庫の新刊の中からこのブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 読書雑記:五月中旬から下旬にかけて個人的要注目な新刊のお話。 - 読樹庵 (hatenablog.com) 一部作品は上記の記事で少しだけ深堀しておりますので、宜しければご覧ください。 ・どんなことでも褒めてくれて、過保護で溺愛してくれる大魔法使い様 ・著:初美陽一先生 絵:狐印先生 それではまず最初の作品はこちら。こちらは上記の記事で少しだけ深堀しております作品です。さて、初めての師匠と初めての弟子という二…

  • 読書感想:ひきこまり吸血姫の悶々11

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:ひきこまり吸血姫の悶々10 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻までこの作品はシリアスなバトル続きであり、ひきこもりたい我らが主人公、コマリも散々常世を冒険する訳となり、悲しい別れを経験したり、それと同じくらいに新たな出会いを得た訳であるが。前巻の最後、二つの世界が無事に繋がった事で、久しぶりにムルナイト帝国へと帰還する事が出来た訳で。第三部開始前、久しぶりに息抜きしましょうという訳でほぼオールスターキャストなコメディ展開目白押しなのが今巻なのである。

  • 読書雑記:発売日前新刊紹介なお話。ガガガ文庫編。

    こんばんは。いきなりの猛暑日に体力がごっそり削られた真白優樹です。さて本日は明日発売予定のガガガ文庫の新作の中から、このブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 ・公務員、中田忍の悪徳6 ・著:立川浦々先生 絵:棟蛙先生 それではまず最初の作品はこちら。アリエルが更に現代に馴染む中、耳神様の新たな痕跡を追う今巻。果たして幸福の先には何があるのか。楽しみですね。 ・最強にウザい彼女の、明日から使えるマウント教室3 ・著:吉野憂先生 絵:さばみぞれ先生 二作品目はこちら。Aクラスの男子生徒を狙った事件が起きる中、その犯人を追う事になる今巻。いきなり脇道にそれての展開はどうなるのか。楽し…

  • 読書感想:痴漢されそうになっているS級美少女を助けたら隣の席の幼馴染だった8

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:痴漢されそうになっているS級美少女を助けたら隣の席の幼馴染だった7 - 読樹庵 (hatenablog.com) さてこの作品は今巻で最終巻である。という訳でここからは前巻までの内容のネタバレも気にせず書いていくのでご容赦願いたい。前巻、姫奈を選び彼女に思いを告げる事を選んだ我らが主人公、諒である。では最後はエピローグまで甘々か、と思われた読者様はどれだけおられるだろうか。先に言ってしまうがそんなことはない。この作品は最後までもどかしく、時にほろ苦い展開もあるのである。

  • 読書感想:新婚貴族、純愛で最強です2

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:新婚貴族、純愛で最強です - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻を読まれた読者様であればこの作品における強さの指標、ホーリーギフトに関する事は知っておられるだろうが、こうは思われた事はないだろうか。根底に愛がある力であるのなら、もしその愛が反転でもしたらどうなるのだろうか、と。今巻も中々締まらない切っ掛けから、世界の命運を賭けたドタバタを描いていく訳であるが。実はホーリーギフトとは意外と危険なものだったというのが分かるのが今巻なのである。

  • 読書雑記:五月中旬から下旬にかけて個人的要注目な新刊のお話。

    こんばんは。五月も早くも半分が終わる今日この頃、今だから告白しますが実は最近、オリジナル作品を創作するための練習としてとある所で習作を投稿している真白優樹です。何処で投稿しているかは内緒ですので、気になられましたら探してみてください。因みになろうでもカクヨムでもありません。さて本日は今月中旬から下旬にかけて発売される新刊の中から、個人的に注目している作品についてお話したいと思います。 読書雑記:五月初旬から中旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。 - 読樹庵 (hatenablog.com) 前回記事は上記となります。 富士見ファンタジア文庫編 ・どんなことでも褒めてくれて、過保護で溺愛してく…

  • 読書感想:ハズレ属性【音属性】で追放されたけど、実は唯一無詠唱で発動できる最強魔法でした

    さて、突然ではあるが画面の前の読者の皆様。ファンタジー世界における魔法と言うのは、例えば炎や雷と言った視覚情報に表すとド派手なものが多いと思われるが、そんな魔法において「詠唱」というものが存在するのもご存じであろう。往々にして存在するそれは、所謂「音」である。声もまた音である。ではもしそんな大切な「音」を支配する魔法があるとしたら。それは最強の属性と言ってもいいのではないだろうか。

  • 読書感想:妹はカノジョにできないのに 4

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:妹はカノジョにできないのに3 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻まで読まれている読者様が今巻の感想を開かれているものと仮定して今巻の感想を書いていく訳であるが、前巻まで読まれた読者様は晶穂の母親である秋葉の急逝、という非常事態はご存じであろう。魔女と呼びながらも確かに愛していた、唯一の拠り所を失ってしまった晶穂に遺されたのは、もはや春太のみ。二人の「妹」はどちらも転機を迎え、誰かのサポートをしなければいけない時期。その全てを担わなければいけないのが、春太という「兄」に課せられた役目なのである。

  • 読書感想:陽キャになった俺の青春至上主義2

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:陽キャになった俺の青春至上主義 - 読樹庵 (hatenablog.com) 青春の前には陰も陽も関係ない。そう言わんばかりに前巻で己の主張を突き付けた、橋汰であるが。陰陽混じる彼の友だちグループにおいて、陰は陽に憧れ変わろうとしている。しかし、陽にも陰は必要であると画面の前の読者の皆様は思われないだろうか。そして憧れるだけでは見えてこないものがある。陽側の代表とも言える、橋汰の想い人である夏絵良に焦点を当てていくのが今巻なのである。

  • 読書感想:楽園ノイズ6

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:楽園ノイズ5 - 読樹庵 (hatenablog.com) 己すら火にくべて、何処までも自分勝手に身勝手に。前巻で立ち上がる事で垣間見えた真琴という人間の怪物性。その圧倒的なまでの音楽性は、いつか彼を孤独にしてしまうのだろうか。もしこのまま進めば、自ら孤独に突き進むようなものとなるのか。それはまだ分からぬけれど、新しい季節が始まるのが今巻なのである。

  • 読書感想:終末世界のプレアデス 星屑少女と星斬少年

    さて、ボーイミーツガール、というのはいつの時代も何かの物語が始まる切っ掛けとなるものである。その出会いもそれこそ星の数ほどパターンがある。古来よりのパターンであると曲がり角でぶつかったりもするし、空から女の子が降ってきたりもする。そんな前置きから分かっていただけたかと思うがこの作品もまた、ボーイミーツガールである。世界の危機の中でラブコメしていくお話なのである。

  • 読書感想:魔導人形に二度目の眠りを

    さて、例えば核の力は使われた後で抑止力として、新たな動力源として存在している訳であるが。戦争の続く時代に生み出された技術、というのは世の中が平和になったのならば不要となる事もある。そんな時、人はどうするのか。取り得る方策の一つとして、封印というのがあげられるのであろう。もう二度と使われる事が無いように、平和な時代への祈りを込めて、と言うかのように。

  • 読書雑記:発売日前新刊紹介なお話。GA文庫編。

    こんばんは。色々ありまして明日はお通夜に参加しなければならない真白優樹です。という訳で明日購入できるかは怪しいですが、明日発売予定のGA文庫の新刊の中からこのブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 ・ハズレ属性【音属性】で追放されたけど、実は唯一無詠唱で発動できる最強魔法でした ・著:路紬先生 絵:つなかわ先生 それではまず最初の作品はこちら。こちらはカクヨムで人気の作品の書籍化作品となります。果たして音属性、という唯一無詠唱で発動できる魔法とはどんな強さを持っているのか。期待したいですね。 ・新婚貴族、純愛で最強です2 ・著:あずみ朔也先生 絵:へいろー先生 二作品目はこちら。…

  • 読書感想:命短し恋せよ男女

    さて、難病系ヒロインと聞いて画面の前の読者の皆様は誰を連想されるだろうか。某実写化もされた有名な電撃文庫のラノベのヒロインを連想された読者様もおられるかもしれない。若しくは先日MF文庫Jより刊行された某有名絵師様がイラストを手掛けるラノベのヒロインを連想されたラノベのヒロインを連想されるであろうか。という話題はともかく。難病系ヒロインの魅力というのは何処にあるのだろうか。儚さだろうか、それとも明日にはこの日常が終わるかもしれないと言うハラハラ感だろうか。

  • 読書感想:悪役令嬢の矜持(1)~私の破滅を対価に、最愛の人に祝福を。~

    さて、矜持、というものは誰にだってあるだろう。矜持だけではご飯は食べられないし、お金にだってならないかもしれない。しかし、それは生きる上では大切なものなのである。誰しもの心の中に、あって然るべきの心柱、と言えるのかもしれない。ではこの作品の主人公である「悪役令嬢」、ウェルミィ(表紙)の「矜持」とはどんなものなのか。彼女は只、望んだのだ。祝福を、幸いを。それは己の全てを捧げるのを当然とするように。その一念だけで、全ての行動を為していたのである。

  • 読書感想:ブラックな騎士団の奴隷がホワイトな冒険者ギルドに引き抜かれてSランクになりました 8

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:ブラックな騎士団の奴隷がホワイトな冒険者ギルドに引き抜かれてSランクになりました7 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻でアステアの徒を壊滅させたジードであるが。過去からの来訪者が告げた、女神アステアの実在。今まで幾つもの自体の裏で糸を引いてきた黒幕である以上、女神アステアをぶっ飛ばさなければ終わらない。ならばもう進むしかないのである。女神の本格的な介入により混沌とし始めた世界の中を。

  • 読書感想:絶対魔剣の双戦舞曲3 ~暗殺貴族が奴隷令嬢を育成したら、魔術殺しの究極魔剣士に育ってしまったんだが~

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:絶対魔剣の双戦舞曲2 ~暗殺貴族が奴隷令嬢を育成したら、魔術殺しの究極魔剣士に育ってしまったんだが~ - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻までを読まれた読者様であればこの作品における敵役である国、スカラザルンが起こした一連の騒動の裏に蠢いている者、「大賢者」という存在についてもご存じであろう。仮面を被り、しかしジンの姉であるような影をにおわせるかの大賢者とは、一度決着を付けなければならないのは明白だ。そして決戦の第一幕、大切なものを取り戻すべく戦う事になるのが今巻なのである。

  • 読書感想:かつて人だった貴方へ 2.次に出会う世界でも

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:かつて人だった貴方へ 1.最果ての魔女と葬送士 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻で全ての魔物がこのダンジョン内で死した人間、という負の無限ループがあるという事が明かされたこの作品であるが、先に言ってしまうと今巻で最終巻、一先ずの決着がつくわけであるが。探索の常として、呆気なく奪われてしまった仲間であるアリスレインの命。そして迷宮内でその命を奪われたという以上、彼女もまた魔物と化しているという訳であり。迷宮のその先へと潜る以上、彼女との邂逅は避けられぬのである。

  • 読書雑記:発売日前恒例、新刊紹介なお話。電撃文庫編。

    こんばんは。いよいよGWも終わりという事で憂鬱な気分の真白優樹です。さて本日は今週水曜日発売予定の電撃文庫の新刊の中から、このブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 読書雑記:五月初旬から中旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。 - 読樹庵 (hatenablog.com) 一部作品は上記の記事で少しだけ深堀しておりますので、宜しければどうぞ。 ・楽園ノイズ6 ・著:杉井光先生 絵:春夏冬ゆう先生 それではまず最初の作品はこちら。いよいよ二年生となり、伽耶も仲間に加わる中一気に夏まで駆け抜けていくらしい今巻。さて、どこまでアクセルをかけていくのか。期待していきたいと思います。 ・…

  • 読書感想:地下鉄で美少女を守った俺、名乗らず去ったら全国で英雄扱いされました。2

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:地下鉄で美少女を守った俺、名乗らず去ったら全国で英雄扱いされました。 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻でこの作品の主人公である涼は目立ちたくないから、という理由で言い出す事を拒み、正体を知らぬけれど彼に惹かれ始めているひなみとの、ちょっとハラハラするラブコメが始まった訳であるが。画面の前の読者の皆様も何となくお察しではないだろうか。そも、ひなみは顔も覚えておらずしかも割と純粋な方である。これ、どう考えても偽りの英雄が出て来ても展開としてはおかしくないのではないか、と。

  • 読書感想:全力回避フラグちゃん!4

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:全力回避フラグちゃん!3 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、一応いいところはあるけれど大概の部分は下種であるモブ男とそんな彼に恋をしながらも、死神として少しずつ成長を続ける我らがフラグちゃん、であるが。前巻で暗躍を始めた死神№1が今巻は動きを見せないか、と言われるとそういう訳ではない、というのは画面の前の読者の皆様も何となくお察しであろう。そう、一度勢いがついて動き出したのならばそう簡単には止まらないのである。

  • 読書感想:義妹生活8

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:義妹生活7 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻で恋人同士としてのステップアップとなる受け入れてくれるコミュニティを作る、という方向性を知った悠太と沙季の二人であるが、画面の前の読者の皆様はお察しであろう。この作品のラブコメは長期戦であるという事は。一朝一夕でコミュニティは形成できぬ、特に彼等はもう新たな季節を迎えようとしている。そしてもう彼等は高校三年生。既に関係はある程度固まり切っており、ここから新たなものを作っていく、というのは難しいものがあるのである。

  • 読書感想:メンヘラが愛妻エプロンに着替えたら2

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:メンヘラが愛妻エプロンに着替えたら - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻で晋助と静音は改めて「通い妻契約」を交わし共存と言う道へ向けて一歩踏み出したわけであるが、画面の前の読者の皆様、この先は甘いラブコメになっていく、と思われたのなら先に申しておこう、それは間違いであると。この作品は時に痛みに満ちている、それは今巻も変わらない。そう、共存へ進んでいくためにはまだ一つ、乗り越えなければいけない壁があるのだ。

  • 読書雑記:四月読了作品の中から、お勧め作品ピックアップのお話。

    こんばんは。ゴールデンウィークのお休みもあと二日、嘘でしょ? 真白優樹です。さて本日は先月読了作品の中から胸を張ってお勧めしたい作品をいくつかピックアップしていきたいと思います。 読書感想:隣の席のヤンキー清水さんが髪を黒く染めてきた - 読樹庵 (hatenablog.com) それではまず最初の作品はこちら。ラブコメ未満の所から少しずつ発展していく、ゆっくりと育み煮詰めていくラブコメがあるのがこちらの作品です。古き良き、じれったさのあるラブコメが好きな読者様には是非お勧めしたいですね。 読書感想:未練タラタラの元カノが集まったら - 読樹庵 (hatenablog.com) 二作品目はこち…

  • 読書感想:ステラ・ステップ2

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:ステラ・ステップ - 読樹庵 (hatenablog.com) ・・・・・・嗚呼、何とまぁ世界が残酷な事であろうか。こんなにも世界は、苦しみと救いの無さに満ちているのか。前巻、相棒であり大切な者であるハナに纏わる衝撃的な事実を知ったレイン。しかし、衝撃に打ち沈む暇などありはしない。負けた者の常として、舞台は「砂の国」から「鉄の国」へと移る今巻。先にお伝えしておこう。前巻にも増して救いが無いのが今巻であり。「砂の国」がまだマシであった、というのが分かるのが今巻なのである。

  • 読書感想:推しに熱愛疑惑出たから会社休んだ2

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:推しに熱愛疑惑出たから会社休んだ - 読樹庵 (hatenablog.com) 擦り切れた心を重ね合わせるかのように、お互いの心をお互いで埋め合うように。前巻でアイドルとファンという線引きを超え恋人同士となった吾郎と愛未であるが、しかし新たにアイドル、そしてファンという前と同じようで実は違う形に戻ったと言っても、まぁ良いのかもしれない。一番遠い、けれど一番近い。そんなところから育んでいく恋はどんなものとなるのであろうか。

  • 読書感想:魔王と魔女の英雄神話

    さて、突然ではあるが画面の前の読者の皆様。皆様はもしも何か一つだけ願いが叶うとしたら、何を望まれるであろうか。莫大な富か、はたまた圧倒的な力か。その答えは様々であろう。私はもし叶えてくれるのならば、向こう十年分くらいの幸運が欲しい。出来れば宝くじの高額当選をするくらいには。

  • 読書感想:破壊神様の再征服 ~世界征服をしたら救世主として崇められるんだけど~

    さて、もっとも力を持たせてはいけないタイプの人間とは、どんな類の人間であろうか。無知で無邪気なタイプにこそ、力は持たせてはいけないのかもしれない。大人よりも寧ろ子供に、世界を滅ぼせるような力を預けてはいけない筈、かもしれない。さてそういった意味で、この作品の主人公であるバイラヴァ(表紙左)はどちらの類なのであろうか。

  • 読書感想:凶乱令嬢ニア・リストン 2 病弱令嬢に転生した神殺しの武人の華麗なる無双録

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:凶乱令嬢ニア・リストン1 病弱令嬢に転生した神殺しの武人の華麗なる無双録 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻で転生し「気」の力によって病魔を追い出して見せた我らが凶乱令嬢、ニアであるが。彼女自身は戦いを望む戦闘狂であるも、そう簡単には行かない、というのは画面の前の読者の皆様もご存じであろう。そも、彼女は正しく貴族の令嬢であり戦闘に赴く存在ではない。更に彼女を押しとどめるのは、「魔法映像」と「魔晶板」の技術である。

  • 読書感想:異世界で生き抜くためのブラッドスキル

    さて、サバイバルと言うのは様々な環境で成立するものである。例えば熱砂の砂漠でも成立するし、極寒の北極圏でも成立する。何なら孤島でも成立する。けれどそんな環境にいきなり放り込まれたとして、果たして生き延びれる人間と言うのはどれだけいるのだろう。そう考えてみると、異世界転移系なお話もリアルさを突き詰めてみればサバイバルとなるのかもしれない。例え転移した時にチートな力を得ていたとしても、大体転移するのは一般人の青少年であり。例えば魔物が出てくるような異世界で生き抜く心構えが簡単にできる訳もないので。

  • 読書感想:荷物持ちの脳筋無双

    さて、突然ではあるが画面の前の読者の皆様。皆様は自分が携帯できる荷物の最大荷重はどれほどであろうか。私はMAX20キロくらいなら何とかできるが、これは多分例外なので参考にはならない。では皆様はどれくらいの荷重であれば、持ち運ぶことは出来るであろうか。そんなニッチな方向への質問はさておき。この作品においては「荷物」、より正確に言えば「荷物持ち」のスキルが重要となるのである。

  • 読書感想:見習い聖女の先導者

    さて、先導者というのは文字通り誰かの道の先まで導く者である。その導き方、というのは多岐に渡ると言えよう。例えば教え、時に叱りながらも導いたり。例えば教えながらも、こっそりとその道を阻む障害を排除したり。様々な方法があるのである。

  • 読書感想:死亡遊戯で飯を食う。3

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:死亡遊戯で飯を食う。2 - 読樹庵 (hatenablog.com) 運営の思惑は見えず、その正体も見えず。しかし今日も幽鬼は死亡遊戯で飯を食う。今巻もそれは変わらない訳であるが、前巻で「三十の壁」を超えた事で、不運続きを乗り越えた訳である訳で。ここからはさくさくいくのか、と言われれば実はそうではない。「三十の壁」を超え本当の意味でベテランとなったとて。より遊戯は厳しさを増していくのである。

  • 読書感想:箱入りお嬢様と庶民な俺のやりたい100のこと その1.恋人になりたい

    さて、身分違いの恋、というのは古典まで遡れば歴史の教科書で習うような作品が出てくるのかもしれないが、ラノベ読みとして思い浮かぶ作品をあげるのなら、「乃木坂春香の秘密」シリーズ辺りをあげられる読者様はどれだけおられるのだろうか。身分違いの恋、という点においてはあの作品は有名な部類であろう。では、そのような恋のパターンにおいて、王道的なイベントとは何であろうか。

  • 読書感想:決して色褪せることのない夏の日々にボクは諦めきれない恋をした

    さて、突然ではあるが人は死んだら何処へ行くのだろうか。幽霊となって大切な人を見守っている、という事は本当にあり得るのだろうか。という話はともかく。幽霊とラブコメする話もラブコメ界には時折存在、はしている。しかし基本的に人は死んだらそれまで、である。死んだらそこまで、心残りを残したりしていても、どうしようもないのである。

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、真白優樹さんをフォローしませんか?

ハンドル名
真白優樹さん
ブログタイトル
読樹庵
フォロー
読樹庵

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用