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読樹庵 https://yuukimasiro.hatenablog.com/

ブログ開設二年目の、主にラノベの感想を日々綴るブログです。興味がありましたら、是非どうぞ。

真白優樹
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2021/01/02

  • 読書感想:夏目漱石ファンタジア2

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:夏目漱石ファンタジア - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、夏目漱石が樋口一葉の身体で蘇り、野崎英世と共に死を歪められた彼女にとどめを刺した、という文字にしただけだとどういう事なの、とツッコミたくなる事が前巻で繰り広げられたわけであるが。前巻で色々ぶっ飛んだ方向へやらかして今度はどんな方向へ進んでいく訳か、というと。今度は外国の偉人まで絡んで歴史も絡めて大騒動、という事である。

  • 読書雑記:発売日前、新刊紹介のお話。電撃文庫編。

    こんばんは。明日からしばらく雨と聞き、気が滅入っている真白優樹です。出来れば勘弁してもらいたい。では本日は明日発売予定の電撃文庫の新作の中から、このブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 読書雑記:七月初旬から中旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。 - 読樹庵 (hatenablog.com) 一部作品は上記の記事で少しだけ深堀しておりますので宜しければご覧ください。 ・恋は双子で割り切れない6 ・著:髙村資本先生 絵:あるみっく先生 それではまず最初の作品はこちら。付き合いだして、フラれて。秋、文化祭の準備に追われる今巻。さてここからどんな物語に進んでいくのか。とても楽しみで…

  • 読書感想:隣の席のヤンキー清水さんが髪を黒く染めてきた3

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:隣の席のヤンキー清水さんが髪を黒く染めてきた2 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻で少しずつ動き出した大輝と圭の関係性であるが。この二人が、いけいけどんどんな勢いでぐいぐい進むか、というと。ここまで読まれている読者様であれば何となくお察しではないだろうか。そううまく行く訳はない、と。全く以てその通りである。 自覚したからと言って、ぐいぐいいく事が出来る訳でもない。

  • 読書感想:無防備かわいいパジャマ姿の美少女と部屋で二人きり2

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:無防備かわいいパジャマ姿の美少女と部屋で二人きり1 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、二人でなら何かが変われる、二人でなら自然でいられる。学道とこいろの、恋人のように近いけれど恋人ではない不思議な関係が出来たのが前巻であるが。文字通りの変化としてこいろは、まず保健室登校までは出来るようになったわけであるが。傍から二人の関係を見ればどうであろう。最早付き合っている、と言っても過言ではない筈だ。

  • 読書感想:陰キャの僕に罰ゲームで告白してきたはずのギャルが、どう見ても僕にベタ惚れです9

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:陰キャの僕に罰ゲームで告白してきたはずのギャルが、どう見ても僕にベタ惚れです8 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、今までまぁ色々あった訳であるが、不穏な芽が出てくれば爆速で刈り取るか勝手に枯れるか、で順調に愛を深めてきた陽信と七海であるが。前巻、陽信に関するうわさはカップルコンテストで最早恋人を越えてな宣言をしたことで解消はされた、という事で。するとどうなってしまうのだろうか。

  • 読書感想:地味なおじさん、実は英雄でした。 ~自覚がないまま無双してたら、姪のダンジョン配信で晒されてたようです~

    さて、生きていく上で、生活していく上でどうしても避けれぬもの、それはストレス。避けられぬのなら上手に付き合っていくしかない。そういう意味で重要なのは、どうストレスを発散するかという事であろう。例えばカラオケに行って大声を出す。ただ読書に費やして、物語の世界に入り込む。ストレス発散の方法は人それぞれあるであろう。大切なのは誰にも迷惑を掛けずに発散する、という事である。

  • 読書感想:うちの清楚系委員長がかつて中二病アイドルだったことを俺だけが知っている。

    さて、中二病というと中二病でも恋がしたい! という作品が思い浮かんだ私はきっと京アニのファンであり古気味なオタクであると思うのだが。中二病、というのはいつか卒業するはずのものである。 卒業するはず、卒業しない人もいるのかもしれないが。では中二病というのは卒業したなら、その足跡は自分からはどう見えるのだろうか。

  • 読書感想:空冥の竜騎

    さて、空を翔ると聞いて画面の前の読者の皆様はどんな作品を連想されるであろうか。マクロスシリーズの、弾幕駆け巡る空を文字通り踊るように駆け回るあの映像だろうか。それともアーマード・コアのように相手の隙を突き攻撃をぶち当ててスタンさせ、強力な一撃を叩き込むような激しい戦闘か。答えは各自連想していただくとして。空を翔る、という言葉には割と多くの場合、戦闘という言葉が伴うのは画面の前の読者の皆様もご存じかもしれぬ。

  • 読書感想:双子まとめて『カノジョ』にしない?3

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:双子まとめて『カノジョ』にしない?2 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、今更確認する訳でもないがこの作品のWヒロイン、光莉と千影は双子の姉妹である。双子の姉妹というと私のイチ押し、そろそろアニメも始まるあのラノベも双子ヒロインであるが、あちらは三人で付き合う、とはならなかった訳で。 少し残念に思えど、それは考え方の違いという事で仕方のない事であろう。そしてこちらの作品では咲人は双子と同時に付き合う事になった訳で。つまりは同時に大切にし幸せにすることこそ彼の命題、と言えるかもしれない。

  • 読書感想:彼女は窓からやってくる。 異世界の終わりは、初恋の続き。

    さて、時に異世界から帰ってきた後の物語というのは存在している訳であるが、異世界から帰ってくると言うのは、どのタイミングで帰ってくるのかが鍵、とも言えるかもしれない。例えば時間をさかのぼって、転移直後のタイミングで帰ってくるのなら特に問題は起きないのかもしれない。が、しかし。もし時間の流れが異なるにしても異世界と現実世界には時差があり、もし帰ってきて現実世界で時間が経っていたとしたら。それは大変なことかもしれない。

  • 読書感想:憧れの美人生徒会長にお喋りインコが勝手に告白したけど、会長の気持ちもインコが暴露しやがった

    さて、インコやオウム、言葉を覚えるペットというのは一種の可愛いものである、というのは飼育した事のある読者様であればご存じであろう。しかし鳥、というのは飼うのは大変であるのかもしれぬ、普通のペットよりも。脱走でもしたら探し出して捕獲するのが一番大変な部類であるのかもしれぬ。

  • 読書感想:バグスキル【開錠】で最強最速ダンジョン攻略1

    さて、時々テレビ番組で開かずの金庫なりなんなりを鍵開け師の方々が開ける、という番組が放送されている訳であるが、開錠の様子を見て舌を巻いたりしたことのある読者様はどれだけおられるだろうか。僅かな引っ掛かりや感触から手掛かりを得、開けていく。手先の感覚の極致といった感じで、あれは絶対に真似できぬ、という思いを抱かれた読者様もおられるかもしれぬ。

  • 読書感想:クラスで一番かわいいギャルを餌付けしている話

    さて、何事も言わなければ伝わらぬ。隠し通していては、何も分からない。それを読み取られない限りは。何が言いたいのかというと秘密の関係、というものである。秘密の関係というのはいつかバレるものかもしれないし、自分達から明かすものかもしれない。実際、秘密の関係を描くラブコメというのはそういう展開が面白いものであろう。 それを隠し通し続ければどうなるのか。

  • 読書感想:神は遊戯に飢えている。8

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:神は遊戯に飢えている。7 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻でヘレネイアの手先、二―ヴェルンの遊戯をクリアした我らが主人公、フェイ達であるが。もう一勝も与えない、という彼女。本気にさせてしまいつつあるわけで。つまりどうなるのか、というと。前巻の二―ヴェルンの遊戯はまだ優しいものだった、というのが判明するのが今巻なのである。

  • 読書雑記:発売日前、新刊紹介なお話。HJ文庫、講談社ラノベ文庫編。

    こんばんは。実は昨日急遽お仕事だったので、三週連続六連勤がほぼ決定で生き延びれるか不安な作者です。まぁ頑張るしかないので本日は明日発売予定のHJ文庫、講談社ラノベ文庫の作品の中からこのブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 読書雑記:七月初旬から中旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。 - 読樹庵 (hatenablog.com) 一部作品は上記の記事で少しだけ深堀しておりますので宜しければご覧ください。 HJ文庫編 ・クラスで一番かわいいギャルを餌付けしている話 ・著:白乃友先生 絵:ぶし先生 それではまず最初の作品はこちら。こちらはかつてHJ文庫にて「ギャルスレイヤー」という…

  • 読書感想:玄関前で顔の良すぎるダウナー系美少女を拾ったら2

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:玄関前で顔の良すぎるダウナー系美少女を拾ったら - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻でヒトリの声にならぬ無言の脅迫めいたものを聞き、家族ではなく彼女を選び傍に居る事をリヒトは選んだわけであるが。空っぽな器を満たすのは、まぁいいとして。それは果たして正しい行動なのか。ただ一人で埋めて、色づかせる。それは綺麗に見えるかもしれない、でも本当にそれで良かったのか? その答えは分からぬ、未来に出る答えを期待するしかない訳で。

  • 読書感想:幼馴染は、にゃあと鳴いてスカートのなか

    さて、犬か猫か、と聞かれて猫と答える猫派の方は画面前にも何割かはおられる筈だ。実際私も猫好きである。何ならyoutubeの猫動画はよく見ている。みにら日記も猫ですけど何か? のほたて君も可愛いし、ぽこ太郎&うま次郎ももちまる君達も、レモンちゃんも好きである。ついでに言うといつか猫島と呼ばれるあの島へも行ってみたい、思いっきり猫をもふもふしたい次第である。そんな猫たちが話の根底に関わるのがこの作品なのだ。

  • 読書感想:正しい勇者の作り方

    さて、時に料理というのは初心者はアレンジをしない方が良いと聞いたことがあるが、画面の前の読者の皆様は料理はレシピがあるならレシピ通りに作られるだろうか、それとも自分なりにアレンジを加えられる方であろうか。アレンジ、というのは基本的には諸刃の剣、慣れるまではやらない方がいいもの、であるらしい。

  • 読書感想:異世界除霊師

    さて、除霊というとエクソシスト、という映画が思い浮かぶのは私だがそれは置いておいて。画面の前の読者の皆様は時折テレビでやっていた心霊映像系の番組を見られた事はあるであろうか。どう見ても偽物、という映像もあったかもしれぬし、背筋が凍るような映像もあったかもしれない。もしあの映像の中に本物が存在していれば、幽霊というのは存在、している筈であろう。では画面の前の読者の皆様は幽霊を、信じられるであろうか。

  • 読書雑記:発売日前、新刊紹介のお話。角川スニーカー文庫編。

    こんばんは。最近筋肉痛が酷い気がする真白優樹です。さて寝落ちしてしまう前に今回は明日に発売される新刊の中からこのブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 読書雑記:七月初旬から中旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。 - 読樹庵 (hatenablog.com) 一部作品は上記の記事で少しだけ深堀しておりますので宜しければご覧ください。 ・幼馴染は、にゃあと鳴いてスカートのなか ・著:半田畔先生 絵:にゅむ先生 それではまず最初の作品はこちら。こちらは上記の記事で少しだけ深堀しております作品です。果たして、幼馴染にネコミミが生えてどんな物語が始まるのか。期待したいですね。 ・妹の迷…

  • 読書感想:経学少女伝 ~試験地獄の男装令嬢~

    さて、突然ではあるが画面の前の読者の皆様は「科挙」、と呼ばれる試験についてご存じであろうか。聞いたことのある、という読者様の方が多分少ないかもしれない。何かと言うと、簡単に言えば古代中国から、近代くらいまでの時代の間で行われていた役員登用試験、である。この試験、一体どんなものかと調べてみると。まぁとんでもない内容、一般的な高校のテスト辺りと比較してみれば範囲がとんでもない事になっているのである。

  • 読書雑記:七月初旬から中旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。

    こんばんは。最近蒸し暑い日が続き、体力が削られています真白優樹です。さて本日は今週金曜日から来週火曜日までに発売される新刊の中から個人的に要注目な新刊についてお話したいと思います。 読書雑記:六月中旬から下旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。 - 読樹庵 (hatenablog.com) 前回記事は上記となります。 角川スニーカー文庫編 ・幼馴染は、にゃあと鳴いてスカートのなか ・著:半田畔先生 絵:にゅむ先生 それではまず最初の作品はこちら。こちらは「マーディスト」などの作品を手掛けられている半田畔先生の新作です。 喧嘩して話せていない幼馴染二人、そのうちの片方に何故かネコミミが生えて猫っ…

  • 読書感想:スタァ・ミライプロジェクト 歌姫編

    さて、最近の歌手の方の中には顔出しをしておらず敢えて自分という存在を隠して歌われている方も多いというのは画面の前の読者の皆様もご存じであろう。そんな個性もまたいいものと言える。そんな今を時めく歌手の方々の中でも、この方が人気と言われて皆様の中でも多くが連想される方はおられるだろうし、推しと言われて即座に自分の推しの歌手を答えることのできる読者様もおられるだろう。

  • 読書感想:美来さんは見た目だけ地雷系

    さて。人間の本質を判断するにはまず関わってみて、その内面まで知っていかなければいけないと思うが、やはりまず、印象の大元となるのは外面であり。外面の多くの要素を構成するのは服装であると言うのは間違いないかもしれない。そう考えると、服装というのにも気を付けた方がいいのかもしれない。そんな服装の中でも、地雷系と呼ばれる服装があるというのは画面の前の読者の皆様もご存じだろう。

  • 読書感想:聖女先生の魔法は進んでる!2 竜姫の秘めしもの

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:聖女先生の魔法は進んでる!1 落ちこぼれの教室 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻を読まれた読者様であれば、親友であったジェシカを失ったティアの心の傷は深く、そして周りの者達の心の傷もまた深い、というのはお分かりであろう。それほどまでにあとを残すこの事件、しかしまだこの事件は終わってはいない。本格的に物語が動き出す中、いずれ打倒すべき敵である黒幕も顔を見せるのが今巻である。

  • 読書感想:攻撃力ゼロから始める剣聖譚2 ~幼馴染の皇女に捨てられ魔法学園に入学したら、魔王と契約することになった~

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:攻撃力ゼロから始める剣聖譚 1 ~幼馴染の皇女に捨てられ魔法学園に入学したら、魔王と契約することになった~ - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻でイフリートである異世界からの転生者、スミレの力を借りる事で戦う為の力を得、更には伝説の魔王であるエリューニスとも契約を交わし、攻撃力という問題を条件付きであるも克服したこの作品の主人公、ユージン。幼馴染である帝国皇女、アイリも動き出そうとしている訳であるが何かお忘れな方もおられないだろうか?

  • 読書雑記:発売日前新刊紹介なお話。MF文庫J、ダッシュエックス文庫、オーバーラップ文庫編。

    こんばんは。回転ずしに晩御飯を食べに行ったら一時間半くらい待たされた真白優樹です。やはり予約は必須ですね。さて本日は、二十五日発売予定の新刊の中からこのブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 読書雑記:六月中旬から下旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。 - 読樹庵 (hatenablog.com) 一部作品は上記の記事で少しだけ深堀しておりますので宜しければご覧ください。 MF文庫J編 ・経学少女伝 ~試験地獄の男装令嬢~ ・著:小林湖底先生 絵:あろあ先生 それではまず最初の作品はこちら。こちらは上記の記事でも少しだけ深堀しております作品です。果たして、科挙という見たことがな…

  • 読書感想:やり込んでいたゲーム世界の悪役モブに転生しました ~ゲーム知識使って気ままに生きてたら、何故かありとあらゆる所で名が知れ渡っていた~

    さて、時に最近悪役に転生する作品というのは増えている訳であるが、悪役に転生すると言う中でも、その悪役というのは意外と地位があったり、実力があったりというパターンが多いであろう。例えばモブであってもじつはとんでもない実力を秘めていたり、というパターンが基本であろう。それは何故であろうか。やはりその方がお話が作りやすいからであろうか。

  • 読書感想:隣の席の高嶺の花は、僕の前世の妻らしい。 今世でも僕のことが大好きだそうです。

    さて、前世の恋人云々言い出してくるヒロインというと某サーカスのかのゲームのヒロインが思い浮かぶわけであるがそれはともかく。そも、その前世が確かにあったとして。今世までその関係を持ち込むと言うのは果たして正しい事なのだろうか。前世と今世、人間として同じであるのか、それとも。 更に言うなればそもそもそれが正しいのかは、どう証明すればいいのだろうか。

  • 読書感想:美少女生徒会長の十神さんは今日もポンコツで放っておけない

    さて、時に生徒会長というヒロインは、人気であったタイプのヒロインであるが、生徒会長というヒロイン像に付随すべき魅力というのはどこにあるのだろうか。完璧な生徒会長に憧れ、近づくために頑張ると言うのも魅力的である、と言える。しかし今では、実は相当なぽんこつな生徒会長を支え、サポートするうちに恋が芽生えていく、というパターンもあり得る。 どちらもどちら、それぞれ魅力があるのは確かであろう。ではこの作品のヒロイン、撫子(表紙)はどちらなのか、というと。後者なのである。

  • 読書感想:校内三大美女のヒモしてます

    さて、ヒモというと最近では姫騎士様のヒモ、少し古くは某MF文庫Jの、まぁぶっ飛んでいて人を選んだ怪作が存在している訳であるが。ヒモ、というのはぶっちゃけ働いていないという事とも言える。 そういう生き方は嫌いという読者様もおられるだろう。ではこの作品はそんな、ヒモという単語がタイトルに入っている訳であるが実際はどうなのか。その辺りにこれから触れていきたい次第である。

  • 読書感想:毎晩ちゅーしてデレる吸血鬼のお姫様2

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:毎晩ちゅーしてデレる吸血鬼のお姫様 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻を読まれた読者様であれば史郎とテトラの関係が、クロの強引な一手の誤爆、により一歩進む気配がというのはご存じであろう。前作をご存じの方であれば、岩柄イズカ先生というのは付き合うまでのもどかしい甘々、というのがとても素晴らしいと言うのはご存じであろう。この作品においてもそんな甘さが楽しめる訳、ではあるが。前作と今作を比べて一つ、明確に違う要素があるのはご存じであろう。

  • 読書感想:大学入学時から噂されていた美少女三姉妹、生き別れていた義妹だった。2

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:大学入学時から噂されていた美少女三姉妹、生き別れていた義妹だった。 - 読樹庵 (hatenablog.com) 意識したのは何方が先か。未分化出来ぬのはどちらか。前巻で再会し始まった、遊斗と真白、美結、心々乃のぎこちない関係。再会した事で動き出した、三姉妹の思い、というのは画面の前の読者の皆様は前巻を読まれていればご存じであろう。彼女達の中、芽生えたのは再会した義兄に対しての兄妹愛か、それとも異性への異性愛なのか。

  • 読書雑記:発売日前、新刊紹介なお話。富士見ファンタジア文庫編。GCN文庫編。

    こんばんは。週末からいよいよ梅雨の気配、お出かけしたいのに出かけられぬ季節が始まりそうな中、そもそもラノベはあの騒動のせいで発売日に買えるのか、ちょっと不安な真白優樹です。では本日は明日発売予定の富士見ファンタジア文庫とGCN文庫の新刊の中からこのブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 読書雑記:六月中旬から下旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。 - 読樹庵 (hatenablog.com) 一部作品は上記の記事で少しだけ深堀しておりますので宜しければご覧ください。 富士見ファンタジア文庫編 ・校内三大美女のヒモしてます ・著:暁貴々先生 絵:おりょう先生 それではまず最初の作…

  • 読書感想:シャンティ

    さて、時に画面の前の読者の皆様の何割かは成人済み、であると思われるがお酒が好き、という方もおられるだろう。お酒が好き、と一口に言っても様々な種類がある訳でその中から細分化されていくかもしれぬが。そんなお酒が法律で禁止されていた国がある、というのはご存じだろうか。禁酒法、という法律であるのだが。

  • 読書感想:塩対応の佐藤さんが俺にだけ甘い9

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:塩対応の佐藤さんが俺にだけ甘い8 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻で新年となり、蓮と円花のカップル成立を見届けたこはると颯太であるが。新年という事は、そろそろ新年度。という事は何が起きてくるのか。そろそろ見据えていかなくてはいけない問題が出てくる、という事。それこそは進路問題。 颯太はcafeという家業があるのでは? と言いたくなる読者様もおられるかもしれぬ。今巻ではその辺りにも触れていくのである。

  • 読書感想:塩対応の佐藤さんが俺にだけ甘い8

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:塩対応の佐藤さんが俺にだけ甘い7 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻でいたずらの結果とは言え、キスをする事には成功した押尾君と佐藤さん、もとい颯太とこはるの二人であるが。恋人として一つ、段階を越えたと言えなくもないこの二人。するとどうなるのか。少なくとも少し、余裕が出来てくると言う事であり。周りの恋路に目を向ける余裕もできる、という事である。

  • 読書雑記:発売日前新刊紹介なお話。ガガガ文庫編。

    こんばんは。社員旅行も終わり、そろそろ梅雨本番な季節の中でまだカドカワのサーバーは治らず。本格的にファンタジア文庫等は読めるのか不安になってきた真白優樹です。さて本日は明日発売のガガガ文庫の新刊の中から、このブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 ・ミモザの告白5 ・著:八目迷先生 絵:くっか先生 それではまず最初の作品はこちら。咲馬と汐の関係が親密になる中で世良がかき乱してくる中、修学旅行へ向かう最終巻。果たして最後、どんな未来が待っているのか。楽しみですね。 ・小説 夜のクラゲは泳げない2 ・著:屋久ユウキ 原作:JELEE先生 絵:popman3580先生 二作品目はこちら…

  • 読書感想:神は遊戯に飢えている。7

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:神は遊戯に飢えている。6 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、過去を知るからこそ再び遊戯を終わらせようとしているヘレネイア。遊戯を楽しむ者としてそれを許すわけにはいかぬフェイ。過去と未来、同じ盤面の上に立つも見据える先は違う二人。 しかしお互い、目的を叶える為の道筋は同じ。しかしヘレネイアには、彼女にしか取れぬ手がある。それはチームメイトが神だからこそ、チームメイト達に遊戯を仕掛けさせる、という事。

  • 読書感想:俺は義妹に嘘をつく ~血の繋がらない妹を俺が引き取ることにした~

    さて、画面の前の読者の皆様と作者様に、まず最初に謝罪させていただきたい。半年間も積読にしていて誠に申し訳ございませんでした。 何せ読もうとした、物凄く重くてビターに過ぎるという評判が聞こえてきて、躊躇ってしまいそのままずるずると、という感じだったのである。しかしいつまでも積読にしておくわけにもいかぬので。そろそろこの作品の感想を書いていきたい次第である。

  • 読書感想:いつもは真面目な委員長だけどキミの彼女になれるかな?3

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:いつもは真面目な委員長だけどキミの彼女になれるかな?2 - 読樹庵 (hatenablog.com) いつもは真面目な委員長だけどキミの彼女になれるかな? なれました。という訳で、前巻で紗良と陽都は恋人同士として彼らだけの完成型に辿り着いた訳であるが。並び立つ方向性に辿り着いた二人は今度は、最終巻ではどんな方向に進むのか、というと。並び立って刺激を与えあって。お互いを拠り所にそれぞれの問題、思いと向き合っていくのである。

  • 読書雑記:発売日前、新刊紹介なお話。GA文庫編。

    こんばんは。最近カドカワのサーバーがサイバー攻撃によりダウンしているのですが、本屋からの注文も届かない、という事を聞き果たして新刊は無事に読めるのか心配な真白優樹です。改めて調べてみたらいつも買っているレーベルの半分くらいがカドカワ系列だったので不安ですが、カドカワの方たちには何とか頑張っていただきたいですね。さて今回は今月土曜日発売予定のGA文庫の新刊の中からこのブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 読書雑記:六月初旬から中旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。 - 読樹庵 (hatenablog.com) 一部作品は上記の記事で少しだけ深堀しておりますので宜しければご覧くだ…

  • 読書感想:貴族令嬢。俺にだけなつく4

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:貴族令嬢。俺にだけなつく3 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、エレナとルーナに同時に告白され、三人で幸せになる為の答えを出した我らが主人公、ベレトであるが。彼の身に何が近づいているかというと。それは卒業式、彼も世に出るという事で。それは幸せになる為には必要なプロセス。そして終わりを見据える事で新たな展開が始まっていくのが今巻なのである。

  • 読書感想:エロゲの世界でスローライフ ~一緒に異世界転移してきたヤリサーの大学生たちに追放されたので、辺境で無敵になって真のヒロインたちとヨロシクやります~2

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:エロゲの世界でスローライフ ~一緒に異世界転移してきたヤリサーの大学生たちに追放されたので、辺境で無敵になって真のヒロインたちとヨロシクやります~ - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻で18禁ゲームの世界に何故か自分だけ全年齢版のルール適用、というまるで訳の分からない状態で転移してきたこの作品の主人公、悟であるが。先に言ってしまうと、18禁ゲームとしての側面が本格的に押し寄せ始めるのが今巻なのである。

  • 読書感想:男女比1:5の世界でも普通に生きられると思った? (2) ~激重感情な彼女たちが無自覚男子に翻弄されたら~

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:男女比1:5の世界でも普通に生きられると思った? ~激重感情な彼女たちが無自覚男子に翻弄されたら~ - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、(多分)電撃文庫の貞操逆転ものの看板、であるだろうこの作品。前巻を読まれた読者様であれば、主人公である将人の行動がこの世界ではとんでもなく危ういものである、というのはご理解いただけているであろう。言わば肉食獣ひしめくサバンナを呑気な草食獣が歩き回る、それどころか自らフェロモンをまき散らしているようなもの。それに全く無自覚、なのだ。まぁ仕方のない事かもしれないが。

  • 読書雑記:六月中旬から下旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。

    こんばんは。六月中旬に社員旅行があるのですが、そのおかげで読書計画が崩れそうなので戦々恐々な真白優樹です。一先ずGA文庫が発売日に買えぬのが九分九厘確定なので、その分も加味して計画しなくては。さて本日はちょっと早めですが、今月中旬から下旬にかけて発売される新刊の中から個人的に注目な作品についてお話したいと思います。 読書雑記:六月初旬から中旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。 - 読樹庵 (hatenablog.com) 前回記事は上記となります。 富士見ファンタジア文庫編 ・校内三大美女のヒモしてます ・著:暁貴々先生 絵:おりょう先生 それではまず最初の作品はこちら。こちらはカクヨムで人…

  • 読書感想:最強賢者夫婦の子づくり事情 炎と氷が合わさったら世界を救えますか?

    さて、時に画面の前の読者の皆様は、「機動戦士ガンダムF90」という作品をご存じであろうか。この作品、簡単に説明すると敵となるのは無印での戦争後、火星にまで逃れていた無印の敵軍の残党軍が敵なのだが。かの組織、基本的には老人が中心であり、その孫世代や子供達は先代の憎しみに巻き込まれて敵となっていた訳であるが。長々と続く戦争、の中では敵への憎しみというのは受け継がれていってしまう、ものかもしれない。

  • 読書感想:デスゲームに巻き込まれた山本さん、気ままにゲームバランスを崩壊させる

    さて。ソシャゲや据え置き機器のゲームに限らず、どんなゲームにも運営、というものは存在しているものであり例えばゲーム内で不具合が起きた時の対応の速さで非難されたり、称賛されたりすることもある訳だが。例えば某SAOのようなデスゲームにおいても、運営は存在している訳である。上記のゲームは、やはり人の命がかかっているからか、完璧な運営、という体制が敷かれていた訳であるが。デスゲームもの、には例えば某ブレスキのように意外とファンキー、というか割とノリと勢いで突き進むタイプの運営もいたりする訳である。

  • 読書感想:美少女フィギュアのお医者さんは青春を治せるか

    さて、美少女フィギュアが好き、という画面の前の読者の皆様もおられるだろう。最近はプライズ品であってもかなりのクオリティの高さ、を持っていたりする訳であるが。それは誰かが制作している訳である。そこには「創作」、という行為がある訳であり、そこに込められた熱があると言う事である。この作品はそんな、フィギュアという珍しい題材を根底に据えているように見せて。本当は「創作」、というものに向き合い描き出している作品なのである。

  • 読書感想:この恋、おくちにあいますか?2

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:この恋、おくちにあいますか? ~優等生の白姫さんは問題児の俺と毎日キスしてる~ - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、誠に勿体なく残念な限りな事であるが、この作品は今巻で終わり、完結である。一先ず一巻でそのまま終了という事にならなくて何より、ではあるが。さてではそんな完結編となる今巻では何を描くのか。前巻では風間という言うなれば雑味があった訳であるが。今巻ではそれを廃し、ほぼ透衣とリラ、二人の関係と実は判明していくその過去に焦点を当てていく巻なのである。

  • 読書雑記:発売日前、新刊紹介のお話。電撃文庫編。

    こんばんは。実は来週、初めての社員旅行で韓国に行くのですが、GA文庫が発売日に買えなさそうなのでちょっと落ち込んでいる真白優樹です。韓国に、発売日に日本のラノベを売ってくれる本屋とかってあるんですかね。さて本日は明日発売予定の電撃文庫の新刊の中からこのブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 読書雑記:六月初旬から中旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。 - 読樹庵 (hatenablog.com) 一部作品は上記の記事で少しだけ深堀しておりますので宜しければご覧ください。 ・美少女フィギュアのお医者さんは青春を治せるか ・著:芝宮青十先生 絵:万冬しま先生 それではまず最初の作品…

  • 読書感想:ダンジョン配信者を救って大バズりした転生陰陽師、うっかり超級呪物を配信したら伝説になった2

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:ダンジョン配信者を救って大バズりした転生陰陽師、うっかり超級呪物を配信したら伝説になった1 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻で同級生であるサクヤと共に配信者事務所、「陰陽」を立ち上げたこの作品の主人公、ソラであるが。画面の前の読者の皆様、こうは思われた事はないだろうか。そう言えばソラって平安時代、どんな人間だったのだろうか、とか。そもそも陰陽師って現在彼以外にもいたりするのだろうか、と。その辺りにも光を当てつつ、今巻でもムーヴメントを起こしていくことになる巻である。

  • 読書感想:極めて傲慢たる悪役貴族の所業 III

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:極めて傲慢たる悪役貴族の所業 II - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、悪役貴族ではあるものの、肝心な部分は寧ろ善寄りな為、気が付けば彼の魅力に惹かれた者達により派閥が形成され、胃を痛める事も多くなってきたこの作品の主人公、ルーク。しかし忘れてはいけぬ、この作品の「本来」の主人公は、アベルであると言う事を。しかしまだまだ、アベルは主人公の器足りえず、ルークを破滅させる、その力を持っている訳でもない。そんな彼が成長のきっかけをつかむのが、今巻なのである。

  • 読書感想:~死亡フラグは力でへし折れ!~ エロゲの悪役に転生したので、原作知識で無双していたらハーレムになっていました

    さて、最近のラノベの流行と言えば、悪役転生、というのはあるであろう。例えばゲーム、例えばラノベ。様々な創作の世界の悪役、それも基本的には破滅の運命が約束されているキャラに転生し、その運命を覆すために努力する、というのが大筋なのであるが。そう言った場合、どんな役どころを志すのであろうか。かつては改心して、という展開も多かったが、最近は改心しなかったり言動を改めなかったり、という展開も多いような気もする。さて、という訳でこの作品もタイトルから分かる通りに悪役転生ものな訳だが。この作品において重要な事とは、何であろうか。

  • 読書感想:好きな子の親友に密かに迫られている2

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:好きな子の親友に密かに迫られている - 読樹庵 (hatenablog.com) 覆水盆に返らず、という言葉がこの作品には似合う、のかもしれぬ。一度切ってしまった口火は、もう止めることは出来ぬ。一度開いてしまった背徳の扉は、最早閉める事は相ならず、後は深淵に引き込まれるのが早いか、遅いか、それのみと言えるかもしれぬ。ではこの作品にて、晴に誘惑された蓮兎が何処まで耐えられるのか、というと。果たしてどれほどのものなのだろうか。

  • 読書感想:すべてはギャルの是洞さんに軽蔑されるために!

    さて、時に画面の前の読者の皆様はサディストであろうか、それともマゾヒストであろうか。因みに私はノーマルである。どちらでもない。そう言う方の方が多いであろう、かもしれぬ。しかし、生きる上においてはサディストとマゾヒスト、どちらが生きやすいのであろうか。その答えは各自考えていただくとして。ラノベの世界においてはサディスト、マゾヒストというキャラ付けは中々見かけぬ気がするのは私だけだろうか。

  • 読書感想:捨てられエルフさんは世界で一番強くて可愛い!

    さて、例えばデュエマやヴァンガード、遊戯王のようなTCG。更にはポケモンやモンハンのようなゲーム。様々なゲームにはそれぞれの世界に廃人、と呼ばれる人がおり。ランキング制度があるゲームにおいて、トップクラスの人達のプレイを見ると、目を疑うような神業が連発されていたりする訳であるが。自分には届かないと諦めるか、それとも真似をしてでも少しでも、とあきらめず頑張ろうとするか。それは各自の心によるだろう。

  • 読書感想:弱小国家の英雄王子2 ~最強の魔術師だけど、さっさと国出て自由に生きてぇぇ!~

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:弱小国家の英雄王子1 ~最強の魔術師だけど、さっさと国出て自由に生きてぇぇ!~ - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、英雄王子、の名にふさわしく、普段は三枚目ながら肝心なところでは二枚目、なこの作品の主人公、アレン。彼が引退したいのなら、そもそもさっさと国を捨ててしまえばいいのではないか? と画面の前の読者の皆様も思われたかもしれない。実際、国なんぞ知った事か、と何もかも投げ捨てて逃げ出して、自国が滅ぶのを何処かで見てればいい、のかもしれぬ。

  • 読書感想:貞操逆転世界ならモテると思っていたら

    さて、最近のラノベ界において徐々に流行を始めているものとして、貞操逆転もの、というのがある。とても簡単に言ってしまえば男女の貞操観念が逆転した世界もの、という訳なのだが。ラノベの流行は読者の心理を反映している、とも言われるが貞操逆転ものが流行ると言うのはどういう心理なのだろうか? リードされたい男子が多い、のだろうか。それはともかく、貞操逆転ものというのは基本的にはハーレムという要素も絡んでくるのが王道であるが。その場合、重要なのは何であろうか。

  • 読書感想:無敵な聖女騎士の気ままに辺境開拓1 聖術と錬金術を組み合わせて楽しい開拓ライフ

    さて、開拓という言葉を聞いて画面の前の読者の皆様は何を連想されるであろうか。DASH島、という単語を思い浮かべた方もおられるかもしれない。現代においてはそちらの方が有名であろう。しかし開拓、というのは歴史上においては命がけとも言える事である。例えばアメリカの大開拓時代。原住民であったインディアンとの、血生臭い戦いもあったというのは歴史の授業を受けてきた方ならご存じであるかもしれない。

  • 読書感想:まきなさん、遊びましょう1

    さて、日本全国津々浦々。怪異というのは様々な場所に存在し、その噂話はある訳であるが。我々読者にとって一番身近な怪異の話、というのは学校の七不思議ではないだろうか。特に「トイレの花子さん」。学校に潜む階位の噂話としては、ごくメジャーなもの。あの話は何処の学校にもあるようなもので、そう考えると花子さんは何人も存在している、可能性すらあるのかもしれない。

  • 読書雑記:発売日前新刊紹介なお話。角川スニーカー文庫、HJ文庫、講談社ラノベ文庫編。

    こんばんは。最近どうも身体が凝っている気がする真白優樹です。さて本日は明日発売予定の新刊の中からこのブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 読書雑記:六月初旬から中旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。 - 読樹庵 (hatenablog.com) 一部作品は上記の記事で少しだけ深堀しておりますので宜しければご覧ください。 角川スニーカー文庫編 ・貞操逆転世界ならモテると思っていたら ・著:陽波ゆうい先生 絵:ゆか先生 それではまず最初の作品はこちら。こちらは上記の記事で少しだけ深堀しております作品です。果たして周りにいる護衛官たちの性別が判明し、どんなラブコメになるのか。期待し…

  • 読書感想:断罪された転生聖女は、悪役令嬢の道を行く! (1)

    さて、時に悪役令嬢というのは最近のラノベにおいては見かける事も多くなってきたと思うが、そも本物の悪役令嬢、になるにはどうすればいいのだろうか。やはり重要なのは持ち合わせた素質、であるのかもしれない。人を踏みにじるのを苦にせず、ナチュラルに人の上に立てるタイプ。そんなタイプこそが、本物の悪役令嬢というのにふさわしいのではないだろうか。

  • 読書感想:骨姫ロザリー 1.死者の力を引き継ぐ最強少女、正体を隠して魔導学園に入学する

    さて、死霊術、言い換えるとネクロマンシーとも呼ばれる魔法はファンタジーにおいて時々出てくるわけであるが、その使い手を考えてみると、割と敵側に使い手が多い気がするのは私だけだろうか。その理由とは何なのだろうか。死者を操る、というのは禁忌の術に分類される事も多いからであろうか。

  • 読書雑記:六月初旬から中旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。

    こんばんは。そろそろ梅雨の季節、梅雨の季節は通勤が面倒くさいので纏めて有給が欲しい真白優樹です。しかしもらえる訳もないので、今回は六月初旬から中旬にかけて発売される新刊の中から、個人的に要注目な新刊について取り上げていきたいと思います。 読書雑記:五月中旬から下旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。 - 読樹庵 (hatenablog.com) 前回記事は上記となります。 角川スニーカー文庫編 ・貞操逆転世界ならモテると思っていたら ・著:陽波ゆうい先生 絵:ゆか先生 それではまず最初の作品はこちら。こちらはカクヨムで人気の作品の書籍化作品です。貞操逆転世界、というのは最近流行になりつつある気…

  • 読書感想:かくて謀反の冬は去り2

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:かくて謀反の冬は去り - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻の感想でちらりと触れていた、「本能寺の変」とは何であったか、と思い返して「どうする家康」の話だと思いだしてこの巻の感想を書いている訳であるが。一先ず現在放送中の大河ドラマは見てないので、触れるのはなしとして。革命、謀反の先にあくまで摂政という形で奇智彦は政治をその手中に収めた訳であるが。政治的に言えばここからが本番、というのは画面の前の読者の皆様もご存じであろう。

  • 読書感想:タメ口後輩ギャルが懐いたら、さすがに可愛すぎる

    さて、時にアレである。生徒会を舞台にしたラブコメというのは、今も尚存在しているが、その作品で描写される生徒会というのは大分脚色が入っている、というのは前に何処かで語ったであろう筈だ。例えば生徒会の一存、みたいに生徒会にはとんでもない権力がある、という訳ではない。生徒会というのは基本的に教師の使い走り、折衝役、中間管理職が精々、と言えるのかもしれない。

  • 読書感想:落ちこぼれギルド職員、実はSランク召喚士だった ~定時で帰るため、裏でボスを倒してたら追放されました~

    さて、時に社会人である読者の皆様は、残業というものを経験された事はあるであろう。残業代が付くのならやってもいいとは思えるかもしれないが、いわゆるサービス残業というものは基本的にはやりたくないものであろう。社会人にとって定時までに仕事を終わらせる事は一種のスキルであり、定時帰りこそが本来望ましいものであるはずだ。しかし会社には暗黙の了解、というのもあったりする訳で。そういった場合、中々定時に帰れないという事もあったりするかもしれない。

  • 読書感想:探偵に推理をさせないでください。最悪の場合、世界が滅びる可能性がございますので。2

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:探偵に推理をさせないでください。最悪の場合、世界が滅びる可能性がございますので。 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻を読まれた読者様であれば、理耶の「名探偵は間違えない」というトンデモ能力が世界を書き換え、不条理な答えを実現させてしまうと言うこの作品の概要はご理解いただけているであろう。ではふと、考えていただきたい。この能力があり、理耶が探偵役である以上、この作品、推理、ミステリものになるのだろうか?

  • 読書感想:電脳バニーとゲームモノ。

    さて、時に電脳世界というのはいつか現実に行ける世界となるのかもしれない。しかし今は、まだ簡単にはいけない世界。そんな世界と聞いて、画面の前の読者の皆様はどんな作品の世界を連想されるであろうか。グリッドマンの世界も言わば電脳世界、であるかもしれないし、古くはネットゴーストPIPOPA、更には有名どころで言えばロックマンエグゼ。特にロックマンエグゼシリーズは、往年のオタクの方々にとっては、馴染みの深い世界、であるかもしれない。

  • 読書感想:すまん! クラスで人気の文学少女がスカートを短くしたのはオレのせいだ

    さて、そもそも人の印象というものは何で最初は決まるのだろうか。まずは外見、その辺りだろう。しかし外見から分かるその人の事というのはどのくらいだろうか。例えば不細工な人でも心は綺麗だったりするし、イケメンな人でも心に闇を抱えていたりする訳で。そう考えると、外見から分かる事って半分以下ではないだろうか。だからこそ人はコミュニケーションを取って、その人の事を深く知っていくという方向性でいくのが望ましい、のだろう。

  • 読書雑記:発売日前新刊紹介なお話。MF文庫J、ダッシュエックス文庫、オーバーラップ文庫編。

    こんばんは。そろそろ梅雨の季節、湿気とラノベの取り扱いには気を付けたいですね、真白優樹です。さて本日は五月二十四日近辺に発売予定の新刊の中からこのブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 読書雑記:五月中旬から下旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。 - 読樹庵 (hatenablog.com) 一部作品は上記の記事で少しだけ深堀しておりますので宜しければご覧ください。 MF文庫J編 ・電脳バニーとゲームモノ。 ・著:達間涼先生 絵:とうち先生 それではまず最初の作品はこちら。こちらは上記の記事でも少しだけ深堀しております作品です。果たして、サイバーパンクな世界に目覚めてどんなゲー…

  • 読書感想:全員覚悟ガンギマリなエロゲーの邪教徒モブに転生してしまった件

    さて、時に宗教が絡む戦争というのは戦争の歴史の裏側まで調べてみたりすると意外とグロくて気が滅入ったりするものである。かの聖女、ジャンヌ・ダルクも最後はまぁ酷い死にざまだったりするので。と、まぁそれはともかく。宗教、の中でも頓にカルト宗教というのは関わりたくないものである、かもしれない。日本においてはオウム真理教辺りだろうか。日本各地で巻き起こされた幾つもの凄惨な事件は、今や歴史の教科書の中での出来事である。

  • 読書感想:コドクな彼女

    さて、突然ではあるが、画面の前の読者の皆様は、「ひとりじゃ辛いからふたつの手を繋いだ」 というとある歌の歌詞をご存じであろうか。 知らないと言う方は今すぐ歌詞検索か何かで検索していただいて、アニメ版でいいので触れてみて欲しい。まごう事なき名作、であるので。 それはともかく一人じゃ辛い、孤独。それは友達がいないという事かもしれぬ。 それは確かに寂しいもの、だろう。

  • 読書感想:小説 夜のクラゲは泳げない1

    さて、この作品は題名に「小説」とわざわざついている通り、いわゆるノベライズに属する作品である。原作となるアニメは現在放送中であるので、ご覧になっているという画面の前の読者の皆様も多いかもしれない。因みに私も楽しんでみている次第である。 ではそんなアニメのノベライズとなる今作品では何を語っているのか、というと。一巻においては四話までを範囲とし。アニメの流れを語っている訳である。

  • 読書感想:第四大戦I 世羽黙示録 第1章

    さて、例えばミッションインポッシブル、もしくは007シリーズ。スパイ映画におけるミッションと戦いは、失敗すれば基本的には世界の危機、しかし表舞台では決して語られぬものである。しかし語らぬ方がいいのかもしれない。信じられる、かも分からぬしそんな危機が世の裏で起こっていたなんて知りたくもない、という者だっているだろうしなので。

  • 読書感想:極東救世主伝説 少年、異形の機体で無双する。 ―九州大規模攻勢編―

    さて、時にロボットが活躍する漫画やアニメにおいては極端にピーキーな、操縦者を選ぶ仕様、いわゆる「変態」な機体が登場したりする訳であるが。主人公機がそんな変態的な仕様であったりするのは割と様式美、と言えるのかもしれない。特定の搭乗者にしか扱えぬ。それは物語映えという意味においてはいいかもしれない。しかし量産という観点において考えていくのなら、欠陥機として断じられても仕方のない事かもしれない。

  • 読書感想:魔王討伐から半世紀、今度は名もなき旅をします。

    さて、画面の前の読者の皆様の中にもかの大人気アニメ、「葬送のフリーレン」をご覧になられた読者様はおられるだろう。かの作品において描かれていたのは勇者パーティーの冒険のその後、というのはもう基本知識であるとして。そう、勇者パーティーを基本的に人類に属する者達の集まりと見なすのならば、魔王を倒す冒険、というのはとりあえず平均寿命を現代日本くらいと仮定してみると、その人生の何分の一、もしくは何十分の一であり。冒険のその後の方が長い、のは明白である。

  • 読書感想:恋人以上のことを、彼女じゃない君と。 終

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:恋人以上のことを、彼女じゃない君と。3 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、糸と冬、という文字が合わさって、終という漢字になるように。この作品も文字通り完結を迎える訳であるが。前巻の提案、冬からの提案を画面の前の読者の皆様はこうは思われなかっただろうか。言葉の根底は、彼本位であるな、と。果たしてそんな言葉が本当に、糸に届くのだろうか。その辺りも描いていくのが今巻なのである。

  • 読書感想:男女の力と貞操が逆転した異世界で、誰もが俺を求めてくる件

    さて、ラノベの流行というのは移り変わるものであり、読者の好き、というものの変化によって変わるものらしいと聞いたが。最近少しずつ、貞操逆転ものが一つ、ジャンルとして流行を始めた気がするのは私だけだろうか。では貞操逆転もの、の面白さとはまずどの辺りなのだろうか。やはり、割と合法的にハーレムできる事だろうか。

  • 読書雑記:発売日前新刊紹介なお話。ガガガ文庫編。&GCN文庫編。

    こんばんは。そろそろ部屋の片づけをしなくては、真白優樹です。さて本日は既に名古屋で発売しているのを見かけたため、公式発売日は来週月曜日のガガガ文庫とGCN文庫の新刊の中から、このブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 読書雑記:五月中旬から下旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。 - 読樹庵 (hatenablog.com) 一部作品は上記の記事で少しだけ深堀しておりますので宜しければご覧ください。 ガガガ文庫編 ・かくて謀反の冬は去り2 ・著:古河絶水先生 絵:ごもさわ先生 それではまず最初の作品はこちら。奇智彦が摂政となって間もなく、東北の豪族に城を囲まれる今巻。謀反の冬が去…

  • 読書感想:私の初恋は恥ずかしすぎて誰にも言えない (2)

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:私の初恋は恥ずかしすぎて誰にも言えない - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻を読まれた読者様ならお分かりであろう。この作品の主人公、千秋とその双子の妹である楓の恋は中々におかしいものだと。平たく言えば大きなイチモツが生えた妹が好き、女の子になった兄が好き。うん、文章にしてみるとどういうことなの、と頭を抱えたくなってしまう、そんな恋。だけど確かにそれは初恋であり。忘れられぬもの、となるのだ。

  • 読書感想:組織の宿敵と結婚したらめちゃ甘い2

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:組織の宿敵と結婚したらめちゃ甘い - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻でラブラブ夫婦ないちゃいちゃをこれでもかと見せつけてきた狼士と律花であるが。こんな激甘ラブラブ夫婦になるまでには、それなりの道があった、というのは画面の前の読者の皆様もお察しであろう。そもそも最初は宿敵同士、つまり敵同士なので好感度もマイナスまっしぐらであるし。ではそんな二人はどうやって恋人、そこから発展して夫婦になっていったのか。そんななれそめを描いていくのが今巻なのである。

  • 読書雑記:発売日前、新刊紹介なお話。富士見ファンタジア文庫編。

    こんばんは。五月ももう折り返し、こうなるともう少しゴールデンウィークに積読崩しておきたかったと悔やむ真白優樹です。さて本日は明後日発売予定の富士見ファンタジア文庫の新刊の中からこのブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 読書雑記:五月中旬から下旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。 - 読樹庵 (hatenablog.com) 一部作品は上記の記事で少しだけ深堀しておりますので宜しければご覧ください。 ・男女の力と貞操が逆転した異世界で、誰もが俺を求めてくる件 ・著:タジリユウ先生 絵:さなだケイスイ先生 それではまず最初の作品はこちら。こちらは上記の記事でも少しだけ深堀している…

  • 読書感想:凡人転生の努力無双2 ~赤ちゃんの頃から努力してたらいつのまにか日本の未来を背負ってました~

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:凡人転生の努力無双 ~赤ちゃんの頃から努力してたらいつのまにか日本の未来を背負ってました~ - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻で第六階位の魔、雷公童子を見事に祓って見せたこの作品の主人公、イツキ。しかし彼はまだ、末恐ろしい事に小学校にすら入学していない。つまりまだまだ上がある、上に行けるという事である。どこまで強くなれば、いいのか。その問いを彼にしたらきっと、何処までも、という答えが返ってくるのかもしれない。

  • 読書雑記:五月中旬から下旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。

    こんばんは。五月もそろそろ中盤、最近気温が乱高下しているので体力の減りが早い気がする真白優樹です。さて本日は、五月中旬から下旬にかけて発売される新刊の中から、個人的に要注目な新刊についてお話したいと思います。 読書雑記:五月初旬から中旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。 - 読樹庵 (hatenablog.com) 前回記事は上記になります。 富士見ファンタジア文庫編 ・男女の力と貞操が逆転した異世界で、誰もが俺を求めてくる件 ・著:タジリユウ先生 絵:さなだケイスイ先生 それではまず最初の作品はこちら。こちらはカクヨムで人気の書籍化作品となります。最近、貞操逆転ものというのは少しずつ目撃す…

  • 読書感想:孤独な深窓の令嬢はギャルの夢を見るか

    さて、時に服装というのは例えばその人の所属を表すのに使われるものでもあり、基本的にはその人を飾るもの、とも言える。しかし例えば似合わない、意外、という言葉を以て迎え入れられる服装もあるかもしれない。だけどそれは、客観的視点から放たれている言葉なのだろうか。放っている方の主観から、放たれている言葉なのではないだろうか。

  • 読書雑記:発売日前、新刊紹介なお話。GA文庫編。

    こんばんは。五月もそろそろ中盤戦、雨の日は身体が痛む気がする真白優樹です。さて本日は明後日発売予定のGA文庫の新刊をさくっと紹介していきたいと思います。 ・異端な彼等の機密教室2 思春期スナイパーの引き金を引く理由 ・著:泰山北斗先生 絵:nauribon先生 それではまず最初の作品はこちら。離反疑惑のある狙撃手排除に向かう中、青葉が人間を撃てなくなる今巻。果たして敵の方が強大な中、青葉は引き金を引く事が出来るのか。期待したいですね。 ・やる気なし天才王子と氷の魔女の花嫁修業(マリー・ベル)2 ・著:海月くらげ先生 絵:夕薙先生 二作品目はこちら。学園の強者たちが集う決闘祭で、新旧婚約者が激突…

  • 読書感想:はじめてのゾンビ生活

    さて、ゾンビと言えば動く死体であり頭を潰せば死ぬ、人間を噛みつく、という形で襲ってきて噛まれればゾンビになり、知性を残している個体は高位な個体。という印象を抱かれている方はどの辺りからその印象が来たのだろうか。やはりバイオハザードシリーズであろうか。それはともかく。基本的にゾンビ、というのは人類の相容れぬ敵であり排除すべき怪物である、というパターンが基本であろう。

  • 読書感想:幼馴染のVTuber配信に出たら超神回で人生変わった

    さて、最近はVtuberものというジャンルも一つの人権を得てきていて、ジャンルにおけるテンプレというのも定まりつつあると思われるが、Vtuberものが苦手、嫌いという読者様もおられるかもしれない。無論、ラノベの好き嫌いというのは個人の主観によるものであるので、嫌いというのであればそれもまたよい、とは私は思う。では苦手、嫌いという理由として「成り上がりが早すぎる」という読者様もおられるだろうか。

  • 読書感想:他校の氷姫を助けたら、お友達から始める事になりました

    さて、キャラクターの属性として氷、という単語が出てくるとクール寄りなキャラ、そう連想される読者様も多いかもしれないし実際それは間違ってはいないかもしれない。ではそんなクールなキャラクターの魅力というのはどの辺りなのだろうか。その答えは画面の前の読者の皆様各人の中にあるだろうなので明言は避けるとして。自分にだけ見せてくれる素顔、そんな展開が好きという読者様も結構おられるのではないだろうか。

  • 読書感想:バケモノのきみに告ぐ、

    さて、時に人間と異種族の愛、ラブというのが描かれる事はある。そこに付随する問題としては、寿命差とかあるだろう。しかし、本当の意味で共存、共に歩いていくには何が必要なのだろうか。きっとそれは愛する事。だけどその愛は、何処までの理解を伴っていればいいのだろうか。例えば、理解できぬことだって、分かり合えぬことだってあるだろう。ならばそんな存在を、どう愛せばいいのだろうか。

  • 読書感想:俺が告白されてから、お嬢の様子がおかしい。2

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:俺が告白されてから、お嬢の様子がおかしい。1 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻できちんと事情があるからこそ鈍感な、とんでもない硬さの牙城な影人の心を射止めるべく、主である星音がポンコツに空回りしながらも頑張る、というこの作品の趣旨は理解していただけているであろう。では今巻では何が起きるのか、というと。夏休みを迎え、非日常的な時間も始まる中。影人を巡る戦いに新たな影が、といった感じに始まる巻である。

  • 読書雑記:発売日前、新作紹介。電撃文庫編。

    こんばんは。ゴールデンウィークも終わり、一先ず身体が鈍り気味なのでゆっくりリハビリみたいな感じで仕事をしたいのですが、スパルタ的な仕事を振られている真白優樹です。 どうも楽は出来ないようですが、私今年厄年ではない筈なのですが。さて本日は今週金曜日発売予定の電撃文庫の新刊の中から、このブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 読書雑記:五月初旬から中旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。 - 読樹庵 (hatenablog.com) 一部作品は上記の記事で少しだけ深堀しておりますので、宜しければご覧ください。 ・バケモノのきみに告ぐ、 ・著:柳之助先生 絵:ゲソきんぐ先生 それではま…

  • 読書感想:勇者殺しの花嫁 II ―盲目の聖女―

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:勇者殺しの花嫁 I - 血溜まりの英雄 - - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻で魔族の所謂お目こぼしにより人類は生存している、とも言える意外と薄氷の上な状況が判明してしまった訳であるが。そんな中でも、アリシアやシオンたちは生きていかなくてはならず。しかしこの作品における宗教、大きな力を持っているという事はどういうことか。画面の前の読者の皆様も何となくお察しではないだろうか。

  • 読書感想:お酒と先輩彼女との甘々同居ラブコメは二十歳になってから2

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:お酒と先輩彼女との甘々同居ラブコメは二十歳になってから1 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、孝志と紅葉。一見すると紅葉が振り回して主導権を握っているように見えて、実は紅葉の方が孝志の優しさに大分寄りかかって依存している、とも見えるこの関係性であるが。確かに二人とも、何があっても最悪責任はとれる年齢ではあるも、親の庇護の元にいる以上、心に任せて関係を進める訳にもいかぬ。そのストッパーがあるからこそ、中々にこの二人の関係は最後の一線としてもどかしい関係、と言えるのかもしれない。

  • 読書感想:悪役令嬢はしゃべりません 1.覚醒した天才少女と失われたはずの駒

    さて、この世の中には手話というものが存在する訳であるが、手話というものを使える方は果たして画面の前にどれだけおられるだろうか。いない、かもしれない。手話というのはそのような言葉が必要な方と関わらなければ覚える事もないものかもしれぬものであるため。

  • 読書感想:サキュバス四十八手2

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:サキュバス四十八手 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、「サキュバス四十八手」とかいうエロ、つまりは性行為が全面的に重要となってくるこの作品、大丈夫か、と思わず聞きたくなるくらいにエロいのは画面の前の読者の皆様も前巻を読んでいればご存じであろう。しかし、この儀式、どうも魔族側からみれば救世の儀式、ではないというのも仄めかされていた訳で。根底はエロ、かと思いきや根っこは普通にシリアス、そして謎ばかりというのがこの作品な訳である。

  • 読書感想:死亡遊戯で飯を食う。6

    前巻感想はこちら↓ 読書感想:死亡遊戯で飯を食う。5 - 読樹庵 (hatenablog.com) その身を裂かれ続けて失って、その度に人工のもので継ぎ直して。幾多のプレイヤーを蹴落とし、今度は自分を慕ってくれた弟子まで。幾多のものを失う代わりに勝利を抱えていく幽鬼。前巻の最後、彼女の前に現れたのはもう一人の自分。彼女が一体、何故現れたのか。そしてその出会いの果てに何を見るのか、その辺りを書いていくのが今巻なのである。

  • 読書感想:この物語を君に捧ぐ

    さて、私は別に自分語りをする訳ではないが、自慢でもないがラノベ読み歴十数年である。そんな歴まで言ってしまうと、正直流行もテンプレも移り変わりを色々な年代見届けている訳で、この作品、この後どうなるか、という予想もまぁまぁ出来てしまったりする。これもまた一つの楽しみ方ではあると思うが。それはさておき、この作品は感動必至と銘打っている。正直、私はそう言われると、では私を感動させて見せてくださいと挑まれる気持ちになる訳であるが。先に言ってしまえば、じーんと、心に刺さるものがこの作品には合った、と先に言っておきたい。

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