●午前11時 数日前から子供たちに予告していたように インフルエンザ予防接種(2回目)を受けに行く。 受付で、2人とも アルコール消毒を大量に噴霧したり マスクを目につけたりするが、これらは想定内。 診察室内には おとなしく入室するが、 いざ接種の段階で 大騒ぎが始まった。 まず、U一郎が ぎゃぁぁぁぁっ!と大絶叫し キャスター付きのイスを 足で思い切り蹴飛ばすと、 イスが かなりのスピードで壁に激突。 医師や看護士さんの制止を振りほどき、 机においてあった問診票などを 手で床に払い落とす。 医師や看護士、私が U一郎から少し離れて 「どうする?」「やめてもいいよ?」と問いかけると ハァハァと荒い息を吐き、目を釣り上げて身構える。 そこで、O次郎が余計な一言。 「U一郎はバカだから、インフルエンザで死ね。」 いきなり、U一郎がO次郎に飛び掛かり、 ..
眞子様の「お気持ち発表」を知り 深く暗い谷底に沈みこんだ。 少しずつ 自分の気持ちを探る中で お相手の方が 法律事務所に属していて この問題のために 弁護士を雇いながら 海外で 法曹資格を志望していることが 私の心を 大きく揺さぶったように感じた。 一見、部分的に法律的に正しくても 何か 全体として変だと感じるこの出来事。 身がすくむ思いがした。 2人の子供たちは 知的障害があるから 将来、成年後見や後見信託などで 弁護士や司法書士などの法曹関係者と 関わる可能性が高い。 そして、2人の子供たちは 生まれた時から 何しろ運が悪いから 志の高い法曹関係者には やっぱり 出会えような気がする。 コツコツ貯めたお金さえも 管理料の支払いなどで その多くを失い 親亡き後、哀しい末路を..
●午後4時 ゥワアアアッ! イタィーッ! 大きな叫び声に、急いで見に行くと U一郎が、O次郎の髪の毛をひっぱり、 頭が横倒しのO次郎が、U一郎のうでに爪を立て 2人とも顔を真っ赤にしてケンカしていた。 「やめなさいっ!」と叱る傍から 2人とにも 殴ったり蹴ったりの大乱闘。 両者とも 出血こそなかったが、 打撲の跡は 広範囲につくだろう。 私も、腕と耳を負傷。 ●午後5時頃 床に散乱していた本を本棚に片付けてると 本が8冊 ずぶ濡れになっていた。 たぶん、U一郎の仕業だろう。 時期は不明。 濡れている本を拭いて乾かす。 ●午後6時頃 夕食の支度中、ゲラゲラ笑い声が聞こえた。 フライパンの火を止めて 見に行くと O次郎が、洋服を引っ張り出して メチャクチャに着ながら 踊っていた。 たしなめて 片付けるように言う。 急いで ..
●午後4時半頃 ビリッ、ピリリリ、、ビィー 夕食の支度をし始めたら 紙が割ける音が響いた。 濡れた手を拭き、急いで見に行くと U一郎が また本を破っていた。 しかも、それは図書館で借りた本。 また弁償だ。 ●午後5時頃 キュキュッ、キュゥー 今度は何の音だろうと 振り返ると O次郎だった。 ぬいぐるみで 窓についた水滴を拭いていた。 ペンギンの白いおなかが 薄汚れた灰色になっていた。 U一郎が 大きな足音でジャンプを始め、 両手で 壁や床を叩きだした。 「静かにしよう」と繰り返し言っても 毎度、聞くはずもない。 チョコレートを U一郎に見せると飛んできて 少し食べさせると やや落ち着いた。 ●午後7時頃 戸棚のドアが開かない。 よく見ると、透明の接着テープが べったりと貼りつけられていた。 これは、きっとO次郎だろう。..
かなしみは だれでも もっているのだ。 わたしばかりでは ないのだ。わたしは わたしのかなしみを こらえていかなきゃ ならない。 新美南吉「でんでんむしのかなしみ」より 私は 子供たちに関する「カナシミ」を持っている。 でも、子供たちに それを明かすことはない。 私の「カナシミ」を 子供たちが知ると 子供たちも 「カナシミ」を持つかもしれない。 私は私の「カナシミ」を 一生こらえていく。
映画やドラマ、有名人の発言やスキャンダル・・ 子供ができてから、見る余裕もない。 それでも、なんとなく聞こえてくる情報。 どれも 遠い世界のことで 何も感じたことがなかった。 それなのに、どうして 皇族の方の「お気持ち発表」に こんなにダメージをうけたのか まるで 怖いもの見たさのように そうっと そうっと 考えた。 気になった言葉を書き出してみた。 生きるために必要 結婚 障碍者施設訪問 お車代 弁護士 法律事務所 借金 返済しない しんどくなってしまったので 今日は、もう書けない。
●午後4時頃 ガリッ! クチャクチャ・・・ 洗濯物を片付けながら 何か変な音がする方向をみると U一郎が、鉛筆をかじり取って口に含んでいた。 急いで口を開け 鉛筆の芯や木の部分を取り出す。 洗面所に引っ張って連れていき 何度もブクブクをさせる。 うがいは、まだ抵抗があるので できないため 全部は取り切れなかったかもしれないが 仕方ない。 ●午後4時半頃 U一郎にかまっている間に、 O次郎が サインペンを無断で持ち出し、 食卓で豪快にお絵かき。 汚れた手で 壁やスイッチを触りまくっていたため 室内のあちこちが汚れてしまった。 アルコールなどで 汚れを落そうとしたが 落ちなかった部分も多数あり。賃貸なのに、、。 ●午後5時頃 室内の汚れを落としていたら、 U一郎が クルクルと回り始める。 そして、ジャンプしながら床を大きく踏み鳴らし ..
2020年11月13日、コロナ禍の中 話題になっていた ある皇族の方が 「お気持ち発表」をされた。 私には関係ないのに とても息苦しく感じて 耳鳴りがするようになった。 イキテイクタメニ ヒツヨウ 子どもの奇声を聞きながら 不覚にも涙がこぼれた。 たんたんと 日々のコトを こなしていこう。 私に必要なことは それだけだから。
O次郎には、まだまだ学習のサポートが必要。 けれど O次郎をかまっていると U一郎が怒りだし、O次郎に飛び掛かることが多く、 学習どころではなくなってしまう。 O次郎の学習サポートをする場合には、 先に 何らかの形でU一郎と関わり、 満足感を与えてからにしてはどうだろう? 片付けが簡単なものとしては 本の読み聞かせ、音読、一緒に歌を歌うとか、、
●午後4時頃 O次郎の宿題の文字が雑で読めないので 書き直しをサポートしていたら U一郎がO次郎に飛び掛かり、髪の毛をひっぱる。 O次郎が大声で泣きながら、 U一郎の顔に爪をたてて引っ掻く。 「O次郎が下手だからやり直しさせている」と U一郎に何度も説明すると、静かになる。 ●午後5時頃 U一郎の目つきがおかしくなり、形相が異様になる。 今まで、ずっと床で寝そべっていたのに 急に立ち上がって、両手を横に広げながら クルクルと回り始める。 そのうち、ジャンプして床を大きく踏み鳴らし けたたましく笑い出した。 慌てて色鉛筆と画用紙をテーブルに出し U一郎を引っ張ってきて それを見せると、 おもむろに着席して 静かに絵を描き始めた。 画用紙数枚に描いた後、 色鉛筆の芯をバキバキと折り始めた。 注意したが15分程度 芯を折り続け、 その..
【2020年11月現在】 U一郎とO次郎は、小学生の兄弟。 2人とも、知的障害のある自閉症。 それぞれ、ADHDの要素も併せ持つ。 病院では、そう言われている。 ただ、2人のタイプも状態も全く異なるし、 それぞれが、成長過程において ずいぶんと変化し続けている。 正確に診断してもらって、 それぞれの特性に応じた対応を考えたいけれど たぶん難しいと思う。 現状、2人の仲は、あまり良くない。
●午前4時頃 O次郎、おねしょ! 軽くシャワー後、着替え。 汚れた上掛けとシーツ取り換え。 再度、就寝させる。 ●午前4時半頃 おねしょ騒ぎで目覚めたか、 U一郎が、眠っているO次郎に、 突然、寝ながらキック! O次郎、寝ぼけながらパンチで反撃。 2人を叱って引き離し、就寝させる。 ●午前6時頃 早起きO次郎が 寝ている私の背中に頭突き。 睡眠不足で1日が始まる。 ●午前7時頃 朝食中、O次郎がU一郎をバカにした発言。 U一郎が食卓の下で、O次郎を蹴って反撃。 勢いで、お味噌汁と水が床にこぼれる。 ●午後5時頃 U一郎が突然興奮し始める。 クッションのスポンジを引きちぎり、 笑いながら両手で投げ散らかす。 その後、足を踏み鳴らして大きな音を立てつつ けたたましく笑い、 何かを叫びながら部屋中を走り回る。 天井の照明器具の..
2020年、世界中が新型コロナウィルスに巻きこまれる中、 今までと あまりかわりなく暮らす 私たち家族。 疲れた 休みたい もうずっと 長いこと 頭に浮かぶのは そればかり。 でも、この頃。 何か違うことを 感じ始めている。 この よくわからないけれど 重く 強く 何か動き出しそうな気持ちを 記しておこうと思う。 今年も あと 残り43日。 就寝前のリビング於て。
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