2024年4月22日に発売されたチェリまほ14巻。Xでの無料公開分についての感想です。書き下ろし部分のネタバレはありません。
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2024年4月22日に発売されたチェリまほ14巻。Xでの無料公開分についての感想です。書き下ろし部分のネタバレはありません。
菅原道真が大宰府に左遷された時、帯同を許された子はまだ幼かった隈麿と紅姫の二人だけでした。しかし、その二人もその後哀しい運命をたどります。その二人の記憶をうけつぐものが、今でも福岡にはひっそりと残されています。
菅原道真公が晩年を過ごした福岡県太宰府市の隣の筑紫野市に、道真公の晩年の意外な武勇伝を伝える史跡が残されています。その名は鯰石。住宅地の中にひっそりとある史跡ですが……?
先日久しぶりに筑紫野市歴史博物館を訪れました。最新の発掘結果を反映した、古代大宰府の地図が新たにパネル展示されていました。『遠の朝廷にオニが舞う』『神眠る地をオニはゆく』の舞台となった場所を、地図と共にご紹介します。
BLドラマブームのさきがけとなり、社会現象とまで言われた『おっさんずラブ』。その正統派続編が数年ぶりに制作されました。ファンにとっては待望の続編だったはずですが、残念な点も多い作品でした。全話視聴してのネタバレあり感想です。
まだ日本では珍しい、女性同士の恋愛を描いたドラマ『作りたい女と食べたい女』のシーズン2がNHKで放送されました。消化不良な感のあったシーズン1に比べ、今回はかなり踏み込んだ内容。みどころや魅力を語ります。
3/14、同性婚訴訟の最新の判決とこれまでの同性婚訴訟のまとめ
2024年3月14日、同性婚訴訟の6、7例目の判決が東京地裁と札幌高裁でなされました。初の高裁判決として注目された札幌高裁の判決は、今までにない画期的な判決でした。今までの判決とどこが違うのか?分かりやすく解説します。
皇室の三種の神器として有名な、鏡・玉・剣。ところがこの三点セットの最も古いものは、福岡市の弥生時代の王墓ありました。今から2200年前、邪馬台国の時代よりもさらに500年もさかのぼるこの王墓は、福岡市早良区の吉武高木遺跡から出土しています。
筑紫の君磐井の故郷・八女には、300基もの古墳があります。今回はその終末期の古墳・童男山古墳群を訪ねました。何とこの地には徐福伝説もあり、童男山の名も徐福と関連があったのです。石文化圏の貴重な古墳を、豊富な写真と共にご紹介します。
前回までの記事で、神社の成り立ちを2回に分けて解説しました。高名な民俗学者の小松和彦氏による『神になった日本人』は人を神として祀った神社について大変詳しく、また興味深い考察を行っています。こちらを読んでの感想と、神社を分類してみて考えたことなどをつづっています。
神社を成り立ちから分類した記事その②です。今回は、怨霊ではなく、功績のあった人を祀るタイプの神社と、現世利益を願って特定の神を招いて祀る(勧請する)神社についてご紹介します。
神社を祀られている神様によって分類するのはよく知られていますが、神社は成り立ちにもいくつかの類型があります。神社を成り立ちの観点から5つに分類してみました。
重要文化財で見る『遠の朝廷にオニが舞う』『神眠る地をオニはゆく』の世界②
九州歴史資料館「重要文化財が語る古代大宰府」その②。『遠の朝廷にオニが舞う』『神眠る地をオニはゆく』の登場人物たちが使っていたのと同じ呪具や道具をご紹介します。大迫力の鬼瓦も。 物語の世界をより身近に感じて頂けたら嬉しいです。
重要文化財で見る『遠の朝廷にオニが舞う』『神眠る地をオニはゆく』の世界①
『遠の朝廷にオニが舞う』『神眠る地をオニはゆく』は、古代の太宰府を舞台とした物語です。今回、この時代の出土品を見に、九州歴史資料館「重要文化財が語る古代大宰府」に行ってきました。物語の登場人物にゆかりの深い品を中心に、2回に分けてお送りします。
宗像三女神のうち、真ん中の瀧津姫を祀る、中津宮のある大島。『神眠る地をオニはゆく』に直接登場こそしませんが、登場人物の話の中では語られ、ストーリー上も大きな役割を果たす場所です。大島を訪れた時の日記を再掲しています。
『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい(チェリまほ)』キャラの魅力、最終回は六角祐太くんです。一見チャラそうなキャラですが、彼は実写版では「古い価値感を打破するキャラ」として描かれており、原作でもチャラいキャラから現代的な価値観を持った魅力的な若者へと成長を遂げています。彼の魅力について考察します。
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2024年4月22日に発売されたチェリまほ14巻。Xでの無料公開分についての感想です。書き下ろし部分のネタバレはありません。
菅原道真が大宰府に左遷された時、帯同を許された子はまだ幼かった隈麿と紅姫の二人だけでした。しかし、その二人もその後哀しい運命をたどります。その二人の記憶をうけつぐものが、今でも福岡にはひっそりと残されています。
菅原道真公が晩年を過ごした福岡県太宰府市の隣の筑紫野市に、道真公の晩年の意外な武勇伝を伝える史跡が残されています。その名は鯰石。住宅地の中にひっそりとある史跡ですが……?
先日久しぶりに筑紫野市歴史博物館を訪れました。最新の発掘結果を反映した、古代大宰府の地図が新たにパネル展示されていました。『遠の朝廷にオニが舞う』『神眠る地をオニはゆく』の舞台となった場所を、地図と共にご紹介します。
BLドラマブームのさきがけとなり、社会現象とまで言われた『おっさんずラブ』。その正統派続編が数年ぶりに制作されました。ファンにとっては待望の続編だったはずですが、残念な点も多い作品でした。全話視聴してのネタバレあり感想です。
まだ日本では珍しい、女性同士の恋愛を描いたドラマ『作りたい女と食べたい女』のシーズン2がNHKで放送されました。消化不良な感のあったシーズン1に比べ、今回はかなり踏み込んだ内容。みどころや魅力を語ります。
2024年3月14日、同性婚訴訟の6、7例目の判決が東京地裁と札幌高裁でなされました。初の高裁判決として注目された札幌高裁の判決は、今までにない画期的な判決でした。今までの判決とどこが違うのか?分かりやすく解説します。
皇室の三種の神器として有名な、鏡・玉・剣。ところがこの三点セットの最も古いものは、福岡市の弥生時代の王墓ありました。今から2200年前、邪馬台国の時代よりもさらに500年もさかのぼるこの王墓は、福岡市早良区の吉武高木遺跡から出土しています。
筑紫の君磐井の故郷・八女には、300基もの古墳があります。今回はその終末期の古墳・童男山古墳群を訪ねました。何とこの地には徐福伝説もあり、童男山の名も徐福と関連があったのです。石文化圏の貴重な古墳を、豊富な写真と共にご紹介します。
前回までの記事で、神社の成り立ちを2回に分けて解説しました。高名な民俗学者の小松和彦氏による『神になった日本人』は人を神として祀った神社について大変詳しく、また興味深い考察を行っています。こちらを読んでの感想と、神社を分類してみて考えたことなどをつづっています。
神社を成り立ちから分類した記事その②です。今回は、怨霊ではなく、功績のあった人を祀るタイプの神社と、現世利益を願って特定の神を招いて祀る(勧請する)神社についてご紹介します。
神社を祀られている神様によって分類するのはよく知られていますが、神社は成り立ちにもいくつかの類型があります。神社を成り立ちの観点から5つに分類してみました。
九州歴史資料館「重要文化財が語る古代大宰府」その②。『遠の朝廷にオニが舞う』『神眠る地をオニはゆく』の登場人物たちが使っていたのと同じ呪具や道具をご紹介します。大迫力の鬼瓦も。 物語の世界をより身近に感じて頂けたら嬉しいです。
『遠の朝廷にオニが舞う』『神眠る地をオニはゆく』は、古代の太宰府を舞台とした物語です。今回、この時代の出土品を見に、九州歴史資料館「重要文化財が語る古代大宰府」に行ってきました。物語の登場人物にゆかりの深い品を中心に、2回に分けてお送りします。
宗像三女神のうち、真ん中の瀧津姫を祀る、中津宮のある大島。『神眠る地をオニはゆく』に直接登場こそしませんが、登場人物の話の中では語られ、ストーリー上も大きな役割を果たす場所です。大島を訪れた時の日記を再掲しています。
『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい(チェリまほ)』キャラの魅力、最終回は六角祐太くんです。一見チャラそうなキャラですが、彼は実写版では「古い価値感を打破するキャラ」として描かれており、原作でもチャラいキャラから現代的な価値観を持った魅力的な若者へと成長を遂げています。彼の魅力について考察します。
霧島神宮の参道にある「天狗館」。霧島神宮の秘宝・九面にちなんで、たくさんのお面が展示されています。日本のお面だけでなく、海外の個性的なお面も。
猿田彦と同一視されることの多い天狗。しかし、天狗の歴史は猿田彦よりずっと新しく、複数のルーツを持ちます。インド神話のガルーダもその一つです。
霧島神宮の参道に、「霧島天狗館」というお面の展示館があります。その数なんと1800種類。でも、どうして霧島で天狗なのでしょう?それは、ちょっと風変わりな外見を持つ、あの神様と関連があるのです。
東雅夫編『文豪怪談ライバルズ!鬼』感想2回目です。今回は前回よりもかなり暴走。鬼好きを自認する珠下なぎが、独断と偏見に満ちた感想と共に推し作品をご紹介します。
東雅夫編『文豪怪談ライバルズ!鬼』の感想。豪華執筆陣による、恐ろしくも美しい、鬼にちなんだ珠玉の怪談の数々。鬼好きを自認する珠下なぎが、独断と偏見に満ちた感想と共にご紹介します。
鹿児島の霧島神宮から少し奥に入ったところに、山神社があります。瓊瓊杵尊の舅に当たる大山津見神を祀っている神社。ところで、瓊瓊杵尊の妻は木花咲耶姫の名で知られていますが、これは異名。ではなぜこの異名が人口に膾炙する結果になったのでしょうか? どこかで聞いたあのお話を分かりやすく解説します。
先月、鹿児島の霧島神宮に行っていました。その創建は神代の時代にまでさかのぼると言われ、天孫降臨神話にゆかりの深い神社です。天孫降臨神話についても分かりやすくおさらいしています。
話題のchatGPTに加え、Bingも小説執筆に使えると聞いた珠下なぎ。今度はこちらを試してみます。 すると、chatGPTには現時点で備わっていない能力が……?小説執筆において、AIに出来ること、できないことを考えてみました。
小説を書く人間にとっては脅威となるか、味方となるか?「小説を書くこともできる」と話題のchatGPT、試してみました。自作と同じ設定で小説のあらすじを作らせると……?
桜島の月読神社。その祭神は月読命となっていますが、鹿児島には独自の月にまつわる行事があります。また、鹿児島に居住していた、古代の異民族・隼人との関係は……?
鹿児島県の桜島に、月読神社という小さな神社があります。その創建は意外に古く、和銅年間(8世紀初頭)。天照大御神や須佐之男命に比べて極端に少ない、月読命を主祭神とする神社です。
今回は前回に引き続き、映画『エゴイスト』感想。今回はネタバレありのがっつり感想です。ネタバレが嫌な方は、こちらのネタバレなし感想をご覧下さい!↓
映画「エゴイスト」。題名とポスターの生々しさから、鑑賞をためらっている方も多いと思います。そんな方へ、ネタバレなしの感想です。
『日本鬼文学名作選』の感想、2回目です。日本最強の鬼・酒呑童子や、加門七海先生の訳による『平家物語 剣の巻』など、鬼好きにとっては実質無料むしろ黒字の一冊。本書の魅力をたっぷりとお伝えします。
東雅夫編『日本鬼文学名作選』の感想。鬼たちの世界を描いた珠玉の作品集を、鬼好きを自認する筆者が独断と偏見で熱く語ります。二回に分けてお送りします。
首相秘書官の同性婚差別発言騒動で思ったこと。同性婚に対する論点と過去記事のまとめがメインです。 私個人の考えですが解決策も提唱しています。
史上初の「愛国」者として書紀に名を遺した大伴博麻。けれど彼と周囲の人々の行動には、まだ様々な謎が残っています。書紀の記録から、大陸との攻防に翻弄された彼の生涯を浮き彫りにします。
日本で初めて「愛国」の文字が正史に記されたのは意外と古く、『日本書紀』持統天皇の条。この言葉は、白村江の戦いで捕虜になり、自分の身を犠牲にして国に尽くした大伴博麻という人物に向けられたものでした。この人はどのような人だったのでしょう?ゆかりの地・福岡県八女市上陽町を訪ねました。