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  • 九州自然歩道 47日目 外輪山を越えて阿蘇カルデラ内に降下 熊本県菊池市菊池渓谷~阿蘇市阿蘇駅 2020年9月6日

    昨夜は熊本県菊池市の菊池渓谷にビバークし、早朝からトレッキング再開。あたりがうす明るくなる5:00には撤収を開始し、6:15に行動を開始した。大型の台風が接近しているので、早めに行動して、早々に帰途につく予定。午後3時ぐらいまでは交通機関が動くのではないかと予想。 6:15から行動開始 出発時の雨はほんの小降り。風向きは南風で、阿蘇カルデラの外輪山の北側斜面を登っているからか、風雨はほとんどない。6:30には菊池渓谷の北端の清水谷橋に到着した。 川幅はどんどん狭くなる 清水谷橋 ここは間違えやすいポイント ここに九州自然歩道の標識があったのだが、標識の向いた方向によく考えもせずに進んだら、1k…

  • 九州自然歩道 46日目 碧く美しき菊池渓谷 熊本県菊池市菊池~菊池渓谷 2020年9月5日

    今回の九州自然歩道は、熊本県菊池市の菊池公園からのトレッキング再開。5:30に家を出てから、乗り換えを4回行い、9時過ぎに菊池に到着した。菊池公園には真ん中に菊池武光公の立派な像が設置されている。これについては少し調べてみた。 菊池武光像 残念ながら逆光 菊池武光(1319年ごろ~1373年)は、鎌倉時代末期から南北朝時代にかけての武将で、菊池氏第15代当主。九州における南朝勢力として武功に優れたことから、今なお菊池市民に親しまれているようだ。そもそも菊池氏は、諸説はあるが、平安時代の藤原氏に源流を持つとされる名家のよう。西郷隆盛も菊池氏の出とされている。 菊池氏は南朝を支えた武光の時代を頂点…

  • 九州自然歩道 45日目 今なお菊池の中心は菊池武光公 熊本県山鹿市山鹿~菊池市菊池 2020年8月29日

    今回の九州自然歩道は、先週離脱した熊本県山鹿市の山鹿温泉さくら湯前からのトレッキング再開。山鹿温泉のさくら湯は、本当に造作が素晴らしい。2012年に再建したとは思えないほど時代がついた重みを感じる。いい仕事してる。今日はお湯には浸からずに、8:00に菊池温泉に向けて出発することにする。目標を温泉に設定するといい。歩く励みになる。 本日のスタート地点となる山鹿温泉さくら湯 山鹿市内には、豊前街道という北九州小倉につながる街道の跡が残っている。いまだに当時の様子を残すと思われる建造物が立ち並んだエリアがある。 山鹿温泉 足湯 山鹿温泉 豊前街道 山鹿の市街地から3kmほど田園地帯を北上し、9:10…

  • 九州自然歩道 44日目 和水で前方後円墳の上を歩いてしまった 熊本県和水町菊水~山鹿市山鹿 2020年8月22日

    今日は熊本県和水町の菊水インターチェンジからのトレッキング再開。本当に申し訳ないが、福岡県に接した熊本県最北部のこの町、和水町の読み方が分からなかった。 私が物を知らないということもあるが、この町は菊水町が平成の大合併で三加和町と合併して和水町と、2006年に一般公募でつけられた町名。三加「和」+菊「水」で和水。読み方は「なごみ」と少しキラキラ系のひねりを効かせている。人名漢字辞典で引いてみると、和水で、なごみ、かずみ、わみず、と読ませる。 カヌーイストの野田知佑の出身地と知って、俄然親近感が湧いた。菊池川を犬のガクと一緒にカヌーに乗って下っていく情景を描いた本があった気がする。和水町の真ん中…

  • 九州自然歩道 43日目 思いのほか素敵な町だった玉名から山を越える 熊本県玉名市立願寺~和水町菊水 2020年8月16日

    今日は熊本県玉名市の立願寺温泉のホテルからのスタート。トレッキングに出ると、日の出の前に目が覚めてしまう。今日もそう。朝食は7:00からで、時間があるため昨日行っていない古い町並みが残るという、ホテルから2kmほどの高瀬裏川の街並みを見に行った。 最初に謝っておこう、玉名ごめん。こんな素敵な街が福岡の近くにあったなんて知らなかった。古くからの菊池川の水運で栄えた町がそのまま残されていて、江戸時代にタイムスリップしたような気分。朝早くて誰もいない町を一人歩き満足。 高瀬眼鏡橋 そのあとはホテルに戻り、がっつり朝食を食べて8:00に行動開始。市街地から30分ほどの蛇ケ谷公園から登山道に入る。この山…

  • 九州自然歩道 42日目 越すに越されぬ田原坂 熊本県熊本市北区植木町田原坂駅~玉名市立願寺 2020年8月15日

    今週末の九州自然歩道トレッキングは西南戦争の激戦地として知られる熊本県の田原坂から再開。 歴史には疎いため、西南戦争の原因や経過がさっぱり分からない。大政奉還や江戸城の無血開城の中心的な役割を果たしたのが西郷隆盛だったのではないだろうか?それがどうして西南戦争では反乱軍の首領として官軍と戦うことになったのか?付け焼き刃で、西郷隆盛が明治政府から下野することになった明治6年政変や、士族の反乱の引き金を引くことになった明治9年の廃刀令、西郷が鹿児島に設立した私学校に対する政府からの圧力、などの細切れの知識をおぼろげに頭に詰め込んだまま、定刻の8:13に鹿児島本線の列車は田原坂駅に到着した。 田原坂…

  • 九州自然歩道 41日目 武蔵の悟りの地から西南戦争の激戦地へ 熊本市西区岩戸観音~熊本市北区植木町田原坂 2020年8月10日

    朝、テントから出たときに気が付いた。岩戸観音の宮本武蔵像もコロナ対策に取り組んでいた。武蔵に見守られながらテントの撤収を行い、7:02に行動を開始した。 最初に谷を下って向かったのは雲巌寺。宮本武蔵ゆかりの寺院で、五輪書は武蔵がここの霊厳洞に籠って標したとされている。また五百羅漢も見事。いくつかの仏像は首が落ちているが、朝の挨拶を交わした住職さんに聞くと、廃仏毀釈運動で破壊されたとのこと。残念なことだ。 霊厳洞 この中に武蔵が籠もったとされる 五百羅漢 天気予報では曇りのち雨となっているが、今のところ天気は良い。最初の目標の二ノ岳の緑が青空に映える。南向きの二ノ岳の麓にはミカン畑が広がり、一ノ…

  • 九州自然歩道 40日目 金峰山を登りながらこう考えた。とかく人の世は住みにくい。 熊本県宇土市本町~熊本市西区岩戸観音 2020年8月9日

    7:35に清々しい気分でホテルを出発した。昨日宿泊したホテルは正解だった。小さなビジネスホテルだが、清掃が行き届き、朝食も美味しく、とても居心地が良かった。宣伝を頼まれたわけではないが、応援したくなるような小さなホテル、こめや旅館。宇土市街はこれと言って見るものはあまりないのだが、街の中のホッコリとした風景が心に残る。 こめや旅館 心地よいホテルでした 河口が近い市街には水路が多い。海抜は2mとの案内がある。宇土市が面した有明海は干満の差が大きいことで知られるが、防潮堤が何か所も設置してある。 JR三角線を超える 街中に防潮堤がある 8:50に宇土市と熊本市を隔てる緑川に架かった平木橋を渡り、…

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九州自然歩道を週末に歩き倒す
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