【播磨灘物語】VS【新史 太閤記】その場に居ない秀吉(その2)
黒田官兵衛と織田信長が初めて顔合わせした時のキーパーソンだった羽柴秀吉。 二つの小説でこのシーンを描いた司馬さんは、それぞれの作品で秀吉をどう書き分けたか? 前回、そんなテーマで記事を書きました。 blog.dbmschool.net ですが、『新史 太閤記』の秀吉ばかりにフォーカスして『播磨灘物語』は放ったらかしになっていたので、こちらも書いておこうと思います。 サイコパス感が強い『播磨灘物語』での織田信長 信長の「チューニング」 信長のセリフを分解してみます 「負」のセリフ 「正」のセリフ いざ秀吉! 読者を振り回す「遼太郎スキル」 「皆が知る信長」ゆえの停滞を防止する遼太郎スキル サイコ…
2025/03/28 20:54