南アフリカ・ケープタウンに住む中で経験した、日本とは違った習慣・エピソードや、観光スポットの紹介をしています。
●ジャガイモ臭いワイン1700年代後半からコンスタンシアで生産されたコンスタンシアワインを除いて、オランダ東インド会社が入植した当初から、ケープで生産されていたワインはずっと質の悪い(評判の悪い)ワインでした。1800年代終わりのイギリスでは、ケープ産ワインのことを「惨めなゴミ」「極悪」「不潔」「ジャガイモ臭い」などと、思いつく限りのひどい表現がされていました。おそらくは母国でワイン生産をしていた人もいた...
●イギリス植民地時代1800年代に入り、ケープがイギリスの植民地になった後、イギリスでケープ産ワインの需要が高まりました。当時ヨーロッパではナポレオン戦争が起き、ナポレオンがイギリスの経済的な痛手を与えようと、大陸との貿易を禁止する大陸封鎖令を1806年に発令しました。これにより、イギリスにフランス産ワインが入ってこなくなり、それを補うために1813年にケープ産ワインに特恵関税(減税措置)を与えました。それま...
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