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2020/10/12

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  • 斉藤真人 トキ・メグル・風景

    アートステージ 567 (京都)とても楽しみにしてました。斉藤さんを知ったのは、今年の春。たまたま個展を覗き見る機会があって、ビビットきてしまって以来、ちょこちょこチェックさせてもらってます。街の風景を抽象化する作品は、僕の「LIFESPEED」シリーズと似通ってる気がして、勝手に親近感湧いてます。 今回は、以前からの作品と今をミックスした構成。具象化された作品が、年を追うごと抽象化されている様が見れます。ですが過去の作品からも現在の抽象化の香りがぷんぷんするのは面白い。斉藤さんの作品は、じっと見てると、色が滲み出てくるんです。話の中でも「雨」というキーワードが多く出てきましたから。斉藤さんは水のフィルターを通して街を見ている気がします。水に滲むという斉藤さんの視点は、作品の大きなポイントなんだろうと勝手に解釈。水に染めると色も形も淡い感覚になります。色とバランスに嫌味が無いのは、そんな視点から来てるんじゃないかとギャラリーを後にした時に、ふと浮んだこと。それにしても、こうもびたっと感性の合う作家さんに出会えた偶然に感謝ですね。作品見ながら軽くお酒でも飲みながら語りあいたいなぁと思ってました。 そんな機会が訪れること密かに期待してます。きっと楽しいはず。 このアートステージ567は、とっても趣がある空間でした。僕もここに作品を展示させてもらえる日が来ると嬉しい。

  • 塩ラーメンとトンボ

    読みかけの本を読み漁ろうとバイクで山へ。 気持ちいい場所でひとしきり本を読み。ジップロックに詰め込んだ野菜やかまぼこの具材を鍋に放り込んで塩ラーメンを作る。インスタントなのに、外で食べると美味しい。幼い頃から空を見ながら食べることが好きで、お袋にせがんでよくベランダでご飯を食べさせてもらってたっけ。本を読んでた時から、一匹のトンボが目に入る。いなくなったと思ったら、また戻ってくる。なんだか愛らしい。 OLYMPUS DIGITAL CAMERA ラーメン食べて、あたりを散歩して、戻ってお茶飲んでたら、またトンボが帰ってきた。名前つけてやろうかなとか思ってたら、どこかえ消えた。どこに住んでるんだろうね。

  • バイクは好きだけれど

    「バイクのある風景」富士フィルムフォトサロン大阪すんごい楽しみにしてました。バイク雑談のアウトライダーが休刊になり、バイク雑誌を全く見なくなり、バイク絡みの素敵な写真に飢えていたんです。が、全然楽しくない。感激も驚きも感情が全くピクりとしない。自分でも、この感覚は驚きでした。写真は普通に綺麗です。バイク乗りだと思われる人達が見にきてるようです。写真を撮られた方だと思われる人とも談笑もされてます。いつもなら、近寄って話したい気分になるし、そうするんですが、その気にならない。困りました。逆に、今、声を掛けられたら、もっと困る。一通り見て自分のこの感覚はなんなのか?バイクが好きで一年中乗ってます。バイクで日本中旅もしました。今もガレージに3台のバイクがあります。これだけ乗ってても毎回、非日常感を味わえるんです。バイクの何が好きか? 僕はバイクを見て楽しむという趣味はあまりない。バイクに乗ってる時の疾走感やヘルメット越しに流れる風景、風の音、匂い。体を通して感じる全てをひっくるめてバイクに乗ることが好き。バイクにはカメラを積んで行きますが、写真を撮るためだにバイクに乗ることは、あまりないし、写真を一枚も撮らないこともある。でも、満足なんです。この写真展、それぞれのライダーにはドラマがあったはず。でもそれが僕には伝わらなかった。 バイクって、楽しいだけではなく、辛いことも多い。危ないと思うシーンも経験してるはず。雨や風の影響ももろに受けます。そんな泥臭い部分もひっくるめてバイクなんだけど、それは感じない。風景写真としてはよく出来てると思うんだけど、バイクを絡めてしまうと、バイクに求める自分の価値観が写真に見えないと、ちょっと違うぞってなったんだと思います。 写真はどれも素敵なモノでした。

  • バンクシーってなんやねん

    最近、バンクシーがブームなんでしょうか? 展覧会やらテレビで特集があったり。そんな中、映画「バンクシーを盗んだ男」を見ました。結論から話すと、バンクシーってなんやねん?って疑問が沸いたままはてなマークが頭に浮かんだまま大きくなってしまった感じ。バンクシーで知ってることと言えば・イギリスを拠点に活動・匿名・ストリートグラフィティ・ステンシルアート・芸術テロリスト・オークションでは多額な値段がつくこれくらい。映画の中ではパレスチナの問題を焦点にあててました。バンクシーによって富を得た人もいるし、当てが外れた人もいる。パレスチナに壁が出来ていることは、不勉強で、この映画で初めて知りました。そして、その壁に寄り添うように、バンクシーがホテルと作ったことも。バンクシーがゲリラ的に、描くストリートアート。壁に書かれた絵を売り捌くために、壁そのものを切り取って商売をしてしまう人達。バンクシーが描く絵は、政治的にも社会的にも、インパクトのある絵を書いてます。恐らく違法なんでしょう。だから匿名なんだと思うけど。でね、バンクシーは、社会に何かを問いかけてる。で、それからどうしたいんだろう?問いかけることで始まることもある。それはそれで素晴らしいことだとは思う。それがバンクシーの意図したことなんだろうか? 先ほどいつもの図書館に、バンクシーがらみの本の予約をネットでしたとこ。すんごい興味があるので、深掘りしてみたい。福岡と東京で展覧会がやってるみたいだけど、気になります・・。

  • 黒枝豆は旬に限る

    この時期になったんだなと思う。 そう、黒枝豆のシーズン。 大阪の北摂からバイクで丹波方面へ行くと、あっちこっちで「黒枝豆」の販売所があちこちに出現。収穫すぐの枝付きの黒枝豆が売られてます。バイクだと積載に苦労するものの、吸い寄せられるようにバイクを停めて買ってしまうんです。自宅に帰って湯がいて食べてみる。美味いんですね。もっと買っとけばよかったと毎年思うくらい、満足です。

  • ボールペン売り場で固まる

    ボールペンの替え芯を買いに文房具売り場へ。ボールペン市場は三菱の一強なんですね。ボールペンなんてなんでも良いというのが、大勢だと思います。さらに、三菱が誇るジェットストリームがあれば、なんら問題にすらならないかと・・。 紙との相性とか書き味に凝り出すと、そうではないんだけどと語り出した時点で、サァーと人がいなくなる気がします。でもなぁ、そういうことにこだわる人も、少数なりともいると思いたい・・。で、目下のマイブームは、ペンテルのエナージェル。書き味が万年筆っぽいとことか、スラスラとインクが出てくる感触が妙に好き。写真集にサインする時も、このペンテルのサインぺんを使ってました。色々試した結果これがいいと思ったからなんですが。さて、そのペンテルの三色ボールペンのエナージェルの替え芯を買いに来たんだけど、それがない・・。こんなに多くの種類が売ってるのに、欲しいものがない。これは結構凹みます。別にマイノリティー狙いで使ってる訳ではなかったので、自分が良いなと思ったものがメジャーではないと知ったから、ちょっと残念。このペンテルのボールべん、単色と複合だと替え芯のサイズが違うらしく、単色はあるけど複合だけが売ってない。これだけを買いにきたから、がっくりではあったけど、こんな素敵なボールペンを知らない人が多いことにも驚きでした。ペンテルのエナージェル良いですよ!!

  • 環境・心のまる

    京都グラフィーで散々写真を見た後、ホームの同時代ギャラリーへ。山本新太郎「環境・心のまる」見てきました。写真は発見、絵画は発想。その言葉はとても共感するんだけれど、作品を見ていると作者も作品を作りながら、何かを発見しながら創作しているんじゃないかと思うような作品群でした。 説明書きは7年ぶり6回目の個展です。地球生命を含めて、自然環境の循環=円Circleの中に生かされています。自然の内包しているものをどう形にしていくかが、今回のテーマです。今迄になく、たった一つのものは新しいと思いますし、混沌としているものを、鮮明にしていく作業の中で新鮮さが無くなっても、ひきつける「何かが」あればよいと思っています。ひきつける「何か」。この何か作者は探そうとしてるんだろうか?絵を見ながら、ひきつけられた理由を、僕なりに考えました。一枚一枚の答えを見つけることが難しい。あえて誰かに質問してその答えを探ることが、もったいないような、そんな時間。色のバランスが着物の生地を重ね合わて組み合わせたような、どこか懐かしいでも新しい、日本画のイメージがほのかにしたことでしょうか。作者の山本さんも恐らく絵を構成する上で色と形のバランスはとても気を使ってる気がしましたから。良い時間でした。

  • YOKOHAMA

    リコーのGR2

  • 絵の前で考えてみる

    海外の美術館では、小学生くらいの子供達が先生に引率され、一枚の絵の前で話をしている光景をよく見ます。あれは日本でもやってるんでしょうか? 美術には全く縁がなかったので、そんな体験をしたことがない。小学生の頃の自分は、教科書の中の小さな小さな作品の写真を見て、「へぇー」でおしまいだった気がする。その頃、本物のピカソのゲルニカの前に立っていたらどうだっただろう? 何か違った感性が生まれてたかもしれない。大人になって、パリでロダン美術館で見た彫刻のあまりのリアリティの凄さ、バチカンで見た大きな大きな絵画の力、オランジュリーの睡蓮の美しさなど、もう衝撃でしたから。こんな体験を小学生の頃にしていたら人生変わってたかなと思うことがあります。小学生には戻れないけれど、今でも充分、アートに刺激を受けてます。美術館が楽しいのは、絵の前で素直になってみると、色々と見えてくること。絵を見ながら浮かんだ事を言葉に出してみる。そして、仲間と、話あってみる。楽しい時間ですね。先日、美獣館で、楽しそうに話されてる方をみて、良いなぁと思いました。その楽しさを、伝えられると良いなぁと思います。写真でも、そんな体験が出来るともっと嬉しいですね。

  • 世界の美しい廃墟

    トマス・ジョリオン著 作者は、「時の流れと磨き上げによる事物の解体」と廃墟を定義してます。なるほどね、なんですが、写真はやっぱ廃墟。ページをめくるたびに感じるのも「廃墟」。美しいという概念がなかなか僕の視点からは出てこなかった、どちらかというと不気味という言葉が出てくる。写真は上手いし綺麗。手入れの行き届いた同じ場所を想像すると美しいだろうなという視点が生まれた時に、この作品の意味が理解できた気がしました。手入れする人の手ではなく、時の流れを、主題にしていること。深いなぁと。廃墟というと、長崎の軍艦島が浮かびますが、作者は、写したい対象になるんだろうか?ちょっと気になりました。

  • 陸前高田 20111-2014 畠山直哉

    写真家・畠山直哉の震災にまつわるの写真集です。舞台は陸前高田。それは畠山の故郷でもあります。超有名な写真家が、震災を、それも故郷を撮るとどうなるのか?写真集は、冒頭から説明もなく淡々と、被災した街の風景を丁寧に切り取った写真が続きます。どの写真も三脚を立てじっくりと構図を計算し撮りためたイメージを持ちます。スナップで撮影した軽々しさは感じない。でも脚色することのない故郷の姿を写真集に閉じ込めてます。地球の発生と比較するとちっぽけな時間の経過でしかない人の一生。地球も街も変化しながら生きているってこと。髪や爪が伸びるように日々小さな変化を続けている。その小さな変化が積み重ねられ大きな歪みとなり、ある時、その均等が崩れ落ちる。抗うことが出来ない、そんな自然の猛威に対し、人はどう生きるのか?人生100年と言われるけれど、その先にある誰も見ることが出来ない200年後、300年後の未来のために、何かをするってこと。すごいことです。 安っぽい、表面だけの言葉は、この写真集を見ていると、ちっぽけで意味のないことだと思わずにはいられません。 僕は畠山直也さんの「SLOWGLASS」という写真集も好きです。ガラスの水滴越しの風景写真。同じテーマで写真を撮っていたことがあって、参考にしてみてはと紹介されて知りました。畠山直也さんの写真を見る機会が増えるほど、この方の凄みを感じています。

  • 「中国共産党100年 赤い遺伝子の継承」を見て思ったこと

    共産党一党支配が続く中国に関するNHKのドキュメンタリー番組を見ました。貧しい村人に兵士が恩義の御礼に自分たちの布団を半分にして分け与えた「半分の布団」。村人に世話になった兵士がお礼に渡すものがなく、手渡した「一枚の借用書」。それぞれの村の話を美談に仕立てあげ中国共産党の宣伝として活用。村は観光資源として増収を目論むというWIN-WINの図式。番組では対照的な村の状況を伝えています。 この手の映像を見るといつもながら、声高に共産党を賛美する国民の姿は、異様に映ります。北朝鮮でも同様。ナチス政権の頃と何が違うんだろう?そんな不思議な思いにかられます。これは間違ってるとこちらからは見えるけれど、誰も変えられない。間違ってると思うのは、日本の資本主義の世界にどっぷり浸かっている日本人ならではの思想を持ってるからなんでしょうか。幸せだと思う社会は人それぞれ、心の底から幸せだと思っているのであれば、それでいいと思う、でも、どうなんだろう?組織って怖いなぁとつくづく思う。国だけでなく、会社組織も同じこと。仕事上いろんな判断が必要になる。判断基準は複雑で、誰もが納得できる判断は少ないかもしれない。会社って変なところだなぁと思うのは、不条理なことがまかり通ること。中国共産党に対して、変だぞと思うのと同じように。使う側と使われる側という解りやすい力関係があるが故に。その不条理に巻き込まれる人がいかに多い事か。中間管理職と言われる立場の人は、ほとんどそうかもしれない。朝令暮改なんて日常茶飯事。そんな世界に浸かってると慣れてしまうんでしょう。そして考えなくなる。気楽に乗り切れることならば、そうやってやり過ごすことも才能かもしれない。ちゃんと世の中を知り、大切にしなければならない価値観を曲げてまで、従わなきゃならないなら、行動した方が良いのかもね。企業のプロパガンダに染められる前に、その世界から逃げることも含めて。 もうひとつ余計なことを書くと、会社では、管理しやすいよう人の行動を枠にはめたがる。また個人の思考性や思想にレッテルを貼りたがる。あいつはこうだと・・。自分のこと自分ですらちゃんと解らないのにね。人はいろんな面を持ってることはみんな知ってるはず。でも、それを他人が決めちゃうんだから、びっくりします。だから人の評価なんて気にする必要はない。僕はそういう考えです。でも評価されると嬉しいし、されないと悲しいという感情は沸き起こりま

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