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ミネット
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フランス
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京都府
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2020/10/12

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  • 私がFちゃんと出会ったのは50歳の秋で二人とも再就職を模索して同じセミナーで9時から17時まで3カ月間続く講義を受講していました。彼女はご主人と一緒に営んでいたお惣菜屋さんを彼の定年退職に伴いたたんだ為、セミナー終了後はベビーシッターとなり昨年まで仕事をして退職

  • 3か月は長い

    親友がパリ郊外に戻った夜、辛い気持ちになり旦那は夜勤だったのでFちゃんに泣きながら電話しました。Fちゃんは(恐らく)坐骨神経痛になり先週の月曜日から歩くのもやっとの状態です。先週の日曜日に会った時、「歩こう会」と彼女が属している団体のお出かけイベントが重な

  • 海へ

    土曜日の夜にパリ郊外から来てくれた私の親友は骨壺の息子を見て「〇〇ちゃん、こんな小さくなっちゃって」と泣いてくれ、彼に向かって「〇〇ちゃん、ママこんなに痩せちゃったんだよ」と言って私を抱きしめてくれました。夜は息子が死んでしまってから作ることが出来なかっ

  • 頼ろう

    水曜日に息子の最後の彼女に会って気持ちがまた激しく乱れてしまったのを感じる。金曜日旦那と二人で息子の家の片づけに行って来た。息子の家を売りに出したところ、購入して賃貸にするという人が現れた。私が「賃貸にするのだったら今の家具や電化製品ごと引き取ってもらえ

  • 許しなさい

    会わなければ良かった。彼女に会わなければ良かった。私はまたあの日の後悔に舞い戻り苦しくなってしまった。木曜日に彼女にサヨナラを言われた息子が金曜日のお昼に「家で食べていい?」と聞いてきて久しぶりに食卓を囲んだ。ベッドに突っ伏して泣いていた息子の背中をわけ

  • あの日のこと

    昨日の夜、私は息子が付き合っていた最後の彼女と会いました。息子の家の鍵と洋服等の回収の為で延ばし延ばしにしておりましたが、やっと決心をして彼女が住む町の公園で待ち合わせをしました。こんな風に言ってはなんですが彼女はもうすっかり事故から立ち直っていて、どん

  • レストランで

    昨日は郵便局に行く用事がありマルシェの日だったので旦那と一緒に行きレストランでお昼を食べました。息子が小さい頃から何度も行ったことがあるところです。オーナーも良く知っているので(息子のことを聞かれませんように)と願っておりました。旦那はレストランに行くと

  • 45分じゃない

    昨日プールから戻ると洗濯機が無事に直っておりました。やはり排水管が詰まり漏電してコンセント部分を焼いてしまったということで支払いは77ユーロ(1万円くらい)でした。私はいつも40℃設定で洗濯をしておりましたが、政府が電力消費量を抑えるのに30℃を奨励したことから

  • そんなこと言ってない

    少し前からキッチンの排水溝が詰まり水が流れにくくなっていたので先週旦那が管を分解して掃除しました。再び管を繋いだところ「水が少し漏れる」と言って洗面器を下に置いていたのですが、翌日に「もう漏れていない」と言いました。ところがその夜に洗濯を予約して翌朝起き

  • ちぐはぐ

    昨日はおにぎり・お汁粉・フラムキッシュ・たこ焼き・イチゴを息子に供えました。母に「陰膳は今日までかな?」と言うと「あなたが気が済むまであげればいい」と言いました。正信偈をYouTubeで検索して流し、お線香を焚きました。これは息子の為というよりきっと自分自身の気

  • 誕生日と49日

    心が乱れる49日。今朝は息子が大好きだった梅干しのおにぎりを作り、彼の家にあったコーヒーメーカーでコーヒーを入れました。「ママ、変な組み合わせやな」って言って笑っているかもしれない。49日に合わせて友達が花を送ってくれ、日本の両親宅にも叔父と叔母から花をもら

  • 不安

    不安で不安で仕方がありません。左の肩甲骨の辺りにずっと押される感覚があり唾を飲み込もうとすると溺れる様にパクパクとなり飲み込めません。何をしていても急激に不安感に襲われて涙が溢れてきてしまいます。一番の解決方法が叶わないのが分かっているから、自分でこの気

  • 祝日

    5月は祝日が多く本日は今月3度目の祝日です。今日みたいに木曜日が休みだと学校も金曜日を休みにして四連休です。息子は今の仕事が好きで休みでも会社でもどっちでもいいと言っていて、普通の人は5月は休みでも給料が入って嬉しいというのに4月の祝日も5月の祝日も楽しまない

  • 少しずつ

    たくさんの暖かなメッセージありがとうございます。コメントやメッセージ一つ一つ読ませて頂き参考にさせてもらっています。健康保険と提携している払い戻しがきく心療内科を教えて頂き検索したり、メッセージで教えて頂いた日本の相談窓口の資料を読んだりしています。今朝

  • ざわざわ

    人気ブログランキング寂しいにほんブログ村悲しい昨日の午後はプールに行き、夜はジムに行きました。でも道中の車の中では涙が溢れて辛い気持ちが止まりませんでした。映画「ワイルドスピード」の新作が封切られると聞いていつも一番に見に行っていた息子を思い(本当に今の

  • 提出書類の辛さ

    提出しなければいけない書類が進みません。健康保険・補填保険・銀行...。要求される書類は多岐にわたり「出生証明書」は息子が生まれた県にネットで申請、「事故証明書」は警察、「死亡診断書」は病院に連絡、「息子が独身で子供や婚姻関係を結んでいなかった証明書」は5通

  • 6回目の日曜日

    6回目の日曜日がやってきました。昨晩Fちゃんから電話があり私が「また日曜日が来ちゃった。7回目だっけ、6回目だっけ、分からなくなったけれど」と言うと、彼女は直ぐそばのカレンダーを見ているらしく「1、2、3...」と声を出して数えだし「6。6回目だわよ」と言いました。

  • 私の方が年上よね?

    茶ト君ママはガリガリに痩せている人で真っ白な長い髪を三つ編みにして後ろに垂らし背を丸めて歩きます。顔には深く皺が刻まれ表情を表すのは口のみで目が笑う事はありません。旦那は彼女のことを「とても冷たい人だ」と言います。彼女が車で私達の中庭を通過する時、首だけ

  • 旦那は旦那

    茶ト君ママ(ネリー)の家は昨日息子さんが夕方から来ていたのでワンちゃん達の散歩は彼らが仲良くしておりました。私は午後に公証人役場に行き書類について色々質問してきたのですが、思わず「うちの旦那、何もしてくれなくて」と言うと、公証人(40代くらいの女性)は「前

  • 黒い稲妻の登場

    5月25日まで完全に晴れマークがあるのは3日間だけと言う雨の多い(多すぎる)ブルターニュ地方でワンちゃんの散歩をするのは容易ではありません。茶ト君パパの生前は決まった時間に朝晩二度散歩に出してもらっていたワンちゃん達は一日に一回雨の合間を縫った外出となり、時

  • 不安感

    昨日の朝は保険組合・税務署・郵便局と周り、(あと提出する書類は2種類かな)と思っていた午後に再び違った書類が郵送されてきました。書類を読みながら「これってどういう意味かな?」と旦那に聞くと「知らない。今は見たくない。保険会社の御託だ」と言い、「こんなことな

  • ワンちゃんと散歩デビュー

    昨日の午後は茶ト君ママ(ネリー)と初めてワンちゃんを散歩させました。大きいワンちゃんはボーダーコリーと狩猟犬(何か忘れた)の交配種で「フィットネス・もうすぐ11歳・メス」だそうです。小さいワンちゃんはジャーマンスピッツで名前は「ロッキー」18歳・オスというこ

  • FちゃんはFちゃん

    毎週Fちゃんと散歩に出ています。Fちゃんは毎日の予定を出来るだけ早くいっぱいにしておきたい人なので息子の生前は「(息子が来るかもしれないから)週末には会えない」と断っておりました。そういった意味で現在私達は需要と供給が一致した状態で、家族単位で動くフランス

  • 5回目の日曜日

    今日は5回目の日曜日。昨日の午後は旦那と二人で息子の家の片づけに行きました。少しずつ荷物を持ち帰り、最初に訪れた時の様な生活感は消えて行っていますが、家に帰る道からどうしようもない焦燥感に襲われ「あの子のいる世界に行きたい」と旦那に言うと、彼は「君まで僕を

  • 信じてくれるの?

    昨日の夜、突然パソコンの画面が真っ暗になり電源を落として入れ直してもダメで諦めて寝ました。今朝も同じ状態でブログも書けず気分がどんどん落ち込んでいき、たまらず母に電話をして泣きました。(パソコンでしないといけないことが沢山あるのに困ったな)とスマホで調べ

  • そんな間違い

    今朝6時過ぎに黒ちゃんに起こされて外に出した後、(こんなに早く起きてしまったら一日が長いじゃないの)と暗い気持ちになりました。一昨日私は在フランス日本大使館に提出する息子の書類を書いていたのですが、その時になって初めて市役所が発行した死亡証明書の日付が間違

  • 茶ト君パパのお葬式

    今朝は茶ト君パパのお葬式にレンヌ市の教会まで行ってきました。彼らはプロテスタント福音主義で毎週日曜日に教会に通っておられました。牧師さんの言葉から今息子がどこにいるのか分かるかもしれないと一言一句聞き逃さないようにお話に耳を傾けました。牧師さんは死は終点

  • ワンちゃんの散歩を申し出た日

    月曜日茶ト君ママ(ネリー)がうちの家の前で旦那と話をしていました。茶ト君パパ(アンドレ)のお葬式の日取りが知りたかったので私も外に出て彼らの会話に加わりました。ネリーは大きい方のワンちゃんを散歩させていた孫娘さん(13歳)と小さい方のワンちゃんを連れていた

  • 月命日と夢の声

    昨日はFちゃんと散歩しましたが祭日で家族連れが多かった為、公園を一周した頃には(どうして?どうして?)という気持ちが込み上がり、車に戻る頃には大泣きしてしまいました。胸のざわざわは止むこと無く夜に突入し、親友から電話をもらったあと寝る前に母親にも電話をして

  • 思いの視点

    先週の金曜日のお昼は約束した通り旦那の亡き友人の母親と娘の一人アリンとレストランで食事をしました。その朝に茶ト君パパが亡くなったので行くのに躊躇しましたが、茶ト君ママには友達が来て私は家に一人でいる気分では無かったので運転手として行くことにしました。私た

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