昔「幸せな毎日」というブログをやっていたハナコです。あの頃の苦しみや考え方が今の幸せのヒントになっていると思い、忘れない為にも、もう戻らない為にもまた書くことにしました。たくさんのことを失ったけど、得るものもありました。
摂食障害の頃、自分は価値のない人間だからもっともっと苦しめばいい…そう思っていました。救われたいのか苦しめたいのか…心と体はいつもバラバラでした。
拒食期の時はそんな自分が誇らしくさえ感じていましたが、過食期になりやっと「自分がおかしくなっている…助けてほしい…」という気持ちが芽生えました。が、まだまだ「痩せ」を手放せず絶食と過食を繰り返していました。
本気で克服を目指してから「問い続ける」ことを始めました。どうして痩せたいの?どうして辛いことを続けるの?誰が太っていると言ったの?周りの人?…問い続けるうちに、あることに気付きました。
信じたいた糖質制限をやめるのは勇気がいりました。それでも、「このまま家族と同じごはんを食べられないのは嫌だ!」という気持ちから少しずつお米を食べ始めました。すると…信じられないことが起こったのです。
避けていたお米を食べることによって、ある変化が起こります。お米は敵なんかじゃなかった!
過食期…買いに行ったグラノーラ3袋をすべて車内で食べつくしたことがあります。5100キロカロリー分全部です。むなしく悲しくなりました…
音楽教室の講師をしていた時(今は独立しています)レッスンの合間時間を過食に費やしていました…なんて勿体ないことを…頭では分かっていても「食べたい、詰め込みたい」という衝動に勝てたことはなかったです。
摂食障害を治すと決めたからも長かったですが、今は本当に楽になりました。決意してよかったです。もう食事内容や時間に振り回されずしっかりと家族や仕事と向き合えています。
友達がお昼に豆腐だけ食べたいたら、どう思いますか?食欲ないの?豆腐が好きなの?…あの頃の私はまず「ずるい」でした。「自分だけ痩せようとしてずるい」「自分だけ存在価値を増やそうとしてずるい」でした。あの頃、「痩せること」が私の神さまで「痩せてさえいれば幸せ」と本気で思っていたんです。
買う食材はすべてカロリーをチェック。1g単位で計算していました。そうしないと食べれない状態になっていました…
拒食と過食を繰り返していた頃、いただいたアイスクリーム2ℓを車内で全て食べ尽くしてしまったことがあります。とにかく「食べなきゃ」という謎の焦り。あとに残るのは後悔と虚しさ…
摂食障害、克服してよかった理由〜息子の「はい、どーじょ!」〜
このままだと、家族と同じごはんを一生食べられないの?と思ったことが克服へのきっかけでした。1人だけこそこそダイエット用メニューを食べる未来が明るいものとは思えなかったんです。やっと「痩せている自分」より大切にしたいものがある、と思えました。
拒食期、糖質制限期の頃はあらゆるマイルールに縛りつけられていました。食事の量、カロリー、運動、外食禁止、飲み物は水かお茶…普通に考えたらおかしいことも、おかしいと気付けなかったんです…
些細なことから始まったダイエット。ジム通いも食事制限もどんどん過激になっていきました。体重が減っていく高揚感に勝るものはありませんでした…
こんにちは。お久しぶり…とか言いつつ、誰も私のこと分からないと思います。3年くらい前まで「幸せな毎日」というブログを書いていました。幸せそうなタイトルですが、長いこと苦しんでいた私の摂食障害日記でした。ちょっと良くなってきたかも…という時期
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