H.G.O.ブレークが編集したヘンリー・ディヴィット・ソローの日記を読みました。春夏秋冬の季節ごとにまとめられた日記で、今回読んだのはそのうちの秋の部にあたります。9月の末から12月の終わりまでが収録されており、秋から冬にかけてのウォ―ルデン湖周辺の季節の変化が抒情的な筆致で描かれています。 とにかく、読んでいて気持ちが好い本です。日記のなかには様々な動植物の名前がたくさん登場します。私はそのほとんどについて知識がないのですが、そのことが苦になることはありません。ひとつひとつの形状よりもそれらが一体となった自然そのものの描写のほうに心が魅かれるからです。 「ヒイラギガシのある平原は濃い赤であり…
「ブログリーダー」を活用して、Dichterさんをフォローしませんか?
指定した記事をブログ村の中で非表示にしたり、削除したりできます。非表示の場合は、再度表示に戻せます。
画像が取得されていないときは、ブログ側にOGP(メタタグ)の設置が必要になる場合があります。