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  • 実はスウェーデン人であったハリウッド俳優と伝説のあの女優

    ご無沙汰して居ります。 皆様、お元気でいらっしゃいますか? コメント、評価等を付けにくい等の指摘を頂きましたのでログインをしなくても評価を付けられるサイトに現在、引っ越しをしております。 こちらが最新の記事になります。 写真をクリックして頂ければnoteの記事に飛びます。 こちら...

  • 華麗なる職業

    職業に貴賤無しという言葉はあるが、世間には憧憬される職種も存在する。 愛すべき存在になる時もあるが、惑わしい存在になることもある華麗な職業に関して今回は綴らせて頂きたい。 それは不動産仲介業者である。 すなわち、不動産売買を考慮していない時期には、チラシ広告も、掛かって...

  • 北欧インテリア集大成でちょっと休憩

    とは言ってもスウェーデンで人気のあるインテリアショップMIOで写真を山ほど撮らせて頂いて来たというだけの話であるが、雰囲気だけでも楽しんで頂けたら嬉しいことである。 撮影許可は前回の海外ロケの時に戴いている。 数年前に娘の部屋に同じデザインの照明を買い求めた。 その時...

  • (この時勢に)注文の多い日本料理店

      一か月ぶりにレストランに出掛けた。スウェーデンも一応は自粛を推奨しているため、レストランには行かないようにしている人は多い。 私は今のところ、それほど疫病パラノイアに悩まされてはいないが、換気のわるそうなところには敢えて長時間滞在することはしないようにしている。 将軍レス...

  • 先月書いたワクチン関連記事に対していただいた長文コメントに関して考える

      先日書かせていただいたワクチンの関連記事に対して長文コメントを下さったかたがいらっしゃる。 そのかたは法律関連の日本人男性であったが、ワクチンの副作用に関してワクチン開発者と談話をされて来たいうことであった。 コメントにはワクチン開発に関して詳細に描写されており、そのあ...

  • 昨日の午後、ストックホルム旧市街にて見つけたもの

    そろそろクリスマスカードの返事を送らなければならない、とは言っても、もうクリスマスからは二か月も経っている。 それならばイースターのカードはどうだ?これならかろうじて間に合う。 とは言っても家にはクリスマスカードの買い置きしかなかった。近くのスーパーマーケットに行っても誕...

  • 結婚の条件 「彼女の年収は350万円」

    「彼女の年収が350万円ということを知りました。結婚を止めようかと考えています。アドバイスを下さい」 何気なく日本の新聞の人生相談コーナー流し読みしていた時、この相談事に関心が向いた。 非常に奇妙な質問だと思い、どのようなフィードバックが寄せられているものかと気になり、つい...

  • 我々を不安に感じさせる住まいの要素12点

      ある夏、日本から帰国してストックホルムのマンションに戻った時のことだ。私達のマンションが視界に入った時、娘達が突如泣き出した。 彼女たちが指している方向を見て、私も泣きたくなった。 我が家の窓ガラスが割られていたのだ。 表通りに面している居間の窓が激しく割られていた。...

  • ボーナスか有給休暇か、どちらを選択するのか? 私の場合

    この質問をこの国の人々に投げかけると、おそらく大半の人は、私とは反対の返答をする。 こちらでは正社員の場合は、一般的に、年間25日から33日の有給休暇が与えられる。 昨年は、日本への帰国を検討していたため、ギリギリまで有給休暇を残しておいた。 そのため、帰国をあ...

  • あなたは予防接種を受けたいですか? - 国際共同調査結果より抜粋

    久しぶりに知人と会う約束をしていた。待ち合わせ場所にその姿が見えなかった時、何故か、その日は会えないような気がした。私以外の人間はたいてい、約束の時間前に待ち合わせ場所に来て待って居る。 30分待って居たが現れず、連絡も付かないので、不可解には感じたが仕方がなくその場を離れ...

  • やっぱりロマンチック、北欧のバレンタインデー

    14日の朝は、窓から往来の人々を眺めていた。 バラの花を買っている男性、大きく赤いバラの花を抱えている女性。 花は、すぐ枯らしてしまうため、遠慮させて頂きます、とは公言をしているが、大輪のバラの花を誇らしげに持って歩いてる女性を見ると多少羨ましくなることは否めない。 ...

  • ストックホルムのサンセットに夏日を想う 眩しすぎた午後

    氷った湖の上をズンズンと沖の方へ歩いて行く娘の後ろ姿を、私は必死に追っていた。彼女の靴には滑り止めのための鋲が付いているので速く歩くことが出来るが、私が付いて来れていなかったことに彼女は気が付いていなかった。 氷の上には雪が積もっていたので氷の厚さは目測出来なかった。 数...

  • 最後から二番目の箱

    羽田空港のターミナルに最後に足を踏み入れてからそろそろ二年の月日が経とうとしている。 今月中に使用しなければいけないコロナキャンセル・フライトクーポンはどうやら捨てることになりそうである。 去年の春、私の乗るはずであったフライトがキャンセルされたとき発行されたバウチャ...

  • 2021年を迎えて ストックホルム住民が望むこと

    マンションのドアを一歩出て、外の世界に飛び出すたびにドラマに遭遇する。 大袈裟に聞こえるかもしれないが、最近は仕事に忙殺されて外に出る時間と気力がないので、私にとって、外に出ることは大行事なのである。 数週間ぶりに臨んだ太陽 本日、目撃したドラマは二話ある。 どちら...

  • パイロットから食品配達人へ 時勢の成すもの

    「パイロットにとって一番必要な能力は何?」、 とスウェーデン人パイロットに訊ねたことがある。 そしてその返答も記憶している。 「飛行操作の優先順位を即座に判断して一瞬の遅れもなく実行すること」 が返答であった。 飛行機事故が起こる原因においては、機能不全(Ma...

  • カーテンの無い部屋

    ふと人の気配を感じて窓の外に視線を向けた。まだオフィスで働いていた頃のことである。視線を向けたところで、もう一つの視線とぶつかった。 その視線は、細い通り一つを挟んだ向かいのマンションの男性のものであった。細い通りというよりは、そのマンションは、ほぼオフィスの敷地ギリギリの...

  • 気分を浮き立たせたいときに無性に見たくなる映画

    昨日のストックホルムは久々に太陽に恵まれた。 今朝も窓から眺める家並みが陽に照らされていた。 地面を覆っていた雪もおおかた解けていた。 このまま、明るく暖かくなり、昨年の初夏の如く、人々の表情も明るくなってゆくのであろうか、と思わせられるような陽気であった。 久しぶり...

  • 駐在先の中国北京から初めてスウェーデンに飛んだとき

    激動の二十世紀も間もなく終わりを告げようとしていた時、私は駐在先の中国北京から、かなり強引に有給休暇と無給休暇を取って北欧に飛んだ。 厄介なスウェーデン人の外交官に会うためであった。 その外交官は中国北京で、私がトヨタ車のセールス・ガールの契約社員として一年間駐在し...

  • おそらく第四十話 旅を続けるために不可欠なもの

      去年はあきらめざるを得なかったことが多くある。その一つには、多くのかたと同様、海外旅行がある。 海外に出掛ける直前には、私の感情は、愉しみ八割、不安二割ほどで満たされる。 その二割とは何か? 海外旅行において、あまりよろしくない点は 飛行嫌いでももあるが、ここで言及す...

  • 海外就職 雪灯りの中、イケメン新入社員との溶解

    新入社員が来るという噂を耳にした。 在宅勤務に逆戻りになる直前のことであった。 新しい同僚に会う時は、老若男女、どのような人でも常にワクワクする。 その人が一緒に働きやすい人であれば良いのだが、という一抹の不安もともなうが、 ワクワク度の方がおそらく比重が大きい。 ある...

  • スウェーデン国境を無事通過して来た予期せぬもの

    パッケージ が届いているから郵便局に引き取りに来るように、との通知が来た。 心当たりはまったく無かったが、とりあえず引き取りに行ってみた。 大きな箱であり、送り先はデンマークの知人であった。 デンマークでも変異種のウィルスが見つかり、国境付近でスウェーデンへの入国が止められ...

  • 足枷、文字通り足枷

    「この国の刑務所はな、猫被って黙ってジャガイモの皮向いてりゃ模範囚としてたったの四年間で出所出来るんだ」 寿司屋で隣のテーブルに座った男が、そう言って高笑いをしていた。 その男は線細く、おそらく美男の部類には入っていたのではあろうが、例えば歯はどす黒く、表通りを歩いて来た人...

  • 昨晩いただいた(弊記事に対する)長文コメントについて考える

    昨晩遅く、面識の無い方から、とても長いコメントをいただいた。 ブログ記事を読んで下さっているほとんどのかたは面識の無い方ではあるが、その方とは昨晩初めて言葉を交わさせていただいた。 一番最近発表させていただいた記事「雪の積もったある大晦日の選択」に対するコメントである。 ...

  • 雪の積もったある大晦日の選択

    ストックホルムのある島には 美しい総合病院がある。 いや、病院自体は普通の病院の外観である。しかし、ある病棟から臨める景観が切なくなるほど美しいのである。 開放的でダイナミックな景観である。 重病を患い、傷ついた羽を覆い隠して床に臥せている患者に、大空に飛び立ってゆきた...

  • 外に出られなくなり、家にあるものであつらえた年越しメニューを以って恭賀新年

    2020年は病気にならず最後まで乗り切った!と油断していたのが甘かった。人生はそれほど甘くない 最後の最後に体調を崩した。 私らしいパターンである。 肝心な時にはたいてい病気になる。 プラリネ・チョコ キャラメル味 向ける方角を間違えた    年越し時の撮影のため...

  • クリスマス いただいて恐縮したもの 助かったもの

    「命短し、恋せよ乙女」、とゴンドラの唱を歌いたくなる状況が時々ある。この曲は、まだ実家に住んでいた時に母が頻繁に歌っていたものである。 クリスマス・シーズンにもそのような状況がある。 共同ゴミ捨て場に行くときである。 そこに山のように捨てられている クリスマス・プレゼン...

  • 人類は吹雪にも負けず

    「何も感じなかったわ」 と、答えた91歳のグンブリット女史の一言がテレビ、およびネットで出回っている。 これは、スウェーデンで最初に対Covid19のワクチン接種を受けた女性の、接種直後の感想である。 十年前ほど前、私は治験に関係する職場にいた。 そのためもあるが、GC...

  • せめて今日だけは御伽草子の中で、数年ぶりに娘達の顔ぶれが揃った日

      私の 家系は代々、仏壇屋である。 私が最初に婚約した時、仏滅の日に式を挙げるのなら絶対に式には出席しないと、北陸に散らばる親戚一同に宣言された。 よって仕方なく(代金は割高になったが)大安の日に式を挙げた。 大安の効果は残念ながらあまりなかったようであるが。 そのよう...

  • 英国旅客機の乗り入れ禁止 英国に住む同胞達を想う

    昨晩から、英国在住の友人達に連絡を取ろうと努力している。 ヨーロッパの数か国が、英国からの旅客機の乗り入れ禁止を検討している、あるいはすでに決定した。 スウェーデンもその例外ではない。 今年の初夏、「北欧Now」とブログ(以下リンク)にて、スウェーデン人は不...

  • 海外就職 やっぱりしんどい 不眠症デビュー

    横になったら五分で夢心地に入っていた私が、最近は睡眠まで一二時間掛かっている。 羊を数えようとしてもその羊はいつしかプログラミングのコードに変身している。 寝る前にデジタル系のものをいじってはいけない、脳がフル回転してしまうため、とはよく耳にするアドバイスである。 しか...

  • 脱 北欧インテリア

    錯乱する直前に今年も仕事納めを迎えることが出来た。 前代未聞の2020年であった。 最後の数週間は、週末、有給休暇もすべて返上して働き続けた。 そしてなんとかすべて納期に間に合わせることが出来た。 そのご褒美として、昨晩は素晴らしいボリウッド映画を鑑賞した。 明日か...

  • 北欧 クリスマスプレゼント

    昨晩 、政府から直接、携帯電話にメッセージをいただいた。 初めての経験である。 最初は、何か法を犯したかな(政府が私の電話番号を把握している?)、と心配になったが今回は身に覚えがない。 先を読んでみると、「Krisinformation」(危機情報)のサイトにてアクセス...

  • ノーベル賞2020年 6年ぶりに訪ねたノーベル賞饗宴

    毎年、この時期になるとストックホルムの街がそわそわとし始める。 日本人がノーベル賞を受賞した年には、日本からのロケ隊を市内のあちらこちらでも見掛ける。 アカデミックな機関が多いウプサラ市などでもその傾向はあったと記憶している。 別れた夫と、最後にイベントに一緒に参加した...

  • いまだに多くの方に読んでいただいている昔の記事

    数か月間、時々つづっていたブログに別れを告げた。 それからおよそ4か月間、まったく更新していない。 そのブログは、構成も立てずに ダラダラと書き始めてしまったため、「読み物あり、ジャーナリズムあり、情報あり」、の雑居ブログになってしまった。性格上、 一貫性がないとどうも落ち...

  • スウェーデン 幼児の手を引き大学の門くぐる

    ある年、日本に一時帰国した時のことで、未だに自分の中では咀嚼できていない出来事がある。 出来事というほどの大事ではない、客観的にみればほんの些細な事である。 幼児を連れて隣町のショッピングセンタ周辺を歩いていた時のことである。 王立工科大学正面 簡単な消費者アンケートのた...

  • スウェーデン 思いがけず勤務先からのプレゼント

    今年は増給なし、(今のところは減給もなし)。   しかし、現状を維持できるだけでもありがたい。 増給がない理由は誰にとっても明らかであり、ここは政府への信任がとても厚い国(9割程度)でもあるため、この件に関しては抗議デモが勃発することもおそらく ない。 クリスマスディナー...

  • もう一度やり直せない? 我が愛しのムーミン

    ものごごろついた頃から、家の中はハローキティ―に占領されていた。 ハローキティ―のこたつカバー、ハローキティ―焼き印の付いたトースト、ハローキティ―のトイレットペーパー、ハローキティ―の花瓶、食器、数え上げれば100製品は軽く超えてしまう。右を見ても左を見ても、キティーがハ...

  • インスタグラムのフォロワーをどのようにして3000人減らしてしまったのか

    カメラで撮る写真というものの魅力に憑りつかれてからというもの、一旦、カメラと三脚を背負って外に出てしまうと、最低でも600枚ぐらいの写真を撮ってしまう。 実際はそれほど撮っていないのであるが、3レベルの露出度で撮っているため3倍の枚数になる。 24枚撮りのフィルムが売られ...

  • いつ生きるか?今でしょ

    打たれ強さ、という言葉を最近時々考える。 また、 半分だけ水が入っているコップを見た時、果たして、 「半分も水が入っている」と考えるか、あるいは 「半分しか水が入っていない」と考えるか。 価値観の違いが顕著に表れるこの一例を思い起こすことも多い。 自分の場合はどうか...

  • ワクチンセンター、今は門を叩くのがためらわれる

    夜の散歩には多くの発見がある。 先週、街の中心地を散歩していた時に、ふと立ち立ち止まって後戻りをした。 とても奇妙なものが視界に入ったような気がしたからである。 ショーウィンドウに立つ二体のマネキンである。 マネキンと言うものは、通常、何かを見せるためのものであり、...

  • 今度は手榴弾、戦場でもあるまいし

    クリスマスの朝のように平和で暗い朝、どこかで目覚まし時計が鳴っていた。 それが目覚ましではなく電話の呼び鈴であるということを認識したあと、慌てて応答した。 早朝の電話は往々にしてよい知らせではない。 「僕の命を救ってくれてありがとう!」 開口一番、電話の主はこう叫んだ。...

  • ついにここにも来た、スウェーデンが踏み切った大規模禁則

    最近、頻繁に目にするネット・コマーシャルがある。 その中では、数人が集まって盃を掲げ、次第にその画像が不明瞭になって来る。 「アルコールを大量に摂取すると、意識が曖昧になって来るため、(パンデミック下の自主規制)を忘れてしまうこともありますよ」 とう主旨のコマーシャルであ...

  • 女性政治家と言えば - アンナ・リンド女史が殺害された日の朝の追憶

    米国においては、初の女性副大統領の就任が反響を呼んでいるという。 私はそれを聞いて多少違和感を感じた。 北欧は女性首相のオンパレードである。 冬のバルト海 思いつくだけでも、 ひと昔の人では、 ノルウェーのグロ・ハーレム・ブルントラント首相。 最近では、 フィン...

  • ロックダウン前夜のメッセージ

    その晩、 まったく予期していなかった人から、携帯メッセージを頂いた。 「明日から、ふたたび引きこもります」 ストックホルムの隣町、ソルナ市の森 以前、ブログを書かせていただいたブログポータルで意気投合したブログ友からであった。スウェーデンではないがヨーロッパ在住の女...

  • スウェーデン 大統領選挙の裏側で ある井戸端会議

    何かがふだんの様子と異なっていた。 通常は(ほぼ無人であるため)、非常に平和なオフィスに、今日は怒号が響いていた。 その怒号は、ヘッドセットを貫いて嫌でも私の耳に入って来た。 この記事の写真は旧市街及び政治的区画付近 「一体どうしてくれるんだよ!今日は大統領選挙の日だ...

  • 霧の中のストックホルム 湖畔のハロウィン

    朝、通勤する時に辺りを覆っていた霧は、退勤する時にはさらに濃くなっていた。 霧とは、映画の効果付けに利用されることも多いが、何故このように幻想的なのであろうか。 右側にあったはずの湖は漆黒虚無の空間に代替された 昨日 は、七年間勤務した同僚の送別会の日であった、正確には...

  • ストックホルム 街中のマンション? 郊外の一軒家?

    「貴方がマンションを購入した価格なら、郊外だったら一軒家が所有出来るわよ!」 と言って、もと同僚の、自称ペネロペ・クルス似の若い女性が、彼女の自宅とその近くの湖畔の写真を見せてきた。 「仕事帰りにこの湖畔沿いを歩いて、照り返しを顔全体で受けて、一日の疲れを癒す。これが...

  • スウェーデン 感情の高まり過ぎる遠隔勤務

    以前から疑問に感じていたことがある。 時にはそれは嫌悪感にまで発展することもある。 公式の場においてはスマイリーズ😊等の絵文字、さらに感嘆符「!」は通常は使わないものだ、と大学で教わった。 よってスマイリーズに関しては、会社においては、どうしても😊を付けないと険悪...

  • 東京郊外の推理小説教室から

    ストックホルム中心街のマンションから引っ越しをする時のことだ。 一冊のほこりまみれのファイルが天井裏から見つかった。 表紙のほこりを吹き飛ばしてファイルを開いてみるとA4サイズのコピー用紙がパサパサと抜け落ちてきた。そのコピー用紙もザラザラとしてほこりっぽかった。随分と年季...

  • 親友に送った詞(ことば)

    昨日は別れた夫の誕生日であった。 そして、昨日は彼の親友、デイビッドの葬儀の日でもあった。 一年には通常365日ある。 よりにもよって、葬儀の日は誕生日と重なってしまった。今後、別れた夫は誕生日が巡るたびに親友の死を悼むことになるかもしれない。 写真提供 BearPhot...

  • 秋色のストックホルム

      昨年12月31日、23時50分に、マンションの前でタクシーから降りた。 スペインのコスタ・デル・ソルから戻ったところであった。 マンションの部屋にエレベーターで昇り、スーツケースを玄関に放置し、冷蔵後に冷やして置いたシャンパンとグラスを持ち出し湖畔に走り出た。 年越...

  • ストックホルム 富裕層と一般層のはざまにて

    その晩、女子会ディナーのレストランを予約するのは私の番であった。 私はストックホルムのエステルマルム地区に所在する某イタリアレストランを予約した。 エステルマルム地区の高級住宅地/在外公館 ストックホルムの中心街(関内)はおもにエステルマルム(東)、中央駅のあるヴァーサ...

  • オンラインデートで見つけた真実の愛

    オンラインデートに関してどう思うかと訊ねられたら、ひと昔であったら懐疑的である、と返答していたであろう。 ひと昔といっても大昔のことである。 理由の一つとしては、元同僚がロマンス詐欺に遭い150万円以上の被害を被ったことが大きい。 十一年の間、孤独であった女性は、世...

  • スウェーデン 在宅勤務を続ける人達

    はかなく夏の余韻を残す、光につつまれた夕方近くのストックホルム、私は会社を出たあと、通常とは反対の方角に向かっていた。 特別なことなどはなかった。 ふだんとは違うスーパーマーケットに行ってみようと思っただけであった。 単調な日々には多少飽きが来ていた。 たとえ些細なこと...

  • ヴィーガンとベジタリアンに囲まれる昨今

    ある日 、ヴィーガンの子供が次女を訪ねて家に遊びに来た。 お腹が空いたら勝手につくって食べるように、と ヴィーガン用チーズの入ったトルテリー二を買って冷蔵庫に入れておいた。 その子供が帰ったあとに冷蔵庫を開けたら、ヴィーガン用チーズ入りの トルテリー二がまだ冷蔵庫に残ってい...

  • 北欧共同生活ハウスに住んでいたアンナ

    「共同生活ハウスのレストランでご馳走させていただくわ」、とクラスメートのアンナから招待を受けた。 共同生活ハウス(Kollektivhus)? 共同生活、と言われても全くピンと来なかった。思いつくものは、学生、軍隊、一部の宗教団体。 理解出来ないことは実際に経験し...

  • 日本人がスウェーデンの地方都市に住むということ

    「ストックホルムに帰りたい」 突然、夜中に携帯メッセージが届いた。 スウェーデンの地方都市で、五年間、大学に通う決心をした娘からであった。 写真提供 Bearphoto 多少のホームシックに罹ってしまったのかもしれない、最初にはよくあることかもしれない。そのうち慣れる...

  • 北欧ホームパティ― 招待客リスト

    ホームパーティーを開催するときには毎回、試行錯誤をしてしまうことがある。 招待客リストである。 向学のために、老若男女、エリートと呼ばれる人たち、社会保護を受けている方々、あらゆる過去を有する人たちと話をするようにしている。 興味本位で、というわけではない。 敢えて理...

  • 南欧の光の中で手をつないでいた二人

    朝、顧客との打ち合わせとトラブルでイライラが頂点にあった時に、携帯メッセージが不意に鳴った。 「もし都合がつくならあと30分で電話を掛けてもいいですか?」 次女の彼からのメッセージであった。 彼の性格は明るく、どこかの雑誌から抜け出てきたような美しい容姿、総合格闘競技で鍛...

  • 北欧で一人で暮らしてゆく勇気

    久しぶりに湖畔に佇んでみたくなった。 終わりに近づく北欧の太陽を満面で受けてみたかった。 早くも秋のきざしが感じられるストックホルムであった。 そこは、ここ数年で爆発的な人気を得て、今ではストックホルムの郊外からも若者が集まる湖畔であった。 喧騒に包まれる中、ふと私の注...

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