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うちのガラクタ http://utinogarakuta.blog.fc2.com/

古びたモノが好きです。日常の捕って付けたようなモノ・コトの紹介です。

どこか昭和を感じさせる生活道具や民具が好きです。”雑閑”では日々の雑記・展覧会・読書・映画・フリマ・骨董市などでの感想を、”モノがたり”では部屋のガラクタを、”一枚の写真”では昔の旅写真などを載せています。つたないモノコトの紹介ですがお愉しみください!

フナコレタロ
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小平市
出身
旭川市
ブログ村参加

2020/09/05

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  • 1154 「昔の道具民具たち」

    今回はサムネイルを散らしてみました。 ● 金属の物品や木製品Face Book のグループ 『昔の道具民具たち』に参加するようになって丁度まる2年となりました。それ以来このブログもそのグループ投稿に連動させ、それ以前のように、書きたいものを決めてから書面を仕上げていくのとは異なり。まずは写真を撮ってから、4コマ漫画のように写真を編んで、吹き出しをつけるかんじで簡潔な文を載せるスタイルに変わりました。グループ参...

  • 1153 モノがたり _322 ペン先

    ● ペン先各種中学生の頃小遣いをやり繰りし、月にひと壜、W&N社のカラーインクを揃えていた。そして高校の美術では、レタリングが上手く描けず泣かされた。あの頃蒐めたインクはいつしか消失してしまうも、こんなペン先だけはまだ手元に残っている。いまでは一切使うことがないけれど、筆記具としての特性なのか、ペン先で描かれた文字のかたちがどこか美しく好きだ。 ● 『カリグラフィーのすべて 西洋装飾写本の伝統と美』...

  • 1152 一枚の写真 _262 アチック

    ● 屋根裏部屋の玩具コレクション アチック・ミューゼアム所蔵写真より屋根裏部屋に所狭しと郷土玩具が飾られた古写真がある。日本の民具研究の礎を築いた、渋沢敬三主宰、戦前の「アチック・ミューゼアム」コレクションである。一枚の写真から、郷土玩具の情報をどれだけ読み取れるだろうかと、この屋根裏写真の再現展示のサポートした。現存する資料は、オレンジ色の蛍光ペンでまずはマーク。消失した資料は、それがどこの郷土...

  • 1151 一枚の写真 _261 碌山美術館

    ● 碌残美術館にて今朝、ラジオで流れていたのが、高村光太郎作詞による歌曲だった。四半世紀前の青春18切符の旅で、信州の碌山美術館へ行ったことがある。尖塔のある教会のような煉瓦造りの美術館に展示された、柔らかな皮膚をかんじさせる光太郎の彫刻も素晴らしかったけれど。それよりはむしろ、どこか東欧の民家を思わせる、離れのログハウスの佇まいが素敵だった。そして、そこには妻智恵子が病床で制作したという紙絵が飾...

  • 1150 モノがたり _321 容器

    ● 容器 123×74×高さ80ミリ「敬老の日」、ごはんを食べていたら歯がぽろり。歯医者へ行くと差し歯に決まる。老化の歯目摩羅には抗えません。小さな施術台には、銀ピカのコットン容れが並んでいた。蓋がとれてはいるけど、この古びた医療容器も、そんな類のものだろうか。取り出し口は角と円。なかはバネ仕掛け底がせり上がるつくりです。よろしければ、こちらもクリック下さい! 励みになります。...

  • 1149 モノがたり _320 挟み

    ● (挟み?) 270×100ミリゴミを捨てに行ったはずなのに、連れ帰って来たものにこんなものがある。なんだか屑拾いの方御用達のような、何かを挟む道具である。いったい何に使うものなのだろう?歯先は一方が二股となり、3点でもってしっかりと固定するかたち。試しにチェブラーシカを摘んでみたら、お茶の子さいさい。 ↓ブログ№050 イメージの定着 チェブラーシカカメラの三脚や三っ脚椅子のように、3点支持は凸凹面で...

  • 1148 モノがたり _319 ナイフ

    ● ナイフ インドネシア 全長280<刃渡110×20> ミリいつだかバリ土産に頂いたのが、こんな片刃のナイフ。刃は切先にむけて微妙に反りがあり、柄の握りが随分長い。木彫に使うものと聞いたような気もするけれど、実用としてはどうなのだろう。ときどき調理に使ってます。アジアものの刃物では、なかには自動車の板バネなどを鍛えて作るものもあるというけれど、このナイフはどうなのだろうか。 ● 刃物 チベット、パボンカの...

  • 1147 モノがたり _318 錘

    ● 錘 径35×40ミリ木製の糸巻に鉄芯が嵌ったこんな錘(スイ、おもり)がある。大きさは単2、重さは単1の乾電池ほどといったところ。放出された1点には金糸が残り、訊くと「組紐」で使われたものという。家ではお役改め、ペーパーウェイトとして活用している。 ● さまざまな組紐台 東京農工大学科学博物館 にて 中国雲南省の組台には、日本ではみられない陶製の錘がつく。学生時代の「文明論」の先生が、江戸時代よりつづく組紐...

  • 1146 画面のなかに _011 太鼓

    ● 四角い太鼓?その昔ある日の整理で現れたのが、得体の知れないこんなもの。太い木枠の桟に、革が片面鋲打されている。これって太鼓だろうか、そしてなぜこんな四角形なのかなぁ。現代でいうところの射的場だろうか、弓で的を射ってあそぶ“揚弓場”(ようきゅうば)<関東では“矢場”>では、的の背後に太鼓を設え、射抜くと音が鳴る“揚弓太鼓”なるものがあったと聞くけれど、これもそんな太鼓?のひとつだろうか。『喜遊笑覧』...

  • 1145 モノがたり _317 温度計

    ● 温度計 312×60×20ミリ 久しぶりにヒッチコック気分となり『裏窓』をみる。ジェームズ・スチュワート扮する、ギブス姿のカメラマンが熱暑の室内で喘いでいる。おもわず固定中の脚がむず痒くなり、必死の形相で孫の手でもって掻きむしる始末。ちらりと写る温度計は80度を指していた。「えっ! と驚きつつも、これって華氏だったかと妙に納得」そのまま暑さにやられてか、その後勘違いミステリーが繰りひろがれる。ところで華氏...

  • 1144 画面のなかに _010 絵はがき

    ● 絵葉書「小濱名勝 小濱海邉地引網漁業及魚賣女 若狭古有風俗」福井県若狭歴史民俗資料館『若狭を撮るⅠ』展カタログよりむかしの絵葉書にみる情報量は、あなどれない。当地の写真家によって撮られた古い絵葉書の風景のなかに、現代では失われてしまった風俗を知ることができる。この大正期ころの若狭湾の漁労に関連した絵葉書も、そんな一枚である。現代の最新鋭のデジタルデーター修正技術によって、ガラス乾板の経年変化による...

  • 1143 画面のなかに _009 売薬の引札

    ● 『狙われた身体 病と妖怪とジェンダー』 安井眞奈美 平凡社 2022年感染症が蔓延する現在、近代からつづく医療史に興味をそそられる。手にした1冊の表紙には、頭痛・歯痛などを描く、売薬の引札<広告>があてがわれていた。半山直水と記された作者は、江戸時代後期から明治時代初期に活躍した大阪の浮世絵師、松川半山(まつかわはんざん;1818-1882)である。丸い頭にカナ書きされるは病名、暴れまくる彼らを、官服...

  • 1142 モノがたり _316 万能壷

    ● 万能壷 径95×高さ115ミリ医療まわりの小物が好きだ。医院でよく脱脂綿などを入れてある、こんな医療用の蓋付ビンを岩塩入れとして使っている。はじめは剥き出しで岩塩の塊りを皿に置いていたところ、気付くと涙を流すように汗をかいて嵩が減り、表面が照々となってしまった。こんな簡易な容器でも、蓋が有ると無しでは幾分湿気も防げ、保存具合がまるで違ってくる。はて、このビンの正式名は何かとググってみたら「万能壷」と...

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