娘を大人にしようと頭ではわかっています。が、ついつい手を出してしまいます。失敗させたくないという思いを切り離すことが難しいです。子どもが自分で洋服を着れるようになるためには繰り返し繰り返しの練習が必要です。それでも上手く着れず何度も失敗をします。やる気を無くします。そんな時、お母さんの優しい一言に励まされ、頑張る気持ちを取り戻し、一人で着る努力をします。そして洋服が着れた時、子どもは失敗して挫けた気持ち以上の達成感を得ます。お母さんが安易に手を出して
15年以上の子育て相談活動を通じて見てきた事例とアドバイスを月1~2回のペースでご紹介します。子育てする中で、同じ様な経験をしてる方も多いのではないでしょうか?
娘(中1)は「友達が行っているから」という理由で塾を選んでいます。そんな理由でいいのでしょうか。もう少し、内容を考えてほしいのですが?豊富な経験と幅広い情報を持っている親と持っていない子どもでは選択の基準が違います。お母さんは受験のことまで考えて「塾選び」をして欲しいようですが娘さんは友達と通うことを優先したようです。自分で選んだ塾が「どんな所なのか?」そこで「自分は満足なのか?」は行ってみないとわかりません。先ずは、行く気になっている娘さん
私は子ども達を緊急事態以外は学校に送り迎えしないと決めています。しかし、遅刻しそうになる娘(高1)を見ていて「送らない私は意地悪かな?」と気持ちが揺れます。お母さんが「送らない」と決めた理由をもう一度考え直してみましょう。「学校は自分で通う所」と、お母さんはこれまでもこれからも願っているようです。そうであれば「遅刻したら可哀想」とか「手伝わない私は意地悪」とか勝手に想像せず娘さんの行動だけを見ていることです。実際、娘さんはバタバタしていますが
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娘を大人にしようと頭ではわかっています。が、ついつい手を出してしまいます。失敗させたくないという思いを切り離すことが難しいです。子どもが自分で洋服を着れるようになるためには繰り返し繰り返しの練習が必要です。それでも上手く着れず何度も失敗をします。やる気を無くします。そんな時、お母さんの優しい一言に励まされ、頑張る気持ちを取り戻し、一人で着る努力をします。そして洋服が着れた時、子どもは失敗して挫けた気持ち以上の達成感を得ます。お母さんが安易に手を出して
「子育てを全てやり直したい」と思っています。あまりにも自分の出来なさ加減に落ち込んでしまいました。「まだ間に合うかな」と不安になります。誰にとっても子育ては初めての経験です。最初は目の前の出来事に対応するだけで精一杯です。そんな時期に「やり直したい」とは思わないはずです。子どもの成長に伴い、「こんなはずじゃなかった」と感じる事があるからこそ「やり直したい」と思うのです。それは、これまでの反省も踏まえ、自分のやり方を変えたいと思う前向きな気持ち
娘(中1)が「学校では話す人がいない」とつぶやいたのを聞いて私は「話せるようにするにはどうしたらいいか」と悩んでしまいました。お母さんは娘さんの言葉を聞いて勝手な想像をしたようです。①話す人がいなくて可哀想②家では話してるのに学校では何故?③将来、困るのではないかそう考えて「何とかしなければ」と悩んでしまったのですね。お母さんに出来ることはただ一つ。娘さんに学校での様子を聞くことです。①話する人がいなくて困っているか。②用事がある時は
親と子どもの会話はちょっとした言葉の使い方からすれ違います。例えば、習い事をしている子どもが「もっと上手になりたい」と言っただけですれ違いは起きます。子どもは「無理のない範囲で少し頑張る」という程度の話をしているのに対して親は「今より頑張るためにはもっと無理をしなければならない」と思い違いをしてしまいます。この思い違いに気づかないまま会話が進んでいくと親は「今でも大変な状況なのにこれ以上無理な事は出来ない」と子どもの「上手になりたい」という気持ちを削
娘(中1)は「友達が行っているから」という理由で塾を選んでいます。そんな理由でいいのでしょうか。もう少し、内容を考えてほしいのですが?豊富な経験と幅広い情報を持っている親と持っていない子どもでは選択の基準が違います。お母さんは受験のことまで考えて「塾選び」をして欲しいようですが娘さんは友達と通うことを優先したようです。自分で選んだ塾が「どんな所なのか?」そこで「自分は満足なのか?」は行ってみないとわかりません。先ずは、行く気になっている娘さん
私は子ども達を緊急事態以外は学校に送り迎えしないと決めています。しかし、遅刻しそうになる娘(高1)を見ていて「送らない私は意地悪かな?」と気持ちが揺れます。お母さんが「送らない」と決めた理由をもう一度考え直してみましょう。「学校は自分で通う所」と、お母さんはこれまでもこれからも願っているようです。そうであれば「遅刻したら可哀想」とか「手伝わない私は意地悪」とか勝手に想像せず娘さんの行動だけを見ていることです。実際、娘さんはバタバタしていますが
私は子ども(8才)の話を自分の思い込みで聞いてしまいます。その結果、誤った判断につながってしまうこともあります。どうしたら子どもの話をありのままに聞くことが出来るのでしょうか。お母さんは子どもが話をしている最中からアレヤコレヤと先々を勝手に想像して聞いていませんか。想像した瞬間から子どもの話ではなくなり自分の事に置き換えて考えてしまいます。そうならないためには話を最後まで聞くことが大事です。最後まで話を聞いて疑問に思う事があるなら本人に聞いて
息子(高1)は校則違反のバイトをするか、しないか、長い間悩んでいましたが面接を受けに行きました。結果、落ちました。息子は「自分は社会不適合者」と落ち込んでいます。私は「悩んでいても何も変わらない。時間の無駄」と思っています。「何故、次の行動を起こさない?」と毎日イライラしています。息子さんは慎重に考えてゆっくりでも意を決して人生初の面接に向かいました。期待していた結果ではありませんでした。そんな気持ちを立て直すにはそれなりの時間が必要です。迷い、悩み、考える
娘(中1)は負けることが大嫌いです。部活動でも練習はするのですが試合には出ません。そんなことを言ってたら経験できるものが狭くなってしまい、社会に出られなくなるのでは?と心配です。娘さんは今、自分が経験してきたことをゆっくり考え、無理のない最適な判断をしています。「負ける」ことで一瞬消極的な気持ちになるのは仕方ありません。勝ちたいと思って頑張った。でも負けてしまった。腹が立つ。悔しくて涙がでる。もう嫌だ!こんな時、娘さんはどんな言葉をかけて貰っ
人間、「忘れる」ことで救われることも多々ありますが「忘れた」を都合良く使う場合もあります。例えば、お母さんが子どもに「おやつの食べ残し片付けてないよ」と注意したとします。子どもは「忘れた~」と応えます。このように、・門限に間に合わないことを連絡しなかった時、・お弁当箱をその日のうちに出さなかった時、・隠しておきたい事を追求された時、・わかっているのにしなかった時、等々。様々な場面で子どもは「忘れた」を何気なく使います。
娘(6才)は保育園でお友達に対してよく注意をするようです。相手からは「うるさい!そんなに注意しないで」と言われるそうです。私は友達関係を上手くやって欲しいので「注意するのを止めなさい」と言いたいのですが…。娘さんはお友達のことをよく見ていて、よく気が付くようですね。「お友達に注意する」ということは「私はやっているのにあなたはどうしてしないの」という気持ちがあるからです。日頃、お母さんから言われている事をしっかり守っているのでしょう。だから、お友達にもお母さん
今年、開塾20年を迎えるので当時のお母さん、お子さんの姿とその後の様子を本人の話を元に少し書いてみたいと思います。忙しい朝、子育て塾に通って来る道々、歩道に座り込み「抱っこ!抱っこ!」と叫び続ける我が子を目の前に、ただただ立ち止まり「どうしたらいいものか?」と途方に暮れた幼児期。講座に参加してみて「私だけではない」という安心感が持てて、日々の不安な気持ちを語ることが出来ました。そんな時は焦らず「そう~抱っこしたいね。でも、ここまで歩いてきたよ。凄いね
息子(小2)は鉛筆の持ち方が悪いので三角ペンを持たせて矯正しています。が、毎日のように注意をしています。どうしたら上手く持つことが出来るようになるのでしょうか?息子さんは鉛筆を持って字を書くことに不自由さを感じているのでしょうか?例えば、「字が書きにくい」とか「長い時間、鉛筆を持てない」「姿勢が悪い」「疲れる」等。本当に矯正が必要なのかどうかの確認が必要です。本人が困っていないと矯正はなかなか難しいです。①普通の鉛筆を持って、息子さん
高校1年の女子です。月曜日は体調が悪く学校を休みました。明日は学校に行こうと思い夜遅くまで①提出物を頑張りました。朝になり定期券が無いことに気づき、探したけれど見つからず「遅刻する!」と焦りながら②家を出ました。いつもの電車に乗ろうと切符売り場に並びました。私の前に並んでいた子どもが切符を買うのに手間取り予定の電車に乗れず③次の電車を待ちました。必死に学校④近くまで行きました。しかし、「今から行っても体育は欠席になる」と気づき、立ち止まってしまいまし
家族でよくドライブします。車の中で娘(年長)は好きな歌を歌い出します。すると息子(小2)も「僕も歌いたい」と歌い始めます。妹は「歌わないで!」と怒りケンカになります。私はたまりかねて「二人一緒に歌えばいいじゃない」と口を挟んでしまうのですが妹は「私は一人で歌いたい。私が先❗」と譲りません。楽しく過ごしたいのですがどうすればよいのでしょうか。兄妹の揉め事に親が口を挟むときは公平感が大切です。この場合、お母さんはお兄さんの立場になって口をはさんでし
息子(年長)の遊び場は家の近くの公園です。私もついて行きます。見ていると息子のオモチャを投げつける子どもがいました。その子の母親は近くにいて何も注意しません。私も遠慮してしまい何も言えませんでした。 親は子ども達の間で起きる揉め事に対して出来る限り公平な立場で介入することを心がけなければなりません。この場合、お母さんはオモチャを投げつけた子どもに直接話をすることです。その際、自分の行動を素直にふり返れるような言い方をすることが大事です。先ず
高2の娘はジャンケンに負け文化祭の実行委員に選出されて毎日頑張っていました。しかし、手伝ってくれる人がいなかったようです。とうとう「来年はさぼろう」と言い出しました。そういう気持ちは良くないと言いたいのですが・・・?ジャンケンで決められた委員なので娘さんも意欲的に関わることは出来なかったでしょう。そのような状況でも最後まで責任を持ってやり抜いた態度は褒められることです。「さぼる」という発言を戒める前に娘さんが感じた不平不満とその時の行動を充分に聞いて
子どもの話を「有りのまま」に聞く当たり前のようで難しいことです。何故なら、子どもが話をしている時、親は自分の経験や考えを話してしまうからです。例えば、子どもが「僕は一人ぼっちだ!」と言った時、親は「遊ぶ友達がいるじゃない」「あなたは一人ぼっちじゃない」「どうしてそんなにネガティブなの?」と聞く役目の人から話す人になってしまい、聞けなくなってしまうのです。これでは話すことを子どもは諦めてしまいます。子どもは「一人ぼっち」が悪いと言ってい
中(1)の娘が部活動をはじめました。期待を持って頑張っていたのですが最近「顧問の先生が厳しく、怒ってばかりで楽しくない」と愚痴る毎日です。このまま「大変だね~」と聞いているだけで良いのでしょうか。思春期は大人社会に出て行くための準備期間です。そう考えると親はこれまでのように全面的に守ってあげる姿勢から補助的な役割へ移行していくことを意識する時期でもあります。部活動のあり方には様々な問題があるようですが、先ずは自分達で解決していく方法を考えさせましょう
第一子出産のため私は育休を取りました。「頑張ろう!」と意気込みました。しかし、子どもの鳴き声に段々悩まされるようになり、最近は耳栓をしたくなります。そんな私を妻は気遣ってくれるのですがそれも負担になってきています。男性の育休取得は普及しつつありますが育児への関わり方はそれぞれです。子育ては責任ある長い仕事です。息切れしないよう二人の役割をしっかり考えることが大切です。どうしても育児期間中の子どもの世話は新米ママが主役です。新米パパはママのサポーター役
娘は高校生になり新しい生活が始まりました。部活、友達と毎日楽しそうです。その日々の中で増えてきたのが友達の悪口です。最初はグチと思い、ただ聞いてましたが段々嫌な気持ちになってきました。もっと上手く聞いてあげたいのですが…お母さんが一生懸命聞いた結果、嫌な気持ちになってしまうのは勿体ないことです。娘さんの悪口を思春期の成長と捉え、戸惑わず聞けるといいですね。今、娘さんだけではなく周りのみんなが自分の居場所獲得のために右往左往しています。たまたま隣に座っ
息子は「ガチャガチャ」が大好きです。出先で見つけると毎回「ガチャガチャした-い」とせがみます。希望の物を手に入れることは少なく、不要な物が増えるばかりで、物を大切にしません。お金もかかることなので困っています。息子さんは「ガチャガチャ」を回す瞬間、あのワクワク感に価値を見出しているようです。そうであれば出てきたオモチャにさほど興味を示さないのは当たり前です。それを見極めて「ガチャガチャ」を「させる、させない」の決定をすることです。子どもの「好奇心とワ
お母さんはオモチャの後片づけや弁当箱を出すこと、ランドセルや家の鍵を定位置に置くこと等、習慣化させたいことに日々苦労しています。お母さんはやって欲しい事を自分のやり方で一方的に教えますが子どもは自分のやりたいようにしかやりません。そんな時は「自分のやり方が子どもの行動に合っていない」と考え、一旦自分の教え方を諦めましょう。そして、子どものやっていることをよく観察して聞いてみることです。子どもは自分なりの考えを教えてくれます。そのやり方を充分聞
娘(中1)から「ノート買ってきて」と頼まれ、私は「わかった」と返事したもののスッカリ買い忘れてしまいました。娘からは「お母さんが悪い!」と責められ、私は「忘れてしまった!」と言い張り、ケンカになりました。どっちが悪いのでしょうか?お母さんは娘さんから一方的に責められ、大人としての余裕をすっかり無くしてしまったようです。ケンカは概ね意地の張り合いから始まります。この場合も重要な事は冷静に自分達の行動を振り返ることです。先ずは当てにしていたノートが手に入
最近、娘が私のくちぐせを真似て「ここ出しっ放しだよ。だらしない!」と兄を注意します。兄は「わかったよ!」と返事しますが私は気になります。このまま何も言わなくていいのでしょうか。娘さんがお母さんのくち癖を真似て注意をするのには二つの理由があります。一つは「私は出しっ放ししてないよ。偉いでしょ」とお母さんにアピール。もう一つは「何故お兄ちゃんには注意しないの」とお母さんにアピール。どちらもお母さんの関心をひきたい気持ちの表れです。こんな時
私は専門学校を選び無事入学することが出来ました。顔見知りは誰もいません。「授業や実習についていけるかどうか?」と急に不安になってきました。自分で決めた学校に入学することが出来て本当に良かったですね。おめでとう!これから始まる新学期は全て新しい事ばかりで不安になるのも当然です。目に見えない先の事を考えたら誰でも不安になってしまいます。そんな時は目の前のやるべき事を精一杯頑張ることです。先ずは、入学式に向けて自分が出来ることを考え、準備す
兄弟ゲンカをしていた兄が弟のパソコンを足で踏みつけ壊してしまいました。日頃から感情を抑えられず手が出てしまう兄のことが気になっています。しかし、兄が怒った原因は弟にあると思うと何を言ったらいいのかわからなくなり黙ってしまいました。後日、「ケンカの原因は弟にあると思う。だけど弟の物を壊すのは良くない」と兄に言いました。そうしたら「お母さんと一緒だ」と言い返されてしまいました。私も過去に怒った勢いで兄の物を壊したことを思い出しました。「よく覚えているな」「よく見ているな」と驚き
子どもが急に「面倒くさい!」と言い始めると親は「やる気」がなく全て投げやりな感じになっているのではないかと心配しがちです。確かにそう言っている今は学校に行くこと、窮屈なこと、難しい事、嫌な事が重なっている状態であるかもしれません。しかし、忘れてならないのは本人が「やろう」としている気持ちがあることです。「やろう」とするからこそ、その大変さがわかり面倒になるのです。その気持ちを理解していれば必要以上に心配したり、非難したりすることはありません。
小1の息子は宿題のプリントを持って帰ってくるたびに「あ~ぁ、また見逃しちゃった」と落胆します。見逃ししていることを教えるにはどうしたらいいのでしょうか。自分で「見直し」が出来るようになるまでには繰り返しの練習が必要です。例えば、宿題プリントを見たお母さんが「ここ、間違っているよ」と直ぐに気づいてしまったら本人は「見直し」が出来ません。お母さんはプリントを見る前に「見逃しがないか、よーく見てね。それからお母さんに見せて」とひと声かけることです。
中3女子の母です。志望校の最終提出期限が迫っています。この時期に模擬試験の成績が下がりました。娘は「どうしても行きたい高校」と言って頑張ってきました。娘の決断に対してどのように対応したらよいか迷っています。これは本人も難しい決断を迫られていますね。娘さんのように強い意志を持って前向きに頑張るお子さんに対しては親も後ろ向きにならないことが大切です。誰でも初めて挑む事に対しては多かれ少なかれ不安はあるものです。その不安を少しでも取り除けるように焦らず丁寧
受験生(高校)の母です。やっと志望校が決まり申し込み手続きも無事に終わり、息子と一緒に受験の際の交通ルートを下見に行きました。行き方には3通りあります。①大きな駅からバスに乗る(乗降が複雑)②小さな駅からバスに乗る(本数が少ない)③近い駅から徒歩30分(山道)どのルートを選んでも一長一短です。まして、当日の人の動きや天候を考えると心配で悩んでしまい決めかねています。こんなにお母さんが心配していると平気だった息子さんも心配するようになってきます。先ずは
2024年明けましておめでとうございます。今年も日々頑張っているお母さん達の支えになるよう努力したいと思います。子どもを育てている中では幾度となく「どうしよう?」と思い悩む分岐点があります。その時に、どの方向を選ぶかで子どもの自立心は大きく変わってきます。「親が手を出そう」と考えるか?それとも「子ども自身にさせてみよう」と考えるか?前者は保護的な立場です。「あなたはまだ小さいから出来ないのは当たり前。だから私がやってあげる。」と子ども