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子育て相談雑記~事例と具体的なアドバイス https://anone-anone.com/

15年以上の子育て相談活動を通じて見てきた事例とアドバイスを月1~2回のペースでご紹介します。子育てする中で、同じ様な経験をしてる方も多いのではないでしょうか?

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2020/09/03

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  • 母を真似る

    最近、娘が私のくちぐせを真似て「ここ出しっ放しだよ。だらしない!」と兄を注意します。兄は「わかったよ!」と返事しますが私は気になります。このまま何も言わなくていいのでしょうか。娘さんがお母さんのくち癖を真似て注意をするのには二つの理由があります。一つは「私は出しっ放ししてないよ。偉いでしょ」とお母さんにアピール。もう一つは「何故お兄ちゃんには注意しないの」とお母さんにアピール。どちらもお母さんの関心をひきたい気持ちの表れです。こんな時

  • 新学期スタート

    私は専門学校を選び無事入学することが出来ました。顔見知りは誰もいません。「授業や実習についていけるかどうか?」と急に不安になってきました。自分で決めた学校に入学することが出来て本当に良かったですね。おめでとう!これから始まる新学期は全て新しい事ばかりで不安になるのも当然です。目に見えない先の事を考えたら誰でも不安になってしまいます。そんな時は目の前のやるべき事を精一杯頑張ることです。先ずは、入学式に向けて自分が出来ることを考え、準備す

  • 「グッと」こらえる

    兄弟ゲンカをしていた兄が弟のパソコンを足で踏みつけ壊してしまいました。日頃から感情を抑えられず手が出てしまう兄のことが気になっています。しかし、兄が怒った原因は弟にあると思うと何を言ったらいいのかわからなくなり黙ってしまいました。後日、「ケンカの原因は弟にあると思う。だけど弟の物を壊すのは良くない」と兄に言いました。そうしたら「お母さんと一緒だ」と言い返されてしまいました。私も過去に怒った勢いで兄の物を壊したことを思い出しました。「よく覚えているな」「よく見ているな」と驚き

  • 前向きに捉える

    子どもが急に「面倒くさい!」と言い始めると親は「やる気」がなく全て投げやりな感じになっているのではないかと心配しがちです。確かにそう言っている今は学校に行くこと、窮屈なこと、難しい事、嫌な事が重なっている状態であるかもしれません。しかし、忘れてならないのは本人が「やろう」としている気持ちがあることです。「やろう」とするからこそ、その大変さがわかり面倒になるのです。その気持ちを理解していれば必要以上に心配したり、非難したりすることはありません。

  • 見直し

    小1の息子は宿題のプリントを持って帰ってくるたびに「あ~ぁ、また見逃しちゃった」と落胆します。見逃ししていることを教えるにはどうしたらいいのでしょうか。自分で「見直し」が出来るようになるまでには繰り返しの練習が必要です。例えば、宿題プリントを見たお母さんが「ここ、間違っているよ」と直ぐに気づいてしまったら本人は「見直し」が出来ません。お母さんはプリントを見る前に「見逃しがないか、よーく見てね。それからお母さんに見せて」とひと声かけることです。

  • 決断

    中3女子の母です。志望校の最終提出期限が迫っています。この時期に模擬試験の成績が下がりました。娘は「どうしても行きたい高校」と言って頑張ってきました。娘の決断に対してどのように対応したらよいか迷っています。これは本人も難しい決断を迫られていますね。娘さんのように強い意志を持って前向きに頑張るお子さんに対しては親も後ろ向きにならないことが大切です。誰でも初めて挑む事に対しては多かれ少なかれ不安はあるものです。その不安を少しでも取り除けるように焦らず丁寧

  • 無用な心配

    受験生(高校)の母です。やっと志望校が決まり申し込み手続きも無事に終わり、息子と一緒に受験の際の交通ルートを下見に行きました。行き方には3通りあります。①大きな駅からバスに乗る(乗降が複雑)②小さな駅からバスに乗る(本数が少ない)③近い駅から徒歩30分(山道)どのルートを選んでも一長一短です。まして、当日の人の動きや天候を考えると心配で悩んでしまい決めかねています。こんなにお母さんが心配していると平気だった息子さんも心配するようになってきます。先ずは

  • 分岐点

    2024年明けましておめでとうございます。今年も日々頑張っているお母さん達の支えになるよう努力したいと思います。子どもを育てている中では幾度となく「どうしよう?」と思い悩む分岐点があります。その時に、どの方向を選ぶかで子どもの自立心は大きく変わってきます。「親が手を出そう」と考えるか?それとも「子ども自身にさせてみよう」と考えるか?前者は保護的な立場です。「あなたはまだ小さいから出来ないのは当たり前。だから私がやってあげる。」と子ども

  • 仕事の話

    息子(中3)から「お母さん、仕事楽しい?」と聞かれ、咄嗟に「楽しいよ」と答えました。しかし、そればかりではありません。大変な事もいっぱいあります。その話もした方が良かったのでしょうか。子どもが小さい時は「仮面ライダー」「ケーキ屋さん」「パイロット」「花屋さん」と、将来を夢見る楽しい話で盛り上がります。しかし、職業を考えるようになった息子さんと話をするならお母さんの職場で起きる様々な出来事を良し悪し関係なく伝えてあげることの方が大事です。働いていたら失

  • やめられない

    息子(7才)は本が大好きです。本を読み始めるとやめられなくなります。「ご飯だよ~」と声をかけても直ぐに食卓につけず困っています。みんな待っているのに・・あなたは好きな事をしている時、不意に「やめなさい」と声かけられて直ぐに「やめる」ことが出来ますか?大人でも気持ちの切り替えはなかなか難しいことです。まして子どもであればなおさらです。やめて欲しいことがあるのであれば「やめる気」にさせるための工夫が必要です。①読み始める前にこれからの予定を伝える

  • 勉強したくな〜い

    消極的な息子はなかなか自分の進路を決められません。毎日、愚痴ばかり言っています。そんな息子の精神的フォローに疲れてしまいます。能動的に動かない息子さんにお母さんはイライラしているようですね。さて、息子さんは「何故?」愚痴を言うのでしょう。・頑張っているから・誉めて欲しいから・不安に思っているから・わかってほしいから・疲れているから・思うようにならないからなどなど様々な思いをお母さんに聞いて欲しいのです。話をすることで不安が自信に変わっ

  • 動線の見直し

    「学校に行く準備をしながらでも目についた物があれば直ぐ遊びはじめる」「毎日持ち帰って来る給食袋をいつも出し忘れる」「帰ってくるとランドセルを玄関に置きっぱなしで部屋に持っていかない」小言は増えても一向に改善しません。そんな時は子どもの動きをよく観察することです。そうすると必然的な要因に気が付きます。例えば、学校に行く前に遊んでしまうのであれば、リビングか玄関に行くまでの間に本や遊び物が置いてあるということです。確かに幼児の時は

  • 受験生の母

    「頑張らせてはいけない」「強要してはいけない」と頭ではわかっているのですがダラダラしている本人を目の前にすると「早く勉強しなさーい!」と言いたくなってしまい、本人の意思を大切に出来ません。お母さん自身が何事にも一生懸命取り組むがんばり屋さんなんですね。そんなお母さんの元で育ってきたお子さんならきっとがんばり屋さんです。ただ、お母さんが頑張って欲しいタイミングとお子さんの頑張るタイミングが合わないようです。お母さんはやって欲しい事をどれだけ適格

  • ながらスマホ

    子どもにスマホを与える基準はそれぞれの親の考え方です。スマホを買ってもらって嬉しい子どもは最初、親の決めたルールを従順に守ります。しかし、徐々に決めた通りだけではなく親の想像範囲を越えて使い始めます。例えば、食事中のスマホ使用です。お母さんはご飯を食べながらスマホを見るなんて思ってもいません。「スマホなんか見てないでちゃんとご飯食べなさい!」と注意します。子どもは頭ごなしに注意されるので気分が悪くなり、反抗的な態度で屁理屈を言い出します。そう

  • 徒競走

    小学校初めての運動会、息子は「一番になる!」と毎日張り切って練習していました。当日は5人で走って2番でした。私は「凄い、スゴイ!2番なんてすごいね」と感動して誉めまくりました。が、息子は大泣きするばかりで泣き止みません。どうしたら良かったのでしょうか。小学校1年生の運動会は親子共々感慨深いものですね。息子さんは徒競走に全力を注いで臨んだ結果、思うような順位が得られず悔しかったことでしょう。息子さんの思いの強さを感じます。1番になりたかった息子

  • 一貫性

    夫が子どもの夏休み期間を勘違いして人気のキャンピング施設を予約してしまいました。運良く取れたので行こうと思うのですが一日学校を休ませなければなりません。休ませていいのか迷っています。「学校を休ませても・・」と思うぐらい遊び心が抑えられないようですが、冷静に考えてみましょう。今、「学校に行く」ことと「遊びに行く」ことを天秤にかけています。どちらを選ぶにしても子どもには納得のいく説明をしなければなりません。義務教育(親は子どもに教育を受けさせる義務があり

  • 母の動揺

    小学校に入学したばかりの長男が友達から「頭が臭い!」と言われ、ふさぎこんで帰って来ました。私は毎日「ハラハラ、ドキドキ」して息子の学校生活を見守ってきましたが遂にこんな日がきてしまったかと慌ててしまって、子どもにどんな事を言っていいのか判らなくなってしまいました。お母さんの動揺する気持ちもわかりますが入学したばかりの子ども達の世界はまだ整っていません。周りに惑わされず冷静に対応することです。先ず、事実を確かめましょう。「何か嫌な事があったようだね」と息子さん

  • 誉めどころ

    子どもは自分では気付かない自分の良さを小さい時から親に誉めて貰うことで自分に自信が持てるようになります。子どもの良さは何気ない日常生活の中にたくさん潜んでいます。例えば、食事の後に食器を流しに運んでくれたとします。この場合、自分の食器を自分で片付けてくれた事を偉いと思うのか、お母さんが大変だからと気遣ってくれた事を嬉しいと思うのか、どちらなのかと考えます。どちらも誉めたいのであれば「自分の食器を片付けるなんて偉いね」「お母さんのこと気づかって

  • 伝えたいこと

    息子が大学生になり運転免許を取得することになりました。始めは順調に通い始めたのですがサークルの活動や友達との付き合いが多くなり自動車学校へ通う回数が徐々に減ってきました。期限内に取得出来るかどうか心配です。どのように伝えたら良いのでしょうか?大学に入るだけではなく運転免許取得にも大金を支払う親としては期限内に取得して欲しいと願うのは当然です。そのため、「最近、自動車学校に行ってないようだけど大丈夫なの?お金かかっているんだから無駄にしないでよ!」とついお金の

  • 宿題の丸つけ

    小1の息子の宿題に丸つけをしなければなりません。⭕に関しては迷わずつけられるのですが間違っている所に❌をつけようとすると息子が「つけないで!直すから」と叫んで手を止めます。本当は❌なのに直して⭕をつけて良いものか悩んでしまいます。宿題の丸つけはお母さんが子どもの学習状況を知るチャンスでもあり、また子ども自身が将来自分で丸つけが出来るようになるための練習期間でもあります。正しいか正しくないかを確認する事も

  • 思春期の息子

    息子(高1)の行動に対して注意をしました。それから私に対する態度が一変。話をしなくなり、「話しかけるなら食事の時だけにして!」と言い放ち、スマホばかり見ています。話かけても「あ~」「ん~」しか返ってきません。毎日、嫌な気分になって落ち込んでしまいます。自分のやっている事をお母さんに注意され、腹が立ったようですね。そうなる息子さんの気持ちを想像してみましょう。1.注意されておもしろくない。腹が立つ。2.言われた事はわかる。3.でも素直に

  • 思春期の娘

    娘(中3)がよく学校の話をします。その話を聞いていると「そんなにスパッと友達との関係を割り切っていいのか?」と思うことがあります。学ぶことが多いこの時期に諦めてばかりでは大人になった時に困るのではないかと心配になってきます。お母さんは娘さんの話を聞いて勝手に将来を案じているようですが娘さんの「諦める」とか「割り切る」という考えにはそれなりの根拠があるのではないでしょうか。これまでの小さな人間関係の中でいろいろな試みをして様々な関係性を学んできたはずです。その

  • お母さんの不安

    子どもが失敗しないように失敗しないようにと親は常に安全を願い先の事ばかりを心配します。その親の表情や言葉から子どもは親の不安を敏感に感じ取ります。そして、それはいつの間にか子どもの潜在的な不安となり絶えず消極的な考えになっていきます。これでは「やる気」が起きません。お母さんの心配や不安はそのまま子どもの心に影響します。お母さんの不安は一人で抱え込まず、身近にいる夫や周りの大人達に相談をすることです。誰かに話をして一緒に考えて貰

  • マスク

    息子が小学校に入学しました。4月からマスク使用は各家庭に任されたので息子にはマスクをさせたくないと思っています。しかし、ほとんどの子ども達がマスクをしています。息子にはどのように話をしたら良いのでしょう。これから社会で生きていくための知識や社会性を学ぶ第一歩ですね。まさにマスク問題は親子で考える良い機会です。マスクを外すか外さないかは親が「マスクはしなくていい」とか「自分で決めなさい」とか簡単に決めつけないことです。先ず、本人が不安を感じてい

  • わかった

    子どもが学校から帰って来ると母は問いかけます。「今日は宿題あるの」子「あるよ」母「だったら宿題やってからゲームするのよ」子「うん、わかった」と軽く返事します。しかし、いっこうに宿題を始める気配はなく、いつの間にかゲームをはじめてしまいます。こんな状況の時、母は「わかった」と言ったのに「何故やらないの!」と子どもを責めてしまいます。親にとって「わかった」は「直ぐやる」ことだからです。しかし、子どもにとって「わかった」は「直ぐやる」ことではなく「

  • もめごと

    小5の娘ですが「友達同士でよくケンカをしている」と担任の先生から連絡を受けました。その中の一人が「学校に行きたくない」と言っているようです。娘から上手く話を聞き出したいのですが…。このような場合、聞き方次第では大きなもめごとになる可能性があるので注意しましょう。「あなたが嫌な事言ったんじゃないの」「そんな事言っちゃダメでしょ」「お友達は嫌な気持ちになるんだよ」等々、お母さんの思いや相手の立場だけを言ってしまうと話が聞けなくなってしまいます。お母さんが

  • お母さんの宣言

    Part1ここ2、3日肉料理が続いたので今日は魚料理にします。みんなの好みや体調に合わせながら経済的な事も考えつつ、美味しい物を作ろうと毎日工夫しています。Part2お母さんは毎日使う洗剤がとっても大事だと思っていて、家では体にも環境にも悪影響が少ない石鹸を使っています。少量のお湯で溶かし、泡立て、すすぎの度ごとに洗濯機を止めるので凄く時間はかかり大変ですが家族の健康を考え頑張っています。Part3お母さんは今よりも仕事量を増やしたいと思っているのでみんなに

  • 大きな声

    息子(6才)と私が話をしていると娘(4才)が大きな声で叫んできます。騒ぎ立てるほどの事ではないのに必要以上に大きな声を出します。普通に話が出来るようになって欲しいのですが。まず、娘さんの気持ちを考えてみましょう。1.大きな声を出さないと聞こえないと思っている。2.どうしても聞いて欲しい事がある。3.自分に関心を持って欲しい。4.今しかないと思っているそういう娘さんの気持ちに対して「うるさーい」とか「大きな声出さないで!」とお母

  • 生きものと暮らす

    子ども達はダンゴムシ、バッタ、メダカ、ザリガニ、蝶やトンボ等、外で見つけた生きものを「家で飼いたい」と持ち帰ってきます。親も度々返事に困ります。もう少し大きくなってくるとハムスターや小鳥、子猫や子犬など可愛いい小動物たちに興味が移ってきます。そうなると親も簡単に「飼ってもいいよ」と許可するわけにはいかなくなります。何故なら、子どもが生きものの世話を続けるのは難しいと思うからです。それでも淡い期待を持って許可します。しかし、思いは儚く破

  • 意見の尊重

    子どもの意見を尊重するって親の意見を言わないってことですか?それは極端な話ですね。意見が異なるのは当たり前でどちらの意見も尊いものです。親が意見を言わない事と子どもの意見を尊重する事とは異なった話です。どちらか一方に決めなければならない時には二者択一の極端な選択ではなく、お互いの意見を尊重して納得のいく妥協点を探す努力をすることが大切です。それには先ず、子どもの話を充分聞いてあげることから始めます。話の途中で言葉を挟んだり、重

  • 足くさ~い

    保育園に通っている息子(6才)が友達から「足くさ~い」とからかわれていました。息子はニコニコ笑っていたので何も言わなかったのですが何か言ってあげた方が良かったのでしょうか。お母さんの判断は賢明だったと思います。息子さんが笑っていたのであれば本人が許せる範囲のことだったのでしょう。余程の事がない限り、その場で起きている子ども達の言動に対して大人が余計な勘ぐりをする必要はありません。友達から言われた事で息子さんが不安になったり、自信を失いそうな事

  • 好いところ

    明けましておめでとうございます。ブログを書き始めて早4年。今年で5年目を迎えます。毎月2回の投稿にプレッシャーを受けながら書き続けてきたブログが誰かの参考になることを願っています。わが子の好いところ、あなたは即座に言えますか?例えば、「目標に向かって頑張るところ」とか?しかし、これは目標が無ければ良い所にはなりません。このように、わかっているようで結構アヤフヤなものです。なぜなら、親は何かが出来る事をその子の良さと思い

  • 感動

    その1息子(中2)が合唱コンクールの指揮者に立候補しました。私は「恥ずかしい」とか「格好悪い」とか言う思春期の男子達をまとめていくのは大変だろうと心配していました。しかし当日、クラスメートの前で息子が「今日は皆が主役。緊張するとは思うけど気楽にいこうぜ」と声をかけたと聞いてビックリしました。家ではわがままな事ばかり言っている息子が学校では皆の心を一つにするような役割を果たしているなんて感動でした。その2娘が(中1)合唱コンクールでピアノ伴奏者に立候補

  • 兄の想い

    6才の兄は4才の妹に何でもやってあげたいようで妹の意見を聞かずに手を出してしまいます。その結果、何でも自分でやりたい妹と喧嘩になります。どうしたらいいのでしょう。まだまだ幼い妹を助けてあげなければと思っているお兄ちゃんは頼もしい存在ですね。そのお兄ちゃんに妹も日々成長していることを丁寧に説明し、理解してもらわなければなりません。妹は今、何でも自分一人でやってみようと思うくらい大きくなってきているので手助けをしてあげたい時は「やってあげようか」と一声か

  • Smileしようね

    寝ている赤ちゃんは面白いほど表情を変えます。まるで百面相をしているようです。その中でも微笑みを浮かべた瞬間、「何を夢みているのだろう」と想像しないわけにはいきません。それだけで優しい気持ちになり、笑顔になってしまいます。赤ちゃんの微笑みには何か不思議な力があるようです。優しくしてほしいから赤ちゃんは微笑むのか?微笑むと人は優しくしてくれるからなのか?考えてしまいます。いずれにしても大人はその微笑みで優しい気持ちになり、幸せを感じます。

  • 心の成長

    秋は運動会や発表会、習い事の検定や昇格等、子ども達の心がぐ~んと成長するイベントが目白押しです。そんな子ども達の成長を見守る親の方にも心構えが必要です。例えば、子どもがSwimming Schoolで初めて「蹴伸び」が出来たとします。それを見た親は本当に驚くことでしょう。その感動をどのように伝えたら良いのか考えて下さい。「良く出来た。」「頑張った!」だけの一言では不十分です。何を頑張ったのかをもっと具体的に話することです。なぜなら、子

  • Switch ON

    私は中3の女子です。家に帰って来るとなかなか勉強に取り掛かれません。Switch をOnにするにはどうしたら良いか教えて下さい。そろそろ受験の準備を始める頃でしょうか?塾通いも土曜や日曜が加わったり、模擬試験を受けたりと全て初めての事に一生懸命取り組んでいるのでしょう。学校でも塾でも精一杯頑張っていれば常にSwitchが Onの状態になっています。だから家にいる時ぐらいはOffにしてゆっくりしたいと思うのが当たり前で自然な行動です。学校生活を

  • パパの子育てpart1

    5才の娘と4才の息子がジュースの入ったコップを持ちながら椅子の取り合いをしています。姉が座っている椅子に弟は無理矢理座ろうとしますが姉も譲らず弟の腕をつねってしまいます。弟はじっと考え込んだ末、持っていたジュースをパシャ!と床に撒き散らします。こんな状況を見ていたパパは即、息子に言いました。「なんでジュースを撒き散らしたの?」弟は姉のせいで撒き散らしたのだと言い張ります。パパは、続けて「こぼしちゃったのは、そうだけど、その後、撒き散らしたのは違う理由があるんじゃないの?」し

  • とっさの対応

    休日にキャンプのイベントがあり息子と二人で参加しました。参加者全員が楽しく過ごしている中で息子が突然「帰りた-い」と大声で叫んだのです。私は恥ずかしくなって息子を叱ってしまいました。あの時どのように対応すれば良かったのかと考えています。息子さんが楽しんでくれるだろうと思って参加したイベントでお母さんの期待とは真逆な反応をされてしまい呆気にとられ怒ってしまったという事でしょうか。皆さんが楽しい気分で過ごしている前で突然叫ばれたら誰でもビックリします。その状況は

  • 係の仕事

    私は中2の女子です。私は保健係が好きなので立候補しました。保健係は2名です。私と一緒に仕事をする相方は思うように仕事をしてくれません。全て私任せでやる気を感じません。コミュニケーションが取れずイライラします。あなたは責任感が強く、やる気満々で真面目な方ですね。係の仕事も二人で半分づつ分け合いながらやっていこうと思っていたのでしょう。しかし、相方さんはあなたと同じ考え、同じ気持ちではなかったようです。ここで、もう一度あなたが立候補した理由を思い出してみ

  • や・め・て!

    夫は息子(小4)が可愛くてコチョコチョ体をくすぐりながら関わっていきます。息子は「やめて!」と叫んでいるのにしつこくやめません。とめたほうがいいのでしょうか。 息子さんが赤ちゃんの時なら親の愛情表現としてのスキンシップは大切です。しかし、息子さんはもう10才です。言葉を使って自分の気持ちや考えを伝え、その言葉が相手に正しく伝わることを実感していく時期でなければなりません。子どもが「やめて!」と叫んだらお父さんは直ぐにやめる。この伝わる経験が大

  • 過保護

    親が子どもの命を守るために保護し過ぎることはありません。しかし、親が守り過ぎることで子どもの能力が育たなくなることも考えなければなりません。例えば、幼稚園の父親参観で子どもの工作をじっと見守れず、手助けをしてしまうお父さん。お父さんは子どもの作品が時間内に出来上がらなければ「可哀想」という思いになり、つい手を出し過ぎてしまいます。それは子どもの「やる気」や「想像力」「達成感」を奪ってしまうことになります。小学生の子どもが些細な事でケンカをした場合、母

  • 友だちからの一言

    5才の息子を保育園に送って行った時の事です。クラスメートの女の子が息子に近寄って来て「今日は私に話しかけないで!」と言って立ち去って行きました。私は息子が嫌われているのではないかと心配です。お母さんが心配するほどの事ではありません。むしろ、その逆ではないでしょうか。お友だちは敢えて「今日は…」と言っているので普段から良くお話をしている仲良しさんのようです。息子さんは結構おしゃべりやさんなのではないですか。相手の女の子にはその日、何か都

  • ちょっと待っててね

    お母さんは「ちょっと待っててね」を安易に使いますが子どもにとってはとても難しい表現です。時間の感覚が分かるような年齢の子どもであっても言葉どおりに待てる子は少ないでしょう。なぜなら、曖昧過ぎる言い方だからです。それでも子どもは頑張って少し待ちますが直ぐ「ねぇ、ねぇ-」とお母さんの手を止めるように割り込んできます。子どもはお母さんの「仕事」や「話」や「用事」がいつ終わるのか分かりません。そのため、本人に分かるような目安を示してあげる必要

  • ご飯のちから

    お母さんのご飯は子ども達の健康な身体と健全な心を育てます。また、気持ちのすれ違いから起きる親子や夫婦の関係悪化さえも修復してくれる魔法の「ちから」があることに気づかされます。例えば、その1思春期の娘さん。友達との旅行をお母さんに反対され、それが切っ掛けで全て反抗的になってしまいました。話はしない、乱暴な態度、食事の後片付けはしない等、お母さんにとっては身勝手で腹立たしい事ばかり。「こんなに反抗されるならご飯なんか作りたくない!」とお母さんは怒

  • 自信

    中2の息子です。「合唱コンクールで指揮者をやりたい。でもみんなをまとめる自信がない」と迷っています。何か良いアドバイスはないでしょうか?こんな時、お母さんは自分の成功体験や身近な人の成功話をすれば「やる気」になってくれると思いがちです。しかし、息子さんにとっては他人事の話で自分が迷っている気持ちとは繋がりません。それどころか自分とは程遠い成功話を聞き、益々「自分には出来ない」と落胆しかねません。それよりもお母さんは息子さん自身が経験した過去の

  • 息子と話し合う

    中1の息子から授業参観に来るなら「お母さんの髪の色を黒に染めて欲しい」と言われ驚きました。私は髪の色を変える気はありません。子どもとどのように話し合ったら良いのでしょうか。周りからどのように見られるかが気になる思春期の息子さんです。その気持ちを理解した上で話し合うことです。先ず、息子さんに「髪の色が気になる理由」そして、「お母さんの髪の色が駄目な理由」を丁寧に聞いてみましょう。一通り息子さんの考えを聞いたところで「そうか~、わかったよ」と息子さんの思

  • 悩むこと

    子育ては誰にとっても初めての事だから「悩むこと」の連続です。「こんな時、どうしよう」「何が正しいの?」「自信がない」「直ぐにはわからない」「自分が情けない」といろいろ悩みはつきません。子どもはいつでもどこでも不思議に思った事は「何で?」「どうして?」と次から次へ問い返してきます。そのため、親は当たり前にしてきた事でも子どもが納得するようにしっかり説明をしなければなりません。子どもからの質問を真面目に捉え、考え、

  • 教えるタイミング

    3才の娘は夜遅く寝るため朝泣きながら起きてきます。つい「夜遅く寝るからでしょ!」と怒ってしまい朝の支度が難しくなってしまいます。娘に「夜早く寝たら朝気持ち良く起きれる」ことをどのように教えたらいいのでしょうか。「夜遅く寝たら朝が辛い」という大人の理屈をその場で子どもに理解させるのは難しいことです。なぜなら、それは大人も数多く経験して言える事だからです。お母さんの教えたい気持ちはよくわかりますが、教えるのは朝の忙しい時間帯ではありません。その気

  • 期待

    期待」春は入園、入学、進級、進学、社会へと、各々が新しい環境に向う節目の季節です。それに伴い、親もまた子どもに大きな期待をかけます。例えば、「学校生活を楽しんで欲しい」と大雑把な言い方で期待をかけたとします。それを聞いた子どもは毎日楽しく友達と遊んで帰って来ます。すると堪り兼ねた親は「宿題は?」「勉強は?」と、期待した事とは真逆なことを言い出します。これでは子どもも戸惑うし、親の真意もわかりません。親の気持ちとしては「しっかり

  • 夫への不満

    3才の娘を遊戯施設で遊ばせていたところ、娘より少し大きめの男の子が娘にぶつかって来ました。その子は謝りもせず走り去ってしまいました。夫はその事が許せず、男の子を呼び止め謝らせ、その親にも注意し、加えて施設の管理者にも指導をしたのです。このような過剰対応は止めて欲しい。夫の考えや行動を簡単に変えるような特効薬はありません。お互いの違いを理解し、認め合っていく努力が変化をもたらすのです。それには先ず、夫の対応に不満があったとしても頭ごなしに否定しないことです。

  • 一緒に考える

    13歳になる娘からこんな質問をされました。クラスメート同士のケンカで、あまりに酷く相手を傷つけているので助けてあげたかった。でも何も出来なかった。「あんな時、どうしたらいいの?」と聞かれどう答えていいのかわかりませんでした。それは難しい質問ですね~。お母さんが安易に「ああすれば?こうすれば?」と提案しても娘さんがそれをやれるかどうかはわかりません。先ずは娘さんがやれそうなことを一緒に考えてみる姿勢が大切です。例えば、助けてあげたかったクラスメートにその場で

  • 会話する

    3才の娘ですが最近、自己主張が激しく対応に疲れてしまいます。毎日大変そうですが今はとても大切な時期です。子どもが大きな声で何かを主張するのは聞いて欲しいからです。まさに会話する時です。例えば、いつも使っている自分のお皿を使わず「お兄ちゃんのお皿がいい」と主張したとします。お母さんは「えっ?自分のお皿があるのに」と思ってしまったら面倒くさいという思いで「自分のお皿を使いなさい」と一方的な答えを出してお仕舞いにします。これでは主張した意味

  • ある事件から学ぶ

    夜のニュース番組で「17歳の男子生徒が進学したい大学への夢破れ、絶望して他の受験生を刃物で切りつけた」という痛ましい事件が報じられていました。これは極端な行動ですが心折れそうな状況は普段の生活の中にも沢山あります。例えば、子どもが「今年は毎日走ることに決めた」と目標を立てて走り始めたとします。親は目標を立てたことに感心し、頑張ることを期待します。しかし、途中で走ることを諦めたとしたら子どもに対して、親はどんな言葉をかけるのでしょう。習

  • 許せるわがまま

    息子は5才です。保育園に通ってます。先日、担任の先生から「毎日プラレールで遊んでいますがお友達とよくケンカをしています」と報告されました。息子に様子を聞いてみたところ、自分の好きな電車を走らせようとしたらお友達が別の電車を走らせようとしたのでケンカになるとの事でした。「自分のわがままだけを言っていたら駄目だよ」と言い聞かせてしまったのですがそれで良かったのでしょうか?自分の好きな電車で遊ぼうとしている所にお友達が突然入ってきてビックリしたことでしょうね。まだ

  • 2022年 明けましておめでとうございます。

    今年は安心、安全な社会であって欲しいと願うばかりです。さて、私達が正月に食べるおせち料理は縁起物として各々「いわれ」があります。例えば、「田作り」は田んぼの肥料となったことから五穀豊穣を願う一品。「黒豆」はシワができるまで元気で働けるようにと不老長寿を願う一品。「数の子」は二人の親(ニシン)から沢山の子どもが生まれるようにと子孫繁栄の縁起を担ぐ一品です。このように昔の先人たちは食材にいろいろな願いを込めて少しでも健康に長生きしようと心

  • 忘れない言葉

    我が家の息子が高校生になった頃でした。いつものように部活を終えて帰ってくる息子の時間に合わせ、私は急いで帰宅しました。「今日は遅くなったからカレーにしよう」と決めて支度を始めました。帰ってきた息子は喜んでカウンターに座り今日の出来事を話しながら食べ始めました。「ヤレヤレ間に合って良かった~」と私はホッとしながら「今日も1日無事で何より」と胸を撫で下ろしました。息子は「ご馳走さま!」の挨拶と同時に「今日のカレー、何かスパイス足りないんじ

  • 子どもの友達

    子どもの年齢に関わらずお母さんは子どもの友達が気になります。幼少時代は友達がいない事を心配し、思春期は少人数での親しい関係が気になりだします。子どもにはいつでも良い人間関係を築いて欲しいと願うからでしょう。その思いが強すぎる余り子どもの友達関係に余計な口出しをしてしまいます。例えば、「あの子は乱暴」、「いつも指示してくる」、「わがままだ」等々、勝手に子どもの友達を評価します。しかし、 子ども達はそれも含めてお互いを必要な存在として認め

  • 叩いちゃったー

    5才になる息子が一人で遊んでいると3才の娘が近寄っていきます。そうすると息子が妹を叩くようになりました。どうして叩くのかわかりません。保育園や幼稚園に通っている子どもたちは遊ぶ時間が限定されていたり、友達に邪魔されたりで案外、自分の思うようには遊べていないものです。当然、家では好きなように遊びたいのです。そこへ妹さんは近寄って来るのです。もちろん、兄弟姉妹で遊ぶことは楽しい事です。同じように一人で自由に思う存分遊ぶことも貴重なのです。お兄ちゃ

  • 守れる約束

    「お菓子はこれでお仕舞い。約束よ」「宿題は直ぐやると約束したでしょ」「脱いだ靴下は洗濯機に入れる約束、忘れた?」「帰宅時間は6時の約束です」などなど。お母さんは子どもの年齢に応じて次から次へ都合よく約束事を作っていきます。それに対して子どもは軽い気持ちで「わかった」とその場しのぎの返事をします。お母さんはその一言を聞いて「約束ができた。これで守ってくれる」と勝手に安心し、期待します。しかし、子どもは「必ず守る」というほ

  • 末っ子の涙

    小学校4年生(3人兄弟の末っ子)になる息子が自分の茶碗を割ってしまい台所の隅で泣いていました。私は何故、泣いているのかもわからず、何を言ったらいいのか解らなくなりました。 お母さんはその場面を見て、10歳の息子が茶碗を割ったことぐらいでまさか泣くとは想像もできなかったということですね。息子さんの涙にもそれなりの訳があるはずです。3番目に限らず、どこの家庭でも末っ子は気づかぬうちにお父さん、お母さん、兄弟、家族みんなから甘やかされて育ってきます。

  • 手を洗う

     4才の息子は外遊びから帰っての手洗いを嫌がります。私はコロナ禍なので毎回、泣き叫ぶ息子を抱き抱えて洗面所に直行し手を洗っています。どうしたら自分で手を洗うようになるのでしょうか。子どもに基本的生活習慣を身に付けさせるには焦らず、出来るまで、何回でも手助けをするお母さんの根気が必要です。お母さんが「手を洗いなさい」と言って直ぐにできるものではありません。「百聞は一見に如かず」と言われるように最初はお母さんが子どもの前で手を洗ってみせることから初めます

  • お父さんの変化

    昨年からのコロナ禍で、職場環境は大きく変わり、在宅で働くお父さん達が増えました。家庭で過ごす時間が増えたことでつい子どもに口出しをすることが多くなっているようです。日頃お母さんが誉めないような事をお父さんが誉めてくれるような関わりであれば大いに喜ばしいことです。しかし、予想もしないところで無造作に口うるさく介入してくるお父さんには子どももうんざりしてしまいます。例えば、お父さんに些細な事を何度も注意をされたら子どもは耳を塞いでしまいます。そん

  • 見極め

    子どもが通う保育園で踊りの一斉練習を参観する機会がありました。その時、うちの子は踊りの輪を抜け出し、先生のところに駆け寄り、何か手伝っている様子でした。私は家に帰り、先生のお手伝いをしていた事を誉めていいのか、踊りの輪から抜け出した事を注意したら良いのか迷ってしまいました。子どもの様子を見てお母さんがいろいろと感じた事はわかります。しかし、子どもが何を考え、何を思って、行動したのか本当の事はわかりません。意味の無い注意をしたり、安易に誉める前に子どもからその

  • 水慣れ

    待ちに待った夏休み到来!この機会に親は「泳げるようになって欲しい」と願い、子どもを海や川やプールへと誘います。その際、上手に水慣れが出来ていれば泳ぎ出すことも簡単です。反対に水慣れが出来ていない状態では恐怖心だけが募り水嫌いになってしまう恐れもあります。最初の水慣れが肝心です。家のお風呂は顔を洗ったり、シャワーをかけ合ったり、お湯の中でブクブクパッーと息を吐いたり、オモチャで遊んだり、自然に水慣れが出来ていく絶好の場所です。それでも大プールに

  • ランドセル

    再来年、小学校に入学する息子のランドセルを買いたいと思っています。本人が欲しがっている物と親が用意してあげたいと思う物とが違います。どのように考えたらいいのでしょうか?ランドセル商戦は年々親の気持ちを前のめりにさせているようですね。お店に陳列されている色とりどりのランドセルを見てしまったら迷うのは当然です。そうならないためにはランドセルを選明確な基準が必要です。まず、予算の範囲を決めることです。次にランドセルを背負う子どもの気持ちを考えることです。

  • 男の子だから

    子育てをしているお父さん達の中には「男の子だから泣いちゃダメ」と言われて育ってきた人も少なからずいるでしょう。どうして「泣いちゃダメ」だったのか親の真意を想像してみましょう。多かれ少なかれ親は子どもに何かしら願いや期待を込めて育てています。男の子は強く、逞しく、と願ったとしたら泣いている姿は頼りなく、情けなく、弱々しく見えてしまうのは当たり前です。その結果、咄嗟に「男の子だから・・」という安易な言い方で自分の思い描くイメージだけを伝えてしまったのかもしれませ

  • お姉さん

    小学3年の長女が6才になる次女に対して私と同じように注意をします。それがちょっと厳し過ぎるように思うのですが・・・お姉さんが妹さんに注意をする時はどんな場面でしょう。先ず、お母さんが居るところで注意をしているかどうかです。この場合はお母さんが気になるくらいお母さんの居るところで注意をしているようです。これはお母さんへのアピールとしか思えません。お姉さんはお母さんに何をアピールしているのでしょう。第一には「私はわからない妹に注意をするくらいちゃ

  • 兄弟での勝ち負け

    最近、5才の長男と3才の妹がトランプで神経衰弱ゲームをして遊んでいます。記憶力の良い妹がいつも勝ち、負けてしまう兄は「もう一度やろう」と泣きながら頑張ります。私は「お兄ちゃんに勝つなんてすごいね~」と妹を誉めてしまいましたが兄への励まし方がわかりません。お母さんは年齢差のあるお兄ちゃんに勝った妹さんのことを思わず誉めてしまったのでしょうね。しかし、お兄ちゃんの反応を見て自分の対応に配慮が無さすぎたと気づいたようですね。それはとても大事な気づきです。子どもたちは勝負事

  • 正しい事

    子育て中のお母さんは子どもに「正しい事」を教えなければと日々、 葛藤しています。例えば、「脱ぎっぱなし」「置きっぱなし」「出しっぱなし」せず、「出したら片付ける」ことを繰り返し優しく丁寧に教え続けます。それは子どもたちの生活習慣として身に付いていくので大事な事です。しかし、いつでも完璧に出来るとは限りません。例えば、子どもがリビングに宿題のプリントを置きっぱなしにしたとします。それを見つけたお母さんは「プリントが出しっぱなしだよ。片付けて」と子どもに声をかけます。「

  • ママの質問

    私は毎日、幼稚園バスに乗って家に帰ります。バス停で待っているママの姿を見つけて嬉しくなります。バスから降りる私にママは「おかえり」の言葉と同時に「今日はどうだった?」「何かあった?」「お友達と遊べた?」等々、矢継ぎ早に漠然とした質問を投げかけてきます。私はママの質問が難し過ぎて、何を答えていいのかわからなくなります。例えば、「今日の給食は〇〇ちゃんの好きな物あった?」とか「今日は外で鬼ごっこしたの?」とか「お絵かきは何を書いたの?」とか、一つ一つ具体的に聞い

  • 強い口調

    「強い口調」最近、2才の娘の口調が気になります。普通の言い方ではなく突っ掛かるような強い言い方をするので嫌な気分になります。2才の娘さんはやっと言葉が使えるようになり、自分を表現するので精一杯です。頭ごなしに強い口調で「乱暴な言い方は止めなさい!」と注意するより、「〇〇ちゃんはお母さんと仲良ししたい?」と優しく問いかける方が効果的です。そうすると仲良ししたいと思っている人にはどんな話し方をしたら良いのかと気になります。そこで、「お母さんは〇〇ちゃんから・・!

  • 楽しく遊ぶ

    子ども(4才)と楽しく遊ぼうと思っているのですが遊ぶことに集中出来なくて楽しくありません。今の年齢の子どもと遊ぶにはそれなりの時間と精神的余裕が必要です。子どもの遊びにお付き合いをするのではなく、お母さんが本当に楽しく遊びたいのであれば自分の好きな事をするしかありません。好きな事をしているお母さんは生き生きしてます。好きな事をしているお母さんは笑ってます。好きな事をしているお母さんは楽しそうです。そんなお母さんの姿に子どもは「あれっ?」と引っ掛かります

  • 思春期(10歳~)の会話

    思春期は様々な人の考えや行動に影響を受けながら「人として何が必要なのか」と、基本的な事を考えていく大事な時期です。何気ない親子の日常会話がその「考える」きっかけになるのです。例えば、息子から「塾に着て行く服が欲しい」と言われ一緒に買い物に行く場面を想定してみます。その1、母「これは色も優しいし、自然素材だから肌にもいいと思う。これにしなさい」息子「えぇ?ボク、もう少し違うのがいい!」母「塾は勉強する所だから地味な方がいいのよ」息子「・・・」これは親の価値

  • 母の対応

    2才の娘が自分のスプーンですくった食べ物を「おかあさんハーイ」と言って私に食べさせようと何度も持って来てくれます。今、コロナ禍で家族の食器でさえも別々にしている状態なのにスプーンのやり取りは危険かなと思います。上手に断りたいのですが・・。大人はこのコロナ禍でどのように生活したら良いかを判断できますが2才の娘さんに教え理解させることは難しいことです。娘さんと同じスプーンを使うことで「もしも?」感染をさせたらと心配しているお母さんの気持ちはよくわかります。何も知らない子ど

  • 平等感

    いつの時代でも兄弟姉妹間で起きる揉め事には多少の不満や不公平感を持ってしまいます。それは親が「喧嘩両成敗」と称し、平等そうで不平等な関わりをするからです。当人たちは「何も知らないのに勝手だ-!?」と納得のいかない結末に理不尽さを感じてしまいます。家庭内の場合、親の見えないところで起きた出来事に対しては親自身が正しい判断が出来ず、仕方なく両方とも叱るか注意するかになってしまいがちです。このように当事者ではない親が判断してしまうと子どもたちにとって平等感は得られません。

  • 節分

    2月は冬の厳しい寒さの中にも暖かな春を感じさせてくれる月です。四季に恵まれている日本では季節が変わる節目となる日を立春、立夏、立秋、立冬と定めています。その前日をすべて節分と呼びます。中でも2月の節分だけは特別に考えられていました。それは立春が旧暦での新年にあたるため、前日は大晦日となり重要視されてきたのです。昔から季節の変わり目には邪気や厄が入りやすいと言い伝えられていたため、節分には福豆(煎り大豆)をまいて厄祓いをする習わしがありました。今でも年中行事として各家

  • その気にさせる

    4才の息子とサツマイモ掘りに行きました。収穫したサツマイモでサツマイモご飯を作り、息子に食べさせようとしたら「焼きおにぎりが食べた~い」と叫ばれてしまいショックでした。「食べて欲しいのに・・・」お母さんと一緒に掘ったサツマイモ、栄養価の高い旬のサツマイモ、美味しいだろうと思って作ったサツマイモご飯。単純に冷凍おにぎりと比較されてしまいお母さんはがっかりしたようですね。そこでサツマイモご飯が否定されたような気持ちになり諦めてしまうのは早すぎです。「サツマイモご飯を

  • 『なんで?なんで?』

    幼少期の子どもから「なんで?」と質問され、真面目にアレコレ考え、答えた結果「なんで?」とまた問い返され悲鳴をあげた経験はありませんか。子どもは親が正しい答えや科学的根拠を言えば言うほど「なんで?」の攻撃を増してきます。 どうしてなのでしょう。この頃から子どもは自分だけの世界ではなく周りの人にも興味を持ちはじめます。一番はお母さんです。自分と同じ物を見て、同じような体験をして、お母さんはどう感じるのか知りたくなります。お母さんが話す一言ひと言に「なんで?」と関心を

  • 2021年新年

    2021年、皆元気に初春を迎え、 雑木林の間から昇る輝く太陽を拝みながら新しい日常を幸に過ごせるよう願いました。昨年、私たちはコロナの出現で働き方や学びの場を大きく変えなければなりませんでした。多くの人が家庭で過ごす状況になり家族との「おうち時間」が増えました。私達は混乱の中で人との繋がりの大切さや家族と一緒に過ごす時間の大切さ等、改めて気づかされたこともたくさんありました。中でもお母さんの笑顔が家族の中心であることの大切さは変わらないものでした。

  • 『わからない』

    最近、4才の息子が私の問いかけに「わからない」と答えてくることが増えてきて困っています。本当はわかっているはずなのに!?お母さんは4才の息子さんが「わからない」と答えることが心配なんでしょうか。それとも将来面倒くさい事が起きたら何も考えず簡単に「わからない」と答えそうで不安なのでしょうか。4才の息子さんが「わからない」と答える時には二つの事が考えられます。一つは、本当にわからない時です。この場合はお母さんが「何でわからないの!」と問い詰めても仕方ありません。寛容な気

  • 緊張をほぐす

    小6の息子が運動会で「代表の言葉」をやりたいと自ら立候補し、やることになりました。しかし当日の朝、とても緊張していました。励ましのつもりでいろいろ言ってしまいましたがあれで良かったのかと気になります。自ら手を挙げて頑張ろうとしている息子さんを助けてあげたくなったようですね。お母さんは何とかしてあげたいと思ったのでしょう。しかし、息子さんはもう12歳です。この場合は助けてあげたいという思いではなく自らその緊張を乗り越えていけるような応援を考えてほしいのです。助けようとする

  • 伝え方

    中1の息子に「使ったお皿は洗っておいて欲しい」と頼むと「今やるよ!!わかってるよー!」と強い口調で返されます。その度に、もっと穏やかに話せないものかと悲しい気持ちになってしまいます。思春期の息子さんは自分の言った言葉でお母さんがそんなに悲しい思いをしているとは気づかないでしょうね。まだまだ、お母さんに甘えて怒鳴っているように思えます。お母さんはあなたと怒鳴らないで普通の会話がしたいということを上手に伝えなければなりません。その時にはちょっとしたコツが必要です。

  • 『正しく競争する』

    子どもは純粋に自分の興味のある事だけに一生懸命頑張ります。それを見ている大人が何を誉めてくれるかで正しい競争を学んでいきます。ひとりっ子の場合、競争相手がいないので家の中ではいつも一番です。しかし、弟や妹が産まれたり、保育園や幼稚園に通うようになり、同年代の子どもたちと関わりを持つようになるといつも一番だった環境は一変します。本人の頑張る気持ちには何ら変りないのですが親の観る視点がこれまでとは違ってきます。当たり前に誉められていた事でも比較する対象が現れてくると今ま

  • 自分で選ぶ

    子育ての目標は子どもを自立した大人に育てることです。子どもは毎日の生活の中で様々な事を習得し、いろいろな体験を積み重ね、日々、刻々、自立するための準備をしています。親はそのことを常に意識し、社会で生活していくために必要な事を必要な時期に育てていかなければなりません。幼い頃から自分で選ぶ経験をしてきた子どもには責任を取る能力が育ちます。とは言え、「2才の子どもには無理よね~」と考えているお母さん、2才からでも育ちます。例えば、子どもが「何かのみた-い」と言ってき

  • いやいや期

    2才の娘ですが最近、何を言っても「イヤ!と言う言葉ばかり。困ってしまいます。これまでお母さんが沢山の事を娘さんに教えてきた結果、少しずついろいろな事が自分で出来るようになってきたのですね。それは嬉しいことです。とは言え、まだ一人で完璧に出来るわけではなく練習途中にあることを理解しておかなければなりません。子どもは何でも自分でやることが楽しく、お母さんが促す事には全て積極的に取り組みます。出来たらお母さんが誉めてくれる、それが嬉しくてまた頑張ります。しかし、それが当た

  • 『親』の理屈

    保育園で子ども同士のトラブルがあった時、「やられたらやり返しなさい」と我が子に教えているお母さん達がいます。それでいいのか疑問を感じます。どうしてこんな極端な事を子どもに教えてしまうのか考えてみましょう。言葉で上手く伝えられない子ども同士のトラブルには理由が有ったり、無かったり、故意にしたかどうかも含めて色々です。しかし、子どもの世界で起きることはとても単純な事が多いのでそのままを受け止め、大人の感情や理屈で複雑にしないことが重要です。例えば、子どもが「〇〇君に

  • 躾の目的は教えることです。傷つけることではありません。挨拶の仕方、歯の磨き方、箸の持ち方、衣服の着方、靴の脱ぎかた、戸の開け閉め、手の洗い方、お風呂の入りかた、布団の畳み方、時間を守ることや人に迷惑をかけないこと等々、社会生活で必要とされる基本的な礼儀作法をしっかり身に付くよう繰り返し、繰り返し丁寧に教えます。例えば、いろいろな物を口に入れている子どもにお母さんは「これは食べ物じゃないから食べられないよ」と食べ物とそうでないオモチャや石などの見分けをその都度、その都度

  • 勝てない

    8才の姉と5才の弟がゲームやじゃんけんをしてよく遊びます。その時、弟が負けるといつも泣き叫び困ってしまいます。お姉さんとの遊びを通して勝負の厳しさを学んでいるようですね。今の自分の能力とお姉さんとの実力差を明らかに感じる場面です。まだ5才なので「勝負に負けはつきもの」だから「仕方がない」とは納得が出来ず「どうしたら勝てるの!」と悔しくて泣き叫んでいるのでしょう。そんな時にお母さんが「もう一度頑張ってやってみたら?」と勝てる保証もない無責任な励ましの声かけをしても泣き

  • 『母性と父性』のバランス

    女性は自分の生んだ子どもを守り育てようとする母親としての母性、と父親として持つ性質の父性を上手く織り交ぜながら子どもを育てています。子どもは昼夜を問わず、その愛情豊かな母性に守られすくすく育っていきます。やがて成長し、自分の意志で行動するようになるとこれまでの優しい母性だけでは手に負えなくなります。そこで、社会の秩序や規律、善悪の判断や物事の良し悪し、決断する厳しさなど、父性を働かせなければなりません。例えば、子どもが友達と楽しく遊んでいても帰らなければならない時、

  • 『ウソ』をつく

    子どもがうそをついた時、親は頭ごなしに「何でうそつくの!」「うそついたらダメでしょ!」とか「うそつきは泥棒のはじまり」と憤慨し怒りますが、それだけで終わらせるのではなく子どもが本当の事を話させるように導いてあげなければなりません。ここでは、3才の娘と父親の話を紹介します。オモチャで遊んでいた娘がテーブルでお茶を飲んでいたお父さんに「〇〇ちゃんもお茶のみた~い」と訴えます。お父さんは「自分のコップを持っておいで」と促します。娘はお父さんの手元にコップを差し出します。お父

  • 誰とでも仲良く?

    3才の息子です。保育園に入り男女問わず好きな子にまとわりついています。「誰とでも仲良くしようね」と言うべきか迷います。「誰とでも仲良くしようね」と言っても子どもには難しいことです。人との関係は相手を無視して自分勝手には作れないからです。今、息子さんは自分の気持ちだけで行動しています。相手との関わり方を教える時期ですね。遊びたいと思うお友達がいたら、初めに「〇〇ちゃ~ん」と声かけして「遊ぼう」と言葉をかけるように教えます。そして、相手が「いいよ」と言ってくれたら遊

  • 丁寧に話す

    子どもはお父さん、お母さんを毎日よく見ています。食事をする時、遊んでいる時、注意をされる時、寝る時。その時々の話し方や表情、態度など、こと細かく見て真似をしています。いい事も悪い事もすべて学びます。子どもにとってお父さん、お母さんは身近で一番のお手本です。幼い頃から聞き慣れている親の丁寧な話し方や言葉の使い方は、将来その子どもが使う言葉や会話の基礎になります。何気ない親の口調が大きな影響を与えてしまうのです。日頃から乱暴な言葉を聞き慣れてしまえば自然と本人が使う言葉

  • 部屋の掃除

    小5の息子が「自分で部屋の掃除をする」と言ったので掃除機の使い方、床や棚の拭き方などを教えました。週に一度くらいはするのかなと思っていましたがなかなかしません。どうしたら掃除をするのでしょうか?お子さんに「週一回部屋を掃除して欲しい」と願うお母さんの気持ちはよくわかります。掃除の仕方を教えたらお子さんは自発的に掃除をすると思ったのですね。しかし、子どもが「掃除をしよう」と自ら行動することはお母さんが思っているほど簡単なことではありません。掃除の「やり方」は解っていて

  • 大切にする心

    自分を大切にする「心」は、親から大切にされることで育っていきます。勿論、親は大切に子どもを育てているはずなので、大切にする「心」は当たり前に育っていると信じています。しかし、気持ちは見えにくく、解りにくいものなので思っているだけでは子どもに上手く伝わりません。目に見えない親の気持ちは日頃から何気ない言葉やわかりやすい態度で示してあげなければなりません。例えば、兄のオモチャで弟が遊ぼうとして取り合いになった場面では、お母さんが兄の気持ちを無視して「お兄ちゃんな

  • 励ます

    中2の息子です。ゲームに夢中になり、食事の時間になっても止めません。なんと言ったら良いのでしょう。この年齢になったら食事の時間には止めなければならないと解っています。しかし、自分一人ではなかなか気持ちの切り替えが難しそうですね。「止めよう」と思う気持ちと「やりたい」気持ちが葛藤している状態です。そんな時は「止めよう」としている気持ちの後押しが必要です。この場合はまず①責めない、怒らない。頭ごなしに「やめなさ-い!」と怒鳴られたら子どもは当然反発して「止める」気

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