最近、娘が私のくちぐせを真似て「ここ出しっ放しだよ。だらしない!」と兄を注意します。兄は「わかったよ!」と返事しますが私は気になります。このまま何も言わなくていいのでしょうか。娘さんがお母さんのくち癖を真似て注意をするのには二つの理由があります。一つは「私は出しっ放ししてないよ。偉いでしょ」とお母さんにアピール。もう一つは「何故お兄ちゃんには注意しないの」とお母さんにアピール。どちらもお母さんの関心をひきたい気持ちの表れです。こんな時
15年以上の子育て相談活動を通じて見てきた事例とアドバイスを月1~2回のペースでご紹介します。子育てする中で、同じ様な経験をしてる方も多いのではないでしょうか?
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最近、娘が私のくちぐせを真似て「ここ出しっ放しだよ。だらしない!」と兄を注意します。兄は「わかったよ!」と返事しますが私は気になります。このまま何も言わなくていいのでしょうか。娘さんがお母さんのくち癖を真似て注意をするのには二つの理由があります。一つは「私は出しっ放ししてないよ。偉いでしょ」とお母さんにアピール。もう一つは「何故お兄ちゃんには注意しないの」とお母さんにアピール。どちらもお母さんの関心をひきたい気持ちの表れです。こんな時
私は専門学校を選び無事入学することが出来ました。顔見知りは誰もいません。「授業や実習についていけるかどうか?」と急に不安になってきました。自分で決めた学校に入学することが出来て本当に良かったですね。おめでとう!これから始まる新学期は全て新しい事ばかりで不安になるのも当然です。目に見えない先の事を考えたら誰でも不安になってしまいます。そんな時は目の前のやるべき事を精一杯頑張ることです。先ずは、入学式に向けて自分が出来ることを考え、準備す
兄弟ゲンカをしていた兄が弟のパソコンを足で踏みつけ壊してしまいました。日頃から感情を抑えられず手が出てしまう兄のことが気になっています。しかし、兄が怒った原因は弟にあると思うと何を言ったらいいのかわからなくなり黙ってしまいました。後日、「ケンカの原因は弟にあると思う。だけど弟の物を壊すのは良くない」と兄に言いました。そうしたら「お母さんと一緒だ」と言い返されてしまいました。私も過去に怒った勢いで兄の物を壊したことを思い出しました。「よく覚えているな」「よく見ているな」と驚き
子どもが急に「面倒くさい!」と言い始めると親は「やる気」がなく全て投げやりな感じになっているのではないかと心配しがちです。確かにそう言っている今は学校に行くこと、窮屈なこと、難しい事、嫌な事が重なっている状態であるかもしれません。しかし、忘れてならないのは本人が「やろう」としている気持ちがあることです。「やろう」とするからこそ、その大変さがわかり面倒になるのです。その気持ちを理解していれば必要以上に心配したり、非難したりすることはありません。
小1の息子は宿題のプリントを持って帰ってくるたびに「あ~ぁ、また見逃しちゃった」と落胆します。見逃ししていることを教えるにはどうしたらいいのでしょうか。自分で「見直し」が出来るようになるまでには繰り返しの練習が必要です。例えば、宿題プリントを見たお母さんが「ここ、間違っているよ」と直ぐに気づいてしまったら本人は「見直し」が出来ません。お母さんはプリントを見る前に「見逃しがないか、よーく見てね。それからお母さんに見せて」とひと声かけることです。
中3女子の母です。志望校の最終提出期限が迫っています。この時期に模擬試験の成績が下がりました。娘は「どうしても行きたい高校」と言って頑張ってきました。娘の決断に対してどのように対応したらよいか迷っています。これは本人も難しい決断を迫られていますね。娘さんのように強い意志を持って前向きに頑張るお子さんに対しては親も後ろ向きにならないことが大切です。誰でも初めて挑む事に対しては多かれ少なかれ不安はあるものです。その不安を少しでも取り除けるように焦らず丁寧
受験生(高校)の母です。やっと志望校が決まり申し込み手続きも無事に終わり、息子と一緒に受験の際の交通ルートを下見に行きました。行き方には3通りあります。①大きな駅からバスに乗る(乗降が複雑)②小さな駅からバスに乗る(本数が少ない)③近い駅から徒歩30分(山道)どのルートを選んでも一長一短です。まして、当日の人の動きや天候を考えると心配で悩んでしまい決めかねています。こんなにお母さんが心配していると平気だった息子さんも心配するようになってきます。先ずは
2024年明けましておめでとうございます。今年も日々頑張っているお母さん達の支えになるよう努力したいと思います。子どもを育てている中では幾度となく「どうしよう?」と思い悩む分岐点があります。その時に、どの方向を選ぶかで子どもの自立心は大きく変わってきます。「親が手を出そう」と考えるか?それとも「子ども自身にさせてみよう」と考えるか?前者は保護的な立場です。「あなたはまだ小さいから出来ないのは当たり前。だから私がやってあげる。」と子ども
息子(中3)から「お母さん、仕事楽しい?」と聞かれ、咄嗟に「楽しいよ」と答えました。しかし、そればかりではありません。大変な事もいっぱいあります。その話もした方が良かったのでしょうか。子どもが小さい時は「仮面ライダー」「ケーキ屋さん」「パイロット」「花屋さん」と、将来を夢見る楽しい話で盛り上がります。しかし、職業を考えるようになった息子さんと話をするならお母さんの職場で起きる様々な出来事を良し悪し関係なく伝えてあげることの方が大事です。働いていたら失
息子(7才)は本が大好きです。本を読み始めるとやめられなくなります。「ご飯だよ~」と声をかけても直ぐに食卓につけず困っています。みんな待っているのに・・あなたは好きな事をしている時、不意に「やめなさい」と声かけられて直ぐに「やめる」ことが出来ますか?大人でも気持ちの切り替えはなかなか難しいことです。まして子どもであればなおさらです。やめて欲しいことがあるのであれば「やめる気」にさせるための工夫が必要です。①読み始める前にこれからの予定を伝える
消極的な息子はなかなか自分の進路を決められません。毎日、愚痴ばかり言っています。そんな息子の精神的フォローに疲れてしまいます。能動的に動かない息子さんにお母さんはイライラしているようですね。さて、息子さんは「何故?」愚痴を言うのでしょう。・頑張っているから・誉めて欲しいから・不安に思っているから・わかってほしいから・疲れているから・思うようにならないからなどなど様々な思いをお母さんに聞いて欲しいのです。話をすることで不安が自信に変わっ
「学校に行く準備をしながらでも目についた物があれば直ぐ遊びはじめる」「毎日持ち帰って来る給食袋をいつも出し忘れる」「帰ってくるとランドセルを玄関に置きっぱなしで部屋に持っていかない」小言は増えても一向に改善しません。そんな時は子どもの動きをよく観察することです。そうすると必然的な要因に気が付きます。例えば、学校に行く前に遊んでしまうのであれば、リビングか玄関に行くまでの間に本や遊び物が置いてあるということです。確かに幼児の時は
「頑張らせてはいけない」「強要してはいけない」と頭ではわかっているのですがダラダラしている本人を目の前にすると「早く勉強しなさーい!」と言いたくなってしまい、本人の意思を大切に出来ません。お母さん自身が何事にも一生懸命取り組むがんばり屋さんなんですね。そんなお母さんの元で育ってきたお子さんならきっとがんばり屋さんです。ただ、お母さんが頑張って欲しいタイミングとお子さんの頑張るタイミングが合わないようです。お母さんはやって欲しい事をどれだけ適格
子どもにスマホを与える基準はそれぞれの親の考え方です。スマホを買ってもらって嬉しい子どもは最初、親の決めたルールを従順に守ります。しかし、徐々に決めた通りだけではなく親の想像範囲を越えて使い始めます。例えば、食事中のスマホ使用です。お母さんはご飯を食べながらスマホを見るなんて思ってもいません。「スマホなんか見てないでちゃんとご飯食べなさい!」と注意します。子どもは頭ごなしに注意されるので気分が悪くなり、反抗的な態度で屁理屈を言い出します。そう
小学校初めての運動会、息子は「一番になる!」と毎日張り切って練習していました。当日は5人で走って2番でした。私は「凄い、スゴイ!2番なんてすごいね」と感動して誉めまくりました。が、息子は大泣きするばかりで泣き止みません。どうしたら良かったのでしょうか。小学校1年生の運動会は親子共々感慨深いものですね。息子さんは徒競走に全力を注いで臨んだ結果、思うような順位が得られず悔しかったことでしょう。息子さんの思いの強さを感じます。1番になりたかった息子
夫が子どもの夏休み期間を勘違いして人気のキャンピング施設を予約してしまいました。運良く取れたので行こうと思うのですが一日学校を休ませなければなりません。休ませていいのか迷っています。「学校を休ませても・・」と思うぐらい遊び心が抑えられないようですが、冷静に考えてみましょう。今、「学校に行く」ことと「遊びに行く」ことを天秤にかけています。どちらを選ぶにしても子どもには納得のいく説明をしなければなりません。義務教育(親は子どもに教育を受けさせる義務があり
小学校に入学したばかりの長男が友達から「頭が臭い!」と言われ、ふさぎこんで帰って来ました。私は毎日「ハラハラ、ドキドキ」して息子の学校生活を見守ってきましたが遂にこんな日がきてしまったかと慌ててしまって、子どもにどんな事を言っていいのか判らなくなってしまいました。お母さんの動揺する気持ちもわかりますが入学したばかりの子ども達の世界はまだ整っていません。周りに惑わされず冷静に対応することです。先ず、事実を確かめましょう。「何か嫌な事があったようだね」と息子さん
子どもは自分では気付かない自分の良さを小さい時から親に誉めて貰うことで自分に自信が持てるようになります。子どもの良さは何気ない日常生活の中にたくさん潜んでいます。例えば、食事の後に食器を流しに運んでくれたとします。この場合、自分の食器を自分で片付けてくれた事を偉いと思うのか、お母さんが大変だからと気遣ってくれた事を嬉しいと思うのか、どちらなのかと考えます。どちらも誉めたいのであれば「自分の食器を片付けるなんて偉いね」「お母さんのこと気づかって
息子が大学生になり運転免許を取得することになりました。始めは順調に通い始めたのですがサークルの活動や友達との付き合いが多くなり自動車学校へ通う回数が徐々に減ってきました。期限内に取得出来るかどうか心配です。どのように伝えたら良いのでしょうか?大学に入るだけではなく運転免許取得にも大金を支払う親としては期限内に取得して欲しいと願うのは当然です。そのため、「最近、自動車学校に行ってないようだけど大丈夫なの?お金かかっているんだから無駄にしないでよ!」とついお金の
小1の息子の宿題に丸つけをしなければなりません。⭕に関しては迷わずつけられるのですが間違っている所に❌をつけようとすると息子が「つけないで!直すから」と叫んで手を止めます。本当は❌なのに直して⭕をつけて良いものか悩んでしまいます。宿題の丸つけはお母さんが子どもの学習状況を知るチャンスでもあり、また子ども自身が将来自分で丸つけが出来るようになるための練習期間でもあります。正しいか正しくないかを確認する事も
子どもが学校から帰って来ると母は問いかけます。「今日は宿題あるの」子「あるよ」母「だったら宿題やってからゲームするのよ」子「うん、わかった」と軽く返事します。しかし、いっこうに宿題を始める気配はなく、いつの間にかゲームをはじめてしまいます。こんな状況の時、母は「わかった」と言ったのに「何故やらないの!」と子どもを責めてしまいます。親にとって「わかった」は「直ぐやる」ことだからです。しかし、子どもにとって「わかった」は「直ぐやる」ことではなく「
小5の娘ですが「友達同士でよくケンカをしている」と担任の先生から連絡を受けました。その中の一人が「学校に行きたくない」と言っているようです。娘から上手く話を聞き出したいのですが…。このような場合、聞き方次第では大きなもめごとになる可能性があるので注意しましょう。「あなたが嫌な事言ったんじゃないの」「そんな事言っちゃダメでしょ」「お友達は嫌な気持ちになるんだよ」等々、お母さんの思いや相手の立場だけを言ってしまうと話が聞けなくなってしまいます。お母さんが
Part1ここ2、3日肉料理が続いたので今日は魚料理にします。みんなの好みや体調に合わせながら経済的な事も考えつつ、美味しい物を作ろうと毎日工夫しています。Part2お母さんは毎日使う洗剤がとっても大事だと思っていて、家では体にも環境にも悪影響が少ない石鹸を使っています。少量のお湯で溶かし、泡立て、すすぎの度ごとに洗濯機を止めるので凄く時間はかかり大変ですが家族の健康を考え頑張っています。Part3お母さんは今よりも仕事量を増やしたいと思っているのでみんなに
息子(6才)と私が話をしていると娘(4才)が大きな声で叫んできます。騒ぎ立てるほどの事ではないのに必要以上に大きな声を出します。普通に話が出来るようになって欲しいのですが。まず、娘さんの気持ちを考えてみましょう。1.大きな声を出さないと聞こえないと思っている。2.どうしても聞いて欲しい事がある。3.自分に関心を持って欲しい。4.今しかないと思っているそういう娘さんの気持ちに対して「うるさーい」とか「大きな声出さないで!」とお母
子ども達はダンゴムシ、バッタ、メダカ、ザリガニ、蝶やトンボ等、外で見つけた生きものを「家で飼いたい」と持ち帰ってきます。親も度々返事に困ります。もう少し大きくなってくるとハムスターや小鳥、子猫や子犬など可愛いい小動物たちに興味が移ってきます。そうなると親も簡単に「飼ってもいいよ」と許可するわけにはいかなくなります。何故なら、子どもが生きものの世話を続けるのは難しいと思うからです。それでも淡い期待を持って許可します。しかし、思いは儚く破
子どもの意見を尊重するって親の意見を言わないってことですか?それは極端な話ですね。意見が異なるのは当たり前でどちらの意見も尊いものです。親が意見を言わない事と子どもの意見を尊重する事とは異なった話です。どちらか一方に決めなければならない時には二者択一の極端な選択ではなく、お互いの意見を尊重して納得のいく妥協点を探す努力をすることが大切です。それには先ず、子どもの話を充分聞いてあげることから始めます。話の途中で言葉を挟んだり、重
保育園に通っている息子(6才)が友達から「足くさ~い」とからかわれていました。息子はニコニコ笑っていたので何も言わなかったのですが何か言ってあげた方が良かったのでしょうか。お母さんの判断は賢明だったと思います。息子さんが笑っていたのであれば本人が許せる範囲のことだったのでしょう。余程の事がない限り、その場で起きている子ども達の言動に対して大人が余計な勘ぐりをする必要はありません。友達から言われた事で息子さんが不安になったり、自信を失いそうな事
明けましておめでとうございます。ブログを書き始めて早4年。今年で5年目を迎えます。毎月2回の投稿にプレッシャーを受けながら書き続けてきたブログが誰かの参考になることを願っています。わが子の好いところ、あなたは即座に言えますか?例えば、「目標に向かって頑張るところ」とか?しかし、これは目標が無ければ良い所にはなりません。このように、わかっているようで結構アヤフヤなものです。なぜなら、親は何かが出来る事をその子の良さと思い
その1息子(中2)が合唱コンクールの指揮者に立候補しました。私は「恥ずかしい」とか「格好悪い」とか言う思春期の男子達をまとめていくのは大変だろうと心配していました。しかし当日、クラスメートの前で息子が「今日は皆が主役。緊張するとは思うけど気楽にいこうぜ」と声をかけたと聞いてビックリしました。家ではわがままな事ばかり言っている息子が学校では皆の心を一つにするような役割を果たしているなんて感動でした。その2娘が(中1)合唱コンクールでピアノ伴奏者に立候補
6才の兄は4才の妹に何でもやってあげたいようで妹の意見を聞かずに手を出してしまいます。その結果、何でも自分でやりたい妹と喧嘩になります。どうしたらいいのでしょう。まだまだ幼い妹を助けてあげなければと思っているお兄ちゃんは頼もしい存在ですね。そのお兄ちゃんに妹も日々成長していることを丁寧に説明し、理解してもらわなければなりません。妹は今、何でも自分一人でやってみようと思うくらい大きくなってきているので手助けをしてあげたい時は「やってあげようか」と一声か
寝ている赤ちゃんは面白いほど表情を変えます。まるで百面相をしているようです。その中でも微笑みを浮かべた瞬間、「何を夢みているのだろう」と想像しないわけにはいきません。それだけで優しい気持ちになり、笑顔になってしまいます。赤ちゃんの微笑みには何か不思議な力があるようです。優しくしてほしいから赤ちゃんは微笑むのか?微笑むと人は優しくしてくれるからなのか?考えてしまいます。いずれにしても大人はその微笑みで優しい気持ちになり、幸せを感じます。
秋は運動会や発表会、習い事の検定や昇格等、子ども達の心がぐ~んと成長するイベントが目白押しです。そんな子ども達の成長を見守る親の方にも心構えが必要です。例えば、子どもがSwimming Schoolで初めて「蹴伸び」が出来たとします。それを見た親は本当に驚くことでしょう。その感動をどのように伝えたら良いのか考えて下さい。「良く出来た。」「頑張った!」だけの一言では不十分です。何を頑張ったのかをもっと具体的に話することです。なぜなら、子