Van Morrison / Brown Eyed Girl(1967 UK:60 US:10)
北アイルランド、ベルファストのシンガー・ソングライター。ジャズやソウルを含んだブルーアイド・ソウルの開拓者。1967年アルバムデビュー。1993年「ロックの殿堂」入り。「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」 第24位「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100組のアーティスト」 第42位「Q誌の選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」 第22位そのシブく深いヴォーカルは「大人の音楽」である...
Unknown Mortal Orchestra / So Good at Being in Trouble(2013)
ニュージーランド、オークランドのバンド。2010年代のネオ・サイケデリック・ロックの代表格2011年アルバムデビュー。アルバムをリリースするやいなや専門誌やリスナーの話題となり、一気に注目を浴びる存在に。60年代サイケのモヤ~っとした浮遊感に21世紀ならではのビートで「21世紀にこんな音が聴けるんなんて」と個人的にも感動して一気に好きになりました。2nd以降もかなりハイレベルな作品をコンスタントに発表。チャートで...
Saint Etienne / He's on The Phone(1995 UK:11)
イングランド、ロンドンのバンド。ソフトな女性Voとオシャレなサウンドで90年代UK Rockで活躍。1991年アルバムデビュー。サラ・クラックネル(Vo)の優しくソフトな歌声とダンス/ポップ/インディーロック的な要素があり一言でいうと「オシャレ」なサウンド。4thアルバム「Good Humour(1998 UK:18)」はプロデュースがカーディガンズをヒットさせたトーレ・ヨハンソンということでスウェディッシュ・ポップな要素も感じます。最初のお...
Playlist Vol.34ができました。...
Crowded House / Don't Dream It's Over(1986 US:2 UK:27)
オーストラリア、メルボルンのバンド。メロディアスなロックとソフトな歌声で80年代から現在も活躍。1986年アルバムデビュー。80年代におけるメロディが美しいバンドのお手本でイギリスのザ・スミス、アメリカのR.E.M.などのようにニュージーランド/オーストラリアを代表する存在。中心人物のニール・フィンがニュージーランド出身ということから自分はニュージーランドのバンドという認識でしたが、wikiによるとニールがオースト...
Bay City Rollers / Saturday Night(1976 US:1)
コットランド、エディンバラのバンド。1970年代、バンド形態ながら世界中でアイドル的人気。1974年アルバムデビュー。超ポップなメロディとサウンド。さわやかなコーラスとサウンド面でも魅力な上にアイドル・ルックスとチェックでまとめられた衣装などトータル的によくプロデュースされていたと思います。スコットランドから全米1位は本当にすごい。カバーのセンスが高い事もアメリカでヒットした要因の一つかもしれません。個人...
George Harrison / My Sweet Lord(1970 UK:1 US:1)
イングランド、マージーサイド州、リヴァプールのシンガー・ソングライター。ビートルズではギタリストとして在籍した後、ソロでも活躍。1968年ソロアルバムデビュービートルズではレノン&マッカートニーのコンビが楽曲も歌もどうしても目立ちますが、メロディメーカーとしての才能は負けてはいないと思います。ソロとしても幅広い年代でヒットを出しておりソフトな歌声とやさしいメロディーで2001年の他界後も根強い人気を誇りま...
Yazoo / Only You(1982 UK:2 US:67)
イングランド、エセックス州、バジルドンのデュオ。80年代UKシンセ・ポップを代表する存在。1982年アルバムデビュー。デペッシュ・モードを脱退したヴィンス・クラーク(Key)同じエセックス州出身のアリソン・モイエ(Vo)で結成。ポップなアナログ・シンセを駆使したシンセ・サウンドとソウルフルなヴォーカルのバランスが絶妙でしたが、1982年から2枚のアルバムで解散。その後、ヴィンスはイレイジャー、アリソンはソロで成功。...
Divine / You Think You're a Man(1984 UK:16)
アメリカ、メリーランド州、ボルチモアの俳優、シンガー。80年代にドラァグ・クイーンの知名度を上げた存在。1982年アルバムデビュー。巨漢に派手なメイクのドラァグ・クイーンは21世紀の今でこそ普通に日本でもバラエティー番組に出演しても違和感ないがそれを1970年代から確立している点は本当にすごい。恐らく偏見の目は今の比ではないでしょう。1972年には映画「ピンクフラミンゴ」で大注目を浴び、現在もカルトムービーとして...
Allman Brothers Band / Ramblin' Man(1973 US:2)
アメリカ、ジョージア州、名紺のバンド。南部サザン・ロックの先駆者であり代表格。1969年アルバムデビュー。1995年「ロックの殿堂」入り。兄のデュアン・オールマン(Gt)と弟のグレッグ・オールマン(Vo,Org)を中心に結成。 ライブ盤「At Filmore East(1971)」のヒット直後にデュアンは24歳にして他界するが、それを乗り越えバンドは第二期に。彼らの活躍により南部のサウンドが注目を浴びました。ブルース/カントリーが土台のギタ...
Styx / Come Sail Away(1977 US:8)
案リカ、イリノイ州、シカゴのバンド。プログレ要素もあるアメリカン・ポップ/ロック。1972年アルバムデビュー。プログレ要素の強い初期から徐々にポップ路線へ移行。ハード寄りの曲からメロディアスなバラードまで幅広くいわゆる産業ロックの代表格としてヒット。80年代には日本語歌詞も含んだ「ミスター・ロボット」が日本でもヒットして人気が更に上がりました。少年時代の自分には不思議な未来でした。(後年見たらかなりつっ...
Playlist Vol.33ができました。...
Orchestral Manoeuvres in The Dark / Enola Gay(1980 UK:8)
イングランド、リヴァプールのシンセポップ・ユニット。略称の「OMD」で記載されることが多い。80年代UKニュー・ウェーブシーンで活躍。1980年アルバムデビュー。アンディ・マクラスキー(Ba、Vo)ポール・ハンフリーズ(Key、Vo)の2人で結成。バンドの名称は最初に作った曲から。クラフトワークに影響を受けた初期の実験的な要素からその後のポップなサウンドまでシンセを中心にしながらもアメリカでも成功したのはすごいところ。...
James Brown / Get Up(I Feel Like Being a)Sex Machine(1970 US:15 UK:32)
アメリカ、サウスカロライナ州、バーンウェルのソウル・シンガー。「ゴッドファーザー・オブ・ソウル」などの異名を持つほど後の音楽シーンに影響を与えている存在。1958年アルバムデビュー。1986年「ロックの殿堂」入り。強烈なシャウトとパワフルなヴォーカルだけでも凄いのにダンスを含めたパフォーマンスはエネルギッシュで「ゴッドファーザー」に相応しい。一言でいうと「圧」が凄いです。「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上...
Massive Attack / Teardrop(1998 UK:10)
イングランド、ブリストルのユニット。90年代トリップ・ホップ、ブリストルサウンドの代表格。1991年アルバムデビュー。トリップ・ホップ/ブリストル・サウンドヒップホップのようにある曲のフレーズを繰り返すブレイク・ビーツを使用。一方では多くのヒップホップとは違い暗くダークな曲調が多いサウンド。イングランドのブリストルが発祥とされることからブリストル・サウンドとも呼ばれます。アブストラクト・ヒップホップとも...
The Lightning Seeds / Lucky You(1994 UK:15)
イングランド、リヴァプールのバンド。ソフトな歌声と優しいメロディのロック。1990年アルバムデビュー。チャート的にはそれほど派手ではありませんし、ブリット・ポップ時期もブラーやオアシスほど目立ってはいませんが、UK Rock好きには確実な人気を誇ります。1996年サッカー大会のEURO'96のために書いた楽曲「Three Lions」が全英1位を記録。その後も1998年に新バージョン「Three Lions'98」がまたもや全英1位となるなど、イン...
Playlist Vol.32ができました。...
Sting / Englishman in New York(1988 UK:51 US:84)
イングランド、ノーサンバーランド州、ウォールズエンドのシンガー・ソングライター。3人組バンド、ポリスを経てソロ・アーティストとしても成功。1985年ソロアルバム・デビュー。「スティング」という名前の由来はポリス以前に蜂のような黄色と黒の上着を愛用していたことから「Sting=ちくりと刺す」とのこと。ポリス時代はレゲエやパンクを取り入れたサウンドで成功。ソロはジャズ寄りのスタイルも増え、大人のサウンドを確立。...
Twisted Sister / We're Not Gonna Take it(1984 US:21 UK:58)
アメリカ、ニューヨーク州、ロングアイランドのバンド。メタルの中でもグラム・メタル、ヘア・メタルの代表格。1982年アルバムデビュー。グラム・メタル、ヘア・メタルなど呼び方はいくつかあるが一応教科書的な説明をすると、音楽的な要素よりも見た目の化粧や髪型が前面に出ているバンド。ただ、その一方でKISSなど爽快なアメリカン・ハードロック/メタルのサウンドを受け継いだような陽的なサウンドがとても聴きやすい。その中...
Gilber O'Sullivan / Alone Again(Naturally)(1972 UK:3 US:1)
アイルランド、ウォーターフォードのシンガー・ソングライター。優しいメロディと耳障りのよい声で色褪せない楽曲。1971年アルバムデビュー。出身はアイルランドだが育ったのはイングランド。ビリー・ジョエル曰く「僕はギルバート・オサリバンの次を狙っていた」との証言もあるようにピアノを軸としたキャッチーなメロディは時代が変わっても聴く人を選ばない馴染みやすい楽曲ばかり。最初のおすすめ曲はこれ。Alone Again(Natura...
Howard Jones / Things Can Only Get Better(1985 UK:6 US:5)
イングランド、ハンプシャー州、サザンプトンのシンガー・ソングライター。シンセ・ポップの中でもソロアーティストとしては代表格。1984年アルバムデビュー。複数のシンセサイザーを上下に重ねて弾いたり、ショルダー・キーボードで弾きながら歌ったりとキーボーディストの表現の幅を広げました。また、ツンツン・ヘアーやルックスもありアイドル的な扱いにもなっていました。最初のおすすめ曲はこれ。Things Can Only Get Better...
John Mellencamp / Jack&Diane(1982 US:1 UK:25)
アメリカ、インディアナ州、シーモアのシンガー・ソングライター。80年代アメリカン・ロックのソロ・アーティスト代表格。1976年アルバムデビュー。名義が時代によって違い、デビュー時:John Cougar1983年~:John Cougar Mellencamp1991年~:John Mellencampとなっています。ソロのアメリカン・ロックアーティストとしてはブルース・スプリングスティーン以降の次世代でカナダのブライアン・アダムスと双璧状態でした。最初のお...
Vanessa Carlton / A Thousand Miles(2002 US:5 UK:6)
アメリカ、ペンシルベニア州、ミルフォードのシンガー・ソングライター。ピアノを前面に出したメロディアスなポップス。2002年アルバムデビュー。2002年のデビュー曲「A Thousand Miles」は世界中でヒットしましたが2020年にTikTokで多くの人に使用されリバイバルヒットとなりました。21世紀ならではの出来事ですね。同曲に代表されるように、ピアノのメロディがとても印象的なサウンドとピュアでまっすぐな歌声が魅力。最初のおす...
Stary Cats / Rock This Town(1981 US:9 UK:9)
アメリカ、ニューヨーク州、ロングアイランドの3人組バンド。80年代のネオ・ロカビリーバンド。1981年アルバムデビュー。シンセサイザーや打ち込みのサウンドが盛り上がってきた80年代において逆張りの「ロカビリー」を展開。ファン層が限られるジャンルをポップなメロディーとアイドル的なルックスでポップに表現。00年頃にはブライアン・セッツァー(Vo.Gt.)はブライアン・セッツァー・オーケストラにおいてビッグ・バンドスタイ...
Jimmy Eat World / The Middle(2001 US:5 UK:26)
アメリカ、アリゾナ州、メサのロック・バンド。エモコアの代表的バンド。1994年アルバムデビュー。エモコアとはロックの中のサブジャンルでエモーショナル・ハードコアの略。ロックの中でも感情的で熱い歌い方だがパンクやメタルのように荒々しいというよりはメロディアスでキャッチーなサウンド。2000年頃にピークだったような印象です。その中でも商業的に成功したのが彼ら。UKのマニック・ストリート・プリーチャーズにも通じる...
Sonic Youth / Teenage Riot(1988)
アメリカ、ニューヨーク州、ニューヨークのバンド。90年代グランジ、オルタナティヴ・ロックへ大きな影響を与えた。1983年アルバムデビュー。サーストン・ムーア(Gt)によるノイジーなギターはコード進行も異様な雰囲気がありながらどこか美しく、実験的な面とパンキッシュな面をあわせもつ独特なサウンド。一度ハマるとノイジーながらも心地よくなります。決してチャートでシングルヒットを量産するタイプではないがUS90年代のギ...
INXS / Need You Tonight(1988 UK:2 US:1)
オーストラリア、シドニーのロックバンド。マイケル・ハッチェンスのカリスマ的ヴォーカルで世界的にも大成功。1980年アルバムデビュー。70年代後半、マイケル・ハッチェンス(Vo)とファリス三兄弟を中心に結成。地元オーストラリアで成功した後はアメリカへ進出。ナイル・ロジャース、クリス・トーマスなど名プロデューサーのプロデュースも手伝って見事に成功。6thアルバム「Kick(1987 UK:9 US:3)」からは4曲もシングルヒットが生...
The Kinks / You Really Got Me(1964 UK:1 US:7)
イングランド、ロンドンのバンド。ビートルズと共にUK ROCKの土台を作ったバンド。1964年アルバムデビュー。1990年「ロックの殿堂」入り。レイ・ディヴィス(Vo.Gt.)とデイヴ・デイヴィス(Gt.Vo.)のデイヴィス兄弟を中心に結成。ビートルズ、ストーンズなどと共に1960年代のアメリカを席巻した第一次ブリティッシュ・インヴェイジョンの代表格。UK全体の音楽への影響はビートルズですが、こと「UK ROCK」に対してはキンクスの方が...
The The / Uncertain Smile(1983 UK:100)
イングランド、ロンドンのロックバンド。マット・ジョンソンを中心とするプロジェクト要素も高い。1981年アルバムデビュー。非常に立ち位置が独特なバンド。ザ・スミス解散後のジョニー・マーが参加したアルバム「Mind Bomb(1989 UK:4 US:138)」や次作の「Dusk(1993 UK:2 US:142)」はチャート上位に入ったが大きなシングルヒットがあるわけでもないが、New Wave/UKインディーでは重要な存在。ダークさとポップさが良いバランスで融...
The Art of Noise / Beat Box(1983 UK:92)
イングランド、ロンドンのエレクトロニック・ユニット。サンプリングを多用して打ち込みサウンドを次のステップへ進めた。1984年アルバムデビュー。トレヴァー・ホーン(The Buggles→Yes)がマルコム・マクラーレンのアルバム「Duck Rock」をプロデュースした際に参加したメンバーが中心となりユニット結成。 トレヴァーが立ち上げたZTTレーベルからデビュー。当時はまだ珍しかった「サンプリング」を多用。車のエンジン音などを...
Basia / Crusing for Bruising(1990 US:29 UK:86)
ポーランド、ヤヴォジュノの女性シンガー。ボサノバ、ジャズなど多様な音楽性をポップに消化。1990年アルバムデビュー。ムーディーな優しいヴォーカルが特徴。活動の中心はイギリスで初期マット・ビアンコにも在籍。いわゆるヒットチャート系のポップなサウンドというよりはボサノバ、ブラジル音楽などオシャレなサウンドなので一見敷居が高そうだがリスナーも幅広く大衆性も併せ持つ独特な存在。SADEの立ち位置にも共通すると思い...
The Yardbirds / For Your Love(1965 UK:3 US:6)
イングランド、ロンドンのロックバンド。UKロックの基礎を作ったバンドとして後のハードロックなどにも大きな影響を与えた存在。1964年アルバムデビュー。有名ギタリストを輩出したことでも有名でエリック・クラプトンジェフ・ベックジミー・ペイジ(Led Zeppelin)という奇跡ともいえるメンバーがこのバンドを通ってビッグアーティストになりました。特にジミー・ペイジはこの後レッド・ツェッペリンを結成。ここでの経験がなけれ...
Genesis / Invisible Touch(1986 UK:15 US:1)
イングランド、サリー州、ゴドルミングのロック・バンド。初期のプログレからポップなサウンドへ変化。1969年アルバムデビュー。2010年「ロックの殿堂」入り。70年代はその後ソロでも活躍するピーター・ガブリエルも在籍。プログレに加え演劇の要素などもあったが80年代に入り一転ポップなサウンドでシングルヒットも多く生み出しました。フィル・コリンズ(Dr、Vo)もソロとして成功。最初のおすすめ曲はこれ。Invisible Touch(19...
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