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  • 鳥取の布団の話

    小泉八雲の怪談に「鳥取の布団の話」というものがあったかと記憶しています。布団から「あにさん寒かろう」「おまえ寒かろう」という声が繰り返し繰り返し聞こえてくるというのです。両親を亡くし、何もかも無くした幼い兄弟が、最期にくるまっていた布団で、その布団すら因業大家から取り上げられて、ついには凍えて死んでしまったという哀しいお話しだったと思います。亡くなるまで「あにさん寒かろう」「おまえ寒かろう」とお互いを気遣い合っていた幼い兄弟のことを思うと涙が出ます。その心の美しさ故に涙が出るのだろうと思います。それに比べて、現代の人間関係のいかに寒々しいことか。そのことの方が、よほど恐ろしいことに思えます。そして、それは怪談ではなく、ホラーという恐怖と強い嫌悪感を感じるものに変質したことを思います。小泉八雲が日本人に失っ...鳥取の布団の話

  • エクスプレッションアカデミーIN福岡 2025

    「エクスプレッションアカデミーIN福岡2025」の受講生を募集いたします。対象は18歳以上の方ならどなたでも参加OKです。企業研修では私が話さないテーマだけれど、今の時代に大切だと思われるテーマについて共に学ばせていただきます。第1講座は2025年5月30日(金)19:00~20:00。全3回の講座+日帰りツアーです。詳細は、弊社Vision&Education,Ltd.のホームページをご覧下さい。エクスプレッションアカデミー2025in福岡開催 V&Eからのお知らせ,セミナー情報 【V&E】Vision&EducationOfficialWebsite福岡市中央区渡辺通の「電気ビル共創館」にて開催いたします。終了後には、会場近くで懇親会を開催いたします。皆様のご参加を心よりお待ちしています。エクスプレッションアカデミーIN福岡2025

  • 一切の妥協を排す

    バッカーズ寺子屋が開塾から20年経過し、卒塾生たちの姿と言葉から、教育において何が大切かということが見えてきました。私が大切にすべきことは、一言で言うと、「一切の妥協を排す」ということになります。少しでも妥協したことは大した結果を生みませんでした。しかし、信念をもって妥協せずに貫いてきたことは、子どもたちの心にしっかりと残っていました。設立当時も私のこだわりが分かる人は、ほぼいませんでした。支援して下さっている経営者の方々は、私の信念をそれでも暖かく見守ってくださいました。そのことに対しては、畏敬の念と感謝の念にたえません。今もなおわかってはもらえないと思います。いわゆる常識と私の見ている世界とは違うからです。チープな教育では20年先を見据えた人格教育などできるはずもありません。20年かけて、やっと私には...一切の妥協を排す

  • 入塾願書提出締切

    バッカーズ寺子屋20期生、バッカーズ九州寺子屋17期生の願書提出締め切り日は、2025年4月30日(水)となっています。それぞれの事務局に願書をご提出くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。入塾願書提出締切

  • 全力を尽くす

    いつも全力を尽くそうと思います。全力を尽くしてそれが世の人たちに受け入れられなければ仕方がありません。自分の努力の足りなさを反省して、次のステージに向かうだけです。それが出来ていないと、後悔が生まれてきます。だから、後悔しなくて良いように、全力を尽くそうと思います。全力を尽くす

  • 学び方が変わると人生が変わる

    「学び方が変わると人生が変わる」というのは本当だと思っています。確信を持って、そう思っています。「聴く・読む・書く・話す」という基本的な学び方は、実にシンプルですが、本当に奥の深い大切なことで、この精度を上げれば、学びの吸収力が全く違うものになると思います。私自身も基本的学び方が変わって、吸収力は確実に高まったと感じています。ただ、それを身につけるためには、「書く」「話す」を実際にやっていかなければなりません。「畳の上の水練」という言葉は死語に近いものになっていますが、実際に水に入って泳いでみなければ、泳げるようにはならないのと同様、実際に書いたり話したりしてみなければ、力が身につくはずがありません。そこから逃げ続けるのも良いと思いますが、それは思考力や人間力にも関わる大切な部分になるので、私は避けない方...学び方が変わると人生が変わる

  • 真っ直ぐに

    結局、大切なのはその人の学ぶ心、素直さや向上心が大切なのだと思います。それがある人はどんな話からでも何かを学び取り成長することができます。しかし、斜めからものを見聞きする人は、結局は自分のものにはならないのだと感じます。今までのその人のままでいるしかないのだと思います。悲しいことに成長はなかなかに難しいと思います。では、その真っ直ぐな心はどこでどのように身につくのか。それはやはり、子ども時代の教育にまで遡っていくのだと思います。反抗期において反抗はして良いけれど、その心が濁らないことが大切なのだろうと思います。言い訳や屁理屈を言うのではなく、常に自分の言動の結果を直視する心と同時に、まっすぐな好奇心や向上心をいつまでもなくさないようにしたいものです。真っ直ぐに

  • 自分の道

    一人でも自分の道を歩こうと思います。萩往還36㎞を歩く研修で、みんなに知ってほしいことは、仲間とともに励ましあって道を歩くことの大切さです。チームを盛り上げ、明るい空気でゴールを目指すことです。それも大切なのですが、私が自分に課していることは、一人でもこの道を歩き通すということです。自分の信ずるところを一切の妥協を排して歩き続けていくことが大切だと思っています。そして、遠くのゴールを心の中に持ち続けたいと思っています。大きな苦労をして一つ山を越えると達成感はあります。しかし、その先を見据えておくことが大切です。つまり、吉田松陰先生は、一か月以上かけて江戸まで歩いて行ったことを思うと、今日が終わったからと言って気を抜けるはずがありません。人間、ひと山越えると、心のどこかにゆるみが出てきてしまいます。それを厳...自分の道

  • ブログサービス終了らしい。

    gooブログサービスが今年の11月で停止になるとのこと。書き始めて、今日で6594日目になりますから、愛着もあって残念ですが、また、違うところでブログは書き続けようと思います。徒然なるままの日記のようなものですから、どうでも良いと言えば、どうでも良いのかもしれませんが、私が教育の道を走り続けている限り、書き続けていようと思います。「書くことは考えること」であり、「自分自身と向き合うこと」でもあるからです。もう少し、ここで書き続けますが、どこかのタイミングで引越ししなければと思います。引き続きよろしくお願いいたします。ブログサービス終了らしい。

  • マイノリティであることを恐れない

    今まで20年、バッカーズ寺子屋の教育をはじめ、企業研修など、私は様々な教育にかかわらせていただきました。独自の教育、独自の生き方を貫いてきたとも言えます。教育に対する私の考えは、実践と学びと思索の中から生まれてきたものです。主流の考えとは全く違うので、稼ぐことも大変です。しかし、共に学んで下さった子どもたちの成長は目を見張るものがありますし、企業研修でも少なからずありきたりの研修とは一線を画すものとなってきたと思います。私と私の教育を信じて共に歩んでくださった方に、心から感謝を申し上げます。会社創業から20年近くがたって、少しずつ、手ごたえと広がりとを感じています。しかし、こだわり抜けば抜くほど、人からは理解されなくなります。「普通は、・・・」という言葉や、「そこまでする必要があるのか・・・」という否定的...マイノリティであることを恐れない

  • ホームカミングデイ終了

    バッカーズ九州寺子屋のホームカミングデイが終わりました。先週の東京でのバッカーズ寺子屋・開塾20年記念ホームカミングデイとあわせて、今年のホームカミングデイがすべて終了しました。色々と行き届かぬところばかりで、ご出席いただいた皆様には、申し訳なく思っています。ひとえに私の能力が足りぬ故のこと、ご容赦いただけたらと存じます。さりとて、子どもたちの成長は嬉しいものです。みんなそれぞれにしっかりした考え方を持って、それぞれの場で頑張ってくれているなと感じました。社会人になっても変わらず参加してくれるみんなにも感謝です。また、今年来られなかった卒塾生も、来年、再来年と、いつでもお待ちしていますし、再会を楽しみにしています。ホームカミングデイ終了

  • バッカーズ九州寺子屋・入塾説明会(最終回)

    明日、17:00~福岡市中央区渡辺通の共創館にて、バッカーズ九州寺子屋の入塾説明会を開催いたします。来期、17期生募集に向けての最後の入塾説明会となります。説明会の場で入塾願書を配布いたしますので、来期、入塾を希望される方は必ずお越しください。バッカーズ九州寺子屋の活動内容は一言ではなかなか伝わりにくいものです。だから兄弟姉妹の入塾が圧倒的に多くなっています。上のお子様を通わせたら、下のお子様もと思っていただけているようです。それも含めて、口コミによる入塾が圧倒的に多くなっています。現在の塾生たちも友達に伝えようと試みてはくれるのですが、既成概念にないものを正確に伝えるのは難しいようで、なかなか広がらないのが現状です。しかし、それはそれで仕方のないことだと思っています。とにかく良い教育を生み出していくだけ...バッカーズ九州寺子屋・入塾説明会(最終回)

  • 教育の危機

    日本の教育は危機的状況にあると思います。日本が経済的にも、安全保障的にも、様々な危機に瀕しているのにその自覚なく教育をしていること自体が大きな危機と言えます。ただ、私が危機と思うのは、子どもたちの受ける教育の質の二極化が、想像以上に進んでいるということです。それが子どもたちの二極化にもつながり、いずれは大人たちの二極化にもつながっていくと思います。世界の情報を知り、語学やプログラミングなど様々な学びを身に着けていく子どもたちと、相変わらずの受験勉強と部活動に終始する子どもたち、学校にも行かず本も読まずゲームに没頭する子どもたち、様々な子どもたちがいます。学校に行く行かないや、学校の成績の良し悪しは、私は特に問題とは思っていません。何か一つでも社会で通用する「強み」を持てているか否かが大切なことだと思います...教育の危機

  • 「経済の思想」と「教育の思想」

    AIがどんなに発達しても、それを使うのは人間です。人間の心が正しくなければ、科学技術も誤った方向に使われてしまいます。人間の心は体の状態に左右されることも多々あります。だから健康の維持管理ということが大切になります。生身の人間存在は、不安定なものでしかないのです。心・技・体ではありませんが、結局、人間の在り方が問われ、自己をいかに磨いていくかが問われるのだと思います。この普遍のテーマに教育界は向き合い得ているのだろうかと思います。業務はマニュアル化され、誰がやってもできるようにしていくことが、仕事が滞らないためには良きことだと考えられます。つまり、交換可能なパーツのような存在になることが善とされるのだと思います。そして、効率が重んじられます。しかし、そこに人間の幸せがあるようには私には思えないのです。仕事...「経済の思想」と「教育の思想」

  • 開塾20年

    久しぶりの投稿になってしまい申し訳ありません。複数の企業研修と教育機関研修、そして、バッカーズ寺子屋の開塾20年記念ホームカミングデイとで、さすがに更新できませんでした。昨日、無事、開塾20年記念ホームカミングデイは終わりました。200名ほどの会になりました。色々と行き届かぬことがあっただろうと申し訳なく思っています。そして、卒塾生たちの姿を見て、また、保護者の皆様の姿を見て、今日までの人生の選択が間違っていなかったことを改めて思いました。しかし、明日も企業研修が待っています。日曜日はバッカーズ九州寺子屋のホームカミングデイです。少しでも日本の教育をより良いものにすることができるよう、全力を尽くします。開塾20年

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