chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
こるね酒 https://corne-sake.hatenablog.com/

日本酒好きのホルン吹きです。飲んだお酒を、ジブリ映画のキャラやシーンに例えながら紹介します。日本酒に詳しくない方でも、ジブリ作品に詳しくない方でも楽しんでいただけるように書いていきます。

こるね
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2020/07/26

arrow_drop_down
  • 5月のお勧め自選記事8選

    毎月恒例の、振り返り記事。毎月速い速い言ってますが、今月もやっぱりあっという間でした。気温も乱高下して、もう夏かと思う日もあれば、今日はまた寒くて、今はフリースを羽織っています。 そして、うちのブログのアクセス数も乱高下。金曜ロードショーの放送に合わせて「君たちはどう生きるか」と「紅の豚」の特集記事を組んだんですが、それがいつもの何倍ものアクセス数をたたき出しました。 やっぱりジブリは強いなあ。5月2日と9日の放送前も、去年に比べたらけっこうたくさん読んでいただけるようになっていたんです。それが一気にどかん。落ち着いた後も放送前よりは伸びているから、ジブリをきっかけに来ていただけるようになった…

  • 大雪渓 > 風間俊君(コクリコ坂から)[ジブリ酒]

    【大雪渓(だいせっけい) 槽場直汲み 純米吟醸無濾過生原酒】 旨苦で 豊かで深くて 爽やかな 1年ちょとぶりの大雪渓さん。長野県北安曇郡池田町・大雪渓酒造のお酒です。大雪渓酒造さんは明治31年(1898年)創業。当時は池田醸造合資会社という社名で、桔梗正宗・晴光桜などの銘柄を造られていました。大雪渓酒造になったのは、戦後。大雪渓という銘柄名は、日本三大雪渓のひとつ、白馬岳の雪渓が由来だそうです。ちなみに日本三大雪渓は、白馬岳近くの白馬大雪渓・針ノ木岳近くの針ノ木大雪渓・剱岳近くの剱沢大雪渓です。全て北アルプス・飛騨山脈ですね。 さっそく飲んでいきましょう。 上立ち香、ほわわん旨苦クラシック。旨…

  • 来福 > レモネード(紅の豚)[ジブリ酒]

    【はっさく来福(らいふく) 純米大吟醸 生】 八朔の 爽やか酸苦フルーティー こないだ「さくら」を飲んだ来福さん。茨城県筑西市・来福酒造さんのお酒です。 今回は、コンセプト ワーカーズ セレクション(CWS)のお酒。CWSは、広島の酒販店・酒商山田さんが手掛ける卸事業のブランドです。「感性に訴えるモノづくり」を大事にしたシリーズ。CWSには「くだもの」というシリーズがあったはずなんですが、今回は見るからに果物なのに「くだもの」表記はありませんね。 ちなみにはっさくは、漢字で書くと八朔。八月朔日、つまり8月1日頃から食べることができるというのが名前の由来。まさに夏の果物ですね。 それでは、どれだ…

  • 玉手酒 > おソノさん(魔女の宅急便)[ジブリ酒]

    【玉手酒(たまでさけ) 純米大吟醸】 酸甘ぽわ 見た目によらず すっきりと はじめましてのお酒・玉手酒さん。見ての通りの、大阪のスーパー・スーパー玉手のPB(プライベートブランド)です。ついこないだ5月12日に突如発表された新商品! スーパー玉手ってご存じでしょうか? 大阪市を中心に20店舗を展開するスーパーマーケットなんですが、どう見てもパチンコ屋にしか見えない派手派手コテコテな外装。いや、最近はパチンコ屋だってもっとおしゃれですよね。止められてる自転車にみんな傘を固定できるパーツが付けられているのも、とても大阪。ちなみに社長はこんな方。 エッホエッホ玉出からオリジナルの日本酒出てるって伝え…

  • 墨守 > ラステルのお母さん(風の谷のナウシカ)[ジブリ酒]

    【墨守(ぼくしゅ) 酒道知新 純米大吟醸】 やわらかく やさしい味わい ほわほわと はじめましてのお酒、墨守さん。ひとつ前の瑞鷹さんに続いて、熊本県熊本市・瑞鷹(株)さんの別ブランドのお酒です。 墨守は、熊本県内の酒販店による団体「熊本の酒推進委員会」の推奨酒。その加盟店限定&数量限定なんだそうです。そういうお酒だから当然、熊本酵母・熊本県産米にこだわったお酒。 ちなみに墨守とは元々は、「頑固に守り通すこと」という意味の言葉。古代中国戦国時代の思想家・墨子が、宋の城を楚の攻撃から九度にわたって守ったという故事に由来します。 それでは飲んでいきましょう。 香りは、ほとんどありません。注意深く嗅い…

  • 瑞鷹 > 杏奈(思い出のマーニー)[ジブリ酒]

    【瑞鷹(ずいよう) 純米大吟醸 無濾過生原酒 汲みたて】 フレッシュで フルーティーなのに 苦味ぽわ! お久しぶりの瑞鷹さん。熊本県熊本市・瑞鷹(株)さんのお酒です。前回飲んだのは、、、純米吟醸ですね。忘れていました。というのは、その前に飲んだ「東肥赤酒」の印象が強烈すぎたから。東肥赤酒は、正確には日本酒じゃなく、醪(もろみ)を搾る前に木灰を入れる灰持酒(あくもちざけ)というお酒。その名の通り、赤いです。そして猛烈に甘い!! 僕がこれまでに飲んだ全ての液体のなかでいちばん甘かった! そんな赤酒が印象的な瑞鷹さんは慶応3年(1867年)、初代吉村太八さんが「熊本を代表する、熊本で初めての清酒を作…

  • 決戦関ヶ原 > 信子(コクリコ坂から)[ジブリ酒]

    【決戦関ヶ原(けっせんせきがはら) 本醸造】 雑味ない 甘旨酸の クラシック はじめましてのお酒・決戦関ヶ原さん。岐阜県大垣市・三輪酒造さんのお酒です。 今回のお酒は、「蔵べる」。「蔵べる」シリーズは、三菱食品がプロデュースする日本酒一合瓶のシリーズです。全て同じ緑色の共通瓶で、当初は全27銘柄、現在は25銘柄が売られています。そしてこれがついに27銘柄目。完走しました!!! それはさておき、三輪酒造さんと言えば、おそらく日本でいちばん売れてるにごり酒・白川郷を造るお蔵さん。僕も白川郷はもちろん、今回と同じ蔵べるシリーズの「まいるど白川」も飲んでいます。ちなみに三輪酒造さんも白川郷も同じ岐阜県…

  • SOT > ジコ坊(もののけ姫)[ジブリ酒]

    【SOT(そっと) 純米無濾過生原酒】 コク甘酸→苦旨どどん 熟成酒 はじめましてのお酒、SOTさん。はじめましてだけど飲むのはたぶんこれが最後になりそう。こちらは、新潟県長岡市・葵酒造さんのお酒です。 葵酒造さんをご存じの方は、日本酒のニュースに詳しい方ですね。今年2025年の2月2日に、高橋酒造から社名変更して生まれたお蔵さんです。高橋酒造さんは安政年間(1854~1860年)の創業。大正時代に造られた煉瓦造りの酒蔵が国の登録有形文化財に指定されているような歴史のあるお蔵さんでした。ただ、経営状況は厳しく、事業譲渡を検討することに。高橋酒造さんと言えば、前に日本酒専門居酒屋・日本酒原価酒蔵…

  • 祥雲金龍 > 加代さん(風立ちぬ)[ジブリ酒]

    【祥雲金龍(しょううんきんりゅう) 純米吟醸】 香り甘 やわらか酸渋 フルーティー はじめましてのお酒、祥雲金龍さん。宮城県大崎市・(株)一ノ蔵さんのお酒です。って、一ノ蔵さんの別ブランドだったのか! 一ノ蔵さんは宮城県を代表する大手酒蔵。こないだ新製品の「ひめぜんソーダ」を飲みましたね。祥雲金龍は、(株)一ノ蔵さんの金龍蔵のお酒です。 金龍蔵は、一ノ蔵さんの2番目の蔵。つまり、二ノ蔵ですね。一ノ蔵さんの公式サイトとは別に、金龍蔵さんのブランドサイトもあります。一ノ蔵さん自体は、昭和48年(1973年)に(株)浅見商店・勝来酒造(株)・(株)桜井酒造店・(株)松本酒造店の4社が合同で設立した会…

  • 而今 > マーニー(思い出のマーニー)[ジブリ酒]

    【而今(じこん) 特別純米 にごりざけ生】 カド取れて さらに美味しく まろやかに 約半年ぶりの而今にごり。え!?こんな時期に? 而今は、三重県名張市・木屋正酒造さんが手がける超人気酒。その中でも、冬の新酒の時期に発売されるにごりざけはトップクラスの人気を誇ります。 そもそも而今さん、酒屋さんで普通に売ってることはほとんどありません。だいたいはポイント制か、倍率の高い抽選をくぐり抜けてようやく買える入手困難酒。ただしそれは一般人の話。ふだんから酒屋さんと関係を築いている飲食店は、それなりに買うことは可能です。 今回のお店もそういうちゃんとしたお店で、その気になればそれなりに而今さんに会うことは…

  • RYUSUISEN > マーニー(思い出のマーニー)[ジブリ酒]

    【RYUSUISEN(りゅうすいせん) 上白沢伏流水仕込み 無濾過生原酒】 やわらかい とくかくきれいで やわらかい はじめましてのお酒、RYUSUISENさん。長野県大町市・市野屋さんのお酒です。市野屋さんと言えば、今年飲んでめちゃくちゃ美味しかった恵(けい)さんのお蔵さんですね。 市野屋さんは、慶応元年(1865年)創業。めっちゃ幕末ですね。フラグシップ銘柄が今回のRYUSUISENですが、漢字表記の「龍水泉」も見たことがあります。どうやら2023年に誕生した新しい銘柄っぽいですね。 どんなお酒かの事前情報が全然ない状態なんですが、ひとまず飲んでいきましょう。 香り爽やか米甘旨。かすかな香…

  • 醸し人九平次 > トエトさん(風の谷のナウシカ)[ジブリ酒]

    【醸し人九平次(かもしびとくへいじ) うすにごり 黒田庄産山田錦】 甘旨酸 すっきり爽やか うすにごり めっちゃお久しぶりの九平次さんのうすにごり。4年ぶり4回目です。最近九平次さん飲めてないんですよね。愛知県名古屋市・萬乗(ばんじょう)醸造さんのお酒です。 九平次さんって、流通を意識していて基本全て火入れなんです。ただ、この予約限定のうすにごりは生酒。毎年春が近づくと、酒屋さんで「予約はじまりました」って張り紙が出ていて、季節を感じます。 それではさっそく飲んでいきましょう。 上立ち香、ほわんとやさしい米甘乳酸。 口当たり、香り通りの米甘と乳酸酸味とほんのりバナナ。甘味はぽわっとふくらむけれ…

  • はれのち晴れ > 月島汐さん(耳をすませば)[ジブリ酒]

    【はれのち晴れ 大吟醸】 しっかりと 酸苦渋の フルーティー はじめましてのお酒、はれのち晴れさん。秋田県秋田市・秋田酒造さんのお酒です。メイン銘柄は「秋田晴」のお蔵さんですね。前にA(エース)というお酒を飲んでいます。 ただ、僕はいつも、これどこのお蔵さんだったっけ?ってなるんですよね。というのも、今回の「秋田晴」の秋田酒造さんの他に、「ゆきの美人」の秋田醸造さん、「爛漫」の秋田銘醸さん、「出羽鶴・やまとしずく・刈穂」の秋田清酒さん、「高清水」の秋田酒類製造さん、「秋田誉」の秋田誉酒造さん、「秋田冨士」の秋田富士酒造店さん、「一滴千両」の秋田県醗酵工業さんもあるから。ややこしすぎる!! 今回…

  • 稼ぎ頭 > メイ(となりのトトロ)[ジブリ酒]

    【稼ぎ頭(かせぎがしら)】 やわらかく ほとんど酸味の 低アル酒 唎酒師が100本から選んでくれる日本酒テーマパーク・Yodobloom SAKE。この日の7杯目は、稼ぎ頭さん。京都市伏見区・増田德兵衛商店さんのお酒です。 Yodobloom SAKEについては、こないだ特集記事も書いたので、気になる方はそちらをご覧ください。 増田德兵衛商店さんは「月の桂」がメイン銘柄のお蔵さんですね。Yodobloom SAKEさんは通常は6杯までなんですが、今回は少ないお酒があったので、その分だけ少量追加で7杯になりました。ラッキー。 増田德兵衛商店さんは、延宝3年(1675年)創業。江戸時代初期ですね。…

  • 人気一 > タタラ場の女衆(もののけ姫)[ジブリ酒]

    【人気一(にんきいち) 大吟醸】 くっきりと 米甘旨が 力強く 唎酒師が100本から選んでくれる日本酒テーマパーク・Yodobloom SAKE。この日の6杯目は、人気一さん。ひとつ前の奥の松さんと同じ、福島県二本松市の人気酒造さんのお酒です。瓶も、色は違うけど同じタイプですね。 Yodobloom SAKEについては、こないだ特集記事も書いたので、気になる方はそちらをご覧ください。 人気酒造さんは、けっこう新しい2007年の創業。この創業の経緯がめちゃくちゃ面白いんです。 人気酒造を創業したのは、遊佐(ゆさ)勇人(ゆうじん)さんと大内達さん。ん?遊佐? 奥の松酒造さんも遊佐家でしたね。この名…

  • 奥の松 > 松崎良子さん(コクリコ坂から)[ジブリ酒]

    【奥の松(おくのまつ) 大吟醸雫酒 十八代伊兵衛】 美しく やわらか豊かな 甘ふわり 唎酒師が100本から選んでくれる日本酒テーマパーク・Yodobloom SAKE。この日の5杯目は、またまた奥の松さん。前回の Yodobloom SAKE でも奥の松さんの純米大吟醸をいただきました。 Yodobloom SAKEについては、こないだ特集記事も書いたので、気になる方はそちらをご覧ください。 奥の松さんと言えば、めちゃくちゃ美味しくて、受賞歴もかなりたくさんあるのに、リーズナブルな価格という凄い酒蔵。前に飲んだ「あだたら吟醸」なんて、国際的なお酒の鑑評会・IWC(インターナショナルワインチャレ…

  • 惣花 > クモ(ゲド戦記)[ジブリ酒]

    【惣花(そうはな) 超特撰 純米大吟醸】 美味いのに 刺激を感じる アルコール 唎酒師が100本から選んでくれる日本酒テーマパーク・Yodobloom SAKE。この日の4杯目は、はじめましての惣花さん。兵庫県西宮市・日本盛さんのお酒です。スーパーでもコンビニでも売ってる超大手メーカーさんですね。 Yodobloom SAKEについては、こないだ特集記事も書いたので、気になる方はそちらをご覧ください。 正直言って、僕と日本盛さんって相性良くない気がするんです。前に、日本盛さんの缶入り生原酒シリーズ4本と月桂冠さんの THE SHOT 4本をガチ飲み比べしたんですが、日本盛さんの方はことごとく僕…

  • 御用邸 > 夏子さん(君たちはどう生きるか)[ジブリ酒]

    【御用邸(ごようてい) 大吟醸】 やわらかい 上品甘味が 色っぽく 唎酒師が100本から選んでくれる日本酒テーマパーク・Yodobloom SAKE。この日の3杯目は、ひとつ前の栃茜さんに続いて、栃木県那須郡那珂川町・白相(しらそう)酒造さんの御用邸です。 Yodobloom SAKEについては、こないだ特集記事も書いたので、気になる方はそちらをご覧ください。 御用邸とは、天皇皇后両陛下・皇太子妃殿下・皇族の方々の小規模な別邸のこと。ちなみに、大規模な別邸は離宮と呼びます。御用邸は、かつては全国各地にありましたが、現在では那須御用邸、葉山御用邸、須崎御用邸の3ヶ所だけが残っています。 今回のお…

  • 栃茜 > ソフィー(ハウルの動く城)[ジブリ酒]

    【栃茜(とちあかね) 純米吟醸 いちご酵母仕込み】 高アルで 甘味ふくらむ 花酵母 唎酒師が100本から選んでくれる日本酒テーマパーク・Yodobloom SAKE。この日の2杯目は、はじめましての栃茜さん。栃木県那須郡那珂川町・白相(しらそう)酒造さんのお酒です。 Yodobloom SAKEについては、こないだ特集記事も書いたので、気になる方はそちらをご覧ください。 白相酒造さんは、明治30年代の創業。元々は農家さんで、「地元の人々が飲む酒を、地元のモノで、地元の人々に喜んでもらえる酒造りをする」という想いから酒造りを始められたんだそう。地元のサツマイモと二条大麦を使った芋焼酎・麦焼酎も造…

  • 銀盤 > アスベル(風の谷のナウシカ)[ジブリ酒]

    【銀盤(ぎんばん) 純米大吟醸 米の芯】 しっかりと 米旨苦渋 アルコール 唎酒師が100本から選んでくれる日本酒テーマパーク・Yodobloom SAKE。料金1800円(1人の場合)が1000円になるクーポンがこの日までだったから、またまたやってきました。Yodobloom SAKEについては、こないだ特集記事も書いたので、気になる方はそちらをご覧ください。 さて、今回のトップバッターは、銀盤さん。3年半ぶりですね。前回は1合瓶の「蔵べる」シリーズでした。前回も純米吟醸で良いお酒だったんですが、今回は見るからに特別。佇まいからして高級感ありますね。それもそのはず、兵庫県産山田錦を35%まで…

  • キクマサギン 生貯蔵&生酒 飲み比べ

    【菊正宗(きくまさむね) キクマサギン しぼりたて 生貯蔵&生酒 飲み比べ】 新製品! 生貯蔵より 上品に!? 菊正宗さんの新製品飲み比べ、ほろよい・ドンキノサケに続いて、キクマサギンの生酒缶です。こちらは、生貯蔵&生酒飲み比べです。 一応定義も書いておくと、生貯蔵は、お酒を造った後しばらく寝かせて落ち着かせ、その後に火入れ(加熱処理)してから出荷するもの。生酒は一度も火入れしないものです。一般的には生酒の方がフレッシュだけど、変化・劣化しやすいから要冷蔵。火入れした方が味わいが落ち着き、常温保管もできるようになります。ただ、最近は大手を中心に、常温保管可能な生酒も増えてきましたね。 話しは戻…

  • ドンキ×菊正宗 > バロン(猫の恩返し)[ジブリ酒]

    【菊正宗(きくまさむね) ドンキノサケ】 落ち着いて 意外にドライで やわらかい 菊正宗さんの新製品飲み比べ、ほろよいに続いては、総合ディスカウントストアのドン・キホーテとのコラボ酒。商品名として書いてあるのは「ドンキノサケ」だけど、巷では、ド正宗・ド×正宗・ドンキ正宗・ドンキ×正宗・ドンキく正宗などいろんな呼ばれ方をされてますね。まあ要するに、菊正宗さんのドンキPBです。プレスリリースなどは出てないんですが、目撃情報から判断すると、おそらく今年2025年の1月発売だと思われます。 これ、買うかどうか迷ってたんですよね。理由は、1800mlパックしかないから。菊正宗さんのことだから外すことはな…

  • 菊正宗 ほろよい > ワラワラ(君たちはどう生きるか)[ジブリ酒]

    【菊正宗(きくまさむね) ほろよい】 やわらかく ほんのり華やか 低アル酒 しばらくぶりの菊正宗さん。言わずと知れた超大手メーカーですね。僕は大手メーカーの中では菊正宗さんがいちばん好きなんですが、正直なところ、最近はちょっと月桂冠さんに後れを取っている印象があります。 月桂冠さんは、去年後半から、超大型新製品・アルゴをはじめ、THE SHOTの新色が2本、ファミマのPB・星月夜が2本、セブンイレブンのPB・フレッタが3本、そして果月が2本と、日本酒ビギナー層をターゲットとした意欲作を矢継ぎ早にリリースされています。アルゴなんて、テレビCMまで打つ気合の入れよう。 一方の菊正宗さんは、アルゴと…

  • [特集]紅の豚の細かすぎる雑学

    「紅の豚」なら何度も見たよって方でも、これにはなかなか気付かんやろっていう雑学を集めました。 本日2025年5月9日、「紅の豚」が金曜ロードショーで放送されます。それを記念して、今回はこの映画の考察と小ネタ特集です。 実は先週アップした「君たちはどう生きるか」の考察記事が、どんでもない数の方に読んでいただけたんです。いつもの50倍くらい。 今回は、それに味をしめての、紅の豚特集です。でも、ネットですぐに見つかるような小ネタや、岡田斗司夫さんの解説の焼き直し記事じゃ面白くない。だから、ゴールデンウィークを利用して、何度も見た紅の豚をもう何回か隅から隅まで見てみました。そしたら、意外にたくさん新た…

  • 春霞 > ボーダー服の女の子(魔女の宅急便)[ジブリ酒]

    【春霞(はるかすみ) 純米酒 赤ラベル】 マスカットの 酸味中心 渋味じゅわ はじめましてのお酒、春霞さん。秋田県仙北郡美郷町・栗林酒造店さんのお酒です。前から知っていた銘柄なんですが、なぜかこれまで会えてなかったんですよね。 栗林酒造店さんは、明治7年(1874年)創業。去年、150周年を迎えられました。酒銘「春霞」は、謡曲「羽衣」の一節「春霞たなびきにけり、久方の…」に由来しているそうです。謡曲というのは、能の詞章、つまり劇中の歌と台詞の部分のこと。 「羽衣」は、漁師が浜で天女の羽衣を見つけて、、、というアレですね。ただ、昔話の羽衣とはちょっと違います。昔話では漁師は羽衣を返さず、天女は天…

  • 千代むすび > アリエッティのお父さん(借りぐらしのアリエッティ)[ジブリ酒]

    【千代むすび(ちよむすび) 一際(ひときわ) 純米大吟醸 山田錦45】 焦げ甘味 やさしく豊かで やわらかく こないだはじめて飲んでめちゃくちゃ美味しかった千代むすびさん。鳥取県境港市・千代むすび酒造さんのお酒です。大政奉還の2年前、慶応元年(1865年)に創業。幕末の鳥取藩は、敬幕・尊王という微妙な立場を取っていましたが、戊辰戦争では新政府方として戦っています。 千代むすびという名前は、「永久に変わることのない人と人の固い結び、絆」を意味する銘柄名。「一際」は、「ひときわ良い酒を造ろう!」を合言葉に、次期社長の岡空聡さんが手がけた新ブランド。特別純米・純米吟醸・純米大吟醸の3種類がある中で、…

  • 金雀 > 夏子さん(君たちはどう生きるか)[ジブリ酒]

    【金雀(きんすずめ) 純米吟醸 しぼりたて生】 華やか甘 はっきりなのに やわらかく 3ヶ月ぶりのゴールデンチュンチュンさん。山口県岩国市・堀江酒場さんのお酒です。激レア超入手困難銘柄なんですが、いつものお店が取扱店と取引しているおかげで、ちょくちょくいただけています。ありがたい。 岩国市は、山口県最東部の市。県庁所在地の山口市よりも、中国地方の中心地・広島市の方がずっと近く、新幹線の駅や空港もある街です。ただ、堀江酒場さんがあるのは、岩国駅から車で1時間ほど行ったところにある山間部。人気は高いですが、生産量は少ない、小さな酒蔵さんです。まさに「山口の山奥の小さな酒蔵」ですね。 それでは飲んで…

  • 明鏡止水 > 玉三郎(平成狸合戦ぽんぽこ)[ジブリ酒]

    【明鏡止水(めいきょうしすい) JUN-KARA(ジュンカラ) 9(ナイン) 純米】 おだやかで 香りほの甘 辛口酒 かなりお久しぶりの明鏡止水さん。長野県佐久市・大澤酒造さんのお酒です。え? 明鏡止水さんて佐久のお酒だったの?佐久エリアは酒処で、この地区だけで13の酒蔵があります。僕がこれまでに飲んだのは、佐久乃花・澤の花/ボーミッシェル・浅間嶽・御園竹・井筒長・茜さす・寒竹。ただ、前回飲んだ明鏡止水さんはこれまでの佐久のお酒のまとめから漏れていました。その理由は単に、佐久の13蔵をまとめたサイトの情報だと大澤酒造さん部分に別の銘柄が載っていたからです。 大澤酒造さんは元禄2年(1689年)…

  • 竹の園 > キキのお父さん(魔女の宅急便)[ジブリ酒]

    【竹の園(たけのその) パンダ出没注意 超辛口 純米吟醸】 控えめな 酸旨ふわり 淡辛口 めっちゃ久しぶりの竹の園さん。佐賀県鹿島市・矢野酒造さんのお酒です。前に飲んだ「ぱんだ祭り」も「おまち売りの少女」も美味しくて、ずっと気にしていた銘柄。でも全然会えなかったんですよね。前回飲んだのは2021年だから、まる4年経ってるけどお酒の味わいを覚えているくらい、印象的だった銘柄です。 で、今回、いつものお店に置いてあったから、さっそく注文。そしたらこの子、超辛口だったんですね。ラベルには『大正時代からの美酒「竹の園」から生まれたパンダ印のオートクチュール日本酒』とありますが、よくわかりません。オート…

  • 呉春 > タタラ場の男衆(もののけ姫)[ジブリ酒]

    【呉春(ごしゅん) 池田酒】 乳酸と 穀物旨の 日常酒 しばらくぶりの呉春さん。飲んだことは何度かあるんですが、なぜかレビューを上げるのは初めてです。 こちらをいただいたのは、大阪上本町のとある居酒屋さん。歩いてたら偶然、2日前にオープンしたばかりのお店がありました。店構えが小綺麗で良さげだったから、ふらっと入店。どれどれ、日本酒メニューは、、、あ、これは、、、よく居酒屋で単に「日本酒」としか書いてないランクの大手メーカーのお酒が数種類だけ。これは僕の好きなお店じゃありませんね。でも、その中に呉春さんがありました。呉春さん、安いけど美味しいんですよね。安心して注文したら、、、常温。でも大丈夫。…

  • 北翔 > タエ子の父(おもひでぽろぽろ)[ジブリ酒]

    【北翔(ほくしょう) 純米吟醸】 常温で 香りアルツン 米旨ふわん はじめましてのお酒、北翔さん。新潟県村上市・大洋酒造さんのお酒です。 大洋酒造さんは、終戦の年・1945年の設立。ただ、地域の14蔵が法令による指導で合併したのがこの年ということ。元のお蔵さんは寛永12年(1635年)創業のお蔵さんもあったそうで、やっぱり歴史がありますね。大洋酒造さんのメイン銘柄は大洋盛。こちらも飲んだことはないんですが、特約店限定酒の「無想」は去年いただいています。モダン辛口で美味しかった。 今回のお酒は北翔。こちらも特約店限定酒です。その銘柄名は、世界初の鮭の自然孵化増殖に成功した村上藩士・青砥武平次に由…

  • 米鶴 > リン(千と千尋の神隠し)[ジブリ酒]

    【米鶴(よねつる) 爽快辛口 純米生酒】 爽やかで 軽やか辛口 フルーティー はじめましてのお酒、米鶴さん。山形県東置賜郡高畠町・米鶴酒造さんのお酒です。東置賜郡って読めないから調べました。「ひがしおきたまぐん」って読むんですね。高畠町は、山形の南西部。福島県福島市に隣接しています。Wikipediaによると、高畠町では有機農業が盛ん。デラウエアの生産量は日本一で、ラ・フランスの発祥の地だそう。余談ですが、ラ・フランスって日本ではけっこうたくさん栽培されてるけど、気候の関係でヨーロッパではそんなにメジャーじゃないらしいです。それどころか、フランス本国では既に絶滅しています。その他、高畠町には、…

  • [考察]君たちはどう生きるか

    明日2025年5月2日、ジブリ最新作「君たちはどう生きるか」がついに金曜ロードショーでテレビ初放送されます。それを記念して、今回はこの映画の考察と小ネタ特集です。 まだ映画を見てなくて、テレビ放送を楽しみにしている方もいらっしゃると思います。そこでこの記事は、途中までがネタバレなしの作品と見どころの紹介。その後ろにネタバレ有りの考察と、作品内にたくさん散りばめられた小ネタ集という構成にしています。ネタバレを気にする方は、読むのを途中までで止めておいて、ネタバレ部分は視聴後にご覧ください。 この作品の劇場公開は2023年7月14日(金)だったから、約2年前になるんですね。君どうについては、公開直…

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、こるねさんをフォローしませんか?

ハンドル名
こるねさん
ブログタイトル
こるね酒
フォロー
こるね酒

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用