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こるね酒 https://corne-sake.hatenablog.com/

日本酒好きのホルン吹きです。飲んだお酒を、ジブリ映画のキャラやシーンに例えながら紹介します。日本酒に詳しくない方でも、ジブリ作品に詳しくない方でも楽しんでいただけるように書いていきます。

こるね
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2020/07/26

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  • 2月のお勧め自選記事6選

    毎月恒例の、振り返り記事です。え?もう今年2ヶ月終わったの!? 今年は年初からいろいろあったり、今月は気温が乱高下したり、目まぐるしすぎて、あっという間の2ヶ月でした。今回も、記事の内容部門3本と、美味しかった部門3本、そしてベストサムネを3枚お送りします。今月は美味しいお酒もたくさん飲めましたが、それより、初めて飲む銘柄が多い月でした。今月アップした記事の中で13杯がはじめましてのお酒。僕はそこそこいろいろ飲んでる方だと思いますが、月の半分近くが初めてのお酒ってびっくりです。 さてそれでは、内容部門からいきいましょう。 まずは、ぽち酒の特集記事。ぽち酒というのは、1合パウチパック入りの日本酒…

  • 金花水 > カカシのカブ(ハウルの動く城)[ジブリ酒]

    【金花水(きんかすい) 特別純米酒】 モダンでも クラシックでもなく ただ美味い はじめましてのお酒、岐阜県加茂郡八百津町・蔵元やまださんの金花水です。蔵元やまださんは、1868年(明治元年)創業。メイン銘柄は「玉柏」。この金花水は、情報が少ないと思ったら、創業当初の銘柄を特別に復活させたもののようです。だからこんなにクラシックなラベルなんですね。岐阜の酒販店・酒の浪漫亭さんの協力を得て復活とのことなので、PB(プライベートブランド)なのかもしれません。 味わいもクラシックなんでしょうか? それでは、いただきます。 上立ち香、米旨ほわん、クラシック。口当たり、するっと入って甘旨ぽわん。後半にな…

  • 本老の松 > キキのお父さん(魔女の宅急便)[ジブリ酒]

    【本老の松(もとおいのまつ) 純米吟醸 ひやおろし 純】 おだやかな やさしい甘味と 渋旨味 はじめましてのお酒、長野県長野市・東飯田酒造店さんの本老の松です。お、長野市2連続。こちらは、少し遅れていただいた ひやおろし。秋酒です。不勉強ながら知らない銘柄。まずはお酒をいただきましょう。 上立ち香、お米シロップ旨甘ふわり。 口当たり、するりと淡く水のよう。そこからやさしい甘味がほわん。甘味がふわっと広がりつつ、最後に旨渋すとんと落ちる。含み香ほわんと木質感。後味じわんと渋味が残り、いろんな肴に合いそうです。おだやか美味しい。好き! ごく淡く入ってきて、甘味から渋旨に変化していくのが楽しいです。…

  • 19 > フクオさん(魔女の宅急便)[ジブリ酒]

    【19(じゅうく In bocca al lupo!(イン ボッカ アッ ルーポ】 旨ドライ 意外にやわらか オオカミさん おひさしぶり。瓶がかわいいことに定評のある19さんです。長野県長野市・尾澤酒造場さんのお酒。そして、ひとつ前の肉食系に続いて2連続オオカミです。19というのは、一人前の20歳には足りないからというのが銘柄の由来だそう。 「In bocca al lupo!」というのはイタリア語で、直訳すると「狼の口の中へ!」。元々は狩りに行く人の励ましの合言葉で、現在では、何かに挑戦する人へ向けての「がんばれ!」というような意味だそうです。え?もしかしてこのオオカミさんは狩られる方だった…

  • 萩乃露 肉食系純米酒 > モロの息子(もののけ姫)[ジブリ酒]

    【萩乃露(はぎのつゆ) 肉食系純米酒 オオカミ 渡船 直汲み生】 フレッシュな 野生の強さが 爽やかに 約半年ぶりの肉食系純米酒。滋賀県高島市・福井弥平商店さんのお酒で、銘柄名は萩乃露です。広島の酒販店・酒商山田さんが手掛ける卸事業「コンセプト ワーカーズ セレクション」のお酒。 この肉食系シリーズは、なんと言ってもラベルデザインが素敵。イラストレーター/グラフィックデザイナーの瀧川裕恵さんのデザインです。これまでにライオンとワシを飲みましたが、他にもクマとトラがあるみたい。今回のオオカミさんもカッコよくて美しい。瀧川裕恵さんのサイトでは、それ以外にもいろいろなイラストを見ることができます。ど…

  • 大盃 マッチョ > おかみさん(天空の城ラピュタ)[ジブリ酒]

    【大盃(おおさかずき) Macho(マッチョ) 純米 愛山80 生】 低精白? 濃いのにきれいな フルーティー お久しぶりのマッチョさん。めっちゃ好きなのに、なかなか会えなかった! マッチョさんは、群馬県高崎市・牧野酒造さんのお酒。銘柄名は大盃です。精米歩合80%の低精白→お米にタンパク質が残る→タンパク質と言えばマッチョ!という理屈。これまで、男マッチョ、女マッチョ、ゴリマッチョ、覆面マッチョ、マッチョキングと飲んできたけど、どれも美味しかった! 女マッチョさんははじめて飲んだマッチョで、ほぼ3年ぶりです。前は火入れだったけど今回は生酒。生マッチョはさらに美味しいイメージあるから楽しみです。…

  • 北洋 > 先輩魔女さん(魔女の宅急便)[ジブリ酒]

    【北洋(ほくよう) 純米吟醸 能登半島地震復興支援ボトル】 フレッシュな 酸苦中心 フルーティー はじめましてのお酒、富山県魚津市・魚津酒造さんの北洋。こないだ飲んだ紫宙の紫波酒造店さんと同じく、酒蔵再建の専門企業・(株)日本酒キャピタルさんの手で再建されたお蔵さんです。アメフトで日本一になった選手が社長をされている会社ですね。詳しくは、こないだの紫宙さんの記事で解説しています。 魚津酒造さんは1925年創業。地元魚津港が鮭や鱒の北洋漁業の船団基地であったことこら、 銘柄を「北洋」と命名したんだそうです。公式サイトによると、社長はコアラのマーチが好き。なにその情報w でも、蔵人みんなの情報が書…

  • 謙信 > クシャナ(風の谷のナウシカ)[ジブリ酒]

    【謙信(けんしん) 特別純米 無濾過生原酒】 爽やかな 鮮烈辛口 フルーティー はじめましてのお酒、新潟県糸魚川市・池田屋酒造の謙信さんです。当然由来は戦国武将・上杉謙信公ですね。池田屋酒造さんは、水質ランキングで何度も1位を取った清流・姫川の伏流水を仕込み水に使っているそう。翡翠の産地としても有名な川ですね。ただ、糸魚川と言えばフォッサマグナ。本州をふたつに分ける、大地溝帯です。古い地層がむき出しになったその地形の影響で、姫川の水はたっぷりミネラルを含んだ硬水なんだそうです。それが求める水質とは違うので、浄水システムを導入して調整してから使っているのだそう。こだわりがある! 今回のお酒は、年…

  • 猫の酒

    今日2月22日は猫の日!ということで、猫のお酒を特集します。にゃんこラベルのお酒って多いんですよね。わんこラベルよりもはるかにたくさんあります。なんででしょうね?まあ深くは考えずに、お酒を見ていきましょう。 まずは、いちばん有名かもしれない猫。新政さんの亜麻猫と、その派生の亜麻仔猫です。白麹を使った甘酸っぱいお酒で大人気。実はこれ、このブログの最初の記事なんです。つまり、それ以来飲めてない。 お次は萩の鶴さん。こちらも猫ラベル界では有名な銘柄。四季折々に猫ラベルが発売されています。でもなぜか僕が会えたのは夏の夕涼み猫だけ。 銘柄名に猫が入っている、サビ猫ロックさん。赤サビと銀サビの飲み比べです…

  • 儀助 > ジリオラさん(紅の豚)[ジブリ酒]

    【儀助(ぎすけ) 純米吟醸 愛山 無濾過生原酒】 わかりやすい 1801 甘メロン はじめましてのお酒、奈良豊澤酒造の儀助さんです。同じお蔵さんのメイン銘柄・豊祝や朱雀門は飲んでるんですけどね。そう言えば豊祝さん、しばらく飲んでないなあ。奈良ではどこでも見かけるメジャー銘柄です。 こちらの儀助さんは、「旨くて透明感のある究極の食中酒を造りたい」という思いから、2015年に生まれた銘柄。しぼってすぐに瓶詰めし、-5℃で低温貯蔵されています。それは楽しみ。さっそくいただきます。 香りは華やか甘メロン。わかりやすくフルーティー。裏ラベルを見たら、協会1801酵母って書いてます。うんうん、いかにも18…

  • 山法師 > 銭形警部(カリオストロの城)[ジブリ酒]

    【山法師(やまほうし) 純米爆雷辛口 原酒生酒】 旨味ぐぐっ 意外におだやか 超辛口 ふたつ前に投稿した山法師さん。同じ銘柄の「爆雷」が気になるって書いてたけど、いきなり見つけました。何年も見つからなかったのに、こんなことある!? こないだも書いたように、爆雷は日本酒度が+28という異次元の高さ。これまでに飲んだ中で日本酒度が最も高かったのは、會津龍が沢 超辛口の+20。そもそも+20を超えるお酒なんてほとんど聞かないんですよね。+28なんてどうやって造ってるんだろ?飲んでみたかったものの、正直言って怖いです。果たして飲み切れるのか? ちなみに、飲んだ中で日本酒度マイナス側の最高値は、舞美人M…

  • シン・タカチヨ > ラウラちゃん(紅の豚)[ジブリ酒]

    【シン・タカチヨ 扁平精米 無ろ過生原酒 0-type 零】 オレンジの 酸甘ジューシー 酸キリリ はじめましてのシン・タカチヨさん。もちろん、たかちよや高千代や59Takachiyoや髙龗は飲んでるけど、カタカナタカチヨは飲んでなかったんです。あ、新しく出た巻機もまだ飲んでないですね。 高千代酒造さんの銘柄にはちゃんと区分けがあって、漢字高千代は辛口で、ひらがなたかちよは甘口。59Takachiyoはスペックを扁平精米59%・協会1801号酵母・純米吟醸無調整生原酒に固定してお米の違いを楽しむシリーズです。 カタカナはどんなコンセプトになるのかと思ったら、まさかの昼呑み特化型。しかもどこかの…

  • 山法師 > 五ェ門(カリオストロの城)[ジブリ酒]

    【山法師(やまほうし) 純米超辛口原酒】 酸味ぽん 旨味もずどん 超辛口 はじめましてのお酒、(株)六歌仙の山法師さんです。検索したら「やまほうし」と書いてあるサイトと「やまぼうし」と書いてあるサイトが両方あってややこしいですが、「やまほうし」が正解。瓶にちゃんと「YAMAHOUSHI」って書いてますからね。困ったことに、大手日本酒レビュー・ランキングサイトのさけのわさんまで「やまぼうし」と書いてあって迷いました。 ちなみに銘柄名の由来は、山=八方を山に囲まれた恵まれた環境、法師=自然と共に生きていく賢人。そこから、『自然の包容力と人間の知恵と技の融合した酒を造りたい』という思いを込めたんだそ…

  • 四季桜 > 風間明雄さん(コクリコ坂から)[ジブリ酒]

    【四季桜(しきさくら) はなのえん 特別純米酒 生】 見たまんま 酸旨ほの甘クラシック はじめましてのお酒、栃木県宇都宮市・宇都宮酒造さんの四季桜です。日本酒の〇〇桜という銘柄名は、「さくら」なのか「ざくら」なのかという濁点問題が付きまといますが、こちらは濁らない「しきさくら」さん。ちなみに僕が飲んだ中では、濁らないのが四季桜、華姫桜・かたの桜・初桜。濁るのは、出羽桜・越後桜・龍泉八重桜・阿櫻。互角ですね。最初に桜が来る櫻正宗さんは当然濁りません。 日本語で言葉が連結したときに濁点が付く現象を「連濁」と言います。連濁しない場合も、ライマンの法則とか枝分かれ制約とかいろいろルールがあります。でも…

  • 高砂 > クロトワ(風の谷のナウシカ)[ジブリ酒]

    【高砂(たかさご) 番外ふくひびき生詰原酒】 さらっ~さーっすっ? しっかり旨アルクラシック お久しぶりの高砂さん。高砂という銘柄には2種類あって、而今を醸す三重県名張市・木屋正酒造の高砂さんと、こちらの静岡県富士宮市・富士高砂酒造の高砂さん。静岡の高砂さんは、飲むのは1年半ぶりです。 ふくひびきというお米ははじめてかな? 調べてみたら、1993年に東北農業試験場が開発したお米で、食べるだけじゃなくてお酒にもお菓子にも、飼料にまで使えちゃう多用途で収穫量の多いお米だそうです。 「さらっ~ さーっ すっ」って書いてあるのも面白いですね。味わいがイメージしやすい。ん?「さらっ~」てどう発音するんだ…

  • あぶくま > ユパ様(風の谷のナウシカ)[ジブリ酒]

    【あぶくま 本醸造生原酒】 キレがあり ほわっとやさしい クラシック はじめましてのお酒、福島県田村市・玄葉本店さんの「あぶくま」です。あぶくまと言うのは、漢字で書くと阿武隈。福島県から茨城県北部にかけての太平洋岸地域を指す地名です。阿武隈川が有名ですね。栃木県との県境に近い甲子旭岳に源を発し、福島県をまるまる縦断北上して宮城県岩沼市で太平洋に注ぐ一級河川。 実は僕は高校時代を福島市で過ごしていて、毎日阿武隈川の河原道を自転車で走って高校に通っていました。冬になると近くに白鳥が飛来していましたし、9月頃にはカゲロウが大発生して道がひどいことになっていました。だから阿武隈川には思い入れがあるんで…

  • 三連星 > 信子(コクリコ坂から)[ジブリ酒]

    【三連星(さんれんせい) 純米大吟醸 渡船六号 無濾過生原酒】 おだやかな やわらか酸旨 ほの辛口 この日は、いつものお店(2か所)でよく合う常連さんに教えてもらったお店に、はじめて伺いました。その1杯目にいただいたのが、こちら美冨久酒造の三連星さん。こちらのお店のイチオシ銘柄で、3本あったものの中から、純米大吟醸をいただきます。 三連星さんは久しぶりですね。約2年ぶり。前回はジオンっぽいマークの付いたデザインでしたが、今回は丸っこくてガンダムっぽさはありません。まあ、裏ラベルには「宇宙世紀二〇二二年」とか「スペー酒ノイド」とか書いてるんですけどね。 美冨久酒造さんの元々の銘柄は美冨久。前にわ…

  • 山丹正宗 > トエトさん(風の谷のナウシカ)[ジブリ酒]

    【山丹正宗(やまたんまさむね) 大吟醸 山田錦】 米甘味 ぽわんと開いて やわらかく ぽち酒の山丹正宗さん3本目、アル添大吟醸です。ぽち酒については、3つ前の投稿で解説しているので、よかったらご覧ください。 アル添大吟醸って好きなんですよね。こちらも楽しみです。色は前の2本よりも薄い感じ。熟成感も控えめなのかな? さっそく飲んでいきましょう。 香りはやさしい米甘と、わずかにおだやかアルコール。熟成感はあるけど、やっぱり前の2つよりも少ない感じです。 口当たり、やわらかするり、なめらかに。そこから味わい全体が、甘味中心ぽわんと開く。甘味はお米とシロップ糖。米旨熟苦乳酸感。含み香控えめ甘アルふわり…

  • 山丹正宗 > ペジテの青年(風の谷のナウシカ)[ジブリ酒]

    【山丹正宗(やまたんまさむね) 吟醸酒 松山三井】 淡麗な ほの熟やさしい 旨味ふわ しずく媛に引き続き、ぽち酒の山丹正宗さんです。ぽち酒については、こちら↓をご覧ください。 2本目はアル添吟醸酒。お米は、愛媛と言ったらこちら・松山三井です。1本目のしずく媛の元になったお米ですね。色はちょっと黄色。しずく媛よりはちょっとだけ薄いけど、やっぱり熟成してるのでしょうか?それでは、飲んでみましょう。 香りはおだやか、米旨ほの熟蜜。やっぱりほんのり熟成感があります。でも、きれいでまるくて良い感じ。 口当たり、するっと入ってきて淡麗。そして、一歩後からやさしい甘旨酸がふわん。ちょい熟お米の甘旨味。乳酸感…

  • 山丹正宗 > ラステルさん(風の谷のナウシカ)[ジブリ酒]

    【山丹正宗(やまたんまさむね) しずく媛 純米吟醸】 やわらかい 蜜甘ちょい熟 マスカット 昨日投稿した、ぽち酒。実際飲んでみた感想です。3本いただいた中でまず飲むのは、しずく媛。偶然にもちょうど、12月ロットの新酒を飲んだとこです。記憶がはっきりしているうちに比べられるのが楽しいですね。ちなみに12月ロットは、アタックはやわらかいのに、硬めの酸旨アルがカツンと刺さるドライでフルーティーなお酒でした。それでは、ぽち酒の方をいただきましょう。 色は、ちょっと黄色いですね。 香りは、、、ん? 蜜甘??12月ロットとは明らかに違いますね。熟成が入ってます。蜜甘ちょい熟マスカット。 口に含むと、酸苦甘…

  • 1合パウチパック日本酒「ポチ酒」特集

    今日はちょっと特別編。「ぽち酒」について特集します。ぽち酒というのは、株式会社ミチさんが販売されている、180mlパウチパック入りの日本酒。2022年12月にサービスを開始し、現在は193種類の日本酒を販売されています。今回は、偶然にもちょうど飲んだばかりだった山丹正宗さんの飲み比べ3本セットをご提供いただので紹介します。ブログにも #PR ってつけた方が良いのかな? 小容量パック、良いですよね。僕のようにいろんなお酒を飲みたい人にとっては、四合瓶よりも手軽に買えるので助かります。1合サイズではこれまでにも、三菱食品さんの「蔵べる」シリーズは22種類飲んでますし、月桂冠 THE SHOT シリ…

  • 山丹正宗 > アスベル(風の谷のナウシカ)[ジブリ酒]

    【山丹正宗(やまたんまさむね) しずく媛 純米吟醸】 フルーティー やわらかいのに 硬い酒 はじめましてのお酒、愛媛県今治市・(株)八木酒造部さんの山丹正宗です。八木酒造部さんは1831年(天保二年)創業。かつて今治に存在した越智杜氏という杜氏集団の酒造りを継承した酒造りをしているそうです。創業当初は屋号を「丹波屋」と言い、銘柄名・「山丹正宗」は、屋号の「丹波屋」と「銘刀正宗のようにキレの良い酒」という掛け合わせから付けたんだそうです。 と公式サイトに書いてあるところにツッコむのは無粋ですが、正宗の部分はたぶん当時一世を風靡していた、現・櫻正宗さんの正宗にあやかって付けたんでしょうね。そのあた…

  • 三十六人衆 > 小5タエ子(おもひでぽろぽろ)[ジブリ酒]

    【三十六人衆(さんじゅうろくにんしゅう) 蒼天 純米酒】 おとなしく 引っ込み思案な 淡口酒 はじめましてのお酒、山形県酒田市・菊勇(株)さんの三十六人衆です。きくいさみ? きくゆう?こちらはの読み方は「きくいさみ」さんです。神奈川の吉川醸造に菊勇(きくゆう)という銘柄もあって、ややこしいんです。吉川醸造と言えば、雨降の商標問題はどうなったんでしょうね? まあ、三十六人衆に戻りましょう。三十六人衆は、英語で書くと「36 Guardians」。お、なんかカッコいいぞ。この銘柄名の由来は、公式サイト(https://36guardians.com/) によると、『中世、東の国を追われた一人の姫を守…

  • みむろ杉 > 月島雫(耳をすませば)[ジブリ酒]

    【みむろ杉(みむろすぎ) 純米吟醸 山田錦】 果実感 するりきれいに 上質に 約半年ぶりの みむろ杉さん。奈良県桜井市・今西酒造さんのお酒です。奈良を代表する有名銘柄ですね。ちなみに、春鹿の今西清兵衛商店さんと、奈良漬けが有名な今西本店さんは親戚同士なんですが、今西酒造さんとは特に関係はないそうです。 今回の純米吟醸は、みむろ杉さんの ど定番酒。実はブログを始める前にも飲んだことあるんですが、かなり久しぶり。こちらのお店は、ふらっと立ち寄った初めて入る焼き鳥屋さんで、その1杯目にいただきます。 香りはほんのりフルーティー。ひかえめきれいな青リンゴ。良いですねえ。もう間違いない。 口当たり、する…

  • 秩父錦 > サリマン先生(ハウルの動く城)[ジブリ酒]

    【秩父錦(ちちぶにしき) 甕口酒】 上品な アル甘ハーブの 変態酒 お久しぶりの秩父錦さん。1年ほど前にも、こちらのお店でいただきました。実はこれ、今回はスルーしようと思ってたんです。去年飲んで苦手なタイプだったから。ちなみに去年は、好き度★3で、僕の中ではかなり低め。ジブリに例えたのは、湯婆婆でした。でも、お店のお姉さんがしきりに勧めてくるんです。美味しいからって。うーん、そこまで言われたら、騙されたつもりで飲んでみましょう。さて、どんなかな? 香りはおだやかアル旨ハーブ。お?去年と同じでハーブ感があるけど、だいぶおだやか!? 口当たり、とろんと甘酸ハーブ感。飴の甘味とハーブ苦。ほんのり酸味…

  • 金鼓 > サン(もののけ姫)[ジブリ酒]

    【金鼓(きんこ) うすにごり】 シュワシュワで 爽やかドライな うすにごり しばらくぶりの金鼓さん。どれを飲んでも変態で、全部美味しい大倉さんの別ブランドです。こないだ飲んだ純米吟醸も変態で美味しかったなあ。 今回は、うすにごり。金鼓さんのにごりは、前にその名も「濁酒」という米粒たっぷりどぼどぼ水酛変態酒を飲んで美味しかったんですが、今回はそれよりだいぶ爽やかっぽいですね。どんなお酒か、さっそく飲んでいきましょう。ちなみに口開け後30分くらいだそうです。 色はしっかりうすにごり。澱が点々浮いていて、泡もたっぷり壁面に。 香りはレモンと乳酸米旨。爽やかやん! でも奥に力強さも見えるのが大倉本家さ…

  • 冩樂 > テナー(ゲド戦記)[ジブリ酒]

    【冩樂(しゃらく) 純米酒 無濾過生】 やさしくて 芯がしっかり 奥深く こないだ剣愛山を飲んだ冩樂さん。福島県会津若松市・宮泉銘醸さんのお酒です。別に表記は写楽でも冩楽でも写樂でもいいんだけど、ここでは正式に冩樂と表記します。ウ冠の方の寫楽や寫樂はNGかな。ややこしいですね。 今回は有名銘柄の、ど定番。この純米酒は過去に日本酒コンテスト「SAKE COMPETITION」純米酒部門で1位に輝いています。2年前にも飲んでいますが、その時は火入れ。今回は無濾過生酒です。楽しみ♪さっそく飲んでいきましょう。 香りは米旨ほのかにバナナ。おだやかだけど芯がある。良いですねえ。これは美味しいやつ。 口当…

  • 天平 > ハラ・モトロ(天空の城ラピュタ)[ジブリ酒]

    【天平(てんぺい) 上撰 本醸造五年古酒】 旨苦渋 ズドンと響く 熟成酒 はじめましてのお酒、石川県七尾市・布施酒造店さんの天平です。これ、「てんぴょう」じゃなくて「てんぺい」なんですね。なんでも、かつて近くにあったお寺・天平寺に由来するそうです。天平寺は、かつては末社80余社、坊院360余、僧坊3000人を従える一大山岳霊場でした。でも、戦国時代の2度の全山焼き討ちと、明治の廃仏毀釈によって衰亡したんだとか。 布施酒造店さんは、明治9年(1876年)創業。近年は長期貯蔵専門として、3年・5年・10年古酒を販売されています。ラベルの絵は、東京芸大出身の長男さんのものだそう。 お蔵さんがある七尾…

  • 天上夢幻 > トトロ(となりのトトロ)[ジブリ酒]

    【天上夢幻(てんじょうむげん) 吟醸原酒 めでたい冬酒】 旨味ズン 玄米ドングリ まろやかに はじめましてのお酒、宮城県加美郡加美町・中勇(なかゆう)酒造店さんの天上夢幻です。中勇酒造店さんは、約500石(約90kl・一升瓶換算で5万本)を生産されていますが、県内出荷が90%だそうです。でも実は、ちょうど先週、酒屋さんでこの「めでたい冬酒」を見て気になってたんです。なんせ、ラベルが目立ちますからね。目立つの大事。 「天上夢幻」という銘柄は1975年ころに誕生したんだそう。公式サイトによると『趣味の登山仲間の登はん祝いにと試作品の「鳴瀬川原酒」を山頂に持参し、雲海の望みながら飲んだところ、同行し…

  • 真澄 > 千尋(千と千尋の神隠し)[ジブリ酒]

    【真澄(ますみ) KEG(ケグ) DRAFT(ドラフト) 純米吟醸 12】 軽いけど 味わいしっかり フレッシュ酒 かなりお久しぶりの真澄さん。3年ぶりですね。名酒ぞろいの長野の中でも特に有名ですし、なにより協会7号酵母の発祥蔵です。 今回いただくのはKEG。例によっていつもの解説です。 KEGは、正式には「KEG DRAFT SAKE」。しぼりたての風味やフレッシュ感を長期間そのまま維持できるという10Lタンクの日本酒サーバーです。KEGの特徴や、電源なしでお酒を注げる仕組みは、前に特集記事を書いたので、良かったらご覧ください。 あ、KEGの公式サイト見てみたら、300mlのパウチパックが通…

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