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こるね酒 https://corne-sake.hatenablog.com/

日本酒好きのホルン吹きです。飲んだお酒を、ジブリ映画のキャラやシーンに例えながら紹介します。日本酒に詳しくない方でも、ジブリ作品に詳しくない方でも楽しんでいただけるように書いていきます。

こるね
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2020/07/26

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  • 9月のお勧め自選記事6選

    毎月恒例の、振り返り記事です。まだ昼間は暑いけど、やっとだいぶ秋らしくなってきましたね。でも昨日行った酒屋さんでは「そろそろ秋酒は終わりです」って言われちゃいました。 今回も、記事の内容部門3本と、美味しかった部門3本を選びました。今月も素晴らしいお酒にいっぱい出会ったから、9月頭の方のお酒は既に懐かしいです。そして今月もベストサムネ3枚も載せたいと思います。 それでは内容部門から。 まずは、仁勇さん。「不動」のお蔵さんの別銘柄で、鰻用のお酒です。せっかくなのでアテも う巻きと うざくを作ってみました。味わいもなるほど鰻用。 次は、近所のスーパーのプライベートブランド。でもこの子、超レア酒「龍…

  • 富士千歳 > ケ(天空の城ラピュタ)[ジブリ酒]

    【富士千歳(ふじちとせ) 本醸造原酒 ひやおろし】 オレンジと ナッツとくっきり アルコール 松井酒造さんの蔵見学&試飲、最後の1杯は、また別ブランドの富士千歳さんです。この富士千歳さんは、1726年の松井酒造さん創業当時から続く銘柄。松井酒造さんはもともと、北前船の寄港地として栄えた、現在の兵庫県北部・香住で創業されました。二艘の船を所有し、北海道と交易も行っていたそう。富士千歳は、その航海の安全を霊峰富士に祈願し、商売とお客さまの千歳の幸せを願っての命名だそうです。 見るからにクラシックな佇まいですし、アル添の19度原酒。ひやおろしだから味も乗ってそうです。ちなみに試飲価格は、一番安い 3…

  • 京千歳 > 貴族たち(かぐや姫の物語)[ジブリ酒]

    【京千歳(きょうちとせ) 純米吟醸】 はんなりと 乳酸旨渋 食中酒 松井酒造さんの蔵見学&試飲3杯目。神蔵さんの純米大吟醸白黒に続いては、はじめての銘柄・京千歳です。佇まいがクラシックっぽいですね。公式サイトの説明によると、 『はんなりとした京の純米吟醸酒古都京都の千歳を願う酒として誕生しました。京都の料亭さんにお使いいただきやすいよう、お酒自体の主張は控え、お食事に合わせやすい穏やかな味わいを目指しています。』 だそうです。なるほど、それでは飲んでいきましょう。 香りはほんのりアルコール。ちょっとツンっとしてますね。 口当たりは神蔵さんの白・黒と全然違って、とろり。乳酸酸味とわずかな甘味。甘…

  • 神蔵 > 頼子さん(思い出のマーニー)[ジブリ酒]

    【神蔵(かぐら) 純米大吟醸 無濾過生原酒(黒)】 フルーティー バランス派だけど 渋じわん 松井酒造さんの蔵見学&試飲、純米大吟醸「白」に続いて「黒」です。こちらも普段はなかなか買えない高級酒! 「白」が京都の酒米「祝」を35%まで磨いた純米大吟醸だったのに対して、「黒」は山田錦35%。王道ですね。それではさっそくいただきます。 こちらも香りはおとなしく、ひかえめラムネとマスカット。白よりはちょっとはっきりフルーティーですね。 口に含むとピリシュワと、甘酸しっかりフルーティー。中盤からは渋旨じわん。味わいぐぐっと締めてきます。この渋味が神蔵さんの特徴なのかな? 全体としては白ほど派手じゃなく…

  • 神蔵 > 澤村雄一郎さん(コクリコ坂から)[ジブリ酒]

    【神蔵(かぐら) 純米大吟醸 無濾過生原酒(白)】 内気な子? いやいやあざやか 甘旨ぽん! こないだ七曜を飲んだ松井酒造の神蔵さんです。 ちょっと京都に行く機会があったんだけど、夕方にぽっかり時間が空いたんです。その場所がちょうど松井酒造さんの近所だったから、足を伸ばして蔵見学に行ってきました。 松井酒造さんの蔵見学は、蔵人さんが案内してくれる蔵内ツアーと試飲の二部構成です。試飲は1000円分のプリペイドカードを渡されます。そのカードを日本酒サーバーに差し込んで、飲みたいお酒のボタンを押したらお酒が注がれる仕組み。 最初に飲むのは純米酒「ルリ」をおすすめされました。でもルリは買って帰る予定だ…

  • 今代司 > ナナ子さん(おもひでぽろぽろ)[ジブリ酒]

    【今代司(いまよつかさ) 秋限定純米酒 いざよい】 やわらかい 酸味ふんわり 苦じんわり はじめましてのお酒、新潟県新潟市・今代司酒造さんの今代司です。飲むのはおろか、見るのもはじめてなんですが、名前は知っていました。というのもこちら、クラフトサケ・翔空を醸すラグーンブリュワリーの田中洋介社長が前に社長を務められていたお蔵さんですね。知る順番がめちゃくちゃですけど。 まあともかく、飲んでいきましょう。いただきます。 香りはほんのり柑橘の、酸と苦味がやわらかい。 口に含むとやわらかく、レモンの酸がふんわりと。甘味も旨味もやわらかい。味わいの中心は酸味で、じんわり苦味も出てきます。だけどそれが全部…

  • UGO > ウルスラ(魔女の宅急便)[ジブリ酒]

    【UGO(うご) HESPERIA(ヘスペリア)】 赤ブドウ 軽やかだけど くっきりと お久しぶりの相原酒造さんのお酒。「雨後の月」が有名なお蔵さんですね。去年やった元平(もとひら)3本飲み比べも楽しかったです。・・・この飲み比べをしたお店、めっちゃ良いお店だったんだけど最近閉店しちゃったんですよね。悲しい。 気を取り直して。今回のお酒は、相原酒造さんの新ブランド・UGOです。五代目次期蔵元の相原章吾さんが手がけたお酒で、日本刀の中にあるような”バランス美”を目指したんだそう。 HESPERIA(ヘスペリア)とは、西方の地の意味。また、ギリシア神話に登場する、世界の西の果てにいるニンフたちの名…

  • ささまさむね > コキリさん(魔女の宅急便)[ジブリ酒]

    【ささまさむね 純米吟醸 愛山】 やわらかい 甘味の後に じわ苦味 お久しぶりの、ささまさむねさん。福島県喜多方市・笹正宗酒造さんのお酒です。大好きな銘柄なんだけど、あまり会えないんですよね。前回は去年の4月でした。この愛山は2年前にもいただいて、めっちゃ美味しかった! 久しぶりに会えたのが、この、酒米のダイヤモンド・愛山さん。こりゃ飲まなきゃ! この日の1杯目にさっそくいただきます。 香りはほんのりマシュマロバナナ。そうそう、これこれ。このふわっとした甘い香りを覚えています。 口に含むとやわらかく、やさしい甘味がふんわりと。主張はないけどめちゃくちゃ美味い。最後には、じんわり苦味が現れて、後…

  • 玉乃光 > 権太(平成狸合戦ぽんぽこ)[ジブリ酒]

    【玉乃光(たまのひかり) 純米大吟醸 酒鵬(しゅほう)】 穀物の 旨味ぐぐぐん クラシック お久しぶりの玉乃光さん。前回は1年半まえで、青い瓶と白い狐がかわいい「まねきつね」でした。今回こちらを買ってきたのは、前からX(Twitter)でフォローしていた羽場洋介さんが、9月1日付で、玉乃光酒造の第14代蔵元 代表取締役社長に就任されたというのがきっかけです。 【ご報告】 ※業界関係者の方、拡散してもらえるとありがたいです。2023年9月1日付で、京都・伏見の酒蔵 玉乃光酒造の第14代蔵元 代表取締役社長に就任しました。玉乃光は江戸時代から続く創業350年の老舗酒蔵です。日本酒に人生をかけること…

  • 越前岬 > 男(レッドタートル)[ジブリ酒]

    【越前岬(えちぜんみさき) STARK(シュタルク) KAISER(カイザー)】 +10? やさしくなめらか 超辛口 はじめましてのお酒、福井県吉田郡永平寺町・田辺酒造の越前岬さんです。おっ! 永平寺町! 黒龍酒造さんと、白龍の吉田酒造さんがあるところですね。黒龍酒造さんと吉田酒造さんは、車で11分のご近所さん。でも田辺酒造さんは、黒龍酒造から900mで、さらにご近所さんです。 今回のお酒は、シュタルク カイザー。ドイツ語で「力強い皇帝」という意味だそうです。ん? でもこの絵は見るからにナポレオンですよね。ナポレオンを、よりによってドイツ語圏の人がカイザーと呼ぶことはあり得ないと思うんですが、…

  • 二兎 > パズー(天空の城ラピュタ)[ジブリ酒]

    【二兎(にと) KEG DRAFT 純米山田錦六十五 濃厚にごり生原酒】 シュワシュワで 固い旨味が 爽やかに 半年ぶりの二兎さん。前回もKEGでしたし、前々回もKEGでした。 KEGとは正式には「KEG DRAFT SAKE」。しぼりたての風味やフレッシュ感を長期間そのまま維持できるという10Lタンクの日本酒サーバーです。けっこうたくさん飲んできたので、前に特集記事を書きました。ちなみに今回の二兎さんで15種類目のKEGです。 前回の二兎さんは、「純米吟醸雄町五十五 うすにごり生原酒」で、前々回は「純米山田錦六十五 うすにごり生原酒」。今回は、その名の通り、前々回のうすにごりと同じ造りの濃厚…

  • 八海山 > 機関士さん(天空の城ラピュタ)[ジブリ酒]

    【八海山(はっかいさん) 大吟醸】 優秀な 淡麗辛口 食中酒 こないだ青越後を飲んだ八海山さん。今回はひょうたん瓶の大吟醸です。この子を買ってきたのは、1か月前の出羽桜さんに続き、ヤングキングで連載中のマンガ「やえの酒めぐり」で取り上げられたから。掲載されていたのは八海山の「氷温ショット」なんですが、見つからなかったから同じひょうたん瓶の大吟醸で代用です。 まあ、八海山さんの大吟醸なら間違いはないですね。さっそく飲んでいきましょう。 香りはごくわずか。ほんのり旨味があるような気もするけど、お酒というよりむしろ水の香りを感じます。 口当たりも、するり水のよう。そこから旨甘酸味がふわっと広がります…

  • 赤武 > おソノさん(魔女の宅急便)[ジブリ酒]

    【赤武(あかぶ) AKABU 琥珀(こはく)】 赤リンゴ 甘酸豊かに ふくよかに 赤武さんの新作ということで気になってたお酒。日本酒普及系VTuber・如月ささらさんの配信を観たら美味しそうで、これは買わなきゃと思って次の日さっそく酒屋さんに行ってきました。 まあ、もう美味しいのは確定してるから、早く飲みたい。さっそく飲んでいきましょう。 開栓は、かわいくポンっと音をたてて、素直に開きました。香りは、ひかえめリンゴのフルーティー。かすかにラムネとアルコール。良いですねえ。わかっちゃいたけど、これは美味しいやつ。 口に含むと赤リンゴ。甘味と酸味がほどよくほわん。そこから甘酸ふくらんで、ふくよか旨…

  • 仁勇 > 機関士さん(天空の城ラピュタ)[ジブリ酒]

    【仁勇(じんゆう) うの酒】 鰻用 しっかり旨味の クラシック はじめましてのお酒、千葉県成田市・鍋店(株)さんの仁勇です。でも、鍋店さんと言えば、2020年に飲んで美味しかったお酒第1位になった不動のお蔵さん。 そして、このお酒そのものではありませんが、仁勇の純米酒は、国際的なお酒のコンペティション・IWC(インターナショナルワインチャレンジ)2023で、小売価格1200円以下から選出されるグレートバリューチャンピオンサケを受賞しています。これは期待が高まる! ちなみに「不動」は 日本酒が持つ「米」「醸造」から生まれる味わいをより楽しんでもらいたいとの思いから生まれたブランド。一方の「仁勇」…

  • 大嶺 > 杏奈(思い出のマーニー)[ジブリ酒]

    【大嶺(おおみね) 3粒 生詰ひやおろし 雄町】 酸甘渋 低アルなのに しっかりと こないだ買えなかった大嶺さんのひやおろし雄町。今年は諦めてたんですが、こちらのお店にちゃんと入ってました。これはラッキー。この日は2杯で終わるつもりだったんですが、こんなの見つけたら飲まないわけにはいきません。 こないだ飲んだ大嶺ひやおろし山田錦の時にも書きましたが、大嶺さんのひやおろしには山田錦と雄町の2種類があります。両方この緑の瓶が特徴。で、いつもの大嶺さんのルール通り、お米の色は山田錦が白で、雄町が黒です。大嶺さんの秋酒には、「秋麗かすみ生酒」もあって、去年めちゃくちゃ美味しかったんです。今年も入荷報告…

  • 束 > ヤエ子姉ちゃん(おもひでぽろぽろ)[ジブリ酒]

    【束(たばね) 純米原酒】 柑橘の 酸味くっきり 華やかに はじめましてのお酒、束さん。ええと、「たばね」って読むんですね。「つか」かと思ったし、なんなら最初に思ったのは、「指輪物語(ロード・オブ・ザ・リング)」作者のJ.R.R.トールキン教授でした。トールキン教授は、イニシャルのJRRTを組み合わせたモノグラムが「束」に見えるんです 。下の画像の楕円の部分。 さて、束さんは、福島県石川郡古殿町・豊国(とよくに)酒造のお酒です。・・・ええと、どっちだったかな?実は福島には豊国酒造が2つあるんです。古殿町ってことは、こっちが一歩己(いぶき)が有名な方の豊国酒造ですね。メイン銘柄は東豊国(あずまと…

  • 津島屋 > レティ(ハウルの動く城)[ジブリ酒]

    【津島屋(つしまや) 純米大吟醸 備前産雄町】 力強い リンゴ甘旨 華やかに はじめましての津島屋さん。岐阜県美濃加茂市・御代桜醸造さんのお酒です。御代桜さんって飲んだことなかったかなと思ったら、前に飲んだのは御代菊さんでした。ややこしいけど、ありがちですね。 さてこのお酒、ラベルの右上には「OMACHI MANIA」って書いてあります。しかも、肩ラベルには「雄町🖤」って、ハートまで付いてる。ここまで書くというのは、かなりこだわりがありそうです。 と思ったら、名古屋の酒販店・酒泉洞堀一さんの販売ページにその答えがありました。引用すると、蔵元がおっしゃるには、『何年も雄町を使いたくてずっと交渉し…

  • 紀ノ酒 > ミト(風の谷のナウシカ)[ジブリ酒]

    【紀ノ酒(きのさけ) 純米吟醸】 力強い カラメル旨苦 熟成感 約2年ぶりのお酒、紀ノ酒です。この銘柄は2年ぶりだけど、造っているお蔵さん・高垣酒造さんのお酒はこないだ喜楽里(きらり)を飲んだばかり。龍神丸で有名なお蔵さんですね。 ただ、この紀ノ酒はちょっと特殊。龍神丸と言えばかなりの入手困難銘柄ですが、この子は一部の人は簡単に買えます。でも多くの人にとっては龍神丸よりももっと入手困難。というのは、こちら、和歌山を中心に近畿・東海で展開しているスーパー・オークワのプライベートブランドなんです。うちの近所のオークワで見つけた時には目を疑いましたね。なんで高垣さんのお酒がスーパーに並んでるの!!?…

  • 呑鶴 > 小野寺さん(コクリコ坂から)[ジブリ酒]

    【呑鶴(どんづる) 無濾過生原酒】 家畜米? 蜜甘豊かで 力強い ひとつ前の金鼓さんに続いて呑鶴さん。こちらも大倉本家さんのお酒です。どれを飲んでも変態で、全部美味しい大倉さん。この銘柄ははじめましてですね。 この銘柄名は呑鶴ですが、同じ読み方の屯鶴峯(どんづるぼう)という奇岩群が、お蔵さんのある奈良県香芝市の二上山にあります。銘柄もたぶんこちらが由来でしょうね。 (PhotoACからお借りした屯鶴峯の写真) ちなみにこの屯鶴峯には、大戦中、陸軍が本土決戦時の指令所として作った巨大な防空壕があります。結局使われなかったようですが。でも、「屯鶴峯」でググると「心霊」が検索候補に挙がるのはちょっと…

  • 金鼓 > おひいさま(もののけ姫)[ジブリ酒]

    【金鼓(きんこ) 純米吟醸 赤ラベル】 熟成の 蜜甘きれいな 変態酒 ちょっと奈良市に来る用事があって、かなり久しぶりに「なら泉勇斎」さんという酒屋さんに伺いました。こちらは、奈良のお酒に特化した酒屋さん。奈良県内28の酒蔵で造られた120種類以上のお酒を販売されていて、そのすべてを格安有料試飲できるというすばらしいお店なんです。奈良に来られて奈良のお酒を買いたいという時には、ぜひこちらにいらしてください。 で、今回いただいたのは、しばらくぶりの金鼓さん。どれを飲んでも変態で、全部美味しい大倉さんの別ブランドです。大倉さんも変態だけど、この金鼓さんも変態で、これまで飲んだのは、17年物の古酒と…

  • 正雪 > クシャナ(風の谷のナウシカ)[ジブリ酒]

    【正雪(しょうせつ) 吟醸】 爽やかで 華やか旨苦 吟醸酒 はじめましてのお酒、静岡県静岡市・神沢川(かんざわがわ)酒造場の正雪さんです。 蔵名は、創業者が酒に合う水を探し求め、神沢川の傍に蔵を構えたから。そして、銘柄名は、江戸時代の軍略家にして江戸幕府への反乱事件「慶安の変」の首謀者・由井正雪に由来します。お蔵さんの住所は静岡市清水区由比で、由井正雪の出身地なんですね。お蔵さんの公式サイトには「時代に逆らってまで正直に生きた気骨の兵法家、由井正雪の名に恥じず、ただ一心に杯のすすむ酒をめざしています」と書いてあります。 さあ、そんな反骨精神あふれるお蔵さんのお酒、どんな味わいでしょう?さっそく…

  • 瀧自慢 > 哲学研部長(コクリコ坂から)[ジブリ酒]

    【瀧自慢(たきじまん) 辛口一徹純米 滝水流(はやせ)】 硬派だけど どこかやさしい クラシック あれ? はじめまして?のお酒、三重県名張市・瀧自慢酒造の瀧自慢さんです。飲んだことあったような気がしてたんですが、調べてみたら飲んだのは同じお蔵さんの別銘柄・名張乙女でした。 この瀧自慢の「瀧」は、お蔵さんのある地名・名張市赤目町からわかります。お蔵さんの近所に、赤目四十八滝という有名な瀧があるんです。そりゃ自慢したくなる。赤目四十八滝には僕も行ったことがあります。調べたら2013年の10月でした。10年前かあ。 ちなみに、名張と言えば、僕がこれまでに飲んだ中では、而今(じこん)の木屋正(きやしょ…

  • 十四代 > おソノさん(魔女の宅急便)[ジブリ酒]

    【十四代(じゅうよんだい) 吟撰 吟醸酒】 鮮やかで 華やか甘酸 フルーティー 1ヶ月ぶりの十四代様。こちらの吟撰は、去年もいただいてめちゃくちゃ美味しかったんです。まあ、十四代様はどれもめちゃくちゃ美味しいんですけどね。 ただ、去年と違う部分もあります。去年飲んだ時は開栓から数日後だったんですが、今回は開栓8日目。十四代様は開栓後の経時変化が大きいイメージがありますが、8日経ってどうなってるのか、楽しいです。さっそく飲んでいきましょう。 香りは鮮やかフルーティー。梨とリンゴとマスカット。 口に含むとやっぱり鮮やか。梨の甘味とほのかな酸味。奥の苦味がアクセント。味わい甘じゅわふくらんで、しっか…

  • 大嶺 > おソノさん(魔女の宅急便)[ジブリ酒]

    【大嶺(おおみね) 3粒 生詰ひやおろし 山田錦】 フルーティー 甘旨ぽわん ふくよかに 去年もめちゃくちゃ美味しかった大嶺さんのひやおろし、今年は買いたいと思って、特約店のX(Twitter)をチェックしてたんです。で、入荷報告が出て3日後に買いに行きました。 大嶺さんのひやおろしは、この緑の瓶が特徴です。そしてお米は、今回の白いお米が描いてある山田錦と、黒いお米の雄町の2種類。でも雄町の方は、もう売り切れてました。聞いてみたら、あっという間に売れちゃったそうです。残念。 まあ、山田錦の方が買えただけでもラッキーです。さっそく飲んでいきましょう。 香りは甘旨フルーティー。うん、これぞ甘旨フル…

  • 毘 > キキ(魔女の宅急便)[ジブリ酒]

    【毘(びしゃもん) 純米にごり酒】 やわらかい 甘味がぽわん にごり酒 はじめましてのお酒、新潟県妙高市・鮎正宗酒造さんの毘。どうやら、これ1文字で「びしゃもん」って読むようですね。鮎正宗さんの中の、にごり酒のサブブランドです。この日は新潟3連発! 新潟で「毘」の1文字、それを「びしゃもん」と読むとなれば、おそらく由来は越後の虎・上杉謙信でしょうね。謙信は、自らを戦神・毘沙門天の生まれ変わりと称し、戦陣では「毘」1文字を旗印としていました。あとこの人、戦国屈指の酒飲みです。 謙信の死因は気にせず、飲んでいきましょう。 色は、ちょっと透明感のある白。澱がたくさん浮いてます。香りはあんまり感じませ…

  • 松乃井 > マキさん(魔女の宅急便)[ジブリ酒]

    【松乃井(まつのい) オンナの辛口】 辛口で しっかりだけど やわらかく はじめましてのお酒、新潟県十日町市・松乃井酒造場さんの松乃井さん。はじめてなのにいきなり刺激的な感じですね。こちらは、杜氏の奥様・古澤布美子さんが、自分好みの“晩酌酒”としてプロデュースしたお酒なんだとか。調べて見たら「バブル時代の賑やかな頃を知る、大人の女性を想って生まれたお酒」「R-40(40歳以上)の日本酒上級者女子のための晩酌酒」とか、これまた刺激的な言葉が踊っています。こんなの気にならないわけがない。さっそく飲んでいきましょう。 香りは控えめセメダイン。セメダイン感は、けっこう当たり外れがあるんですよね。ものに…

  • 菱湖 > シュナ(シュナの旅)[ジブリ酒]

    【菱湖(りょうこ) THE BASE 純米吟醸 辛口】 淡麗から 味わい全体 ぽわぐぐぐ お久しぶりの菱湖さん。新潟県新潟市・峰乃白梅酒造さんのお酒です。こちらのお蔵さんのメイン銘柄・峰乃白梅は去年はじめて飲んだんですが、めちゃくちゃ美しい淡麗辛口酒でした。まさに淡く麗しいお酒。美味しかったなあ。 一方の別ブランド・菱湖さんは、それとは反対のジューシーでフルーティーなお酒という印象。だからこのお酒を見て「え?菱湖さんで辛口??」ってなりました。これは気になる。飲まなきゃ! ちなみに菱湖という名前は、江戸後期の書の大家・巻 菱湖(まき りょうこ)に由来するそうです。お蔵さんがあるのが、この菱湖の…

  • 鳳凰美田 メロン

    【鳳凰美田(ほうおうびでん) メロン 青玉】 メロンと酸 たっぷり果肉が とろんとろん 今回は、メロンリキュール。鳳凰美田さんの果物系リキュールの新作です。飲みたかったけど全然見かけないから諦めてたんですよね。でも、偶然ふらっと入った酒屋さんにあったから、速攻確保。今回の新作は、こちらの青玉と、夕張メロンみたいな赤玉の2種類が発売されました。でも売ってたのは青玉だけ。まあ、1本でも買えたからラッキーですね。 鳳凰美田さんのリキュールは、「完熟もも」を筆頭に、これまで、檸檬・葡萄・杏・みかんを飲みましたが、どれも美味しいんですよね。そのシリーズのメロンなんて、もう楽しみでしかない。めちゃくちゃ期…

  • 天美 > 四宮かぐや(かぐや様は告らせたい)

    【天美(てんび) 純米大吟醸 長州山田錦】 かわいくて バランス取れた 優等生 大好きな天美さんの、4ヶ月連続でリリースされるお米違い純米大吟醸。赤磐雄町米・廣島千本錦・播州愛山に続いて、ついにラスト第4弾、長州山田錦です。このシリーズ、去年もめちゃくちゃ美味しかったのに、今年はさらにレベルが上がってるんですよね。山田錦ももう美味しいのはわかっています。楽しみでしかない。 天美さんについては、こないだ特集記事を書きました。酒蔵立ち上げから、藤岡杜氏の来歴、味わいやお酒の紹介など、詳しく解説していますので、よろしければご覧ください。 それでは飲んでいきましょう。開栓は、さすがにもう大丈夫だろうと…

  • SUPERCALIFRAGILISTICEXPIALIDOCIOUS > おじいちゃん(ゆるキャン△)

    【SUPERCALIFRAGILISTICEXPIALIDOCIOUS( スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス) hop(ホップ)】 ホップ苦 渋い大人の 爽やかさ ひとつ前に続き、小西酒造さんの新製品低アル酒「SUPERCALIFRAGILISTICEXPIALIDOCIOUS」(スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス)、略称 #スパカリ です。水色の「kaoru」とは違い、こちらの「hop」は日本酒ではなく、ホップを加えた日本酒ベースのリキュール。 ホップというのは、ビールによく使われている苦味と香りを付ける植物。殺菌効果もあります。日本酒関連では、クラフトサ…

  • SUPERCALIFRAGILISTICEXPIALIDOCIOUS > 小川(となりのトトロ)[ジブリ酒]

    【SUPERCALIFRAGILISTICEXPIALIDOCIOUS( スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス) kaoru(カオル)】 薄軽口 炭酸シュワシュワ ほの甘苦 スーパーに、見慣れないお酒があったから買ってきました。この「SUPERCALIFRAGILISTICEXPIALIDOCIOUS」(スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス)というのは、1964年の映画「メリー・ポピンズ」の劇中歌。34文字もある長い英単語として有名です。意味は、素晴らしい とか 信じられない とかの感じですが、もはや長いということが目的の単語ですね。これ、日本語なら「ヤバい」の…

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